JP2000106017A - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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JP2000106017A
JP2000106017A JP10274865A JP27486598A JP2000106017A JP 2000106017 A JP2000106017 A JP 2000106017A JP 10274865 A JP10274865 A JP 10274865A JP 27486598 A JP27486598 A JP 27486598A JP 2000106017 A JP2000106017 A JP 2000106017A
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reflector
silver
resin
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Mamoru Murakoshi
護 村越
Kazuhiro Yamazaki
一廣 山▲崎▼
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Koito Manufacturing Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/30Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by reflectors
    • F21S41/37Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by reflectors characterised by their material, surface treatment or coatings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V7/00Reflectors for light sources
    • F21V7/22Reflectors for light sources characterised by materials, surface treatments or coatings, e.g. dichroic reflectors
    • F21V7/28Reflectors for light sources characterised by materials, surface treatments or coatings, e.g. dichroic reflectors characterised by coatings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21WINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO USES OR APPLICATIONS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS
    • F21W2102/00Exterior vehicle lighting devices for illuminating purposes
    • F21W2102/10Arrangement or contour of the emitted light
    • F21W2102/13Arrangement or contour of the emitted light for high-beam region or low-beam region
    • F21W2102/135Arrangement or contour of the emitted light for high-beam region or low-beam region the light having cut-off lines, i.e. clear borderlines between emitted regions and dark regions

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アルミ蒸着リフレクターでは得られない高反
射率が得られる銀蒸着リフレクターを備えた車両用灯具
の提供。 【解決手段】 光源14と、FRP製リフレクター基材
18の表面に銀蒸着膜19aからなる反射面19が設け
られたリフレクター16と、を備えた車両用灯具であっ
て、リフレクター基材18と銀蒸着膜19a間に形成さ
れるアンダーコート層19aおよび銀蒸着膜19bの上
に形成されるトップコート層19cを、高温下でのガス
バリアー性に優れた変性シリコン樹脂で形成し、銀蒸着
膜19bが変色したり腐食したりしない耐久性に優れた
高反射率の反射面19が得られ、灯具の光量アップと、
コンパクト化が達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源光を反射する
リフレクターを備えた車両用灯具に係わり、特に、リフ
レクターの反射面が銀蒸着膜で形成されている車両用灯
具に関する。
【0002】
【従来の技術】ヘッドランプなどの高光度を必要とする
車両用灯具に用いられるリフレクターとしては、リフレ
クター基材の表面にアルミ蒸着処理を施して、反射面が
アルミ蒸着膜で構成されているアルミ蒸着リフレクター
が一般に知られている。
【0003】図3に示すように、アルマイト材の光線反
射率(図3符号C参照)が波長の違いによって80〜9
0%の中で大きく変動するのに対し、アルミ蒸着リフレ
クターは、全波長域において90%(図3符号B参照)
という高い一定の光線反射率が得られることから、ヘッ
ドランプのみならず、その他の車両用灯具にも広く利用
されている。
【0004】しかし、アルミ蒸着リフレクターが高い光
線反射率(90%)をもつといっても、まだ10%近く
もの光量をロスしており、光線反射率のさらに高い反射
面をもつリフレクターを備えた灯具が希求されていた。
【0005】一方、屋内照明器具業界では、ルーバーや
ダウンライトといった屋内照明器具の反射面として、光
線反射率99%(図3符号A参照)の銀蒸着膜が開発さ
れた。銀素材は、その光線反射率が極めて高いという利
点がある反面、非常に腐食(酸化劣化)しやすいという
欠点がある。従来、この欠点をカバーできる塗装剤(ア
ンダーコートやトップコート)がなかったため、反射素
材として実用に至らなかった。しかし、最近の屋内照明
器具業界において、銀蒸着面への密着性、耐久性(耐腐
食性、耐摩傷性等)に優れた保護塗装剤(アンダーコー
トやトップコート)が開発され、ルーバーやダウンライ
トといった屋内照明器具に銀蒸着板が採用されるに至っ
た。
【0006】即ち、アンダーコート層として、熱硬化型
のエポキシ樹脂を4〜6μmの厚さに形成し、トップコ
ート層として、シリコンアクリル樹脂を6〜8μmの厚
さに形成したもので、これらは、銀への密着性がよく、
リフレクター基材および空気中からの湿気や有機ガスを
十分バリアできる、即ちバリア性に優れているというも
のである。具体的には、銀は、水分、酸素(熱酸素)に
より酸化銀を生成し、亜硫酸ガス(汗、排気ガス)等に
より硫化銀を生成することから、空気中の湿気や亜硫酸
ガスなどにより、容易に変色したり腐食したりするが、
熱硬化型エポキシ樹脂製のアンダーコート層やシリコン
アクリル樹脂製のトップコート層によって、変色や腐食
が妨げられて耐久性が高められたものとなっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、発明者は、屋
内照明器具における銀蒸着板に形成されている銀蒸着膜
構造を、車両用灯具用のリフレクターにそのまま適用し
たところ、次のような問題が生じた。
【0008】まず第1に、耐熱(180度)試験により
アンダーコート層(エポキシ樹脂)にフクレが発生した
り、トップコート層(シリコンアクリル樹脂)が黄変す
るという問題が生じた。
【0009】第2に、剥離試験において剥離し、リフレ
クター基材であるFRP樹脂に対するアンダーコート層
(エポキシ樹脂)の密着性が不十分であるという問題が
生じた。
【0010】さらに、第3に、アンダーコート層(エポ
キシ樹脂)にヒケが発生したり、銀蒸着膜の表面に凹凸
が生じる等の外観上の問題が生じた。
【0011】発明者が検討した結果、フクレは、アンダ
ーコート層とリフレクター基材(FRP樹脂)との密着
性が十分でないために、アンダーコート層とリフレクタ
ー基材(FRP樹脂)間の非密着領域(空気層)が高温
雰囲気下で膨張することで発生すると推定される。ま
た、トップコート層の黄変は、熱劣化のためと解され
る。
【0012】また、灯具用のリフレクター基材(FRP
樹脂)の表面平滑度が屋内照明器具におけるリフレクタ
ー基材(6−ナイロンやABS樹脂)の表面平滑度に比
べて劣るため、アンダーコート層が薄いとリフレクター
基材(FRP樹脂)の表面粗さRa(0.1〜0.2μ
m)をアンダーコート層で吸収できず、アンダーコート
層にヒケが生じたり、反射面が凹凸となって、光が散乱
し、つやがなくなり、正反射率が低下することがわかっ
た。
【0013】そこで、発明者は、実験と考察を重ねた結
果、変性シリコン樹脂は、高温下でのガスバリア性に優
れるとともに、リフレクター基材であるFRP樹脂とあ
る程度の密着性をもつことから、この変性シリコン樹脂
をアンダーコート層およびトップコート層構成用の塗料
として用いることが望ましいことを見いだした。さら
に、アンダーコート層を構成する変性シリコン樹脂塗料
の樹脂成分比やアンダーコート層の厚さを調整したり、
アンダーコート層を構成する変性シリコン樹脂塗料に改
質剤や硬化触媒等を添加することで、前記した問題点を
解決できることを確認し、この度、本発明を提案するに
至ったものである。
【0014】本発明は前記従来技術の問題点および発明
者の知見に基づいてなされたもので、その目的は、アル
ミ蒸着リフレクターでは得られない高反射率が得られる
銀蒸着リフレクターを備えた車両用灯具を提供すること
にある。
【0015】
【課題を解決するための手段及び作用】前記目的を達成
するために、請求項1に係わる車両用灯具においては、
光源と、FRP製リフレクター基材の表面に銀蒸着膜か
らなる反射面が設けられたリフレクターと、を備えた車
両用灯具であって、前記リフレクター基材と銀蒸着膜間
に形成されるアンダーコート層および銀蒸着膜の上に形
成されるトップコート層を、高温下でのガスバリアー性
に優れた変性シリコン樹脂で構成するようにしたもので
ある。銀蒸着膜からなる反射面の光線反射率は99%
で、灯具の光度がアップする。また、銀蒸着膜からなる
反射面は、アルミ蒸着面とは異なる落ち着いた淡いピン
ク色に見える。アンダーコート層およびトップコート層
を構成する変性シリコン樹脂は、耐熱性及びガスバリア
性に優れ、しかもリフレクター基材(FRP樹脂)とあ
る程度の密着性をもつことから、銀蒸着膜の変色や腐食
が阻止されて、銀蒸着反射面における高反射率が長期に
わたり保証される。請求項2においては、請求項1記載
の車両用灯具において、前記アンダーコート層を、樹脂
成分比40重量%以上の変性シリコン樹脂塗料を塗布す
ることで10〜20μmの膜厚に形成するようにしたも
のである。リフレクター基材(FRP樹脂)の表面粗さ
をアンダーコート層で吸収するためには、アンダーコー
ト層の膜厚を10μm以上にする必要があり、そのため
には、アンダーコート層を構成する変性シリコン樹脂塗
料の樹脂成分比を40重量%以上とすることが望まし
い。また、アンダーコート層の膜厚は、厚くなるほど、
アンダーコート層の乾燥硬化工程において、ダレが発生
しやすい。特に、リフレクターの有効反射面がF値の異
なる複数のステップで構成されている場合には、アンダ
ーコート層の膜厚が厚いほど、ステップ間の段差部にダ
レが生じやすい。したがって、ダレの発生を阻止する観
点から、アンダーコート層の膜厚は20μm以下が望ま
しい。請求項3においては、請求項2に記載の車両用灯
具において、前記変性シリコン樹脂塗料中に、前記リフ
レクター基材中の樹脂成分と密着性のよい改質剤として
の樹脂材と、前記リフレクター基材中のガラス繊維成分
と密着性のよいシランカップリング剤と、塗膜の硬化を
促進しかつ架橋密度を高める硬化触媒とを添加するよう
にしたものである。改質剤は、リフレクター基材(FR
P樹脂)中の樹脂成分との密着性に優れ、シランカップ
リング剤は、リフレクター基材(FRP樹脂)中のガラ
ス繊維成分との密着性に優れているので、アンダーコー
ト層のリフレクター基材(FRP樹脂)への密着性が向
上する。硬化触媒は、塗膜の硬化を促進しかつ架橋密度
を高めるので、アンダーコート層が短時間で硬化すると
ともに、アンダーコート層のリフレクター基材(FRP
樹脂)への密着性も向上する。請求項4においては、請
求項1〜3のいずれかに記載の車両用灯具において、前
記光源を放電バルブで構成するようにしたものである。
放電バルブの点灯の際に、放電バルブから発生する約3
50nm以下の波長域の光(人体や合成樹脂製の灯具構
成部材にとって有害な波長域の紫外線)は、銀蒸着膜で
吸収される。請求項5においては、請求項4に記載の車
両用灯具において、前記リフレクターの銀蒸着膜をアー
スするようにしたものである。放電バルブの点灯の際
に、放電バルブから発生する電磁波は、放電バルブ後端
部を取り囲む導電性電磁波遮蔽部材である銀蒸着膜によ
って遮蔽される。請求項6においては、請求項1〜5の
いずれかに記載の車両用灯具において、前記光源を挿着
したリフレクターは、エイミング機構によりランプボデ
ィに対し傾動可能に支持されるとともに、リフレクター
の周りには、リフレクターとランプボディの前面開口部
間の隙間を隠すエクステンションリフレクターが配設さ
れ、前記エクステンションリフレクターを、エクステン
ションリフレクター基材の表面に銀蒸着膜からなる反射
面が形成された銀蒸着リフレクターで構成するようにし
たものである。エクステンションリフレクターは、リフ
レクターとランプボディ間の隙間を隠すとともに、ラン
プボディ(灯室)内全体を鏡面色に見せて、見栄えを向
上するべく作用するが、リフレクターおよびエクステン
ションリフレクターの反射面が銀蒸着膜であるため、非
点灯時の灯室内全体が落ち着いた淡いピンク色に見え
る。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、実
施例に基づいて説明する。
【0017】図1および図2は、本発明の一実施例を示
すもので、図1は本発明の一実施例である自動車用ヘッ
ドランプの縦断面図、図2は同ヘッドランプに設けられ
ているリフレクターの反射面の拡大断面図である。
【0018】これらの図において、符号10は、合成樹
脂製容器状のランプボディで、ランプボディ10の前面
開口部には、前面レンズ13が組付けられて灯室Sが画
成されている。灯室S内には、光源である放電バルブ1
4を挿着した放物面形状の合成樹脂製リフレクター16
が設けられている。
【0019】符号16aは、リフレクター16の後頂部
に形成されたバルブ挿着孔で、ここに放電バルブ14が
挿着されている。符号16bは、バルブ挿着孔16aに
設けられた焦点リング当接面16cを囲むように形成さ
れた円筒部で、この円筒部16bには、フランジ状の金
属製ソケットフィクチャー52が固定されている。ソケ
ットフィクチャー52には、バルブ固定用の線状ばね部
材12が設けられている。符号52aは、ばね部材12
を掛止するためのフックである。
【0020】バルブ14の前方には、グレア光の発生を
防ぐとともに、すれ違いビームのクリアカットラインを
形成するためのシェード22が配置されている。符号2
2aは、リフレクター16にネジ固定されたシェード2
2の脚である。そしてバルブ14の発光はリフレクター
16の有効反射面で反射され、前面レンズ13裏面に形
成されている配光制御ステップ13aによって前方所定
方向に配光されて、すれ違いビームの配光パターンが形
成される。
【0021】バルブ14を挿着一体化したリフレクター
16は、玉継手構造の一個の固定支点と一対の前後移動
支点とから構成されたエイミング機構(図示せず)によ
って、固定支点と前後移動支点とを結ぶ傾動軸の周りに
傾動可能に支持されている。灯室S内におけるランプボ
ディ10の前面開口部前縁には、リフレクター16の前
縁に沿って枠状に延在して、リフレクター16とランプ
ボディ10間の隙間を隠すエクステンションリフレクタ
ー60が配設されている。
【0022】リフレクター16およびエクステンション
リフレクター60は、図2に示すように、リフレクター
基材18(61)の表面に銀蒸着膜19bからなる反射
面19(62)が設けられ、反射面19(62)での光
線反射率が99%の銀蒸着リフレクターで構成されてい
る。即ち、銀蒸着反射面19(62)は、FRP製リフ
レクター基材18(61)の上に透明なアンダーコート
層19aが形成され、その上に銀蒸着膜19bが形成さ
れ、さらにその上に透明なトップコート層19cが形成
された構造となっている。
【0023】したがって、本実施例では、リフレクター
16およびエクステンションリフレクター60の銀蒸着
反射面19(62)によって、非点灯時の灯室S内全体
が従来のヘッドランプにはない落ち着いた淡いピンク色
に見える。なお、リフレクター16およびエクステンシ
ョンリフレクター60の銀蒸着反射面19(62)の構
造については、後に詳細に説明する。
【0024】ランプボディ10の背面壁の、リフレクタ
ー16のバルブ挿着孔17に対応する位置には、バルブ
交換用の開口部11が設けられ、開口部11には、バヨ
ネット係合により後方から簡単に着脱可能なカバー31
が取り付けられている。符号31aは、カバー側の爪、
符号11aは、開口部11の内周面に形成された爪係合
用の内フランジ状突起、符号11bは、開口部11とカ
バー31間の係合部をシールするためのOリングであ
る。また符号31bは、カバー31の背面に放射状に突
設されたリブで、カバー31の把持およびカバー31の
回動操作を容易にするためのものである。
【0025】符号40は、放電バルブ(のアークチュー
ブ)14に高電圧を印加してアークチューブの電極間に
放電を開始させるためのスタータ回路と、アークチュー
ブの電極間に安定した放電を継続して行わしめるための
バラスト回路を収容一体化した重量のあるスタータ・バ
ラスト回路ユニットで、締結ねじや凹凸ランス係合等の
所定の固定手段(図示せず)によって、ランプボディ1
0の下面壁外側に固定されている。
【0026】またランプボディ10下面壁のユニット4
0の取付位置には、コード挿通孔10aが設けられお
り、ユニット40の点灯回路から延びるシールドケーブ
ル42が、この孔10aから灯室S内に入り、コネクタ
ー44を介して放電バルブ14に電気接続されている。
【0027】また、リフレクター16の前面に形成され
ている銀蒸着膜19bは、バルブ挿着孔16aの内周面
から円筒部16bの端面にまで形成されている。そし
て、円筒部16bの端面には、導電性良好な金属製ソケ
ットフィクチャー52がねじ固定されている。そして、
このソケットフィクチャー52の外周縁部には、掛止爪
52bが形成され、この掛止爪52bに基部を挟持され
たコネクタカバー54が取着一体化されて、放電バルブ
14のリフレクター16後方への突出部およびコネクタ
44がコネクタカバー54で覆われた形態に保持されて
いる。なお、円筒部16bの端面に形成された銀蒸着膜
19bは、トップコート層19cで覆われることなく露
出して、ソケットフィクチャー52との電気的接続が確
保されている。
【0028】コネクタカバー54は、導電性良好なアル
ミニウム製で、シールドケーブル42およびスタータ・
バラスト回路ユニット40の導電性ハウジング41を介
して、バッテリーのマイナス端子に接続されることでア
ースされており、放電バルブ14に接続されたコネクタ
ー44において発生する電磁波は、このコネクタカバー
54によって遮蔽されるようになっている。
【0029】即ち、コネクタカバー54は、ケーブル挿
通孔54a位置において、シールドケーブル42の被覆
金属メッシュ層42aと電気的に接続され、シールドケ
ーブル42の金属メッシュ層42aはスタータ・バラス
ト回路ユニット40の導電性ハウジング41に電気的に
接続され、この導電性ハウジング41は、バッテリーか
らバラスト・スタータ回路ユニット40に延びる電力コ
ード43のマイナス側に電気的に接続されている。
【0030】さらにまた、バルブ14を包囲するリフレ
クター16の反射面19は、導電性良好な銀蒸着膜19
bで構成されており、この銀蒸着膜19bは、円筒部1
6bに固着された金属製ソケットフィクチャー52を介
して、コネクタカバー54と電気的に接続されている。
したがって、バルブ14から発生する電磁波は、この銀
蒸着膜19bによって遮蔽されるようになっている。
【0031】このように、本実施例では、放電バルブ1
4の点灯時に、放電バルブ14,コネクター44および
シールドケーブル42から発生する電磁波は、銀蒸着膜
19b、コネクタカバー54およびシールドケーブル4
2によって遮蔽されて、放電バルブ14の点灯に伴う電
磁ノイズのランプボディ10外部への漏出が確実に防止
されている。
【0032】また、本実施例では、放電バルブ14の点
灯時に、放電バルブ14から放射される光のうち、人体
等に有害な波長域の紫外線は、リフレクター16やエク
ステンションリフレクター60の銀蒸着膜19bによっ
て吸収されてしまうため、前面レンズ13を介して前方
へ出射される光の中には、人体等に有害な波長域の紫外
線はほとんど含まれないこととなる。
【0033】次に、リフレクター16の銀蒸着反射面1
9について説明する。
【0034】反射面19は、前記したように、FRP製
リフレクター基材18の表面に、アンダーコート層19
a、銀蒸着膜19b、トップコート層19cが積層一体
化された構造で、アンダーコート層19aおよびトップ
コート層19cは、高温下でのガスバリアー性に優れた
変性シリコン樹脂で構成されており、これによって、銀
蒸着膜19bの変色や腐食が確実に阻止されて、長期に
わたり反射面19(銀蒸着膜19b)の高反射率が維持
される。
【0035】具体的には、アンダーコート層19aは、
樹脂成分比45重量%の変性シリコン樹脂塗料(大日本
インキ株式会社製HC−6220、以下HC−6220
という)を塗布することで、屋内照明用器具の銀蒸着反
射面に形成されたアンダーコート層よりも厚い10〜2
0μmの膜厚に形成されており、アンダーコート層19
aがリフレクター基材(FRP樹脂)18の表面粗さR
a(0.1〜0.2μm)を吸収できるようになってい
る。
【0036】即ち、反射面19を形成するには、まずリ
フレクター基材18に変性シリコン樹脂塗料( HC−
6220)を塗布し乾燥してアンダーコート層19aを
形成するが、10μm以上の比較的厚いアンダーコート
層19aによって、リフレクター基材(FRP樹脂)表
面の凹凸が吸収されて平滑化されるのである。また、ア
ンダーコート層19aの乾燥硬化工程において、ダレの
発生を阻止するためには、アンダーコート層19aの膜
厚を20μm以下にすることが望ましく、例えば、本実
施例では、膜厚14μmとされている。
【0037】また、アンダーコート層19aを構成する
変性シリコン樹脂塗料( HC−6220)中には、リ
フレクター基材(FRP樹脂)18中の樹脂成分と密着
性のよい改質剤としての樹脂材と、リフレクター基材
(FRP樹脂)18中のガラス繊維成分と密着性のよい
シランカップリング剤と、塗膜の硬化を促進しかつ架橋
密度を高める金属塩タイプの硬化触媒とが添加されてい
る。
【0038】改質剤を加えることで、リフレクター基材
(FRP樹脂)18中の樹脂成分との密着性が高まり、
シランカップリング剤を加えることで、リフレクター基
材(FRP樹脂)18中のガラス繊維成分との密着性が
高まり、この結果、アンダーコート層19a全体のリフ
レクター基材(FRP樹脂)18への密着性が高められ
ている。また硬化触媒を加えることで、アンダーコート
層19aの硬化が促進され、かつ架橋密度も高められる
ので、アンダーコート層19aの硬化に要す時間が短縮
されるとともに、アンダーコート層19aのリフレクタ
ー基材(FRP樹脂)18への密着性も高められて、耐
候性が向上したものとなっている。
【0039】なお、アンダーコート層19aを構成する
変性シリコン樹脂塗料( HC−6220)中に含まれ
る変性シリコン樹脂と改質剤とシランカップリング剤と
硬化触媒との調合比(重量比)は、耐熱性、ガスバリア
性および密着性等に最適な130:1.5:5:5に調
整されている。
【0040】また、乾燥したアンダーコート層19aの
上には、銀スパッタリングにより銀蒸着膜19bを10
0〜300μmの膜厚に形成する。100μm以下では
反射率が低くなり、300μm以上では反射率に差がな
くなることから、本実施例では、120μmの膜厚に形
成されている。
【0041】そして、最後に、変性シリコン樹脂を主成
分とする耐熱性,ガスバリア性に優れるとともに、銀に
対し密着性をもつ樹脂塗料を塗布し乾燥して、6〜10
μmの膜厚にトップコート層19cを形成する。
【0042】トップコート層19cを構成する樹脂塗料
としては、樹脂成分比14%の変性シリコン樹脂塗料
(大日本インキ株式会社製HC−6219、以下HC−
6219という)と、樹脂成分比22%の変性シリコン
樹脂塗料(大日本インキ株式会社製HC−6202、以
下HC−6202という)からなる2液硬化型の樹脂塗
料が使用される。トップコート層19cの膜厚は、6μ
m以下ではバリア性が低下し、10μm以上ではダレが
発生し易くなるため、本実施例では、8μmの膜厚に形
成されている。
【0043】なお、エクステンションリフレクター60
に形成されている銀蒸着反射面62の構造は、リフレク
ター16に形成されている銀蒸着反射面19の構造と同
一であるため、その説明は省略する。
【0044】また、前記実施例では、エクステンション
リフレクター60の基材61がリフレクター基材18と
同様のFRP樹脂で構成されているが、エクステンショ
ンリフレクター60はバルブ14から十分に離間してお
り、リフレクター16に要求されるほどの耐熱性は要求
されない。したがって、エクステンションリフレクター
基材61の素材はFRP樹脂に限られるものではなく、
PC樹脂,ABS樹脂,AAS樹脂,PP樹脂,PET
/PBT樹脂等のFRP樹脂に比べ耐熱性の低い合成樹
脂であってもよい。
【0045】さらに、エクステンションリフレクター6
0の銀蒸着反射面62を構成するアンダーコート層19
aやトップコート層19cについても、 リフレクター
16に用いられた耐熱性樹脂塗料(アンダーコート層や
トップコート層)ほどの耐熱性は要求されないので、こ
れらよりも耐熱性基準のゆるい樹脂塗料であってもよ
い。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に係る車両用灯具によれば、灯室内が淡いピンク色を
呈するので、従来の灯具にはない落ち着いた高級感が醸
し出される。また、従来の灯具に比べて、光量がアップ
するので、バルブの容量を小さくできる。また、リフレ
クターの面積を小さくすることで、灯具自体をコンパク
ト化することもできる。また、アンダーコート層および
トップコート層に耐熱性及びガスバリア性に優れた変性
シリコン樹脂を用いたので、耐久性に優れた銀蒸着反射
面が得られ、長期にわたって一定の光量が保証される。
請求項2によれば、リフレクター基材(FRP樹脂)の
表面粗さがアンダーコート層で吸収されるので、平滑な
銀蒸着反射面が得られ、高い反射効率を確保できる。請
求項3によれば、剥がれはもちろん、フクレや黄変のな
い耐久性に優れた銀蒸着反射面が得られるので、一定の
照度が長期にわたって保証される。請求項4によれば、
放電バルブの使用により光度がアップする。また、放電
バルブから発生する有害な波長域の紫外線が銀蒸着膜で
吸収されるので、有害な紫外線を除去する手段を別途設
ける必要もない。請求項5によれば、放電バルブを取り
囲む導電性電磁波遮蔽部材である銀蒸着膜によって放電
バルブにおいて発生する電磁波ノイズの灯具外への漏出
が防止されるので、灯具周辺の電装品への電磁ノイズの
影響を少なくできる。請求項6によれば、非点灯時の灯
室内全体が高級感ある落ち着いた淡いピンク色に見える
ので、アルミ蒸着リフレクターを備えた車両用灯具との
明確な差別化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である自動車用ヘッドラ
ンプの縦断面図
【図2】同ランプに設けられたリフレクターの反射面の
拡大断面図
【図3】銀蒸着膜とアルミ蒸着膜とアルミナ材の光線反
射率特性図
【符号の説明】
S 灯室 10 ランプボディ 13 前面レンズ 14 光源である放電バルブ 16 リフレクター 18 FRP製リフレクター基材 19 リフレクターの反射面 19a アンダーコート層 19b 銀蒸着膜 19c トップコート層 40 スタータ回路・バラスト回路ユニット 41 導電性ユニットハウジング 42 シールドケーブル 42a 金属メッシュ層 44 コネクター 52 金属製ソケットフィクチャー 54 金属製コネクタカバー 60 エクステンションリフレクター

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、FRP製リフレクター基材の表
    面に銀蒸着膜からなる反射面が設けられたリフレクター
    と、を備えた車両用灯具であって、前記リフレクター基
    材と銀蒸着膜間に形成されたアンダーコート層および銀
    蒸着膜の上に形成されたトップコート層が、高温下での
    ガスバリアー性に優れた変性シリコン樹脂で構成された
    ことを特徴とする車両用灯具。
  2. 【請求項2】 前記アンダーコート層は、樹脂成分比4
    0重量%以上の変性シリコン樹脂塗料を塗布することで
    10〜20μmの膜厚に形成されたことを特徴とする請
    求項1記載の車両用灯具。
  3. 【請求項3】 前記変性シリコン樹脂塗料中には、前記
    リフレクター基材中の樹脂成分と密着性のよい改質剤と
    しての樹脂材と、前記リフレクター基材中のガラス繊維
    成分と密着性のよいシランカップリング剤と、塗膜の硬
    化を促進しかつ架橋密度を高める硬化触媒とが添加され
    たことを特徴とする請求項2に記載の車両用灯具。
  4. 【請求項4】 前記光源は、放電バルブで構成されたこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車両用
    灯具。
  5. 【請求項5】 前記リフレクターの銀蒸着膜がアースさ
    れたことを特徴とする請求項4に記載の車両用灯具。
  6. 【請求項6】 前記光源を挿着したリフレクターは、エ
    イミング機構によりランプボディに対し傾動可能に支持
    されるとともに、リフレクターの周りには、リフレクタ
    ーとランプボディの前面開口部間の隙間を隠すエクステ
    ンションリフレクターが配設され、前記エクステンショ
    ンリフレクターは、エクステンションリフレクター基材
    の表面に銀蒸着膜からなる反射面が形成された銀蒸着リ
    フレクターで構成されたことを特徴とする請求項1〜5
    のいずれかに記載の車両用灯具。
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