JP2000104990A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2000104990A
JP2000104990A JP10276849A JP27684998A JP2000104990A JP 2000104990 A JP2000104990 A JP 2000104990A JP 10276849 A JP10276849 A JP 10276849A JP 27684998 A JP27684998 A JP 27684998A JP 2000104990 A JP2000104990 A JP 2000104990A
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JP
Japan
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filter
filters
air
air conditioner
heat exchanger
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Application number
JP10276849A
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English (en)
Inventor
Hideaki Koizumi
英明 小泉
Akimoto Suzuki
章元 鈴木
Hideo Harada
英生 原田
Kazuhiro Oishi
一広 大石
Tetsuya Iizuka
哲矢 飯塚
Hironobu Tazawa
広展 田澤
Masayuki Oishi
雅之 大石
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数フィルタを熱交換器に対し空気通過抵抗
特性(空気圧損)を考慮したフィルタ配置とした空気調
和機を提供すること。 【解決手段】 送風機、熱交換器等を内蔵し、枠体に設
けた空気吸込口に互いに異なる性能、性質を有する複数
種類のフィルタを装着した空気調和機において、異なる
複数フィルタを熱交換器の短手方向に分割して配置した
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気調和機のフ
ィルタ枠構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5、6は例えば特開昭63−1941
39号公報に示された従来の空気調和機の脱臭フィルタ
を示す図である。図において、室内に設置する空気調和
機1の枠体2の前面に空気吸込口のグリル3が設けら
れ、その空気吸込口のグリル3の内側(内蔵された熱交
換器の前面)の全面に同一面積の2枚の脱臭フィルタ
4,5が横に並べて取り付けられている。この脱臭フィ
ルタ4,5の背後に熱交換器および送風機(いずれも図
示せず)が内蔵されている。枠体2の下部に空気吹出口
6が設けられ、フラップ7により開閉および吹出方向の
調整が行われる。前記脱臭フィルタ4,5の脱着方法は
空気調和機の機種によっても異なるが、グリル3を開く
か取り外すなどして行うことが出来る。
【0003】次に動作について説明する。従来の空気調
和機の脱臭フィルタにおいては、脱臭フィルタ4,5が
空気吸込口のグリル3の内側で熱交換器の風上側である
前面に同一面上に並べられているので吸い込まれる空気
は通過するフィルタが1枚であるため通過抵抗は何ら悪
影響を受けることがなく脱臭効果を得ることが出来る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気調和機のフ
ィルタ構造は以上のように構成されているため、異種フ
ィルタを左右に配置することとなり、各々の空気通過抵
抗特性が異なったりすると片寄った送風特性となり空気
調和機の性能としても良いものではない等の問題点があ
った。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、第1の目的は複数フィルタを
熱交換器に対し空気通過抵抗特性(空気圧損)を考慮し
たフィルタ配置とした空気調和機を提供することであ
る。
【0006】また、第2の目的は、上記のような問題点
を解消するフィルタ枠の出荷時の梱包性及び梱包スペー
スの縮小を図るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る空気調和
機は、送風機、熱交換器等を内蔵し、枠体に設けた空気
吸込口に互いに異なる性能、性質を有する複数種類のフ
ィルタを装着した空気調和機において、異なる複数フィ
ルタを熱交換器の短手方向に分割して配置したものであ
る。
【0008】また、異なる複数フィルタで構成されるフ
ィルタ枠を一体成形としたものである。
【0009】また、熱交換器の縦断面形状に合わせて異
種フィルタを配置したものである。
【0010】また、空気通過抵抗特性の小さいフィルタ
を熱交換器の前面、空気通過抵抗特性の大きいフィルタ
を前記熱交換器の斜面に配置したものである。
【0011】また、空気通過抵抗特性の大きいフィルタ
を熱交換器の前面、空気通過抵抗特性の小さいフィルタ
を熱交換器の斜面に配置したものである。
【0012】また、異なる複数フィルタ境界部を回転可
能としたものである。
【0013】また、異なる複数フィルタ境界部を脱着可
能としたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図面を参照して説明する。図1は実施の
形態1による空気調和機の断面図、図2は実施の形態1
による空気調和機の要部斜視図である。図1、2におい
て、室内に設置する空気調和機1の枠体2の前面に空気
吸込口のグリル3が設けられ、その空気吸込口のグリル
3の内側(内蔵された熱交換器8の前面)に熱交換器8
の短手方向に熱交換器8の断面形状に合わせて分割して
配置したフィルタ枠9が取り付けられている。このフィ
ルタ枠9の背後に熱交換器8および送風機10が内蔵さ
れている。枠体2の下部に空気吹出口6が設けられ、フ
ラップ7により開閉および吹出方向の調整が行われる。
【0015】前記フィルタ枠9の脱着方法は空気調和機
の機種によっても異なるが、グリル3を開くか取り外す
などして行うことが出来る。フィルタ枠9は異種フィル
タ(脱臭フィルタ11,空清フィルタ12)がセットさ
れており一体成形したものである。フィルタ枠内の異種
フィルタ(脱臭フィルタ11,空清フィルタ12)の配
置は各々の特性による空気通過抵抗特性(空気圧損)を
考慮し配置されており、例えば実施の形態1の場合は空
気通過抵抗特性の小さい空清フィルタ12を熱交換器8
の前面、空気通過抵抗特性の大きい脱臭フィルタを熱交
換器8の斜面に配置して、風量の低下を抑制している。
【0016】次に動作について説明する。このように構
成された空気調和機1のフィルタ枠9は、異種フィルタ
(脱臭フィルタ11,空清フィルタ12)が空気吸込口
のグリル3の内側で熱交換器8の風上側に並べられてい
るので吸い込まれる空気は前記異種フィルタ(脱臭フィ
ルタ11,空清フィルタ12)を通過し脱臭または空清
効果を得ることが出来る。また、フィルタ枠9は一体と
なっており脱着時は左右各々のフィルタ枠を脱着するこ
とにより作業は完了する。
【0017】また、リサイクル時には、異なるフィルタ
の並び方向に沿って(例えば、脱臭フィルタ11,空清
フィルタ12の順)リサイクル処理を行うことにより、
異種フィルタをそれぞれ別工程で処理することができ
る。
【0018】上述の実施の形態では、空気通過抵抗特性
の小さい空清フィルタ12を熱交換器8の前面、空気通
過抵抗特性の大きい脱臭フィルタ11を熱交換器8の斜
面に配置したが、逆の配置にしてもよく、その場合は風
の流れは均一になる。また、フィルタ枠9は一体のもの
を示したが、別体でもよい。
【0019】実施の形態2.なお、上記実施の形態1の
フィルタ枠9は各々の異種フィルタ(脱臭フィルタ1
1,空清フィルタ12)がセットされている一体成形品
であったが、図3に示すようにフィルタ枠9の異種フィ
ルタ境界部を回転可能、または、図4に示すような脱着
可能にすることにより、熱交換器8の断面形状とは異な
った直線的なフィルタ枠形状が得られる。
【0020】以上の様に構成されたフィルタ枠9は出荷
時の梱包形態がフラット形状となり、装着時にフィルタ
枠9の異種フィルタ境界部を回転または取り付けするこ
とにより形状を復元させ空気調和機1に装着することが
出来る。
【0021】
【発明の効果】この発明に係る空気調和機は、送風機、
熱交換器等を内蔵し、枠体に設けた空気吸込口に互いに
異なる性能、性質を有する複数種類のフィルタを装着し
た空気調和機において、異なる複数フィルタを熱交換器
の短手方向に分割して配置したので、熱交換器の長手方
向における空気通過抵抗特性が異なったりすることがな
く均一した空力性能を得ることが出来る。
【0022】また、異なる複数フィルタで構成されるフ
ィルタ枠を一体成形としたので、フィルタ枠の脱着時の
作業も異種フィルタ毎行うこともなく容易となる。
【0023】また、熱交換器の縦断面形状に合わせて異
種フィルタを配置したので、フィルタを効率よく利用で
きる。
【0024】また、空気通過抵抗特性の小さいフィルタ
を熱交換器の前面、空気通過抵抗特性の大きいフィルタ
を前記熱交換器の斜面に配置したので、風量の低下を抑
制できる。
【0025】また、空気通過抵抗特性の大きいフィルタ
を熱交換器の前面、空気通過抵抗特性の小さいフィルタ
を熱交換器の斜面に配置したので、風量を均一化でき
る。
【0026】また、異なる複数フィルタ境界部を回転可
能としたので、熱交換器の断面形状とは異なった直線的
なフィルタ枠形状が得られ出荷時の梱包形態がフラット
となり梱包性および梱包スペースの向上が図れる。
【0027】また、異なる複数フィルタ境界部を脱着可
能としたので、熱交換器の断面形状とは異なった直線的
なフィルタ枠形状が得られ出荷時の梱包形態がフラット
となり梱包性および梱包スペースの向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による空気調和機を
示す断面図である。
【図2】 実施の形態1による空気調和機の要部斜視図
である。
【図3】 実施の形態2による空気調和機の要部斜視図
である。
【図4】 実施の形態2による空気調和機の要部斜視図
である。
【図5】 従来の空気調和機を示す斜視図である。
【図6】 従来の脱臭フィルタを示す平面図である。
【符号の説明】
1 空気調和機、2 枠体、3 グリル、4 脱臭フィ
ルタ、5 脱臭フィルタ、6 吹出口、7 フラップ、
8 熱交換器、9 フィルタ枠、10 送風機、11
脱臭フィルタ、12 空清フィルタ。
フロントページの続き (72)発明者 原田 英生 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 大石 一広 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 飯塚 哲矢 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 田澤 広展 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 大石 雅之 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3L051 BA02 BB00 BB02 BB05 4D058 JA12 JA14 KA14 KB01 KC01 KC81 TA07 UA01 UA03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風機、熱交換器等を内蔵し、枠体に設
    けた空気吸込口に互いに異なる性能、性質を有する複数
    種類のフィルタを装着した空気調和機において、 前記異なる複数フィルタを前記熱交換器の短手方向に分
    割して配置したことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記異なる複数フィルタで構成されるフ
    ィルタ枠を一体成形としたことを特徴とする請求項1記
    載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記熱交換器の縦断面形状に合わせて異
    種フィルタを配置したことを特徴とする請求項1記載の
    空気調和機。
  4. 【請求項4】 空気通過抵抗特性の小さいフィルタを前
    記熱交換器の前面、空気通過抵抗特性の大きいフィルタ
    を前記熱交換器の斜面に配置したことを特徴とする請求
    項1記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】 空気通過抵抗特性の大きいフィルタを前
    記熱交換器の前面、空気通過抵抗特性の小さいフィルタ
    を前記熱交換器の斜面に配置したことを特徴とする請求
    項1記載の空気調和機。
  6. 【請求項6】 前記異なる複数フィルタ境界部を回転可
    能としたことを特徴とする請求項2記載の空気調和機。
  7. 【請求項7】 前記異なる複数フィルタ境界部を脱着可
    能としたことを特徴とする請求項2記載の空気調和機。
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