JP2000104312A - 衛生洗浄便座装置 - Google Patents

衛生洗浄便座装置

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JP2000104312A
JP2000104312A JP10291447A JP29144798A JP2000104312A JP 2000104312 A JP2000104312 A JP 2000104312A JP 10291447 A JP10291447 A JP 10291447A JP 29144798 A JP29144798 A JP 29144798A JP 2000104312 A JP2000104312 A JP 2000104312A
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JP
Japan
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power supply
power source
toilet seat
state monitoring
hot water
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JP10291447A
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English (en)
Inventor
Yoichi Murase
陽一 村瀬
Hiroshi Kurihara
浩 栗原
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者が実際に洗浄動作などの使用時以外つ
まり待機時においても、絶えず便座装置にAC100V
の電力が供給されており、電力の消費が問題となってい
る。 【解決手段】 AC100Vとは別の補助電源手段を設
け、待機時において、補助電源手段を用いるため、AC
100V(商用電源)の消費を全くなくすことができる
ため、電力の浪費を防ぐことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛生洗浄便座装置
に商用電源とは別に補助電源装置を設け、電力の浪費を
防ぐ制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電力量の増加は、発電所・工場などのC
O2排出による地球温暖化や、化石エネルギーの急速な
枯渇化などを招いている。省エネルギー化は、衛生洗浄
便座装置においても重要な問題のうちの1つである。従
来の衛生洗浄便座装置は、図2に示すように、1はAC
電源供給手段、2はAC−DC変換手段、3は制御手
段、4はAC動作負荷手段、5はDC動作負荷手段、6
は状態監視手段で構成されている。
【0003】一般的に衛生洗浄便座装置の電力源とし
て、衛生洗浄便座装置のコンセントや電源配線といった
AC電源供給手段1を通じて、AC100V(商用電
源)が使用されている。衛生洗浄便座装置内の動作負荷
は、温水ヒータや便座ヒータなどのAC100V(商用
電源)にて駆動するAC動作負荷手段4や、ノズルモー
タなどのDC24Vにて駆動したり、LEDなどのDC
5Vにて駆動するDC動作負荷手段5があり、状態監視
手段6である温水サーミスタ、便座サーミスタや、制御
手段3であるCPUもDC5Vにて駆動している。AC
100Vで動作する負荷は、電源から直接に供給されれ
ばよいが、DC24VまたはDC5Vといった直流電力
は、AC100V(商用電源)から、AC−DC変換手
段2によりAC−DC変換を行い形成されている。
【0004】ところで、衛生洗浄便座装置の制御におい
て、例えば、温水タンク内の温水制御の場合、使用時に
快適な吐水温度を保つために、待機時(非使用時)にお
いても、絶えず、状態監視手段6である温水サーミスタ
にて、温水タンク内温度を制御手段3であるCPUにて
随時判断し、該制御手段3の判定結果に基づき、AC動
作負荷手段4である温水ヒータの動作または非動作を行
っている。つまり、待機時においても、使用時に快適な
吐水温度を保つために、制御手段3であるCPUや、状
態監視手段6である温水サーミスタに、AC−DC変換
手段2によりAC−DC変換を行い形成されているDC
5Vを絶えず供給しなくてはいけない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】使用者が実際に洗浄動
作などの使用時以外つまり待機時においても、絶えず衛
生洗浄便座装置にAC100Vの電力が供給されている
こととなり、電力の消費が問題となっている。待機時に
電力の浪費を嫌う使用者は、衛生洗浄便座装置の使用が
終わったら、AC電力供給手段1であるコンセントを抜
くなどし、次回の使用時にはまたコンセントを投入する
ということを行い、待機時の電力の消費を防いでいた。
しかし、温水タンク内の水はいったん冷えると、快適温
度になるまでの加熱時間に4、5分かかるため、使用者
は快適に衛生洗浄便座装置を使うためには、その間待た
ねばならなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、AC電源供給手段を通じてAC電源(商
用電源)が供給され、またAC−DC変換手段によりD
C電源が形成され、状態監視手段によって、AC動作負
荷手段、DC動作負荷手段を制御する制御手段をもつ衛
生洗浄便座装置において、AC電源(商用電源)から形
成される電源とは別の補助電源手段と、該補助電源手段
により動作するAC電源スイッチング手段とトリガ状態
監視手段とサブ制御手段を加え、該トリガ状態監視手段
によりサブ制御手段がAC電源スイッチング手段を制御
し、該スイッチング手段がAC電源供給手段を通じる電
気の開閉を行う衛生洗浄便座装置であるので、待機時に
おいて、補助電源手段を用いるため、AC100V(商
用電源)の消費を全くなくすことができるため、電力の
浪費を防ぐことが可能となる。
【0007】請求項2は、補助電源手段が乾電池または
充電池である請求項1記載の衛生洗浄便座装置であるた
め、使用者は簡単に交換することが可能であるし、さら
に充電池を用い衛生洗浄便座装置の使用時に充電すれ
ば、半永久的に使用可能となる。
【0008】請求項3は、トリガ状態監視手段が、便座
温度サーミスタ、乾燥温度サーミスタ、温水温度サーミ
スタ、室内暖房サーミスタ、着座センサ、人体検知セン
サ、便座便ふた開閉センサ、トイレ扉開閉センサ、明暗
検知センサである請求項1記載の衛生洗浄便座装置であ
るため、待機時において、該トリガ状態監視手段である
部品を用い、その部品を通じてサブ制御手段が判断した
時のみ、衛生洗浄便座装置にAC電源を供給して、制御
するため、使用者が使用する際は、絶えず快適な状態で
衛生洗浄便座装置が制御される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の衛生洗浄便座装置は、図
1に示すように、1はAC電源供給手段、2はAC−D
C変換手段、3は制御手段、4はAC動作負荷手段、5
はDC動作負荷手段、6は状態監視手段、7はAC電源
スイッチング手段、8はサブ制御手段、9は補助電源手
段、10はトリガ状態監視手段にて構成されている。な
お図1において実線は電源ラインの結合を示し、鎖線は
信号ラインの結合を示す。
【0010】本発明の衛生洗浄便座装置は、従来の衛生
洗浄便座装置に比べて、AC電源スイッチング手段7、
サブ制御手段8、補助電源手段9、トリガ状態監視手段
10が付加した構成である。補助電源手段9は、AC電
源(商用電源)から形成される電源とは別の電源であ
り、該補助電源手段9により、AC電源スイッチング手
段7とトリガ状態監視手段10とサブ制御手段8を動作
させる。
【0011】温水タンク内の温水温度制御を考えた場
合、該トリガ状態監視手段10に温水サーミスタ用い、
温水サーミスタの値をサブ制御手段8が判断し、トライ
アックやトランジスタで構成されるAC電源スイッチン
グ手段7がAC電源供給手段1を通じる電気の開閉を行
う。このとき、サブ制御手段8は、制御手段3が兼ねて
いても可能である。つまり、温水サーミスタの検知によ
る温水タンク内の温度が快適温度以下になったとサブ制
御手段8が判断した場合のみ、AC電源スイッチング手
段7により、AC電源供給手段1を通電させ、AC動作
負荷手段である温水ヒータを動作させる。この結果、温
水タンク内は常に快適温度に保たれることになり、使用
者は局部洗浄時に不快な感覚をおぼえない。
【0012】温水サーミスタとサブ制御手段8とAC電
源スイッチング手段7は補助電源手段9により、動作し
ているため、サブ制御手段の要求のある時のみ衛生洗浄
便座装置にAC100V(商用電源)を供給すればよい
ことになる。これにより、衛生洗浄便座装置は待機時に
おいて、AC100V(商用電源)をまったく供給する
必要がないため、電力の浪費がなくなる。
【0013】補助電源手段9として、乾電池を用いれ
ば、使用者は、補助電源手段9の交換が容易に行え、さ
らに、充電池を用い衛生洗浄便座装置の使用時に充電池
の充電を行えば、半永久的に補助電源手段9の交換は不
要となる。その他に、衛生洗浄便座装置ではない他の電
気機器から電気配線によって電気的に並列に接続し、衛
生洗浄便座装置の電力を流用的に得るようにした構成を
補助電源手段9とすれば、補助電源手段9を衛生洗浄便
座装置に備えなくてもよいこととなる。
【0014】また衛生洗浄便座装置ではない他の電気機
器の電気配線にコイルをとりつけ、他の電気機器の電気
配線に発生する磁界を、取付けたコイルにより電流に変
換し、その電流を衛生洗浄便座装置の電力とする構成を
補助電源手段9とすれば、補助電源手段9を衛生洗浄便
座装置に備えなくてもよいこととなる。補助電源手段9
を衛生洗浄便座装置に備えなければ、衛生洗浄便座装置
の省スペース化を図ることが可能である。
【0015】状態監視手段6としては、便座温度サーミ
スタ、乾燥温度サーミスタ、温水温度サーミスタ、室内
暖房サーミスタ、着座センサ、人体検知センサ、便座便
ふた開閉センサ、トイレ扉開閉センサ、明暗検知センサ
等があるが、そのうちの少なくとも1つをトリガ状態監
視手段10として用いれば、該トリガ状態監視手段10
に対応する動作は、絶えずAC100Vを供給しなくて
も、快適に保つことが可能となる。
【0016】AC動作負荷手段4としては、温水ヒー
タ、便座ヒータ、乾燥ヒータ、室暖ヒータ、AC駆動の
モータ(乾燥モータ、脱臭モータ、室暖モータ、ノズル
モータ)、電磁弁、水圧調整ポンプ、空気ポンプ等があ
る。DC動作負荷手段5としては、DC駆動のモータ
(乾燥モータ、脱臭モータ、室暖モータ、ノズルモー
タ、流量調節モータ)、電磁弁、水圧調整ポンプ、空気
ポンプ、LEDなどの表示部等がある。
【0017】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1では、待機時において、補助電源手段を
用いるため、AC100V(商用電源)の消費を全くな
くすことができるため、電力の浪費を防ぐことが可能と
なる。請求項2では、使用者は、補助電源手段である乾
電池を簡単に交換することが可能であるし、さらに充電
池を用い製品の使用時に充電すれば、半永久的に使用可
能となる。請求項3では、待機時において、トリガ状態
監視手段である部品を用い、その部品を通じてサブ制御
手段が判断した時のみ、衛生洗浄便座装置にAC電源を
供給して、制御するため、使用者が使用する際は、絶え
ず快適な状態で衛生洗浄便座装置が制御される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の衛生洗浄便座装置の構成図
【図2】従来の衛生洗浄便座装置の構成図
【符号の説明】
1…AC電源供給手段 2…AC−DC変換手段 3…制御手段 4…AC動作負荷手段 5…DC動作負荷手段 6…状態監視手段 7…AC電源スイッチング手段 8…サブ制御手段 9…補助電源手段 10…トリガ状態監視手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 AC電源供給手段を通じてAC電源(商
    用電源)が供給され、またAC−DC変換手段によりD
    C電源が形成され、状態監視手段によって、AC動作負
    荷手段、DC動作負荷手段を制御する制御手段をもつ衛
    生洗浄便座装置において、AC電源(商用電源)から形
    成される電源とは別の補助電源手段と、該補助電源手段
    により動作するAC電源スイッチング手段とトリガ状態
    監視手段とサブ制御手段を加え、該トリガ状態監視手段
    によりサブ制御手段がAC電源スイッチング手段を制御
    し、該スイッチング手段がAC電源供給手段を通じる電
    気の開閉を行う衛生洗浄便座装置。
  2. 【請求項2】 補助電源手段が乾電池または充電池であ
    る請求項1記載の衛生洗浄便座装置。
  3. 【請求項3】 トリガ状態監視手段が、便座温度サーミ
    スタ、乾燥温度サーミスタ、温水温度サーミスタ、室内
    暖房サーミスタ、着座センサ、人体検知センサ、便座便
    ふた開閉センサ、トイレ扉開閉センサ、明暗検知センサ
    である請求項1記載の衛生洗浄便座装置。
JP10291447A 1998-09-28 1998-09-28 衛生洗浄便座装置 Pending JP2000104312A (ja)

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