JP2000103194A - 印刷発送物製造方法、カバ―、カバ―製造装置、及びカバ―製造方法 - Google Patents

印刷発送物製造方法、カバ―、カバ―製造装置、及びカバ―製造方法

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JP2000103194A
JP2000103194A JP11115510A JP11551099A JP2000103194A JP 2000103194 A JP2000103194 A JP 2000103194A JP 11115510 A JP11115510 A JP 11115510A JP 11551099 A JP11551099 A JP 11551099A JP 2000103194 A JP2000103194 A JP 2000103194A
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Werner Lehmann
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    • B31B2150/00Flexible containers made from sheets or blanks, e.g. from flattened tubes
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    • B31B2160/10Shape of flexible containers rectangular and flat, i.e. without structural provision for thickness of contents
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    • B31B2170/20Construction of flexible containers having multi-layered walls, e.g. laminated or lined

Abstract

(57)【要約】 【課題】印刷発送物を低コストで、安価に、迅速に、簡
単に作成でき、発送できるような方法、カバー、装置を
提供する。 【解決手段】依頼者(1ないし3)は印刷データを、印
刷依頼の実行に適した生産所(5ないし10)に送り、
この生産所は印刷発送物を発送準備完了状態に作り上げ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、請求項1の前提概
念に記載の印刷発送物製造方法、請求項22の前提概念
に記載のカバー、請求項26の前提概念に記載のカバー
製造装置、及び請求項29の前提概念に記載のカバー製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】印刷発送物、たとえばパンフレットを製
造するため、依頼者が印刷所にパンフレットの印刷依頼
をすることは周知である。印刷所の印刷キャパシタンス
によっては、印刷されたパンフレットが依頼者に届くま
で数日から数週間かかることがある。依頼者は個々のパ
ンフレットを封筒に入れて、発送しなければならない。
場合によっては住所も封筒に表示させねばならない。こ
のような方法は面倒であるばかりか、コストがかかり、
手間がかかるものである。
【0003】さらに印刷発送物の製造方法において、ネ
ットワークを介して印刷データを受信する受信ユニット
を備えた装置を使用することが知られている。受信ユニ
ットを介して受信された受信データは印刷ユニットに記
録され、印刷ユニットにおいてたとえばA4またはB5
の紙に印刷が行なわれる。このようにして印刷されたシ
ートは封筒に入れられる。前以って作成された従来の製
品は装置内に挿入される。装置内では封筒が搬送され、
印刷した封入物と一緒に搬送される。この方法にも、依
頼者がその印刷データを特定の装置に供給するという問
題がある。装置が稼動していれば、印刷依頼をすぐに処
理できない。したがって、印刷依頼が処理されるまで依
頼者が長時間待たされるというケースが生じる。
【0004】
【発明が解決すべき課題】本発明の課題は、印刷発送物
を低コストで、安価に、迅速に、簡単に作成でき、発送
できるようにこの種の方法、カバー、装置を構成するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、本発明に
よれば、印刷発送物製造方法においては請求項1の特徴
部分により解決され、カバーにおいては請求項22の特
徴部分により解決され、カバー製造装置においては請求
項26の特徴部分により解決され、カバー製造方法にお
いては請求項29の特徴部分により解決される。
【0006】請求項1に記載の本発明による方法では、
依頼者は、準備した印刷データを、印刷依頼の処理に適
した生産所に送る。したがって依頼者は、印刷依頼をも
っとも速く且つ安価に受けるような生産所を探し出す。
本発明による方法により分散型メールシステムが提供さ
れ、印刷発送物は内外国の多数の印刷装置で作成するこ
とができる。生産所は印刷発送物を発送準備完了状態で
生産するので、それぞれの生産所から直接発送が行なわ
れる。
【0007】請求項22に記載の本発明によるカバーに
対しては、生産されるカバーの形状に適合している断裁
部分ではなく、屑を生じさせずに折り畳むことのできる
断裁部分が使用される。この断裁部分は有利にはDIN
のフォーマット、特にDINA4フォーマットを有して
いる。したがって、従来のシートを本発明によるカバー
の製造に使用することができる。
【0008】請求項26に記載の本発明による装置によ
れば、カバーを搬送している間に接着剤を装置により塗
布させることができる。これによりカバーの製造時間が
かなり短縮される。
【0009】請求項29に記載の本発明による方法によ
れば、断裁部分はその外縁に対して、特に長縁に対して
傾斜した状態で装置に供給される。これにより断裁部分
からカバーを屑を発生させずに極めて安価に製造するこ
とができる。カバーとして従来の封筒は使用されないの
で、予め製造された高価な封筒を使用せずに済む。特
に、個々の印刷サンプルを封筒に入れるという面倒な作
業を行なう必要はない。封筒に入れる工程は人手を要せ
ずに完全自動的に短時間で、しかも極めて安価に行なう
ことができる。
【0010】本発明の他の特徴は、他の請求項、以下の
説明及び図面から明らかである。
【発明の実施の形態】まず図1を用いて、印刷物を簡単
に作成し、送達するための方法の原理を説明する。図示
した例では、印刷物を起草し、送達しようとする3人の
依頼者1ないし3がいる。これらの依頼者1ないし3は
たとえばある国の異なる都市に居住しており、或いは異
なる国に居住していてもよい。それぞれの依頼者1ない
し3は少なくとも1つのパーソナルコンピュータを有し
ており、或いは1台または複数台の中央計算機に接続し
ている少なくとも1つのポートを有している。従って依
頼者は、発送しようとする製品を適当なプログラムを用
いて起草することができる。印刷物は、たとえば送り
状、パンフレット等を起草するためにテキストおよび
(または)画像を含むことができる。パーソナルコンピ
ュータは中央計算機4に接続されている。もちろん、互
いにネット化された複数の中央計算機4を設けてもよ
い。この中央計算機4はサーバー5ないし10に接続さ
れている。サーバーはたとえばある一つの都市に居住し
ていても、また異なる都市に居住していても、或いは異
なる国に居住していてもよい。サーバーは以下に述べる
装置を備えており、すなわち、それぞれの依頼者1ない
し3の希望に応じて所望の製品を印刷し、発送できるよ
うに構成するための装置を備えている。さらに依頼者
は、その印刷依頼が差出人の国に応じて種々の言語で印
刷されるよう決めることができる。
【0011】たとえば依頼者1が印刷依頼をしたい場
合、この依頼者はそのパーソナルコンピュータを介して
中央計算機4にアクセスし、どの製造所またはサーバー
5ないし10が彼の印刷依頼を受けることができるかを
問い合わせる。中央計算機4は、該中央計算機に接続さ
れているサーバー5ないし10の印刷能力に関する情報
を含んでおり、従って、依頼者1から来る印刷依頼に対
し最も適したサーバーを選択することができる。サーバ
ーの選択は、サーバーの自由な印刷能力にしたがって行
なうのが有利である。他の選択基準として、依頼者1に
対するコストを低くするため、サーバーの所在地でもよ
い。依頼者1がたとえばドイツに居住している場合に
は、同様にドイツに居住しているサーバー5ないし1
0、有利には同じ都市または隣接する都市に居住してい
るサーバーを選択するのが合目的である。中央計算機4
によりそれぞれのサーバー5ないし10を選択すること
により。依頼者1から来る印刷依頼がすぐに処理される
よう保証されている。
【0012】同じようにして中央計算機4は、他の依頼
者から来る他の印刷依頼も適当なサーバーに転送させる
ことができる。適当なサーバー5ないし10が選択され
たならば、基本的には、印刷物の作成およびその発送準
備処理をはじめることができる。しかし、中央計算機4
は適当なサーバーの選択後依頼者に返答して、印刷依頼
をこのサーバーに委託できるよう確認を取ってもよい。
このとき依頼者は、そのパーソナルコンピュータでたと
えばエンターキーを操作することにより、選択されたサ
ーバーに対する印刷依頼を許可するだけでよい。
【0013】サーバーを選択する場合、以下に詳細に説
明するように印刷依頼は完全に自動的に行なわれる。サ
ーバーは、印刷依頼を処理することができる少なくとも
一つの装置、有利には複数個の装置を備えている。この
装置は所望の製品を印刷するだけでなく、印刷物を折畳
んで発送印刷物を形成させ、適当な方法で発送する。し
たがってサーバーは発送印刷物を発送準備状態に仕上げ
る。
【0014】それぞれの依頼者1ないし3から中央計算
機への印刷依頼の伝達、および中央計算機からそれぞれ
のサーバー1ないし5への印刷依頼は、インターネッ
ト、イントラネットまたはEメールを介して行なわれ
る。
【0015】図2のaは、それぞれのサーバーに設けら
れている装置の第1実施形態を示すものである。中央計
算機4はそれぞれの依頼者1ないし3から来るデータを
サーバーに設けられているパーソナルコンピュータ11
へ送る。これらのデータはそれぞれの製品を印刷するた
めに必要なデータである。受信されたデータは記憶され
るのが有利であり、その結果データは以後の転送に提供
される。装置はパーソナルコンピュータ11に接続され
ており、有利にはこのパーソナルコンピュータにより制
御される。しかし、装置を制御するために適当な計算機
を使用してもよい。コンピュータ11から装置へのデー
タ伝送は同様にインターネット、イントラネットまたは
Eメールを介して行なわれる。装置は、ペーパーロール
13を回転可能に支持しているスタンド12を有してい
る。作成される印刷サンプルの大きさに応じて異なる幅
のペーパーロール13が使用される。したがって、適当
な幅のペーパーロール13を備えた複数個のスタンド1
2を設けることが可能である。これらのスタンドはペー
パーロールの引き出し方向に対して交差する方向に移動
可能であってよく、その結果その都度必要なロールを必
要な作業位置へもたらすことができる。
【0016】幅が異なるペーパーロール13を備えた個
々のスタンドの代わりに、適当な幅を持った1個のペー
パーロール13だけを設け、このペーパーロールから異
なる判型を切断するようにしてもよい。必要に応じて巻
取り紙から順次たとえばDINA4判型、DINA3判
型、またはDINA5判型を切断することができる。断
裁ユニット16は適宜動的に位置調整可能である。
【0017】他方、1個のペーパーロール13を使用し
て異なる長さに切断し、適当に折畳むことにより、最終
製品の種々の判型を作成するようにしてもよい。無端ロ
ールは接着装置14を通過するように案内される。接着
装置14内では、紙の上に接着剤が所望の分布で塗布さ
れる。接着装置14の下流側には、硬化ユニット15が
配置されている。硬化ユニット15では、前以って塗布
された接着剤が硬化せしめられる。接着剤は、硬化ユニ
ット15内で硬化した後もまだ凝固硬化した状態ではな
いので、プロセスの以後の過程で、ペーパーロールから
作成されるカバーを接着するために使用できる。
【0018】硬化ユニット15の下流側には切断ユニッ
ト16が配置されている。切断ユニット16では、無端
の紙が所望のサイズに切断される。その際に生じる枚葉
紙17は、封入物を封入するカバーを作成するために用
いる。接着装置14では、各枚葉紙17が所望の部位に
接着剤を備えるように接着剤の塗布が行なわれる。
【0019】切断ユニット16から来る枚葉紙17は折
り畳み機18に達する。折り畳み機18では枚葉紙17
が必要なように折畳まれる。折り畳み機18は、枚葉紙
17を切断ユニット16との接続部に到達させるための
横搬送装置19を有している。この場合枚葉紙17は、
図2のaにおいて上向きの矢印で示したように、まずこ
れまでのユニット貫通方向に搬送されて終端位置に達す
る。次に枚葉紙17は、横搬送装置の内部で、図2のa
の水平方向の矢印の供給方向に対して垂直に折り畳み機
18の折り畳みユニット20へ搬送される。折り畳みユ
ニット20でそれぞれの枚葉紙17は必要なように折畳
まれる。
【0020】折り畳み機18の前方には供給ステーショ
ン21が設けられており、この供給ステーション21で
封入物22は横搬送装置19の供給方向に対して垂直に
供給される。封入物22はたとえば依頼者1ないし3に
が望む寸法で印刷された枚葉紙であり、或いは互いに重
なっている複数枚のシート、または互いに結合されてい
るシートであってもよい。封入物22は、パーソナルコ
ンピュータ11に接続されているプリンタ(図示せず)
で印刷することができる。パーソナルコンピュータ11
は、それぞれの依頼者1ないし3から中央計算機4を介
して受信したデータに応じてプリンタを制御するので、
依頼者が希望した注文どおりに枚葉紙を印刷することが
できる。枚葉紙はこの図示していないプリンタから供給
ステーション21内へ達する。供給ステーション21は
公知のものであり、よってその詳細な説明はしない。供
給ステーション21と折り畳み機18の間には読み取り
ユニット18aが設けられている。読み取りユニット1
8aにより、たとえば封入物22にすでに印刷されてい
る住所を読み取り、印刷ステーション23に知らせるこ
とができる。
【0021】折り畳み機18の内部で、封入物22は枚
葉紙17の中に封入される。その際枚葉紙17は折り畳
まれる。このようにして、完成後すぐに発送できる発送
製品が作成される。
【0022】封入物22を封入して枚葉紙17を折り畳
んだ後、この発送製品は印刷ステーション23に達す
る。印刷ステーション23では、この時点でカバーとし
て用いられる枚葉紙17の適当な個所に、たとえば印刷
製品の受取人の住所が印刷される。印刷ステーション2
3は、折り畳まれた枚葉紙17にすぐに貼り付けられる
住所ラベルが印刷されるように構成してもよい。印刷ス
テーション23は印刷データを読み取りユニット18a
から、或いはパーソナルコンピュータ11から得る。次
に、カバーはプレスステーション24に達する。プレス
ステーション24では、折り畳まれた枚葉紙17がプレ
スされる。その際1枚の枚葉紙17の、互いに重なって
いる部分は、接着装置内で塗布された接着剤により互い
にしっかりと接着される。
【0023】最終製品は、プレスステーション24を通
過した後搬出ユニット25に達する。搬出ユニット25
により最終製品を郵便料金処理ユニットに供給して、最
終製品を郵便料金に関し処理する(切手貼り、或いは料
金別納スタンプ等の処理)のが有利である。郵便料金の
処理をした最終製品は、郵便料金処理ユニットからバッ
ファステーションを介して配達人に送られるか、或いは
直接配達人に送られる。郵便料金処理ユニットもパーソ
ナルコンピュータ11に接続させて、印刷ステーション
23で記載された住所に応じて最終生産物の郵便料金処
理を完全に自動的に且つ正確に行うようにしてもよい。
【0024】上記の例では、ペーパーロール13には印
刷されず、もっぱらそれぞれの封入物22のための保護
カバーとして用いられる。しかしペーパーロール13に
印刷を施すようにしてもよい。これはすでにペーパーロ
ール13を形成した時点で行なうことができ、或いは前
記装置の内部で行なってもよい。この場合、接着装置1
4の前方には適当なプリンタが配置され、このプリンタ
で無端の巻取り紙に印刷が施される。
【0025】また、封入物22を包装するために無端の
ペーパーロール13を使用するのではなく、事前にプリ
ンタ27で印刷することができる個々のシート26を使
用してもよい。プリンタ27の前方には接着装置14が
配置され、したがって枚葉紙26は印刷後接着装置14
内へ達する。このケースに対しては切断装置16は必要
ない。したがって、枚葉紙26は硬化ユニット15を通
過した後直接折り畳み機18の横搬送装置19内へ達す
る。
【0026】前記装置を、ペーパーロール13または枚
葉紙26を選択的に使用できるように構成してもよい。
この場合、パーソナルコンピュータ11から来るデータ
に応じてプリンタ27またはペーパーロール13を備え
たスタンド12のいずれか一方が接着装置14の前方へ
移動する。枚葉紙26が装置内で処理されると、切断ユ
ニット16を停止させることができ、したがって枚葉紙
26は切断ユニット16を貫通はするが、切断はされな
い。
【0027】図2のbは、図2のaの装置における工程
を図示したものである。ペーパーロール13から適当に
巻取り紙が引き出され、接着装置において接着剤28が
塗布される。後の包装の大きさに応じて、接着剤の塗布
は、カバーを折り畳んだ後その三つの開口縁において確
実に接着または封印されるように行なわれる。図示した
実施形態では、接着剤28はU字状に薄いストライプと
して塗布され、この接着ストライプは切断後に生じる枚
葉紙17の縁に位置する。封入物22は、枚葉紙17の
搬送方向に対して垂直に挿入される。その後枚葉紙17
は、封入物22が両面でカバーにより覆われるように折
り返され、または折り畳まれる。このようにして発送用
の最終製品30が生じ、その上に前記の態様で住所31
が表示される。最後に、折り畳まれた最終製品30はプ
レスユニット24でプレスされ、これにより最終製品3
0はまだ開口しているすべての辺で接着され、よって封
印される。封印された最終製品30’は搬出ユニット2
5(図2のaを参照)を介してさらに搬送せしめられ
る。
【0028】ペーパーロール13の巻取り紙は、最終製
品30’において封入物22が外部から読み取れないよ
うに構成されている。これにより、たとえば保険、銀行
等に対しては、口座残高通知書、銀行取引表、預金表、
保険証書等を安全に送付することができる。いずれにし
ろカバーの幅は、カバーがすべての辺で封入物22から
突出して、突出した縁において封印を行なえるように選
定されている。
【0029】図12と図13は、接着装置14と硬化ユ
ニット15の実施形態を示している。巻取り紙は、搬送
軌道32上において、紙供給部33から接着装置14を
貫通するように搬送される。紙供給部33は、図2のa
に図示したペーパーロール13を備えたスタンド12で
もよい。搬送軌道32は、たとえば互いに並設され且つ
無端ベルトとして形成される3本の搬送ベルト34(図
13)によって形成される。
【0030】巻取り紙を少なくともその接着剤塗布領域
において除荷するため、巻取り紙はまず高電圧装置35
の下へ到達する。搬送方向において高電圧装置35の後
方には、接着剤を備蓄容器37から供給する塗布ユニッ
ト36が設けられている。塗布ユニット36は枢着アー
ム38を有し、枢着アーム38は、内側へ突出してボー
ル弁39で終わっている供給管40を有している。ボー
ル弁39は巻取り紙上に載置されており、接着剤を塗布
する。枢着アーム38の自由端には第2の枢着アーム4
1が枢着されている。この第2の枢着アーム41はバイ
ブレータ42の一部である。両枢着アーム38,41は
鉛直軸線のまわりに互い逆の方向へ回動可能である。こ
れにより、供給管40をボール弁39とともに巻取り紙
の各所望の位置にもたらして、接着剤を塗布することが
できる。この場合の制御はパーソナルコンピュータ11
を介して行う。バイブレータ42により、接着剤を供給
管40とボール弁39とを介して確実に塗布することが
できるよう保証される。
【0031】本実施形態では、硬化ユニット15は加熱
装置であり、この加熱装置の下を、巻取り紙の接着剤塗
布領域が通過する。図12と図13に図示した実施形態
では、巻取り紙の、搬送方向に位置している縦縁のみ
に、接着剤が塗布される。したがって加熱ユニット15
はこの領域にのみ設けられている。
【0032】次に巻取り紙は、水平軸線のまわりに回転
可能な二つの押圧ローラ43と44により案内される。
図13から明らかなように、ペーパーロール13から巻
き取られた巻取り紙の代りに枚葉紙13を使用して、接
着装置14及び硬化ユニット15を通過させてもよい。
【0033】図6は、切断ユニット16から来る枚葉紙
17を横搬送装置19を用いていかにして折り畳み機1
8へ搬送するかを示している。切断ユニット16(図2
のa)で切断された枚葉紙17は、二つのロール45と
46の間に達する。これらのロール45,46は横搬送
装置19内に収納されており、水平方向に位置してい
る。両ロール45,46は回転可能に駆動され、枚葉紙
17を二つの湾曲した案内板47と48の間へ搬送す
る。案内板47,48は枚葉紙17を鉛直方向の位置へ
もたらす。案内板47,48は連続的に上方へ湾曲して
いるので、枚葉紙17は申し分なく搬送される。その後
枚葉紙は、搬送方向49に対して交差する方向に位置す
る二つのコンベア50,51へ達する。コンベア50,5
1は互いに平行に位置しており、且つ互いに間隔を持っ
て水平方向に設けられている。両コンベア50,51は
無端ベルトにより形成され、直立している枚葉紙17を
搬送方向49に対して交差する方向に搬送方向52へ搬
送できるよう、表面に摩擦ライニングを備えているのが
有利である。枚葉紙17をコンベア50,51に対して
接触保持するため、枚葉紙は横搬送装置19において負
圧で吸引されるのが有利である。
【0034】コンベアベルト50,51は、枚葉紙をし
っかりと吸引できるように、適当な開口部を備えてい
る。コンベア50,51は、水平方向に配置されている
ロール53ないし56の上方または下方に配置されてい
る。ロール53ないし56は対を成して上下方向に、ま
たは横方向に配置されている。コンベア50,51は、
これらロールに関し、枚葉紙17が横搬送時にロール5
3,55とロール54,56の間に達するように配置され
ている。ロール間の間隔は、枚葉紙がロール隙間で保持
されるように選定されている。
【0035】供給ステーション21にあるそれぞれの封
入物22は、搬送方向52に対して垂直にロール53と
55の間の間に供給される。供給ステーション21も同
様に無端のコンベア57,58を有しており、有利に
は、回転可能に駆動される水平方向のロールを介して案
内され無端で周回するベルトを有している。コンベアベ
ルト57,58は、該コンベアベルトから横方向に突出
し且つベルトに沿って間隔を持って設けられているスト
ッパー61,62を備えている。ストッパー61,62に
は封入物22が当接する。搬送装置57,58により封
入物22は折り畳み機18の両ロール53,55の間へ
搬送される。枚葉紙17の横搬送と封入物22の供給と
は、枚葉紙が図6に図示したロール対53,55と54,
56の間の位置を占めたときに封入物22が枚葉紙17
に衝突するように行なわれる。封入物22が枚葉紙17
に対して交差する方向に挿入されるので、枚葉紙17が
折り畳まれ、その際両ロール54と56の間で押圧され
る。折り畳まれた枚葉紙17はこのロール隙間から矢印
63の方向へ排出され、この場合、折り畳まれた枚葉紙
17の中には封入物22がある。
【0036】図7は、横搬送装置19と折り畳みユニッ
ト20を備えた折り畳み機18の他の実施形態を示して
いる。横搬送装置19により枚葉紙は前述した態様で矢
印52の方向へ搬送されて折り畳みユニット20のロー
ルの間に到達する。図示していない封入物は、これに対
して垂直に、供給ステーション21によって前述した態
様で矢印64の方向へ供給される。図6に関して説明し
たように、封入物22の供給は、枚葉紙が折り畳みユニ
ット20のロールの間にあるときに行なわれる。供給さ
れた封入物22の支援を受けて、枚葉紙は前述した態様
でロールの間で折り畳まれ、コンベア65によりさらに
搬送される。コンベア65は、互いに間隔を持って並設
され無端で周回する二つのコンベアベルト66と67に
よって形成されているのが有利であり、周回するように
駆動され、折り畳まれた枚葉紙をその中にある封入物と
ともに外部へ搬送させる。図2のaの実施形態の場合、
折り畳まれた枚葉紙は折り畳み機18から印刷ステーシ
ョン23へ到達する。
【0037】図8は、封入物22を利用して枚葉紙17
を折り畳み機の折り畳みユニット20でいかに折り畳む
ことができるかを示したものである。図8に図示した実
施形態の場合、折り畳みユニット20は6個のロール6
8ないし73を有し、これらのロールは水平方向に位置
し、そのうちロール69ないし72は回転可能に駆動さ
れている。枚葉紙17は、互いに接触しているロール7
1と72の上に載るように供給される。枚葉紙17は対
向しているロール69,70からわずかな間隔を持って
いる。封入物22はまずロール68と69の間へ水平方
向に供給され、その直後に転向装置74により下方へ転
向されて、両ロール69と70の間で案内される。両ロ
ール69,70は互いに逆方向に回転可能に駆動されて
いるので、封入物22は確実に把持され、水平方向に位
置している枚葉紙17のほうへ搬送される。封入物22
が挿入されているので、図9に示すように枚葉紙17は
下方へ曲げられ、その際折り畳み領域は互いに逆方向に
駆動されているロール71,72の間へ達する。ロール
71,72は枚葉紙17の折畳まれた領域を把持し、枚
葉紙をロール隙間を貫通させて下方へ引張り、他の転向
装置75のへ導く。転向装置75により、折畳まれた枚
葉紙17はその間にある封入物22とともに両ロール7
2と73の間へ案内される。これら両ロール72,73
の間で、折畳まれた枚葉紙17はその間にある封入物2
2とともに折り畳み機18から搬出される。
【0038】封入物22を折り畳まずに、折り畳まれた
枚葉紙17の中へ挿入することができる。しかし図10
のaが示すように、封入物22の中央を折り畳んでもよ
い。同様に、封入物22を二重に折り畳んでもよい(図
10のb)。
【0039】図11のaないしdからわかるように、枚
葉紙17を種々に折り畳んでもよい。図11のaとbに
よれば、枚葉紙17は中央で折り畳まれる。この枚葉紙
は、図10のaに対応して折り畳まれた封入物22を収
容することができ(図11のb)、または図10のbに
対応して折り畳まれた封入物22を収容することができ
(図11のa)。図11のcとdによれば、枚葉紙17
も二重に折り畳まれていてもよく、1回折りたたまれた
封入物22を収容することができ(図11のd)、また
は2回折り畳まれた封入物22を収容することができる
(図11のc)。
【0040】枚葉紙17と封入物22は、2回折り畳ま
れている場合(図10のb、図11のaとc)、折り畳
まれた状態で一つの折り畳みエッジ76,77が枚葉紙
17または封入物22の自由縁78,79の高さに位置
するように折り畳まれる。
【0041】図3のaの装置では、スタンド12でペー
パーロール13が支持され、ペーパーロール13の巻取
り紙はすでに住所窓80を備えている。巻取り紙は、す
でに図2のaを用いて説明したように、順次接着装置1
4と、硬化ユニット15と、切断ユニット16と、横搬
送装置19および折り畳みユニット20を備えた折り畳
み機18と、プレスステーション24とを通過するよう
に搬送される。封印された最終製品は、搬出ユニット2
5により、以後の処理のために搬出される。図2のaの
実施形態と異なる点は、印刷ユニット23が折り畳み機
18と供給ステーション21の間に配置されていること
である。供給ステーション21により供給される封入物
には、折り畳み機18に侵入する前にそれぞれ住所が印
刷される。封入物と、巻取り紙から切断される枚葉紙1
7とは、折り畳み過程後、封入物22に印刷された住所
が枚葉紙17の住所窓80の中に位置するように互いに
折り畳み機18において方向調整される。他の点では、
図3のaの装置は図2のaの装置と同様に構成されてい
る。
【0042】巻取り紙はロール13から引き出され、図
3のaに示すように、接着装置において適当な接着剤塗
布部28を備えさせられる。図示した実施形態の場合、
接着剤塗布部28は図2のaおよび図2のbの実施形態
の場合と同じ形状および配置で塗布される。住所窓80
を備えた枚葉紙17を切断した後、折り畳み機18にお
いて封入物22が図6を用いて説明した態様で枚葉紙1
7の中へ挿入され、枚葉紙17は折り畳まれて最終製品
30を形成する。封入物22には、折り畳み機18に侵
入する前に住所81が印刷される。その後折り畳み機1
8において前述の折り畳み過程が行なわれ、その結果、
折り畳まれ封入物22を備えている製品30はプレスス
テーション24に達し、プレスステーション24におい
て最終製品30’の最終的な封印が行なわれる。
【0043】印刷ステーション23は、住所を直接封入
物22に印刷するのではなく、後で封入物22の適当な
位置に接着されるラベルに印刷するように構成してもよ
い。装置の制御は、この場合もパーソナルコンピュータ
11を介して行なわれる。
【0044】図4のaは、構成が簡潔な装置を示してい
る。この実施形態では、折り畳まれない枚葉紙17が使
用される。枚葉紙17はすでに接着剤28(図4のa)
と住所窓80とを備えている。これらの枚葉紙17は、
供給装置82(図4のa)により折り畳み機18に供給
される。折り畳み機18は横搬送装置19を有し、横搬
送装置19により枚葉紙17は前記個々の実施形態に関
し説明したようにして、供給方向に対して交差する方向
に搬送され、折り畳みユニット20へ達する。供給ステ
ーション21は前記個々の実施形態の場合と同様に構成
され、封入物22を印刷ステーション23へ供給する。
印刷ステーション23では、折り畳み機18に侵入する
前に封入物22に印刷が施され、有利には住所が印刷さ
れる。なお、図3のaの実施形態の場合のように、依頼
者1ないし3(図1)が望む態様で印刷ステーション2
3において封入物22全体に印刷を施すようにしてもよ
い。このため、供給ステーション21においてまず空の
枚葉紙が封入物22として供給され、最初に印刷ステー
ション23において印刷が施される。もちろん、前もっ
て封入物22に印刷を施しておいて、印刷ステーション
23において住所だけを印刷するようにしてもよい。
【0045】折り畳み機18において封入物22は前述
した態様で枚葉紙17内へ挿入され、その際枚葉紙17
は適宜折り畳まれる。折り畳まれた製品は、折り畳み機
18に接続しているプレスステーション24においてプ
レスされ、特に接着剤塗布領域においてプレスされて、
枚葉紙17がすべての縁においてしっかりと接着され、
よって封印されることになる。最終製品は搬出ユニット
25により以後の処理に供給される。
【0046】図3のaの実施形態の場合と同様に、印刷
ステーションはパーソナルコンピュータ11を介して印
刷ステーション23に供給され、その結果封入物22は
それぞれの依頼者1ないし3の希望に応じて構成され
る。
【0047】図4のaは、図4の装置を使用する場合の
工程を簡単に図示したものである。すでに接着剤塗布部
28と住所窓80とを備えている枚葉紙17は折り畳み
機18に供給され、折り畳み機18において封入物22
が挿入される。封入物22には住所81が印刷される。
すでに述べたように、住所81だけでなく、封入物22
を完全に印刷するようにしてもよい。次に、封入物22
を挿入して枚葉紙17の折り畳みが行なわれる。最後
に、最終製品30’はプレスステーション24において
接着縁に沿ってプレスされ、封印される。
【0048】図5は他の簡潔な装置を示すもので、この
装置でも、すでに接着材塗布部と住所窓を供えた枚葉紙
が使用される。前もって完成したこれらの枚葉紙は供給
装置82により印刷ステーション23に供給される。印
刷ステーション23は、前記個々の実施形態とは異な
り、折り畳み機18の前方に配置されている。印刷ステ
ーション23にはパーソナルコンピュータ11を介して
印刷データが送られる。印刷ステーション23において
枚葉紙17はパーソナルコンピュータ11により伝送さ
れたデータに応じて印刷される。
【0049】印刷された枚葉紙17は、印刷ステーショ
ン23から供給装置83を介して折り畳み機18の横搬
送装置19に達する。横搬送装置19により枚葉紙17
は前述した態様で折り畳みユニット20内へ搬送され、
折り畳みユニット20において必要なサイズに折り畳ま
れる。この場合、前記個々の実施形態の場合とは異な
り、封入物は使用されない。封入物の代わりに枚葉紙1
7自体が印刷担持体として用いられ、片面にも両面にも
印刷が施される。いずれにしろ、秘密保持する必要のあ
る記載は枚葉紙17の内面に設けられているので、これ
らのデータは折り畳んで次のプレスステーション24で
プレスした後は外部から見えない。その後最終製品は、
搬出ユニット25を介して前述した態様で装置から搬出
され、以後の処理に供給される。
【0050】印刷ステーション23では、住所も枚葉紙
17に印刷され、顧客のコードナンバーに応じて、顧客
のデータが前述したようにパーソナルコンピュータ11
から伝送される。
【0051】図5のaは、図5の装置を使用した場合の
工程を示している。枚葉紙17は印刷ステーションで印
刷され、最も簡単な場合には住所81が印刷される。し
かし、印刷ステーション23で枚葉紙17を完全に印刷
してもよい。この場合供給装置82に、印刷されていな
い枚葉紙が蓄積される。
【0052】次に、住所81を備えた枚葉紙17が印刷
される。その後、折り畳まれた枚葉紙17が接着縁28
に沿ってプレスされることにより、枚葉紙17の封印が
行なわれる。このようにして、すべての辺で閉じられた
最終製品30’が生じる。
【0053】以上説明した個々の方法においては、短時
間で多数の印刷製品が顧客により作成され、発送させる
ことができる。この場合、印刷製品の個数はたとえば1
時間あたり18000個以下である。最終製品30’の
特徴は、封筒(Umschlag)として、折り畳まれた枚葉紙が
使用され、通常の封筒(Kuvert)ではないことである。枚
葉紙17は前述したように非常に簡単に折り畳むことが
でき、従って本発明による方法は非常に簡単で、とりわ
け低コストである。依頼者1ないし3は中央計算機4を
介して最も都合のよいサーバー5ないし10と接続でき
るので、印刷時およびこれに続く封印時に長い待機時間
は生じず、従って印刷依頼は個数が多くても迅速に処理
することができる。カバーの構成は簡単であるが、デー
タセキュリティに関する規定は申し分なく満たされる。
封印された枚葉紙17の内側にあるデータは外部から見
えず、覆っている枚葉紙17が破損しなければ読み取る
ことができない。
【0054】枚葉紙17は、封入物22をカバーするた
めに必ずしも折り畳む必要はない。例えば封入物22を
2枚のカバー枚葉紙17の間に挿入してもよく、この場
合両枚葉紙はその縁に沿って互いに接着され、よって封
印され、その結果データ担持体としての封入物22にア
クセスできなくなる(外部からは見えない)。同様に、
2枚の枚葉紙の内面に印刷を施し、両枚葉紙の間に1枚
の封入物を挿入するようにしてもよい。その後、内面に
印刷を施された枚葉紙は、その縁に沿って互いに接着さ
れて封印される。この場合、それぞれの枚葉紙の一部分
もデータ担持体として用いられる。
【0055】さらに、2枚の枚葉紙の内面に印刷を施
し、印刷面が内側に位置するように両枚葉紙を互いに結
合させるようにしてもよい。この場合、互いに当接し合
っている2枚の枚葉紙17はその縁に沿って接着されて
封印される。
【0056】図2ないし図5を用いて説明した装置は必
ずしもサーバーのもとにある必要はなく、依頼者1ない
し3から頼まれる顧客のもとに設置してもよい。たとえ
ばコンツェルンの内部において親会社から、必要な装置
を備えている子会社へ種々の印刷依頼を発送するように
してもよい。
【0057】上述した方法を用いると、秘密のデータを
データセキュリティの危険なく発送することができる。
折り畳み過程及び封入物22の封入は完全自動的に行な
われるので、完全に封印された最終製品30’が方法の
終了時に装置から排出される。したがって、方法が経過
している間に第3者が発送されるデータ担持体の内容を
権限なく読み取ることはできない。予防処置として、権
限のあるものだけが接近できる室内に装置を設置するこ
とができる。封入物22をカバーする従来の封筒がない
ため、封筒の面倒な断裁、折り畳み、接着の必要がな
く、技術的にかなり簡素化される。封筒の代りに一次製
品として個々のシートが使用され、枚葉紙として装置に
挿入されるか、或いはペーパーロール13から引き出さ
れる。
【0058】最終製品30’の封印は接着剤により有利
に行なわれる。しかし他の封印方法も可能で、たとえば
型押し或いは溶着による封印も可能である。最後の例の
場合、枚葉紙及び(または)同封物として、フォイル状
に形成されたプラスチックシートが使用され、個別フォ
イルとして、或いは無端フォイルを切断した個別フォイ
ルとして使用される。
【0059】封入物22をシート17内へ折り込むた
め、カバーの素材として従来のシート、たとえばDIN
A4判を使用できる。たとえば図14に示したよう
に、プリンタ84でシート17が印刷され、たとえば必
要な住所及び(または)依頼者が作成したデザイン85
が印刷される。次に、プリンタ84により封入物22が
印刷される。本実施形態では、シート17に封入される
べき3枚の封入物22が印刷される。
【0060】印刷後、封入物22を積み上げて必要なサ
イズに折り畳む。シート17は、分配ユニット(図示せ
ず)内で封入物22とは別の搬送経路にもたらされる。
折り畳み後、封入物は折り畳まれていないシート17上
に置かれる。
【0061】図15は、プリンタ84でまず少なくとも
1枚の封入物を印刷し、引き続きシート17を印刷する
ようにした実施形態を示している。この場合、図14の
実施形態の場合と同様に、分配ユニット内でシート17
の搬送経路と封入物22の搬送経路が切り離され、封入
物22が折り畳まれる。
【0062】シート17上の刷り込み85(Aufdruck)
は、シートの長辺86,87に対して傾斜しており、少
なくとも1枚の封入物22を載置するための目印として
用いられる。刷り込み85はたとえば長方形であり、そ
の隅角部88ないし91が長方形のシート17の長辺8
6,87及び短辺92,93に位置するように配置されて
いる。刷り込み85の長辺94,95と短辺96,97は
シート17を折り畳む際の折り畳み縁として用いられ、
シートから封筒を折り畳むようになっている。折り畳み
過程は適当な折り畳み機で行なうことができる。
【0063】もちろん、必ずしも刷り込み85を、折り
畳まれる封入物を載置するための方向調整補助手段とし
て設ける必要はない。いかなる場合も、封入物22は折
り畳み機内でシート17上の必要な位置に置かれる。シ
ート17は適当な縁94ないし97に沿って折り畳まれ
る。
【0064】折り畳み縁94ないし97により、三角形
のシート部分98ないし101が形成される。まずシー
ト部分98が折り畳まれ、次にシート部分99が折り畳
まれ、引き続きシート部分100が折り畳まれ、最後に
シート部分101がそれぞれ同じ方向に折り畳まれる。
折り畳まれたシート部分100,101の自由縁は、互
いに対向している辺において、その下りある折り畳まれ
たカバー(Kuvert)の一部分と接着される。
【0065】折り畳み縁94ないし97は必ずしもシー
ト17の側縁86,87,92,93まで延びている必要
はなく、シート17の側縁86,87,92,93に対し
て間隔を持っていてもよい。このような場合にも、カバ
ーは端にシート17を折り返して適当に接着するだけで
作成される。
【0066】図14と図15が示すように、上記の封筒
の作成には、封入物22とシート17に対し同じ紙判を
使用できるという利点がある。したがって、プリンタ8
4または他の印刷装置は封入物22及びシート17を印
刷するために切り替える必要はなく、或いは封入物22
とシート17に対し異なるプリンタを設ける必要がな
い。
【0067】封入物22を載せるためにシート17は分
配装置内で回転されて、折り畳み縁94ないし97がシ
ート17の搬送方向に位置するようになる。これによ
り、封入物22の載置が容易になる。
【0068】図16と図17に図示した装置は、簡略に
示した搬送軌道201を有している。搬送軌道201上
で封入物202とシート203が搬送され、これらから
さらに説明するような仕方でカバーが作成される。なお
シートとは単にペーパーシートばかりでなく、カバーを
作成できる素材であればすべての素材を含むものとす
る。カバーは有利には封筒である。
【0069】図示した実施形態の場合、封入物202は
包装折り畳み体として形成されており、すなわち基本シ
ート(たとえばDIN A4判)は、長手方向に対して
横に位置する二つの稜204と205のまわりに折り畳
まれて、封入物は互いにオーバーラップする三つの封入
物部分から成っている。折り畳み稜204,205は、
最上位の封入物部分が完全に折り畳み稜205まで達し
ないように配置されている(図17)。封入物202は
横置きで、且つその長手方向に対して垂直に二つの搬送
ロール206に供給される。搬送ロール206は水平軸
線のまわりに互いに逆方向に回転可能に駆動される。封
入物202は搬送ロール206によって把持され、図1
6と図17において左側へ、搬送軌道201上を搬送さ
れる。
【0070】搬送ロール206のすぐ下流側に、装置は
同様に重なっている二つの折り畳みロール207を備え
ている。これらの折り畳みロール207も互いに逆の方
向へ回転可能に駆動される。折り畳みロール207はす
ぐ横にある搬送ロール206と同じ方向に回転可能に駆
動されている。ロール対206,207の横に間隔を持
って、鉛直方向の軸線の周りに回転可能な二つの搬送ロ
ール208が設けられている。これらの搬送ロール20
8は互いに逆の方向に回転可能に駆動され、シート20
3の供給に用いられる。シート203は搬送ロール20
8の間の鉛直面内で案内され、搬送ロール208により
ロール対206,207の間のロール隙間209内へ搬
送される。搬送の順番は、まずシート203が搬送ロー
ル208によりロール対206,207の間へ搬送され
るように選定されている。その直後に、すでに折り畳ま
れている封入物202が搬送ロール206によりシート
203に対し垂直に搬送される。封入物202の折り畳
み稜204は、搬送軌道201の高さで、ロール対20
6,207の間の領域において、まだ折り畳まれていな
いシート203と衝突する。シート203は、高速で供
給される封入物202と衝突することにより、折り畳み
ロール対207の方向へ湾曲する。これにより、シート
203は封入物202とともにこれら二つの折り畳みロ
ール207により把持され、シート203は第1の稜2
10のまわりに折り畳まれる(図21)。
【0071】図21は、図16及び図17に図示した装
置を通過する際のシート203と封入物202の種々の
状態を示したものである。封入物202は、図21にお
いては1回折り畳んだシートとして図示されている。こ
のように折り畳んだ封入物202を、図16及び図17
に図示した包装折り畳み体型の封入物202の代りに使
用してもよいことは言うまでもない。
【0072】両折り畳みロール207はシート203を
封入物202と一緒に把持し、シート203を稜210
に沿って折り畳む。稜210には封入物202の折り畳
み稜204が当接している。折り畳みロール207を通
過する際に、三角形のシート垂下部分211は折り畳み
稜210の周りに折り返される。図21が示すように、
シート203はわずかに傾斜した状態で鉛直面内を搬送
ロール208によりロール隙間209内へ搬送される。
したがって折り畳み稜210もシート203の縦縁21
2,213に対して平行ではなく、これらに対して角度
を成しており、或いは装置によるシート203の搬送方
向に対して垂直である。
【0073】図16及び図17に示すように、折り畳ま
れたシート203は封入物202とともに、稜折り畳み
ロール207を通過した後、切れ目形成装置214に供
給される。切れ目形成装置214により、シートには、
互いに平行に延びる二つの切れ目215と216(図2
1)が形成される。この切れ目形成装置214は搬送ロ
ール206,208及び折り畳みロール207のような
装置同様に公知のものであり、したがってそれほど詳細
な説明はしない。切れ目形成装置214は、搬送軌道の
上方及び下方にあって互いに逆の方向に回転可能に駆動
される二つの軸217,218を有している。軸21
7,218には、軸線方向に互いに間隔を持ってそれぞ
れ二つの切れ目形成ディスク219と220が相対回転
不能に固定されている。切れ目形成ディスク219と2
20によりシート203に切れ目215,216が形成
される。切れ目形成ディスク219と220は、切れ目
215,216が封入物202の短辺のすぐ横でシート
203に形成されるように配置されている(図21をも
参照)。これにより側部の垂下部221,222が生じ
る。これらの垂下部は当初はまだ折り畳まれない。
【0074】シート203と封入物204は、切れ目形
成装置214を貫通した後、接着剤をシート203に塗
布するための装置223に達する。この装置203も公
知のものであり、よって簡単に説明するにとどめる。こ
の装置203は塗布ロール224,225を備え、これ
らの塗布ロールは、所望の接着剤塗布態様(延在態様)
に応じて、接着剤を収容する凹部226を備えている。
塗布ロール224,225は、回転可能に駆動される水
平方向の軸227,228に相対回転不能に固定されて
いる。軸227,228は、搬送軌道201の上方領域
及び下方領域に設けられている。塗布ロール224,2
25は対を成して軸227,228上に配置されてお
り、その軸線方向の間隔は、シート203の所望の位置
で接着剤の塗布が行なえるように選定されている。
【0075】図21に示すように、シート203の両垂
下部分221,222には、折り畳み稜210に接続し
ているその外縁に沿って接着剤231,232が塗布さ
れる。接着剤両縁229,230は互いに鈍角を成して
いる。
【0076】このようにして2箇所に接着剤231,2
32を塗布したシート203が装置223を通過した
後、封入物202を挿入したシート203は折り畳み装
置233に達する。折り畳み装置233で両垂下部分2
21,222は切れ目215,216に沿って内側へ折
り畳まれる。その際接着剤層231,232は垂下部分
211に当接する。折り畳み装置233はそれ自体公知
のものであり、水平方向の二つのロール234を介して
無端で周回するベルト235を有している。ベルト23
5の上側ベルト部分は搬送軌道201の高さにある。ベ
ルト235の上側ベルト部分の上方には、わずかな間隔
で折り曲げ板236が設けられている。折り曲げ板23
6は、接着剤を備えさせた垂下部分221,222を前
述の態様で切れ目215,216に沿って折り曲げる用
を成す。
【0077】申し分のない接着を達成するため、折り畳
み装置233の下流側にはプレス装置237が設けられ
ている。プレス装置237は互いに重なっている二つの
プレスロール238,239から成り、プレスロールの
ロール隙間を折り畳まれたシート203が通過する。折
り曲げられた垂下部分221の接着剤塗布部231,2
32は、ロール圧により垂下部分211に対してしっか
りとプレスされる。ブレスロール238,239は、折
り畳まれたシート203が確実に把持され、プレスされ
るような長さである。
【0078】図21に示すように、プレス装置を通過し
た後ほぼ完全な封筒が作成される。このようにして互い
に接着された垂下部分211,221,222により封
入物202を収容するための封筒の収容部が形成され
る。この収容部は、ほぼ完成した封筒の完全に内側にあ
る。
【0079】図18は他の実施形態を示すものであり、
この装置は角形に形成されている。これは図16及び図
17において一点鎖線で示してある。移行領域には加速
ロール対240が設けられている。その両ロールは搬送
軌道201の上方及び下方にあり、その軸線はその後方
にあるロールに対して垂直に延びている。ロール対24
0のロールは、プレスロール238,239と同じ長さ
を有しているのが有利である。ロール対240の上部ロ
ールには、二つのフィンガー241が軸線方向に間隔を
持って公知の態様で載置されている。両フィンガー24
1は、ロール対240の横中心面の両側に等間隔で位置
している。加速ロールにより、部分的に折り曲げられた
シート203は封入物とともに加速され、次の切れ目形
成装置242に供給される。切れ目形成装置242は前
記切れ目形成装置214とほぼ同一に構成されている。
ただし、切れ目形成装置242は搬送軌道201の上方
及び下方にそれぞれ1つの切れ目形成ディスク243,
244を有している点で異なっている。両切れ目形成デ
ィスク243,244は、半分の長さで、ロール240
の軸線に平行に位置している付属の軸245,246に
相対回転不能に固定されている。搬送軌道201の上方
にある切れ目形成ディスク243は周回する稜を有して
おり、他方搬送軌道201の下方にある切れ目形成ディ
スク244は、その周方向に延びている対応する凹部を
備えており、この凹部に上部切れ目形成ディスク243
の環状稜が係合する。部分的に折り畳まれたシート20
3が通過する際に、この切れ目形成ディスク242によ
り切れ目247(図21)がシート203に形成され
る。この切れ目247は、折り畳み稜210に対して平
行に且つ折り畳まれた封入物202の対応する縦縁24
8のすぐ横に延びている。
【0080】回転可能に駆動される両切れ目形成ディス
ク243,244は、他の点では切れ目形成装置214
の切れ目形成ディスク219,220と同様に構成され
ているが、シート203を接着剤塗布装置249に供給
する。接着剤塗布装置249は装置223とほぼ同一に
構成されているが、2つの塗布ロール250,251し
か有していない。これらの塗布ロール250,251は
搬送軌道201の上方および下方に配置されている。上
部塗布ロール250は凹部252を有しており、この凹
部252内に、塗布される接着剤がある。凹部252の
形状は、シート203に塗布される接着ストライプの形
状に整合している。両塗布ロール250,251は、該
ロールを相対回転不能に固定している軸の半分の長さで
ある。
【0081】図21からわかるように、装置249によ
り、ほぼL字状の接着剤塗布部253,254が、封緘
部を形成するシート203の垂下部分257の両自由縁
255,256に塗布される。この垂下部分257の形
状は三角形である。両自由縁255,256は互いに直
角に位置しており、切れ目247に対して角度を成して
接続している。
【0082】部分的に折り畳まれ、接着剤塗布部25
3,254を備えたシート203は、装置249を通過
した後、翼折り畳み装置258に達する。翼折り畳み装
置258は、前記翼折り畳み装置233とほぼ同一に構
成されている。翼折り畳み装置258により垂下部分2
57は切れ目247に沿って折り曲げられ、その結果ス
トライプ状の接着剤塗布部253,254は、折り畳ま
れ且つ互いに接着されている垂下部分211,221,
222に達する。この時点で、完全に折り畳まれた封筒
が形成され、封筒は、翼折り畳み装置258に接続して
いるプレス装置261の互いに重なり合っている2つの
プレスロール259,260に供給する。プレスロール
259,260は、接着剤塗布部253,254を把持
するような位置においてロールに相対回転不能に固定さ
れている。したがって、圧力の作用により封筒の申し分
のない接着が保証されている。
【0083】図21からわかるように、封筒262を作
成する場合、シート203はまずその長手方向に対して
交差する方向に(矢印263の方向)装置により搬送さ
れる。部分的に折り畳まれたシート203をプレス装置
237によりプレスした後、搬送方向の変更が行なわれ
る。このとき、部分的に折り畳まれ接着されたシート2
03は,搬送方向263に対して垂直な搬送方向264
へ装置により搬送される。この搬送方向264は、作成
されるべき封筒262の長手方向に相当している。
【0084】図18は、シート203から封筒262を
作成するための他の装置を示すものである。この装置
は、搬送ロール対206と、これに直接接続している折
り畳みロール対207とを有している。図16と図17
を用いて説明したように、装置のこの領域では、シート
203は封入物202とともにまず折り畳み稜210
(図21)のまわりに折り畳まれる。折り畳みロール対
207の後方に間隔を持って切れ目形成装置214が設
けられ、この切れ目形成装置214によりシート203
に2つの切れ目215,216(図21)が形成され
る。
【0085】切れ目形成装置214の下流側には接着剤
塗布装置223が設けられている。その塗布ロール22
4により、ストライプ状の接着剤塗布部231,232
が垂下部221,232の外縁229,230に沿って
塗布される(図21)。次の折り畳み装置233によ
り、これらの垂下部221,222は前述したように切
れ目215,216に沿って折り畳まれる。次のプレス
装置237により、折り曲げられた垂下部221,22
2は垂下部211に対して押圧され、これによりしっか
りした接着結合が保証されている。
【0086】プレス装置237の次の加速装置240は
プレス装置237に対して直角に位置しており、プレス
装置237の軸線は、前記実施形態の場合と同様にロー
ル対206,207、切れ目形成装置214、接着剤塗
布装置223の軸線、および翼折り畳み装置233の軸
線に対して平行である。加速装置240により、部分的
に折り畳まれたシート203は切れ目形成装置242に
供給され、切れ目形成装置242により前述した態様で
切れ目247(図21)がシート203に形成される。
次の接着剤塗布装置249により接着剤が前述した態様
で垂下部257の縁255,256(図21)に沿って
塗布される。切れ目形成装置242と接着剤塗布装置2
49の切れ目形成ディスクと塗布ロールはそれらの軸線
に対して偏心しており、搬送方向264において間隔を
持って相前後している。
【0087】接着剤塗布装置249で接着剤を塗布した
後、垂下部257は翼折り畳み装置258において前述
した態様で切れ目247に沿って折り畳まれる。次のプ
レス装置261により、折り曲げられた垂下部257は
封筒262の垂下部211,221,222に対してし
っかりと押圧され、このようにして封入物202を封入
した封筒262が完成する。図18の装置は図16,図
17の装置に比べるとかなり幅広で、したがってこれに
対応して幅広の、或いは長いシート203が折り曲げら
れ接着されて封筒262が作成される。したがって切れ
目形成装置214の切れ目形成ディスク、接着剤塗布装
置223の塗布ロール224、切れ目形成装置242の
切れ目形成ディスク、接着剤塗布装置249の塗布ロー
ルはシート203のこの幅に整合している。切れ目形成
装置242および接着剤塗布装置249の切れ目形成デ
ィスクおよび塗布ロールは、搬送方向264に見て、翼
折り畳み装置258およびプレス装置261のプレスロ
ール259の横の領域にある。
【0088】図19は、図18の実施形態とほぼ同一に
構成されている装置を示している。ただし、封緘垂下部
257の縁255,256に沿った接着剤塗布態様の点
で異なっている。このために前記実施形態では接着剤塗
布装置249が設けられていたが、図19の実施形態で
は、接着剤を制御して縁に沿って塗布する塗布装置26
5が設けられている。図19と図20では、図を簡単に
するため従来の封筒が図示されており、その封緘垂下部
257は接着剤塗布部が備えられ、次に折り畳まれて接
着される。塗布装置265は、図21の折り畳み順序に
対応して作成される封筒262の作成の場合と同様に使
用することができる。垂下部257はまず切れ目形成装
置242により前述の態様で切れ目247が形成され、
切れ目247に沿って突出垂下部257が折り畳まれ
る。封筒は無端ベルト266上にある。無端ベルト26
6は、互いに間隔を持って配置されている2つのロール
267,268を介して案内されており、その軸線は切
れ目形成装置242の軸線に平行である。
【0089】塗布装置265は無端ベルト269を有し
ている。無端ベルト269は、2つの鉛直方向の軸27
0,271を介して案内されている。両軸270,27
1は封筒262の搬送方向264に関して互いにずらし
て配置されており、したがって無端ベルト269は搬送
方向264に対して傾斜して位置している。無端ベルト
269には、接着剤を垂下部分257に塗布するための
塗布ノズル272が保持されている。塗布ノズル272
は担持体273に設けられている。担持体273は、管
を介して接着剤用の備蓄容器(図示せず)と連結されて
いる。塗布装置265の少なくとも一方の軸270また
は271は、回転可能に駆動されている。発生する駆動
は、無端ベルト265の搬送速度に依存して制御可能で
ある。封筒272が塗布装置265の下方の領域にある
場合、接着剤の塗布が開始される。塗布ノズル272
は、接着剤の塗布が点274(図20)で開始されるよ
うに、封筒262に対して位置調整されている。封筒2
62は一定の速度vで塗布装置265の下方を通過する
のが有利である。接着剤の塗布開始点274に接続し、
接着剤を塗布される垂下部分257の縁275が、搬送
方向264に対し垂直に位置しているので、塗布ノズル
272を比較的速い速度vで移動させて、接着剤がこ
の縁275に沿って塗布されるようにする必要がある。
この速度vは、封筒262の搬送速度vよりも大き
い。縁274は比較的短く、垂下部分257の幾分より
長い縁276へ鈍角で移行している。縁276は搬送方
向264とは逆の方向において後方へ傾斜して延びてい
る。したがって塗布ノズル272を無端ベルト269を
用いて走行させねばならない。縁276が傾斜して延び
ているため速度が減少し、したがって塗布ノズル272
の走行速度vが速度vに比べて減少する。傾斜した
縁276は、垂下部分257の縁277に鈍角で接続し
ている。縁276が縁275から出て切れ目247に対
し距離が増大しているのに対し、縁277と切れ目24
7の距離は連続的に減少している。塗布ノズル272が
両縁276と277の移行領域に達したとき、無端ベル
ト269を切換え制御して、塗布ノズル272が図18
において再び左側へ移動するようにしなければならな
い。この切換えは、縁277の全長に接着剤255を塗
布するようにするために、非常に迅速に行なう必要があ
る。縁277は縁276よりも搬送方向264に対して
より小さな角度で位置しているので、無端ベルト269
の速度、よって塗布ノズルの速度をより低速に設定する
ことができる。縁277が傾斜して延びているので、塗
布ノズル272は、縁277に沿って接着剤255が塗
布されるように速度vで移動する。
【0090】上述したように、塗布ノズル272を制御
することにより、封筒の垂下部分の、構成の異なる複数
の縁に沿って、接着剤を塗布することができる。制御
は、適当なプログラムを介して行うのが有利である。
【0091】接着剤を塗布した後、接着剤を塗布された
折り畳み部分257は切れ目247のまわりに折り畳ま
れる。このため、図19に図示したような翼供給装置2
58が使用される。これに引き続いて、封筒262がプ
レス装置261に到達し、プレス装置261において封
筒262はしっかりとプレスされる。
【0092】上記の塗布装置265は、塗布装置223
の代りに設けることもできる。図22からわかるよう
に、封筒262を作成するため、ペーパーロール(図示
せず)から引き出される無端の巻取り紙が使用される。
図示した実施形態では、この巻取り紙278から封筒ば
かりでなく、封入物202も断裁される。封筒262及
び封入物202用の材料203は同じ幅を有しており、
よって封筒と封入体に対して幅の異なる巻取り紙を使用
する必要がない。封入物202は互いに平行に位置して
いる折り畳み稜204,205を有しており、図16及
び図17のような封入物を作成することができる。巻取
り紙278は封入物202の間で切断線279に沿って
切断される。図示した実施形態の場合、まず切断線27
9に沿って、封筒262の作成に必要なシート203を
巻取り紙278から切断する。次にねたとえば3枚の封
入物202を切断する。このとき1枚のシート203を
巻取り紙278から切断することができる。もちろん他
のいかなる順番でも可能である。また、1枚のシート2
03と1枚の封入物202を交互に巻取り紙278から
切断するようにしてもよい。封入物202とシート20
3は前述した態様で図16ないし図19のそれぞれの装
置に供給される。
【0093】シート203は封筒262及び封入物20
2のための素材として同じ幅Bを有しているので、ごみ
または断裁物が生じず、よって巻取り紙278を最適に
活用することができる。
【0094】長方形のシート203は、互いに平行な長
縁213,280と、互いに平行な短辺281,282
とを有している。図21に関し詳細に説明したように、
シート203はまず稜210に沿って折り畳まれる。稜
210は長縁213に対しても短辺281に対しても傾
斜している。折り畳み稜210と長縁213との成す角
度αはほぼ27゜である。折り畳み稜210は短辺28
2から間隔を持って始まり、反対側の短辺281で終わ
っている。短辺281における折り畳み稜210のこの
端部283は、短辺281の、長縁213に隣接してい
る半部分に位置している。
【0095】第2の折り畳み稜215は折り畳み稜21
0に対して直角に位置しており、シート203の長縁2
13から反対側の長縁280まで延びている。長縁21
3における折り畳み縁215の開始部284は、シート
203の隣接する短辺283からわずかな間隔を持って
位置している。折り畳み稜215と短辺283は、対向
している長縁280の方向へ発散するように延びてい
る。
【0096】折り畳み稜216も折り畳み稜210に対
して直角に、且つ折り畳み稜215に対して平行に位置
している。折り畳み稜216の開始部285は、短辺2
82からわずかな間隔を持って長縁280にある。
【0097】第4の折り畳み稜247は、折り畳み稜2
10に対して平行に、且つシート203の長縁280に
対してほぼ270゜の角度αで延びている。長縁280
における折り畳み稜247の開始部286は、短辺28
1からわずかな間隔を持って位置している。
【0098】シート203の折り畳み稜が上記のように
延在しているので、封筒262の長手中心軸線286も
長方形のシート203の長縁213,280に対してほ
ぼ27゜の角度αで位置している。このためシート20
3は、水平方向に位置している第1の折り畳み稜210
がシート203の搬送方向263に対して垂直に装置を
通過するように、搬送ロール208を介して装置内へ挿
入される。このため、図21に示すように、シート20
3は搬送方向263に対して傾斜して位置している。シ
ート203から作成される封筒262は長方形の輪郭を
有している。それぞれの垂下部分211,221,22
2,257の縁は、封筒262の対応する縁に合同状態
で重なっているので、封筒262の後加工の必要がな
い。使用されるシート203のサイズに応じて異なる大
きさの封筒が得られる。
【0099】互いに直角に交差している稜210,21
5,216,247により封筒262のサイズ、特にそ
の可視面287がのサイズが決定される。折り畳み稜の
交点288ないし291はシート203の外稜に位置し
てるのではなく、図22に示すようにシートの内稜に位
置している。
【0100】作成されるべき封筒262の可視面287
と、少なくとも、封筒の封緘垂下部分を形成する垂下部
分257とは、装置を通過させる前に印刷を施しておく
のが有利である。たとえば可視面287にはすでに郵便
料金を印刷しておくことができる。封筒262に封入さ
れる封入物202の数量またはその重量は既知なので、
郵便料金を正確な額で印刷することができる。さらに、
可視面に、住所及び(または)バーコードを所望の位置
に印刷しておくこともできる。同様に、可視面に発送人
を印刷しておいてもよい。最後に、受信者にマッチした
広告、たとえば受信者の業種にマッチした広告を印刷し
ていてもよい。シート203の可視面287とは逆の側
には、手紙の内容を読み取られないようにするため、支
離滅裂な印刷を施してもよい。
【0101】封緘垂下部分257は付加的な広告担持体
として使用することもできる。この場合には、封緘垂下
部分にも適当な広告が印刷される。これは片面印刷で行
なうことができる。
【0102】接着剤としては、従来の接着剤を使用する
ことができる。分散性接着剤、ポニビニールアセテート
系接着剤等を使用してもよい。これらの接着剤は、封筒
が不慮に開くのを阻止する。もちろんゴムのりでもよ
い。
【0103】接着剤の塗布態様もその都度の使用例に適
合させることができる。図示し、説明した実施形態で
は、接着剤はこのために設けた個所にストライプ状に、
対応するシート203の縁の全長にわたって塗布され
る。接着剤をその長手方向に連続して塗布するのではな
く、たとえば点状に塗布して、後で封筒を容易に開封で
きるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方法の工程を示す図である。
【図2】aは本発明によるカバー製造装置の第1実施形
態の簡略斜視図、bは工程図である。
【図3】aは本発明によるカバー製造装置の第2実施形
態の簡略斜視図、bは工程図である。
【図4】aは本発明によるカバー製造装置の第3実施形
態の簡略斜視図、bは工程図である。
【図5】aは本発明によるカバー製造装置の第4実施形
態の簡略斜視図、bは工程図である。
【図6】本発明による装置の折り畳み機を示す図であ
る。
【図7】図6の折り畳み機の簡略斜視図である。
【図8】図6及び図7の折り畳み機の折り畳み過程を示
す簡略図である。
【図9】図6及び図7の折り畳み機の折り畳み過程の変
形実施形態を示す簡略図である。
【図10】aは本発明によるカバーの封入物の折り畳み
形状を示し、bは他の折り畳み形状を示す図である。
【図11】aは封入物を備えたカバーの折り畳み形状を
示し、bは封入物を備えたカバーの他の折り畳み形状を
示し、cは封入物を備えたカバーの他の折り畳み形状を
示し、dは封入物を備えたカバーの他の折り畳み形状を
示す図である。
【図12】接着装置の側面図である。
【図13】図12の接着装置の平面図である。
【図14】封入物をカバーする方法を示す図である。
【図15】カバーを製造する方法を示す図である。
【図16】本発明によるカバー製造装置の他の実施形態
の側面図である。
【図17】図16の装置の平面図である。
【図18】本発明によるカバー製造装置の他の実施形態
の平面図である。
【図19】本発明によるカバー製造装置の他の実施形態
を示す図である。
【図20】aは本発明によるカバーを示す図、bはこの
カバーに接着剤を塗布するにあたっての速度と距離の関
係を示すグラフである。
【図21】封入物を挿入しながら本発明によるカバーを
製造する工程を示す図である。
【図22】本発明によるカバーとカバーのための添付物
を製造するための巻取り紙の平面図である。
【符合の説明】
1,2,3 依頼者 4 中央計算機 5,6,7,8,9,10 サーバー 17 枚葉紙(シート) 22 封入物

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙、合成物質またはこれらに類似した素材
    から成る少なくとも1枚のシートの少なくとも片面に印
    刷を施し、シートを密封状態で発送するようにした印刷
    発送物の製造方法であって、依頼者のもとで印刷データ
    を作成し、ネットを介して印刷装置に伝送させ、印刷装
    置において、伝送された印刷データをシート上に印刷す
    るようにした前記方法において、 依頼者(1ないし3)が印刷データを、印刷依頼の実行
    に適した生産所(5ないし10)に送り、この生産所が
    印刷発送物を発送準備完了状態に作り上げることを特徴
    とする方法。
  2. 【請求項2】依頼者(1ないし3)が印刷データをそれ
    ぞれのセンター部(4)を介して、有利には中央計算機
    を介してそれぞれの生産所(5ないし10)に送ること
    を特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】センター部(4)が、生産所(5ないし1
    0)を印刷自由キャパシタンスに関して選び出すことを
    特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】センター部(4)が、生産所(5ないし1
    0)を依頼者(1ないし3)及び(または)顧客の場所
    的近さに関して選び出すことを特徴とする、請求項1か
    ら3までのいずれか一つに記載の方法。
  5. 【請求項5】センター部(4)が、生産所(5ないし1
    0)から印刷自由キャパシタンス及び(または)印刷コ
    ストに関する情報を得ることを特徴とする、請求項2か
    ら4までのいずれか一つに記載の方法。
  6. 【請求項6】シート(17)を少なくとも1回折り畳む
    ことを特徴とする、請求項1から5までのいずれか一つ
    に記載の方法。
  7. 【請求項7】折り畳まれたシート(17)を開口縁で封
    印し、有利には接着剤で封印し、有利には、折り畳まれ
    たシート(17)に、有利にはシート(17)と同じ大
    きさの判を持つ封入物(22)を挿入することを特徴と
    する、請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】封入物(22)を供給することによりシー
    ト(17)の折り畳み過程を開始することを特徴とす
    る、請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】折り畳んだシート(17)を、封入物(2
    2)を挿入した後で開口縁にて封印することを特徴とす
    る、請求項7または8に記載の方法。
  10. 【請求項10】折り畳む前後に、シート(17)に住所
    (81)を付与し、有利には印刷することを特徴とす
    る、請求項1から9までのいずれか一つに記載の方法。
  11. 【請求項11】折り畳む前に、封入物(22)とシート
    (17)とを互いに直角に配置することを特徴とする、
    請求項7から10までのいずれか一つに記載の方法。
  12. 【請求項12】封入物(22)を2枚のシート(17)
    の間に挿入し、封入物(22)を挿入した後に、2枚の
    シート(17)を有利には縁において互いに封印するこ
    とを特徴とする、請求項7から10までのいずれか一つ
    に記載の方法。
  13. 【請求項13】封入物(22)を、仕上げ印刷して供給
    することを特徴とする、請求項7から12までのいずれ
    か一つに記載の方法。
  14. 【請求項14】封入物(22)の印刷を、シート(1
    7)といっしょにする直前に行なうことを特徴とする、
    請求項7から13までのいずれか一つに記載の方法。
  15. 【請求項15】シート(17)を、シートロール(1
    3)の軌道から切り取ることを特徴とする、請求項1か
    ら14までのいずれか一つに記載の方法。
  16. 【請求項16】シート(17)を枚葉紙として、有利に
    は印刷を施した枚葉紙として供給することを特徴とす
    る、請求項1から14までのいずれか一つに記載の方
    法。
  17. 【請求項17】最初のシート及び(または)最後のシー
    ト(17)に、封入物(22)に割り当てた発送人の住
    所を印刷することを特徴とする、請求項1から16まで
    のいずれか一つに記載の方法。
  18. 【請求項18】封入物(22)を折り畳んでいないシー
    ト(17)に当て、次にシート(17)を封入物(2
    2)の回りに折り畳んで封筒を形成させることを特徴と
    する、請求項1から17までのいずれか一つに記載の方
    法。
  19. 【請求項19】封入物(22)を長手側に対して傾斜さ
    せて、有利には封入物(22)と同じフォーマットのシ
    ート(17)に当てることを特徴とする、請求項18に
    記載の方法。
  20. 【請求項20】シート(17)を、その上にある封入物
    (22)の縁(94ないし97)に沿って折り畳んで封
    筒を形成させることを特徴とする、請求項18または1
    9に記載の方法。
  21. 【請求項21】シート(17)の上に置く前に封入物
    (22)を折り畳むことを特徴とする、請求項18から
    20までのいずれか一つに記載の方法。
  22. 【請求項22】特に請求項1から21までのいずれか1
    つに記載の方法で使用するためのカバーであって、断裁
    部分から作成され、折り畳み稜のまわりに折り畳まれた
    複数の垂下部分を有し、垂下部分が接着剤の塗布により
    互いに結合されているカバーにおいて、 断裁部分(203)が屑なしで折り畳まれていることを
    特徴とするカバー。
  23. 【請求項23】断裁部分(203)がDINフォーマッ
    ト、有利にはDINA4フォーマットを有していること
    を特徴とする、請求項22に記載のカバー。
  24. 【請求項24】折り畳み稜(210,215,216,
    247)が断裁部分(203)の外縁(213,28
    0,282,283)に対して傾斜して位置し、作成さ
    れるべき封筒(262)の輪郭が、有利には断裁部分
    (203)の輪郭の内側にあることを特徴とする、請求
    項22または23に記載のカバー。
  25. 【請求項25】作成されるべき封筒(262)の長手中
    心軸線(286)が、有利には封入物(202)と同じ
    幅の断裁部分(203)の外縁(210,215,21
    6,247)に対し傾斜していることを特徴とする、請
    求項22から24までのいずれか一つに記載のカバー。
  26. 【請求項26】折り畳み装置と、プレス装置と、接着剤
    の塗布装置とを備えた、請求項22から25までのいず
    れか1つに記載のカバー製造装置において、 塗布装置(265)が少なくとも1つの塗布ノズル(2
    72)を有し、塗布ノズル(272)が、カバー(26
    2)の搬送速度に依存して、接着剤塗布装置により制御
    されて移動可能であることを特徴とするカバー製造装
    置。
  27. 【請求項27】塗布ノズル(272)が搬送装置(26
    6ないし268)を用いて移動可能であること、塗布ノ
    ズル(272)の移動方向が、有利にはカバー製造装置
    を通過するカバー(262)の搬送方向(264)に対
    して傾斜していることを特徴とする、請求項26に記載
    のカバー製造装置。
  28. 【請求項28】搬送装置(266ないし268)が、二
    つのロール(267,268)を介して案内されている
    無端ベルト(266)であり、二つのロール(267,
    268)のうち少なくとも一方が駆動され、且つ有利に
    はカバー(262)の搬送装置(264)に対して垂直
    に且つ鉛直方向に位置していることを特徴とする、請求
    項27に記載のカバー製造装置。
  29. 【請求項29】請求項22から25までのいずれか1つ
    に記載のカバーの製造方法であって、断裁部分を折り曲
    げ、接着するようにしたカバー製造方法において、 断裁部分(203)を、その縁(213,280,28
    2,283)に対して傾斜させて装置に供給することを
    特徴とするカバー製造方法。
  30. 【請求項30】有利には巻取り紙(278)から切り離
    した断裁部分(203)を、最初の折り畳み稜(21
    0)が断裁部分(203)の搬送方向(263)に対し
    て垂直に位置するように傾斜させて供給することを特徴
    とする、請求項29に記載のカバー製造方法。
  31. 【請求項31】折り畳んでいない断裁部分(203)を
    供給した直後に、少なくとも1つの封入物(202)を
    断裁部分(203)に対して交差する方向に供給し、断
    裁部分(203)を、有利には供給前に折り畳むことを
    特徴とする、請求項29または30に記載のカバー製造
    方法。
  32. 【請求項32】有利には巻取り紙(278)から切り離
    した封入物(202)が、供給時に、断裁部分(20
    3)に折り畳み稜(210)を形成する支援をすること
    を特徴とする、請求項31に記載のカバー製造方法。
  33. 【請求項33】折り畳む前に断裁部分(203)に印刷
    を施すことを特徴とする、請求項28から32までのい
    ずれか一つに記載のカバー製造方法。
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