JP2000101875A - デジタルスチルカメラ - Google Patents
デジタルスチルカメラInfo
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- JP2000101875A JP2000101875A JP10287376A JP28737698A JP2000101875A JP 2000101875 A JP2000101875 A JP 2000101875A JP 10287376 A JP10287376 A JP 10287376A JP 28737698 A JP28737698 A JP 28737698A JP 2000101875 A JP2000101875 A JP 2000101875A
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- shooting
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Abstract
(57)【要約】
【課題】撮影を所望する被写体を的確に捉えることが可
能なデジタルスチルカメラを提供する。 【解決手段】撮像レンズ1と、撮像しようとする被写体
の光学像を、撮影レンズ1を介して読み取って、画像と
して表示するLCD9と、通常撮影を行う通常撮影モー
ドと、通常撮影よりも近い距離の被写体を撮影する近接
撮影を行う近接撮影モードのいずれかを選択する切り替
えスイッチ22と、被写体を視認可能なファインダ15
と、切り替えスイッチ22により、近接撮影モードが設
定されたことに応動して、撮影者がLCD9を介して被
写体の画像を確認することを促す所定の警告を行うLE
D12とを有するので、撮影者がファインダ15を介し
て被写体を狙っていても、近接撮影モードが設定された
ことに応動して、LED12が所定の警告を行えば、撮
影者はLCD9を介して被写体の画像を確認するよう促
され、それにより被写体を的確に撮影することが可能と
なる。
能なデジタルスチルカメラを提供する。 【解決手段】撮像レンズ1と、撮像しようとする被写体
の光学像を、撮影レンズ1を介して読み取って、画像と
して表示するLCD9と、通常撮影を行う通常撮影モー
ドと、通常撮影よりも近い距離の被写体を撮影する近接
撮影を行う近接撮影モードのいずれかを選択する切り替
えスイッチ22と、被写体を視認可能なファインダ15
と、切り替えスイッチ22により、近接撮影モードが設
定されたことに応動して、撮影者がLCD9を介して被
写体の画像を確認することを促す所定の警告を行うLE
D12とを有するので、撮影者がファインダ15を介し
て被写体を狙っていても、近接撮影モードが設定された
ことに応動して、LED12が所定の警告を行えば、撮
影者はLCD9を介して被写体の画像を確認するよう促
され、それにより被写体を的確に撮影することが可能と
なる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルスチルカ
メラに関し、特に、近接撮影に適したデジタルスチルカ
メラに関する。
メラに関し、特に、近接撮影に適したデジタルスチルカ
メラに関する。
【0002】
【従来の技術】電子技術の向上に伴い、撮像した画像を
デジタルデータに変換して記憶するデジタルスチルカメ
ラが開発され、既に市販されている。ユーザーは、デジ
タルスチルカメラにより撮像した画像を、たとえば自分
のパソコンのディスプレイに表示でき、またプリンタを
介してプリントできるため、その応用範囲は広いものと
なっている。
デジタルデータに変換して記憶するデジタルスチルカメ
ラが開発され、既に市販されている。ユーザーは、デジ
タルスチルカメラにより撮像した画像を、たとえば自分
のパソコンのディスプレイに表示でき、またプリンタを
介してプリントできるため、その応用範囲は広いものと
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般的なデ
ジタルスチルカメラは、液晶表示装置(LCD)を備え
ており、かかる液晶表示装置を介して、撮影時に被写体
画像をモニタでき、それによりモニタされた被写体画像
をそのまま撮像できるようになっている。また撮影後に
は、液晶表示装置を介して、記憶した画像信号に基づき
画像を再生することができ、それにより撮ったその場で
被写体画像を確認することが可能となっている。しかし
ながら、液晶表示装置に供給する電力を節約するため、
従来の銀塩フィルムカメラのように光学的ファインダの
みを有しているデジタルスチルカメラも存在している。
更に、液晶表示装置とファインダの両方を有しているデ
ジタルスチルカメラも存在している。
ジタルスチルカメラは、液晶表示装置(LCD)を備え
ており、かかる液晶表示装置を介して、撮影時に被写体
画像をモニタでき、それによりモニタされた被写体画像
をそのまま撮像できるようになっている。また撮影後に
は、液晶表示装置を介して、記憶した画像信号に基づき
画像を再生することができ、それにより撮ったその場で
被写体画像を確認することが可能となっている。しかし
ながら、液晶表示装置に供給する電力を節約するため、
従来の銀塩フィルムカメラのように光学的ファインダの
みを有しているデジタルスチルカメラも存在している。
更に、液晶表示装置とファインダの両方を有しているデ
ジタルスチルカメラも存在している。
【0004】ここで、液晶表示装置とファインダの両方
を有しているデジタルスチルカメラにおいては、その構
造上ファインダ光学系の光軸と撮像光学系の光軸とを一
致させることは困難である。従って、両光軸にはある程
度のズレが存在することとなる。ところが、かかるズレ
によりパララックスと呼ばれる現象が生じる。
を有しているデジタルスチルカメラにおいては、その構
造上ファインダ光学系の光軸と撮像光学系の光軸とを一
致させることは困難である。従って、両光軸にはある程
度のズレが存在することとなる。ところが、かかるズレ
によりパララックスと呼ばれる現象が生じる。
【0005】パララックスとは、ファインダ光学系を介
して視認される被写界の範囲(ファインダ視野)と、撮
像光学系を介して結像される被写界の範囲(レンズ視
野)とが異なる現象をいう。ここで、離れた被写体を撮
影する通常撮影の場合には、ファインダ視野とレンズ視
野とは、概ね一致するため、撮影者がファインダ光学系
を覗きながら、被写体を狙っても特に大きな問題は生じ
ない。ところが、近接した被写体を撮影する近接撮影の
場合には、かかるパララックスがより顕著となるため、
ファインダ光学系を介して狙った被写体を撮影できない
恐れがある。
して視認される被写界の範囲(ファインダ視野)と、撮
像光学系を介して結像される被写界の範囲(レンズ視
野)とが異なる現象をいう。ここで、離れた被写体を撮
影する通常撮影の場合には、ファインダ視野とレンズ視
野とは、概ね一致するため、撮影者がファインダ光学系
を覗きながら、被写体を狙っても特に大きな問題は生じ
ない。ところが、近接した被写体を撮影する近接撮影の
場合には、かかるパララックスがより顕著となるため、
ファインダ光学系を介して狙った被写体を撮影できない
恐れがある。
【0006】一方、液晶表示装置は、撮像しようとする
被写体をそのまま表示できるものであるから、通常撮影
であっても近接撮影であっても、液晶表示装置に表示さ
れた画像にかかる被写体をそのまま撮影することが可能
である。ところが、液晶表示装置は、比較的大電力を消
費するものであるため、常に被写体画像をモニタしつつ
撮影を行うと、デジタルスチルカメラに装填された電池
に蓄積されたエネルギが短時間で消費されてしまい、そ
の結果電池を交換しない限り撮影が不能になるという問
題がある。
被写体をそのまま表示できるものであるから、通常撮影
であっても近接撮影であっても、液晶表示装置に表示さ
れた画像にかかる被写体をそのまま撮影することが可能
である。ところが、液晶表示装置は、比較的大電力を消
費するものであるため、常に被写体画像をモニタしつつ
撮影を行うと、デジタルスチルカメラに装填された電池
に蓄積されたエネルギが短時間で消費されてしまい、そ
の結果電池を交換しない限り撮影が不能になるという問
題がある。
【0007】本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑
み、撮影を所望する被写体を的確に捉えることが可能な
デジタルスチルカメラを提供することを目的とする。
み、撮影を所望する被写体を的確に捉えることが可能な
デジタルスチルカメラを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明のデジタルスチルカメラは、撮像光学系と、
撮像しようとする被写体の光学像を、前記撮像光学系を
介して読み取って、画像として表示する画像確認手段
と、通常撮影を行う通常撮影モードと、通常撮影よりも
近い距離の被写体を撮影する近接撮影を行う近接撮影モ
ードのいずれかを選択する切り替え部材と、被写体を視
認可能なファインダ光学系と、前記切り替え部材によ
り、前記近接撮影モードが設定されたことに応動して、
撮影者が前記画像確認手段を介して前記被写体の画像を
確認することを促す所定の警告を行う警告手段とを有す
ることを特徴とする。
く、本発明のデジタルスチルカメラは、撮像光学系と、
撮像しようとする被写体の光学像を、前記撮像光学系を
介して読み取って、画像として表示する画像確認手段
と、通常撮影を行う通常撮影モードと、通常撮影よりも
近い距離の被写体を撮影する近接撮影を行う近接撮影モ
ードのいずれかを選択する切り替え部材と、被写体を視
認可能なファインダ光学系と、前記切り替え部材によ
り、前記近接撮影モードが設定されたことに応動して、
撮影者が前記画像確認手段を介して前記被写体の画像を
確認することを促す所定の警告を行う警告手段とを有す
ることを特徴とする。
【0009】本発明のデジタルスチルカメラは、撮像光
学系と、撮像しようとする被写体の光学像を、前記撮像
光学系を介して読み取って、画像として表示する画像確
認手段と、通常撮影を行う通常撮影モードと、通常撮影
よりも近い距離の被写体を撮影する近接撮影を行う近接
撮影モードのいずれかを選択する切り替え部材とを有
し、前記切り替え部材により、前記近接撮影モードが設
定されたことに応動して、前記画像確認手段が、被写体
の画像を表示することを特徴とする。
学系と、撮像しようとする被写体の光学像を、前記撮像
光学系を介して読み取って、画像として表示する画像確
認手段と、通常撮影を行う通常撮影モードと、通常撮影
よりも近い距離の被写体を撮影する近接撮影を行う近接
撮影モードのいずれかを選択する切り替え部材とを有
し、前記切り替え部材により、前記近接撮影モードが設
定されたことに応動して、前記画像確認手段が、被写体
の画像を表示することを特徴とする。
【0010】本発明のデジタルスチルカメラは、撮像光
学系と、撮像しようとする被写体の光学像を、前記撮像
光学系を介して読み取って、画像として表示する画像確
認手段と、通常撮影を行う通常撮影モードと、通常撮影
よりも近い距離の被写体を撮影する近接撮影を行う近接
撮影モードのいずれかを選択する切り替え部材と、被写
体を視認するファインダ光学系と、前記切り替え部材に
より、前記近接撮影モードが設定されたことに応動し
て、前記ファインダ光学系を通過する外光を制限する制
限手段とを有することを特徴とする。
学系と、撮像しようとする被写体の光学像を、前記撮像
光学系を介して読み取って、画像として表示する画像確
認手段と、通常撮影を行う通常撮影モードと、通常撮影
よりも近い距離の被写体を撮影する近接撮影を行う近接
撮影モードのいずれかを選択する切り替え部材と、被写
体を視認するファインダ光学系と、前記切り替え部材に
より、前記近接撮影モードが設定されたことに応動し
て、前記ファインダ光学系を通過する外光を制限する制
限手段とを有することを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明のデジタルスチルカメラによれば、撮像
光学系と、撮像しようとする被写体の光学像を、前記撮
像光学系を介して読み取って、画像として表示する画像
確認手段と、通常撮影を行う通常撮影モードと、通常撮
影よりも近い距離の被写体を撮影する近接撮影を行う近
接撮影モードのいずれかを選択する切り替え部材と、被
写体を視認可能なファインダ光学系と、前記切り替え部
材により、前記近接撮影モードが設定されたことに応動
して、撮影者が前記画像確認手段を介して前記被写体の
画像を確認することを促す所定の警告を行う警告手段と
を有するので、撮影者がファインダ光学系を介して被写
体を狙っていても、前記近接撮影モードが設定されたこ
とに応動して、前記警告手段が所定の警告を行えば、撮
影者は前記画像確認手段を介して前記被写体の画像を確
認するよう促され、それにより被写体を的確に撮影する
ことが可能となる。
光学系と、撮像しようとする被写体の光学像を、前記撮
像光学系を介して読み取って、画像として表示する画像
確認手段と、通常撮影を行う通常撮影モードと、通常撮
影よりも近い距離の被写体を撮影する近接撮影を行う近
接撮影モードのいずれかを選択する切り替え部材と、被
写体を視認可能なファインダ光学系と、前記切り替え部
材により、前記近接撮影モードが設定されたことに応動
して、撮影者が前記画像確認手段を介して前記被写体の
画像を確認することを促す所定の警告を行う警告手段と
を有するので、撮影者がファインダ光学系を介して被写
体を狙っていても、前記近接撮影モードが設定されたこ
とに応動して、前記警告手段が所定の警告を行えば、撮
影者は前記画像確認手段を介して前記被写体の画像を確
認するよう促され、それにより被写体を的確に撮影する
ことが可能となる。
【0012】本発明のデジタルスチルカメラによれば、
撮像光学系と、撮像しようとする被写体の光学像を、前
記撮像光学系を介して読み取って、画像として表示する
画像確認手段と、通常撮影を行う通常撮影モードと、通
常撮影よりも近い距離の被写体を撮影する近接撮影を行
う近接撮影モードのいずれかを選択する切り替え部材と
を有し、前記切り替え部材により、前記近接撮影モード
が設定されたことに応動して、前記画像確認手段が、被
写体の画像を表示するようになっているので、たとえ
ば、かかるデジタルカメラにファインダ光学系が設けら
れていて、撮影者がそのファインダ光学系を介して被写
体を狙っていても、前記近接撮影モードが設定されたこ
とに応動して、前記画像確認手段が、被写体の画像を表
示すれば、撮影者は前記画像確認手段を介して前記被写
体の画像を確認するよう促され、それにより被写体を的
確に撮影することが可能となる。
撮像光学系と、撮像しようとする被写体の光学像を、前
記撮像光学系を介して読み取って、画像として表示する
画像確認手段と、通常撮影を行う通常撮影モードと、通
常撮影よりも近い距離の被写体を撮影する近接撮影を行
う近接撮影モードのいずれかを選択する切り替え部材と
を有し、前記切り替え部材により、前記近接撮影モード
が設定されたことに応動して、前記画像確認手段が、被
写体の画像を表示するようになっているので、たとえ
ば、かかるデジタルカメラにファインダ光学系が設けら
れていて、撮影者がそのファインダ光学系を介して被写
体を狙っていても、前記近接撮影モードが設定されたこ
とに応動して、前記画像確認手段が、被写体の画像を表
示すれば、撮影者は前記画像確認手段を介して前記被写
体の画像を確認するよう促され、それにより被写体を的
確に撮影することが可能となる。
【0013】本発明のデジタルスチルカメラによれば、
撮像光学系と、撮像しようとする被写体の光学像を、前
記撮像光学系を介して読み取って、画像として表示する
画像確認手段と、通常撮影を行う通常撮影モードと、通
常撮影よりも近い距離の被写体を撮影する近接撮影を行
う近接撮影モードのいずれかを選択する切り替え部材
と、被写体を視認するファインダ光学系と、前記切り替
え部材により、前記近接撮影モードが設定されたことに
応動して、前記ファインダ光学系を通過する外光を制限
する制限手段とを有するので、撮影者がファインダ光学
系を介して被写体を狙っていても、前記近接撮影モード
が設定されたことに応動して、前記制限手段が前記ファ
インダ光学系を通過する外光を制限すれば、撮影者は前
記ファインダ光学系を介して被写体を狙うことは不適切
であることがわかり、たとえば前記画像確認手段を介し
て前記被写体の画像を確認するような他の方策をとるこ
とができ、それにより被写体を的確に撮影することが可
能となる。
撮像光学系と、撮像しようとする被写体の光学像を、前
記撮像光学系を介して読み取って、画像として表示する
画像確認手段と、通常撮影を行う通常撮影モードと、通
常撮影よりも近い距離の被写体を撮影する近接撮影を行
う近接撮影モードのいずれかを選択する切り替え部材
と、被写体を視認するファインダ光学系と、前記切り替
え部材により、前記近接撮影モードが設定されたことに
応動して、前記ファインダ光学系を通過する外光を制限
する制限手段とを有するので、撮影者がファインダ光学
系を介して被写体を狙っていても、前記近接撮影モード
が設定されたことに応動して、前記制限手段が前記ファ
インダ光学系を通過する外光を制限すれば、撮影者は前
記ファインダ光学系を介して被写体を狙うことは不適切
であることがわかり、たとえば前記画像確認手段を介し
て前記被写体の画像を確認するような他の方策をとるこ
とができ、それにより被写体を的確に撮影することが可
能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態
を、図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態に
かかるデジタルスチルカメラの構成を示すブロック図で
ある。図1において、撮影レンズ1により光学像を結像
された、CCDである光電変換手段(撮像手段)2は、
被写体の光学像を対応する電荷量に変換する、いわゆる
光電変換を行うものであり、A/D変換装置3は、光電
変換手段2から入力されたアナログ信号をディジタル信
号に変換して出力するものである。尚、本実施の形態に
かかるA/D変換回路3においては、光電変換手段2に
入射した光の強度が高いほど、大きな値のディジタル信
号に変換されるものとする。かかるA/D変換回路3を
介して得られた画像データは、一旦、画像用メモリ4に
記憶される。
を、図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態に
かかるデジタルスチルカメラの構成を示すブロック図で
ある。図1において、撮影レンズ1により光学像を結像
された、CCDである光電変換手段(撮像手段)2は、
被写体の光学像を対応する電荷量に変換する、いわゆる
光電変換を行うものであり、A/D変換装置3は、光電
変換手段2から入力されたアナログ信号をディジタル信
号に変換して出力するものである。尚、本実施の形態に
かかるA/D変換回路3においては、光電変換手段2に
入射した光の強度が高いほど、大きな値のディジタル信
号に変換されるものとする。かかるA/D変換回路3を
介して得られた画像データは、一旦、画像用メモリ4に
記憶される。
【0015】画像用メモリ4に記憶された画像データ
は、制御手段であるMPU5によって各種の画像処理が
施され、最終的には、MPU5に接続されたメモリカー
ド等の不揮発性メモリ6に記憶される。尚、MPU5
は、内蔵電池等の電源7から電力供給を受け、インタフ
ェース装置8を介してIrDA(赤外線通信)やシリア
ル通信等を利用して、外部の装置(不図示)と通信でき
るようになっている。又、MPU5は、パワースイッチ
16のオン操作により動作を開始し、レリーズボタン1
0からのレリーズ信号を受信して、図示しないシャッタ
装置を駆動して撮影を行うようになっている。更に、M
PU5は、液晶モニタ等の画像確認手段(LCD)9を
駆動制御して、光電変換手段2を介して、撮像しようと
している被写体の画像をリアルタイムで表示させ(以
下、スルー表示という)、あるいは不揮発性メモリ6に
記憶された画像データに基づき画像を表示させることが
できるようになっている。また、MPU5は、LED1
2を制御して点灯させることができるようになってお
り、ファインダ(図2)に近接する物体を検知して検出
信号を出力するセンサ14に接続されている。
は、制御手段であるMPU5によって各種の画像処理が
施され、最終的には、MPU5に接続されたメモリカー
ド等の不揮発性メモリ6に記憶される。尚、MPU5
は、内蔵電池等の電源7から電力供給を受け、インタフ
ェース装置8を介してIrDA(赤外線通信)やシリア
ル通信等を利用して、外部の装置(不図示)と通信でき
るようになっている。又、MPU5は、パワースイッチ
16のオン操作により動作を開始し、レリーズボタン1
0からのレリーズ信号を受信して、図示しないシャッタ
装置を駆動して撮影を行うようになっている。更に、M
PU5は、液晶モニタ等の画像確認手段(LCD)9を
駆動制御して、光電変換手段2を介して、撮像しようと
している被写体の画像をリアルタイムで表示させ(以
下、スルー表示という)、あるいは不揮発性メモリ6に
記憶された画像データに基づき画像を表示させることが
できるようになっている。また、MPU5は、LED1
2を制御して点灯させることができるようになってお
り、ファインダ(図2)に近接する物体を検知して検出
信号を出力するセンサ14に接続されている。
【0016】更に、本実施の形態のデジタルスチルカメ
ラは、撮影者により操作される通常撮影・近接撮影切り
替えスイッチ22を備えており、MPU5は、その位置
検出を行えるようになっている。通常撮影・近接撮影切
り替えスイッチ22を移動操作することにより、MPU
5は、近接する位置に存在する被写体を撮影する近接撮
影モードと、近接する位置より離れた被写体を撮影する
通常撮影モードとを設定可能となっている。
ラは、撮影者により操作される通常撮影・近接撮影切り
替えスイッチ22を備えており、MPU5は、その位置
検出を行えるようになっている。通常撮影・近接撮影切
り替えスイッチ22を移動操作することにより、MPU
5は、近接する位置に存在する被写体を撮影する近接撮
影モードと、近接する位置より離れた被写体を撮影する
通常撮影モードとを設定可能となっている。
【0017】図2は、本実施の形態の画像表示装置を備
えた電子カメラの斜視図である。電子カメラ100は、
上面にレリーズボタン10と、通常撮影・近接撮影切り
替えスイッチ22と、パワースイッチ16とを備え、背
面に画像表示装置であるLCD9を配置している。LC
D9の側方には、一回の押圧でLCD9にスルー表示を
行わせ、再度押圧することによりスルー表示を中止させ
るモニタ表示ボタン9aと、駒送りボタン9bとが備え
られている。
えた電子カメラの斜視図である。電子カメラ100は、
上面にレリーズボタン10と、通常撮影・近接撮影切り
替えスイッチ22と、パワースイッチ16とを備え、背
面に画像表示装置であるLCD9を配置している。LC
D9の側方には、一回の押圧でLCD9にスルー表示を
行わせ、再度押圧することによりスルー表示を中止させ
るモニタ表示ボタン9aと、駒送りボタン9bとが備え
られている。
【0018】更に、本実施の形態のデジタルスチルカメ
ラにおいては、LCD9の上方に、撮影者が被写体を視
認できる光学式ファインダ15が設けられており、光学
式ファインダ15に隣接して、LED12とセンサ14
とが配置されている。警告手段であるLED12が点灯
すれば、撮影者は、ファインダ15を介して視認される
被写体が、パララックスに基づきその画像の一部が欠け
たまま撮像される恐れがあると判断できる。
ラにおいては、LCD9の上方に、撮影者が被写体を視
認できる光学式ファインダ15が設けられており、光学
式ファインダ15に隣接して、LED12とセンサ14
とが配置されている。警告手段であるLED12が点灯
すれば、撮影者は、ファインダ15を介して視認される
被写体が、パララックスに基づきその画像の一部が欠け
たまま撮像される恐れがあると判断できる。
【0019】次に、図面を参照して本実施の形態にかか
るデジタルスチルカメラの動作につき、図面を参照して
説明する。尚、かかる動作はレリーズボタン10が全押
しされる前の撮影準備段階に行われるものであり、たと
えばレリーズボタン10の半押しに応じて、制御がスタ
ートするようにしても良い。図3は、本実施の形態にか
かるデジタルスチルカメラの動作を示すフローチャート
である。
るデジタルスチルカメラの動作につき、図面を参照して
説明する。尚、かかる動作はレリーズボタン10が全押
しされる前の撮影準備段階に行われるものであり、たと
えばレリーズボタン10の半押しに応じて、制御がスタ
ートするようにしても良い。図3は、本実施の形態にか
かるデジタルスチルカメラの動作を示すフローチャート
である。
【0020】図3のステップS101において、MPU
5は、通常撮影・近接撮影切り替えスイッチ22の位置
を検出して、近接撮影モードが設定され、かつセンサ1
4により撮影者がファインダ15を覗いていることが検
出されたか否か判断する。近接撮影モードが設定され、
かつセンサ14により撮影者がファインダ15を覗いて
いることが検出されたと判断すれば、MPU5は、更に
ステップS102において、現在LED12により警告
中か否か判断する。
5は、通常撮影・近接撮影切り替えスイッチ22の位置
を検出して、近接撮影モードが設定され、かつセンサ1
4により撮影者がファインダ15を覗いていることが検
出されたか否か判断する。近接撮影モードが設定され、
かつセンサ14により撮影者がファインダ15を覗いて
いることが検出されたと判断すれば、MPU5は、更に
ステップS102において、現在LED12により警告
中か否か判断する。
【0021】現在警告中ではないと判断すれば、MPU
5は、ステップS103において、LED12を点灯す
るように制御し、フローをステップS101へと戻すよ
うになっている。一方、現在警告中であると判断すれ
ば、MPU5は、直ちにフローをステップS101へと
戻すようになっている。
5は、ステップS103において、LED12を点灯す
るように制御し、フローをステップS101へと戻すよ
うになっている。一方、現在警告中であると判断すれ
ば、MPU5は、直ちにフローをステップS101へと
戻すようになっている。
【0022】ステップS101において、近接撮影モー
ドが設定されておらず、あるいはセンサ14により撮影
者がファインダ15を覗いていることが検出されなかっ
たと判断すれば、MPU5は、更にステップS104に
おいて、現在LED12により警告中か否か判断する。
ドが設定されておらず、あるいはセンサ14により撮影
者がファインダ15を覗いていることが検出されなかっ
たと判断すれば、MPU5は、更にステップS104に
おいて、現在LED12により警告中か否か判断する。
【0023】現在警告中であると判断すれば、MPU5
は、ステップS105において、LED12を消灯する
ように制御し、フローをステップS101へと戻すよう
になっている。一方、現在警告中でないと判断すれば、
MPU5は、直ちにフローをステップS101へと戻す
ようになっている。
は、ステップS105において、LED12を消灯する
ように制御し、フローをステップS101へと戻すよう
になっている。一方、現在警告中でないと判断すれば、
MPU5は、直ちにフローをステップS101へと戻す
ようになっている。
【0024】このように本実施の形態によれば、近接撮
影モードが設定され、かつ撮影者がファインダ15を覗
いていることが検出された場合に、LED12を点灯さ
せて撮影者に警告することにより、LCDの表示を確認
することを促し、それによりパララックスに起因する撮
像画像の欠け等を防止することができる。尚、本実施の
形態においては、ステップS101において、MPU5
は、近接撮影モードが設定され、かつセンサ14により
撮影者がファインダ15を覗いていることが検出された
か否か判断して警告を発するようにしているが、近接撮
影モードが設定されたことのみに応じて、警告するよう
にしても良い。それによりセンサ14を設ける必要がな
くなりコスト低減となる。
影モードが設定され、かつ撮影者がファインダ15を覗
いていることが検出された場合に、LED12を点灯さ
せて撮影者に警告することにより、LCDの表示を確認
することを促し、それによりパララックスに起因する撮
像画像の欠け等を防止することができる。尚、本実施の
形態においては、ステップS101において、MPU5
は、近接撮影モードが設定され、かつセンサ14により
撮影者がファインダ15を覗いていることが検出された
か否か判断して警告を発するようにしているが、近接撮
影モードが設定されたことのみに応じて、警告するよう
にしても良い。それによりセンサ14を設ける必要がな
くなりコスト低減となる。
【0025】図4は、本実施の形態の変形例にかかる動
作を示すフローチャートである。図4のステップS20
1において、MPU5は、通常撮影・近接撮影切り替え
スイッチ22の位置を検出して、近接撮影モードが設定
され、かつセンサ14により撮影者がファインダ15を
覗いていることが検出されたか否か判断する。近接撮影
モードが設定され、かつセンサ14により撮影者がファ
インダ15を覗いていることが検出されたと判断すれ
ば、MPU5は、更にステップS202において、表示
ボタン9aがオンとなってスルー表示が行われているか
否か判断する。
作を示すフローチャートである。図4のステップS20
1において、MPU5は、通常撮影・近接撮影切り替え
スイッチ22の位置を検出して、近接撮影モードが設定
され、かつセンサ14により撮影者がファインダ15を
覗いていることが検出されたか否か判断する。近接撮影
モードが設定され、かつセンサ14により撮影者がファ
インダ15を覗いていることが検出されたと判断すれ
ば、MPU5は、更にステップS202において、表示
ボタン9aがオンとなってスルー表示が行われているか
否か判断する。
【0026】スルー表示がされていないと判断すれば、
MPU5は、ステップS203において、LCD9によ
りスルー表示を行うように制御し、フローをステップS
201へと戻すようになっている。一方、スルー表示が
なされていないと判断すれば、MPU5は、直ちにフロ
ーをステップS201へと戻すようになっている。
MPU5は、ステップS203において、LCD9によ
りスルー表示を行うように制御し、フローをステップS
201へと戻すようになっている。一方、スルー表示が
なされていないと判断すれば、MPU5は、直ちにフロ
ーをステップS201へと戻すようになっている。
【0027】ステップS201において、近接撮影モー
ドが設定されておらず、あるいはセンサ14により撮影
者がファインダ15を覗いていることが検出されなかっ
たと判断すれば、MPU5は、更にステップS204に
おいて、スルー表示が行われているか否か判断する。ス
ルー表示が行われていなければ、MPU5は、直ちにフ
ローをステップS201へと戻すようになっている。
ドが設定されておらず、あるいはセンサ14により撮影
者がファインダ15を覗いていることが検出されなかっ
たと判断すれば、MPU5は、更にステップS204に
おいて、スルー表示が行われているか否か判断する。ス
ルー表示が行われていなければ、MPU5は、直ちにフ
ローをステップS201へと戻すようになっている。
【0028】一方、スルー表示中であると判断すれば、
MPU5は、ステップS205において、表示ボタン9
aがオンとなっているか更に判断し、表示ボタン9aが
オンとなっていなければLCD9の表示を中止するよう
に制御し、フローをステップS201へと戻すようにな
っている。一方、表示ボタン9aがオンとなっていれ
ば、MPU5は、直ちにフローをステップS201へと
戻すようになっている。かかる動作は、通常撮影におい
て、撮影者がスルー表示により被写体を確認したい場合
があることを考慮したものである。
MPU5は、ステップS205において、表示ボタン9
aがオンとなっているか更に判断し、表示ボタン9aが
オンとなっていなければLCD9の表示を中止するよう
に制御し、フローをステップS201へと戻すようにな
っている。一方、表示ボタン9aがオンとなっていれ
ば、MPU5は、直ちにフローをステップS201へと
戻すようになっている。かかる動作は、通常撮影におい
て、撮影者がスルー表示により被写体を確認したい場合
があることを考慮したものである。
【0029】このように本実施の形態によれば、近接撮
影モードが設定され、かつ撮影者がファインダ15を覗
いていることが検出された場合に、LCD9によりスル
ー表示を行わせることにより、LCDの表示を確認する
ことを促し、それによりパララックスに起因する撮像画
像の欠け等を防止することができる。尚、本変形例にお
いても、ステップS201において、MPU5は、近接
撮影モードが設定され、かつセンサ14により撮影者が
ファインダ15を覗いていることが検出されたか否か判
断して警告を発するようにしているが、近接撮影モード
が設定されたことのみに応じて、警告するようにしても
良い。それによりセンサ14を設ける必要がなくなりコ
スト低減となる。
影モードが設定され、かつ撮影者がファインダ15を覗
いていることが検出された場合に、LCD9によりスル
ー表示を行わせることにより、LCDの表示を確認する
ことを促し、それによりパララックスに起因する撮像画
像の欠け等を防止することができる。尚、本変形例にお
いても、ステップS201において、MPU5は、近接
撮影モードが設定され、かつセンサ14により撮影者が
ファインダ15を覗いていることが検出されたか否か判
断して警告を発するようにしているが、近接撮影モード
が設定されたことのみに応じて、警告するようにしても
良い。それによりセンサ14を設ける必要がなくなりコ
スト低減となる。
【0030】更に、警告の態様としては、ファインダ1
5の脇に配置されたLED12に限らず、たとえばファ
インダ15内にLEDを配置しても良く、LCD9に
「LCDを見て下さい」とか「近接モードが設定されま
した」とか表示させることにより警告を行っても良い。
また、MPU5の制御下で、音声手段20(図1)を介
して「LCDを見て下さい」とか「近接モードが設定さ
れました」とか発声させるようにしても良い。
5の脇に配置されたLED12に限らず、たとえばファ
インダ15内にLEDを配置しても良く、LCD9に
「LCDを見て下さい」とか「近接モードが設定されま
した」とか表示させることにより警告を行っても良い。
また、MPU5の制御下で、音声手段20(図1)を介
して「LCDを見て下さい」とか「近接モードが設定さ
れました」とか発声させるようにしても良い。
【0031】更に別な実施の形態について説明する。図
2の通常撮影・近接撮影切り替えスイッチ22は、デジ
タルスチルカメラ100の内部において遮蔽部材22a
を連結しており、遮蔽部材22aは、通常撮影・近接撮
影切り替えスイッチ22の移動に応じて、ファインダ光
学系(不図示)の光路内に挿入されたり、そこから待避
したりするようになっている。
2の通常撮影・近接撮影切り替えスイッチ22は、デジ
タルスチルカメラ100の内部において遮蔽部材22a
を連結しており、遮蔽部材22aは、通常撮影・近接撮
影切り替えスイッチ22の移動に応じて、ファインダ光
学系(不図示)の光路内に挿入されたり、そこから待避
したりするようになっている。
【0032】本実施の形態によれば、撮影者が、通常撮
影・近接撮影切り替えスイッチ22を切り替えて近接撮
影モードを設定すると、遮蔽部材22aがファインダ光
学系内に挿入されて、ファインダ光学系を通して被写体
が視認できなくなるようになっている。従って、撮影者
がファインダを覗いていた場合、被写体が視認できなく
なることから、たとえばLCD9をスルー表示にして、
それにより被写体を確認する等の措置を講ずることがで
きる。それによりパララックスに起因する撮像画像の欠
け等を防止することができる。尚、本実施の形態は、近
接撮影モードが設定されたときに、警告を発したり、L
CD9をオンとするような、図3,4に示す制御と共に
実行されることができる。更に、ファインダ光学系を通
して被写体が視認できなくなるようにするために、機械
的な遮蔽部材22aを用いず、光の透過率を変更できる
液晶等をファインダ光学系の一部として用いて、近接撮
影モードに応じて不透過になるようにしても良い。
影・近接撮影切り替えスイッチ22を切り替えて近接撮
影モードを設定すると、遮蔽部材22aがファインダ光
学系内に挿入されて、ファインダ光学系を通して被写体
が視認できなくなるようになっている。従って、撮影者
がファインダを覗いていた場合、被写体が視認できなく
なることから、たとえばLCD9をスルー表示にして、
それにより被写体を確認する等の措置を講ずることがで
きる。それによりパララックスに起因する撮像画像の欠
け等を防止することができる。尚、本実施の形態は、近
接撮影モードが設定されたときに、警告を発したり、L
CD9をオンとするような、図3,4に示す制御と共に
実行されることができる。更に、ファインダ光学系を通
して被写体が視認できなくなるようにするために、機械
的な遮蔽部材22aを用いず、光の透過率を変更できる
液晶等をファインダ光学系の一部として用いて、近接撮
影モードに応じて不透過になるようにしても良い。
【0033】以上、本発明を実施の形態を参照して説明
してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈さ
れるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることは
もちろんである。たとえばセンサ14は、光学式のもの
に限らず、光学式ファインダ15にアイピースを取り付
けて、光学式ファインダ15を覗くユーザーの顔によ
り、アイピースが押されたことを機械的に検知するもの
でも良い。
してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈さ
れるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることは
もちろんである。たとえばセンサ14は、光学式のもの
に限らず、光学式ファインダ15にアイピースを取り付
けて、光学式ファインダ15を覗くユーザーの顔によ
り、アイピースが押されたことを機械的に検知するもの
でも良い。
【0034】
【発明の効果】本発明のデジタルスチルカメラによれ
ば、撮像光学系と、撮像しようとする被写体の光学像
を、前記撮像光学系を介して読み取って、画像として表
示する画像確認手段と、通常撮影を行う通常撮影モード
と、通常撮影よりも近い距離の被写体を撮影する近接撮
影を行う近接撮影モードのいずれかを選択する切り替え
部材と、被写体を視認可能なファインダ光学系と、前記
切り替え部材により、前記近接撮影モードが設定された
ことに応動して、撮影者が前記画像確認手段を介して前
記被写体の画像を確認することを促す所定の警告を行う
警告手段とを有するので、撮影者がファインダ光学系を
介して被写体を狙っていても、前記近接撮影モードが設
定されたことに応動して、前記警告手段が所定の警告を
行えば、撮影者は前記画像確認手段を介して前記被写体
の画像を確認するよう促され、それにより被写体を的確
に撮影することが可能となる。
ば、撮像光学系と、撮像しようとする被写体の光学像
を、前記撮像光学系を介して読み取って、画像として表
示する画像確認手段と、通常撮影を行う通常撮影モード
と、通常撮影よりも近い距離の被写体を撮影する近接撮
影を行う近接撮影モードのいずれかを選択する切り替え
部材と、被写体を視認可能なファインダ光学系と、前記
切り替え部材により、前記近接撮影モードが設定された
ことに応動して、撮影者が前記画像確認手段を介して前
記被写体の画像を確認することを促す所定の警告を行う
警告手段とを有するので、撮影者がファインダ光学系を
介して被写体を狙っていても、前記近接撮影モードが設
定されたことに応動して、前記警告手段が所定の警告を
行えば、撮影者は前記画像確認手段を介して前記被写体
の画像を確認するよう促され、それにより被写体を的確
に撮影することが可能となる。
【0035】本発明のデジタルスチルカメラによれば、
撮像光学系と、撮像しようとする被写体の光学像を、前
記撮像光学系を介して読み取って、画像として表示する
画像確認手段と、通常撮影を行う通常撮影モードと、通
常撮影よりも近い距離の被写体を撮影する近接撮影を行
う近接撮影モードのいずれかを選択する切り替え部材と
を有し、前記切り替え部材により、前記近接撮影モード
が設定されたことに応動して、前記画像確認手段が、被
写体の画像を表示するようになっているので、たとえ
ば、かかるデジタルカメラにファインダ光学系が設けら
れていて、撮影者がそのファインダ光学系を介して被写
体を狙っていても、前記近接撮影モードが設定されたこ
とに応動して、前記画像確認手段が、被写体の画像を表
示すれば、撮影者は前記画像確認手段を介して前記被写
体の画像を確認するよう促され、それにより被写体を的
確に撮影することが可能となる。
撮像光学系と、撮像しようとする被写体の光学像を、前
記撮像光学系を介して読み取って、画像として表示する
画像確認手段と、通常撮影を行う通常撮影モードと、通
常撮影よりも近い距離の被写体を撮影する近接撮影を行
う近接撮影モードのいずれかを選択する切り替え部材と
を有し、前記切り替え部材により、前記近接撮影モード
が設定されたことに応動して、前記画像確認手段が、被
写体の画像を表示するようになっているので、たとえ
ば、かかるデジタルカメラにファインダ光学系が設けら
れていて、撮影者がそのファインダ光学系を介して被写
体を狙っていても、前記近接撮影モードが設定されたこ
とに応動して、前記画像確認手段が、被写体の画像を表
示すれば、撮影者は前記画像確認手段を介して前記被写
体の画像を確認するよう促され、それにより被写体を的
確に撮影することが可能となる。
【0036】本発明のデジタルスチルカメラによれば、
撮像光学系と、撮像しようとする被写体の光学像を、前
記撮像光学系を介して読み取って、画像として表示する
画像確認手段と、通常撮影を行う通常撮影モードと、通
常撮影よりも近い距離の被写体を撮影する近接撮影を行
う近接撮影モードのいずれかを選択する切り替え部材
と、被写体を視認するファインダ光学系と、前記切り替
え部材により、前記近接撮影モードが設定されたことに
応動して、前記ファインダ光学系を通過する外光を制限
する制限手段とを有するので、撮影者がファインダ光学
系を介して被写体を狙っていても、前記近接撮影モード
が設定されたことに応動して、前記制限手段が前記ファ
インダ光学系を通過する外光を制限すれば、撮影者は前
記ファインダ光学系を介して被写体を狙うことは不適切
であることがわかり、たとえば前記画像確認手段を介し
て前記被写体の画像を確認するような他の方策をとるこ
とができ、それにより被写体を的確に撮影することが可
能となる。
撮像光学系と、撮像しようとする被写体の光学像を、前
記撮像光学系を介して読み取って、画像として表示する
画像確認手段と、通常撮影を行う通常撮影モードと、通
常撮影よりも近い距離の被写体を撮影する近接撮影を行
う近接撮影モードのいずれかを選択する切り替え部材
と、被写体を視認するファインダ光学系と、前記切り替
え部材により、前記近接撮影モードが設定されたことに
応動して、前記ファインダ光学系を通過する外光を制限
する制限手段とを有するので、撮影者がファインダ光学
系を介して被写体を狙っていても、前記近接撮影モード
が設定されたことに応動して、前記制限手段が前記ファ
インダ光学系を通過する外光を制限すれば、撮影者は前
記ファインダ光学系を介して被写体を狙うことは不適切
であることがわかり、たとえば前記画像確認手段を介し
て前記被写体の画像を確認するような他の方策をとるこ
とができ、それにより被写体を的確に撮影することが可
能となる。
【図1】本実施の形態にかかるデジタルスチルカメラの
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態にかかるデジタルスチルカメラの
斜視図である。
斜視図である。
【図3】本実施の形態にかかるデジタルスチルカメラの
動作を示すフローチャートである。
動作を示すフローチャートである。
【図4】変形例にかかるデジタルスチルカメラの動作を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
1 撮影レンズ 2 光電変換手段 3 A/D変換装置 4 画像用メモリ 5 MPU 6 不揮発性メモリ 7 電源(電池) 8 インタフェース装置 9 画像表示装置(LCD) 10 レリーズボタン 12 LED 14 センサ 15 光学式ファインダ 16 パワースイッチ 20 警報装置
Claims (12)
- 【請求項1】 撮像光学系と、 撮像しようとする被写体の光学像を、前記撮像光学系を
介して読み取って、画像として表示する画像確認手段
と、 通常撮影を行う通常撮影モードと、通常撮影よりも近い
距離の被写体を撮影する近接撮影を行う近接撮影モード
のいずれかを選択する切り替え部材と、 被写体を視認可能なファインダ光学系と、 前記切り替え部材により、前記近接撮影モードが設定さ
れたことに応動して、撮影者が前記画像確認手段を介し
て前記被写体の画像を確認することを促す所定の警告を
行う警告手段とを有することを特徴とするデジタルスチ
ルカメラ。 - 【請求項2】 撮影者が前記ファインダ光学系を覗いて
いることを検出することに応動して検出信号を出力する
センサが設けられ、前記センサが検出信号を出力してい
る場合に、前記警告手段は、撮影者が前記画像確認手段
を介して前記被写体の画像を確認することを促す所定の
警告を行うことを特徴とする請求項1に記載のデジタル
スチルカメラ。 - 【請求項3】 前記警告手段は、前記ファインダ光学系
に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記
載のデジタルスチルカメラ。 - 【請求項4】 撮像光学系と、 撮像しようとする被写体の光学像を、前記撮像光学系を
介して読み取って、画像として表示する画像確認手段
と、 通常撮影を行う通常撮影モードと、通常撮影よりも近い
距離の被写体を撮影する近接撮影を行う近接撮影モード
のいずれかを選択する切り替え部材とを有し、 前記切り替え部材により、前記近接撮影モードが設定さ
れたことに応動して、前記画像確認手段が、被写体の画
像を表示することを特徴とするデジタルスチルカメラ。 - 【請求項5】 前記画像確認手段が、被写体の画像を表
示していることを、ファインダ光学系を介して被写体を
視認している撮影者に知らせる警告手段が設けられてい
ることを特徴とする請求項4に記載のデジタルスチルカ
メラ。 - 【請求項6】 前記警告手段は、前記ファインダ光学系
に設けられていることを特徴とする請求項5に記載のデ
ジタルスチルカメラ。 - 【請求項7】 撮影者がファインダ光学系を覗いている
ことを検出することに応動して検出信号を出力するセン
サが設けられ、前記センサが検出信号を出力している場
合に、前記画像確認手段は、被写体の画像を表示するこ
とを特徴とする請求項4乃至6のいずれかにに記載のデ
ジタルスチルカメラ。 - 【請求項8】 前記センサが検出信号を出力している場
合に、前記警告手段は、前記画像確認手段が被写体の画
像を表示していることを知らせることを特徴とする請求
項7に記載のデジタルスチルカメラ。 - 【請求項9】 撮像光学系と、 撮像しようとする被写体の光学像を、前記撮像光学系を
介して読み取って、画像として表示する画像確認手段
と、 通常撮影を行う通常撮影モードと、通常撮影よりも近い
距離の被写体を撮影する近接撮影を行う近接撮影モード
のいずれかを選択する切り替え部材と、 被写体を視認するファインダ光学系と、 前記切り替え部材により、前記近接撮影モードが設定さ
れたことに応動して、前記ファインダ光学系を通過する
外光を制限する制限手段とを有することを特徴とするデ
ジタルスチルカメラ。 - 【請求項10】 前記制限手段は、前記ファインダ光学
系に配置された遮蔽部材であることを特徴とする請求項
9に記載のデジタルスチルカメラ。 - 【請求項11】 前記制限手段は、前記ファインダ光学
系に配置された光透過率可変部材であることを特徴とす
る請求項9に記載のデジタルスチルカメラ。 - 【請求項12】 撮影者がファインダ光学系を覗いてい
ることを検出することに応動して検出信号を出力するセ
ンサが設けられ、前記センサが検出信号を出力している
場合に、前記制限手段は、前記ファインダ光学系を通過
する外光を制限することを特徴とする請求項9乃至11
のいずれかに記載のデジタルスチルカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10287376A JP2000101875A (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | デジタルスチルカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10287376A JP2000101875A (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | デジタルスチルカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000101875A true JP2000101875A (ja) | 2000-04-07 |
Family
ID=17716565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10287376A Pending JP2000101875A (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | デジタルスチルカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000101875A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2378076A (en) * | 2001-07-27 | 2003-01-29 | Hewlett Packard Co | Image transmission system with camera indicating image receipt at viewer terminals |
KR101093724B1 (ko) | 2010-08-31 | 2011-12-19 | 엘지이노텍 주식회사 | 카메라 모듈의 촬영제어 방법 및 상기 촬영제어 방법이 적용된 카메라 장치 |
-
1998
- 1998-09-25 JP JP10287376A patent/JP2000101875A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2378076A (en) * | 2001-07-27 | 2003-01-29 | Hewlett Packard Co | Image transmission system with camera indicating image receipt at viewer terminals |
GB2378076B (en) * | 2001-07-27 | 2005-06-08 | Hewlett Packard Co | Image transmission system including a camera apparatus and a viewer apparatus |
KR101093724B1 (ko) | 2010-08-31 | 2011-12-19 | 엘지이노텍 주식회사 | 카메라 모듈의 촬영제어 방법 및 상기 촬영제어 방법이 적용된 카메라 장치 |
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