JP2000101681A - アラーム情報管理方法及び時分割多重通信装置 - Google Patents

アラーム情報管理方法及び時分割多重通信装置

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JP2000101681A
JP2000101681A JP10268727A JP26872798A JP2000101681A JP 2000101681 A JP2000101681 A JP 2000101681A JP 10268727 A JP10268727 A JP 10268727A JP 26872798 A JP26872798 A JP 26872798A JP 2000101681 A JP2000101681 A JP 2000101681A
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Isao Igarashi
功 五十嵐
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多種類に亘るアラーム情報を合理的に管理し
て、装置の変更等に柔軟に対処できるアラーム情報管理
方法及び当該管理方法を行う時分割多重通信装置を提供
することである。 【解決手段】 複数のシェルフに区分でき、各部分にお
けるアラーム情報を管理するために、各部分を所定の制
御部からの接続関係を参照して、複数のレイヤからなる
階層構造に分けておき、アラームの発生を検出すると、
このアラームが定義されているレイヤを認識する。認識
されたレイヤより下位のレイヤにアラームが発生してい
る場合には、当該下位のアラームを強制的に復旧させ
て、認識された上位のレベルのアラームについて、処理
を行う。このため、常に上位レイヤのアラームだけが履
歴として残される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時分割多重通信装
置、時分割多重通信システム、及び、これら時分割多重
通信装置及びシステムに使用されるアラーム情報管理方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の時分割多重通信装置を
使用した時分割多重通信システムとして、特開昭63−
1225号公報(以下、引用文献と呼ぶ)に開示された
システムがある。このシステムは、複数の時分割多重装
置を備え、各時分割多重装置には、それぞれ低速回線を
介して端末に接続されると共に、隣接する時分割多重通
信装置は、高速回線を介して接続されている。
【0003】このような時分割多重通信システムでは、
各時分割多重通信装置自身における動作異常を検出でき
るだけでなく、他の時分割多重通信装置における動作異
常をも把握して、迅速に復旧できることが望ましい。
【0004】このため、引用文献では、システムを構成
する個々の時分割多重通信装置において、通信動作を監
視すると共に、エラー発生の際に、エラー情報を作成し
て、当該エラー情報を他の時分割多重通信装置に伝送す
る構成を備えた時分割多重通信システムが提案されてい
る。このように、個々の時分割多重通信装置において、
エラー情報を作成する一方、エラー情報を伝送すること
により、通信異常が検出された場合、所定のエラー情報
を作成して高速回線へ送出することができる。
【0005】また、特定の時分割多重通信装置に、エラ
ー情報報知手段を設けて、高速回線より到来したエラー
情報を報知することにより、システム内における動作異
常の発生状況を的確に把握して迅速な復旧作業が行える
ようにし、システムの停止時間の短縮を図ることができ
る。
【0006】図5を参照して、上記した引用文献に記載
された従来の時分割多重通信システムについて、より具
体的に説明する。図5に示された従来の時分割多重通信
システムは、互いに高速回線4により接続された時分割
多重通信装置30及び30'を備え、且つ、各時分割多
重通信装置33、30'には、それぞれ低速回線21、
22,23、2nを介して、端末装置11,12、1
3、14が接続されている。低速回線21,22,2
3,2nは、各時分割多重通信装置33、30'のアダ
プタ3C1、3C2、...3Cnに接続されている。
【0007】図示された時分割多重通信装置30及び3
0′には、それぞれ通信動作監視制御部3fが設けられ
ている。各通信動作監視制御部3fは、各時分割多重通
信装置30、30'内に備えられている送信多重化処理
部3a、及び、受信多重化処理部3bの動作状態を監視
すると共に、高速回線4の状態を監視する通信動作監視
手段(図示せず)と、この通信動作監視手段により異常
を検出した場合に所定のエラー情報を作成するエラー情
報作成手段(図示せず)を備えている。更に、時分割多
重通信装置30、30'には、記憶部3d及び通信制御
部30e、30e'が設けられており、記憶部3dは、
通信制御部30e、30e'の制御の下で、送信多重化
処理部3a及び受信多重化処理部3bを制御する。ここ
で、通信制御部30、30e′には、送信多重化処理部
3a及び受信多重化処理部3bを制御する機能の他、通
信動作監視制御部3fから通知されたエラー情報を伝送
フレーム中の管理情報伝送用チャネルへ挿入して高速回
線4に送出するエラー情報伝送制御手段が設けられてい
る。また、各通信制御部30e、30e'には、他の時
分割多重化通信装置より高速回線4を介して転送される
エラー情報を通信動作監視制御部3fを経て受信し、画
面出力制御部3aへ送出することにより表示部5にエラ
ー情報を表示させるエラー情報報知手段が備えられてい
る。
【0008】また、特定の時分割多重通信装置、ここで
は、30′には、表示部5と画面出力制御部3gが設け
られており、通信制御部30e′からエラー情報が、画
面出力制御部3gを介して、表示部5に表示される。
【0009】図示された時分割多重通信システムでは、
時分割多重通信装置30で動作異常が発生すると、通信
動作監視制御部3fがこれを検出してエラー情報を作成
し通信制御部30eへ送る。通信制御部30eは、記憶
部3dを制御して、管理情報伝送用チャネルにこのエラ
ー情報を挿入し高速回線4へ送信する。
【0010】一方、時分割多重通信装置30′の通信動
作監視制御部3fは高速回線4よりエラー情報を受信す
ると、これを通信制御部30e′へ送り、通信制御部3
0e′はこれを画面出力制御部3gを経て表示部5へエ
ラー情報を表示する。
【0011】この構成では、システム内のいかなる場所
で動作異常が発生してもそのエラー情報が表示部5に表
示されるため、異常箇所を的確に知ることができ迅速な
復旧作業を行える。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の時分割多重通信
システムにおける各時分割多重通信装置30、30'
は、マイクロコンピュータを搭載した通信動作監視制御
部3fを備えており、通信動作監視手順、エラー情報作
成手順等の処理をファームウェアロジックにより実現し
ている。
【0013】しかしながら、この種の時分割多重通信シ
ステムにおけるエラー情報の種類は、多岐にわたり、且
つ、種類毎に異なる処理が必要な場合は、通信動作監視
制御部3fのファームウェアロジックは、複雑で大規模
なものとなってしまう。
【0014】更に、各通信動作監視制御部3fでは、複
数のエラー情報間を関連付けた制御は行わず、検出した
エラー情報は全て表示部6へ出力される。この結果、あ
る種のエラー発生により理論的には復旧していなければ
ならないエラーが発生状態のまま残るような矛盾が生じ
たり、二次的に発生するエラー情報までもが全て表示さ
れることになるため、履歴情報が複雑なものとなり解析
が困難で、かつ真の原因を特定しにくくなる。
【0015】また、エラー情報の検出、報知動作は変更
することができず、全てのシステムで同一の動作とな
る。従って、システムの使用状況により表示するエラー
情報を選択するような柔軟なシステム構築はできない。
【0016】システムの拡張により新規のエラー情報を
定義する場合は、通信動作監視制御部のファームウェア
の設計変更が必要であるため、システムの拡張の際等に
おいて、不都合が生じる等、従来のシステムは、種々の
問題点を有している。
【0017】本発明の目的は、エラー情報が多岐に亘る
場合にも、容易に、対処できる時分割多重通信装置及び
時分割多重通信システムを提供することである。
【0018】本発明の他の目的は、システムの拡張に
も、柔軟に対応できる時分割多重通信装置及びシステム
を提供することである。
【0019】本発明の更に他の目的は、エラー情報、即
ち、アラーム情報の表示に矛盾が生じないようにするこ
とができるエラー情報管理方式を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、エラー
情報、即ち、アラーム情報を階層構造の形で、外部ファ
イルに定義して格納しておき、装置起動時にこれを読み
込んで定義に従った管理動作を行う機能を備えた主制御
部が得られる。このような主制御部において、アラーム
の発生が検出されると、このアラームが定義されている
階層を認識し、この階層より下位の階層のアラームが、
既に発生している場合には、これら下位の階層のアラー
ムを強制的に復旧状態とする。また、ある階層における
アラームの復旧を検出した場合は、これより下位の階層
のアラームが発生しているかどうかを全カードへ問い合
わせて収集する。
【0021】したがって、本発明の一態様によれば、複
数の部分によって構成された装置に使用され、前記各部
分の障害に関するアラーム情報を管理するアラーム情報
管理方法において、前記複数の部分に生じるアラーム情
報の相互関係を考慮して、上位から下位に至る複数のレ
イヤからなる階層構造に区分しておき、アラーム情報を
前記レイヤの位置を参照して、処理することを特徴とす
るアラーム情報管理方法が得られる。
【0022】本発明の別の態様によれば、複数の部分を
備え、当該部分の特定の一つには、主制御部が設けられ
ている時分割多重通信装置において、前記主制御部との
位置関係によって複数のレイヤからなる階層構造に区分
しておき、前記各部分における障害をあらわすアラーム
情報を各レイヤに対応して記述、格納しておくアラーム
情報テーブルを備え、起動の際、前記主制御部では、前
記アラーム情報テーブルを読み込んで、前記アラーム情
報を管理することを特徴とする時分割多重通信装置が得
られる。
【0023】
【発明の実施の形態】図4を参照すると、本発明の一実
施形態に係る時分割多重通信装置が示されており、当該
時分割多重通信装置は、複数枚のカードを実装すること
ができる単位ブロックを複数プロック結合した構成を有
しており、図示された例の時分割多重通信装置は、主ブ
ロック41と従属ブロック42とに区分されており、主
ブロック41及び従属ブロック42は、それぞれ異なる
制御対象を有している。
【0024】ここで、各主ブロック及び従属プロック4
1及び42は、それぞれ複数のシェルフと呼ばれる部分
に分けられており、同図において、各シェルフは43で
示されている。図示された時分割多重通信装置は、主及
び従属ブロックに2つのシェルフを有しており、合計4
シェルフ1、2、3、4で構成されている。
【0025】図示された主部ブロック41では、主制御
部401が制御を行い、従属ブロック42では、従属制
御部402が制御を行う。また、主制御部401と従属
制御部402の間はケーブル44により接続され、これ
らの相互通信により主制御部401は装置全体の管理・
制御を行う機能を持つ。
【0026】一方、各主及び従属ブロック41、42内
のシェルフ間は、シェルフ経由盤がケーブル45により
接続され、専用の制御バスにより通信が行われる。さら
に、シェルフ内には全カードを結ぶ制御バス46が配線
されており、これらを通じて主制御部401、従属制御
部402が配下のカードの管理・制御を行う。制御バス
にはこの他にも各カードの実装状態を監視するための専
用バス(実装状態監視バス)が設けられている。
【0027】装置内で発生するアラームの種類には、各
カードの実装障害(未実装/誤実装)やハードウェア障
害、インタフェース盤で検出する回線障害、シェルフ間
の通信異常、及び制御部障害等がある。
【0028】これらのアラームは全て主制御部401が
収集しており、主制御部401はその発生及び復旧履歴
を管理すると同時に、当該主ブロック41の外部に接続
されるコンソール47へ出力する。ここで、主制御部4
01のアラーム収集方法について説明する。まず、主制
御部401は、次の3通りのアラーム収集方法を有して
いる。
【0029】配下のカードが制御バスを通じて自律的
に送信する通知を待ち受ける方法であり、カードが検出
するハードウェア障害、回線障害、シェルフ間の通信障
害等が、この方法で収集される。
【0030】全カードの実装状態監視バスを定期的に
監視することにより、全カードの実装状態を取得する方
法であり、各カードの実装障害がこの方法で収集され
る。
【0031】主制御部401が全カードに問い合わせ
る方法であり、主制御部401の障害を除く全てのアラ
ームを収集する際に適用できる。
【0032】上記主制御部401のアラーム収集機能自
体は、全てファームウェアロジックにより実現されてい
る。
【0033】一方、主制御部401が管理するアラーム
情報は外部で作成するファイルにより与えられる。アラ
ーム情報は、図1に示すような階層構造で定義されてい
る。図示された例では、階層はレイヤ1〜レイヤ6の6
段階に分割しており、発生場所が主制御部401に近い
ほど高位レイヤの障害、即ち、アラームとして定義され
ており、回線障害を最下層のレイヤ6の障害として定義
している。図2では、図4に示すように、主制御部40
1に直接接続されたシェルフ3内に設けられた従属制御
部402との間における通信障害及び従属制御部402
の障害がレイヤ2に定義されており、レイヤ3には、主
制御部401に接続されたシェルフ1の経由盤に関する
障害、及び、シェルフ3の経由盤に関する障害が定義さ
れている。同様に、レイヤ4には、シェルフ2及び4の
経由盤に関する障害、レイヤ5には、シェルフ2及び4
のインタフェース盤に関する障害がそれぞれ定義されて
いる。図1は、図4の装置構成の場合を想定した一例で
あり、その定義方法は必ずしも一様でなくてもよい。し
かしながら、本発明では、主制御部41から各シェルフ
との接続関係、位置関係を考慮して、各レベルが決定さ
れていることが判る。
【0034】図1に示されたようなアラーム階層定義
は、図2に示す外部ファイルに、アラーム情報テーブル
として記述、格納されている。
【0035】図2からも明らかな通り、アラーム情報テ
ーブルは、レイヤ数フィールドと、各レイヤに関するレ
イヤ情報フィールドとを有している。レイヤ情報フィー
ルドには、レイヤ番号、次レイヤ情報番号、アラーム
数、アラームの内容を示すアラーム情報が記述される。
レイヤ情報フィールドの次レイヤ情報番号として、下位
に連なるレイヤの情報が記述されているレイヤ情報フィ
ールドの番号nが記述される。最下位レイヤの場合に
は、次レイヤ情報番号には0が記述される。また、各ア
ラーム情報フィールドには、アラーム名称、管理コー
ド、及び、発生位置が記述される。
【0036】図2に示されたアラーム情報テーブルによ
り、図1に示すような複数のレイヤに分割された階層構
造を表現することができる。主制御部401は装置起動
時にこのテーブルを読み込み、この定義に従ったアラー
ム管理を行う機能を有している。
【0037】次に、本発明の動作を図4に示す装置構成
を例として説明する。
【0038】先ず、シェルフ4のインタフェース盤が回
線障害を検出した場合、インタフェース盤は図2で定義
されている管理コードと障害発生を意味するコードによ
り構成されるアラーム情報を制御バスを通じて主制御部
401へ通知する。このアラーム情報はシェルフ4のシ
ェルフ経由盤(S)、シェルフ3のシェルフ経由盤
(M)、従属制御部402を経て主制御部401へ伝送
される。主制御部401は受信したアラーム情報を管理
すると同時に、図3に示すアラーム履歴情報を作成し、
外部コンソール47へこれを送信する。
【0039】このとき、主制御部401で作成されるア
ラーム履歴情報には、アラーム名称、管理コード、発生
位置情報(図2)が含まれている。また、レイヤ番号に
は、図1で該当する回線障害が属するレイヤの番号を記
録する。この場合は、回線障害であるからレイヤ番号は
6となる。
【0040】続いて、シェルフ4のシェルフ経由盤
(S)が未実装となった場合、主制御部401は実装状
態監視バスの定期的モニタによりこれを検出して管理す
ると共に、上記と同様に履歴情報を作成して外部コンソ
ールへ送信する。次に、主制御部401はこれより下位
レイヤのアラームが発生しているかどうかを調べ、発生
している場合にはこれを強制的に復旧状態とし、外部コ
ンソールへ復旧を示す履歴情報を通知する。この時、履
歴情報のレイヤ番号には復旧要因となったレイヤ番号を
付与する。本例の場合には、レイヤ6の回線障害が発生
状態であったため、このアラームを強制復旧とし、この
履歴情報のレイヤ番号には図1でシェルフ経由盤(S)
実装障害が属するレイヤ4を記録することになる。これ
により、前記回線障害復旧となった要因はレイヤ4のア
ラームの発生であることを容易に知ることができる。
【0041】もし、前記回線障害が上位レイヤのアラー
ム発生前に復旧したならば、履歴情報のレイヤ番号には
レイヤ6が記録され、回線障害が真に復旧したことを知
ることができる。
【0042】このように、上位レイヤのアラームが発生
した場合に下位レイヤのアラームを全て復旧状態とする
ことにより、常に、上位レイヤのアラームだけが履歴に
残るため、履歴情報がより簡潔なものなり、履歴情報の
解析を容易にすることができる。
【0043】また、上位レイヤのアラームが発生してい
る状態の時に下位レイヤのアラームが発生した場合、主
制御部401はこれを廃棄する。このことは、本発明で
は、上位レイヤのアラームを下位レイヤのアラームに対
して、優先的に処理していることが判る。
【0044】一方、上位レイヤのアラームが発生中は下
位レイヤのアラームは監視不可能であったり主制御部4
01が廃棄しているので、上位レイヤのアラームが復旧
した場合には、主制御部401はこれより下位レイヤの
アラームが発生中であるかどうかを配下のカードに問い
合わせる。これにより矛盾や管理漏れを防ぐことができ
る。
【0045】図1に示したアラーム階層構造は変更する
ことが可能であり、柔軟な装置構成に適応できる。例え
ばレイヤ3シェルフ経由盤間通信障害とシェルフ経由盤
(M)実装障害は互いに同レベルの障害であるが、優先
順位をつける場合にはレイヤを分割すればよい。また、
レイヤ4と5を同レイヤにまとめて同等に扱うこともで
きる。さらに、新規アラームを追加する場合には図2の
アラーム情報テーブルに新規アラーム情報を追加するだ
けでよく、主制御部401のファームウェアロジックを
変更する必要はないので、将来の拡張性にも優れてい
る。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ア
ラームに関する定義を外部ファイルに格納しておくこと
により、主制御部のファームウェアロジックを単純化・
縮小化できる。また、本発明では、アラーム情報を階層
定義し、これに従った認識管理を行うことで、履歴情報
の矛盾を防ぐと共に、履歴情報の解析を容易なものと
し、且つ、アラームの真の原因を特定し易いと言う利点
もある。更に、本発明においては、アラームの階層定義
や新規アラーム情報の追加などの変更作業を外部ファイ
ルの変更だけで可能であるため、主制御部のファームウ
ェアの設計変更が不要となり、柔軟なシステム構築がで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアラーム情報階層の定義を例示し
た図である。
【図2】本発明に係るアラーム情報テーブルの構成を示
す図である。
【図3】本発明に係るアラーム履歴情報の定義を説明す
るための図である。
【図4】本発明に一実施の形態に係る時分割多重化装置
を示すブロック図である。
【図5】従来の時分割多重通信システムを説明するため
のブロック図である。
【符号の説明】
41 主ブロック 42 従属ブロック 43 シェルフ 401 主制御部 402 従属制御部 44、45 ケーブル 46 制御バス

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の部分によって構成された装置に使
    用され、前記各部分の障害に関するアラーム情報を管理
    するアラーム情報管理方法において、前記複数の部分に
    生じるアラーム情報の相互関係を考慮して、上位から下
    位に至る複数のレイヤからなる階層構造に区分してお
    き、アラーム情報を前記レイヤの位置を参照して、処理
    することを特徴とするアラーム情報管理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記アラーム情報を
    処理する場合、上位レイヤにアラームが発生した場合、
    当該上位レイヤより下位レイヤにあるアラームを強制的
    に復旧させた状態で、当該上位レイヤのアラームの履歴
    情報を分析、処理することを特徴とするアラーム情報管
    理方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記上位レイヤに関
    するアラームが復旧した場合、当該上位レイヤより下位
    レイヤにおけるアラームの発生状況を解析することを特
    徴とするアラーム情報管理方法。
  4. 【請求項4】 複数の部分を備え、当該部分の特定の一
    つには、主制御部が設けられている時分割多重通信装置
    において、前記主制御部との位置関係によって複数のレ
    イヤからなる階層構造に区分しておき、前記各部分にお
    ける障害をあらわすアラーム情報を各レイヤに対応して
    記述、格納しておくアラーム情報テーブルを備え、起動
    の際、前記主制御部では、前記アラーム情報テーブルを
    読み込んで、前記アラーム情報を管理することを特徴と
    する時分割多重通信装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記アラーム情報テ
    ーブルには、前記各部分におけるレイヤをあらわすレイ
    ヤ情報が格納されていることを特徴とする時分割多重通
    信装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記アラーム履歴情
    報を表示するコンソールを備えていることを特徴とする
    時分割多重通信装置。
  7. 【請求項7】 請求項4において、前記複数のレイヤ
    は、前記主制御部から各部分に対する接続関係を考慮し
    て決定されていることを特徴とする時分割多重通信装
    置。
JP10268727A 1998-09-22 1998-09-22 アラーム情報管理方法及び時分割多重通信装置 Withdrawn JP2000101681A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100431464B1 (ko) * 2000-12-26 2004-05-14 엘지전자 주식회사 알람 신호 연결 시스템 및 방법

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