JP2000100634A - 高圧トランス - Google Patents
高圧トランスInfo
- Publication number
- JP2000100634A JP2000100634A JP10263297A JP26329798A JP2000100634A JP 2000100634 A JP2000100634 A JP 2000100634A JP 10263297 A JP10263297 A JP 10263297A JP 26329798 A JP26329798 A JP 26329798A JP 2000100634 A JP2000100634 A JP 2000100634A
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- Japan
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- terminal
- bobbin
- lead
- side terminal
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 後挿入の端子においても、リード絡げ側端子
の移動を抑制し、リード線が断線し難い構造の高圧トラ
ンスを廉価にて提供する。 【解決手段】 リード絡げ側端子３ｂを固定するための
端子保持部１ａをボビン１に一体成形して設ける。そし
て、Ｕ型またはＪ型の端子３をボビン１に挿入後、リー
ド絡げ側端子３ｂの先端部を略水平に折り曲げて、端子
保持部１ａの上面（図面における上面）と当接させる。
の移動を抑制し、リード線が断線し難い構造の高圧トラ
ンスを廉価にて提供する。 【解決手段】 リード絡げ側端子３ｂを固定するための
端子保持部１ａをボビン１に一体成形して設ける。そし
て、Ｕ型またはＪ型の端子３をボビン１に挿入後、リー
ド絡げ側端子３ｂの先端部を略水平に折り曲げて、端子
保持部１ａの上面（図面における上面）と当接させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば回路に高電
圧を供給する高圧トランスに係り、特に細線を巻回した
コイルの断線防止構造に関するものである。
圧を供給する高圧トランスに係り、特に細線を巻回した
コイルの断線防止構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図２は従来例に係る高圧トランスの端子
挿入部の構成図で、（ａ）は通常使用状態の断面図、
（ｂ）は端子がストレスを受けた状態の断面図である。
ボビン１に、基板挿入側端子３ａとリード絡げ側端子３
ｂからなるＬ型の端子３をセットする。
挿入部の構成図で、（ａ）は通常使用状態の断面図、
（ｂ）は端子がストレスを受けた状態の断面図である。
ボビン１に、基板挿入側端子３ａとリード絡げ側端子３
ｂからなるＬ型の端子３をセットする。
【０００３】端子３のボビン１へのセットは、ボビン１
の端部に形成された溝に、端子３を横方向（図面に向か
って鉛直方向）から挿入することで行われる。コイル２
のリード線２ａをリード絡げ側端子３ｂに絡げて接続す
ることで、コイル２の出力は基板挿入側端子３ａから外
部（基板）に取り出される。
の端部に形成された溝に、端子３を横方向（図面に向か
って鉛直方向）から挿入することで行われる。コイル２
のリード線２ａをリード絡げ側端子３ｂに絡げて接続す
ることで、コイル２の出力は基板挿入側端子３ａから外
部（基板）に取り出される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
は、ボビンに端子を後挿入した場合、図２の（ｂ）に示
すように、基板挿入側端子に外部（図の上方）からスト
レスが加わると、リード絡げ側端子を保持するものが無
いため（図において、リード絡げ側端子の下方が空隙で
あるため）、リード絡げ部も動いてしまい、リード線が
断線してしまう。また、端子をボビンにインサート成型
するタイプの高圧トランスでは上述の問題の解決は可能
であるが、金型費やボビン単価が高価になってしまう。
は、ボビンに端子を後挿入した場合、図２の（ｂ）に示
すように、基板挿入側端子に外部（図の上方）からスト
レスが加わると、リード絡げ側端子を保持するものが無
いため（図において、リード絡げ側端子の下方が空隙で
あるため）、リード絡げ部も動いてしまい、リード線が
断線してしまう。また、端子をボビンにインサート成型
するタイプの高圧トランスでは上述の問題の解決は可能
であるが、金型費やボビン単価が高価になってしまう。
【０００５】本発明の目的は、上述した従来技術の欠点
を解消し、、後挿入の端子においても、リード絡げ側端
子の移動を抑制し、リード線が断線し難い構造の高圧ト
ランスを廉価にて提供することにある。
を解消し、、後挿入の端子においても、リード絡げ側端
子の移動を抑制し、リード線が断線し難い構造の高圧ト
ランスを廉価にて提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第１の手段は、基板挿入側端子とリード絡げ側端子
からなるＵ型またはＪ型端子をボビンに後挿入する形式
の高圧トランスにおいて、リード絡げ側端子をボビンに
固定するための端子保持部を設けたことを特徴とするも
のである。
に、第１の手段は、基板挿入側端子とリード絡げ側端子
からなるＵ型またはＪ型端子をボビンに後挿入する形式
の高圧トランスにおいて、リード絡げ側端子をボビンに
固定するための端子保持部を設けたことを特徴とするも
のである。
【０００７】また第２の手段は、第１の手段において、
端子保持部は、基板挿入側端子に加わるストレスによ
り、リード絡げ側端子がリード線から離反するのを妨げ
る位置にボビンと一体的に形成されていることを特徴と
するものである。
端子保持部は、基板挿入側端子に加わるストレスによ
り、リード絡げ側端子がリード線から離反するのを妨げ
る位置にボビンと一体的に形成されていることを特徴と
するものである。
【０００８】また第３の手段は、第２の手段において、
リード絡げ側端子の端部を略水平に折り曲げて、端子保
持部の端面に密着させたことを特徴とするものである。
リード絡げ側端子の端部を略水平に折り曲げて、端子保
持部の端面に密着させたことを特徴とするものである。
【０００９】このように本発明では、ボビンに一体形成
した端子保持部にリード絡げ側端子の端部を密着させ、
基板挿入側端子にストレスが加わっても、リード絡げ側
端子とリード線が離れないようにしている。
した端子保持部にリード絡げ側端子の端部を密着させ、
基板挿入側端子にストレスが加わっても、リード絡げ側
端子とリード線が離れないようにしている。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１は本発明の実施の形態に係る
高圧トランスの端子挿入部の構成図で、（ａ）は通常使
用状態の断面図、（ｂ）は端子がストレスを受けた状態
の断面図である。ボビン１に、基板挿入側端子３ａとリ
ード絡げ側端子３ｂからなるＬ型の端子３をセットす
る。
に基づいて説明する。図１は本発明の実施の形態に係る
高圧トランスの端子挿入部の構成図で、（ａ）は通常使
用状態の断面図、（ｂ）は端子がストレスを受けた状態
の断面図である。ボビン１に、基板挿入側端子３ａとリ
ード絡げ側端子３ｂからなるＬ型の端子３をセットす
る。
【００１１】端子３のボビン１へのセットは、ボビン１
の端部に形成された溝に、端子３を横方向（図面に向か
って鉛直方向）から挿入することで行われる。コイル２
のリード線２ａをリード絡げ側端子３ｂに絡げて接続す
ることで、コイル２の出力は、基板挿入側端子３ａから
外部（基板）に取り出される。
の端部に形成された溝に、端子３を横方向（図面に向か
って鉛直方向）から挿入することで行われる。コイル２
のリード線２ａをリード絡げ側端子３ｂに絡げて接続す
ることで、コイル２の出力は、基板挿入側端子３ａから
外部（基板）に取り出される。
【００１２】本発明では、リード絡げ側端子３ｂを固定
するための端子保持部１ａをボビン１に一体成形して設
ける。そして、Ｕ型またはＪ型の端子３をボビン１に挿
入後、リード絡げ側端子３ｂの先端部を略水平に折り曲
げて、端子保持部１ａの上面（図面における上面）と当
接させる。
するための端子保持部１ａをボビン１に一体成形して設
ける。そして、Ｕ型またはＪ型の端子３をボビン１に挿
入後、リード絡げ側端子３ｂの先端部を略水平に折り曲
げて、端子保持部１ａの上面（図面における上面）と当
接させる。
【００１３】すると、図１の（ｂ）に示すように、基板
挿入側端子３ａにストレスが加えられても、リード絡げ
側端子３ｂは端子保持部１ａに規制されて、リード線２
ａから離反する方向（図面の下方）には移動しない。従
って、リード線２ａの断線を防ぐことができる。
挿入側端子３ａにストレスが加えられても、リード絡げ
側端子３ｂは端子保持部１ａに規制されて、リード線２
ａから離反する方向（図面の下方）には移動しない。従
って、リード線２ａの断線を防ぐことができる。
【００１４】
【発明の効果】本発明では、ボビンに一体形成した端子
保持部にリード絡げ側端子の端部を密着させ、基板挿入
側端子にストレスが加わっても、リード絡げ側端子とリ
ード線が離れないようにしているので、リード線の断線
を防止することができ、簡単な構造で廉価に、信頼性の
高い高圧トランスを提供することができる。
保持部にリード絡げ側端子の端部を密着させ、基板挿入
側端子にストレスが加わっても、リード絡げ側端子とリ
ード線が離れないようにしているので、リード線の断線
を防止することができ、簡単な構造で廉価に、信頼性の
高い高圧トランスを提供することができる。
【図１】本発明の実施の形態に係る高圧トランスの端子
挿入部の構成図である。
挿入部の構成図である。
【図２】従来例に係る高圧トランスの端子挿入部の構成
図である。
図である。
１ ボビン １ａ 端子保持部 ２ コイル ２ａ リード線 ３ 端子 ３ａ 基板挿入側端子 ３ｂ リード絡げ側端子
Claims (3)
- 【請求項１】 基板挿入側端子とリード絡げ側端子から
なるＵ型またはＪ型端子をボビンに後挿入する形式の高
圧トランスにおいて、 前記リード絡げ側端子をボビンに固定するための端子保
持部を設けたことを特徴とする高圧トランス。 - 【請求項２】 請求項１記載において、前記端子保持部
は、基板挿入側端子に加わるストレスにより、リード絡
げ側端子がリード線から離反するのを妨げる位置にボビ
ンと一体に形成されていることを特徴とする高圧トラン
ス。 - 【請求項３】 請求項２記載において、前記リード絡げ
側端子の端部を略水平に折り曲げて、端子保持部の端面
に密着させたことを特徴とする高圧トランス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10263297A JP2000100634A (ja) | 1998-09-17 | 1998-09-17 | 高圧トランス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10263297A JP2000100634A (ja) | 1998-09-17 | 1998-09-17 | 高圧トランス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000100634A true JP2000100634A (ja) | 2000-04-07 |
Family
ID=17387525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10263297A Pending JP2000100634A (ja) | 1998-09-17 | 1998-09-17 | 高圧トランス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000100634A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101177061B1 (ko) | 2011-05-20 | 2012-08-24 | (주)에스피에스 | 어댑터용 트랜스포머 |
-
1998
- 1998-09-17 JP JP10263297A patent/JP2000100634A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101177061B1 (ko) | 2011-05-20 | 2012-08-24 | (주)에스피에스 | 어댑터용 트랜스포머 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040305 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
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Effective date: 20071101 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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