JP2000099903A - 情報読み取り方法と装置 - Google Patents
情報読み取り方法と装置Info
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- JP2000099903A JP2000099903A JP10270402A JP27040298A JP2000099903A JP 2000099903 A JP2000099903 A JP 2000099903A JP 10270402 A JP10270402 A JP 10270402A JP 27040298 A JP27040298 A JP 27040298A JP 2000099903 A JP2000099903 A JP 2000099903A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 再生速度によって完全な画像情報が読み取れ
ないことがあり、画面上にノイズが発生する場合があっ
た。また、画像情報を完全に読み取れる再生速度の範囲
を広げるため読み取り速度を速くするなど入力手段に高
い性能が必要であった。 【解決手段】 画像情報を読み取るシリンダを1a,1
bの複数にする。各シリンダの回転ヘッド5a,5bで
読み取った異なる時間の画像情報を再生信号合成手段7
で調整し、正しい時系列の画像情報Dを作成する。ま
た、画像情報の再生速度に応じて入力手段の位置を制御
する。
ないことがあり、画面上にノイズが発生する場合があっ
た。また、画像情報を完全に読み取れる再生速度の範囲
を広げるため読み取り速度を速くするなど入力手段に高
い性能が必要であった。 【解決手段】 画像情報を読み取るシリンダを1a,1
bの複数にする。各シリンダの回転ヘッド5a,5bで
読み取った異なる時間の画像情報を再生信号合成手段7
で調整し、正しい時系列の画像情報Dを作成する。ま
た、画像情報の再生速度に応じて入力手段の位置を制御
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープをシリ
ンダに巻き付けて前記シリンダに設けた回転ヘッドで記
録した記録フォーマットの磁気テープを再生する情報読
み取り方法と装置に関する。
ンダに巻き付けて前記シリンダに設けた回転ヘッドで記
録した記録フォーマットの磁気テープを再生する情報読
み取り方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の記録フォーマットの磁気テープ
Aは、図5(a)に示すように記録トラックT1,T
2,・・・が磁気テープAに対して傾斜して記録されて
おり、前記回転ヘッドがトレース軌跡S1,S2,・・
・のように記録トラックをトレースして記録された画像
情報のデジタル信号を再生している。
Aは、図5(a)に示すように記録トラックT1,T
2,・・・が磁気テープAに対して傾斜して記録されて
おり、前記回転ヘッドがトレース軌跡S1,S2,・・
・のように記録トラックをトレースして記録された画像
情報のデジタル信号を再生している。
【0003】この図5(a)の再生状態はテープスピー
ドと回転ヘッドの回転数とが適合している通常のプレイ
状態であるが、テープスピードを早くした場合には、記
録トラックT1,T2,・・・の傾きと回転ヘッドのト
レース軌跡S1,S2,・・・との関係が変わって、回
転ヘッドが記録トラックT1,T2,・・・の全ての記
録情報を再生できなくなる。
ドと回転ヘッドの回転数とが適合している通常のプレイ
状態であるが、テープスピードを早くした場合には、記
録トラックT1,T2,・・・の傾きと回転ヘッドのト
レース軌跡S1,S2,・・・との関係が変わって、回
転ヘッドが記録トラックT1,T2,・・・の全ての記
録情報を再生できなくなる。
【0004】この全ての記録情報を再生できなくなる状
態を相対的に図示すると、図5(b)に示すように回転
ヘッドのトレース軌跡S1,S2,・・・の傾きが変化
したように表現できる。
態を相対的に図示すると、図5(b)に示すように回転
ヘッドのトレース軌跡S1,S2,・・・の傾きが変化
したように表現できる。
【0005】この図5(b)を見て分かるように、回転
ヘッドのトレース軌跡S1は、記録トラックT3の始端
t1と記録トラックT2のt2と記録トラックT1の終
端t3とをトレースし、次に回転ヘッドのトレース軌跡
S2は、記録トラックT5の始端t1と記録トラックT
4の中央t2と記録トラックT3の終端t3とをトレー
スし、以下同様に回転ヘッドが記録トラックをトレース
する。
ヘッドのトレース軌跡S1は、記録トラックT3の始端
t1と記録トラックT2のt2と記録トラックT1の終
端t3とをトレースし、次に回転ヘッドのトレース軌跡
S2は、記録トラックT5の始端t1と記録トラックT
4の中央t2と記録トラックT3の終端t3とをトレー
スし、以下同様に回転ヘッドが記録トラックをトレース
する。
【0006】この図5(b)の場合には、トレース軌跡
S1〜トレース軌跡S2の間を見れば、記録トラックT
4の始端t1と記録トラックT3の中央t2および記録
トラックT2の終端t3が、回転ヘッドによってトレー
スされないため、画像情報のデジタル信号の一部が欠落
して、再生不良が発生する。
S1〜トレース軌跡S2の間を見れば、記録トラックT
4の始端t1と記録トラックT3の中央t2および記録
トラックT2の終端t3が、回転ヘッドによってトレー
スされないため、画像情報のデジタル信号の一部が欠落
して、再生不良が発生する。
【0007】そこで、従来では単一のシリンダに特殊再
生ヘッドを追加して、図5(c)に示すように特殊再生
でも再生不良が発生しないように構成されている。図5
(c)はテープスピードと回転ヘッドの回転数の関係が
図5(b)と同じ場合で、Q1,Q2,・・・は追加し
た特殊ヘッドのトレース軌跡を示している。
生ヘッドを追加して、図5(c)に示すように特殊再生
でも再生不良が発生しないように構成されている。図5
(c)はテープスピードと回転ヘッドの回転数の関係が
図5(b)と同じ場合で、Q1,Q2,・・・は追加し
た特殊ヘッドのトレース軌跡を示している。
【0008】図5(c)の状態では、トレース軌跡S
1,Q1,S2,Q2,S3,・・・の順で磁気テープ
をトレースして、トレース軌跡Q1のように記録トラッ
クT4の始端t1と記録トラックT3の中央t2および
記録トラックT2の終端t3が、回転ヘッドの特殊ヘッ
ドによってトレースすることができ、図5(b)の状態
では中央t2が欠落して再生できなかった記録トラック
T3についてみれば、始端t1がトレース軌跡S1でピ
ックアップされ、中央t2がトレース軌跡Q1でピック
アップされ、終端t3がトレース軌跡S2でピックアッ
プされて、トレース軌跡S1,Q1,S2のデータを組
み合わせることによって、記録トラックT3を完全に再
生できる。
1,Q1,S2,Q2,S3,・・・の順で磁気テープ
をトレースして、トレース軌跡Q1のように記録トラッ
クT4の始端t1と記録トラックT3の中央t2および
記録トラックT2の終端t3が、回転ヘッドの特殊ヘッ
ドによってトレースすることができ、図5(b)の状態
では中央t2が欠落して再生できなかった記録トラック
T3についてみれば、始端t1がトレース軌跡S1でピ
ックアップされ、中央t2がトレース軌跡Q1でピック
アップされ、終端t3がトレース軌跡S2でピックアッ
プされて、トレース軌跡S1,Q1,S2のデータを組
み合わせることによって、記録トラックT3を完全に再
生できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように特
殊ヘッドを追加する従来の技術では、特殊再生モードの
テープスピードごとの特殊ヘッドをシリンダに内蔵させ
ることが必要であって、隣接するヘッドの緩衝による再
生品質の低下、シリンダの大型化を伴っているのが現状
である。
殊ヘッドを追加する従来の技術では、特殊再生モードの
テープスピードごとの特殊ヘッドをシリンダに内蔵させ
ることが必要であって、隣接するヘッドの緩衝による再
生品質の低下、シリンダの大型化を伴っているのが現状
である。
【0010】そこで本発明は、シリンダのヘッドの数を
増加させることなく、通常プレイ状態とはテープスピー
ドが異なる特殊再生時にも、全ての記録情報を再生でき
る情報読み取り方法と装置を提供することを目的とす
る。
増加させることなく、通常プレイ状態とはテープスピー
ドが異なる特殊再生時にも、全ての記録情報を再生でき
る情報読み取り方法と装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の情報読み取り方
法は、シリンダを2つ以上に増やし、特殊再生時にはテ
ープスピードに応じてシリンダの間隔を補正すること
で、広い範囲の再生速度で完全な画像情報を読み取れる
ようにしたことを特徴とする。
法は、シリンダを2つ以上に増やし、特殊再生時にはテ
ープスピードに応じてシリンダの間隔を補正すること
で、広い範囲の再生速度で完全な画像情報を読み取れる
ようにしたことを特徴とする。
【0012】この本発明によると、シリンダのヘッドの
数を増加させることなく、通常プレイ状態とはテープス
ピードが異なる特殊再生時にも、全ての記録情報を再生
できる。
数を増加させることなく、通常プレイ状態とはテープス
ピードが異なる特殊再生時にも、全ての記録情報を再生
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】請求項1記載の情報読み取り方法
は、ヘリカル状に情報が記録されたテープ状記録媒体を
通常プレイーモードとは異なるテープスピードで特殊再
生するに際し、前記記録媒体の走行方向に間隔をおいて
配設された複数のシリンダに前記記録媒体をテープロー
ディングし、前記複数のシリンダにそれぞれ内蔵されて
いる回転ヘッドで1つの前記記録媒体から同時に情報を
読み取り、前記シリンダの間に滞留する前記記録媒体の
長さを前記テープスピードに応じて調節し、前記各シリ
ンダに内蔵された回転ヘッドが読み取った情報を正規の
時系列に並び替える合成処理して出力することを特徴と
する。
は、ヘリカル状に情報が記録されたテープ状記録媒体を
通常プレイーモードとは異なるテープスピードで特殊再
生するに際し、前記記録媒体の走行方向に間隔をおいて
配設された複数のシリンダに前記記録媒体をテープロー
ディングし、前記複数のシリンダにそれぞれ内蔵されて
いる回転ヘッドで1つの前記記録媒体から同時に情報を
読み取り、前記シリンダの間に滞留する前記記録媒体の
長さを前記テープスピードに応じて調節し、前記各シリ
ンダに内蔵された回転ヘッドが読み取った情報を正規の
時系列に並び替える合成処理して出力することを特徴と
する。
【0014】請求項2記載の情報読み取り装置は、テー
プ状記録媒体のテープ走行系に設けられた複数のシリン
ダと、前記シリンダの間に滞留する前記記録媒体の長さ
を特殊再生時のテープ走行スピードに応じて補正する再
生位置補正手段と、前記各シリンダに内蔵された回転ヘ
ッドからの再生信号を合成して出力する再生信号合成手
段とを設けたことを特徴とする。
プ状記録媒体のテープ走行系に設けられた複数のシリン
ダと、前記シリンダの間に滞留する前記記録媒体の長さ
を特殊再生時のテープ走行スピードに応じて補正する再
生位置補正手段と、前記各シリンダに内蔵された回転ヘ
ッドからの再生信号を合成して出力する再生信号合成手
段とを設けたことを特徴とする。
【0015】(実施の形態1)図1と図2は本発明の
(実施の形態1)を示す。第1のシリンダ1aが取り付
けられたシャーシ2には、ベースプレート3を介して第
2のシリンダ1bが取り付けられている。ベースプレー
ト3は第1のシリンダ1aと同一の面内において第1の
シリンダ1aとの間隔Lを変更できるように、例えば矢
印B方向に移動自在にシャーシ2に取り付けられてい
る。
(実施の形態1)を示す。第1のシリンダ1aが取り付
けられたシャーシ2には、ベースプレート3を介して第
2のシリンダ1bが取り付けられている。ベースプレー
ト3は第1のシリンダ1aと同一の面内において第1の
シリンダ1aとの間隔Lを変更できるように、例えば矢
印B方向に移動自在にシャーシ2に取り付けられてい
る。
【0016】シャーシ2に対するベースプレート3の駆
動は、シリンダ位置変更駆動装置4によって電気制御で
管理されている。ヘリカル状に情報が記録されたテープ
状記録媒体としての磁気テープAは、図1に示すように
第1,第2のシリンダ1a,1bにテープローディング
されて、第1のシリンダ1aに内蔵された回転ヘッド5
aが再生した磁気テープAを、第2のシリンダ1bに内
蔵された回転ヘッド5bがもう一度トレースするように
構成されている。
動は、シリンダ位置変更駆動装置4によって電気制御で
管理されている。ヘリカル状に情報が記録されたテープ
状記録媒体としての磁気テープAは、図1に示すように
第1,第2のシリンダ1a,1bにテープローディング
されて、第1のシリンダ1aに内蔵された回転ヘッド5
aが再生した磁気テープAを、第2のシリンダ1bに内
蔵された回転ヘッド5bがもう一度トレースするように
構成されている。
【0017】磁気テープAのテープスピードはセンサ6
によって検出され、特殊再生時にシリンダ位置変更駆動
装置4は、センサ6が検出したテープスピードに応じて
ベースプレート3を移動させて第2のシリンダ1bの回
転ヘッド5bによる磁気テープAに対するトレース位置
を移動させる。
によって検出され、特殊再生時にシリンダ位置変更駆動
装置4は、センサ6が検出したテープスピードに応じて
ベースプレート3を移動させて第2のシリンダ1bの回
転ヘッド5bによる磁気テープAに対するトレース位置
を移動させる。
【0018】シリンダ位置変更駆動装置4による第2の
シリンダ1bのトレース位置の変更の様子を図2に基づ
いて具体的に説明する。図2(a)は第1のシリンダ1
aの回転ヘッド5aによるトレースの状態を示し、T
1,T2,T3,・・・は磁気テープAの記録トラッ
ク、S1,S2,S3,・・・は第1のシリンダ1aの
回転ヘッド5aによるトレース軌跡を示す。
シリンダ1bのトレース位置の変更の様子を図2に基づ
いて具体的に説明する。図2(a)は第1のシリンダ1
aの回転ヘッド5aによるトレースの状態を示し、T
1,T2,T3,・・・は磁気テープAの記録トラッ
ク、S1,S2,S3,・・・は第1のシリンダ1aの
回転ヘッド5aによるトレース軌跡を示す。
【0019】第1のシリンダ1aの回転ヘッド5aがト
レースした磁気テープAの記録トラックT1,T2,T
3,・・・は、磁気テープAが走行すると規定時間後に
図2(b)に示すように第2のシリンダ1bに到着し
て、第2のシリンダ1bの回転ヘッド5bによってトレ
ースされる。
レースした磁気テープAの記録トラックT1,T2,T
3,・・・は、磁気テープAが走行すると規定時間後に
図2(b)に示すように第2のシリンダ1bに到着し
て、第2のシリンダ1bの回転ヘッド5bによってトレ
ースされる。
【0020】この特殊再生時にシリンダ位置変更駆動装
置4は、センサ6の検出しているテープスピードに応じ
てベースプレート3を移動させて、第1,第2のシリン
ダ1a,1bの間に滞留する磁気テープAの長さを変更
し、第2のシリンダ1bの回転ヘッド5bが、トレース
軌跡Q1,Q2,Q3,・・・で示すように、トレース
軌跡Q1のように記録トラックT4の始端t1と記録ト
ラックT3の中央t2および記録トラックT2の終端t
3をトレースするように制御する。
置4は、センサ6の検出しているテープスピードに応じ
てベースプレート3を移動させて、第1,第2のシリン
ダ1a,1bの間に滞留する磁気テープAの長さを変更
し、第2のシリンダ1bの回転ヘッド5bが、トレース
軌跡Q1,Q2,Q3,・・・で示すように、トレース
軌跡Q1のように記録トラックT4の始端t1と記録ト
ラックT3の中央t2および記録トラックT2の終端t
3をトレースするように制御する。
【0021】これによって、第1のシリンダの回転ヘッ
ド5aではトレースできなかった記録トラックの各部分
を第2のシリンダの回転ヘッド5bでトレースしてピッ
クアップすることができる。
ド5aではトレースできなかった記録トラックの各部分
を第2のシリンダの回転ヘッド5bでトレースしてピッ
クアップすることができる。
【0022】このようにして第1,第2のシリンダ1
a,1bで同時にピックアップされる情報を、図1に示
すように第1,第2,第3のメモリMa,Mb,Mcを
有する再生信号合成手段7で処理して再生出力信号Dを
得ている。
a,1bで同時にピックアップされる情報を、図1に示
すように第1,第2,第3のメモリMa,Mb,Mcを
有する再生信号合成手段7で処理して再生出力信号Dを
得ている。
【0023】具体的には、回転ヘッド5aのピックアッ
プ信号を第1のメモリMaに書き込んでいき、回転ヘッ
ド5bのピックアップ信号を第2のメモリMbに書き込
んでいく。
プ信号を第1のメモリMaに書き込んでいき、回転ヘッ
ド5bのピックアップ信号を第2のメモリMbに書き込
んでいく。
【0024】第3のメモリMcには第1,第2のメモリ
Ma,Mbから適当な記録情報を読み出して正規の時系
列に並び替えて書き込む。具体的には、磁気テープAの
記録トラックT3の再生に注目すると、トレース軌跡S
1,S2でピックアップされて第1のメモリMaに書き
込まれている記録トラックT3の始端t1,t3を読み
出して、また、トレース軌跡Q1でピックアップされて
第2のメモリMbに書き込まれている記録トラックT3
の中央t2を読み出して、これを第3のメモリMcに正
規の時系列に並び替えて書き込む。この状態を等価的に
表すと図2の(c)のように表現できる。
Ma,Mbから適当な記録情報を読み出して正規の時系
列に並び替えて書き込む。具体的には、磁気テープAの
記録トラックT3の再生に注目すると、トレース軌跡S
1,S2でピックアップされて第1のメモリMaに書き
込まれている記録トラックT3の始端t1,t3を読み
出して、また、トレース軌跡Q1でピックアップされて
第2のメモリMbに書き込まれている記録トラックT3
の中央t2を読み出して、これを第3のメモリMcに正
規の時系列に並び替えて書き込む。この状態を等価的に
表すと図2の(c)のように表現できる。
【0025】このように、テープスピードに応じてベー
スプレート3を移動させると共に、第1,第2のシリン
ダ1a,1bの回転ヘッド5a,5bで別々にピックア
ップした情報を再配置して合成することによって、テー
プスピードが異なる各種の特殊再生時にも、単一のシリ
ンダに内蔵させるヘッドの数を増加させることなく、良
好な再生出力信号Dが得られる。
スプレート3を移動させると共に、第1,第2のシリン
ダ1a,1bの回転ヘッド5a,5bで別々にピックア
ップした情報を再配置して合成することによって、テー
プスピードが異なる各種の特殊再生時にも、単一のシリ
ンダに内蔵させるヘッドの数を増加させることなく、良
好な再生出力信号Dが得られる。
【0026】(実施の形態2)図3は本発明の(実施の
形態2)を示す。この(実施の形態2)ではシリンダの
数を第1,第2,第3のシリンダ1a,1b,1cに増
設し、中央の第2のシリンダ1bの位置をシャーシ2に
固定し、両脇の第1,第3のシリンダ1a,1cをそれ
ぞれベースプレート3a,3bに取り付けてシャーシ2
に対して移動可能に配設し、センサ6の検出したテープ
スピードに応じてシリンダ位置変更駆動装置4a,4b
がベースプレート3a,3bの位置を別々に電気制御し
ている。
形態2)を示す。この(実施の形態2)ではシリンダの
数を第1,第2,第3のシリンダ1a,1b,1cに増
設し、中央の第2のシリンダ1bの位置をシャーシ2に
固定し、両脇の第1,第3のシリンダ1a,1cをそれ
ぞれベースプレート3a,3bに取り付けてシャーシ2
に対して移動可能に配設し、センサ6の検出したテープ
スピードに応じてシリンダ位置変更駆動装置4a,4b
がベースプレート3a,3bの位置を別々に電気制御し
ている。
【0027】また、シリンダ数の増加にともなって第3
のシリンダ1cの回転ヘッドがピックアップした情報を
書き込む第4のメモリMdが増設されていると共に、第
3のメモリMcには、第1,第2,第4のメモリMa,
Mb,Mdに書き込まれた情報を読み出して正規の時系
列に並び替えて書き込むように構成されている。
のシリンダ1cの回転ヘッドがピックアップした情報を
書き込む第4のメモリMdが増設されていると共に、第
3のメモリMcには、第1,第2,第4のメモリMa,
Mb,Mdに書き込まれた情報を読み出して正規の時系
列に並び替えて書き込むように構成されている。
【0028】このようにシリンダの数を増設することに
よって、より幅広いテープスピードの変更に対応するこ
とができる。なお、上記の各実施の形態では、隣接する
シリンダとの間隔を変更するようにシリンダ位置変更駆
動装置4または4a,4bを設けて、結果的には、隣接
するシリンダの間に滞留する前記記録媒体の長さをテー
プスピードに応じて調節して回転ヘッドごとの再生位置
が異なるようにしたが、隣接するシリンダの間に滞留す
る前記記録媒体の長さの調節は、図4(a)に示すよう
に第1のシリンダ1aと第2のシリンダ1bとの間のテ
ープ走行経路に可動ポスト8を設け、センサ6が検出し
たテープスピードに応じてシャーシ2における可動ポス
ト8の位置を上記実施の形態のシリンダ位置変更駆動手
段に相当するポスト位置変更駆動手段4によって図4
(b)に示すように移動させるように構成しても同様で
ある。
よって、より幅広いテープスピードの変更に対応するこ
とができる。なお、上記の各実施の形態では、隣接する
シリンダとの間隔を変更するようにシリンダ位置変更駆
動装置4または4a,4bを設けて、結果的には、隣接
するシリンダの間に滞留する前記記録媒体の長さをテー
プスピードに応じて調節して回転ヘッドごとの再生位置
が異なるようにしたが、隣接するシリンダの間に滞留す
る前記記録媒体の長さの調節は、図4(a)に示すよう
に第1のシリンダ1aと第2のシリンダ1bとの間のテ
ープ走行経路に可動ポスト8を設け、センサ6が検出し
たテープスピードに応じてシャーシ2における可動ポス
ト8の位置を上記実施の形態のシリンダ位置変更駆動手
段に相当するポスト位置変更駆動手段4によって図4
(b)に示すように移動させるように構成しても同様で
ある。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明の情報読み取り方法
によると、ヘリカル状に情報が記録されたテープ状記録
媒体を通常プレイーモードとは異なるテープスピードで
特殊再生するに際し、前記記録媒体の走行方向に間隔を
おいて配設された複数のシリンダに前記記録媒体をテー
プローディングし、前記複数のシリンダにそれぞれ内蔵
されている回転ヘッドで1つの前記記録媒体から同時に
情報を読み取り、前記シリンダの間に滞留する前記記録
媒体の長さを前記テープスピードに応じて調節し、前記
各シリンダに内蔵された回転ヘッドが読み取った情報を
正規の時系列に並び替える合成処理して出力するので、
シリンダに内蔵させるヘッドの数を増加させることな
く、通常プレイ状態とはテープスピードが異なる特殊再
生時にも、全ての記録情報を再生でき、広い範囲の再生
速度で完全な画像情報を読み取れるものである。
によると、ヘリカル状に情報が記録されたテープ状記録
媒体を通常プレイーモードとは異なるテープスピードで
特殊再生するに際し、前記記録媒体の走行方向に間隔を
おいて配設された複数のシリンダに前記記録媒体をテー
プローディングし、前記複数のシリンダにそれぞれ内蔵
されている回転ヘッドで1つの前記記録媒体から同時に
情報を読み取り、前記シリンダの間に滞留する前記記録
媒体の長さを前記テープスピードに応じて調節し、前記
各シリンダに内蔵された回転ヘッドが読み取った情報を
正規の時系列に並び替える合成処理して出力するので、
シリンダに内蔵させるヘッドの数を増加させることな
く、通常プレイ状態とはテープスピードが異なる特殊再
生時にも、全ての記録情報を再生でき、広い範囲の再生
速度で完全な画像情報を読み取れるものである。
【図1】本発明の情報読み取り装置の(実施の形態1)
の構成図
の構成図
【図2】同実施の形態の各シリンダごとのトレース軌跡
とそれらを合成した等価図
とそれらを合成した等価図
【図3】本発明の情報読み取り装置の(実施の形態2)
の構成図
の構成図
【図4】本発明の情報読み取り装置の別の実施の形態の
構成図
構成図
【図5】従来例の記録フォーマットとトレース軌跡の説
明図
明図
1a,1b,1c 第1〜第3のシリンダ 2 シャーシ 3,3a,3b ベースプレート 4,4a,4b シリンダ位置変更駆動装置 5a 第1のシリンダに内蔵された回転ヘッド 5b 第2のシリンダに内蔵された回転ヘッド 6 センサ 7 再生信号合成手段 8 可動ポスト 9 ポスト位置変更駆動手段 T1,T2,T3,・・・ 記録トラック S1,S2,S3,・・・ トレース軌跡 Q1,Q2,Q3,・・・ トレース軌跡 t1 記録トラックの始端 t2 記録トラックの中央 t3 記録トラックの終端 Ma,Mb,Mc,Md 第1,第2,第3,第4の
メモリ A 磁気テープ(テープ状記録媒体) D 再生出力信号
メモリ A 磁気テープ(テープ状記録媒体) D 再生出力信号
Claims (2)
- 【請求項1】ヘリカル状に情報が記録されたテープ状記
録媒体を通常プレイーモードとは異なるテープスピード
で特殊再生するに際し、 前記記録媒体の走行方向に間隔をおいて配設された複数
のシリンダに前記記録媒体をテープローディングし、 前記複数のシリンダにそれぞれ内蔵されている回転ヘッ
ドで1つの前記記録媒体から同時に情報を読み取り、 前記シリンダの間に滞留する前記記録媒体の長さを前記
テープスピードに応じて調節し、 前記各シリンダに内蔵された回転ヘッドが読み取った情
報を正規の時系列に並び替える合成処理して出力する情
報読み取り方法。 - 【請求項2】テープ状記録媒体のテープ走行系に設けら
れた複数のシリンダと、 前記シリンダの間に滞留する前記記録媒体の長さを特殊
再生時のテープ走行スピードに応じて補正する再生位置
補正手段と、 前記各シリンダに内蔵された回転ヘッドからの再生信号
を合成して出力する再生信号合成手段とを設けた情報読
み取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10270402A JP2000099903A (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | 情報読み取り方法と装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10270402A JP2000099903A (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | 情報読み取り方法と装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000099903A true JP2000099903A (ja) | 2000-04-07 |
Family
ID=17485769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10270402A Pending JP2000099903A (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | 情報読み取り方法と装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2000099903A (ja) |
-
1998
- 1998-09-25 JP JP10270402A patent/JP2000099903A/ja active Pending
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