JP2000099892A - 車両運行管理システム - Google Patents

車両運行管理システム

Info

Publication number
JP2000099892A
JP2000099892A JP10266979A JP26697998A JP2000099892A JP 2000099892 A JP2000099892 A JP 2000099892A JP 10266979 A JP10266979 A JP 10266979A JP 26697998 A JP26697998 A JP 26697998A JP 2000099892 A JP2000099892 A JP 2000099892A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
vehicle
road
equipment
bus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10266979A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Hanno
野 修 半
Kiyoshi Kawana
名 清 川
Ko Honma
間 興 本
Toshibumi Horiuchi
内 俊 文 堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10266979A priority Critical patent/JP2000099892A/ja
Publication of JP2000099892A publication Critical patent/JP2000099892A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 路線バスの現状データの収集と配信を同時に
行えず、また路線バスの現状データの他の管轄の路上機
設備への配信には別途集配設備が必要となる。 【解決手段】 路上を移動する複数の路線バス10と、
路上に設置した複数の路上機設備20と、路線バス10
の現状データを収集し、路上機設備20へバス接近状況
情報等を送信する1ヵ所の情報収集配線設備30とを有
し、情報収集配信設備30にバス車両位置情報収集用の
デジタルMCA無線機32および路上機設備20へのバ
ス接近状況情報配信用のデジタルMCA無線機35を備
え、路線バス10には車両位置情報送信用のデジタルM
CA無線機を備え、路上機設備20には接近状況情報受
信用のデジタルMCA無線機を備え、現状データの収集
とバス接近状況情報等の送信を独立に並行して行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、路上を移
動する路線バス車両と路上に設置した停留所等の路上機
設備と営業所等の情報収集配信設備との間で、情報の伝
送路としてデジタルMCA無線を使用した通信を行いな
がら、路線バスの運行管理を行うとともに、停留所に路
線バスの接近表示をサービスする車両運行管理システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の路線バス運行管理システム
の概略構成を示している。図8において、従来の路線バ
ス運行管理システム100は、路上を移動する路線バス
110と、路上間に設置した複数の停留所の接近検出用
路上機等の路上機設備120と、路線バス110の現状
データを収集する複数の営業所またはこれら営業所を統
括する本局などの情報収集配信設備130とを備えてい
る。
【0003】このような路線バス運行管理システム10
0においては、各営業所130毎に管轄が決められてお
り、例えば営業所130Aにおいては、3台の路線バス
110Aと路上機設備120a〜120cを管轄し、営
業所130Bにおいては、3台の路線バス110Bと路
上機設備120d〜120fを管轄している。
【0004】営業所130Aにおいては、この管轄の路
線バス110Aと業務用無線通信を行う業務用無線機1
31Aと、この営業所130A内の車庫に設置し、車庫
内の路線バス110Aとデータの送受信を行う車庫用路
上機132Aと、路線バス110Aから得られた運行管
理に関するバス車両位置情報(現状データ)を管理し、
システム全体の制御を司る運行管理装置133Aとを備
えている。なお、営業所130Bにおいても同様な構成
となっている。
【0005】図9は路線バス110における車載設備の
概略構成を示すブロック図である。図9において、路線
バス110は、電磁誘導通信により上記した路上機設備
120からのデータを送受信する車載用通信アンテナ1
11と、この車載用通信アンテナ111の電磁誘導通信
よるデータの送受信を司る車載用通信機112と、営業
所などの情報収集設備130へのデータを送受信する車
載用業務用無線アンテナ113と、この車載用業務用無
線アンテナ113の無線通信によるデータの送受信を司
る車載用業務用無線機114と、行き先情報を示す行き
先番号を読み取り、車内の利用者に行き先情報などの案
内サービスをする車内案内テープ装置115(または音
声合成装置)と、この路線バス110の運転手の出勤状
況などを管理するIDカード番号(乗務員番号)を読み
取るID読み取り器116(またはICカード読み取り
器)と、この路線バス110を識別する車両認識データ
である車両番号を記憶する車両番号メモリ117と、車
載用業務用無線機114により送信すべき送信先の業務
用無線機131の送信先アドレスを記憶する送信先アド
レスメモリ118と、この路線バス110内における装
置全体の制御を司る車載用CPU119とを備えてい
る。
【0006】送信先アドレスメモリ118は、予め設定
された送信先の情報収集配信設備である業務用無線機1
31の送信先アドレスを記憶するものであり、車載用業
務用無線機114は、この送信先アドレスメモリ118
に記憶された送信先アドレスに基づいてのみ、例えば送
信先情報収集設備としての営業所130の業務用無線機
にデータを送信するものである。
【0007】また、路上機設備120は、接近表示器が
設備されている路上機設備と、接近表示器が設備されて
いない接近検出用路上機のみの路上機設備とに分けるこ
とができ、図10は接近表示器が設備されている路上機
設備120の内部構成を示すブロック図である。図10
において、路上機設備としての停留所120は、路線バ
ス110と電磁誘導通信によりデータを送受信する路上
用通信アンテナ121と、この路上用通信アンテナ12
1の電磁誘導通信よるデータの送受信を司るとともに、
所定エリア内における路線バス110の進入を検知する
路上用通信機122と、営業所などの情報収集配信設備
130へのデータを送受信する路上用業務用無線アンテ
ナ123と、この路上用業務用無線アンテナ123の無
線通信によるデータの送受信を司る路上用業務用無線機
124と、停留所120を識別する局所識別データであ
る検知点番号(また停留所番号)を記憶する検知点番号
メモリ125と、停留所120の利用者に路線バス11
0が停留所120に接近していることを通知する接近表
示等を表示する表示器126と、この停留所120内に
おける装置全体の制御を司る路上用CPU127とを備
えている。
【0008】なお、図10においては、路上機設備12
0として接近表示器が設備されている路上機設備につい
て説明したが、接近検出用路上機のみの路上機設備にお
いても、表示器126がない以外はほぼ同一の構成であ
るので、その説明については省略する。
【0009】次に、上記した路線バス運行管理システム
100の動作について説明する。図11および図12
は、上記路線バス運行管理システム100におけるバス
運行管理の動作を示すフロー図である。図11におい
て、路線バス110は、送信先アドレスメモリ118内
に送信先の情報収集配信設備における業務用無線機の送
信先アドレスを示すメモリ送信先アドレスを保持し(ス
テップS111)、車両番号メモリ117に車両番号を
保持する(ステップS112)。さらに路線バス110
は、車内案内テープ装置115から行き先番号を読み取
り(ステップS113)、ID読み取り器116から乗
務員番号であるID番号を読み取る(ステップS11
4)。一方、路上機設備120は、この路上機設備12
0の所定エリア内において路線バス110の進入を検知
すると(ステップS115)、この進入検知された路線
バス110に対して、路上用通信アンテナ121および
路上用通信機122を介して、検知点番号メモリ125
に記憶された検知点番号を送信する(ステップS11
6)。路線バス110は、車載用通信アンテナ111お
よび車載用通信機112を介してこの検知点番号を受信
し、前述の車両番号、行き先番号、乗務員番号と合わせ
てバス車両位置情報として保持する(ステップS11
7)。また、営業所130は、無線機によるポーリング
通信によって、路線バス110にデータ収集依頼を送信
し(ステップS118)、図12に示す処理に移行す
る。
【0010】図12において、この路線バス110が車
載用業務用無線アンテナ113および車載用業務用無線
機114を介してデータ収集依頼を受信すると(ステッ
プS121)、車両番号メモリ117に保持中の車両番
号と、車内案内テープ装置115から読み込んだ行き先
番号と、路上機設備120から受信した検知点番号とに
基づいて、バス車両位置情報(以後「送信データI」と
する。)を生成する(ステップS122)。なお、この
送信データIは、路線バス110の現状データに相当す
るものである。路線バス110は、送信先アドレスメモ
リ118に保持された送信先アドレスに基づいて、車載
用業務用無線アンテナ113および車載用業務用無線機
114を介して、生成された送信データIを送信先アド
レスメモリ118に保持された送信先アドレスの営業所
130、例えば営業所130Aの業務用無線機131A
に送信する(ステップS123)。営業所130Aの運
行管理装置133Aは、業務用無線機131Aを介し
て、この送信データIを受信すると(ステップS12
4)、送信データIを運行管理装置133A内部に保持
する(ステップS125)。一方、路線バス110が、
ステップS123において送信データIを送信先アドレ
スに対応した営業所130Aの業務用無線機131Aに
送信すると、先の検知点番号を送信した路上機設備12
0における次の路上機設備である停留所が、この送信デ
ータIを傍受し(ステップS126)、この傍受した送
信データIに基づいて、表示器126に路線バス110
の現在位置の接近表示を行う(ステップS127)。
【0011】このように、上記従来の路線バス運行管理
システム100によれば、営業所130からのポーリン
グ通信に応じて各路線バス110の現状データ(送信デ
ータI)を収集し、この収集された現状データに基づい
て路線バス110の運行を管理するとともに、停留所1
20の利用者に路線バス110の接近表示をサービスし
ている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の路線バス運行管理システムでは、営業所130Aの
業務用無線機131Aは、バス車両の送信データIを受
信している時には、営業所130Aにおける運行管理装
置133Aが送信データIから生成する所要時分情報お
よび広報表示等の情報を送信することができず、営業所
130Aの業務用無線機131Aの路線バス110Aか
らの送信データIの収集を停止させてから、所要時分情
報および広報表示等の情報を送信する必要があった。
【0013】また、営業所130Aにおいては、3台の
路線バス110Aと路上機設備120a〜120cを管
轄しており、営業所130Aで収集した送信データIに
基づいて営業所130Bの管轄の路上機設備120Bに
接近表示させるためには、営業所130Aの送信データ
Iを営業所130Bに分配するための専用回線や集配信
中央装置が必要になる。
【0014】逆に、営業所130Bにおいては、3台の
路線バス110Bと路上機設備120d〜120fを管
轄しており、営業所130Bの管轄の路線バスが路上機
設備120Aを走行したときには、営業所130Bで収
集した送信データIを路上機設備120Aに接近表示さ
せるために、営業所130Bの送信データIを営業所1
30Aに分配するための専用回線や集配信中央装置が必
要になる。
【0015】また、上記したように営業所130Bにお
いて、営業所130Aの送信データIに基づいて接近表
示を行う場合には、営業所130Aの送信データIを営
業所130Bに分配するための専用回線や集配信中央装
置が必要になるとともに、営業所130Bにおいて送信
データIを受信後、営業所130Bの管轄の路上機設備
120Bに接近情報を送信するためには、営業所130
Bの業務用無線機131Bの路線バス110Bからの送
信データIの収集を停止させてからバス接近表示情報や
バス車両位置情報を送信する必要がある。
【0016】また、路上機設備120は、接近表示を行
うために路線バス110から送信される送信データIを
傍受し、この傍受した送信データIに基づいて表示器1
26に路線バス110の現在位置の接近表示を行うが、
接近表示を行うためには不必要な情報も含めて路線バス
110から送信データIを受信する必要がある。
【0017】このように、上記従来の路線バス運行管理
システム100は、路上機設備120に接近表示情報以
外の各種情報(バス車両位置情報や所要時分情報等)を
表示させる場合には、営業所130の業務用無線機13
1において、路線バス110からの送信データIの収集
を停止させてから各情報を路上機設備120に送信しな
ければならず、その収集の停止期間中には、路上機設備
120では接近表示ができないという第1の問題があっ
た。
【0018】また、管轄の違う営業所130どうしにお
いては、一方の営業所130の送信データIに基づいて
他方の路上機設備において接近表示を行う場合には、一
方の営業所130の送信データIを他方の営業所130
に分配するための専用回線や集配信中央装置が必要にな
るという第2の問題があった。
【0019】また、路上機設備120は、接近表示を行
うために路線バス110から送信される送信データIを
常時傍受しているため、接近表示を行うために不必要な
情報も全て受信する必要があり、路上機設備への接近表
示などの情報量が無駄に増加するという第3の問題があ
った。
【0020】本発明は、上記第1の問題を解決するもの
であり、路線バス等の車両の現状データの収集を停止さ
せることなく、路上機設備で接近表示を行うことのでき
る車両運行管理システムを提供することを第1の目的と
する。
【0021】本発明はまた、上記第2の問題を解決する
ものであり、他の営業所管轄の情報配信および接近表示
を専用回線や集配信中央装置などを設備することなく実
現することのできる車両運行管理システムを提供するこ
とを第2の目的とする。
【0022】本発明はまた、上記第3の問題を解決する
ものであり、接近表示のために路上機設備において不必
要な情報を受信することなく、必要な情報だけを路上機
設備へ送信することにより、情報伝送の効率を高めるこ
とのできる車両運行管理システムを提供することを第3
の目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記第1の目
的を達成するために、情報収集配信設備において、車両
の現状データを収集する情報受信手段と、接近情報を路
上機設備へ送信する情報送信手段とを独立に設備し、車
両の現状データから接近情報を生成する接近情報生成手
段を設けたものであり、路上機設備へ接近情報を送信す
る場合にも、車両からの情報収集を停止させることな
く、接近情報を路上機設備へ送信することができる。
【0024】本発明はまた、上記第2の目的を達成する
ために、情報収集配信設備を営業所管轄毎に分けるので
はなく1ヵ所に設備し、この情報収集配信設備で車両の
現状データから接近情報を生成するようにしたものであ
り、他の営業所管轄への車両情報の配信を行わなくと
も、情報収集配信設備1ヵ所で他の営業所管轄の接近情
報を路上機設備へ配信することができる。
【0025】本発明はまた、上記第3の目的を達成する
ために、情報収集配信設備を営業所管轄毎に分けるので
はなく1ヵ所に設備し、この情報収集配信設備で車両の
現状データから接近情報を生成するようにしたものであ
り、路上機設備で接近表示のために不必要な情報を受信
することなく、必要情報のみを情報収集配信設備から送
信でき、路上機設備への情報伝送路の効率化を図ること
ができる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、路上を移動する複数の車両と、路上に設置した複数
の路上機設備と、前記車両の現状データを収集し、路上
機設備へ車両接近状況情報等を送信する情報収集配線設
備とを有する車両運行管理システムであって、前記情報
収集配信設備に車両位置情報収集用のデジタルMCA無
線機および路上機設備への車両接近状況情報配信用のデ
ジタルMCA無線機を備え、前記車両に車両位置情報送
信用のデジタルMCA無線機を備え、前記路上機設備に
接近状況情報受信用のデジタルMCA無線機を備えた車
両運行管理システムであり、現状データの収集とバス接
近情報の配信とを独立に並行して行えるという作用を有
する。
【0027】本発明の請求項2に記載の発明は、路上を
移動する複数の路線バスと、路上に設置した複数の路上
機設備と、前記路線バスの現状データを収集し、路上機
設備へバス接近状況情報等を送信する情報収集配線設備
とを有する車両運行管理システムであって、前記路線バ
スにデジタルMCA無線機を設備することにより、前記
路線バスの車両位置情報を情報収集配信設備に送信する
車両運行管理システムであり、路線バスの車両位置情報
を情報収集設備において収集できるという作用を有す
る。
【0028】本発明の請求項3に記載の発明は、路上を
移動する複数の路線バスと、路上に設置した複数の路上
機設備と、前記路線バスの現状データを収集し、路上機
設備へバス接近状況情報等を送信する情報収集配線設備
とを有する車両運行管理システムであって、前記路上機
設備にデジタルMCA無線機を設備することにより、情
報収集配信設備から路線バスの車両位置情報とバス接近
表示情報等の情報を受信し、接近表示等の各種表示を行
う車両運行管理システムであり、路上機設備において接
近表示等を行えるという作用を有する。
【0029】本発明の請求項4に記載の発明は、路上を
移動する複数の路線バスと、路上に設置した複数の路上
機設備と、前記路線バスの現状データを収集し、路上機
設備へバス接近状況情報等を送信する情報収集配線設備
とを有する車両運行管理システムであって、前記情報収
集配信設備が、デジタルMCA無線の情報伝送路(キャ
リア)を収集用と配信用と独立に複数使用することによ
り、前記路線バスからの車両位置情報の収集と路上機設
備へのバス接近状況情報の配信を互いに干渉することな
く並行に行う車両運行管理システムであり、現状データ
の収集とバス接近情報の配信とを独立に並行して行える
という作用を有する。
【0030】本発明の請求項5に記載の発明は、路上を
移動する複数の路線バスと、路上に設置した複数の路上
機設備と、前記路線バスの現状データを収集し、路上機
設備へバス接近状況情報等を送信する情報収集配線設備
とを有する車両運行管理システムであって、前記情報収
集配信設備が、デジタルMCA無線の情報伝送路(キャ
リア)を収集用と配信用と独立に複数使用することによ
り、前記路線バスからの車両位置情報の収集と路上機設
備への車両位置情報の配信を互いに干渉することなく並
行に行う車両運行管理システムであり、現状データの収
集とバス接近情報の配信とを独立に並行して行えるとい
う作用を有する。
【0031】本発明の請求項6に記載の発明は、路上を
移動する複数の路線バスと、路上に設置した複数の路上
機設備と、前記路線バスの現状データを収集し、路上機
設備へバス接近状況情報等を送信する情報収集配線設備
とを有する車両運行管理システムであって、前記情報収
集配信設備が、デジタルMCA無線の情報伝送路(キャ
リア)を収集用と配信用と独立に複数使用することによ
り、前記路線バスからの車両位置情報の収集と路上機設
備への所要時間時分情報、遅れ情報、広報情報等のバス
接近状況情報以外の情報の配信を互いに干渉することな
く並行に行う車両運行管理システムであり、現状データ
の収集とバス接近情報の配信とを独立に並行して行える
という作用を有する。
【0032】本発明の請求項7に記載の発明は、路上を
移動する複数の路線バスと、路上に設置した複数の路上
機設備と、前記路線バスの現状データを収集し、路上機
設備へバス接近状況情報等を送信する情報収集配線設備
とを有する車両運行管理システムであって、前記情報収
集配信設備において、バスからの車両位置情報の収集お
よび路上機設備へのバス接近状況情報の配信を行うこと
により、収集した車両位置情報のうち、不必要な情報は
削除し、必要なバス接近状況情報のみを配信する車両運
行管理システムであり、不必要な情報を受信することな
く、必要情報のみを情報収集配信設備から送信でき、路
上機設備への情報伝送路の効率化を図ることができると
いう作用を有する。
【0033】本発明の請求項8に記載の発明は、路上を
移動する複数の路線バスと、路上に設置した複数の路上
機設備と、前記路線バスの現状データを収集し、路上機
設備へバス接近状況情報等を送信する情報収集配線設備
とを有する車両運行管理システムであって、前記情報収
集配信設備において、複数の営業所管轄の路線バスから
の車両位置情報の収集をそれぞれ別々のデジタルMCA
無線の情報伝送路(キャリア)から収集し、その車両位
置情報に基づいて路線バスの車両位置を決定する車両運
行管理システムであり、効率的で的確なバス運行管理を
行えるという作用を有する。
【0034】本発明の請求項9に記載の発明は、路上を
移動する複数の路線バスと、路上に設置した複数の路上
機設備と、前記路線バスの現状データを収集し、路上機
設備へバス接近状況情報等を送信する情報収集配線設備
とを有する車両運行管理システムであって、前記情報収
集配信設備において、複数の営業所管轄の路線バスから
の車両位置情報の収集をそれぞれ別々のデジタルMCA
無線の情報伝送路(キャリア)から収集し、その車両位
置情報に基づいて決定されたバス車両位置情報を基に複
数の営業所管轄の路上機設備へバス車両位置情報および
バス接近状況情報を配信する車両運行管理システムであ
り、効率的で的確なバス運行管理を行えるという作用を
有する。
【0035】本発明の請求項10に記載の発明は、路上
を移動する複数の車両と、路上に設置した複数の路上機
設備と、前記車両の現状データを収集し、路上機設備へ
車両接近表示情報等を送信する1ヵ所の情報収集配線設
備とを有する車両運行管理システムであって、前記路上
機設備が、この路上機設備を識別する局所識別データを
記憶する局所データ記憶手段と、情報収集配信設備を識
別する配信設備識別データを記憶する配信設備データ記
憶手段と、所定エリア内に車両が進入したことを検知す
る車両検知手段と、進入車両を検知した時にその進入車
両に対して前記局所識別データを送信する局所データ送
信手段と、前記配信設備識別データに基づいて、この配
信設備識別データに対応する情報収集配信設備から接近
表示情報を受信する路上機受信手段と、前記受信した接
近表示情報を表示する接近表示情報表示手段とを備え、
前記車両が、自己車両を識別する車両識別データを記憶
する車両データ記憶手段と、情報収集配信設備を識別す
る配信設備識別データを記憶する配信設備データ記憶手
段と、前記路上機設備の局所データ送信手段から局所識
別データを受信する局所データ受信手段と、前記受信し
た局所識別データおよび前記車両識別データに基づいて
前記車両の現状データを生成する現状データ生成手段
と、前記配信設備識別データに基づいて、この配信設備
識別データに対応する情報収集配信設備へ前記現状デー
タを送信する車両送信手段とを備え、前記情報収集配信
設備が、前記車両送信手段から送信された現状データを
営業所管轄毎に独立に受信する情報受信手段と、前記現
状データを記憶する現状データ記憶手段と、前記現状デ
ータから接近表示情報を生成する接近情報生成手段と、
前記接近表示情報を前記情報受信手段とは独立に路上機
設備に送信する情報送信手段とを備えた車両運行管理シ
ステムであり、車両の現状データの収集と路上機設備へ
の接近表示情報の配信を1カ所の情報収集配信設備と複
数の情報伝送路で同時に並行して送受信するので、送受
信の切り替えおよび他の管轄車両や路上機設備への集配
信を行うことなく接近表示を行えるという作用を有す
る。
【0036】本発明の請求項11に記載の発明は、前記
車両が、路線バスであり、前記路上機設備が、路上の各
停留所に設置した接近検出用路上機である請求項10記
載の車両運行管理システムである。
【0037】本発明の請求項12に記載の発明は、前記
情報収集配信設備が、路線バスの営業所またはこれら営
業所を統括する本局である請求項11記載の車両運行管
理システムである。
【0038】本発明の請求項13に記載の発明は、前記
局所識別データが、停留所または接近検出路上機を識別
する検知点番号であり、前記局所データ記憶手段が、こ
の検知点番号を記憶する検知点番号メモリである請求項
10から12のいずれかに記載の車両運行管理システム
である。
【0039】本発明の請求項14に記載の発明は、前記
路上機設備における配信設備識別データが、情報収集配
信設備のバス接近情報配信用のデジタルMCA無線機を
識別する送信元アドレスであり、前記配信設備データ記
憶手段が、この送信元アドレスを記憶する送信元アドレ
スメモリである請求項10から13のいずれかに記載の
車両運行管理システムである。
【0040】本発明の請求項15に記載の発明は、前記
路上機設備における車両検知手段および局所データ送信
手段が、電磁誘導通信を行う路上用通信機である請求項
10から13のいずれかに記載の車両運行管理システム
である。
【0041】本発明の請求項16に記載の発明は、前記
路上機設備における路上機受信手段が、デジタルMCA
無線通信を行う路上用デジタルMCA無線機である請求
項10から13のいずれかに記載の車両運行管理システ
ムである。
【0042】本発明の請求項17に記載の発明は、前記
路上機設備における接近情報表示手段が、液晶表示器で
ある請求項10から13のいずれかに記載の車両運行管
理システムである。
【0043】本発明の請求項18に記載の発明は、前記
車両における車両識別データが、路線バスを識別する車
両番号およびこの路線バスの行き先を示す行き先番号で
あり、前記車両データ記憶手段が、前記車両番号を記憶
した車両番号メモリおよび前記行き先番号を記憶した車
内案内テープ装置または音声合成装置である請求項10
から17のいずれかに記載の車両運行管理システムであ
る。
【0044】本発明の請求項19に記載の発明は、前記
車両における配信設備識別データが、情報収集配信設備
のバス情報収集用のデジタルMCA無線機を識別する送
信先アドレスであり、前記配信設備データ記憶手段が、
この送信先アドレスを記憶する送信先アドレスメモリで
ある請求項10から17のいずれかに記載の車両運行管
理システムである。
【0045】本発明の請求項20に記載の発明は、前記
車両における車両受信手段が、電磁誘導通信を行う車載
用通信機である請求項10から17のいずれかに記載の
車両運行管理システムである。
【0046】本発明の請求項21に記載の発明は、前記
車両における現状データ生成手段が、前記車両番号と行
き先番号と検知点番号と収集配信設備識別データに基づ
いて路線バスの現状データを生成する車載用CPUであ
る請求項10から17のいずれかに記載の車両運行管理
システムである。
【0047】本発明の請求項22に記載の発明は、前記
車両における車両送信手段が、デジタルMCA無線を行
う車載用デジタルMCA無線機である請求項10から1
7のいずれかに記載の車両運行管理システムである。
【0048】本発明の請求項23に記載の発明は、前記
情報収集配信設備における情報受信手段が、バス情報収
集用のデジタルMCA無線機である請求項10から22
のいずれかに記載の車両運行管理システムである。
【0049】本発明の請求項24に記載の発明は、前記
情報収集配信設備における現状データ記憶手段および接
近情報生成手段が、情報収集配信設備全体を制御する運
行管理装置である請求項10から22のいずれかに記載
の車両運行管理システムである。
【0050】本発明の請求項25に記載の発明は、前記
情報収集配信設備における情報送信手段が、バス接近情
報配信用のデジタルMCA無線機である請求項10から
22のいずれかに記載の車両運行管理システムである。
【0051】本発明の請求項26に記載の発明は、路上
を移動する複数の車両と、路上に設置した複数の路上機
設備と、前記車両の現状データを収集し、路上機設備へ
車両接近状況情報等を送信する情報収集配線設備とを有
する車両運行管理システムにおいて、前記車両からの位
置情報を収集するためのデジタルMCA無線機および路
上機設備へ車両接近状況情報を配信するためのデジタル
MCA無線機を備えた情報収集配信設備である。
【0052】本発明の請求項27に記載の発明は、路上
を移動する複数の車両と、路上に設置した複数の路上機
設備と、前記車両の現状データを収集し、路上機設備へ
車両接近状況情報等を送信する情報収集配線設備とを有
する車両運行管理システムにおいて、前記路上機設備が
停留所であり、情報収集配信設備から路線バスの位置情
報と接近表示情報等の情報を受信するためのデジタルM
CA無線機を備えた停留所路上機設備である。
【0053】本発明の請求項28に記載の発明は、路上
を移動する複数の車両と、路上に設置した複数の路上機
設備と、前記車両の現状データを収集し、路上機設備へ
車両接近状況情報等を送信する情報収集配線設備とを有
する車両運行管理システムにおいて、前記車両が路線バ
スであり、情報収集配信設備へ路線バス位置情報を送信
するためのデジタルMCA無線機を備えた路線バス車載
設備である。
【0054】本発明の請求項29に記載の発明は、路上
を移動する複数の車両と、路上に設置した複数の路上機
設備と、前記車両の現状データを収集し、路上機設備へ
車両接近状況情報等を送信する情報収集配線設備とを有
する車両運行管理システムにおいて、情報収集配信設備
へ車両位置情報を送信するためのデジタルMCA無線機
を備えた車両である。
【0055】(実施の形態)以下、本発明の実施の形態
を図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態
における路線バス運行管理システムの概略構成を示すブ
ロック図である。本実施の形態における路線バス運行管
理システム1は、路上を移動する車両である路線バス1
0と、路上間に設置した複数の停留所の接近検出用路上
機等の路上機設備20と、路線バス10の現状データを
収集し、路上機設備20へ車両位置情報(現状デー
タ)、接近状況情報、所要時分情報、遅れ情報、および
広報情報等を配信する情報収集配信設備30とを備えて
いる。
【0056】情報収集配信設備30は、各路線バス10
に対するデータを送受信する路線バス用アンテナ31
と、路線バス10とのデータ送受信を司るバス情報収集
用のデジタルMCA無線機32と、各路上機設備20に
対するデータを送受信する路上機用アンテナ34と、路
上機設備20とのデータの送受信を制御を司るバス接近
状況情報配信用のデジタルMCA無線機35と、バス情
報収集用のデジタルMCA無線機32により受信された
現状データを収集および編集し、バス接近状況情報配信
用のデジタルMCA無線機35へ現状データ、接近状況
情報、所要時分情報、遅れ情報、および広報情報等を配
信する運行管理装置33とを備えている。
【0057】図2は路線バス10における車載設備の概
略構成を示すブロック図である。図2において、路線バ
ス10は、電磁誘導通信により上記した路上機設備20
からのデータを送受信する車載用通信アンテナ11a
と、この車載用通信アンテナ11aの電磁誘導通信よる
データの送受信を司る車載用通信機11と、情報収集配
信設備30におけるバス情報収集用デジタルMCA無線
機32へのデータを送受信する車載用デジタルMCA無
線アンテナ12aと、この車載用デジタルMCA無線ア
ンテナ12aの無線通信によるデータの送受信を司る車
載用デジタルMCA無線機12と、行き先情報を示す行
き先番号を読み取り、車内の利用者に行き先情報などの
案内サービスをする車内案内テープ装置13(または音
声合成装置)と、この路線バス10の運転手の出勤状況
などを管理するIDカード番号(乗務員番号)を読み取
るID読み取り器14(またはICカード読み取り器)
と、この路線バス10を識別する車両認識データである
車両番号を記憶する車両番号メモリ15と、車載用デジ
タルMCA無線機12により送信すべき送信先のデジタ
ルMCA無線機32の送信先アドレスを記憶する送信先
アドレスメモリ12bと、この路線バス10内における
装置全体の制御を司る車載用CPU16とを備えてい
る。
【0058】送信先アドレスメモリ12bは、予め設定
された送信先の情報収集配信設備30におけるデジタル
MCA無線機32の送信先アドレスを記憶するものであ
り、車載用デジタルMCA無線機12は、この送信先ア
ドレスメモリ12bに記憶された送信先アドレスに基づ
いてのみ、情報収集配信設備30のデジタルMCA無線
機32にデータを送信するものである。
【0059】また、路上機設備20は、接近表示器が設
備されている路上機設備と、接近表示器が設備されてい
ない接近検出用路上機のみの路上機設備とに分けること
ができ、図3は接近表示器が設備されている路上機設備
20の内部構成を示すブロック図である。図3におい
て、路上機設備20は、路線バス10と電磁誘導通信に
よりデータを送受信する路上用通信アンテナ21aと、
この路上用通信アンテナ21aの電磁誘導通信よるデー
タの送受信を司るとともに、所定エリア内における路線
バス10の進入を検知する路上用通信機21と、情報収
集配信設備30とのデータを送受信する路上用デジタル
MCA無線アンテナ22aと、この路上用デジタルMC
A無線アンテナ22aのデジタルMCA無線通信による
データの送受信を司る路上用デジタルMCA無線機22
と、この路上機設備20を識別する局所識別データであ
る検知点番号(また停留所番号)を記憶する検知点番号
メモリ23と、路上機設備20の利用者に路線バス10
が路上機設備20に接近していることを通知する接近表
示等を表示する表示器24と、路上用デジタルMCA無
線機22において受信すべきバス接近状況情報配信用の
デジタルMCA無線機35の送信元アドレスを記憶する
送信元アドレスメモリ22bと、この路上機設備20内
における装置全体の制御を司る路上用CPU26とを備
えている。
【0060】なお、図3においては、路上機設備20と
して接近表示器が設備されている路上機設備について説
明したが、接近検出用路上機のみの路上機設備において
も、表示器24がない以外はほぼ同一の構成であるの
で、その説明については省略する。
【0061】次に、上記した路線バス運行管理システム
1の動作について説明する。図4、図5および図6は、
上記路線バス運行管理システム1におけるバス運行管理
の動作を示すフロー図である。図4において、路線バス
10は、送信先アドレスメモリ12b内に送信先の情報
収集配信設備30におけるデジタルMCA無線機32の
送信先アドレスを保持し(ステップS11)、車両番号
メモリ15に車両番号を保持する(ステップS12)。
さらに路線バス10は、車内案内テープ装置13から行
き先番号を読み取り(ステップS13)、ID読み取り
器14から乗務員番号であるID番号を読み取る(ステ
ップS14)。一方、路上機設備20は、この路上機設
備20の所定エリア内において路線バス10の進入を検
知すると(ステップS15)、この進入検知された路線
バス10に対して、路上用通信アンテナ21aおよび路
上用通信機21を介して、検知点番号メモリ23に記憶
された検知点番号を送信する(ステップS16)。路線
バス10は、車載用通信アンテナ11aおよび車載用通
信機11を介してこの検知点番号を受信し、前述の車両
番号、行き先番号、乗務員番号と合わせてバス車両位置
情報として保持する(ステップS17)。また、情報収
集配信設備30は、バス情報収集用のデジタルMCA無
線機32によるポーリング通信によって、路線バス10
にデータ収集依頼を送信し(ステップS18)、図5に
示す処理に移行する。
【0062】図5において、この路線バス10が車載用
デジタルMCA無線アンテナ12aおよび車載用デジタ
ルMCA無線機12を介してデータ収集依頼を受信する
と(ステップS21)、車両番号メモリ15に保持中の
車両番号と、車内案内テープ装置13から読み込んだ行
き先番号と、路上機設備20から受信した検知点番号と
に基づいて、バス車両位置情報(以後「送信データI」
とする。)を生成する(ステップS22)。なお、この
送信データIは、路線バス10の現状データに相当する
ものである。路線バス10は、送信先アドレスメモリ1
2bに保持された送信先アドレスに基づいて、車載用デ
ジタルMCA無線アンテナ11aおよび車載用デジタル
MCA無線機12を介して、生成された送信データIを
送信先アドレスメモリ12bに保持された送信先アドレ
スの情報収集配信設備30におけるデジタルMCA無線
機32に送信する(ステップS23)。バス情報収集用
のデジタルMCA無線機32は、車載用デジタルMCA
無線機12から送信された送信データIを受信し(ステ
ップS24)、さらに情報収集配信設備30の運行管理
装置33に送信データIを送出する(ステップS2
5)。
【0063】ここで、路線バス10は、ステップS11
からステップS25において送信データIを送信先アド
レスに対応した情報収集配信設備30のデジタルMCA
無線機32に送信するが、例えば、路線バス101およ
び102は同一営業所管轄のグループであり、路線バス
101および102は、送信先アドレスとして送信先ア
ドレスメモリ12bに情報収集配信設備30のバス情報
収集用1のデジタルMCA無線機32aのアドレスを保
持している。また、路線バス101および102内で生
成された送信データIは、路線バス101および102
の送信先アドレスメモリ12bのアドレスに基づき、情
報収集配信設備30のバス情報収集用1のデジタルMC
A無線機32aに収集される。そして、図4および図5
におけるステップS11AからステップS25Aまで
は、上記営業所管轄の路線バスおよび路上機設備とは別
の営業所管轄のグループである路線バス103および1
04における処理を示している。路線バス103および
104は、送信先アドレスとして送信先アドレスメモリ
12bに情報収集配信設備30のバス情報収集用2のデ
ジタルMCA無線機32bのアドレスを保持している。
また、路線バス103および104内で生成された送信
データIは、路線バス103および104の送信先アド
レスメモリ12bのアドレスに基づき、情報収集配信設
備30のバス情報収集用2のデジタルMCA無線機32
bに収集される。また、路線バス105および106に
ついても同様な処理であるため説明を省略する。
【0064】情報収集配信設備30の運行管理装置33
は、上記バス情報収集用のデジタルMCA無線機32を
介してこの送信データIを取得すると(ステップS2
6)、送信データIを運行管理装置33内部に保持し
(ステップS27)、図6に示す処理に移行する。
【0065】図6において、運行管理装置33は、送信
データIについて同一データや路上機設備20における
接近表示に関係のないデータを削除する(ステップS3
1)。次に運行管理装置33は、路上機設備20へ送信
する送信データIを送信データIIとして生成するとと
もに(ステップS32)、路線バス10の送信データI
(現状データ)から路線バス10が現在通過した路上機
設備20の停留所から以降に位置する路上機設備におけ
る接近状況情報を生成し(ステップS33)、送信デー
タIIとして生成する(ステップS34)。また運行管
理装置33は、路線バス10の送信データI(現状デー
タ)から路線バス10が現在通過した路上機設備20ま
での所要時分情報および予定通過時刻からの遅れ情報を
算出し(ステップS35)、送信データIIとして生成
する(ステップS36)。そして、運行管理装置33
は、上記のようにして生成された送信データIIに基づ
いて配信先の路上機設備20を識別し(ステップS3
7)、この識別された路上機設備20からバス接近情報
配信用のデジタルMCA無線機35を識別し(ステップ
S38)、このバス接近情報配信用のデジタルMCA無
線機35へ送信データIIを送出する(ステップS3
9)。バス接近情報配信用のデジタルMCA無線機35
は、送信データIIを取得すると(ステップS40)、
この送信データIIに基づいて識別した路上機設備20
に対して、送信データIIを送信し(ステップS4
1)、図7の処理に移行する。
【0066】ここで、ステップS42、S43、S44
に示すように、ステップS37で識別された配信先の路
上機設備20に基づいて、ステップS38で識別された
送信先のバス接近情報配信用のデジタルMCA無線機3
5は、各路上機設備毎に営業所毎にグループ管轄されて
おり、それぞれの営業所管轄の路上機設備20に対応し
た送信先のバス接近情報配信用のデジタルMCA無線機
35が識別され、このバス接近情報配信用のデジタルM
CA無線機35を介して送信データIIが路上機設備2
0に送信される。路上機設備20は、路上用デジタルM
CA無線アンテナ22aおよび路上用デジタルMCA無
線機22を介して送信データIIを受信すると(ステッ
プS51)、この送信データIIに基づいて接近表示を
表示器24に表示する(ステップS52)。
【0067】なお、バス車両位置情報である路線バス1
0と情報収集配信設備30の送信データIの送受信(ス
テップS23、S24)と、バス接近状況情報である情
報収集配線設備30と路上機設備20の送信データII
の送受信(ステップS41、S51)とは、全く独立し
て並行に同時に実行される。
【0068】以上のように、本実施の形態によれば、路
線バス設備10と情報収集配信設備30のデジタルMC
A無線の情報伝送路による送信データIの送受信と、情
報収集配信設備30と路上機設備20のデジタルMCA
無線の情報伝送路による送受信データIIの送受信とを
独立に複数の情報伝送路を使用することにより、送信デ
ータIの収集および路上機設備20への接近状況表示を
停止させることなく、路上機設備20に対する接近状況
情報の表示以外の送信データIIである所要時分情報、
遅れ情報、広報情報等の情報を生成し、路上機設備20
へ送信することができる。
【0069】また、全ての路線バスの送信データI(現
在データ)の収集と路上機設備への送信データII(バ
ス接近状況情報)の送信を情報収集配信設備30の1ヵ
所から行うようにしたので、路線バス10の送信データ
Iを他の管轄路上機設備20への集配信設備がなくても
配信することができる。さらに、情報収集配信設備30
で収集した送信データIのうち、不必要な情報は削除
し、必要なバス接近状況情報である送信データIIのみ
を配信することにより、路上機設備20への送信データ
IIの情報量を低減することができる。
【0070】なお、上記実施の形態では路線バス運行管
理システムとして本発明を説明したが、本発明は、路線
バス以外にも運送業者等における荷物配送車両等の運行
管理システムにも適応できるものである。
【0071】
【発明の効果】本発明は、上記実施の形態から明らかな
ように、情報収集配信設備において、車両の現状データ
を収集する情報受信手段と、接近情報を路上機設備へ送
信する情報送信手段とを独立に設備し、車両の現状デー
タから接近情報を生成する接近情報生成手段を備えてい
るので、路上機設備へ接近情報を送信する場合にも、車
両からの情報収集を停止させることなく、接近情報を路
上機設備へ送信することができるという効果を有する。
【0072】本発明はまた、情報収集配信設備を営業所
管轄毎に分けるのではなく1ヵ所に設備し、この情報収
集配信設備で車両の現状データから接近情報を生成する
ようにしたので、他の営業所管轄への車両情報の配信を
行わなくとも、情報収集配信設備1ヵ所で他の営業所管
轄の接近情報を路上機設備へ配信することができるとい
う効果を有する。
【0073】本発明はまた、情報収集配信設備を営業所
管轄毎に分けるのではなく1ヵ所に設備し、この情報収
集配信設備で車両の現状データから接近情報を生成する
ようにしたので、路上機設備で接近表示のために不必要
な情報を受信することなく、必要情報のみを情報収集配
信設備から送信でき、路上機設備への情報伝送路の効率
化を図ることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における路線バス運行管理
システムの構成を示す概略ブロック図
【図2】本発明の実施の形態における路線バス(車載設
備)の構成を示す概略ブロック図
【図3】本発明の実施の形態における停留所(路上機設
備)の構成を示す概略ブロック図
【図4】本発明の実施の形態における動作を示すフロー
【図5】本発明の実施の形態における動作を示すフロー
図(続き)
【図6】本発明の実施の形態における動作を示すフロー
図(続き)
【図7】本発明の実施の形態における動作を示すフロー
図(続き)
【図8】従来例における路線バス運行管理システムの構
成を示す概略ブロック図
【図9】本発明の実施の形態における路線バス(車載設
備)の構成を示す概略ブロック図
【図10】本発明の実施の形態における停留所(路上機
設備)の構成を示す概略ブロック図
【図11】本発明の実施の形態における動作を示すフロ
ー図
【図12】本発明の実施の形態における動作を示すフロ
ー図(続き)
【符号の説明】
1 路線バス運行管理システム 10 路線バス 20 路上機設備 30 情報収集配信設備 31 路線バス用アンテナ 32 デジタルMCA無線機(バス情報収集用) 33 運行管理装置 34 路上機用アンテナ 35 デジタルMCA無線機(バス接近状況情報配信
用)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本 間 興 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 堀 内 俊 文 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5H180 AA06 AA16 BB04 CC12 EE07 FF05 FF13 FF18

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 路上を移動する複数の車両と、路上に設
    置した複数の路上機設備と、前記車両の現状データを収
    集し、路上機設備へ車両接近状況情報等を送信する情報
    収集配線設備とを有する車両運行管理システムであっ
    て、前記情報収集配信設備に車両位置情報収集用のデジ
    タルMCA無線機および路上機設備への車両接近状況情
    報配信用のデジタルMCA無線機を備え、前記車両に車
    両位置情報送信用のデジタルMCA無線機を備え、前記
    路上機設備に接近状況情報受信用のデジタルMCA無線
    機を備えた車両運行管理システム。
  2. 【請求項2】 路上を移動する複数の路線バスと、路上
    に設置した複数の路上機設備と、前記路線バスの現状デ
    ータを収集し、路上機設備へバス接近状況情報等を送信
    する情報収集配線設備とを有する車両運行管理システム
    であって、前記路線バスにデジタルMCA無線機を設備
    することにより、前記路線バスの車両位置情報を情報収
    集配信設備に送信する車両運行管理システム。
  3. 【請求項3】 路上を移動する複数の路線バスと、路上
    に設置した複数の路上機設備と、前記路線バスの現状デ
    ータを収集し、路上機設備へバス接近状況情報等を送信
    する情報収集配線設備とを有する車両運行管理システム
    であって、前記路上機設備にデジタルMCA無線機を設
    備することにより、情報収集配信設備から路線バスの車
    両位置情報とバス接近表示情報等の情報を受信し、接近
    表示等の各種表示を行う車両運行管理システム。
  4. 【請求項4】 路上を移動する複数の路線バスと、路上
    に設置した複数の路上機設備と、前記路線バスの現状デ
    ータを収集し、路上機設備へバス接近状況情報等を送信
    する情報収集配線設備とを有する車両運行管理システム
    であって、前記情報収集配信設備が、デジタルMCA無
    線の情報伝送路(キャリア)を収集用と配信用と独立に
    複数使用することにより、前記路線バスからの車両位置
    情報の収集と路上機設備へのバス接近状況情報の配信を
    互いに干渉することなく並行に行う車両運行管理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 路上を移動する複数の路線バスと、路上
    に設置した複数の路上機設備と、前記路線バスの現状デ
    ータを収集し、路上機設備へバス接近状況情報等を送信
    する情報収集配線設備とを有する車両運行管理システム
    であって、前記情報収集配信設備が、デジタルMCA無
    線の情報伝送路(キャリア)を収集用と配信用と独立に
    複数使用することにより、前記路線バスからの車両位置
    情報の収集と路上機設備への車両位置情報の配信を互い
    に干渉することなく並行に行う車両運行管理システム。
  6. 【請求項6】 路上を移動する複数の路線バスと、路上
    に設置した複数の路上機設備と、前記路線バスの現状デ
    ータを収集し、路上機設備へバス接近状況情報等を送信
    する情報収集配線設備とを有する車両運行管理システム
    であって、前記情報収集配信設備が、デジタルMCA無
    線の情報伝送路(キャリア)を収集用と配信用と独立に
    複数使用することにより、前記路線バスからの車両位置
    情報の収集と路上機設備への所要時間時分情報、遅れ情
    報、広報情報等のバス接近状況情報以外の情報の配信を
    互いに干渉することなく並行に行う車両運行管理システ
    ム。
  7. 【請求項7】 路上を移動する複数の路線バスと、路上
    に設置した複数の路上機設備と、前記路線バスの現状デ
    ータを収集し、路上機設備へバス接近状況情報等を送信
    する情報収集配線設備とを有する車両運行管理システム
    であって、前記情報収集配信設備において、バスからの
    車両位置情報の収集および路上機設備へのバス接近状況
    情報の配信を行うことにより、収集した車両位置情報の
    うち、不必要な情報は削除し、必要なバス接近状況情報
    のみを配信する車両運行管理システム。
  8. 【請求項8】 路上を移動する複数の路線バスと、路上
    に設置した複数の路上機設備と、前記路線バスの現状デ
    ータを収集し、路上機設備へバス接近状況情報等を送信
    する情報収集配線設備とを有する車両運行管理システム
    であって、前記情報収集配信設備において、複数の営業
    所管轄の路線バスからの車両位置情報の収集をそれぞれ
    別々のデジタルMCA無線の情報伝送路(キャリア)か
    ら収集し、その車両位置情報に基づいて路線バスの車両
    位置を決定する車両運行管理システム。
  9. 【請求項9】 路上を移動する複数の路線バスと、路上
    に設置した複数の路上機設備と、前記路線バスの現状デ
    ータを収集し、路上機設備へバス接近状況情報等を送信
    する情報収集配線設備とを有する車両運行管理システム
    であって、前記情報収集配信設備において、複数の営業
    所管轄の路線バスからの車両位置情報の収集をそれぞれ
    別々のデジタルMCA無線の情報伝送路(キャリア)か
    ら収集し、その車両位置情報に基づいて決定されたバス
    車両位置情報を基に複数の営業所管轄の路上機設備へバ
    ス車両位置情報およびバス接近状況情報を配信する車両
    運行管理システム。
  10. 【請求項10】 路上を移動する複数の車両と、路上に
    設置した複数の路上機設備と、前記車両の現状データを
    収集し、路上機設備へ車両接近表示情報等を送信する1
    ヵ所の情報収集配線設備とを有する車両運行管理システ
    ムであって、前記路上機設備が、この路上機設備を識別
    する局所識別データを記憶する局所データ記憶手段と、
    情報収集配信設備を識別する配信設備識別データを記憶
    する配信設備データ記憶手段と、所定エリア内に車両が
    進入したことを検知する車両検知手段と、進入車両を検
    知した時にその進入車両に対して前記局所識別データを
    送信する局所データ送信手段と、前記配信設備識別デー
    タに基づいて、この配信設備識別データに対応する情報
    収集配信設備から接近表示情報を受信する路上機受信手
    段と、前記受信した接近表示情報を表示する接近表示情
    報表示手段とを備え、前記車両が、自己車両を識別する
    車両識別データを記憶する車両データ記憶手段と、情報
    収集配信設備を識別する配信設備識別データを記憶する
    配信設備データ記憶手段と、前記路上機設備の局所デー
    タ送信手段から局所識別データを受信する局所データ受
    信手段と、前記受信した局所識別データおよび前記車両
    識別データに基づいて前記車両の現状データを生成する
    現状データ生成手段と、前記配信設備識別データに基づ
    いて、この配信設備識別データに対応する情報収集配信
    設備へ前記現状データを送信する車両送信手段とを備
    え、前記情報収集配信設備が、前記車両送信手段から送
    信された現状データを営業所管轄毎に独立に受信する情
    報受信手段と、前記現状データを記憶する現状データ記
    憶手段と、前記現状データから接近表示情報を生成する
    接近情報生成手段と、前記接近表示情報を前記情報受信
    手段とは独立に路上機設備に送信する情報送信手段とを
    備えた車両運行管理システム。
  11. 【請求項11】 前記車両が、路線バスであり、前記路
    上機設備が、路上の各停留所に設置した接近検出用路上
    機である請求項10記載の車両運行管理システム。
  12. 【請求項12】 前記情報収集配信設備が、路線バスの
    営業所またはこれら営業所を統括する本局である請求項
    11記載の車両運行管理システム。
  13. 【請求項13】 前記局所識別データが、停留所または
    接近検出路上機を識別する検知点番号であり、前記局所
    データ記憶手段が、この検知点番号を記憶する検知点番
    号メモリである請求項10から12のいずれかに記載の
    車両運行管理システム。
  14. 【請求項14】 前記路上機設備における配信設備識別
    データが、情報収集配信設備のバス接近情報配信用のデ
    ジタルMCA無線機を識別する送信元アドレスであり、
    前記配信設備データ記憶手段が、この送信元アドレスを
    記憶する送信元アドレスメモリである請求項10から1
    3のいずれかに記載の車両運行管理システム。
  15. 【請求項15】 前記路上機設備における車両検知手段
    および局所データ送信手段が、電磁誘導通信を行う路上
    用通信機である請求項10から13のいずれかに記載の
    車両運行管理システム。
  16. 【請求項16】 前記路上機設備における路上機受信手
    段が、デジタルMCA無線通信を行う路上用デジタルM
    CA無線機である請求項10から13のいずれかに記載
    の車両運行管理システム。
  17. 【請求項17】 前記路上機設備における接近情報表示
    手段が、液晶表示器である請求項10から13のいずれ
    かに記載の車両運行管理システム。
  18. 【請求項18】 前記車両における車両識別データが、
    路線バスを識別する車両番号およびこの路線バスの行き
    先を示す行き先番号であり、前記車両データ記憶手段
    が、前記車両番号を記憶した車両番号メモリおよび前記
    行き先番号を記憶した車内案内テープ装置または音声合
    成装置である請求項10から17のいずれかに記載の車
    両運行管理システム。
  19. 【請求項19】 前記車両における配信設備識別データ
    が、情報収集配信設備のバス情報収集用のデジタルMC
    A無線機を識別する送信先アドレスであり、前記配信設
    備データ記憶手段が、この送信先アドレスを記憶する送
    信先アドレスメモリである請求項10から17のいずれ
    かに記載の車両運行管理システム。
  20. 【請求項20】 前記車両における車両受信手段が、電
    磁誘導通信を行う車載用通信機である請求項10から1
    7のいずれかに記載の車両運行管理システム。
  21. 【請求項21】 前記車両における現状データ生成手段
    が、前記車両番号と行き先番号と検知点番号と収集配信
    設備識別データに基づいて路線バスの現状データを生成
    する車載用CPUである請求項10から17のいずれか
    に記載の車両運行管理システム。
  22. 【請求項22】 前記車両における車両送信手段が、デ
    ジタルMCA無線を行う車載用デジタルMCA無線機で
    ある請求項10から17のいずれかに記載の車両運行管
    理システム。
  23. 【請求項23】 前記情報収集配信設備における情報受
    信手段が、バス情報収集用のデジタルMCA無線機であ
    る請求項10から22のいずれかに記載の車両運行管理
    システム。
  24. 【請求項24】 前記情報収集配信設備における現状デ
    ータ記憶手段および接近情報生成手段が、情報収集配信
    設備全体を制御する運行管理装置である請求項10から
    22のいずれかに記載の車両運行管理システム。
  25. 【請求項25】 前記情報収集配信設備における情報送
    信手段が、バス接近情報配信用のデジタルMCA無線機
    である請求項10から22のいずれかに記載の車両運行
    管理システム。
  26. 【請求項26】 路上を移動する複数の車両と、路上に
    設置した複数の路上機設備と、前記車両の現状データを
    収集し、路上機設備へ車両接近状況情報等を送信する情
    報収集配線設備とを有する車両運行管理システムにおい
    て、前記車両からの位置情報を収集するためのデジタル
    MCA無線機および路上機設備へ車両接近状況情報を配
    信するためのデジタルMCA無線機を備えた情報収集配
    信設備。
  27. 【請求項27】 路上を移動する複数の車両と、路上に
    設置した複数の路上機設備と、前記車両の現状データを
    収集し、路上機設備へ車両接近状況情報等を送信する情
    報収集配線設備とを有する車両運行管理システムにおい
    て、前記路上機設備が停留所であり、情報収集配信設備
    から路線バスの位置情報と接近表示情報等の情報を受信
    するためのデジタルMCA無線機を備えた停留所路上機
    設備。
  28. 【請求項28】 路上を移動する複数の車両と、路上に
    設置した複数の路上機設備と、前記車両の現状データを
    収集し、路上機設備へ車両接近状況情報等を送信する情
    報収集配線設備とを有する車両運行管理システムにおい
    て、前記車両が路線バスであり、情報収集配信設備へ路
    線バス位置情報を送信するためのデジタルMCA無線機
    を備えた路線バス車載設備。
  29. 【請求項29】 路上を移動する複数の車両と、路上に
    設置した複数の路上機設備と、前記車両の現状データを
    収集し、路上機設備へ車両接近状況情報等を送信する情
    報収集配線設備とを有する車両運行管理システムにおい
    て、情報収集配信設備へ車両位置情報を送信するための
    デジタルMCA無線機を備えた車両。
JP10266979A 1998-09-21 1998-09-21 車両運行管理システム Pending JP2000099892A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10266979A JP2000099892A (ja) 1998-09-21 1998-09-21 車両運行管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10266979A JP2000099892A (ja) 1998-09-21 1998-09-21 車両運行管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000099892A true JP2000099892A (ja) 2000-04-07

Family

ID=17438381

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10266979A Pending JP2000099892A (ja) 1998-09-21 1998-09-21 車両運行管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000099892A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006244144A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 P & Tec:Kk 駐車管理装置
CN102568192A (zh) * 2011-12-06 2012-07-11 江苏省交通规划设计院股份有限公司 一种公交车辆位置感知及调度优化方法及其系统
KR101216095B1 (ko) 2006-04-14 2012-12-26 엘지전자 주식회사 교통정보를 제공하는 방법 및 이를 이용하는 방법 및 장치
CN114078322A (zh) * 2020-08-18 2022-02-22 上海市交通发展研究中心 一种公交运行状态评价方法、装置、设备及存储介质

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006244144A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 P & Tec:Kk 駐車管理装置
JP4541930B2 (ja) * 2005-03-03 2010-09-08 株式会社ピアンテック 駐車管理装置
KR101216095B1 (ko) 2006-04-14 2012-12-26 엘지전자 주식회사 교통정보를 제공하는 방법 및 이를 이용하는 방법 및 장치
CN102568192A (zh) * 2011-12-06 2012-07-11 江苏省交通规划设计院股份有限公司 一种公交车辆位置感知及调度优化方法及其系统
CN114078322A (zh) * 2020-08-18 2022-02-22 上海市交通发展研究中心 一种公交运行状态评价方法、装置、设备及存储介质
CN114078322B (zh) * 2020-08-18 2024-03-22 上海公共交通卡股份有限公司 一种公交运行状态评价方法、装置、设备及存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105489048A (zh) 一种城市公共交通发布查询系统
CN101809640A (zh) 广告发布系统和车载装置
JPWO2009041457A1 (ja) 情報配信システム及び車載器
JP2000339593A (ja) 移動体支援システム及び移動体支援プログラムを格納した記憶媒体
JP2002352388A (ja) 車両検索システム及び該車両検索システムを用いた配車システム
CN215187405U (zh) 车用通信设备
US20080012733A1 (en) System for information, location and schedule control for passenger transport vehicle
KR20020045793A (ko) 차량 운행정보 안내 장치
JP2000099892A (ja) 車両運行管理システム
JP2007026336A (ja) コンテンツ制御装置
JP2005309721A (ja) 流し車両支援システム
JP2003036498A (ja) タクシー管理システム
JPH11283186A (ja) 配車管理システム
JP3428567B2 (ja) 移動体管理システム、移動体管理制御装置、移動通信装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
KR20100111348A (ko) 하이패스 기반 교통 정보 제공 시스템 및 교통 정보 제공 방법
KR20090020077A (ko) 통근버스의 차량운행정보를 제공하는 방법 및통근버스관제시스템
CN112767561A (zh) 一种长途汽车的智能系统及方法
JP2002216191A (ja) 移動体用情報伝達システム及び与信システム
JP2002342891A (ja) 無線端末を使用する利用者に対して、移動体の配車サービスを提供する通信システムにおけるナビゲーションサーバ、無線端末及び移動体とその配車方法
JP2002007525A (ja) 走行車両の座席管理システム
JPH1021493A (ja) Icネイル情報制御システム
JP3636262B2 (ja) 車両運行管理収集システム
KR20110119350A (ko) 정류장의 하차 시스템 및 그 제어방법
KR20050119239A (ko) 택시 영업정보 제공을 위한 영업정보 제공 서버 및택시통신단말장치
JP2012118765A (ja) 駐車場利用管理システム、データ管理装置、利用制御装置、制御方法、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070327

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070528

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070724