JP2000099503A - データ変換システム - Google Patents

データ変換システム

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JP2000099503A
JP2000099503A JP10264538A JP26453898A JP2000099503A JP 2000099503 A JP2000099503 A JP 2000099503A JP 10264538 A JP10264538 A JP 10264538A JP 26453898 A JP26453898 A JP 26453898A JP 2000099503 A JP2000099503 A JP 2000099503A
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rom
image
dtp
production
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JP10264538A
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Katsuhiro Sakaino
勝浩 境野
Yuichiro Fukuda
祐一郎 福田
Shigeo Sugata
重男 菅田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なるメディアのデータ間で修正内容を容易
に反映するデータ変換システムを提供すること。 【解決手段】 DTP印刷データで修正があった場合、
修正されたデータフォーマットの訂正指示23−11
等、更新履歴23−12等の欄にフラグが立てられ、修
正されたデータは素材データベース19に登録される
(ステップ733)。CD−ROM製作及びインターネ
ット画面製作では、各データフォーマットの訂正指示2
3−11等及び更新履歴23−12等の欄にフラグの有
無を確認し、フラグが立っていたデータに関して変更素
材を抽出し(ステップ734)、各メディア用にデータ
の形式を変換し、DTP印刷データの訂正内容を反映す
る(ステップ755)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DTPやCD−R
OM等の異なるメディア間におけるデータ変換システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、印刷製版のためのレイアウト作業
をコンピュータを用いて行うデスクトップパブリッシン
グ(DTP)が一般化しており、素材となる画像データ
をスキャナ等の原稿読取装置により取り込んだり、文字
を打ち込んでレイアウトしたり、図面を書いて貼り込む
といった作業がコンピュータ上でデジタルな情報として
扱える環境が整っている。
【0003】また、昨今のパーソナルコンピュータの普
及により、カタログ等の制作の場合、カタログと同時に
コンピュータ等で商品の検索を行えるCD−ROMやイ
ンターネットなどのネットワーク用データ等の制作が同
時に進められるといった傾向が増えてきている。これら
の制作方法としては、DTPで利用した画像データや文
字データを変換して、CD−ROMやネットワーク用の
データに変換し、それぞれの制作ラインに渡してそれぞ
れの制作ラインで制作、編集する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、オリジ
ナルとなるDTPの画像データや文字データに変更があ
った場合、それらをCD−ROMやネットワーク用のデ
ータに反映する作業は二度手間となり、作業効率が悪
い。また、変更作業は人手によって行われるため人為的
ミスにより変更作業が行われないといった問題があっ
た。本発明は、このような問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、異なるメディアのデータ
間で校正内容を容易に反映するデータ変換システムを提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために本発明は、印刷物を製造するための印刷用データ
と、記録媒体又はコンピュータネットワークで使用する
ためのデータとの間の相互の変換を行うデータ変換シス
テムであって、前記データの内いずれか一つのデータが
修正された場合、修正内容を他のデータに対して反映さ
せることを特徴とするデータ変換システムである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、データ変換システ
ム1の概略構成を示すブロック図である。データ変換シ
ステム1は、スキャナ3、文字入力編集用端末装置5、
データ管理用端末装置7、サーバ9、出力機11、CD
−ROM画面制作用端末装置13、ホームページ制作用
端末装置15、所在管理データベース16、レイアウト
用端末装置17等からなる。
【0007】スキャナ3は写真等の原稿を読み取る。文
字入力編集用端末装置5は文字入力や編集等を行う。デ
ータ管理用端末装置7は所在管理データベース16を管
理し、所在管理データベース16には図3、図4、図
5、図6に示す管理情報等が保持される。
【0008】サーバ9には図2に示すような素材データ
35が保持される。出力機11は印刷用データをフィル
ムに出力する。CD−ROM画面制作用端末装置13は
サーバ9に保持された素材データ35を用いてCD−R
OM画面を作成する。ホームページ制作用端末装置15
はサーバ9に保持された素材データ35を用いて、イン
ターネット用の画面データを制作する。レイアウト用端
末装置17は1ページ内の画像等のレイアウトを行う。
【0009】図2は、素材データ35の階層構造を示す
図である。素材データ35はサーバ9に保持される。た
とえば、品目名37−1はAA社のカタログであり、品
目名37−2はBB社のカタログである。品目名37−
1に対して作業形態39−1はDTPであり、作業形態
39−2はCD−ROMであり、作業形態39−3はW
EB(すなわちインターネット用)を示す。
【0010】DTPの作業形態39−1では編集単位は
ページ41である。あるページ41−1内に画像43−
1、図面43−2、テキスト43−3、レイアウト43
−4等が存在する。一方、CD−ROMの作業形態39
−2では画面41が編集単位となる。ある画面41−4
に画像43−5、図面43−6、テキスト43−7、レ
イアウト43−8が存在する。
【0011】すなわち、画像43−1は品目37−1の
DTPの作業形態39−1のあるページ41−1内のあ
る画像の素材データである。図3は所在管理データベー
ス16に保持される管理データの管理形態を示す図であ
り、図4、図5、図6は素材データ35ごとの管理デー
タフォーマットを示す図である。
【0012】図3に示すように、品目管理テーブル13
1にはDTP項目管理テーブル133、CD−ROM項
目管理テーブル135、Web項目管理テーブル137
がある。DTP項目管理テーブル133は、画像データ
23、ロゴ、イラストデータ25、テキストデータ2
7、レイアウトデータ33から構成され、CD−ROM
項目管理テーブル135及びWeb項目管理テーブル1
37は画面データ23、ロゴ、イラストデータ25、テ
キストデータ27、サウンドデータ29、動画データ3
1、プログラムデータ32、レイアウトデータ33から
構成される。
【0013】以下、各データのフォーマットについて説
明する。図4に示す品目管理データ21はどのメディア
のデータが必要か等を示すもので、品目名21−1、得
意先名21−2、営業担当21−3、DTP有無21−
4、ページ数21−5、CD−ROM有無21−6、画
面数21−7、Web有無21−8、ページ数21−9
を示す図である。
【0014】品目名21−1にはこの画像が用いられる
品目が書き込まれ、例えばAA社用のカタログ等が書き
込まれる。得意先名21−1は例えば「AA社」等が書
き込まれ、営業担当21−3には得意先の営業担当者名
が書き込まれる。
【0015】また、DTP有無21−4、ページ数21
−5、CD−ROM有無21−6、画面数21−7、W
eb有無21−8、ページ数21−9は各メディアのデ
ータの必要性とその数量を示す。
【0016】画像データ23は品目名23−1、作業形
態23−2、編集単位23−3、ファイル名23−4、
画像解像度23−5、ファイル形式23−6、色モード
23−7、色数23−6、ピクセル数23−9、ライン
数23−10、訂正指示23−11、更新履歴23−1
2、備考23−13からなる。
【0017】品目名23−1は例えば「AA社のカタロ
グ」が書き込まれる。作業形態23−2には「DT
P」、「CD−ROM」、「WEB」のいずれかが書き
込まれる。「DTP」は印刷用であることを示し、「C
D−ROM」はCD−ROM用であることを示し、「W
EB」はインターネット等のネットワーク用であること
を示す。編集単位23−3には「ページ」、または「画
面」の区別が書き込まれる。ファイル名23−4には例
えばカタログの72ページの1番目の画像であるという
情報が書き込まれる。
【0018】画像解像度23−5にはこの画像の解像度
(例えば300dpi)等が書き込まれる。ファイル形
式23−6には「EPS」、「TIFF」、「PIC
T」、「BMP」等のファイル形式が書き込まれる。色
モード23−7にはCMYKあるいはRGB等の情報が
書き込まれる。色数23−8は3色、4色等を示す。
【0019】ピクセル数23−9は、画像の横方向の画
素数であり、ライン数23−10は、画像の縦方向の画
素数である。訂正指示23−11にはデータの校正時に
訂正指示がある場合にフラグが立てられる。更新履歴2
3−12には修正が完了したことを示すフラグ、修正日
時等が書き込まれる。備考23−13には上記のデータ
以外に追記する必要のあるデータが書き込まれる。
【0020】ロゴ、イラストデータ25は、品目名25
−1、作業形態25−2、編集単位25−3、ファイル
名25−4、画像解像度25−5、ファイル形式25−
6、色モード25−7、色数25−8、横サイズ25−
9、縦サイズ25−10、訂正指示25−11、更新履
歴25−12、備考25−13からなる。
【0021】品目名25−1等は画像データ23と同様
である。横サイズ25−9、縦サイズにはロゴやイラス
トの縦横の大きさが書き込まれる。
【0022】テキストデータ27は品目名27−1、作
業形態27−2、編集単位27−3、ファイル名27−
4、ファイル形式27−5、書体27−6、文字サイズ
27−7、禁則条件27−8、横サイズ27−9、縦サ
イズ27−10、訂正指示27−11、更新履歴27−
12、備考27−13等からなる。
【0023】品目名27−1等は画像データ23と同様
である。書体27−6には明朝体、行書体等が書き込ま
れる。文字サイズ27−7には文字のサイズが書き込ま
れる。禁則条件27−8には詰組み等の情報が書き込ま
れる。横サイズ27−9、縦サイズ27−10はこのテ
キスト情報の横サイズおよび縦サイズが書き込まれる。
【0024】サウンドデータ29はCD−ROMやイン
ターネット等における音の情報であり、品目名29−
1、作業形態29−2、編集単位29−3、ファイル名
29−4、ファイル形式29−5、チャンネル数29−
6、サンプリング周波数29−7、量子化ビット数29
−8、再生時間29−9、訂正指示29−10、更新履
歴29−11、備考29−11等からなる。
【0025】動画データ31はCD−ROMやインター
ネット等における動画の情報であり、品目名31−1、
作業形態31−2、編集単位31−3、ファイル名31
−4、ファイル形式31−5、画像解像度31−6、色
モード31−7、色数31−8、フレーム数31−9、
再生時間31−10、訂正指示31−11、更新履歴3
1−12、備考31−13等からなる。
【0026】プログラムデータ32は効果ツールや検索
等のプログラムを管理するもので、品目名32−1、作
業形態32−2、編集単位32−3、ファイル名32−
4、ファイル形式32−5、訂正指示32−6、更新履
歴32−7、備考32−8等からなる。
【0027】レイアウト情報33は各メディアでのレイ
アウトファイルを管理するもので、品目名33−1、作
業形態33−2、編集単位33−3、ファイル名33−
4、ファイル形式33−5、訂正指示33−6、更新履
歴33−7、備考33−8等からなる。
【0028】図7はカタログに掲載する計算商品リスト
分類表の一例を示し、DTPでの制作とCD−ROM等
の電子メディアでの制作で使われるデータファイル等の
分類が示される。また、図8は各メディアにおけるデー
タの利用条件の一例を示す図である。図7及び図8に示
される情報も、管理情報として所在管理データベース1
6に保持される。
【0029】図7に示される掲載商品リスト分類表は、
ジャンル71が例えば「事務用品カタログの椅子」、デ
ータの種別77が「画像」データであり、DTPでの制
作においてどのページにどの画像が使われたかを示し、
同じ画像が電子メディア(CD−ROM)での制作にお
いてどの画面に使われるかを示す。
【0030】例えばイス700の場合、DTP制作物の
「30」ページに使われた画像データは、サーバ9中の
DTPファイル名78「dnpimg0001」に格納
される。同様の画像がCD−ROMパッケージの「3」
画面目に使われ、CD−ROM用に変換された画像デー
タはが電子Mファイル名79「dnpimg0001.
BMP」に格納される。尚、新/流76は、データが新
規作成か、或いは保持された素材データ35から流用し
たものであるかを示す。新規作成の場合は、スキャナ3
等で画像を読み込む。
【0031】図8はDTP制作とCD−ROM制作にお
いて画像データ、文字データの利用条件を示す図であ
る。例えば、画像全体がDTP、CD−ROMのそれぞ
れではどのような画像解像度801、ファイル形式80
2、色モード803、色数804で使われているかを記
録するものである。
【0032】また、文字データは、DTP制作とCD−
ROM制作で利用されたそれぞれのデータの文字コード
の種別を示すコード体系805、ファイル形式806、
ファイル名の拡張子807等を記録するものである。こ
れらを保持することで、後に同様の変換が必要になった
場合や変換条件の変更を行いたい場合も効率良く作業が
行える。
【0033】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。図9、図10は、実施形態の処理を含むフローチャ
ートであり、350はDTPの印刷工程を示し、351
はCD−ROMの制作工程を示し、352はインターネ
ット画面制作工程を示す。
【0034】まず、DTPの印刷工程350について説
明する。たとえば、カタログ等の制作を行う場合、制作
打ち合わせを行い(ステップ701)、フォーマットデ
ザインを行い(ステップ702)、掲載商品を決定し
(ステップ703)、掲載商品リストを作成する(ステ
ップ704)。
【0035】制作を始める際に、図3、図4に示す管理
項目の条件の設定が行われ、作業を行う品目名21−1
や得意先名21−2等の条件が設定され、所在管理デー
タベース16への作業登録を行う。登録データによりサ
ーバ9上には図2に示す素材データ35のフォルダ構成
が作成され、この状態で各種のデータが管理される。
【0036】また、掲載商品リストを基に、図7に示す
掲載商品リスト分類表、図8に示す利用条件が作成さ
れ、所在管理データベース16に登録される。
【0037】次に、登録されたリスト情報を基に、抽出
する商品データの抽出パラメータを作成し(ステップ7
05)、サーバ9が保持する素材データ35から流用テ
キストや流用データベース画像を抽出する(ステップ7
06、707)。ここで、流用データベース画像は高解
像度で登録されているため、レイアウト用に低解像度画
像を作成する(ステップ708)。
【0038】この抽出作業では、画像データは図7に示
す掲載商品リスト分類表に示されるファイル名のファイ
ルデータを抽出して図2に示すフォルダに登録できる。
また、テキストデータは、画像データに付随する情報と
して画像ファイル名から検索することができ、商品デー
タのテキストデータとしてフォルダに登録される。
【0039】このようにして各ページを構成するデー
タ、即ち図2に示す素材データ35が揃えられた後、ペ
ージのラフデザインが行われる(ステップ709)。こ
の段階で、どの商品をどの程度の大きさでどこに配置す
るかというレイアウトが決定される。この段階で新規に
登録されるデータは簡易なスキャナによって読み込まれ
ることが多い。
【0040】図11はDTPソフトを使用した商品カタ
ログのレイアウトパターンの一例を示す図である。抽出
されたテキストデータや画像データは、図11に示すよ
うなレイアウトパターンを利用して関連するテキストレ
コードの各項目との関連付けを行うことにより、テキス
トを含めたレイアウトが容易に行える。
【0041】次に、製版設計が行われ(ステップ71
0)、製版工程に対してデータの入稿が行われ(ステッ
プ711)、入稿データのチェックを行う(ステップ7
12)。このときDTP制作の画像のトリミングとCD
−ROM制作等の画像のトリミングが同じ状態であれ
ば、DTP制作のラフデザインの画像データをそのまま
変換できるが、トリミングが異なる場合は後述するよう
に画像の修正が必要となる。
【0042】次に、テキストを入力し(ステップ71
3)、ロゴに関しては下絵入力、トレースを行う(ステ
ップ714、715)。画像データに関しては、仕上が
りに対する拡大縮小倍率を測定し(ステップ716)、
色分解を行い(ステップ717)、切抜きまたは合成作
業を行い(ステップ718)、必要に応じて間引き処理
を行う(ステップ719)。
【0043】以上のようにして作成された各種データは
サーバ9に登録される(ステップ720)。次に、それ
らをレイアウトパターンにしたがって編集、出力し(ス
テップ721、ステップ722)、校正を行い(ステッ
プ723)、訂正がない場合は刷版作成、印刷、製本と
なる(ステップ725、ステップ726、ステップ72
7)。
【0044】また校正の結果訂正がある場合は、テキス
ト、ロゴトレース、色調等の修正を行い(ステップ72
8、ステップ729、ステップ730)、編集後(ステ
ップ731)、訂正がなくなるまで修正を繰り返し行
う。
【0045】ここで、訂正の必要なデータに関する図4
に示すデータフォーマットの訂正指示23−11等の欄
にフラグを立て、更新履歴23−12等の欄にもフラグ
を立て更新が行われたことが記録される。更に、更新さ
れたデータが抽出され(ステップ732)、素材データ
ベースに登録される(ステップ733)。
【0046】このようにして文字や画像等のデータの更
新履歴が確実に記録される。更に、文字データに関して
は訂正内容の記録を残すために次のような手段を取る。
図12はテキストデータの訂正処理の説明図である。カ
タログのテキストデータ121は図12に示すようなレ
イアウトパターンデータ123−1として登録される。
【0047】レイアウトパターンデータ123−1では
テキストデータ121が項目ごとに管理されるため、テ
キストのどの部分をどのように修正したかということが
管理される。例えば、レイアウトパターンデータ123
−1のうち価格「36900」を価格「35900」に
変更したレイアウトパターンデータ123−2から、再
びカタログレイアウトを生成できる。
【0048】このようにして従来変更内容を記録するこ
とが困難であった文字データに関してその訂正箇所と内
容を確実に記録することができ、更新内容だけをサーバ
9に再登録することができる。
【0049】次に、CD−ROM制作とインターネット
画面制作の動作について説明する。CD−ROM制作で
は、掲載商品リストが作成された後ラフデザインが行わ
れ(ステップ735)、CD−ROM制作設計(ステッ
プ736)が行われ、それに対するデータの入稿が行わ
れる。インターネット制作の場合はWebpage制作
設計が行われ(ステップ752)、それに対してデータ
の入稿が行われる。
【0050】制作設計に従ってDTP制作で使用した素
材を抽出する(ステップ738)。画像データの抽出作
業について以下に説明する。図13は、カタログの画像
からEPS形式の画像データを抽出する方法を示す図で
ある。製版用のデータは通常余裕を持たせて大きく取っ
てあり、カタログ1200の抽出部分1201には商品
画像1207の他に余白部1205が含まれる。
【0051】ここで、CD−ROM用データには余白部
1205は不要なので、EPS用画像1209はトリミ
ング図形の左下頂点を原点としてEPSファイル121
1にすることにより生成される。また、図12に示す抽
出部分1203は背景1213と商品画像1215から
なる。この場合EPS用画像1217を表すEPSファ
イル1219には、トリミング図形の頂点情報の他に、
背景1213と商品画像1215の画像情報が書き込ま
れる。
【0052】図14はDTP抽出データから電子メディ
ア用データへの変換処理を示す図である。DTP抽出デ
ータ、例えば図13に示すように生成したEPS画像の
解像度、色モード、フォーマット及びファイル名は、一
般的な画像変換ソフト等を用いて、例えばCD−ROM
用データに容易に変換することができる。
【0053】以上のようにして、DTP用の素材データ
を抽出、変換した後、抽出データのチェックを行う(ス
テップ739)。抽出データ以外の新規作成が必要にな
ったデータに関して、プログラムの設計、制作(ステッ
プ741、742)、音声入力及びその加工(ステップ
743、744)、動画入力及びその加工(ステップ7
45、746)が行われ、静止画はスキャナ3等で入
力、加工(ステップ747、748)、テキストはCD
−ROM画面制作用端末13やホームページ制作用端末
15から入力され、加工される(ステップ749、75
0)。
【0054】このようにしてデータが全て揃った後、各
種データを仮に編集(オーサリング)し(ステップ75
1)、CD−ROM制作では、試験的CD−ROM即ち
ライトワンスディスクを作成し(ステップ753)、イ
ンターネット制作ではテストサーバへのコンテントアッ
プを行う(ステップ763)。
【0055】ここで、それぞれに校正を行うが(ステッ
プ754)、オリジナルとなるDTP制作における訂正
の有無は、所在管理データベース16に保持された各デ
ータの管理項目のうちの訂正指示23−11等の欄及び
更新履歴23−12等の欄をチェックすることにより判
る。もし、更新履歴にフラグがたっていれば、DTP用
データは既に修正済みであるため、変更素材データを抽
出し(ステップ734)、CD−ROM制作、インター
ネット制作にもその訂正内容が反映される(ステップ7
55)。
【0056】こうして本オーサリングが行われ、CD−
ROM制作の場合、ライトワンスを作成し、得意先と供
に検証を行い(ステップ758、759)、確認が得ら
れればCD−ROMのマスターディスクのプレマスタリ
ング(ステップ760)、マスタリング(ステップ76
1)、プレス(ステップ762)が行われ、CD−RO
Mが生産される。
【0057】また、インターネット制作では、本オーサ
リングの後、本番サーバへのコンテントアップを行い
(ステップ764)、制作者内部及び得意先の確認を得
て(ステップ765、766)、インターネット上のサ
ービスを開始する(ステップ767)。
【0058】このように、本実施の形態によれば、オリ
ジナルとなるDTP制作でのデータの変更がCD−RO
M制作またはインターネット制作に確実に反映され、変
更作業も効率的に行うことができる。尚、本実施の形態
ではオリジナルをDTPとしたが、これがCD−ROM
やインターネット制作物でも同様な処理が行える。
【0059】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、異なるメディアのデータ間で校正内容を容易に反
映することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 データ変換システム1の概略構成図
【図2】 素材データ35のデータ構造を示す図
【図3】 管理データの管理形態を示す図
【図4】 管理データのフォーマット図
【図5】 管理データのフォーマット図
【図6】 管理データのフォーマット図
【図7】 掲載商品リスト分類表の一例を示す図
【図8】 各メディアにおけるデータの利用条件を示す
【図9】 本実施形態の処理を示すフローチャート
【図10】 本実施形態の処理を示すフローチャート
【図11】 カタログのレイアウトパターンを示す図
【図12】 テキストのレイアウトパターンデータ12
3を示す図
【図13】 印刷用画像データの抽出処理の説明図
【図14】 画像データの変換条件を示す図
【符号の説明】
1………データ変換システム 3………スキャナ 5………文字入力編集用端末装置 7………データ管理用端末装置 9………サーバ 11………出力機 13………CD−ROM画面制作用端末装置 15………ホームページ制作用端末装置 16………所在管理データベース 17………レイアウト用端末装置 19………素材データベース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷物を製造するための印刷用データ
    と、 記録媒体で使用するためのデータ、又はコンピュータネ
    ットワークで使用するためのデータとの間の相互の変換
    を行うデータ変換システムであって、 前記データの内いずれか一つのデータが修正された場
    合、修正内容を他のデータに対して反映させることを特
    徴とするデータ変換システム。
  2. 【請求項2】 前記各データは、修正の履歴情報を保持
    することを特徴とする請求項1のデータ変換システム。
  3. 【請求項3】 前期各データの内、テキストデータは項
    目ごとに分けられて保持され、項目ごとの修正内容が他
    のデータに対して反映されることを特徴とする請求項1
    記載のデータ変換システム。
JP10264538A 1998-09-18 1998-09-18 データ変換システム Pending JP2000099503A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10264538A JP2000099503A (ja) 1998-09-18 1998-09-18 データ変換システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10264538A JP2000099503A (ja) 1998-09-18 1998-09-18 データ変換システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000099503A true JP2000099503A (ja) 2000-04-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003228677A (ja) * 2002-02-05 2003-08-15 Dainippon Printing Co Ltd 商品カタログ用電子媒体の作成システム
JP2009230260A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Dainippon Printing Co Ltd メディア制作システム
US8260993B2 (en) 2006-06-27 2012-09-04 Thomson Licensing Method and apparatus for performing arbitration
JP2015005184A (ja) * 2013-06-21 2015-01-08 大日本印刷株式会社 電子組版システム,方法およびプログラム

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