JP4371558B2 - 複数文字コード体系の文書ファイル処理システムおよびその処理方法 - Google Patents

複数文字コード体系の文書ファイル処理システムおよびその処理方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、単一フォント形式の印刷装置で印刷処理させ、または汎用電子文書ファイルを作成するための複数文字コード体系の文書ファイル処理システムおよびその処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、所定のフォント形式で印字品質、印字速度の優れた印刷を大量に行うことができる高機能な印刷装置の利用が広まっている。一方、事業体の所有するエンタプライズサーバ(メインフレーム)によっては、文字コード体系を異にしているため、単一文字コード体系の印刷装置では、他の文字コードを直接に印刷処理することができない。そのため、異なる文字コード体系の印刷データを取り扱うにあたって、いわゆる文字化けを生じさせない確実な処理が必要となる。
【0003】
図6に、従来の印刷データ処理の概念説明図を示す。図6は、単一文字コード体系の印刷装置で異なる文字コード体系の印刷データを取り扱う場合に文字コードを変換する場合を示している。すなわち、図6において、例えばA文字コード体系の印刷元データ101、B文字コード体系の印刷元データ102およびC文字コード体系の印刷元データ103の何れかに基づいて、例えばA文字コード体系の印刷装置で印刷処理を行う場合である。
【0004】
例えばA文字コード体系の印刷装置では、A文字コード体系の印刷データでなければ印刷処理ができないことから、A文字コード体系の印刷元データ101を入力したときにはそのまま印刷データ105としてデータベース等に格納される。また、上記B文字コード体系の印刷元データ102が入力されたときにはコンバータ104で例えばテーブル等が参照されてA文字コード体系の印刷データに変換され、さらに、C文字コード体系の印刷元データ103が入力されたときには、同じくコンバータ104でA文字コード体系の印刷データに変換されて印刷データ105としてデータベース等に格納される。
【0005】
出力装置106では、印刷装置おけるA文字コード体系のフォントに対応した印刷ファイルを作成するもので、出力処理手段109においてフォントデータ(A文字コード体系)110を用いて上記A文字コード体系の印刷データ105に基づき当該フォントによる印刷ファイルを作成する。そして、当該印刷ファイルを印刷装置107に送出して印刷処理を行わせ、適宜MM(マルチメディア)ファイル作成装置108に送出して、例えばインターネット上に配信可能なMMファイル(PDFファイル、HTMLファイル、XMLファイル等)を作成させるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、異なる文字コード体系の印刷元データ102,103を印刷装置107の文字コード体系とするために、上記コンバータ104を使用しても完全な互換性を保つことができないと共に、変換処理が複雑で障害が発生しやすく、運用管理が煩雑であるという問題がある。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、印刷処理、電子文書ファイル処理における文字コード体系と異なる文字コード体系の文書データであっても内容を損なわずに確実なファイル作成処理を行わせる複数文字コード体系の文書ファイル処理システムおよびその処理方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、単一の文字コード体系のフォントデータを備えてファイル作成処理する装置に対して、文字コード種が設定された複数の文字コード体系の文書情報のファイル元データに対応させてファイル作成処理を行わせる複数文字コード体系の文書ファイル処理システムであって、少なくとも、所定の文字コード体系のファイル元データを所定数取得するデータ取得手段と、取得したファイル元データのうち、前記文字コード種に基づいて、前記装置の文字コード体系と同一の文字コード体系のファイル元データに対しては少なくとも前記単一の文字コード体系のフォントデータを参照して文字コード認識を行い、異なる文字コード体系のファイル元データに対しては文字コード認識せずに当該文字コード体系のままで上記文字コード認識したファイル元データに統合する編集手段と、前記編集手段での処理後に、前記装置のフォントに適合させた文書処理ファイルを作成するファイル作成手段と、所定種類のフォント毎のそれぞれに、所定数の文字コード体系毎のフォントの文字情報が格納されている格納手段を備え、前記文書処理ファイルに基づいて、それぞれ文字コードに応じた文字情報を上記格納手段より取得して文書出力データを作成し、前記装置に出力する出力処理手段と、を有する構成とする。
【0008】
請求項2および3の発明では、「前記装置に対応した文字コード体系の文書情報がレイアウトされた固定情報領域と、当該文字コード体系と同一または異なる文字コード体系による文書情報がレイアウトされる可変情報領域とが配置されたテンプレートであって各文字コード体系毎のテンプレートが備えられ、上記可変情報領域に配置される所定の文字コード体系の前記ファイル元データの文書情報の文字コード種に応じて該当の文字コード体系のテンプレートを前記データ取得手段が取得する」構成であり、
「前記装置が、少なくとも印刷装置または電子文書ファイル作成装置であり、前記出力処理手段で作成される文書出力データが、印刷処理のための印刷データ、または電子文書ファイル作成処理のための電子文書データである」構成である。
【0009】
請求項4の発明では、単一の文字コード体系のフォントデータを備えてファイル作成処理する装置に対して、文字コード種が設定された複数の文字コード体系の文書情報のファイル元データに対応させてファイル作成処理を行わせるための、データ取得手段、編集手段、ファイル作成手段及び出力処理手段を備える文書ファイル処理システムによる複数文字コード体系の文書ファイル処理方法であって、前記データ取込手段が、少なくとも、所定の文字コード体系のファイル元データを所定数取得するステップと、前記編集手段が、取得したファイル元データのうち、前記文字コード種に基づいて、前記装置の文字コード体系と同一の文字コード体系のファイル元データに対しては少なくとも前記単一の文字コード体系のフォントデータを参照して文字コード認識を行うステップと、一方、前記編集手段が、前記文字コード種に基づいて、前記装置の文字コード体系と前記異なる文字コード体系のファイル元データに対しては文字コード認識せずに当該文字コード体系のままで上記文字コード認識したファイル元データに統合するステップと、前記処理後に、前記ファイル作成手段が、前記装置のフォントに適合させた文書処理ファイルを作成するステップと、所定種類のフォント毎のそれぞれに、所定数の文字コード体系毎のフォントの文字情報が格納されている格納手段を備える前記出力処理手段が、前記文書処理ファイルに基づいて、それぞれ文字コードに応じた文字情報を上記格納手段より取得して文書出力データを作成し、前記装置に出力するステップと、を含む構成とする。
【0010】
このように、文字コード体系の文書情報のファイル元データに文字コード種が設定され、取得した所定数の文字コード種のファイル元データのうち、単一の文字コード体系でファイル作成処理する装置と同一の文字コード体系のファイル元データに対しては単一の文字コード体系のフォントデータを参照して文字コード認識を行い、異なる文字コード体系のファイル元データに対しては文字コード認識せずに当該文字コード体系のままで上記文字コード認識したファイル元データに統合させる。すなわち、印刷処理、電子文書ファイル処理における装置の文字コード体系と異なる文字コード体系の文書データであっても、異なる文字コード体系のままでデータ統合を行い、出力段階で該当の文字コード体系のフォントの文字情報を取得させることから、内容を損なわずに確実なファイル作成処理を行わせることが可能となるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態を図により説明する。
図1に、本発明の文書ファイル処理システムのブロック構成図を示す。ここでは、単一の文字コード体系のフォントでファイル作成処理する装置に対して、複数の文字コード体系のファイル元データに対応させてファイル作成処理を行わせるシステムに適用させたもので、上記装置として、例えば単一文字コード体系のフォントで印刷処理する印刷装置、および/または例えばインターネット上に配信するための電子文書ファイル作成装置が適宜示される。
【0012】
図1において、文書ファイル処理システム11は、最終的に作成した文書出力データを印刷装置12または電子文書ファイル作成装置であるMM(マルチメディア)ファイル作成装置13に出力する構成であり、全体を制御する図示しない制御手段の他に、設定コード入力手段21、データ読込手段22、テンプレート読込手段23、編集手段24、ファイル作成手段である印刷ファイル作成手段25および出力処理手段26を備える。ここで、上記設定コード入力手段21、データ読込手段22およびテンプレート読込手段23によりデータ取得手段を構成する。
【0013】
上記設定コード入力手段21は、後述の可変データの文字コード体系における文字コード種の設定データ27を入力する。上記データ読込手段22は、後述のテンプレートの可変情報領域に組み込まれる所定文字コード体系の可変データを可変データベース(DB)28より読み込む。この可変データは所定のファイル作成におけるファイル元データの一つとなるもので、後述のテンプレートにおける固定情報と共にファイル元データが構成される。
【0014】
上記テンプレート読込手段23は、詳細は図3で説明するが、少なくとも上記印刷装置12に対応した文字コード体系の文書情報がレイアウトされた固定情報領域と、当該文字コード体系と同一または異なる文字コード体系による文書情報がレイアウトされる可変情報領域とが配置されたテンプレートであって各文字コード体系毎のテンプレート29が備えられ、上記可変情報領域に配置される所定の文字コード体系のファイル元データにおける上記設定コード入力手段21で入力した文字コード種の設定データ27に応じて該当の文字コード体系のテンプレートを読み込んで取得する。
【0015】
上記編集手段24は、可変DB28より取得した可変データ、上記テンプレート29の固定情報におけるファイル元データのうち、上記印刷装置12の文字コード体系と同一の文字コード体系のファイル元データ(少なくとも上記固定情報)に対しては文字コード認識を行い、異なる文字コード体系のファイル元データ(可変データ)に対しては当該文字コード体系のままで上記文字コード認識したファイル元データ(上記固定情報)に統合して編集ファイルを作成する編集処理を行う。なお、図2(A)において詳説する。
【0016】
上記印刷ファイル作成手段25は、編集手段24で作成された編集ファイルに基づいて上記印刷装置12のフォントに適合させた文書処理ファイルを、上記文字コード体系情報を付して作成する。そして、上記出力処理手段26は、図2(B)において詳説するが、所定数のフォント毎のそれぞれに、所定数の文字コード体系毎の文字情報が格納されている格納手段を備え、上記文書処理ファイルに基づいて、それぞれ文字コード体系に応じた文字情報を上記格納手段より取得して文書出力データを作成し、印刷装置12、MMファイル作成装置13の少なくとも何れかに出力する。
【0017】
ここで、図2に、図1の編集手段および出力処理手段のブロック構成図を示す。図2(A)は編集手段24のブロック構成図であり、図2(B)は出力処理手段26のブロック構成図である。図2(A)において、編集手段24は、データ区分け手段31、コード認識手段32、データ統合手段33およびフォントデータ34を備える。データ区分け手段31は、上記設定された設定文字コード種のデータ27を取得するもので、この設定文字コード種データ27に応じて可変DB28より読み込んだ可変データをコード認識手段32またはデータ統合手段33に送出する。
【0018】
上記コード認識手段32は、上記印刷装置12と同一の文字コード体系のファイル元データに対して、この文字コード体系(ここではA文字コードとする)のフォント(ここではaフォントとする)データ34を参照してコード認識し、適宜表示、変更編集させるもので、少なくともテンプレート29の固定情報領域の固定情報をコード認識する。また、上記データ区分け手段31より可変データが送出されてきた場合には、当該可変データも同一の文字コード体系であることから、当該テンプレートの可変情報領域に当該可変データを組み込んでコード認識を行う。
【0019】
上記データ統合手段33は、上記設定された設定文字コード種のデータ27を取得するもので、この設定文字コード種データ27が上記印刷装置12と同一の文字コード体系のときには可変データおよび固定情報をコード認識手段32で文字コード認識し、適宜表示、変更編集された文書データで編集ファイルを作成して印刷ファイル作成手段25に送出する。また、設定文字コード種データ27が異なる文字コード体系のときには上記データ区分け手段31から送出されてくる可変データと、コード認識手段32から送出されてくるコード認識された文書データとを統合(上記テンプレート上における可変情報領域に組み込む)して編集ファイルを作成し、印刷ファイル作成手段25に送出するものである。
【0020】
また、図2(B)において、出力処理手段26は、フォント読込手段41、レンダリング手段42および上記格納手段であるフォントデータ格納手段43を備える。ここで、フォントデータ格納手段43は、例えばa〜nのフォントデータであって、所定数の文字コード体系(A〜N文字コード)のそれぞれで各フォントデータが格納されている。なお、このフォント格納手段43は、本出願人が出願した特願平11―123560号のフォント格納部のように各文字コード体系毎のフォントとして所定数備えることとしてもよい。
【0021】
そこで、上記フォント読込手段41は、上記印刷ファイル作成手段25で作成された文書処理ファイルに基づいて、それぞれ文字コード体系に応じた文字情報を上記フォント格納手段43の対応する文字コードのフォントの文字情報を取得する。そして、レンダリング手段42は、上記のように文字情報が反映された文書処理ファイルの印刷画像を生成して文書出力データを作成し、上記印刷装置12、MMファイル作成装置13の何れかに出力するものである。
【0022】
続いて、図3に、本発明に係るテンプレートおよび文書処理ファイルの概念説明図を示す。図3(A)は上記テンプレート29の概念説明図であり、図3(B)は最終的な文書処理ファイルの概念説明図である。図3(A)において、印刷装置12がaフォントでA文字コード体系のものとして、各テンプレート29(29A〜29N)が、A文字コード体系のaフォントで印刷処理またはファイル作成処理される固定情報が組み込まれる固定情報領域51と、可変データが組み込まれる可変情報領域52(52A〜52N)とがそれぞれ配置されるもので、これが各文字コード体系(A文字コード〜N文字コード)毎に用意される。そして、これら各文字コード体系毎のテンプレート29A〜29Nが、上記設定文字コード種データ27によって、可変情報領域52A〜52Nに対応するものとして選択されるものである。
【0023】
また、図3(B)において、上記印刷装置12、MMファイル作成装置13の少なくとも何れかに送出される可変データ毎の文書処理ファイル61が、例えば上記可変DB28の可変データがC文字コード体系のものである場合にC文字コード体系のテンプレート29Cが選択され、この可変情報領域52Cに当該可変データ(例えば氏名、住所等)がフォント格納手段43のA文字コードaフォントおよびC文字コードaフォントより対応の文字情報が読み込まれてそれぞれ組み込まれるものである。
【0024】
次に、図4に、図1における複数文字コード体系の文書ファイル処理のフローチャートを示す。図4において、まず、設定コード入力手段21が設定文字コード種のデータ27を取得し(ステップ(S)1)、データ読込手段22が供給される可変データを可変DB28より取得する(S2)。そこで、テンプレート読込手段23において、単一の文字コード(ここではA文字コード体系)による上記固定情報が固定情報領域51に予め含まれ、それぞれ可変情報領域52で異なる文字コード体系毎のテンプレート29のうち、上記取得した設定文字コード種データ27に対応したテンプレート29Cを読み込む(S3)。
【0025】
編集手段24では、詳細は図5で説明するが、データ区分け手段31において、上記取得した設定文字コード種のデータ27がテンプレート29の固定情報の文字コード種(A文字コード体系)と同一のときには、上記取得した可変データをコード認識手段32に送出して可変情報領域52に当該可変データを組み込み、固定情報領域51の固定情報と共にフォントデータ(A文字コード体系)34を参照して文字コード認識し、表示、変更編集等の所定処理の後にデータ統合手段33で編集ファイルを作成する(S4A)。
【0026】
一方、データ区分け手段31において、上記取得した設定文字コード種データ(例えば図3(B)に示すC文字コード体系)27がテンプレート29の固定情報の文字コード種と異なるときには、テンプレート29(29C)の固定情報のみをフォントデータ34を参照して文字コード認識し、表示、変更編集等の所定処理後に可変データ(C文字コード体系)を文字コード認識せずにそのまま可変情報領域52Cに組み込んで編集ファイルを作成する(S4B)。
【0027】
印刷ファイル作成手段25では、上記何れかの編集ファイルを取得し、当該編集ファイルを印刷装置12のフォント形式(例えば米国アドビシステム社が提唱するポストスクリプトのページ記述言語)に対応させた文書処理ファイル(印刷ファイル)を作成する(S5)。すなわち、可変データがC文字コード体系の場合(A文字コード体系以外)、上記テンプレートの可変情報領域52C内で上記可変データがC文字コード体系のままで表され、固定情報のA文字コード体系と混在した文書処理ファイルが作成されることになる。
【0028】
そこで、出力処理手段26では、上記文書処理ファイルで使用される文字コード、すなわちA文字コードとC文字コードのフォントデータ(aフォントデータ)を格納手段43で指定し、各文字コードによる文字フォントを読み込んで作成した文書処理ファイルを印刷装置12、MMファイル作成装置13の何れかに送出する(S6)。そして、上記文書処理ファイルが印刷装置12に送出された場合には、当該文書処理ファイルに基づいて印刷処理を行い(S7A)、当該文書処理ファイルがMMファイル作成装置13に送出された場合には、当該文書処理ファイルに基づいてMMファイルが作成されるものである(S7B)。
【0029】
ここで、図5に、図2の編集手段の処理フローチャートを示す。図5において、図2(A)に示す編集手段24では、まず、データ区分け手段31が上記可変データ(X文字コード体系)および設定文字コード種データ27を取得し、データ統合手段33が設定文字コード種データ27を取得する(S11)。取得した設定文字コード種データ27が例えばA文字コード体系であり、印刷装置12の文字コード体系と同一のときには(S12)、コード認識手段32が上記テンプレート読込手段23で読み込んだA文字コード体系のテンプレート29Aを取得すると共に、データ区分け手段31より取得した可変データを取得する(S13)。
【0030】
そして、コード認識手段32では、取得したテンプレート29Aの可変情報領域52Aに取得した可変データを組み込み、フォントデータ(A文字コード体系)34を参照して文字コード認識して編集ファイルとして表示する(S14)。ここで、表示した編集ファイルについてオペレータ等が変更編集する場合には(S15)、編集を反映させた編集処理が行われる(S16)。編集を行わない場合(S15)、または編集処理が終了することで当該編集手段24が当該編集ファイルを印刷ファイル作成手段25に送出して処理を終了する。
【0031】
一方、取得した設定文字コード種のデータ27が例えばC文字コード体系であり、印刷装置12の文字コード体系と同一でないときには(S12)、コード認識手段32が上記テンプレート読込手段23で読み込んだC文字コード体系のテンプレート29Cを取得する(S17)。そこで、コード認識手段32では、取得したテンプレート29Cの固定情報領域51に配置されている固定情報についてフォントデータ(A文字コード体系)34を参照して文字コード認識して文書ファイルとして表示する(S18)。
【0032】
ここで、表示した文書ファイルについてオペレータ等が編集する場合には(S19)、編集を反映させた編集処理が行われる(S20)。編集を行わない場合(S19)、または編集処理が終了すると、当該テンプレート29Cの可変情報領域52Cに取得した可変データを当該C文字コード体系のままで組み込んで統合することで編集ファイルを作成し、これを印刷ファイル作成手段25に送出して処理を終了するものである(S21)。
【0033】
このように、印刷処理、電子文書ファイル処理における装置の文字コード体系と異なる文字コード体系の文書データであっても、異なる文字コード体系のままでデータ統合を行い、出力段階で該当の文字コード体系の文字情報を取得させることから、内容を損なわずに確実なファイル作成処理を行わせることができるものである。
【0034】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、文字コード体系の文書情報のファイル元データに文字コード種が設定され、取得した所定数の文字コード種のファイル元データのうち、単一の文字コード体系でファイル作成処理する印刷装置または電子文書ファイル作成装置と同一の文字コード体系のファイル元データに対しては単一の文字コード体系のフォントデータを参照して文字コード認識を行い、異なる文字コード体系のファイル元データに対しては文字コード認識せずに当該文字コード体系のままで上記文字コード認識したファイル元データに統合させることにより、印刷処理、電子文書ファイル処理における装置の文字コード体系と異なる文字コード体系の文書データであっても、内容を損なわずに確実なファイル作成処理を行わせることができるなるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文書ファイル処理システムのブロック構成図である。
【図2】図1の編集手段および出力処理手段のブロック構成図である。
【図3】本発明に係るテンプレートおよび文書処理ファイルの概念説明図である。
【図4】図1における複数文字コード体系の文書ファイル処理のフローチャートである。
【図5】図2の編集手段の処理フローチャートである。
【図6】従来の印刷データ処理の概念説明図である。
【符号の説明】
11 文書ファイル処理システム
12 印刷装置
13 MM(マルチメディア)ファイル作成装置
21 コード入力手段
22 データ読込手段
23 テンプレート読込手段
24 編集手段
25 印刷ファイル作成手段
26 出力処理手段
27 文字コード設定データ
28 可変データベース(DB)
29 テンプレート
31 データ区分け手段
32 コード認識手段
33 データ統合手段
34 フォントデータ(A文字コード)
43 フォントデータ格納手段

Claims (4)

  1. 単一の文字コード体系のフォントデータを備えてファイル作成処理する装置に対して、文字コード種が設定された複数の文字コード体系の文書情報のファイル元データに対応させてファイル作成処理を行わせる複数文字コード体系の文書ファイル処理システムであって、
    少なくとも、所定の文字コード体系のファイル元データを所定数取得するデータ取得手段と、
    取得したファイル元データのうち、前記文字コード種に基づいて、前記装置の文字コード体系と同一の文字コード体系のファイル元データに対しては少なくとも前記単一の文字コード体系のフォントデータを参照して文字コード認識を行い、異なる文字コード体系のファイル元データに対しては文字コード認識せずに当該文字コード体系のままで上記文字コード認識したファイル元データに統合する編集手段と、
    前記編集手段での処理後に、前記装置のフォントに適合させた文書処理ファイルを作成するファイル作成手段と、
    所定種類のフォント毎のそれぞれに、所定数の文字コード体系毎のフォントの文字情報が格納されている格納手段を備え、前記文書処理ファイルに基づいて、それぞれ文字コードに応じた文字情報を上記格納手段より取得して文書出力データを作成し、前記装置に出力する出力処理手段と、
    を有することを特徴とする複数文字コード体系の文書ファイル処理システム。
  2. 請求項1記載の複数文字コード体系の文書ファイル処理システムであって、前記装置に対応した文字コード体系の文書情報がレイアウトされた固定情報領域と、当該文字コード体系と同一または異なる文字コード体系による文書情報がレイアウトされる可変情報領域とが配置されたテンプレートであって各文字コード体系毎のテンプレートが備えられ、上記可変情報領域に配置される所定の文字コード体系の前記ファイル元データの文書情報の文字コード種に応じて該当の文字コード体系のテンプレートを前記データ取得手段が取得することを特徴とする複数文字コード体系の文書ファイル処理システム。
  3. 請求項1または2記載複数文字コード体系の文書ファイル処理システムであって、前記装置が、少なくとも印刷装置または電子文書ファイル作成装置であり、前記出力処理手段で作成される文書出力データが、印刷処理のための印刷データ、または電子文書ファイル作成処理のための電子文書データであることを特徴とする複数文字コード体系の文書ファイル処理システム。
  4. 単一の文字コード体系のフォントデータを備えてファイル作成処理する装置に対して、文字コード種が設定された複数の文字コード体系の文書情報のファイル元データに対応させてファイル作成処理を行わせるための、データ取得手段、編集手段、ファイル作成手段及び出力処理手段を備える文書ファイル処理システムによる複数文字コード体系の文書ファイル処理方法であって、
    前記データ取込手段が、少なくとも、所定の文字コード体系のファイル元データを所定数取得するステップと、
    前記編集手段が、取得したファイル元データのうち、前記文字コード種に基づいて、前記装置の文字コード体系と同一の文字コード体系のファイル元データに対しては少なくとも前記単一の文字コード体系のフォントデータを参照して文字コード認識を行うステップと、
    一方、前記編集手段が、前記文字コード種に基づいて、前記装置の文字コード体系と前記異なる文字コード体系のファイル元データに対しては文字コード認識せずに当該文字コード体系のままで上記文字コード認識したファイル元データに統合するステップと、
    前記処理後に、前記ファイル作成手段が、前記装置のフォントに適合させた文書処理ファイルを作成するステップと、
    所定種類のフォント毎のそれぞれに、所定数の文字コード体系毎のフォントの文字情報が格納されている格納手段を備える前記出力処理手段が、前記文書処理ファイルに基づいて、それぞれ文字コードに応じた文字情報を上記格納手段より取得して文書出力データを作成し、前記装置に出力するステップと、
    を含むことを特徴とする複数文字コード体系の文書ファイル処理方法。
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