JP2000097147A - アキシャルピストンポンプ - Google Patents

アキシャルピストンポンプ

Info

Publication number
JP2000097147A
JP2000097147A JP11027747A JP2774799A JP2000097147A JP 2000097147 A JP2000097147 A JP 2000097147A JP 11027747 A JP11027747 A JP 11027747A JP 2774799 A JP2774799 A JP 2774799A JP 2000097147 A JP2000097147 A JP 2000097147A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
port
pressure
piston
piston chamber
valve body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11027747A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3154329B2 (ja
Inventor
Tokihiko Umeda
時彦 梅田
Sachio Kawabata
左千夫 川端
Norihide Matsuda
憲英 松田
Ryuji Sakai
隆二 堺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Heavy Industries Ltd filed Critical Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority to JP02774799A priority Critical patent/JP3154329B2/ja
Priority to US09/357,093 priority patent/US6186748B1/en
Priority to KR1019990029079A priority patent/KR100318870B1/ko
Priority to DE69934173T priority patent/DE69934173T2/de
Priority to EP99305743A priority patent/EP0974753B1/en
Publication of JP2000097147A publication Critical patent/JP2000097147A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3154329B2 publication Critical patent/JP3154329B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B27/00Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B27/08Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B1/00Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B1/12Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinder axes coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • F04B1/20Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinder axes coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis having rotary cylinder block
    • F04B1/2014Details or component parts
    • F04B1/2042Valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B2205/00Fluid parameters
    • F04B2205/06Pressure in a (hydraulic) circuit
    • F04B2205/063Pressure in a (hydraulic) circuit in a reservoir linked to the pump outlet

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アキシャルピストンポンプは、ピストン室の
圧力変動により騒音が発生する。個々のピストン室の圧
力変動を滑らかにしても、複数のピストン室全体が発す
る騒音に高調波が多く含まれると、騒音が耳障りなもの
となる。 【解決手段】 アキシャルピストンポンプは、あるピス
トン室の圧力が吐出ポートTの圧力PHに達したときに、
他のピストン室の開口が口部L2と重なり始め、あるピス
トン室の圧力が吸入ポートSの圧力PLに達したときに、
他のピストン室の開口が口部L1と重なり始めるように構
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、アキシャルピス
トンポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】アキシャルピストンポンプは、シリンダ
ブロックを弁体に対して相対的に回転させつつ、吸入ポ
ートからピストン室に流体を吸い込んで吐出ポートへ吐
き出すことにより、ポンプ作用を奏する。このとき、シ
リンダブロックに形成された個々のピストン室には圧力
変動が生じる。圧力変動はポンプ装置に対する起振力と
なってポンプ装置を振動させ、これが騒音の原因とな
る。一つのピストン室の圧力変動過程には、昇圧過程と
降圧過程が含まれる。昇圧過程、降圧過程で急激に圧力
が変動すると圧力変動曲線に高調波成分が多く含まれる
ことになり、騒音が特に耳障りなものとなる。
【0003】この昇圧過程、降圧過程における圧力変動
曲線を滑らかにするために、弁体にノッチやバイパスポ
ートを形成する試みがある(例えば、特開昭54−44
208号公報参照)。このアキシャルピストンポンプで
は、吐出ポートに連続するノッチを形成して昇圧過程初
期におけるピストン室の圧力変動曲線を滑らかにしてい
る。そして、吸入ポートと連通するバイパスポートを弁
体に形成し、ピストン室の圧力が吐出ポートの圧力に達
する前に、ピストン室の圧力をこのバイパスポートを介
して吸入ポートへ逃がすようにして、昇圧過程後期にお
ける圧力の急激な上昇を防止している。
【0004】また、吸入ポートに連続するノッチを形成
して降圧過程初期におけるピストン室の圧力変動曲線を
滑らかにしている。そして、吐出ポートと連通するバイ
パスポートを弁体に形成し、ピストン室の圧力が吸入ポ
ートの圧力に達する前に、このバイパスポートを介して
吐出ポートの圧力をピストン室に導いて、降圧過程後期
における圧力の急激な下降を防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】個々のピストン室の圧
力変動曲線に着目すれば、上記の構成により圧力変動曲
線は滑らかになっているということができる。しかし、
ポンプ騒音は複数のピストン全体から発せられる。よっ
て、個々のピストン室の圧力変動曲線が滑らかになった
としても、複数のピストン室全体が発する騒音に高調波
が多く含まれることもある。
【0006】本願発明は、個々のピストン室の圧力変動
曲線を滑らかにするだけでなく、複数のピストン室の相
互の昇圧、降圧のタイミングを調整して、複数のピスト
ン室全体が発する騒音から高調波を減少させようとする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願発明に係るアキシャルピストンポンプは、複数
のピストンと、これらのピストンが摺動する複数のピス
トン室が形成されたシリンダブロックと、吸入ポートと
吐出ポートとが形成された弁体と、該シリンダブロック
を収容するケーシングとを備え、該シリンダブロックを
該弁体に対して相対的に回転させつつ、該ピストンを往
復運動させることにより、該吸入ポートからピストン室
に流体を吸い込んで該吐出ポートへ吐き出すアキシャル
ピストンポンプにおいて、昇圧過程初期におけるピスト
ン室の圧力変動曲線を滑らかにするために該吐出ポート
に接続されるように該弁体に形成された第1の口部と、
降圧過程初期におけるピストン室の圧力変動曲線を滑ら
かにするために該吸入ポートまたは該ケーシング内に接
続されるように該弁体に形成された第2の口部と、該弁
体に形成され該吸入ポートまたは該ケーシング内と連通
する第1のバイパスポートと、該弁体に形成され該吐出
ポートと連通する第2のバイパスポートとを備え、該第
1のバイパスポートの開口は、ピストン室の開口が該第
1の口部と重なり始めた後、そのピストン室の圧力が該
吐出ポートの圧力に達する前に、そのピストン室の開口
と重なり始める所に位置し、該第2のバイパスポートの
開口は、ピストン室の開口が該第2の口部と重なり始め
た後、そのピストン室の圧力が該吸入ポートの圧力に達
する前に、そのピストン室の開口と重なり始める所に位
置し、あるピストン室の圧力が該吐出ポートの圧力にほ
ぼ達したときに、他のピストン室の開口が該第2の口部
と重なり始め、あるピストン室の圧力が該吸入ポートの
圧力にほぼ達したときに、他のピストン室の開口が該第
1の口部と重なり始めるように構成されている(請求項
1)。このように構成すると、個々のピストン室の昇圧
過程、降圧過程の圧力変動曲線が滑らかになる。そし
て、あるピストン室の昇圧過程の完了点と他のピストン
室の降圧過程の開始点とが重なる。また、あるピストン
室の降圧過程の完了点と他のピストン室の昇圧過程の開
始点とが重なる。よって、全部のピストン室が発する起
振力が全体で正弦波曲線に近くなる。そのため騒音に含
まれる高調波成分が少なくなる。
【0008】上記アキシャルピストンポンプにおいて、
さらに斜板を備え、該斜板の傾斜に沿って該ピストンが
往復運動するように構成してもよい(請求項2)。すな
わち、アキシャルピストンポンプを斜板型アキシャルピ
ストンポンプとして構成してもよい。
【0009】また、上記アキシャルピストンポンプにお
いて、昇圧過程におけるピストン室の圧力変動曲線が、
極小から極大までの正弦波曲線にほぼ等しく、降圧過程
におけるピストン室の圧力変動曲線が、極大から極小ま
での正弦波曲線にほぼ等しくなるようにするのがよい
(請求項3)。
【0010】また、上記課題を解決するために、本願発
明に係る他のアキシャルピストンポンプは、複数のピス
トンと、これらのピストンが摺動する複数のピストン室
が形成されたシリンダブロックと、吸入ポートと吐出ポ
ートとが形成された弁体と、該シリンダブロックを収容
するケーシングとを備え、該シリンダブロックを該弁体
に対して相対的に回転させつつ、該ピストンを往復運動
させることにより、該吸入ポートからピストン室に流体
を吸い込んで該吐出ポートへ吐き出すアキシャルピスト
ンポンプにおいて、昇圧過程初期におけるピストン室の
圧力変動曲線を滑らかにするために該吐出ポートに接続
されるように該弁体に形成された第1の口部と、降圧過
程初期におけるピストン室の圧力変動曲線を滑らかにす
るために該吸入ポートまたは該ケーシング内に接続され
るように該弁体に形成された第2の口部と、該弁体に形
成され該吸入ポートまたは該ケーシング内と連通する第
1のバイパスポートと、該弁体に形成され該吐出ポート
と連通する第2のバイパスポートとを備え、該ピストン
室の昇圧過程および降圧過程における圧力変動曲線が該
複数のピストン室全体でほぼ正弦波曲線をなすように、
該ピストン室の開口が、該第1の口部、該第1のバイパ
スポートの開口、該第2の口部および該第2のバイパス
ポートの開口と重なり合うように構成されている(請求
項4)。このように構成して、全部のピストン室が発す
る起振力が全体で正弦波曲線に近くなるようにすると、
騒音に含まれる高調波成分が少なくなる。
【0011】上記アキシャルピストンポンプにおいて、
さらに斜板を備え、該斜板の傾斜に沿って該ピストンが
往復運動するように構成してもよい(請求項5)。すな
わち、アキシャルピストンポンプを斜板型アキシャルピ
ストンポンプとして構成してもよい。
【0012】また、上記アキシャルピストンポンプにお
いて、ピストンが下死点にあるときにそのピストンを収
容するピストン室の圧力が昇圧過程のほぼ中間点にあ
り、ピストンが上死点にあるときにそのピストンを収容
するピストン室の圧力が降圧過程のほぼ中間点にあるよ
うにするのがよい(請求項6)。個々のピストン室の圧
力は斜板の傾転角を変えようとするモーメント力となる
が、かかる構成によれば、シリンダブロックの1回転中
にこのモーメント力が相殺されることになる。アキシャ
ルピストンポンプでは、複数のピストン室の開口が等角
度間隔で配置されているので、上記構成によりポンプ管
制力が生じにくくなる。
【0013】また、上記アキシャルピストンポンプにお
いて、吐出ポートからの配管系に脈動吸収器を設けるよ
うにしてもよい(請求項7)。この場合、特に、ポンプ
の定格回転数にピストン数を乗じた値と、脈動吸収器が
吸収対象とする周波数のうちの最低周波数とが略等しく
なるようにするのがよい(請求項8)。この脈動吸収器
で吐出ポートからの脈動の一次周波数成分を取り除くこ
とにより、さらに騒音を低減させることができる。
【0014】また、上記脈動吸収器は、吐出ポートから
分岐した閉管として構成することもできるし(請求項
9)、ヘルムホルツ型として構成することもできる(請
求項10)。かかる構造の脈動吸収器は、構造が単純で
あり小型で設置スペースも小さくて済むのであるが、吐
出ポートからの脈動の一次周波数成分を取り除いて騒音
を低減させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
について、図面に基づいて説明する。図1は、斜板式の
アキシャルピストンポンプAの構造を模式的に表した縦
断面図である。中心軸Oを中心として回転軸6が回転す
ると、ケーシング5内に収容されたシリンダブロック2
が回転すると共に、シリンダブロック2に形成されたピ
ストン室内でピストンPが往復摺動する。つまり、ピス
トンPのロッドの一端を支持するシュー7が斜板4上を
摺動回転し、斜板4の傾斜に沿ってピストンPが往復運
動するのである。ケーシング5の端部にはバルブカバー
8が取り付けられている。そして、弁体1がケーシング
5内においてバルブカバー8に固定されている。弁体1
には吸入ポートSと吐出ポートTとが形成されている。
弁体1とシリンダブロック2とは、摺動面Fで接してい
る。シリンダブロック2が弁体1に対して相対的に回転
すると、弁体1とシリンダブロック2とは摺動面Fで相
互に摺動し、吸入ポートSからピストン室に流体が吸い
込まれ、吐出ポートTへ吐き出される。なお、ケーシン
グ5内の空間は、ドレインポート(図示せず)を介して
タンク(図示せず)に接続されている。
【0016】図2は、摺動面Fにおけるピストン室の開
口C1〜C9、吸入ポートS、吐出ポートT等の配置状態を
示す配置図である。
【0017】図2(a)には、摺動面Fにおけるピストン
室の開口C1〜C9の配置関係が示されている。シリンダブ
ロック2には9のピストン室B1〜B9(図示せず)が形成
されており、摺動面Fにはそれぞれのピストン室B1〜B9
に対応する開口C1〜C9が等角度間隔(40度間隔)で表
れている。開口C1〜C9の形状はこのように略楕円形状で
あるが、周縁の一部には切欠部eが形成されている。
【0018】図2(b)には、摺動面Fにおける吸入ポー
トS、吐出ポートT等の配置関係が示されている。弁体
1には第1のノッチN1、第1のコンジットL1、第2のノ
ッチN2、第2のコンジットL2が形成されており、これら
の開口が摺動面Fに表れている。本実施形態において
は、第1のノッチN1と第1のコンジットL1とが請求項に
いう第1の口部を構成し、第2のノッチN2と第2のコン
ジットL2とが請求項にいう第2の口部を構成する。な
お、第1の口部として、ノッチN1を形成せずにコンジッ
トL1のみを形成するようにしてもよいし、コンジットL1
を形成せずにノッチN1のみを形成するようにしてもよ
い。また、第2の口部として、ノッチN2を形成せずにコ
ンジットL2のみを形成するようにしてもよいし、コンジ
ットL2を形成せずにノッチN2のみを形成するようにして
もよい。
【0019】ノッチN1の摺動面Fへの開口は、吐出ポー
トTの摺動面Fへの開口と連続するように形成されてい
る。このようにして、ノッチN1は吐出ポートTに接続さ
れている。コンジットL1は弁体1内部で吐出ポートTに
連通するように形成されている。このようにして、コン
ジットL1は吐出ポートTに接続されている。コンジット
L1の開口は摺動面FにおいてノッチN1の先端近傍に表れ
ている。ノッチN2の摺動面Fへの開口は、吸入ポートS
の摺動面Fへの開口と連続するように形成されている。
このようにして、ノッチN2は吸入ポートSに接続されて
いる。コンジットL2は弁体1内部で吸入ポートSに連通
するように形成されている。このようにして、コンジッ
トL2は吸入ポートSに接続されている。コンジットL2の
開口は摺動面FにおいてノッチN2の先端近傍に表れてい
る。
【0020】また、弁体1には第1のバイパスポートM1
と第2のバイパスポートM2が形成されている。バイパス
ポートM1は摺動面Fに開口しており、弁体1内部で吸入
ポートSに連通している。バイパスポートM2は摺動面F
に開口しており、弁体1内部で吐出ポートTに連通して
いる。
【0021】図中、中心軸Oから上方に伸びる線を「下
死点」として示している。これは、あるピストン室の開
口の中心点がこの線に一致したときに、そのピストン室
を摺動するピストンがピストン室内で下死点にあるとい
うことを意味する。同様に、中心軸Oから下方に伸びる
線を「上死点」として示しているが、これは、あるピス
トン室の開口の中心点がこの線に一致したときに、その
ピストン室を摺動するピストンがピストン室内で上死点
にあるということを意味する。
【0022】図3は弁体1の一部断面図であり、図3
(a)はノッチN1やコンジットL1周辺の弁体1の断面を、
図3(b)はバイパスポートM1周辺の弁体1の断面を、そ
れぞれ表している。
【0023】ノッチN1は摺動面Fで、またコンジットL1
は弁体1内部で、吐出ポートTと接続されているのが、
図3(a)からもわかる。ノッチN2やコンジットL2もこれ
と同様に吸入ポートSと接続されている。また、図3
(b)からわかるように、バイパスポートM1は吸入ポート
Sに弁体1内部で連通している。バイパスポートM2もこ
れと同様に吐出ポートTに連通している。
【0024】図4は、摺動面Fにおける、吸入ポート
S、吐出ポートT、開口C1,C5等の配置状態を示す図で
ある。図4(a)は開口C1が下死点より10度手前の位置
にある状態を、図4(b)は図4(a)の状態からシリンダブ
ロック2の回転角が図中右回りに20度進み、開口C1が
下死点より10度進んだ位置にある状態を、図4(c)は
図4(b)の状態からシリンダブロック2の回転角が図中
右回りにさらに20度進み、開口C1が下死点より30度
進んだ位置にある状態を、それぞれ示している。また、
図5は開口C1,C5,C9に対応するピストン室B1,B5,B9の圧
力変動曲線を示したものであり、横軸の回転角は、下死
点を基準とした開口C1の回転角である。また、縦軸に示
されるPLは吸入ポートSの圧力値であり、PHは吐出ポー
トTの圧力値である。これらの図を参照しながら、開口
C1,C5,C9の位置とピストン室B1,B5,B9の圧力との関係を
説明する。
【0025】図4(a)は、開口C1が下死点の10度手前
にある状態を示している。開口C1はシリンダブロック2
の回転に従い、吸入ポートSや吐出ポートTに対して、
図中、右回りに回転しており、開口C5も中心軸Oを中心
として右回りに回転する。図4(a)の状態では、開口C1
の端部がノッチN1の先端近傍のコンジットL1にさしかか
った状態にある。よって、この状態が、開口C1に対応す
るピストン室B1の昇圧過程の開始点になる。図5ではピ
ストン室B1の圧力が実線で示されている。図4(a)の状
態でのピストン室B1の圧力を、図5において点a1で示し
ている。
【0026】図4(a)の状態では、開口C5は上死点の手
前30度の位置にあり、ピストン室B5の圧力は吐出ポー
トTの圧力値であるPHに一致している。図5ではピスト
ン室B5の圧力が一点鎖線で示されている。図4(a)の状
態でのピストン室B5の圧力を、図5において点a2で示し
ている。
【0027】図4(a)の状態から開口C1,C5が右回りに1
0度回転すると、開口C1は下死点に達する。このときに
はピストン室B1の圧力は、図5中の点a3で示されるよう
に、PHとPLの平均値になる。さらに開口C1が右回りに回
転すると開口C1の切欠eがバイパスポートM1に重なり、
これによってピストン室B1の圧力が吸入ポートSに逃が
される。よって、ピストン室B1の圧力が急激にPHに達す
ることが防止され、昇圧過程後期における圧力変動曲線
を滑らかなものとしている。
【0028】そして図4(b)のように、開口C1が下死点
から10度進んだ位置に達したところで、ピストン室B1
の圧力はPHに達する。このときのピストン室B1の圧力
を、図5において点a4で示している。このようにして、
ピストン室B1の昇圧過程が完了する。図5からもわかる
ように、ピストン室B1の昇圧過程における圧力変動曲線
は、極小から極大までの正弦波曲線に概略一致するよう
な滑らかな曲線となる。これは、コンジットL1、ノッチ
N1やバイパスポートM1の作用によるものである。
【0029】一方、図4(b)の状態では、開口C5は上死
点の手前10度の位置にあり、開口C5の端部がノッチN2
の先端近傍のコンジットL2にさしかかっている。よって
この状態が、開口C5に対応するピストン室B5の降圧過程
の開始点になる。図4(b)の状態でのピストン室B5の圧
力は、図5において点a4で示される。図4(b)の状態か
ら開口C1,C5が右回りに10度回転すると、開口C5は上
死点に達する。このとき、ピストン室B5の圧力は、図5
中の点a5で示されるように、PHとPLの平均値である。さ
らに開口C5が右回りに回転すると開口C5の切欠eがバイ
パスポートM2に重なり、これによって吐出ポートTの圧
力がピストン室B5に導かれる。よって、ピストン室B5の
圧力が急激にPLに達することが防止され、降圧過程後期
における圧力変動曲線を滑らかなものとしている。
【0030】そして図4(c)のように、開口C5が上死点
から10度進んだ位置に達したところで、ピストン室B5
の圧力はPLに達する。このときのピストン室B5の圧力
は、図5において点a6で示される。このようにして、ピ
ストン室B5の降圧過程が完了する。図5からもわかるよ
うに、ピストン室B5の降圧過程における圧力変動曲線
は、極大から極小までの正弦波曲線に概略一致するよう
な滑らかな曲線となる。これは、コンジットL2、ノッチ
N2やバイパスポートM2の作用によるものである。
【0031】図4(c)の状態では、開口C1の隣の開口C9
が下死点の手前10度の位置にあり、開口C9の端部がノ
ッチN1の先端近傍のコンジットL1にさしかかっている。
よってこの状態が、開口C9に対応するピストン室B9の昇
圧過程の開始点となり、以後、上述したピストン室B1に
ついての昇圧過程と同様の昇圧過程を辿る。ピストン室
B9の圧力変動曲線は、図5において破線で示されてい
る。
【0032】図5からもわかるように、ピストン室B1の
昇圧過程における圧力変動曲線と、ピストン室B5の降圧
過程における圧力変動曲線とを併せると、点a1,点a3,点
a4,点a5,点a6を順に辿るような、一周期分の正弦波曲線
に概略一致する。よって、シリンダブロック2が1回転
する間の、ピストン室B1〜B9の全部の昇圧、降圧過程の
圧力変動曲線を併せると、9周期分の正弦波曲線とな
る。ピストン室B1〜B9の圧力変動はアキシャルピストン
ポンプを振動させる起振力となり、騒音を発生させる。
しかし、ピストン室B1〜B9の昇圧、降圧過程の圧力変動
曲線が全体で連続した正弦波曲線を描くので、その騒音
には高調波が多くは含まれず、耳障りなものとはならな
い。
【0033】図6は、ピストン室B1の圧力変動を示した
図である。横軸の回転角は、下死点を基準とした、ピス
トン室B1が対応する開口C1の回転角である。縦軸に示さ
れるPLは吸入ポートSの圧力であり、PHは吐出ポートT
の圧力である。この図からもわかるように、ピストン室
B1の昇圧過程のほぼ中間点で、開口C1が回転角 0度の点
に位置する。すなわち、このときピストン室B1内のピス
トンは下死点にある。また、ピストン室B1の降圧過程の
ほぼ中間点で、開口C1が回転角 +180度の点に位置す
る。すなわち、このときピストン室B1内のピストンは上
死点にある。開口C1の回転角とピストン室B1の圧力変動
がこのような関係にあれば、ピストン室B1の圧力に起因
する、斜板4の傾転角を変えようとするモーメント力
は、シリンダブロック2の1回転中に相殺されることに
なる。同様のことが、他のピストン室B2〜B9についても
言える。そして、開口C1〜C9が等角度間隔に配置されて
いるため、ピストン室B1〜B9の圧力による斜板4に対す
るモーメント力は全体で相殺し合い、ポンプ管制力が生
じないようになる。
【0034】図7は、本願発明に係るアキシャルピスト
ンポンプのもう一つの実施形態を示すための、摺動面F
における、吸入ポートS、吐出ポートT等の配置状態を
示す配置図である。この実施形態においても、ケーシン
グ5内の空間は、ドレインポート(図示せず)を介して
タンク(図示せず)に接続されている。本実施形態にお
いては、摺動面Fに開口したバイパスポートM1は、弁体
1内部で吸入ポートSではなく、ケーシング5内の空間
に連通している。すなわちバイパスポートM1は、摺動面
Fと弁体1の外周面とに開口している。本実施形態のア
キシャルピストンポンプのその他の構成は、図1、図2
に示した実施形態のアキシャルピストンポンプAと同様
である。このように構成すると、ピストン室B1〜B9の圧
力は、昇圧過程において吐出ポートTの圧力に達する前
に、ケーシング5内に逃がされ、急激に吐出ポートTの
圧力PHに達することが防止され、昇圧過程後期における
圧力変動曲線を滑らかにすることができる。すなわち、
本実施形態においても圧力変動曲線は、図5に示すよう
なものとなる。
【0035】図8は、本願発明に係るアキシャルピスト
ンポンプのさらにもう一つの実施形態を示すための、摺
動面Fにおける、吸入ポートS、吐出ポートT等の配置
状態を示す配置図である。この実施形態においても、ケ
ーシング5内の空間は、ドレインポート(図示せず)を
介してタンク(図示せず)に接続されている。本実施形
態においては、摺動面Fに開口したコンジットL2は、弁
体1内部で吸入ポートSではなく、ケーシング5内の空
間に連通している。すなわちコンジットL2は、摺動面F
と弁体1の外周面とに開口している。このようにして、
コンジットL2はケーシング5内に接続されている。本実
施形態のアキシャルピストンポンプのその他の構成は、
図1、図2に示した実施形態のアキシャルピストンポン
プAと同様である。このように構成すると、ピストン室
B1〜B9の圧力は、ピストン室の開口の端部がコンジット
L2にさしかかるときが、ピストン室の降圧過程の開始点
になる。ピストン室の圧力は、コンジットL2によって徐
々にケーシング5内に逃がされ、これにより急激な圧力
降下が防止され、降圧過程初期における圧力変動曲線を
滑らかにすることができる。すなわち、本実施形態にお
いても圧力変動曲線は、図5に示すようなものとなる。
【0036】図9は、吐出ポートTの吐出圧力を測定し
た結果を示す図であり、(a)は本願のアキシャルピスト
ンポンプAにおける吐出圧力の圧力脈動波形を、(b)は
従来のアキシャルピストンポンプにおける吐出圧力の圧
力脈動波形を、それぞれ示している。
【0037】図9からもわかるように、従来のアキシャ
ルピストンポンプに比較して、本願のアキシャルピスト
ンポンプAは吐出圧力の圧力脈動波形が正弦波曲線に近
くなっている。この測定結果からも、本願のアキシャル
ピストンポンプAでは、吐出ポートTの吐出圧力の圧力
変動に起因する騒音に高調波成分があまり含まれず、耳
障りなものとはならないということが理解できる。
【0038】図10は、本願発明に係るアキシャルピス
トンポンプのさらにもう一つの実施形態を示す構成図で
ある。このアキシャルピストンポンプA1は、図1〜6で
示した実施形態のアキシャルピストンポンプAと同様の
構造のポンプ部Uを有しているので、その吐出ポートT
の吐出圧力の圧力脈動波形には、高調波成分はあまり含
まれていない。そして、このアキシャルピストンポンプ
A1は脈動吸収器10を備えている。脈動吸収器10は吐出ポ
ートTからの配管系30に設けられている。この脈動吸収
器10は閉管により構成されており、閉管が配管系30から
分岐するようにして、すなわち枝管のようにして接続さ
れている。脈動吸収器10の特性はその管長によりほぼ決
定される。
【0039】図11は、この閉管構造の脈動吸収器10の
出力特性を示す特性図である。この特性図は、周波数軸
上での成分レベルが一定となるような圧力脈動を脈動吸
収器10の入力側から入力したときに、出力側から出力さ
れる圧力脈動のレベルを示すものである。圧力脈動はポ
ンプの起振力となり騒音の原因となるのであるが、この
図からわかるように、脈動吸収器10によって特定の周波
数成分が吸収される。この脈動吸収器10は、基本周波数
f1に対して脈動吸収効果を奏するだけでなく、その奇数
倍の周波数である、3×f1,5×f1,7×f1,・・・に対して
も脈動吸収効果を奏する。一方、基本周波数f1の偶数倍
の周波数である2×f1,4×f1,6×f1,・・・に対してはそ
の成分を増幅する傾向を示すのであるが、これは、閉管
構造の脈動吸収器の特徴である。この脈動吸収器10が脈
動吸収対象とする周波数は、f1,3×f1,5×f1,7×f1,
・・・である。そして、この脈動吸収器10の脈動吸収対象
となるこれら周波数のうちの最低周波数であるf1(Hz)
は、アキシャルピストンポンプA1の定格回転数R(回転
/秒)にピストン数Nを乗じた値(R×N)にほぼ一致
している。
【0040】脈動吸収器10の入力側の圧力脈動波形は、
1/(R×N)の周期を有する、高調波成分の少ない周
期的な波形である。そして、脈動吸収器10の作用によっ
てこの圧力脈動波形から一次の周波数成分であるR×N
(Hz)の成分や、その奇数倍の高調波成分が取り除かれ
る。前述したように、閉管構造の脈動吸収器は基本周波
数の偶数倍の周波数の成分を増幅する傾向を示す。しか
し、脈動吸収器10の入力側の圧力脈動波形には、元々、
高調波成分があまり含まれていないので、一次の周波数
成分さえ取り除くことができれば充分な騒音低減効果が
得られる。
【0041】脈動吸収器には、例えば、パルスダンパの
ように脈動吸収効果を広い周波数範囲で得ることができ
るものもあるが、大型であるためにその設置には広いス
ペースを要する。閉管構造の脈動吸収器は脈動吸収器と
しては小型で単純な構造であるが、一次の周波数成分を
取り除くことができるので、十分な脈動吸収効果が得ら
れる。
【0042】図12は、本願発明に係るアキシャルピス
トンポンプのさらにもう一つの実施形態を示す構成図で
ある。このアキシャルピストンポンプA2も、図1〜6で
示したアキシャルピストンポンプAと同様の構造のポン
プ部Uを有しているので、その吐出ポートTの吐出圧力
の圧力脈動波形には、高調波成分はあまり含まれていな
い。このアキシャルピストンポンプA2も脈動吸収器20を
備えているが、脈動吸収器20の構造は図10の脈動吸収
器10と異なり、ヘルムホルツ型の脈動吸収器、すなわち
共鳴器である。この脈動吸収器20は絞り21と室22とを備
え、絞り21を介して室22が吐出ポートTからの配管系30
に連通している。脈動吸収器20の特性は室22の容積によ
ってほぼ決定される。
【0043】図13は、このヘルムホルツ型の脈動吸収
器20の出力特性を示す特性図である。この特性図は、周
波数軸上での成分レベルが一定となるような圧力脈動を
脈動吸収器20の入力側から入力したときに、出力側から
出力される圧力脈動のレベルを示すものである。この図
からわかるように、脈動吸収器20は基本周波数f0に対し
て脈動吸収効果を示すが、その他の周波数に対しては脈
動吸収効果を示さない。
【0044】この脈動吸収器20の脈動吸収対象となる周
波数はf0のみであり、よって、f0が脈動吸収対象の最低
周波数である。そして、この周波数f0(Hz)は、アキシ
ャルピストンポンプA2の定格回転数R(回転/秒)にピス
トン数Nを乗じた値(R×N)に一致している。
【0045】図14は吐出ポートTからの配管系30に接
続された脈動吸収器20の入出力圧力脈動波形を測定した
結果を示す図であり、(a)は脈動吸収器20の入力側の点
p1(図12参照)における圧力脈動波形を、(b)は脈動吸
収器20の出力側の点p2(図12参照)における圧力脈動波
形を、それぞれを示している。図14の縦軸は圧力を、
横軸は時間を示している。
【0046】(a)の圧力脈動波形は、1/(R×N)の
周期を有する周期的な波形であり、図9(a)の圧力脈動
波形に相当する。この波形を見ると、R×N(Hz)の正弦
波形状に近いものとなっており、一次の周波数成分が主
たる成分となって構成されていることがわかる。
【0047】(b)は、脈動吸収器20の作用によって、
(a)で示される圧力脈動波形から一次の周波数成分であ
るR×N(Hz)の成分がほぼ取り除かれ、二次以降の高調
波成分が主成分となって構成された波形が示されてい
る。(a)の圧力脈動波形には高調波成分はあまり含まれ
ていないので、(b)の波形の振幅は小さい。ヘルムホル
ツ型脈動吸収器は脈動吸収器としては小型で単純な構造
であるが、一次の周波数成分を取り除くことができるの
で、十分に騒音低減効果が得られる。
【0048】以上、図10〜14では、吐出ポートから
の配管系に設ける脈動吸収器として閉管構造の脈動吸収
器とヘルムホルツ型の脈動吸収器を示したが、その他の
構造の脈動吸収器を採用することもできる。
【0049】以上、本願発明に係るアキシャルピストン
ポンプの種々の実施形態を説明した。なお、本願にいう
弁体とは、吐出ポート、吸入ポートが形成されたブロッ
クを意味するが、弁体が一部材のみで構成される必要は
なく、複数の部材の組み合わせにより構成されていても
よい。
【0050】また、上記では、主に、斜板型アキシャル
ピストンポンプに本願発明を適用した例を説明したが、
本願発明の適用されるアキシャルピストンポンプは斜板
型のものに限らず、例えば、斜軸型アキシャルピストン
ポンプにも本願発明を適用することができる。
【0051】
【発明の効果】本願発明のアキシャルピストンポンプは
次のような効果を奏する。 (1)複数のピストン室全体から発せられる騒音の高調
波成分を少なくすることができる。 (2)ピストンが下死点にあるときにそのピストンのピ
ストン室の圧力が昇圧過程のほぼ中間点にあり、ピスト
ンが上死点にあるときにそのピストンのピストン室の圧
力が降圧過程のほぼ中間点にあるようにすれば、ポンプ
管制力の発生を防止できる。 (3)吐出ポートからの配管系に脈動吸収器を設けて圧
力脈動から一次の周波数成分を取り除くと、アキシャル
ピストンポンプの騒音をさらに低減できる。 (4)脈動吸収器として閉管構造のものやヘルムホルツ
型のものを採用すると、小型で設置スペースが小さくて
済むにも関わらず、充分に騒音低減の効果を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】回転斜板式アキシャルピストンポンプの構造を
模式的に表した縦断面図である。
【図2】摺動面におけるピストン室の開口、吸入ポー
ト、吐出ポート等の配置関係を示す配置図であり、図2
(a)は摺動面におけるピストン室の開口の配置関係を示
し、図2(b)は摺動面における吸入ポートと吐出ポート
の配置関係を示している。
【図3】弁体の一部断面図であり、図3(a)はノッチや
コンジット周辺の弁体の一部断面図、図3(b)はバイパ
スポート周辺の弁体の一部断面図である。
【図4】摺動面における、吸入ポートと吐出ポートに対
するピストン室の開口の配置関係を示す図であり、図4
(a)はある開口が下死点より10度手前の位置にある状
態を示し、図4(b)は図4(a)の状態からシリンダブロッ
クの回転角が図中右回りに20度進んだ状態を示し、図
4(c)は図4(b)の状態からシリンダブロックの回転角が
図中右回りにさらに20度進んだ状態を示している。
【図5】ピストン室の圧力変動曲線を示した図である。
【図6】ピストン室の圧力変動曲線を示した図である。
【図7】摺動面における吸入ポート、吐出ポート等の配
置関係を示す図である。
【図8】摺動面における吸入ポート、吐出ポート等の配
置関係を示す図である。
【図9】吐出ポートの吐出圧力を測定した結果を示す図
であり、(a)は本願のアキシャルピストンポンプにおけ
る吐出圧力の圧力脈動波形を、(b)は従来のアキシャル
ピストンポンプにおける吐出圧力の圧力脈動波形を示
す。
【図10】本願発明に係るアキシャルピストンポンプの
さらにもう一つの実施形態を示す構成図である。
【図11】閉管構造の脈動吸収器の出力特性を示す特性
図である。
【図12】本願発明に係るアキシャルピストンポンプの
さらにもう一つの実施形態を示す構成図である。
【図13】ヘルムホルツ型の脈動吸収器の出力特性を示
す特性図である。
【図14】吐出ポートからの配管系に接続された脈動吸
収器の入出力圧力脈動波形を測定した結果を示す図であ
り、(a)は脈動吸収器の入力側の点における圧力脈動波
形を、(b)は脈動吸収器の出力側の点における圧力脈動
波形を示す。
【符号の説明】
1 弁体 2 シリンダブロック 4 斜板 5 ケーシング 6 回転軸 7 シュー 8 バルブカバー 10,20 脈動吸収器 21 絞り 22 室 30 配管系 A,A1,A2 アキシャルピストンポンプ C1〜C9 開口 e 切欠 F 摺動面 M1,M2 バイパスポート N1,N2 ノッチ L1,L2 コンジット O 中心軸 P ピストン S 吸入ポート T 吐出ポート U ポンプ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 憲英 兵庫県神戸市西区櫨谷町松本234番地 川 崎重工業株式会社西神戸工場内 (72)発明者 堺 隆二 兵庫県神戸市西区櫨谷町松本234番地 川 崎重工業株式会社西神戸工場内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のピストンと、これらのピストンが
    摺動する複数のピストン室が形成されたシリンダブロッ
    クと、吸入ポートと吐出ポートとが形成された弁体と、
    該シリンダブロックを収容するケーシングとを備え、 該シリンダブロックを該弁体に対して相対的に回転させ
    つつ、該ピストンを往復運動させることにより、該吸入
    ポートからピストン室に流体を吸い込んで該吐出ポート
    へ吐き出すアキシャルピストンポンプにおいて、 昇圧過程初期におけるピストン室の圧力変動曲線を滑ら
    かにするために該吐出ポートに接続されるように該弁体
    に形成された第1の口部と、降圧過程初期におけるピス
    トン室の圧力変動曲線を滑らかにするために該吸入ポー
    トまたは該ケーシング内に接続されるように該弁体に形
    成された第2の口部と、該弁体に形成され該吸入ポート
    または該ケーシング内と連通する第1のバイパスポート
    と、該弁体に形成され該吐出ポートと連通する第2のバ
    イパスポートとを備え、 該第1のバイパスポートの開口は、ピストン室の開口が
    該第1の口部と重なり始めた後、そのピストン室の圧力
    が該吐出ポートの圧力に達する前に、そのピストン室の
    開口と重なり始める所に位置し、 該第2のバイパスポートの開口は、ピストン室の開口が
    該第2の口部と重なり始めた後、そのピストン室の圧力
    が該吸入ポートの圧力に達する前に、そのピストン室の
    開口と重なり始める所に位置し、 あるピストン室の圧力が該吐出ポートの圧力にほぼ達し
    たときに、他のピストン室の開口が該第2の口部と重な
    り始め、 あるピストン室の圧力が該吸入ポートの圧力にほぼ達し
    たときに、他のピストン室の開口が該第1の口部と重な
    り始める、アキシャルピストンポンプ。
  2. 【請求項2】 斜板と、複数のピストンと、これらのピ
    ストンが摺動する複数のピストン室が形成されたシリン
    ダブロックと、吸入ポートと吐出ポートとが形成された
    弁体と、該シリンダブロックを収容するケーシングとを
    備え、 該シリンダブロックを該弁体に対して相対的に回転させ
    つつ、該斜板の傾斜に沿って該ピストンを往復運動させ
    ることにより、該吸入ポートからピストン室に流体を吸
    い込んで該吐出ポートへ吐き出すアキシャルピストンポ
    ンプにおいて、 昇圧過程初期におけるピストン室の圧力変動曲線を滑ら
    かにするために該吐出ポートに接続されるように該弁体
    に形成された第1の口部と、降圧過程初期におけるピス
    トン室の圧力変動曲線を滑らかにするために該吸入ポー
    トまたは該ケーシング内に接続されるように該弁体に形
    成された第2の口部と、該弁体に形成され該吸入ポート
    または該ケーシング内と連通する第1のバイパスポート
    と、該弁体に形成され該吐出ポートと連通する第2のバ
    イパスポートとを備え、 該第1のバイパスポートの開口は、ピストン室の開口が
    該第1の口部と重なり始めた後、そのピストン室の圧力
    が該吐出ポートの圧力に達する前に、そのピストン室の
    開口と重なり始める所に位置し、 該第2のバイパスポートの開口は、ピストン室の開口が
    該第2の口部と重なり始めた後、そのピストン室の圧力
    が該吸入ポートの圧力に達する前に、そのピストン室の
    開口と重なり始める所に位置し、 あるピストン室の圧力が該吐出ポートの圧力にほぼ達し
    たときに、他のピストン室の開口が該第2の口部と重な
    り始め、 あるピストン室の圧力が該吸入ポートの圧力にほぼ達し
    たときに、他のピストン室の開口が該第1の口部と重な
    り始める、アキシャルピストンポンプ。
  3. 【請求項3】 昇圧過程におけるピストン室の圧力変動
    曲線が、極小から極大までの正弦波曲線にほぼ等しく、 降圧過程におけるピストン室の圧力変動曲線が、極大か
    ら極小までの正弦波曲線にほぼ等しい、請求項1又は2
    記載のアキシャルピストンポンプ。
  4. 【請求項4】 複数のピストンと、これらのピストンが
    摺動する複数のピストン室が形成されたシリンダブロッ
    クと、吸入ポートと吐出ポートとが形成された弁体と、
    該シリンダブロックを収容するケーシングとを備え、 該シリンダブロックを該弁体に対して相対的に回転させ
    つつ、該ピストンを往復運動させることにより、該吸入
    ポートからピストン室に流体を吸い込んで該吐出ポート
    へ吐き出すアキシャルピストンポンプにおいて、 昇圧過程初期におけるピストン室の圧力変動曲線を滑ら
    かにするために該吐出ポートに接続されるように該弁体
    に形成された第1の口部と、降圧過程初期におけるピス
    トン室の圧力変動曲線を滑らかにするために該吸入ポー
    トまたは該ケーシング内に接続されるように該弁体に形
    成された第2の口部と、該弁体に形成され該吸入ポート
    または該ケーシング内と連通する第1のバイパスポート
    と、該弁体に形成され該吐出ポートと連通する第2のバ
    イパスポートとを備え、 該ピストン室の昇圧過程および降圧過程における圧力変
    動曲線が該複数のピストン室全体でほぼ正弦波曲線をな
    すように、該ピストン室の開口が、該第1の口部、該第
    1のバイパスポートの開口、該第2の口部および該第2
    のバイパスポートの開口と重なり合う、アキシャルピス
    トンポンプ。
  5. 【請求項5】 斜板と、複数のピストンと、これらのピ
    ストンが摺動する複数のピストン室が形成されたシリン
    ダブロックと、吸入ポートと吐出ポートとが形成された
    弁体と、該シリンダブロックを収容するケーシングとを
    備え、 該シリンダブロックを該弁体に対して相対的に回転させ
    つつ、該斜板の傾斜に沿って該ピストンを往復運動させ
    ることにより、該吸入ポートからピストン室に流体を吸
    い込んで該吐出ポートへ吐き出すアキシャルピストンポ
    ンプにおいて、 昇圧過程初期におけるピストン室の圧力変動曲線を滑ら
    かにするために該吐出ポートに接続されるように該弁体
    に形成された第1の口部と、降圧過程初期におけるピス
    トン室の圧力変動曲線を滑らかにするために該吸入ポー
    トまたは該ケーシング内に接続されるように該弁体に形
    成された第2の口部と、該弁体に形成され該吸入ポート
    または該ケーシング内と連通する第1のバイパスポート
    と、該弁体に形成され該吐出ポートと連通する第2のバ
    イパスポートとを備え、 該ピストン室の昇圧過程および降圧過程における圧力変
    動曲線が該複数のピストン室全体でほぼ正弦波曲線をな
    すように、該ピストン室の開口が、該第1の口部、該第
    1のバイパスポートの開口、該第2の口部および該第2
    のバイパスポートの開口と重なり合う、アキシャルピス
    トンポンプ。
  6. 【請求項6】 ピストンが下死点にあるときにそのピス
    トンを収容するピストン室の圧力が昇圧過程のほぼ中間
    点にあり、ピストンが上死点にあるときにそのピストン
    を収容するピストン室の圧力が降圧過程のほぼ中間点に
    ある、請求項1〜5のいずれか1項に記載のアキシャル
    ピストンポンプ。
  7. 【請求項7】 該吐出ポートからの配管系に脈動吸収器
    が設けられた、請求項1〜6のいずれか1項に記載のア
    キシャルピストンポンプ。
  8. 【請求項8】 定格回転数にピストン数を乗じた値と、
    該脈動吸収器が吸収対象とする周波数のうちの最低周波
    数とが略等しい、請求項7記載のアキシャルピストンポ
    ンプ。
  9. 【請求項9】 該脈動吸収器が該吐出ポートから分岐し
    た閉管である、請求項7又は8記載のアキシャルピスト
    ンポンプ。
  10. 【請求項10】 該脈動吸収器がヘルムホルツ型であ
    る、請求項7又は8記載のアキシャルピストンポンプ。
JP02774799A 1998-07-21 1999-02-04 アキシャルピストンポンプ Expired - Fee Related JP3154329B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02774799A JP3154329B2 (ja) 1998-07-21 1999-02-04 アキシャルピストンポンプ
US09/357,093 US6186748B1 (en) 1998-07-21 1999-07-19 Axial piston pump
KR1019990029079A KR100318870B1 (ko) 1998-07-21 1999-07-19 엑시얼 피스톤 펌프
DE69934173T DE69934173T2 (de) 1998-07-21 1999-07-20 Axialkolbenpumpe
EP99305743A EP0974753B1 (en) 1998-07-21 1999-07-20 Axial piston pump

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10-205421 1998-07-21
JP20542198 1998-07-21
JP02774799A JP3154329B2 (ja) 1998-07-21 1999-02-04 アキシャルピストンポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000097147A true JP2000097147A (ja) 2000-04-04
JP3154329B2 JP3154329B2 (ja) 2001-04-09

Family

ID=26365720

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02774799A Expired - Fee Related JP3154329B2 (ja) 1998-07-21 1999-02-04 アキシャルピストンポンプ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6186748B1 (ja)
EP (1) EP0974753B1 (ja)
JP (1) JP3154329B2 (ja)
KR (1) KR100318870B1 (ja)
DE (1) DE69934173T2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016000979A (ja) * 2014-06-12 2016-01-07 Kyb株式会社 ピストンポンプ及びピストンポンプのバルブプレート
JP2016518554A (ja) * 2013-05-22 2016-06-23 ハイダック ドライブ センター ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング アキシャルピストンポンプ
CN108644104A (zh) * 2018-05-17 2018-10-12 徐工集团工程机械有限公司 柱塞式流体机械的配流盘和柱塞式流体机械
WO2022065501A1 (ja) * 2020-09-28 2022-03-31 川崎重工業株式会社 液圧ポンプ

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010016078A (ko) * 2000-10-28 2001-03-05 정규옥 다단 배기시스템을 구비한 사축식 압축장치
DE10206957B4 (de) * 2002-02-19 2014-09-04 Linde Hydraulics Gmbh & Co. Kg Hydrostatische Verdrängereinheit mit einer Vorrichtung umfassend ein Speicherelement zur Verminderung von Pulsationen
AU2004258530A1 (en) * 2003-07-07 2005-01-27 Georgia Tech Research Corporation System and method for thermal management using distributed synthetic jet actuators
DE102004007933B3 (de) * 2004-02-18 2005-06-16 Sauer-Danfoss (Neumünster) GmbH & Co OHG Axialkolbenmaschine mit einer Vorsteuerungseinrichtung zur Dämpfung von Strömungspulsationen und Herstellungsverfahren
US7500424B2 (en) * 2004-04-07 2009-03-10 The United States Of America As Represented By The Administrator Of The U.S. Environmental Protection Agency Hydraulic machine having pressure equalization
US20060196638A1 (en) * 2004-07-07 2006-09-07 Georgia Tech Research Corporation System and method for thermal management using distributed synthetic jet actuators
JP4542473B2 (ja) * 2005-06-30 2010-09-15 株式会社カワサキプレシジョンマシナリ 弁板およびそれを備える液圧装置
US20070023169A1 (en) * 2005-07-29 2007-02-01 Innovative Fluidics, Inc. Synthetic jet ejector for augmentation of pumped liquid loop cooling and enhancement of pool and flow boiling
ITRE20050110A1 (it) * 2005-10-04 2007-04-05 Orles Ferretti Sistema di distribuzione per unita' idrostatica a pistoni
US8069910B2 (en) * 2005-10-12 2011-12-06 Nuventix, Inc. Acoustic resonator for synthetic jet generation for thermal management
US7932535B2 (en) * 2005-11-02 2011-04-26 Nuventix, Inc. Synthetic jet cooling system for LED module
US7607470B2 (en) * 2005-11-14 2009-10-27 Nuventix, Inc. Synthetic jet heat pipe thermal management system
US8030886B2 (en) 2005-12-21 2011-10-04 Nuventix, Inc. Thermal management of batteries using synthetic jets
KR100652249B1 (ko) * 2005-12-26 2006-12-01 주식회사 성지공조기술 냉각탑 제어시스템
US20080307956A1 (en) * 2007-06-18 2008-12-18 Sauer-Danfoss Inc. Web-less valve plate
KR101187598B1 (ko) 2010-07-20 2012-10-04 한국과학기술연구원 유압발생장치
US9695795B2 (en) * 2012-04-19 2017-07-04 Energy Recovery, Inc. Pressure exchange noise reduction
DE102014109066A1 (de) 2014-06-27 2015-12-31 Claas Industrietechnik Gmbh Getriebeanordnung
KR20160046992A (ko) * 2014-10-20 2016-05-02 현대중공업 주식회사 밸브플레이트 및 이를 포함하는 건설기계의 펌프
ITUB20155940A1 (it) * 2015-11-26 2017-05-26 Settima Meccanica S R L Soc A Socio Unico Pompa volumetrica a pistoni assiali perfezionata
CN105971855A (zh) * 2016-06-03 2016-09-28 江苏盈科汽车空调有限公司 一种倾斜式压缩机活塞缸
DE102017222354A1 (de) * 2017-12-11 2019-06-13 Robert Bosch Gmbh Hydrostatische Kolbenmaschine
US11236736B2 (en) * 2019-09-27 2022-02-01 Honeywell International Inc. Axial piston pump with port plate having balance feed aperture relief feature
DE102021203462A1 (de) 2021-04-08 2022-10-13 Dana Motion Systems Italia S.R.L. Trägersystem für eine Schluckvolumeneinstellplatte einer Axialkolbenmaschine

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1394415A (fr) * 1964-04-14 1965-04-02 Ford France Perfectionnement aux pompes et moteurs à plateau oscillant
DE1931833B1 (de) * 1969-06-23 1970-10-22 Brueninghaus Hydraulik Gmbh Steuerspiegel fuer eine Axial- oder Radialkolbenpumpe
US4075933A (en) * 1976-06-04 1978-02-28 Gresen Manufacturing Company Hydraulic pump or motor
US4065229A (en) * 1976-10-01 1977-12-27 General Motors Corporation Variable capacity radial-4 compressor
JPS5444208A (en) 1977-09-13 1979-04-07 Kawasaki Heavy Ind Ltd Fluid pump
US4373870A (en) * 1980-07-17 1983-02-15 General Motors Corporation Variable capacity positive displacement type compressor
US4757743A (en) * 1987-04-29 1988-07-19 Vickers, Incorporated Power transmission
DE3725361A1 (de) * 1987-07-30 1989-02-16 Brueninghaus Hydraulik Gmbh Axialkolbenmaschine in schraegscheiben- oder schraegachsenbauart mit schlitzsteuerung und druckausgleichskanaelen
DE4035748A1 (de) * 1989-11-09 1991-05-16 Vickers Systems Gmbh Axialkolbenpumpe fuer hohe drehzahlen
US5105723A (en) * 1990-04-06 1992-04-21 Zexel Corporation Swash plate type axial piston pump
JPH0440169U (ja) * 1990-08-01 1992-04-06
US5112198A (en) * 1991-02-08 1992-05-12 General Motors Corporation Refrigerant compressor having variable restriction pressure pulsation attenuator
US5368450A (en) * 1992-08-07 1994-11-29 Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho Swash plate type compressor
JPH06117368A (ja) * 1992-10-02 1994-04-26 Toyota Autom Loom Works Ltd 往復動型圧縮機
GB2274491B (en) * 1993-01-21 1996-09-04 Hamworthy Hydraulics Ltd Axial piston pump
JP3205453B2 (ja) * 1994-03-18 2001-09-04 サンデン株式会社 冷却用圧縮機
US5593285A (en) * 1995-01-13 1997-01-14 Caterpillar Inc. Hydraulic axial piston unit with multiple valve plates
JPH08210242A (ja) * 1995-02-01 1996-08-20 Hitachi Constr Mach Co Ltd アキシャルピストンポンプ・モータ
JP3524624B2 (ja) * 1995-03-08 2004-05-10 三菱重工業株式会社 斜板型のアキシャルピストンポンプ及び同モータ
JPH09151840A (ja) * 1995-12-04 1997-06-10 Hitachi Constr Mach Co Ltd アキシャルピストン型液圧ポンプ
JPH09280162A (ja) * 1996-04-11 1997-10-28 Kayaba Ind Co Ltd アキシャルピストン型ポンプ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016518554A (ja) * 2013-05-22 2016-06-23 ハイダック ドライブ センター ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング アキシャルピストンポンプ
JP2016000979A (ja) * 2014-06-12 2016-01-07 Kyb株式会社 ピストンポンプ及びピストンポンプのバルブプレート
CN108644104A (zh) * 2018-05-17 2018-10-12 徐工集团工程机械有限公司 柱塞式流体机械的配流盘和柱塞式流体机械
CN108644104B (zh) * 2018-05-17 2023-12-08 江苏徐工工程机械研究院有限公司 柱塞式流体机械的配流盘和柱塞式流体机械
WO2022065501A1 (ja) * 2020-09-28 2022-03-31 川崎重工業株式会社 液圧ポンプ

Also Published As

Publication number Publication date
DE69934173D1 (de) 2007-01-11
US6186748B1 (en) 2001-02-13
EP0974753A2 (en) 2000-01-26
KR100318870B1 (ko) 2001-12-29
EP0974753B1 (en) 2006-11-29
DE69934173T2 (de) 2007-10-18
JP3154329B2 (ja) 2001-04-09
KR20000016953A (ko) 2000-03-25
EP0974753A3 (en) 2000-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3154329B2 (ja) アキシャルピストンポンプ
JP3615145B2 (ja) 消音器
WO1994028305A1 (fr) Compresseur a piston
US4537567A (en) Rolling piston type compressor
JP4670529B2 (ja) 圧縮機
JP4328184B2 (ja) オイルポンプ
US5380267A (en) Noise-attenuating pneumatic compressor and medical apparatus incorporating same
JPH10184542A (ja) 密閉型圧縮機用消音器とこれを備えた密閉型圧縮機
JP2000265972A (ja) 燃料ポンプ
JPH0217187Y2 (ja)
JPH04269387A (ja) ベーンポンプ
JP7381975B2 (ja) 圧縮機及び空調装置
KR102346619B1 (ko) 건설 기계의 유압 장치의 회전 속도 측정 방법
JPH08334095A (ja) 密閉型回転圧縮機
JP4856907B2 (ja) オイルポンプ
JP3834558B2 (ja) 音響流体機械
US7130246B2 (en) Acoustic fluid machine
JP2005146998A (ja) オイルポンプ
FI79606B (fi) Anordning foer daempning av tryckpulsationer i ett hoegtrycks hydraulsystem.
JPH08200272A (ja) 回転圧縮機の消音装置
KR20110061200A (ko) 와이어밸브를 이용한 차량의 소음기 구조
JPH0663444B2 (ja) エンジンの潤滑装置
JP2000161216A (ja) 往復動圧縮機
JPH09105318A (ja) オイルポンプ
JPH1037884A (ja) ロータリ圧縮機の消音装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000808

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010116

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090202

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100202

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees