JP2000096773A - ねじ鉄筋用連結装置 - Google Patents

ねじ鉄筋用連結装置

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JP2000096773A
JP2000096773A JP10288849A JP28884998A JP2000096773A JP 2000096773 A JP2000096773 A JP 2000096773A JP 10288849 A JP10288849 A JP 10288849A JP 28884998 A JP28884998 A JP 28884998A JP 2000096773 A JP2000096773 A JP 2000096773A
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screw
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Toshihiro Iwasaki
利弘 岩崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ねじ鉄筋どうしのピッチが一致していなくて
も連結可能であり、しかも、衝撃等に強い連結装置を提
供する。 【解決手段】 連結装置J1は、1対の連結部材10を
備えている。連結部材10は、各ねじ鉄筋1に螺合され
るナット部11と、このナット部11の一端部に設けら
れたフランジ12とを有している。これら連結部材10
のフランジ12どうしがボルト13とナット14とによ
って連結されることによって、2本のねじ鉄筋1が連結
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2本のねじ鉄筋を
一直線をなして連結する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、2本のねじ鉄筋の連結には、筒
状をなす1個の長いカプラーナット(連結部材)と1対
のロックナットとが用いられる。このカプラーナットを
一方のねじ鉄筋に螺合させておき、ねじ鉄筋どうしを一
直線上に配置させた状態で、カプラーナットを回して他
方のねじ鉄筋にも約半分の長さだけ螺合させる。その後
で2本のねじ鉄筋に予め螺合されたロックナットをカプ
ラーナットの両端面に向けて締め付ける。しかし、上記
の連結方法をプレキャストコンクリート構造体の連結等
に適用しようとすると、この構造体のねじ鉄筋どうしの
ピッチを一致させることが困難であり、カプラーナット
を他方のねじ鉄筋に螺合させることができず、連結不能
になる。
【0003】ねじ鉄筋どうしのピッチが一致していなく
ても連結可能なものとして、例えば、特開昭58−20
4259号公報に開示された連結装置がある。上記公報
の連結装置は、互いに別々のねじ鉄筋に螺合される1対
の連結部材を備えている。一方の連結部材の外周面に
は、雄ねじが刻設されている。他方の連結部材には上記
一方の連結部材を嵌め込む円筒部が設けられ、この円筒
部の内周面に上記雄ねじに螺合する雌ねじが刻設されて
いる。これら雄ねじと雌ねじは、上記ねじ鉄筋どうしの
ピッチずれを吸収するためにねじ鉄筋のねじよりもピッ
チが小さく、比較的高精度に加工されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報に例
示された連結装置は、連結前の状態で、一方の連結部材
の雄ねじが外部に露出している。この雄ねじのねじ山は
小ピッチで高精度であるため、衝撃等によって損傷しや
すく、他方の連結部材の雌ねじと螺合不能になるおそれ
があった。本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、ねじ鉄筋どうしのピッ
チが一致していなくても連結可能であり、しかも、衝撃
等に強い連結装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に係る発明は、一直線上に配置された2本
のねじ鉄筋を連結する装置において、ナット部と、この
ナット部の一端部に設けられたフランジとを有する1対
の連結部材を備え、上記1対の連結部材のフランジが互
いに対向し、そのナット部が別々のねじ鉄筋に螺合され
た状態で、両方のフランジに形成されたボルト穴を貫通
するボルトとこのボルトに螺合するナットとによって両
フランジを連結することを特徴とする。
【0006】請求項2に係る発明は、請求項1におい
て、さらに、上記両方のフランジの間に配置された環状
をなす閉塞部材を備え、この閉塞部材によって両フラン
ジ間の隙間が閉塞され、この閉塞空間にグラウト材が充
填されることを特徴とする。ここで、上記閉塞部材は弾
性材によってなり、この閉塞部材を上記両方のフランジ
の対向面間に挟みつけることが望ましい。または、上記
閉塞部材が円筒形をなし、上記両方のフランジに架け渡
されその外周面に全周にわたって接触していてもよい。
【0007】請求項5に係る発明は、請求項2〜4にお
いて、上記ねじ鉄筋の外周とそれに螺合された上記ナッ
ト部の内周との隙間が、上記閉塞空間に連通しており、
上記1対の連結部材のナット部周壁、一方のフランジ、
又は上記閉塞部材の何れかにグラウト材の注入孔が形成
され、この注入孔から注入されたグラウト材が、上記閉
塞空間に充填されるとともに、上記ねじ鉄筋とナット部
との隙間にも充填されていることを特徴とする。
【0008】請求項6に係る発明は、請求項1におい
て、上記ボルト穴が、フランジの周方向に沿って円弧状
に延びる長穴になっており、1対の連結部材のフランジ
どうしが接していることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を、図1および図2を参照して説明する。図1に示すよ
うに、連結装置J1は2本のねじ鉄筋1を連結するため
に用いられる。ねじ鉄筋1の外周部には、雄ねじ1aが
形成されている。ねじ鉄筋1は、それぞれ異なるプレキ
ャストコンクリート構造体に組み込まれている。
【0010】連結装置J1は、1対の連結部材10と、
これら連結部材10どうしを連結するためのボルト13
及びナット14と、連結部材10間に挟まれた閉塞部材
20とを備えている。連結部材10は、両端開口の筒形
状をなすナット部11と、このナット部11の一端部に
設けられた円環形状をなすフランジ12とを有してい
る。ナット部11の内周面には、上記ねじ鉄筋1の雄ね
じ1aに螺合する雌ねじ11aが刻設されている。ナッ
ト部11の周壁には、長手方向の略中央において、外周
面から内周面へ貫通するグラウト注入孔11bが形成さ
れている。
【0011】フランジ12には、これを厚さ方向に貫く
ボルト穴12aが形成されている。ボルト穴12aは、
フランジ12の周方向に等間隔に、例えば90度の間隔
を置いて4つ設けられている。なお、これらボルト穴1
2aは、普通の丸穴形状をなしている。
【0012】閉塞部材20は、ゴムやスポンジ等の収縮
性に富む弾性材によってリング状に形成されている。こ
の閉塞部材20の厚さ方向に収縮可能な大きさは、ねじ
鉄筋1の雄ねじ1aのピッチの4分の1よりも大きい。
すなわち、(雄ねじ1aのピッチ)÷(ボルト穴12a
の個数)よりも大きい。また、閉塞部材20の外径は、
フランジ12の外径とほぼ等しく、内径は、4つのボル
ト穴12aを包絡する外接円の径よりも若干大きい。
【0013】上記連結装置J1による2本のねじ鉄筋1
の連結方法を説明する。図2に示すように、予め1対の
連結部材10を互いに別々のねじ鉄筋1に螺合させてお
く。この際、フランジ12がねじ鉄筋1の端部側に向く
ようにして、フランジ12をねじ鉄筋1の端部よりもや
や後退させておく。
【0014】そして、2本のねじ鉄筋1が一直線をな
し、しかも、それらの端部どうしが互いに近付くよう
に、2つのプレキャストコンクリート構造体を設置す
る。これによって、両方のフランジ12が互いに対向す
ることになる。これらのフランジ12間に閉塞部材20
を配置する。
【0015】次に、1対の連結部材10を、それぞれ他
方の連結部材10に向かって前進させていく。すると、
両方のフランジ12の対向面がそれぞれ閉塞部材20に
当接する。これによって、両フランジ12間の隙間に閉
塞部材20による閉塞空間21(図1)が形成される。
さらに、両方又は片方の連結部材10を前進方向へ回転
させ、ボルト穴12aが最初に一致したところで連結部
材10の回転操作を停止する。この追加して回転させる
角度は、最大でボルト穴12aの配置間隔つまり90度
である。これにより、閉塞部材20は、圧縮状態でフラ
ンジ21間に挟持される。
【0016】このようにして互いに一致したボルト穴1
2aにボルト13を貫通させ、そのボルト13の先端部
にナット14を螺合して締め付ける。これによって、両
フランジ12が連結され、2本のねじ鉄筋1が連結され
る。
【0017】その後、両方の連結部材10のナット部1
1のグラウト注入孔11bからグラウト材を注入する。
このグラウト材は、ナット部11の内周とねじ鉄筋1の
外周との隙間22に充填されるとともに、この隙間22
に連通している閉塞空間21にも充填されることにな
る。
【0018】上記連結装置J1の作用について説明す
る。連結装置J1は、両フランジ12のボルト穴12a
どうしを一致させるようにすれば連結可能であり、ねじ
鉄筋1どうしのピッチを一致させる必要はない。したが
って、連結操作が簡単である。また、連結部材10には
外部に露出するねじが無い。したがって、衝撃等によっ
てねじが損傷を来すおそれがなく、取り扱いが容易であ
る。
【0019】さらに、ボルト13とナット14とがトル
クをかけて締め付けられるので、1対の連結部材10が
互いに引き付けられ、そのナット部11のねじ山と、ね
じ鉄筋1のねじ山とが強く当たり、2本のねじ鉄筋1が
連結装置J1により互いに近づく方向に引っ張られた状
態になる。その結果、2本のねじ鉄筋1は、ナット部1
1に対して引っ張り方向のガタが無い状態で連結される
ので、プレキャストコンクリート構造体の連結部に付与
される引張応力を確実に担うことができる。
【0020】また、グラウト材を両フランジ12間に充
填するので、1対の連結部材10が互いに接近する方向
へ動くのを阻止することができる。また、ナット部11
とねじ鉄筋1との隙間22に充填されたグラウト材によ
って、ねじ鉄筋1が互いに近づく方向にガタの分、動く
のを阻止することができる。その結果、2本のねじ鉄筋
1の連結強度を維持することができる。
【0021】以下、本発明の他の実施の形態を、図3〜
図6を参照して説明する。なお、上記第1の実施の形態
と同一の構成に関しては、同一符号を付して、説明を簡
略化する。図3に示す第2の実施の形態に係る連結装置
J2では、連結部材10のナット部11におけるフラン
ジ12側の端部に底部11cが形成されており、この底
部11cによってねじ鉄筋1の貫通が阻止されている。
底部11cの中央には、連通孔11dが形成されてお
り、この連通孔11dによってナット部11とねじ鉄筋
1との隙間22と、閉塞空間21とが互いに連通されて
いる。
【0022】閉塞部材20Aは、円筒形状をなす鋼管で
できており、その内径は、上記フランジ12の外径とほ
ぼ等しく、その長さは、ねじ鉄筋1の雄ねじ1aのピッ
チの4分の1よりも十分に大きい。この閉塞部材20A
が両方のフランジ12間に架け渡され、その内周面が両
方のフランジ12の外周面にそれぞれ全周にわたって接
触することによって、両フランジ12間の隙間に閉塞空
間21が形成されている。
【0023】また、閉塞部材20Aにグラウト注入孔2
0aが設けられており、連結部材10にはグラウト注入
孔が設けられていない。したがって、グラウト材は、グ
ラウト注入孔20aから閉塞空間21に直接注入され
る。そして、連通孔11dを経てナット部11とねじ鉄
筋1との隙間22にも充填されていく。
【0024】図4に示す第3の実施の形態では、連結部
材10のナット部11が六角柱形状をなしている。ボル
ト穴12aは、このナット部11の六角形の辺に対向す
る箇所に配置されている。これによって、フランジ12
を小径にすることができ、それだけコンクリートのかぶ
り厚を大きくすることができる。なお、図4に想像線で
示すように、フランジ12にグラウト注入孔12xを設
けてもよい。
【0025】図5及び図6は、第4の実施の形態に係る
連結装置J4を示したものである。この連結装置J4
は、閉塞部材を有していない。フランジ12のボルト穴
12a’は、フランジ12の周方向に沿って円弧状に延
びる長穴になっている(図6)。このボルト穴12a’
の周方向長さL1は、ボルト穴12a’どうしの間隔L
2と、ボルト13のねじ部の直径Dの2倍との和以上の
大きさになっている。すなわち、 L1≧L2+2D の関係が成立している。したがって、両フランジ12を
向かい合わせると、それらのボルト穴12a’どうし
が、必ずボルト13のねじ部の直径D以上の重なり部分
を有することになる。
【0026】この連結装置J4で2本のねじ鉄筋1を連
結する際は、それぞれ別々のねじ鉄筋1に螺合させた連
結部材10を互いに他方の連結部材10へ向けて前進さ
せる。そして、両方の連結部材10を互いに接近する方
向に押して、ナット部11のねじ山がねじ鉄筋1のねじ
山に当たるようにした状態で、両方のフランジ12が微
小な間隔(例えば、0.数ミリ)を置いて対向するよう
にさせる。次に、それらのボルト穴12a’どうしの重
なり部分にボルト13を挿通し、その先端部にナット1
4を螺合して、両フランジ12どうしが密着するまで締
め付ける。これによって、2本のねじ鉄筋1がナット部
11に対して引っ張り方向のガタが無い状態で連結さ
れ、プレキャストコンクリート構造体の連結部に付与さ
れる引張応力を確実に担うことになる。また、フランジ
12どうしが接しているので、1対の連結部材10どう
しが互いに接近する方向へ動くことはない。その後、ナ
ット部11に形成されたグラウト注入孔11bからグラ
ウト材を注入することによって、2本のねじ鉄筋1が互
いに近づく方向へのねじ鉄筋1と連結部材10との間の
ガタを無くし、2本のねじ鉄筋1の連結強度を維持す
る。
【0027】本発明は、上記実施の形態に制約されるも
のでなく、種々の形態を採用することができる。例え
ば、グラウト注入に代えて、またはこれに加えて、1対
のロックナットを2本のねじ鉄筋1にそれぞれ螺合して
おき、このロックナットによって連結装置J1,J2,
J4を両側から締め付けることにしてもよい。第1の実
施の形態において、閉塞部材20は、一方のフランジ1
2に予め接着させておいてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明では、2本のねじ鉄筋にそれぞれ螺合された1対の連
結部材をボルトで連結するものであるので、ねじ鉄筋ど
うしのピッチを一致させる必要はなく、しかも、衝撃等
によって連結部材が連結不能になるおそれがない。ま
た、ナットを締め付けると、2本のねじ鉄筋が連結部材
に対して引っ張り方向のガタが無い状態で連結されるこ
とになり、引張応力を確実に担うことができる。
【0029】請求項2に係る発明では、閉塞部材によっ
て両フランジ間の隙間にグラウト材を確実に充填させる
ことができ、このグラウト材によって1対の連結部材が
互いに接近する方向へ動くのを阻止することができる。
請求項3に係る発明では、弾性を有する閉塞部材を両フ
ランジの対向面間に配置したので、両フランジどうしの
ボルト穴を一致させるために両フランジ間の間隔が変化
したとしても、両フランジ間の隙間を確実に閉塞するこ
とができる。請求項4に係る発明では、閉塞部材が両フ
ランジの外周面に接触するように架け渡されるので、両
フランジどうしのボルト穴を一致させるために両フラン
ジ間の間隔が変化したとしても、両フランジ間の隙間を
確実に閉塞することができる。
【0030】請求項5に係る発明では、ナット部とねじ
鉄筋との隙間が閉塞空間に連通しているので、グラウト
材を連結部材や閉塞部材に形成された何れか1つの注入
孔から注入するだけで上記ナット部とねじ鉄筋との隙間
にも、閉塞空間にも充填させることができる。
【0031】請求項6に係る発明では、ボルト穴がフラ
ンジの周方向に延びる長穴になっているので、ねじ鉄筋
のピッチずれに拘わらず、両フランジを突き合わせた状
態で1対の連結部材を連結することができる。その結
果、フランジ間にグラウト材が無くても連結部材どうし
が互いに接近する方向に動くことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を、2本のねじ鉄筋
が連結された状態で示す断面図である。
【図2】上記第1の実施の形態を、ねじ鉄筋連結前の状
態で示す断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係る連結部材を、
フランジの反対側から見た図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態を示す側面図であ
る。
【図6】図5の連結部材を、フランジの反対側から見た
図である。
【符号の説明】
J1,J2,J4 連結装置 1 ねじ鉄筋 10 連結部材 11 ナット部 11b,12x,20a グラウト注入孔 12 フランジ 12a,12a’ ボルト穴 13 ボルト 14 ナット 20,20A 閉塞部材 21 閉塞空間 22 隙間

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一直線上に配置された2本のねじ鉄筋を
    連結する装置において、ナット部と、このナット部の一
    端部に設けられたフランジとを有する1対の連結部材を
    備え、上記1対の連結部材のフランジが互いに対向し、
    そのナット部が別々のねじ鉄筋に螺合された状態で、両
    方のフランジに形成されたボルト穴を貫通するボルトと
    このボルトに螺合するナットとによって両フランジを連
    結することを特徴とするねじ鉄筋用連結装置。
  2. 【請求項2】 さらに、上記両方のフランジの間に配置
    された環状をなす閉塞部材を備え、この閉塞部材によっ
    て両フランジ間の隙間が閉塞され、この閉塞空間にグラ
    ウト材が充填されることを特徴とする請求項1に記載の
    ねじ鉄筋用連結装置。
  3. 【請求項3】 上記閉塞部材が弾性材によってなり、こ
    の閉塞部材を上記両方のフランジの対向面間に挟みつけ
    ることを特徴とする請求項2に記載のねじ鉄筋用連結装
    置。
  4. 【請求項4】 上記閉塞部材が、円筒形をなし、上記両
    方のフランジに架け渡されその外周面に全周にわたって
    接触していることを特徴とする請求項2に記載のねじ鉄
    筋用連結装置。
  5. 【請求項5】 上記ねじ鉄筋の外周とそれに螺合された
    上記ナット部の内周との隙間が、上記閉塞空間に連通し
    ており、上記1対の連結部材のナット部周壁、一方のフ
    ランジ、又は上記閉塞部材の何れかにグラウト材の注入
    孔が形成され、この注入孔から注入されたグラウト材
    が、上記閉塞空間に充填されるとともに、上記ねじ鉄筋
    とナット部との隙間にも充填されていることを特徴とす
    る請求項2〜4の何れかに記載のねじ鉄筋用連結装置。
  6. 【請求項6】 上記ボルト穴が、フランジの周方向に沿
    って円弧状に延びる長穴になっており、1対の連結部材
    のフランジどうしが接していることを特徴とする請求項
    1に記載のねじ鉄筋用連結装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009293373A (ja) * 2009-09-18 2009-12-17 Ohbayashi Corp 鉄骨露出型柱脚部の施工方法、及び、鉄骨露出型柱脚構造
JP2015059314A (ja) * 2013-09-17 2015-03-30 鹿島建設株式会社 ねじ節鉄筋の連結構造
JP2019112780A (ja) * 2017-12-21 2019-07-11 東京鐵鋼株式会社 鉄筋用継手

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