JP2000096144A - 鋼管の製造方法 - Google Patents
鋼管の製造方法Info
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Abstract
性に優れる鋼管が容易に製造できる鋼管の製造方法を提
供する。 【解決手段】 C:0.005 〜0.70%、Si:0.01〜3.0
%、Mn:0.01〜4.0 %、Al:0.001 〜0.10%を含有する
鋼管を、Ac3変態点〜400 ℃に加熱または均熱した後、
Ac3変態点〜400 ℃で累積縮径率20%以上の絞り圧延を
行い、引き続き、冷却速度1.5 ℃/s未満で冷却する。
Description
関し、特に、鋼管に優れた機械的性質と良好な真直形状
を付与できる鋼管の製造方法に関する。
Si等の合金元素の添加や、さらに、制御圧延、制御冷
却、焼入れ焼戻し等の熱処理あるいは、Nb、V等の析出
硬化型元素の添加などが利用されている。しかし、鋼材
には、強度のみでなく延性・靱性が高いことが必要で、
以前から、強度と延性・靱性がバランスよく向上した鋼
材が要望されている。
に向上させうる数少ない手段として重要である。結晶粒
を微細化する方法としては、オーステナイト粒の粗大化
を防止して、微細オーステナイトからオーステナイト−
フェライト変態を利用しフェライト粒を微細化する方
法、加工によりオーステナイト粒を微細化しフェライト
粒を微細化する方法、あるいは焼入れ焼戻し処理による
マルテンサイト、下部べイナイトを利用する方法などが
ある。
工とそれに続くオーステナイト−フェライト変態により
フェライト粒を微細化する制御圧延が、鋼材製造に広く
利用されている。また、微量のNbを添加しオーステナイ
ト粒の再結晶を抑制してフェライト粒を一層微細化する
ことも行われている。オーステナイトの未再結晶温度域
で加工を施すことにより、オーステナイト粒が伸長して
粒内に変形帯が生成し、この変形帯からフェライト粒が
生成して、フェライト粒が一層微細化される。さらにフ
ェライト粒を微細化するために、加工の途中あるいは加
工後に冷却を行う工程、すなわち制御冷却も利用される
ようになっている。
た方法では、フェライト粒径で4〜5μm 程度までの微
細化が限度であり、また、鋼管の製造に適用するには工
程が複雑すぎる。このようなことから、鋼管の靱性・延
性の向上のために、簡素な工程でフェライト結晶粒径の
さらなる微細化が要望されていた。
重ね、特定の化学組成を有する鋼管素材を温間絞り圧延
することにより、粒径3μm 以下の微細組織を有し延性
−強度バランスに優れる製品管が得られるという知見を
得た。しかし、温間絞り圧延を行うと、圧延終了から常
温まで冷却される間に、上下面あるいは左右面の冷却む
らにより、製品管に曲がりや反りが発生しやすく真直性
が悪いという問題が生じた。
の従来方法としては、製品管を矯正機にかけて真っ直ぐ
に矯正する、圧延後の管を上下左右から強制冷却して温
度ムラをなくす、冷却床での管並べピッチを拡大する、
などがある。しかし、矯正による方法は、製品管が加工
硬化する問題や、生産性が悪くなる問題があり、強制冷
却による方法は、冷却ノズルのメンテナンス負荷が大き
いという問題があり、冷却床での管並べピッチを拡大す
る方法は、生産性の悪化もしくは冷却床の要拡張といっ
た問題がある。
決し、延性−強度のバランスに優れ、しかも真直性に優
れる鋼管が容易に製造できる鋼管の製造方法を提供する
ことを目的とする。
C:0.005 〜0.70%、Si:0.01〜3.0 %、Mn:0.01〜4.
0 %、Al:0.001 〜0.10%を含有し、あるいはさらに、
Cu:1%以下、Ni:2%以下、Cr:2%以下、Mo:1%
以下のうちから選ばれた1種又は2種以上、および/ま
たは、Nb:0.1 %以下、V:0.3 %以下、Ti:0.2 %以
下、B:0.004 %以下のうちから選ばれた1種又は2種
以上、および/または、REM :0.02%以下、Ca:0.01%
以下のうちから選ばれた1種又は2種を含有し、残部Fe
及び不可避的不純物からなる化学組成を有する鋼管を、
Ac3変態点〜400 ℃に加熱または均熱した後、Ac3変態
点〜400 ℃で累積縮径率20%以上の絞り圧延を行い、引
き続き、冷却速度1.5 ℃/s未満で冷却することを特徴と
する鋼管の製造方法である。
下単に「組成」ともいう)になる鋼管を圧延素材(素
管)として用いるが、この素管を製造する手段(造管
法)は特に限定されない。冷間または熱間での高周波電
流を利用した電気抵抗溶接法(素管名称:電縫管、熱間
の場合は熱間電縫管)、オープン管両エッジ部を固相圧
接温度域に加熱し圧接接合する固相圧接法(素管名称:
固相圧接管)、鍛接法(素管名称:鍛接管)、およびマ
ンネスマン式穿孔圧延法(素管名称:継目無管)のいず
れも好適に使用できる。
の強度を増加させる元素であり、また、硬質な第2相と
して析出したセメンタイト、パーライト、べイナイト、
マルテンサイトが高強度化と延性(一様伸び)向上に寄
与する。所望の強度を確保し、第2相として析出したセ
メンタイト等による延性向上の効果を得るためには、C
は0.005 %以上、より好ましくは0.04%以上の含有を必
要とするが、0.70%を超えて含有すると延性が劣化す
る。このため、Cは0.005 〜0.70%の範囲に限定した。
鋼の強度を増加させる。この効果は、0.01%以上、好ま
しくは0.1 %以上、の含有で認められるが、3.0 %を超
える含有は延性を劣化させる。このことから、Siは0.01
〜3.0 %の範囲に限定した。なお、好ましくは、強度延
性バランスの点から0.10〜1.5 %の範囲である。
のセメンタイトの微細析出、あるいはマルテンサイト、
べイナイトの析出を促進させる。このような効果は0.01
%以上の含有で認められるが、4.0 %を超える含有は延
性を劣化させる。このため、Mnは0.01〜4.0 %の範囲に
限定した。なお、強度−伸びバランスの観点から、Mnは
0.2 〜1.3 %の範囲が好ましく、より好ましくは0.6 〜
1.3 %の範囲である。
細化のためには、少なくとも0.001 %以上の含有を必要
とするが、0.10%を超えると酸化物系介在物量が増加し
清浄度が劣化する。このため、Alは0.001 〜0.10%の範
囲に限定した。なお、好ましくは0.015 〜0.06%であ
る。
金元素群を単独あるいは複合して添加してもよい。 Cu:1%以下、Ni:2%以下、Cr:2%以下、Mo:1%
以下のうちから選ばれる1種又は2種以上 Cu、Ni、Cr、Moはいずれも強度を増加させる元素であ
り、必要に応じ1種または2種以上を添加できる。これ
ら元素は、変態点を低下させ、フェライト粒あるいは第
2相を微細化する効果を有している。しかし、Cuは多量
添加すると熱間加工性が劣化するため、1%を上限とし
た。Niは強度増加とともに靱性をも改善するが2%を超
えて添加しても効果が飽和しコスト高になるため、2%
を上限とした。Cr、Moは多量添加すると溶接性、延性が
劣化するうえコスト高となるため、それぞれ2%、1%
を上限とした。なお、好ましくはCu:0.1 〜0.6 %、N
i:0.1 〜1.0 %、Cr:0.1 〜1.5 %、Mo:0.05〜0.5
%である。
2 %以下、B:0.004 %以下のうちから選ばれる1種ま
たは2種以上 Nb、V、Ti、Bは、炭化物、窒化物または炭窒化物とし
て析出し、結晶粒の微細化と高強度化に寄与する元素で
あり、特に高温に加熱される接合部を有する鋼管では、
接合時の加熱過程での粒の微細化や、冷却過程でフェラ
イトの析出核として作用し、接合部の硬化を防止する効
果もあり、必要に応じ1種または2種以上添加できる。
しかし、多量添加すると、溶接性、靱性とも劣化するた
め、Nbは0.1 %、Vは0.3 %、Tiは0.2 %、Bは0.004
%をそれぞれ上限とした。なお、好ましくはNb:0.005
〜0.05%、V:0.05〜0.1 %、Ti:0.005 〜0.10%、
B:0.0005〜0.002 %である。
から選ばれる1種または2種 REM 、Caは、いずれも介在物の形状を調整し加工性を向
上させる作用を有しており、さらに、硫化物、酸化物ま
たは硫酸化物として析出し、接合部を有する鋼管での接
合部の硬化を防止する作用をも有し、必要に応じ1種以
上添加できる。REM が0.02%を超え、あるいは、Caが0.
01%を超えると介在物が多くなりすぎ清浄度が低下し、
延性が劣化する。なお、REM が0.004 %未満、Caが0.00
1 %未満ではこの作用による効果が少ないため、REM :
0.004 %以上、Ca:0.001 %以上とするのが好ましい。
Feおよび不可避的不純物からなる。不可避的不純物とし
ては、N:0.010 %以下、O:0.006 %以下、P:0.02
5%以下、S:0.020 %以下が許容される。 N:0.010 %以下 Nは、Alと結合して結晶粒を微細化するに必要な量、0.
010 %までは許容できるが、それ以上の含有は延性を劣
化させるため、0.010 %以下に低減するのが好ましい。
なお、より好ましくは、Nは0.002 〜0.006 %である。
け低減するのが好ましいが、0.006 %までは許容でき
る。 P:0.025 %以下 Pは、粒界に偏析し、靱性を劣化させるため、できるだ
け低減するのが好ましいが、0.025 %までは許容でき
る。
だけ低減するのが好ましいが、0.020 %までは許容でき
る。次に、本発明の絞り圧延工程について説明する。絞
り圧延は、3ロール式の絞り圧延機(レデューサ)によ
り行うのが好ましいが、3ロール式に限定されるもので
はない。レデューサは複数のスタンドをタンデムに配置
した連続圧延可能なものがよい。スタンド数は被圧延管
のレデューサ入側および出側での目標寸法により適宜定
められる。
管)を、Ac3変態点〜400 ℃に加熱または均熱した後、
Ac3変態点〜400 ℃で累積縮径率20%以上の絞り圧延を
行い、引き続き、冷却速度1.5 ℃/s未満で冷却する。加
熱または均熱温度(以下、加熱温度と総称する)がAc3
変態点を超えると、表面性状が劣化するとともに、結晶
粒が粗大化する。このため素管の加熱温度ははAc3変態
点以下、好ましくは(Ac1+50℃)以下、より好ましく
は750 ℃以下とするのがよい。加熱温度が400 ℃未満で
は、好適な圧延温度を確保することが困難になるため、
加熱温度は400 ℃以上とするのが好ましい。
3ロール式絞り圧延機を用いて行うのが好ましいがこれ
に限定されるものではない。絞り圧延機は、複数のスタ
ンドをタンデムに配置した連続圧延可能なものが好まし
い。スタンド数は素管および製品管の寸法により適宜決
定できる。絞り圧延の圧延温度は、フェライト回復・再
結晶温度域のAc3〜400 ℃、好ましくは(Ac1+50℃)
〜400 ℃、より好ましくは750 〜400 ℃の範囲とする。
後のフェライト粒の成長が著しくなり、強度低下のわり
には延性が向上しない。このため、圧延温度はAc3変態
点以下、好ましくは(Ac1+50℃)以下、さらに好まし
くは750 ℃以下とする。一方、圧延温度が400 ℃未満で
は青熱脆性により脆化し圧延中に材料が破断するおそれ
がある。さらに圧延温度が400 ℃未満では材料の変形抵
抗が増大し圧延が困難となるほか、再結晶が不十分とな
り加工歪が残存しやすくなる。このため、絞り圧延の圧
延温度は、Ac3〜400 ℃、好ましくは(Ac1+50℃)〜
400 ℃、さらに好ましくは750 ℃〜400 ℃の範囲に限定
した。なかでも好ましいのは700 〜600℃の範囲であ
る。
する。累積縮径率(={(素管外径−製品管外径)/
(素管外径)}×100 %)が20%未満では、回復・再結
晶による結晶粒の微細化が不十分であり、延性に富む鋼
管とならない。また、圧延速度も遅く生産性が悪い。こ
のため累積縮径率は20%以上とする必要がある。なお、
累積縮径率が60%以上では、加工硬化による強度増加に
加えて組織の微細化が顕著となり、上記した組成範囲の
合金添加量が低い低成分系の鋼管でも強度と延性のバラ
ンスに優れ、強度、延性ともに優れた鋼管が得られる。
このことから、累積縮径率は60%以上とするのがより好
ましい。
率が6%以上の圧延パスを少なくとも1パス以上含む圧
延とするのが好ましい。これが6%未満では、回復・再
結晶による結晶粒の微細化が不十分である。また、6%
以上では、加工発熱による温度上昇が認められ圧延温度
の低下を防止できる。なお、結晶粒のさらなる微細化の
ためには1パス当たりの縮径率は8%以上が殊更好まし
い。
(c) に示す管の温度履歴における圧延後の冷却速度αを
1.5 ℃/s未満とするように、冷却することにより、反り
や曲がりの発生を抑制でき、真直性に優れた鋼管を得る
ことができる。冷却速度αが大きすぎると反りや曲がり
が大きくなる傾向があるが、αを1.5 ℃/s未満とするよ
うに冷却することにより、反り・曲がりを安定して1.0m
m/m 以下に抑制することができる。なお、260 ℃より低
温まで冷却しても反り・曲がり抑制効果が飽和するから
前記冷却は260 ℃以上の温度域で中止するのが好まし
い。また、冷却速度αが0.5 ℃/s未満では反り・曲がり
抑制効果が飽和し時間を空費するだけであるから、αは
0.5 ℃/s以上1.5 ℃/s未満とするのが望ましい。
後、直管2に切断して冷却床で移送する場合には冷却床
を徐冷ボックス7で覆う(図1(a) )のが好適であり、
また、コイル3に巻き取る場合には、コイル3を徐冷ボ
ックス8で覆う(図1(b) )のが好適である。これは、
既存の設備に簡単な改造を加えるだけで実施可能であ
る。なお、図1において、4は加熱・均熱炉、5はレデ
ューサ(絞り圧延機)、6は切断機である。
〜E鋼を表2の素管(φ62.0mm×T5.0 mm(φ:外径,
T:肉厚、以下同じ))に加工(造管)し、これら素管
を、705 ℃に加熱後、16スタンド・タンデム配置の3ロ
ール式レデューサにより圧延開始温度675 〜600 ℃、圧
延速度(最終スタンド出側)400m/minの条件下で絞り圧
延して、φ25.4mm×T4.5mm の製品管とし、圧延後は図
1(b) のように徐冷ボックス内でコイルに巻き取り、表
2に示す冷却条件にて冷却した。なお、表2の素管欄に
「固相」と記した固相圧接管は、熱延鋼帯を予熱炉で60
0 ℃に予熱後、複数の成形ロールで連続的に管状に成形
し、その継目部を誘導加熱により1000℃に予熱後未溶融
温度域の1450℃まで加熱し、スクイズロールによりアプ
セットして造管した。「ERW」と記した電縫管は、熱
延鋼帯を複数の成形ロールで連続的に管状に成形しその
継目部を誘導加熱により溶融温度域に加熱後スクイズロ
ールによりアプセットする常法により造管した。
性、結晶粒径、管の曲がりを調査した結果を表2に示
す。なお、引張試験にはJIS 11号試験片を用い、伸びの
値は、試験片サイズ効果を考慮して、換算式El=El0(√
(a0/a))0.4(ここに、El0 :実測伸び,a0:定数292m
m2,a :試験片断面積(mm2) )による換算値で評価し
た。結晶粒径は、鋼管長手方向に直角な断面をナイター
ル液で腐食し、光学顕微鏡または電子顕微鏡で組織観察
し、200 個以上の粒の円相当径を求め、その平均値を用
いた。なお、フェライト以外の組織の粒径に関し、パー
ライトの場合はパーライトコロニー境界、べイナイト、
マルテンサイトの場合はパケット境界を粒界として粒径
を測定した。
以下で強度−延性バランスに優れるが、徐冷により圧延
後の冷却速度αを1.5 ℃/s未満とした本発明例では管の
曲がりが1.0mm/m 以下と小さく真直性に優れるのに対
し、αを1.5 ℃/s以上とした比較例では曲がりが1.5mm/
m 以上と大きい。 (実施例2)表1に組成を示す鋼のうちF鋼〜J鋼につ
いて、連続鋳造製ビレットを加熱しマンネスマンマンド
レルミルにて穿孔圧延することにより表3に「SML」
と記した継目無素管(φ71.5mm×T11.0mm×長さ15m)
に造管し、穿孔圧延後560 ℃まで冷却した後、680 ℃に
加熱し、18スタンド・タンデム配置の3ロール式レデュ
ーサにより圧延開始温度645 〜600 ℃、圧延速度(最終
スタンド出側)500m/minの条件下で絞り圧延して、φ3
3.0mm×T10.0mmの製品管とし、圧延後は図1(a) のよ
うに所定長さの直管に切断後徐冷ボックス内でウォーキ
ングビームにて搬送する際に、表3に示す冷却条件にて
冷却した。
1と同様に引張特性、結晶粒径、管の曲がりを調査した
結果を表3に示す。表3より、いずれの製品も結晶粒径
3μm 以下で強度−延性バランスに優れるが、徐冷によ
り圧延後の冷却速度αを1.5 ℃/s未満とした本発明例で
は管の曲がりが1.0mm/m 以下と小さく真直性に優れるの
に対し、αを1.5 ℃/s以上とした比較例では曲がりが1.
5mm/m 以上と大きい。
m以下で強度−延性バランスに優れ、しかも真直性の良
好な鋼管を容易に製造できるようになるという優れた効
果を奏する。
Claims (1)
- 【請求項1】 重量%で、 C:0.005 〜0.70%、Si:0.01〜3.0 %、Mn:0.01〜4.
0 %、Al:0.001 〜0.10%を含有する鋼管を、Ac3変態
点〜400 ℃に加熱または均熱した後、Ac3変態点〜400
℃で累積縮径率20%以上の絞り圧延を行い、引き続き、
冷却速度1.5 ℃/s未満で冷却することを特徴とする鋼管
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26773198A JP3760641B2 (ja) | 1998-09-22 | 1998-09-22 | 鋼管の製造方法 |
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JP3760641B2 JP3760641B2 (ja) | 2006-03-29 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007222881A (ja) * | 2006-02-21 | 2007-09-06 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 熱間電気抵抗溶接鋼管の製造方法 |
WO2015080618A1 (ru) * | 2013-11-26 | 2015-06-04 | Закрытое акционерное общество "Омутнинский металлургический завод" | Конструкционная легированная сталь с повышенной прочностью и способ термоупрочнения горячекатаного проката |
RU2680457C1 (ru) * | 2018-04-25 | 2019-02-21 | Публичное акционерное общество "Трубная металлургическая компания" (ПАО "ТМК") | Труба нефтяного сортамента высокопрочная в хладостойком исполнении (варианты) |
-
1998
- 1998-09-22 JP JP26773198A patent/JP3760641B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4687498B2 (ja) * | 2006-02-21 | 2011-05-25 | 住友金属工業株式会社 | 熱間電気抵抗溶接鋼管の製造方法 |
WO2015080618A1 (ru) * | 2013-11-26 | 2015-06-04 | Закрытое акционерное общество "Омутнинский металлургический завод" | Конструкционная легированная сталь с повышенной прочностью и способ термоупрочнения горячекатаного проката |
RU2680457C1 (ru) * | 2018-04-25 | 2019-02-21 | Публичное акционерное общество "Трубная металлургическая компания" (ПАО "ТМК") | Труба нефтяного сортамента высокопрочная в хладостойком исполнении (варианты) |
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