JP2000094791A - 用紙搬送装置 - Google Patents
用紙搬送装置Info
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- JP2000094791A JP2000094791A JP10282096A JP28209698A JP2000094791A JP 2000094791 A JP2000094791 A JP 2000094791A JP 10282096 A JP10282096 A JP 10282096A JP 28209698 A JP28209698 A JP 28209698A JP 2000094791 A JP2000094791 A JP 2000094791A
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- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 用紙の汚れを防止する用紙搬送装置を提供す
る。 【解決手段】 用紙の搬送搬送経路の曲がりの内側に位
置する駆動ローラ45と、この曲がりの外側に位置する
従動ローラ47と、従動ローラ47に付着したトナーを
除去するクリーニング部材47を備えることを特徴とす
る。
る。 【解決手段】 用紙の搬送搬送経路の曲がりの内側に位
置する駆動ローラ45と、この曲がりの外側に位置する
従動ローラ47と、従動ローラ47に付着したトナーを
除去するクリーニング部材47を備えることを特徴とす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】複写機、プリンタ、ファクシ
ミリ等の画像形成装置において、用紙を搬送する用紙搬
送装置に関する。
ミリ等の画像形成装置において、用紙を搬送する用紙搬
送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、用紙を搬送する用紙搬送装置
は、図4に示すように、駆動側の駆動ローラ100と、
従動側の従動ローラ101とで構成されており、各ロー
ラ100、101との間に用紙103を挟持して用紙を
搬送する。
は、図4に示すように、駆動側の駆動ローラ100と、
従動側の従動ローラ101とで構成されており、各ロー
ラ100、101との間に用紙103を挟持して用紙を
搬送する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図4の一点鎖
線で示すように、用紙の搬送経路を曲げて用紙を搬送す
る場合、用紙103の後端が、用紙の腰により従動ロー
ラ101の表面をこすって、用紙の後端にトナーが付着
して用紙が汚れるという課題がある。
線で示すように、用紙の搬送経路を曲げて用紙を搬送す
る場合、用紙103の後端が、用紙の腰により従動ロー
ラ101の表面をこすって、用紙の後端にトナーが付着
して用紙が汚れるという課題がある。
【0004】即ち、トナー像を定着された用紙の両面に
は、定着されなかったトナーが残っている場合があり、
このような用紙を、用紙搬送装置105が搬送している
ときに、用紙のトナーが両ローラ100、101の周面
に付着する。この用紙が各搬送ローラ100、101の
間から(ニップ間から)送り出された後、用紙の腰によ
り、用紙の後端が、搬送搬送経路の曲がりの外側に振れ
てしまう。この用紙の振れにより、用紙の後端が従動ロ
ーラ101の表面をこすり、従動ローラ101に付着し
たトナーが用紙の後端に付着してしまい、用紙が汚れる
のである。
は、定着されなかったトナーが残っている場合があり、
このような用紙を、用紙搬送装置105が搬送している
ときに、用紙のトナーが両ローラ100、101の周面
に付着する。この用紙が各搬送ローラ100、101の
間から(ニップ間から)送り出された後、用紙の腰によ
り、用紙の後端が、搬送搬送経路の曲がりの外側に振れ
てしまう。この用紙の振れにより、用紙の後端が従動ロ
ーラ101の表面をこすり、従動ローラ101に付着し
たトナーが用紙の後端に付着してしまい、用紙が汚れる
のである。
【0005】そこで、本発明は、用紙の汚れを防止する
用紙搬送装置を提供することを目的とする。
用紙搬送装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、トナー像を定着した用紙を搬送する1対の搬送ロー
ラを備え、用紙の搬送経路が、1対の搬送ローラに対し
て上流側から下流側に曲がっている用紙搬送装置におい
て、前記1対のローラは、用紙の搬送経路の曲がりの内
側に位置する第一ローラと、用紙の搬送経路の曲がりの
外側に位置する第二ローラとを備え、この第二ローラに
付着したトナーを除去する除去手段を備えることを特徴
とする。
は、トナー像を定着した用紙を搬送する1対の搬送ロー
ラを備え、用紙の搬送経路が、1対の搬送ローラに対し
て上流側から下流側に曲がっている用紙搬送装置におい
て、前記1対のローラは、用紙の搬送経路の曲がりの内
側に位置する第一ローラと、用紙の搬送経路の曲がりの
外側に位置する第二ローラとを備え、この第二ローラに
付着したトナーを除去する除去手段を備えることを特徴
とする。
【0007】この請求項1に記載の発明では、1対の搬
送ローラが用紙を搬送しているとき、第二ローラの周面
には、用紙の両面に定着されずに残ったトナーが付着す
るが、このトナーは、除去手段により除去される。用紙
が1対の搬送ローラ間から送り出されたとき、用紙の後
端が、用紙の腰により搬送経路の曲がりの外側に振れて
しまい、用紙の後端が、第二ローラの周面をこすった場
合でも、第二ローラの周面に付着したトナーは除去され
ているので、用紙は汚れることなく搬送され、用紙の汚
れを防止する。
送ローラが用紙を搬送しているとき、第二ローラの周面
には、用紙の両面に定着されずに残ったトナーが付着す
るが、このトナーは、除去手段により除去される。用紙
が1対の搬送ローラ間から送り出されたとき、用紙の後
端が、用紙の腰により搬送経路の曲がりの外側に振れて
しまい、用紙の後端が、第二ローラの周面をこすった場
合でも、第二ローラの周面に付着したトナーは除去され
ているので、用紙は汚れることなく搬送され、用紙の汚
れを防止する。
【0008】請求項2に記載の発明は、トナー像を定着
した用紙を搬送する1対の搬送ローラを備え、用紙の搬
送経路が、1対の搬送ローラに対して上流側から下流側
に曲がっている用紙搬送装置において、前記1対のロー
ラは、用紙の搬送経路の曲がりの内側に位置する第一ロ
ーラと、用紙の搬送経路の曲がりの外側に位置する第二
ローラとを備え、この第二ローラの周面は、低表面エネ
ルギー部材で被われていることを特徴とする。
した用紙を搬送する1対の搬送ローラを備え、用紙の搬
送経路が、1対の搬送ローラに対して上流側から下流側
に曲がっている用紙搬送装置において、前記1対のロー
ラは、用紙の搬送経路の曲がりの内側に位置する第一ロ
ーラと、用紙の搬送経路の曲がりの外側に位置する第二
ローラとを備え、この第二ローラの周面は、低表面エネ
ルギー部材で被われていることを特徴とする。
【0009】この請求項2に記載の発明では、1対の搬
送ローラが用紙を搬送しているとき、用紙の両面に定着
されずに残ったトナーが第二ローラに付着しようとする
が、低表面エネルギー部材により、トナーが付着しにく
くなっている。用紙が1対の搬送ローラ間から送り出さ
れたとき、用紙の後端が、用紙の腰により搬送経路の曲
がりの外側に振れてしまい、用紙の後端が、搬送ローラ
の周面をこすった場合でも、第二ローラの周面は、トナ
ーが付着しにくくなっているので、用紙は汚れることな
く搬送され、用紙の汚れを防止する。
送ローラが用紙を搬送しているとき、用紙の両面に定着
されずに残ったトナーが第二ローラに付着しようとする
が、低表面エネルギー部材により、トナーが付着しにく
くなっている。用紙が1対の搬送ローラ間から送り出さ
れたとき、用紙の後端が、用紙の腰により搬送経路の曲
がりの外側に振れてしまい、用紙の後端が、搬送ローラ
の周面をこすった場合でも、第二ローラの周面は、トナ
ーが付着しにくくなっているので、用紙は汚れることな
く搬送され、用紙の汚れを防止する。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、前記第二ローラに付着したトナーを除
去する除去手段を備えることを特徴とする。
の発明において、前記第二ローラに付着したトナーを除
去する除去手段を備えることを特徴とする。
【0011】この請求項3に記載の発明では、低表面エ
ネルギー部材に加えて、除去手段を設けることにより、
用紙の汚れを更に防止する。
ネルギー部材に加えて、除去手段を設けることにより、
用紙の汚れを更に防止する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら第
一実施の形態を説明する。図1に、本発明にかかる画像
形成装置としての複写機全体の概略的な構成を示す。
一実施の形態を説明する。図1に、本発明にかかる画像
形成装置としての複写機全体の概略的な構成を示す。
【0013】複写機20は、本実施の形態ではプリンタ
機能及びファクシミリ機能をも有しているもので、下側
に給紙トレイ1、給紙テーブル2を備え、その上に手差
しテーブル3が設けられており、これらが給紙部15を
構成している。なお、符号30は、給紙トレイ1、給紙
テーブル2、手差しテーブル3の用紙を給紙するピック
アップローラである。
機能及びファクシミリ機能をも有しているもので、下側
に給紙トレイ1、給紙テーブル2を備え、その上に手差
しテーブル3が設けられており、これらが給紙部15を
構成している。なお、符号30は、給紙トレイ1、給紙
テーブル2、手差しテーブル3の用紙を給紙するピック
アップローラである。
【0014】給紙部15から給紙された用紙は、後述す
る用紙搬送装置43により搬送され、レジストローラ4
に送られる。レジストローラ4に送られた用紙は、レジ
ストローラ4により、所定のタイミングで、画像形成部
21の感光体5と転写ローラ29との間に送られてトナ
ー像が転写される。
る用紙搬送装置43により搬送され、レジストローラ4
に送られる。レジストローラ4に送られた用紙は、レジ
ストローラ4により、所定のタイミングで、画像形成部
21の感光体5と転写ローラ29との間に送られてトナ
ー像が転写される。
【0015】なお、図1中の矢印は用紙の搬送経路を示
している。また、画像形成部21には、感光体5の表面
を帯電する帯電器、感光体5の静電潜像をトナー像とし
て現像する現像器等を備えているが、これらは複写機、
プリンタの画像形成装置において、一般的に広く用いら
れているためその説明を省略する。
している。また、画像形成部21には、感光体5の表面
を帯電する帯電器、感光体5の静電潜像をトナー像とし
て現像する現像器等を備えているが、これらは複写機、
プリンタの画像形成装置において、一般的に広く用いら
れているためその説明を省略する。
【0016】トナー像が転写された用紙は、定着器6に
送られ、この定着器6の定着ローラ39と加圧ローラ4
1によりトナー像が定着される。定着器6から送り出さ
れた用紙は、分岐爪7による搬送経路の切り換えによ
り、両面ユニット40に送り込まれるか、或いは、排出
経路へ送り出される。
送られ、この定着器6の定着ローラ39と加圧ローラ4
1によりトナー像が定着される。定着器6から送り出さ
れた用紙は、分岐爪7による搬送経路の切り換えによ
り、両面ユニット40に送り込まれるか、或いは、排出
経路へ送り出される。
【0017】排出経路に送られた用紙は、排紙分岐爪8
による搬送経路の切り換えにより、外部排紙トレイ9に
向けて送り出されるか、或いは、最終分岐爪10を経由
して、内部排紙トレイ11へと送り出される。なお、こ
の複写機20では、最終分岐爪10が切り換え動作され
ると、用紙がオプション排紙ユニット12を通じてオプ
ショントレイ13にも排出される。このオプショントレ
イ13は、主にファクシミリ機能で受信された画像の排
出に使用される。
による搬送経路の切り換えにより、外部排紙トレイ9に
向けて送り出されるか、或いは、最終分岐爪10を経由
して、内部排紙トレイ11へと送り出される。なお、こ
の複写機20では、最終分岐爪10が切り換え動作され
ると、用紙がオプション排紙ユニット12を通じてオプ
ショントレイ13にも排出される。このオプショントレ
イ13は、主にファクシミリ機能で受信された画像の排
出に使用される。
【0018】一方、両面ユニット40に送られた用紙
は、再度、用紙搬送装置43を介して画像形成部21に
送り込まれて、画像形成がなされ、定着器6に送られた
後、排出経路へと送り出される。
は、再度、用紙搬送装置43を介して画像形成部21に
送り込まれて、画像形成がなされ、定着器6に送られた
後、排出経路へと送り出される。
【0019】次に、本実施の形態にかかる主要部を成す
用紙搬送装置43について説明する。図2は、用紙搬送
装置43の近傍を拡大して概略的に示した構成図であ
る。図2に示すように、用紙搬送装置43は、レジスト
ローラ4と両面ユニット40との間に位置し、両面ユニ
ット40から送り出された用紙を、レジストローラ4に
向けて搬送する。図をみても明らかなように、用紙搬送
装置43の用紙の搬送経路が、上流側から下流側に曲が
っている。用紙搬送装置43は、駆動側の駆動ローラ
(第一ローラ)45と、従動側の従動ローラ47と、除
去手段であるクリーニング部材49とを有している。
用紙搬送装置43について説明する。図2は、用紙搬送
装置43の近傍を拡大して概略的に示した構成図であ
る。図2に示すように、用紙搬送装置43は、レジスト
ローラ4と両面ユニット40との間に位置し、両面ユニ
ット40から送り出された用紙を、レジストローラ4に
向けて搬送する。図をみても明らかなように、用紙搬送
装置43の用紙の搬送経路が、上流側から下流側に曲が
っている。用紙搬送装置43は、駆動側の駆動ローラ
(第一ローラ)45と、従動側の従動ローラ47と、除
去手段であるクリーニング部材49とを有している。
【0020】駆動ローラ45は、用紙の搬送経路の曲が
りの内側に配置されており、矢印a方向に回転する。こ
の駆動ローラ45の左方に位置する両面ユニット40か
ら繰り出された用紙は、駆動ローラ45の周面に沿っ
て、駆動ローラ45の上方に位置するレジストローラ4
へと、送り出される。
りの内側に配置されており、矢印a方向に回転する。こ
の駆動ローラ45の左方に位置する両面ユニット40か
ら繰り出された用紙は、駆動ローラ45の周面に沿っ
て、駆動ローラ45の上方に位置するレジストローラ4
へと、送り出される。
【0021】従動ローラ47は、駆動ローラ45に対向
する位置で、且つ用紙の搬送経路の曲がりの外側に配置
されており、駆動ローラ45の摩擦により矢印b方向に
回転する。用紙は、この従動ローラ47と駆動ローラ4
5との間(ニップ間)に挟まれて搬送される。なお、駆
動ローラ45及び従動ローラ47を構成する部材につい
ては、特に限定しないが、本実施の形態において、駆動
ローラ45は、高硬度のゴム部材で構成されたゴムロー
ラであり、従動ローラ47は、POM(ポリアセター
ル)等の樹脂、又は低硬度のゴム部材で構成されてい
る。
する位置で、且つ用紙の搬送経路の曲がりの外側に配置
されており、駆動ローラ45の摩擦により矢印b方向に
回転する。用紙は、この従動ローラ47と駆動ローラ4
5との間(ニップ間)に挟まれて搬送される。なお、駆
動ローラ45及び従動ローラ47を構成する部材につい
ては、特に限定しないが、本実施の形態において、駆動
ローラ45は、高硬度のゴム部材で構成されたゴムロー
ラであり、従動ローラ47は、POM(ポリアセター
ル)等の樹脂、又は低硬度のゴム部材で構成されてい
る。
【0022】クリーニング部材49は、フェルトで構成
されており、従動ローラ47の周面に圧接している。
(図2の矢印P参照)クリーニング部材49が、従動ロ
ーラ47に圧接することで、従動ローラ47の周面に付
着したトナーを除去する。なお、本実施の形態では、ク
リーニング部材にフェルトを使用したが、これに限定さ
れず、ローラタイプのクリーニング部材でも良く、この
場合、トナーが付着しやすいシリコンゴムローラを用い
るのが望ましい。
されており、従動ローラ47の周面に圧接している。
(図2の矢印P参照)クリーニング部材49が、従動ロ
ーラ47に圧接することで、従動ローラ47の周面に付
着したトナーを除去する。なお、本実施の形態では、ク
リーニング部材にフェルトを使用したが、これに限定さ
れず、ローラタイプのクリーニング部材でも良く、この
場合、トナーが付着しやすいシリコンゴムローラを用い
るのが望ましい。
【0023】次に、上述した構成に基づいて第一実施の
形態の作用を説明する。両面ユニット40から繰り出さ
れた用紙は、各ローラ45、47のニップ間に送り込ま
れて搬送される。このとき、用紙に残っている未定着の
トナーが、各ローラ45、47に付着する。即ち、定着
器6によりトナー像を定着された用紙の両面には、定着
されなかった未定着のトナーが残っている場合があり、
このトナーが各ローラ45、47に付着するのである。
このトナーは、クリーニング部材49により除去され
る。
形態の作用を説明する。両面ユニット40から繰り出さ
れた用紙は、各ローラ45、47のニップ間に送り込ま
れて搬送される。このとき、用紙に残っている未定着の
トナーが、各ローラ45、47に付着する。即ち、定着
器6によりトナー像を定着された用紙の両面には、定着
されなかった未定着のトナーが残っている場合があり、
このトナーが各ローラ45、47に付着するのである。
このトナーは、クリーニング部材49により除去され
る。
【0024】各ローラ45、47のニップ間から送り出
された用紙は、レジストローラ4のニップ間に送り込ま
れて、感光体5に向けて搬送される。このとき、用紙の
後端が、各ローラ45、47のニップ間から送り出され
ると、用紙の後端は、用紙の腰により、搬送経路の曲が
りの外側、換言すれば、従動ローラ47の方に振れる。
された用紙は、レジストローラ4のニップ間に送り込ま
れて、感光体5に向けて搬送される。このとき、用紙の
後端が、各ローラ45、47のニップ間から送り出され
ると、用紙の後端は、用紙の腰により、搬送経路の曲が
りの外側、換言すれば、従動ローラ47の方に振れる。
【0025】用紙の後端が従動ローラ47の方に振れる
と、用紙の後端は、従動ローラ47の周面をこする場合
があるが、クリーニング部材49により、従動ローラ4
7に付着したトナーは除去されているので、用紙は汚れ
ることなく搬送される。クリーニング部材49を設ける
ことにより、従来と異なり、用紙の後端が従動ローラ4
7をこすることによる用紙の汚れを防止する。また、ク
リーニング部材49を設けただけであり、構成が簡単で
ある。
と、用紙の後端は、従動ローラ47の周面をこする場合
があるが、クリーニング部材49により、従動ローラ4
7に付着したトナーは除去されているので、用紙は汚れ
ることなく搬送される。クリーニング部材49を設ける
ことにより、従来と異なり、用紙の後端が従動ローラ4
7をこすることによる用紙の汚れを防止する。また、ク
リーニング部材49を設けただけであり、構成が簡単で
ある。
【0026】次に、第二実施の形態を説明するが、その
説明にあたり、上述の部分と同様の部分には、同一の符
号を付しその説明を省略する。図3に、第二実施の形態
にかかる用紙搬送装置43を示す。
説明にあたり、上述の部分と同様の部分には、同一の符
号を付しその説明を省略する。図3に、第二実施の形態
にかかる用紙搬送装置43を示す。
【0027】第二実施の形態では、従動ローラ47の周
面を、低表面エネルギー部材51で被っている(従動ロ
ーラ47の周面を低表面エネルギー部材51でコーテイ
ングしている)ことが上述の実施の形態と異なる。低表
面エネルギー部材51は、本実施の形態では、テフロン
(ポリテトラフルオロエチレン)で構成されているが、
これに限定されず、表面エネルギーが低い部材であれば
よい。
面を、低表面エネルギー部材51で被っている(従動ロ
ーラ47の周面を低表面エネルギー部材51でコーテイ
ングしている)ことが上述の実施の形態と異なる。低表
面エネルギー部材51は、本実施の形態では、テフロン
(ポリテトラフルオロエチレン)で構成されているが、
これに限定されず、表面エネルギーが低い部材であれば
よい。
【0028】低表面エネルギー部材51が、従動ローラ
47の周面を被っていることにより、用紙と従動ローラ
47間の表面エネルギーが低減するので、従動ローラ4
7の周面にトナーが付着しにくくなる。従って、用紙の
後端が従動ローラ47をこすることによる、用紙の汚れ
を防止する。また、従動ローラ47の周面を低表面エネ
ルギー部材で被う簡単な構成であり、装置として小型に
なる。
47の周面を被っていることにより、用紙と従動ローラ
47間の表面エネルギーが低減するので、従動ローラ4
7の周面にトナーが付着しにくくなる。従って、用紙の
後端が従動ローラ47をこすることによる、用紙の汚れ
を防止する。また、従動ローラ47の周面を低表面エネ
ルギー部材で被う簡単な構成であり、装置として小型に
なる。
【0029】なお、本発明は、上述の実施の形態に限定
されず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の
変形が可能である。例えば、第二実施の形態の従動ロー
ラ47に、クリーニング部材49を設けても良く、この
場合、低表面エネルギー部材51に加えてクリーニング
部材49を設けているので、用紙の汚れを更に防止でき
る。また、クリーニング部材49は、駆動ローラ45に
も設けてもよい。
されず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の
変形が可能である。例えば、第二実施の形態の従動ロー
ラ47に、クリーニング部材49を設けても良く、この
場合、低表面エネルギー部材51に加えてクリーニング
部材49を設けているので、用紙の汚れを更に防止でき
る。また、クリーニング部材49は、駆動ローラ45に
も設けてもよい。
【0030】更に、用紙搬送装置43は、レジストロー
ラ4と両面ユニット40との間に設けたが、例えば、図
1において、符号Aを用紙搬送装置43として設けても
よく、用紙搬送装置43を用紙の搬送経路の曲がりに位
置させることによって、用紙の汚れを防止できる。
ラ4と両面ユニット40との間に設けたが、例えば、図
1において、符号Aを用紙搬送装置43として設けても
よく、用紙搬送装置43を用紙の搬送経路の曲がりに位
置させることによって、用紙の汚れを防止できる。
【0031】また、本発明は、プリンタ、ファクシミリ
の機能のついた複写機に適用したが、これに限定され
ず、例えば、単なる複写機、プリンタ、ファクシミリ、
或いは、両面ユニット40を設けていない複写機、プリ
ンタ、ファクシミリ等に適用しても同様の作用効果を得
る。
の機能のついた複写機に適用したが、これに限定され
ず、例えば、単なる複写機、プリンタ、ファクシミリ、
或いは、両面ユニット40を設けていない複写機、プリ
ンタ、ファクシミリ等に適用しても同様の作用効果を得
る。
【0032】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、除去手段
が、第二ローラの周面に付着したトナーを除去するの
で、用紙が第二ローラの周面をこすった場合でも、用紙
の汚れを防止する。
が、第二ローラの周面に付着したトナーを除去するの
で、用紙が第二ローラの周面をこすった場合でも、用紙
の汚れを防止する。
【0033】請求項2に記載の発明では、第二ローラの
周面を低表面エネルギー部材で被うことにより、搬送ロ
ーラにはトナーが付着しにくくなるので、用紙が第二ロ
ーラの周面をこすった場合でも、用紙の汚れを防止す
る。
周面を低表面エネルギー部材で被うことにより、搬送ロ
ーラにはトナーが付着しにくくなるので、用紙が第二ロ
ーラの周面をこすった場合でも、用紙の汚れを防止す
る。
【0034】請求項3に記載の発明では、低表面エネル
ギー部材に加えて、除去手段を設けることにより、用紙
の汚れを更に防止する。
ギー部材に加えて、除去手段を設けることにより、用紙
の汚れを更に防止する。
【図1】本発明を適用した複写機を示す構成図である。
【図2】用紙搬送装置の近傍の概略を拡大して示す構成
図である。
図である。
【図3】第二実施の形態の用紙搬送装置を概略的に示す
構成図である。
構成図である。
【図4】従来にかかる用紙搬送装置を概略的に示す構成
図である。
図である。
43 用紙搬送装置 45 駆動ローラ(第一ローラ) 47 従動ローラ(第二ローラ) 49 クリーニング部材(除去手段) 51 低表面エネルギー部材
Claims (3)
- 【請求項1】 トナー像を定着した用紙を搬送する1対
の搬送ローラを備え、用紙の搬送経路が、1対の搬送ロ
ーラに対して上流側から下流側に曲がっている用紙搬送
装置において、 前記1対のローラは、用紙の搬送経路の曲がりの内側に
位置する第一ローラと、用紙の搬送経路の曲がりの外側
に位置する第二ローラとを備え、この第二ローラに付着
したトナーを除去する除去手段を備えることを特徴とす
る用紙搬送装置。 - 【請求項2】 トナー像を定着した用紙を搬送する1対
の搬送ローラを備え、用紙の搬送経路が、1対の搬送ロ
ーラに対して上流側から下流側に曲がっている用紙搬送
装置において、 前記1対のローラは、用紙の搬送経路の曲がりの内側に
位置する第一ローラと、用紙の搬送経路の曲がりの外側
に位置する第二ローラとを備え、この第二ローラの周面
は、低表面エネルギー部材で被われていることを特徴と
する用紙搬送装置。 - 【請求項3】 前記第二ローラに付着したトナーを除去
する除去手段を備えることを特徴とする請求項2に記載
の用紙搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10282096A JP2000094791A (ja) | 1998-09-18 | 1998-09-18 | 用紙搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10282096A JP2000094791A (ja) | 1998-09-18 | 1998-09-18 | 用紙搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000094791A true JP2000094791A (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=17648078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10282096A Pending JP2000094791A (ja) | 1998-09-18 | 1998-09-18 | 用紙搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000094791A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009051584A (ja) * | 2007-08-24 | 2009-03-12 | Canon Inc | 画像形成装置 |
-
1998
- 1998-09-18 JP JP10282096A patent/JP2000094791A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009051584A (ja) * | 2007-08-24 | 2009-03-12 | Canon Inc | 画像形成装置 |
US8417175B2 (en) | 2007-08-24 | 2013-04-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Unit for cleaning edge portion of recording material or image forming apparatus |
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