JP2000094776A - キャリッジ駆動機構 - Google Patents

キャリッジ駆動機構

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JP2000094776A
JP2000094776A JP10271891A JP27189198A JP2000094776A JP 2000094776 A JP2000094776 A JP 2000094776A JP 10271891 A JP10271891 A JP 10271891A JP 27189198 A JP27189198 A JP 27189198A JP 2000094776 A JP2000094776 A JP 2000094776A
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toothed belt
pitch
pulley
printer
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JP10271891A
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Keiji Katano
圭二 片野
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャリッジ駆動機構の振動がキャリッジに伝
達されることを防止して、駆動モータの駆動力のみをキ
ャリッジに円滑に伝達することができるプリンタのキャ
リッジ駆動機構を提供すること。 【解決手段】 駆動プーリ4、従動プーリ6、前記駆動
プーリ4および従動プーリ6に掛け回された歯付きベル
ト2、前記歯付きベルト2の一部に固着されたキャリッ
ジ3、前記駆動プーリ4を支持する支持軸10aおよび
前記支持軸10aを回転させる駆動モータ10とからな
るキャリッジ駆動機構1の前記歯付きベルト2のピッチ
を1.2mm以下に形成したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャリッジ駆動機
構に係り、特に、駆動モータの駆動力のみをキャリッジ
に円滑に伝達することができるシリアルプリンタなどの
プリンタのキャリッジ駆動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、歯付きベルトをもってキャリッ
ジを往復動させるように構成したプリンタがコンピュー
タ、ワードプロセッサ等の出力装置として用いられてい
る。
【0003】図7および図8はプリンタのキャリッジ駆
動機構の一例を示すものであり、このプリンタのキャリ
ッジ駆動機構1は、タイミングベルトと称される歯付き
ベルト2を有している。この歯付きベルト2は、キャリ
ッジ3の移動範囲を外れた位置に間隔を隔てて固定的に
設けられた駆動プーリ4とテンションばね5によって移
動可能に設けられた従動プーリ6との間に掛け回されて
おり、この歯付きベルト2の一部にキャリッジ3が固着
されている。
【0004】前記駆動プーリ4の下端面には、駆動ギア
7が連結されている。つまり、駆動プーリ4と駆動ギア
7とは一体に形成されている。そして、駆動プーリ4お
よび駆動ギア7は、上端が小径の段付きに形成された支
持軸8の小径部に嵌合されて回転自在に支持されてい
る。さらに、支持軸8に支持された駆動プーリ4および
駆動ギア7は、支持軸8の小径部と大径部とを接続する
端面と支持軸8の小径部の端面近傍に配設された止め輪
9とによって軸方向に対する位置決めがなされている。
また、駆動ギア7には、駆動モータ10の出力軸10a
に取着されたピニオンのようなモータギア11が噛合さ
れている。
【0005】そして、このように構成された従来のプリ
ンタのキャリッジ駆動機構1によれば、駆動モータ10
を正逆回転させることにより、歯付きベルト2を正逆回
転させてキャリッジ3を図7において両矢印Aにて示す
左右方向に往復動させることができるようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のプリ
ンタのうち、熱転写方式のものとしては、プラスチック
フィルムのようなベースフィルムに熱溶融性インクが塗
布されたインクリボン(以下、熱溶融性インクリボンと
称す)を用いて用紙に記録を行うもののほか、ベースフ
ィルムに熱昇華性インクが塗布されたインクリボン(以
下、熱昇華性インクリボンと称す)を用いて用紙に記録
を行うものも知られている。
【0007】このうち、熱溶融性インクリボンを用いて
用紙に記録を行うプリンタ(以下、熱溶融型プリンタと
称す)は、普通紙、厚紙、葉書などの幅広い種類の用紙
に記録することができ、使い勝手に優れたものである。
また、熱昇華性インクリボンを用いて用紙に記録を行う
プリンタ(以下、熱昇華型プリンタと称す)において
は、サーマルヘッドに印加するエネルギを制御すること
により、熱昇華性インクの昇華量を調整して用紙に転写
するインクの量を制御でき、用紙上における記録画像の
濃度を調節できるため、用紙として表面処理が施された
専用紙を用いることにより銀塩写真に匹敵する高画質の
フルカラー記録画像を得ることができる。このため、熱
昇華型プリンタは、近年、高画質のビデオプリンタなど
として広く利用されるようになってきている。
【0008】そして、一般に、熱昇華型プリンタにおい
て高画質の記録画像を得る場合には、サーマルヘッドの
発熱素子に付与するエネルギは、熱溶融型プリンタに付
与されるエネルギの数倍を必要とする。そのため、熱昇
華型プリンタにおいては、そのサーマルヘッドが搭載さ
れたキャリッジ3を熱溶融型プリンタのキャリッジ3の
走行速度の約1/5の速度で走行させることにより、サ
ーマルヘッドの発熱素子に対して大きなエネルギを付与
するようになされている。
【0009】ところが、一般に、シリアル式プリンタは
30Hz付近にキャリッジ系の固有振動を有するが、キ
ャリッジ3の走行速度を遅くし低速で印刷する場合、歯
付きベルト2の噛み合い周波数がこの固有振動数に近く
なり、共振または振動が増幅し、その結果、ジッタと呼
ばれる縦方向の濃淡ムラが用紙上に顕著に現れるという
問題が生じることとなる。
【0010】また、例えば、2mmピッチの歯付きベル
ト2を使用した場合、高速印刷である熱溶融印刷の場合
には、歯付きベルト2の噛み合い周波数が180Hz付
近であり、キャリッジ系の固有振動数とは十分離れてい
るが、低速印刷である熱昇華印刷の場合は、歯付きベル
ト2の噛み合い周波数が25Hzとなり、前述したキャ
リッジ系の固有振動数30Hzに近くなり、歯付きベル
ト2の噛み合い周期の振動が大きくなって、プリンタの
印字品質を低下させてしまうという問題があった。
【0011】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、歯付きベルトの歯の噛み合いによる伝達誤差を
小さくすること、および、歯付きベルトの噛み合い周波
数をキャリッジ系の固有振動数から遠ざけることによ
り、歯付きベルトの噛み合い振動がキャリッジに伝達さ
れることを防止して、駆動モータの駆動力のみをキャリ
ッジに円滑に伝達することができるプリンタのキャリッ
ジ駆動機構を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため特許請求の範囲の請求項1に記載の本発明のキャリ
ッジ駆動機構の特徴は、駆動プーリ、従動プーリ、前記
駆動プーリおよび従動プーリに掛け回された歯付きベル
ト、前記歯付きベルトの一部に固着されたキャリッジ、
前記駆動プーリを支持する支持軸および前記支持軸を回
転させる駆動モータとからなるキャリッジ駆動機構にお
いて、前記歯付きベルトのピッチは1.2mm以下に形
成されている点にある。
【0013】また、請求項2に記載のキャリッジ駆動機
構の特徴は、請求項1に記載のキャリッジ駆動機構にお
いて、前記歯付きベルトのピッチは、前記歯付きベルト
にかける初張力を15N以下とし、キャリッジとこのキ
ャリッジを摺動可能に支承するシャフトとの摺動摩擦に
より前記支持軸上に発生する負荷トルクを0.15Nm
以下とする条件下において、1mmとした点にある。
【0014】そして、請求項3に記載のキャリッジ駆動
機構の特徴は、請求項1または請求項2に記載のキャリ
ッジの駆動機構において、前記両プーリおよび歯付きベ
ルトの歯を斜歯に形成した点にある。
【0015】そして、これらの構成を採用したことによ
り、前記歯付きベルトの噛み合い周期における速度変動
率を張力および負荷トルクとの関係において0.1%以
下とすることができ、速度変動むらを小さくすることが
できる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実証試験に使用
した回転伝達試験器の概略構成を示す。この装置は一般
的に歯車精度の測定に用いる片歯面かみあい試験機の測
定原理を応用したものであり、公知の片歯面かみあい試
験機の駆動プーリ12と従動プーリ13との間隔を広
げ、前記駆動プーリ12と従動プーリ13とに1本の歯
付きベルト14を掛け回すことにより前記歯付きベルト
14の伝達精度も測定できるようにしたものである。
【0017】そして前記駆動プーリ12を回転自在に軸
支する駆動軸15と、従動プーリ13を回転時在に軸支
する従動軸16とにそれぞれエンコーダ17,18を配
設し、そのエンコーダ出力の差を回転伝達誤差として評
価した。その他の構成は、公知の片側歯噛み合い試験機
と同様とする。
【0018】なお、測定時の駆動モータ19の回転数
は、より静的な噛み合い誤差を評価するため、プリンタ
実機速度の1/10で、0.1rpsとした。測定結果
の一例を図2に示す。測定条件は、2mmピッチの斜歯
の歯付きベルトを、初張力10Nで掛け回し、前記支持
軸上の負荷トルクを0.1Nmとして駆動した場合とす
る。なお、本実験において、斜歯の歯付きベルトを用い
るのは、日本機械学会の機論62−595,C(199
6),1093−1097に示されているように、斜歯
の歯付きベルトは騒音低減効果があり、実機使用に好適
であると考えるためである。
【0019】図2(a)は角度信号の実測値とそのDC
成分を除去したもので、図2(b)はそれをフーリエ変
換して周波数成分を調べたものである。
【0020】使用した駆動プーリ12および従動プーリ
13はプリンタ実機で使用している射出成型品の歯数を
25とするものである。よって、プーリ回転数0.1r
psのときの噛み合い周波数は2.5Hzとなる。図2
(b)のグラフの矢印がその噛み合い周波数での伝達誤
差を示す。
【0021】また、同条件での斜歯の歯付きベルト1m
mピッチ(歯数50)の測定結果を図3に示す。
【0022】1mmピッチの斜歯の歯付きベルトの噛み
合い周波数の5Hzにおいては、矢印に示すように、ピ
ークはほとんど現れていない。
【0023】1mm、2mmの場合とも、噛み合い周波
数以外にも10Hzの整数倍のピークが結果に現れてい
るが、これは駆動に使用しているステッピングモータの
振動で、回転数を遅くしたことにより特に大きく現れた
ものである。
【0024】次に、このモータの振動がベルトの噛み合
い誤差に影響していないかを調べるため、1.411m
mピッチの直歯の歯付きベルトを用いて同条件にて測定
した。その結果を図4に示す。
【0025】この結果、ピークは噛み合い周波数の3.
6Hzとその2倍の7.2Hzに変わり、2mmピッチ
の歯付きベルトの噛み合い周波数の2.5Hzと1mm
ピッチの歯付きベルトの噛み合い周波数の5Hzにはモ
ータの振動は現れていないことから、これらのピッチの
噛み合い誤差は評価可能であると判断し、以後初張力と
回転負荷を変えて測定を行った。斜歯の2mmピッチの
歯付きベルトと1mmピッチの歯付きベルトについて、
張力と回転負荷を変えて伝達誤差を測定した結果を図5
(a)(b)にそれぞれ示す。
【0026】測定はそれぞれベルト2本ずつ行い、それ
ぞれの値を点で、平均値を線で示した。
【0027】その結果、張力、負荷トルクの値で特には
っきりした傾向は見られないが、全体的に1mmピッチ
の方が誤差は小さく、また2本のばらつきも小さいこと
が明らかとなった。特に、プリンタ実機の条件である張
力10N、負荷トルク0.05〜0.1Nmの条件下で
は、1mmピッチの歯付きベルトの方が2mmピッチの
歯付きベルトに比して1/2〜1/3程度、誤差が小さ
い結果となった。
【0028】次に、2mmピッチの歯付きベルトと1m
mピッチの歯付きベルトについて、実際のプリンタでジ
ッタが特に問題となる昇華印刷モードの条件下において
評価を行った。
【0029】測定は、サーマルヘッドを搭載しているキ
ヤリッジの速度変動をレーザドップラにて測定した。こ
の結果を図6(a)(b)にそれぞれ示す。
【0030】昇華印刷時の速度は20cps(1cps
=2.54mm/s)となるが、ベルトの噛み合い周波
数は図中矢印の通り、2mmピッチの歯付きベルトで2
5Hz、1mmピッチの歯付きベルトで50Hzとな
る。
【0031】2mmピッチの歯付きベルトでは速度変動
率は約0.3%であるが、1mmピッチの歯付きベルト
では0.1%以下となり、ピークは見られない。そし
て、速度変動率を0.1%以下とすることができれば、
熱昇華型プリンタにおいても高画質の記録を良好な状態
で得ることが可能となる。
【0032】そして、この要因は回転伝達誤差での評価
の通り1mmピッチは噛み合いの誤差が小さいことと、
35Hz付近にあるキャリッジ系がもつ固有振動数に対
して、噛み合い周波数が高い方にシフトしたことによる
と考えられる。
【0033】このように、プリンタのキャリッジ駆動機
構を構成する歯付きベルトのピッチを1mmとすること
で、噛み合い周期における速度変動率を0.1%以下と
することが可能となり、振動を防止して、いわゆるジッ
タや歯飛びを防止することが可能となることを証明する
ことができた。
【0034】なお、前記ピッチは前述の1mmに限るこ
とはなく、回転伝達誤差を小さくし、プリンタ実機にお
ける通常の条件、つまり、歯付きベルトにかける初張力
は15N以下とし、キャリッジとこのキャリッジを摺動
可能に支承するシャフトとの摺動摩擦により前記支持軸
上に発生する負荷トルクを0.15Nm以下とする条件
下において、噛み合い周期における速度変動率を0.1
%以下として高画質の記録結果を得ることができる値で
あればよい。具体的には、1.2mm以下のピッチとす
ることにより、回転伝達誤差を小さくして、速度変動率
を0.1%以下とすることが可能であると考えられる。
下限値については、製造技術的に無理のない程度とな
る。
【0035】前述の1mmピッチの歯付きベルトは、以
上の条件を全てクリアしており、最も好ましい値であ
り、1mmピッチの歯付き駆動ベルトを用いたキャリッ
ジ駆動機構は、駆動モータの駆動力のみをキャリッジに
円滑に伝達することができ、プリンタの印字品質を確実
に向上させることができるものとなる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明のキャリッジ
駆動機構によれば、回転伝達誤差を小さくして噛み合い
周期における速度変動率を0.1%以下とすることがで
き、駆動モータの駆動力のみをキャリッジに円滑に伝達
して、プリンタの印字品質を向上させることができると
いう優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実験に使用した回転伝達試験器の概略構成
を示す平面図
【図2】 (a)は2mmピッチの斜歯の歯付きベルト
の角度信号の実測値とそのDC成分を除去した値を示す
グラフ、(b)はそれをフーリエ変換して得た周波数成
分を示すグラフ
【図3】 1mmピッチの斜歯の歯付きベルトの周波数
成分の測定結果を示す図2(B)と同様のグラフ
【図4】 1.411mmピッチの直歯の歯付きベルト
の周波数成分の測定結果を示す図2(B)と同様のグラ
【図5】 (a)は2mmピッチの斜歯の歯付きベルト
について張力と回転負荷を変えて伝達誤差を測定した結
果を示すグラフ、(b)は1mmピッチの斜歯の歯付き
ベルトについて張力と回転負荷を変えて伝達誤差を測定
した結果を示すグラフ
【図6】 (a)は2mmピッチの斜歯の歯付きベルト
を用いた場合のキャリッジの速度変動を測定した結果を
示すグラフ、(b)は1mmピッチの斜歯の歯付きベル
トを用いた場合のキャリッジの速度変動を測定した結果
を示すグラフ
【図7】 キャリッジ駆動機構の要部を示す平面図
【図8】 図7の駆動ギア近傍の一部切断拡大正面図
【符号の説明】
1 キャリッジ駆動機構 2 歯付きベルト 3 キャリッジ 4 駆動プーリ 5 テンションばね 6 従動プーリ 7 駆動ギア 8 支持軸 9 止め輪 10 駆動モータ 10a 出力軸 11 モータギア 12 (回転伝達試験器の)駆動プーリ 13 (回転伝達試験器の)従動プーリ 14 (回転伝達試験器の)歯付きベルト 15 (回転伝達試験器の)駆動軸 16 (回転伝達試験器の)従動軸 17,18 (回転伝達試験器の)エンコーダ 19 (回転伝達試験器の)駆動モータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動プーリと、従動プーリと、前記駆動
    プーリおよび従動プーリとの間に掛け回された歯付きベ
    ルトと、前記歯付きベルトの一部に固着されたキャリッ
    ジと、前記駆動プーリを支持する支持軸を回転させる駆
    動モータとを有するキャリッジ駆動機構において、 前記歯付きベルトのピッチは1.2mm以下に形成され
    ていることを特徴とするキャリッジ駆動機構。
  2. 【請求項2】 前記歯付きベルトのピッチは、前記歯付
    きベルトにかける初張力を15N以下とし、、キャリッ
    ジとこのキャリッジを摺動可能に支承するシャフトとの
    摺動摩擦により前記支持軸上に発生する負荷トルクを
    0.15Nm以下とする条件下において、1mmとした
    ことを特徴とする請求項1に記載のキャリッジ駆動機
    構。
  3. 【請求項3】 前記両プーリおよび歯付きベルトの歯を
    それぞれ斜歯に形成したことを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載のキャリッジの駆動機構。
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