JP2000094546A - ダブルフェーサ - Google Patents

ダブルフェーサ

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JP2000094546A
JP2000094546A JP10267638A JP26763898A JP2000094546A JP 2000094546 A JP2000094546 A JP 2000094546A JP 10267638 A JP10267638 A JP 10267638A JP 26763898 A JP26763898 A JP 26763898A JP 2000094546 A JP2000094546 A JP 2000094546A
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JP
Japan
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belt
carrier
cardboard
pressing
liner
Prior art date
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Pending
Application number
JP10267638A
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English (en)
Inventor
Masaru Yamada
勝 山田
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Rengo Co Ltd
Original Assignee
Rengo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 片面段ボールとライナーの接着部にずれを与
えることなく段ボールを確実に牽引することができるよ
うにしたダブルフェーサを提供することである。 【解決手段】 一方向に配列された複数の熱盤1の下流
側に搬送ベルト2を設け、その熱盤1との間で段頂に糊
付けされた片面段ボールaとライナーbを加圧、加熱し
て互に接合させる加圧接合部Xを形成し、搬送ベルト2
との間で段ボールAを牽引する牽引部Yを形成する押え
ベルト3を熱盤1と搬送ベルト2との上方に設ける。搬
送ベルト2の上側のキャリア側ベルト2aを支持するベ
ルトガイド5を板体で形成して、キャリア側ベルト2a
の下方向への弛みを防止し、そのキャリア側ベルト2a
により段ボールAを面で支持して、片面段ボールaとラ
イナーbの接着部にずれを与えることなく段ボールAを
牽引する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、段頂に糊付けさ
れた片面段ボールにライナーを貼合して両面段ボールを
形成し、あるいは、上記片面段ボールに別の片面段ボー
ルとライナーとを接合して複両面段ボール(以下、両面
段ボールと複両面段ボールを総称して、単に段ボールと
いう)を形成するダブルフェーサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、段ボールを製造するコルゲータ
は、片面段ボールとライナーを接合するダブルフェーサ
を中間部に有する。このダブルフェーサは、片面段ボー
ルとライナーの走行方向に配列された複数の熱盤の下流
側に搬送ベルトを設け、上記熱盤との間で加圧接合部を
形成し、搬送ベルトとの間で牽引部を形成する押えベル
トを熱盤と搬送ベルトに跨がる状態で設け、上記熱盤と
押えベルト間に送り込まれる段頂に糊付けされた片面段
ボールとライナーとを前記加圧接合部において加圧し、
かつ加熱して接合し、その接合により形成された段ボー
ルを牽引部により牽引して片面段ボールとライナーとを
同速度で移送させるようにしている。
【0003】上記のようなダブルフェーサにおいては、
押えベルトの下側のキャリア側ベルトの自重のみによっ
て段ボールを搬送ベルトの上側のキャリア側ベルトに押
し付けて、両キャリア側ベルトで段ボールを挾持し、そ
の両キャリア側ベルトの移動によって段ボールを牽引す
る構成であると、挾持力が不足するために、キャリア側
ベルトと段ボールとの間で滑りが生じ、段ボールを効果
的に牽引することができず、また、この段階では完全に
接着を完了していない片面段ボールとライナーの接着に
不都合である。
【0004】そこで、従来のダブルフェーサにおいて
は、図3に示すように、押えベルト10のキャリア側ベ
ルト10a上に複数の押えローラ11を設け、その押え
ローラ11によってキャリア側ベルト10aを押し下
げ、一方、搬送ベルト12の上側のキャリア側ベルト1
2aをベルトガイド13で支持し、両キャリア側ベルト
10a、12a間を通過する段ボールAを上下から挾持
するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図3に示す
従来のダブルフェーサにおいては、搬送ベルト12のキ
ャリア側ベルト12aを支持するベルトガイド13とし
てローラを用いるようにしており、その複数のローラ1
3をキャリア側ベルト12aの移動方向に間隔をおいて
設けているため、上記ローラ13間においてキャリア側
ベルト12aに弛みが生じ、キャリア側ベルト12aと
段ボールAは、その幅方向において線接触し、その接触
線Lで段ボールAは支持されることになる。
【0006】このため、搬送ベルト12および押えベル
ト10のキャリア側ベルト12a、10aによって段ボ
ールAを牽引した場合に、段ボールAは、しごき作用を
受けることになる。この場合、段ボールAの片面段ボー
ルaとライナーbは、その牽引部の上流側に設けられた
加圧接合部を出た直後であって接合部の接着が不充分で
あるため、段ボールAに付与される上記しごき作用によ
り、片面段ボールaとライナーbの接着部にずれが生
じ、接着不良を生じるおそれがあった。
【0007】この発明の課題は、片面段ボールとライナ
ーの接着部のずれを生じさせることなく段ボールを牽引
することができるようにしたダブルフェーサを提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、一方向に配列された複数の
熱盤と、その熱盤の下流側に設けられた搬送ベルトと、
上記熱盤との間で加圧接合部を形成し、上記搬送ベルト
との間で牽引部を形成する押えベルトとから成り、上記
押えベルトの下側のキャリア側ベルト上に、そのキャリ
ア側ベルトを搬送ベルトに向けて押圧する押圧手段を設
けると共に、搬送ベルトの上側のキャリア側ベルトをベ
ルトガイドで支持し、前記熱盤と押えベルト間に送り込
まれる段頂に糊付けされた片面段ボールとライナーとを
前記加圧接合部で加圧、加熱して接合し、その接合され
た段ボールを前記牽引部で牽引するようにしたダブルフ
ェーサにおいて、前記ベルトガイドを板体で形成した構
成を採用している。
【0009】上記のように、搬送ベルトの上側のキャリ
ア側ベルトを板体から成るベルトガイドで支持すること
により、上記キャリア側ベルトの下方向への弛みを防止
することができ、上流側の加圧接合部で形成された段ボ
ールを搬送ベルトのキャリア側ベルトによって面で支持
することができる。このため、そのキャリア側ベルトと
押えベルトのキャリア側ベルトによって段ボールを全体
にわたって略均一に挾持することができるので、段ボー
ルの牽引時に、その段ボールにしごき作用が付与され
ず、片面段ボールとライナーの接合部にずれを生じさせ
ることなく段ボールを牽引することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1および図2に基づいて説明する。図1に示すように、
段頂に糊付けされた片面段ボールaとライナーbは矢印
で示す方向に同速度で走行され、その走行路の下方にラ
イナーbを受ける複数の熱盤1がそのライナーbの走行
方向に配列されている。
【0011】熱盤1の下流側には搬送ベルト2が設けら
れている。搬送ベルト2は上側のキャリア側ベルト2a
がライナーbの走行方向と同方向に同速度で移動するよ
う走行される。
【0012】押えベルト3は、熱盤1と搬送ベルト2に
跨がるようにして配置されている。その押えベルト3
は、下側のキャリア側ベルト3aが片面段ボールaの走
行方向と同方向に同速度で移動するよう走行される。
【0013】上記押えベルト3は、熱盤1との間で加圧
接合部Xを形成し、搬送ベルト2との間で牽引部Yを形
成する。段頂に糊付けされた片面段ボールaとライナー
bは上記加圧接合部Xにおいて加圧され、かつ加熱され
て接合され、段ボールAが形成される。
【0014】なお、加圧接合部Xと牽引部Yとの押えベ
ルト3はそれぞれ別に設けてもよい。
【0015】片面段ボールaとライナーbの加圧、加熱
による接合に際し、押えベルト3のキャリア側ベルト3
aは複数の押えローラ等から成る押え装置により熱盤1
に向けて押圧されるが、図ではその押え装置を省略して
いる。
【0016】上記加圧接合部Xにおいて形成され、完全
には接着の完了していない段ボールAは、その下流側の
牽引部Yに送られて牽引される。その牽引部Yにおい
て、押えベルト3のキャリア側ベルト3aは、その上側
に設けられた押え装置4により搬送ベルト2に向けて押
圧され、一方、搬送ベルト2のキャリア側ベルト2a
は、その下方に設けたベルトガイド5により支持されて
いる。
【0017】押え装置4は複数の押えローラ4aから成
る。一方、ベルトガイド5は、搬送ベルト2のキャリア
側ベルト2aを幅方向の全長にわたって支持する帯状の
板体から成り、この板体から成るベルトガイド5はキャ
リア側ベルト2aに弛みが生じない程度の間隔をおい
て、そのキャリア側ベルト2aの移動方向に並列されて
いる。
【0018】上記のように、搬送ベルト2のキャリア側
ベルト2aを板体から成るベルトガイド5で支持するこ
とにより、上記キャリア側ベルト2aの下方への弛みを
防止し、そのキャリア側ベルト2aによって段ボールA
を面で支持することができる。
【0019】このため、段ボールAの牽引時に段ボール
Aにしごき作用が付与されるという不都合の発生を防止
し、片面段ボールaとライナーbの接着部にずれを生じ
させることなく段ボールAを牽引することができる。
【0020】また、搬送ベルト2と押えベルト3のキャ
リア側ベルト2a、3aによって段ボールAを上下から
全体にわたって略均一に挾持することができるため、段
ボールAに滑りを生じさせることなく、また、片面段ボ
ールの段山に潰れを生じさせることなく確実に牽引する
ことができる。
【0021】ここで、搬送ベルト2のキャリア側ベルト
2aを受けるベルトガイド5として、加圧接合部Xに設
けられた熱盤1と同様のものを用いるようにしてもよ
い。ベルトガイド5として熱盤1を用いると、その熱盤
1からの熱によって段ボールAを加熱することができる
ため、片面段ボールaとライナーbとをより効果的に接
着させることができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、押
えベルトで牽引部を形成する搬送ベルトのキャリア側ベ
ルトを、板体から成るベルトガイドで受けるようにした
ので、上記搬送ベルトのキャリア側ベルトの弛みを防止
し、そのキャリア側ベルトによって段ボールを面で支持
することができる。このため、段ボールの牽引時に、段
ボールにしごき作用が付与されるのを防止し、片面段ボ
ールとライナーの接着部にずれを与えることなく段ボー
ルを牽引することができる。
【0023】また、搬送ベルトと押えベルトのキャリア
側ベルトによって段ボールを全体にわたって略均一に挾
持することができるため、滑りを与えることなく段ボー
ルを確実に牽引することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るダブルフェーサの実施の形態を
示す概略図
【図2】同上の牽引部の一部分を示す拡大図
【図3】従来のダブルフェーサにおける牽引部の一部分
を示す正面図
【符号の説明】
a 片面段ボール b ライナー A 段ボール 1 熱盤 2 搬送ベルト 2a キャリア側ベルト 3 押えベルト 3a キャリア側ベルト X 加圧接合部 Y 牽引部 4 押え装置 5 ベルトガイド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方向に配列された複数の熱盤と、その
    熱盤の下流側に設けられた搬送ベルトと、上記熱盤との
    間で加圧接合部を形成し、上記搬送ベルトとの間で牽引
    部を形成する押えベルトとから成り、上記押えベルトの
    下側のキャリア側ベルト上に、そのキャリア側ベルトを
    搬送ベルトに向けて押圧する押圧手段を設けると共に、
    搬送ベルトの上側のキャリア側ベルトをベルトガイドで
    支持し、前記熱盤と押えベルト間に送り込まれる段頂に
    糊付けされた片面ダンボールとライナーとを前記加圧接
    合部で加圧、加熱して接合し、その接合された段ボール
    を前記牽引部で牽引するようにしたダブルフェーサにお
    いて、前記ベルトガイドを板体で形成したことを特徴と
    するダブルフェーサ。
JP10267638A 1998-09-22 1998-09-22 ダブルフェーサ Pending JP2000094546A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109318538A (zh) * 2018-10-19 2019-02-12 嘉善顺源金属制品有限公司 一种用于蜂窝纸板的上料压合装置
CN111890738A (zh) * 2019-05-06 2020-11-06 弗斯伯股份公司 控制生产线的双面机中的瓦楞纸板的牵引的方法和设备

Cited By (3)

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CN109318538A (zh) * 2018-10-19 2019-02-12 嘉善顺源金属制品有限公司 一种用于蜂窝纸板的上料压合装置
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