JP2000093592A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2000093592A
JP2000093592A JP10267607A JP26760798A JP2000093592A JP 2000093592 A JP2000093592 A JP 2000093592A JP 10267607 A JP10267607 A JP 10267607A JP 26760798 A JP26760798 A JP 26760798A JP 2000093592 A JP2000093592 A JP 2000093592A
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JP10267607A
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Toshio Miyasoi
敏雄 宮副
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Sanyo Bussan Co Ltd
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Sanyo Bussan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】興趣の飛躍的な向上を図ることのできる新規な
遊技機を提供する。 【解決手段】パチンコ機1の外枠101には前枠102
が回動軸を中心に回動可能に装着されている。前枠10
2には遊技盤2、ガラス板を有してなるガラス扉枠10
4、上皿105、下皿106、ハンドル107等が装着
されている。遊技盤2の下部には、左右一対の作動口が
設けられている。また、遊技盤2のほぼ中央部には、第
1の可変入賞装置が設けられている。第1の可変入賞装
置の下方には、第2の可変入賞装置が設けられている。
制御装置は所定の契機に基づき、前記第1の可変入賞装
置を第1の状態から第2の状態に切換え、その後第2の
状態から第1の状態に戻すとともに、その戻りに連動し
て前記第2の可変入賞装置を第1の状態から第2の状態
に切換え、その後第2の状態から第1の状態に戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1の状態及び、
当該第1の状態と比較して遊技媒体が入賞容易な第2の
状態をとりうる可変入賞装置を備えたパチンコ機等の遊
技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技機の一種として、複数種類の
図柄等を、予め定められた配列で変動表示するための変
動表示装置を備えたパチンコ機(第1種始動口付パチン
コ機)が知られている。
【0003】このパチンコ機では、表示装置での変動表
示停止時の表示図柄(停止図柄)に応じて、リーチ状態
を経た後に遊技者に有利な状態となる「特別遊技状態
(大当たり状態)」、リーチ状態を経た後に特別遊技状
態とはならない「外れリーチ状態」、又は、リーチ状態
を経ず、かつ、特別遊技状態ともならない「外れ状態」
が発生させられる。停止図柄には、大当たり状態を発生
させるための特別遊技図柄(大当たり図柄)、外れリー
チを発生させるための外れリーチ図柄、及び、外れ状態
を発生させるための外れ図柄がある。
【0004】前記のようなパチンコ機では、遊技者の操
作に応じて変化する遊技状況が、所定の条件を満たすこ
と(例えば、遊技球が始動口に入賞すること等)に基づ
いて、表示装置において、図柄の変動表示が開始され
る。また、上記大当たり図柄、外れリーチ図柄、及び、
外れ図柄の中から、遊技状況に応じた停止図柄が選択さ
れる。そして、その選択された停止図柄で前記変動表示
が停止させられる。この場合、停止図柄が予め定められ
た特定の図柄(大当たり図柄:例えば「7」「7」
「7」)であると、上述した大当たり状態が発生させら
れる。より詳しくは、大入賞口が所定時間開放され、そ
の開放時において、当該大入賞口に遊技球を入賞させる
ことにより、遊技者に対し多くの景品球が払い出される
(第1の従来技術)。
【0005】また、第3種特別電動役物を備えたパチン
コ機も知られている。この種のパチンコ機では、遊技球
が始動口に入賞すること等に基づいて、表示装置におい
て、図柄の変動表示が開始される。そして、選択された
停止図柄で前記変動表示が停止させられる。この場合、
停止図柄が予め定められた特定の図柄(大当たり図柄:
例えば「7」「7」「7」)であると、特定入賞口が所
定時間開放される。この所定時間内に、特定入賞口に入
賞した入賞球が、特別装置作動領域を通過したことが確
認されると、遊技者は、大入賞口を開放する権利を獲得
することができる。その権利内容というのは、第3種始
動口に遊技球を入賞させると、その入賞毎に大入賞口を
所定時間開放させることができるというものである。従
って、遊技者は、上記権利を獲得すると、意識的に第3
種始動口に遊技球を入賞させるべく遊技内容を変更する
(例えば右打ちする)(第2の従来技術)。
【0006】さらに、このほかにも、表示装置を備えて
いないパチンコ機(第3の従来技術)も知られている。
例えば、所定の条件を満たすこと(例えば、遊技球が始
動口に入賞すること等)に基づいて、特別電動役物にお
いて、羽根の開閉が行われる。また、特別電動役物にお
いて、特定の条件が満たされる(例えば、Vゾーンを通
過する)ことで、特別電動役物の連続動作が行われる。
より詳しくは、羽根が所定回数(所定時間)だけ開放さ
れ、その開放時において、羽根が開放されることにより
形成された大入賞口に遊技球を入賞させることによっ
て、遊技者に対し多くの景品球が払い出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年の多く
のパチンコ機は、上記いずれかの従来技術の範疇に含ま
れるものであり、新たな観点から創作された遊技を堪能
しうるものが望まれていた。
【0008】本発明は、上述した要望に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、興趣の飛躍的な向上を図る
ことのできる全く新規な遊技機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明においては、遊技領域に設け
られ、第1の状態及び、当該第1の状態と比較して遊技
媒体が入賞容易な第2の状態をとりうる第1の可変入賞
装置と、前記第1の可変入賞装置よりも下流側に設けら
れ、第1の状態及び、当該第1の状態と比較して遊技媒
体が入賞容易な第2の状態をとりうる第2の可変入賞装
置とを備えた遊技機であって、所定の契機に基づき、前
記第1の可変入賞装置を第1の状態から第2の状態に切
換え、その後第2の状態から第1の状態に戻すととも
に、その戻りに連動して前記第2の可変入賞装置を第1
の状態から第2の状態に切換え、その後第2の状態から
第1の状態に戻す状態切換手段と、前記状態切換手段に
よる状態切換中に、遊技媒体が前記第2の可変入賞装置
に入賞することを必要条件に遊技者に有利な特別遊技状
態を発生させる特別遊技状態発生手段とを設けたことを
その要旨としている。
【0010】また、請求項2に記載の発明では、請求項
1に記載の遊技機において、前記第1の可変入賞装置
は、自身が第2の状態をとることにより、遊技媒体の前
記第2の可変入賞装置への流下を規制しうるものである
ことをその要旨としている。
【0011】(作用)上記請求項1に記載の発明によれ
ば、遊技領域に設けられた第1の可変入賞装置及びそれ
よりも下流側に設けられた第2の可変入賞装置は、それ
ぞれ第1の状態及び、当該第1の状態と比較して遊技媒
体が入賞容易な第2の状態をとりうる。
【0012】さて、本発明では、状態切換手段によっ
て、所定の契機に基づき、第1の可変入賞装置が第1の
状態から第2の状態に切換えられ、その後第2の状態か
ら第1の状態に戻されるとともに、その戻りに連動して
第2の可変入賞装置が第1の状態から第2の状態に切換
えられ、その後第2の状態から第1の状態に戻される。
また、特別遊技状態発生手段では、前記状態切換手段に
よる状態切換中に、遊技媒体が第2の可変入賞装置に入
賞することを必要条件に遊技者に有利な特別遊技状態が
発生させられる。このため、遊技者は、遊技媒体が第2
の可変入賞装置に入賞することを切望しながら遊技を行
うこととなる。ここで、第2の可変入賞装置の上流側に
は第1の可変入賞装置が存在するため、第1の可変入賞
装置がなければ第2の可変入賞装置に入賞しそうな遊技
媒体であっても、多くは第1の可変入賞装置に入賞して
しまう。従って、第2の可変入賞装置に遊技媒体が入賞
することに稀少価値が生じ、遊技の面白味が過大なもの
となる。また、遊技媒体が第1の可変入賞装置に入賞し
た場合には、当該入賞による喜びと、第2の可変入賞装
置に入賞しなかったことによる悲哀とを同時に味わうこ
とが可能となり、興趣の向上に拍車がかけられることと
なる。
【0013】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明の作用に加えて、前記第1の可変入
賞装置は、自身が第2の状態をとることにより、遊技媒
体の前記第2の可変入賞装置への流下を規制しうる。従
って、上記稀少価値がより一層確実に生じうる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明における遊技機
を、パチンコ遊技機(以下、単に「パチンコ機」とい
う)に具体化した一実施の形態を、図面に基づいて詳細
に説明する。
【0015】図1に示すように、パチンコ機1の外枠1
01には前枠102が回動軸を中心に回動可能に装着さ
れている。同図では前枠102は閉じた状態にある。前
枠102には遊技盤2、ガラス板を有してなるガラス扉
枠104、上皿105、下皿106、ハンドル107等
が装着されている。上皿105の側方であって前枠10
2内部にはスピーカ108が埋設されている。スピーカ
108は遊技の進行に伴い種々の効果音を鳴らしたり、
遊技者に遊技状態を音声にて報知する。前枠102内部
には各種機構部が配設されている。
【0016】次に、遊技盤2の遊技領域の構成について
説明する。図2に示すように、遊技盤2の下部には、左
右一対の作動口3,4が設けられている。また、遊技盤
2のほぼ中央部には、第1の可変入賞装置5が設けられ
ている。当該第1の可変入賞装置5は一対の羽根6を備
えている。羽根6は、ソレノイド7により開閉可能とな
っているとともに、通常時は閉ざされている。
【0017】さらに、上記第1の可変入賞装置5の下方
には、同じく羽根9及びソレノイド10を備えた第2の
可変入賞装置8が設けられている。前記第1の可変入賞
装置5の左右両側には、斜め下方に延びるようにして障
害部材を構成する釘群11及び風車12が植設されてい
る。これら傘状に配設された障害部材の存在により、第
1の可変入賞装置5の羽根6が開いている間は、遊技球
Bが第2の可変入賞装置8の方へ案内されにくいものと
なっている。すなわち、第1の可変入賞装置5の羽根6
と前記障害部材とが相まって遊技球Bの第2の可変入賞
装置8への流下を規制するようになっている。但し、稀
に遊技球Bが釘群11及び風車12の間隙を通り抜けて
第2の可変入賞装置8の方へと導かれることもありう
る。なお、障害部材の配置は必ずしも上記位置に限られ
るものではない。
【0018】前記第2の可変入賞装置8の下方には、第
3の可変入賞装置13が設けられている。第3の可変入
賞装置13も、一対の羽根14を備えている。羽根14
は、ソレノイド15により開閉可能となっているととも
に、通常時は閉ざされている。本実施の形態において、
羽根14は、最初の開放状態から、2個の遊技球Bが入
賞する直前まではその開放状態が維持されるようになっ
ており、2個目の遊技球Bの入賞に基づいて閉ざされる
ようになっている。但し、3個目の入賞があった場合
(2個目の入賞に際し、2つの遊技球Bがほぼ同時に入
賞した場合)には、羽根14は最初の開放状態に復帰す
るように設定されている。
【0019】併せて、前記第1の可変入賞装置5の上方
には、案内手段を構成するクルーン16が設けられてい
る。このクルーン16には、天導釘から、比較的多くの
遊技球Bが入りうるようになっており、中央部に設けら
れた図示しない孔から下方へと導出される。そして、当
該孔から落下した遊技球Bは第1の可変入賞装置5の方
へ案内されるようになっている。すなわち、このクルー
ン16は、遊技球Bを第1の可変入賞装置5へ案内する
役割に加えて、遊技球Bの落下を遅延させる役割及び場
合によっては一度に複数の遊技球Bを連続的に落下させ
る役割をも担っている。
【0020】加えて、遊技盤2の右側部には、第4の可
変入賞装置17、第5の可変入賞装置18及び第6の可
変入賞装置19が上下方向に3段に設けられている。こ
れら第4〜第6の可変入賞装置17〜19は、側部入賞
口21,22,23を備えているとともに、各1個の羽
根24,25,26及びこれらを開閉駆動するためのソ
レノイド27,28,29を有している。通常時には、
全ての羽根24〜26が閉ざされており、側部入賞口2
1〜23は閉鎖状態となっている。一方、前記第2の可
変入賞装置8に遊技球Bが入賞することを必要条件に特
別遊技状態が発生し、まず、第4の可変入賞装置17の
羽根24が開放される。これにより、遊技球Bを側部入
賞口21へ容易に入賞させることが可能となる。但し、
本実施の形態では、この特別遊技状態の発生に際し、前
記第3の可変入賞装置13の羽根14も開放される。こ
の第3の可変入賞装置13に遊技球Bが入賞することに
よっても特別遊技状態が発生させられうる。
【0021】また、第4の可変入賞装置17の下部及び
第5の可変入賞装置18の下部には、それぞれ第1及び
第2の図柄表示装置31,32が設けられている。各図
柄表示装置31,32は、それぞれ7セグ表示部及び4
つの保留ランプを備えている。第1の図柄表示装置31
は、「0」から「9」までの数字を可変表示して7セグ
表示部にセグメント表示させ、所定の数字(本実施の形
態では「0」以外の数字:「1」〜「9」の数字)で停
止した場合に(所定の数字で停止する確率は1000分
の999程度、但し、このような数値に何ら限定される
ものではない)、第5の可変入賞装置18の羽根25を
一定時間開放させる。これにより、遊技球Bを側部入賞
口22へ容易に入賞させることが可能となる。なお、本
実施の形態において、第1の図柄表示装置31に関して
は、図柄の変動開始から停止までの時間が例えば「2
9.5秒」に設定されている。そして、第5の可変入賞
装置18の羽根25が開放されている間は、図柄の停止
状態が維持される。また、第5の可変入賞装置18が閉
鎖された後は保留があれば、再度図柄変動を上記周期で
繰り返す。
【0022】さらに、第2の図柄表示装置32も同様に
「0」から「9」までの数字を可変表示して7セグ表示
部にセグメント表示させる。そして、所定の数字(本実
施の形態では「0」以外の数字:「1」〜「9」の数
字)で停止した場合に、第6の可変入賞装置19の羽根
26を一定時間開放させる。これにより、遊技球Bを側
部入賞口23へ容易に入賞させることが可能となる。な
お、本実施の形態において、第2の図柄表示装置32に
関しては、図柄の変動開始から停止までの時間が例えば
「5秒」に設定されている。そして、図柄の停止後、保
留があれば、速やかに次の変動を開始する。つまり、第
6の可変入賞装置19の羽根26が開放されている間で
も、図柄の変動が行われる。
【0023】第1及び第2の図柄表示装置31,32
は、それぞれ遊技球Bの第4の可変入賞装置17(側部
入賞口21)及び第5の可変入賞装置18(側部入賞口
22)への入賞回数を4回まで記憶することができ、前
記保留ランプでその保留数を表示する。したがって、4
つの保留ランプが点灯している状態で遊技球Bが側部入
賞口21,22に入賞しても保留球はカウントされず、
保留ランプが点灯している限り、遊技球Bが側部入賞口
21,22に入賞しなくとも保留数に応じた回数だけ第
1及び第2の図柄表示装置31,32は作動する(最大
で5回ずつ変動表示が行われることとなる)。このよう
に、本実施の形態では、第4〜第6の可変入賞装置17
〜19の開放時間及び回数並びに第1及び第2の図柄表
示装置31,32の図柄変動時間、停止タイミング等を
適宜設定することで、各第4〜第6の可変入賞装置17
〜19の開放がほとんど重なり合わないようになってい
る。
【0024】また、上記制御は、換言すれば、第4の可
変入賞装置17及び第5の可変入賞装置18、並びに、
第5の可変入賞装置18及び第6の可変入賞装置19と
に分けられる動作制御であって、1つの可変入賞装置へ
の入賞に基づいて図柄変動が行われ、その停止態様に基
づいて別の可変入賞装置が開放されるという関係にあ
る。従って、さらに可変入賞装置を追加することとして
もよいし、1つの可変入賞装置(第4の可変入賞装置1
7又は第6の可変入賞装置19)を省略することとして
もよい。さらに、このように動作制御を行うことによっ
て、開放動作にずれ等が適宜生じ(2つの可変入賞装置
が同時に開放する場合も生じうる)、払い出される景品
球にメリハリをもたせることが可能となる。併せて、こ
のような構成下においては、遊技場側も釘調整等を行う
ことで、さらにメリハリを持たせることも可能となると
ともに、遊技者側にとっても遊技技術を介入させる余地
が生じうる。但し、もちろん、3つの可変入賞装置17
〜19を単純に連動させることとしてもよい。
【0025】さて、遊技者の操作に応じて変化するパチ
ンコ機1の遊技状態を検出するべく、本実施の形態で
は、遊技盤2には、作動口用スイッチ41,42、第1
入賞球検出スイッチ43、第2入賞球検出スイッチ4
4、第3入賞球検出スイッチ45、第4入賞球検出スイ
ッチ46、第5入賞球検出スイッチ47、第6入賞球検
出スイッチ48等の各種検出手段がそれぞれ取付けられ
ている。作動口用スイッチ42,42は、遊技球Bの作
動口3,4への入賞を検出し、第1入賞球検出スイッチ
43は、第1の可変入賞装置5への入賞を検出する。ま
た、第2入賞球検出スイッチ44は、第2の可変入賞装
置8への入賞を検出し、第3入賞球検出スイッチ45
は、第3の可変入賞装置13への入賞を検出する。さら
に、第4入賞球検出スイッチ46は、第4の可変入賞装
置17(側部入賞口21)への入賞を検出し、第5入賞
球検出スイッチ47は、第5の可変入賞装置18(側部
入賞口22)への入賞を検出し、第6入賞球検出スイッ
チ48は、第6の可変入賞装置19(側部入賞口23)
への入賞を検出する。
【0026】本実施の形態では、各検出手段41〜48
等の検出結果に基づきソレノイド7,10,15,27
〜29等をそれぞれ駆動制御するために制御装置50が
設けられている。制御装置50は、読み出し専用メモリ
(ROM)、中央処理装置(CPU)、ランダムアクセ
スメモリ(RAM)等を備えている。ROMは所定の制
御プログラムや初期データを予め記憶しており、CPU
はROMの制御プログラム等に従って各種演算処理を実
行する。RAMは、CPUによる演算結果を一時的に記
憶する。
【0027】なお、その他にも、遊技盤2には、多数の
釘が植設されているとともに、一般入賞口33,34等
も設けられている。
【0028】次に、前記のように構成されたパチンコ機
1の作用及び効果について説明する。
【0029】遊技球Bが作動口3,4に入賞すると、そ
の検出信号を受信した制御装置50は、ソレノイド10
を一時的に作動させ(励磁状態とし)、図3に示すよう
に、第1の可変入賞装置5の羽根6を所定時間(例えば
約0.5秒間)開放させる。そして、この開放中に、前
記クルーン16の孔から落下した遊技球Bは、第1の可
変入賞装置5への入賞が容易となる。また、この開放に
よって、上述したように、当該羽根6と前記障害部材1
1,12によって遊技球Bの第2の可変入賞装置8への
流下が規制されることとなる。但し、羽根6の開放時に
遊技球Bが図3に示す位置にあるような場合には、第2
の可変入賞装置8の方への流下も可能となりうる。
【0030】そして、前記所定時間が経過した後、制御
装置50は前記ソレノイド7を非励磁状態とし、羽根6
を閉鎖する。また、閉鎖に連動して、今度は制御装置5
0は、第2の可変入賞装置8のソレノイド10を一時的
に作動させ(励磁状態とし)、図4に示すように、第2
の可変入賞装置8の羽根9を所定時間(例えば約0.5
秒間)開放させる。そして、この開放中に、前記第1の
可変入賞装置5及び第2の可変入賞装置8間に遊技球B
が存在していた場合には、第2の可変入賞装置8への入
賞が可能となる(このようなケースは稀にしか生じな
い)。また、上述したように、この開放中に前記釘群1
1及び風車12の間隙を通り抜けて第2の可変入賞装置
8の方へと導かれるケースもありうる。さらには、上方
から下方へと急速に落下してくる場合もありうる。
【0031】そして、制御装置50は、前記所定時間が
経過した後、ソレノイド10を非励磁状態とし、羽根9
を閉鎖する。
【0032】本実施の形態では、前記羽根9の開放中に
遊技球Bが第2の可変入賞装置8に入賞しなかった場合
には、それで一連の動作が終了させられる。これに対
し、羽根9の開放中に遊技球Bが第2の可変入賞装置8
に入賞した場合には、制御装置50は特別遊技状態を発
生させる。すなわち、制御装置50は、所定時間(数
秒)経過後、図5に示すように、第4の可変入賞装置1
7のソレノイド27を所定時間(例えば約5秒)作動さ
せ(励磁状態とし)、羽根24を反時計方向へ回動させ
る。すると、側部入賞口21が開放されることとなり、
遊技者は、当該側部入賞口21に数個の遊技球Bを入賞
させることができる。そして、制御装置50は、前記所
定時間が経過した後、ソレノイド27を非励磁状態と
し、羽根24を時計方向へ回動させ、側部入賞口21を
閉鎖する。
【0033】また、制御装置50はこれとともに、第3
の可変入賞装置13のソレノイド15を一時的に作動さ
せ(励磁状態とし)、第3の可変入賞装置13の羽根1
4を開放させる。なお、本実施の形態では、制御装置5
0は、その後前記ソレノイド15を非励磁状態とする。
但し、羽根14は一旦開放されたら2個の遊技球Bの入
賞があるまで開放され続けるように構成されているた
め、非励磁状態となっても羽根14が閉じられることは
ない。
【0034】さて、前記側部入賞口21に遊技球Bが入
賞すると、上述したように、制御装置50は、第1の図
柄表示装置31の7セグ表示部において「0」から
「9」までの数字を変動表示するとともに、所定時間経
過後、選択決定された数字で変動表示を停止させる。そ
して、前記所定の数字で停止することを必要条件に、制
御装置50は、前記第5の可変入賞装置18のソレノイ
ド28を所定時間(例えば約5秒)作動させ(励磁状態
とし)、図6に示すように、羽根25を反時計方向へ回
動させる。すると、側部入賞口22が開放されることと
なり、遊技者は、当該側部入賞口22に数個の遊技球B
を入賞させることができる。そして、制御装置50は、
前記所定時間が経過した後、ソレノイド28を非励磁状
態とし、羽根25を時計方向へ回動させ、側部入賞口2
2を閉鎖する。
【0035】前記側部入賞口22に遊技球Bが入賞する
と、上記同様、制御装置50は、第2の図柄表示装置3
2の7セグ表示部において「0」から「9」までの数字
を変動表示するとともに、所定時間経過後、選択決定さ
れた数字で変動表示を停止させる。そして、前記所定の
数字で停止することを必要条件に、制御装置50は、前
記第6の可変入賞装置19のソレノイド29を所定時間
(例えば約5秒)作動させ(励磁状態とし)、図7に示
すように、羽根26を反時計方向へ回動させる。する
と、側部入賞口23が開放されることとなり、遊技者
は、当該側部入賞口23に数個の遊技球Bを入賞させる
ことができる。そして、制御装置50は、前記所定時間
が経過した後、ソレノイド29を非励磁状態とし、羽根
26を時計方向へ回動させ、側部入賞口23を閉鎖す
る。
【0036】本実施の形態では、側部入賞口21,22
への入賞回数が4回まで記憶されるので、その記憶回数
(保留数)に応じた回数分(合計5回分)だけ、上記第
1及び第2の図柄表示装置31,32の作動及び上記第
4〜第6の可変入賞装置17〜19の開閉動作が繰り返
し行われることとなる。
【0037】そして、一連の第4〜第6の可変入賞装置
17〜19の開閉動作等が終了することにより、特別遊
技状態は一旦終了させられる。ところで、この状態にお
いて、前記第3の可変入賞装置13の羽根14が開放状
態にあるため、遊技者は、前記第3の可変入賞装置13
に対し、遊技球Bを入賞させることが可能となる。この
第3の可変入賞装置13に遊技球Bが1個入賞した場
合、再度特別遊技状態が発生し、第4の可変入賞装置1
7の側部入賞口21の開放が行われる。つまり、上述し
た一連の第4〜第6の可変入賞装置17〜19の開閉動
作等が再度行われることとなる。
【0038】さらに、2度目の特別遊技状態(一連の第
4〜第6の可変入賞装置17〜19の開閉動作等)が終
了した後、前記第3の可変入賞装置13の羽根14は未
だ開放状態にあるため、遊技者は、前記第3の可変入賞
装置13に対し、再度遊技球Bを入賞させることができ
る。この第3の可変入賞装置13に遊技球Bが1個入賞
した場合、当該第3の可変入賞装置13の羽根14が閉
じられるとともに、3度目の特別遊技状態が発生する
(第4の可変入賞装置17の側部入賞口21の開放が行
われる)。つまり、上述した一連の第4〜第6の可変入
賞装置17〜19の開閉動作等が結果的に合計3回行わ
れることとなる。
【0039】また、これに対し、第3の可変入賞装置1
3に遊技球Bが2個ほぼ同時に入賞した場合、当該第3
の可変入賞装置13の羽根14は閉じられることなく、
開放状態が維持されるとともに、上記第4〜第6の可変
入賞装置17〜19の開閉動作等が行われる。つまり、
第3の可変入賞装置13に遊技球Bが2個ほぼ同時に入
賞した場合には、2回目の特別遊技状態の発生時と同じ
状況になり、遊技者はさらに大量の景品球の獲得が可能
となる。換言すれば、特別遊技状態のさらなる継続的な
発生が可能となるのである。
【0040】以上詳述したように、本実施の形態によれ
ば、作動口3,4に遊技球Bが入賞することに基づき、
第1の可変入賞装置5が一時的に開放され、その後閉じ
られるとともに、その閉鎖に連動して第2の可変入賞装
置8が一時的に開放される。そして、第2の可変入賞装
置8の開放中に、遊技球Bが第2の可変入賞装置8に入
賞することを必要条件に、特別遊技状態が発生させられ
る。このため、遊技者は、遊技球Bが第2の可変入賞装
置8に入賞することを切望しながら遊技を行うこととな
る。ここで、第2の可変入賞装置8の上流側には第1の
可変入賞装置5が存在するため、第1の可変入賞装置5
がなければ第2の可変入賞装置8に入賞しそうな遊技球
Bであっても、多くは第1の可変入賞装置5に入賞して
しまう。従って、第2の可変入賞装置8に遊技球Bが入
賞することに稀少価値が生じ、遊技の面白味が過大なも
のとなる。その結果、従来にはない興趣の向上を図るこ
とができる。
【0041】また、第2の可変入賞装置8が開放される
チャンスは、作動口3,4に遊技球Bが入賞する度に与
えられることとなる。従って、遊技者は、わくわくどき
どきしながら遊技を続けることができ、かかる点でも興
趣の飛躍的な向上を図ることができるといえる。
【0042】さらに、遊技球Bが第1の可変入賞装置5
に入賞した場合には、当該入賞による喜びと、第2の可
変入賞装置8に入賞しなかったことによる悲哀とを同時
に味わうことが可能となり、興趣の向上に拍車がかけら
れる。
【0043】併せて、本実施の形態によれば、第1の可
変入賞装置5が開かれることにより、遊技球Bの第2の
可変入賞装置8の方への流下が規制されうる。従って、
上記稀少価値がより一層確実に生じうることとなる。特
に、本実施の形態では、第1の可変入賞装置5の近傍に
釘群11及び風車12からなる障害部材を設け、第1の
可変入賞装置5が開放されるに際し、当該第1の可変入
賞装置5と障害部材11,12とが相まって遊技球Bが
第2の可変入賞装置8へ流下するのを規制する。従っ
て、上記作用効果がより確実に奏される。
【0044】加えて、本実施の形態では第1の可変入賞
装置5の上流側には、遊技球Bを第1の可変入賞装置5
の方へと案内する案内手段としてのクルーン16を設け
ることとした。このため、遊技者はこのクルーン16か
ら落下してくる遊技球Bがあわよくば第2の可変入賞装
置8へと導かれるのではないかという期待感を抱く。ま
た、このクルーン16によって、遊技球Bの落下が結果
的に遅延させられることとなるとともに、場合によって
は、連続的に複数の遊技球Bが落下することも起こりう
る。かかる場合、第2の可変入賞装置8への入賞の可能
性が高められることとなる。これらのことから、さらな
る興趣の向上を図ることができる。
【0045】また、本実施の形態では、2度目の特別遊
技状態(一連の第4〜第6の可変入賞装置17〜19の
開閉動作等)が終了した後、第3の可変入賞装置13に
遊技球Bが2個ほぼ同時に入賞することにより、第3の
可変入賞装置13が閉じなかった場合には、1回目の特
別遊技状態の発生時と同じ状況になり、遊技者はさらに
大量の景品球の獲得が可能となる。従って、特別遊技状
態のさらなる継続的な発生が可能となり、かかる意味
で、さらなる興趣の向上を図ることができる。逆に、2
度目の特別遊技状態が終了する前段階において、第3の
可変入賞装置13に遊技球Bが連続的に入賞してしまっ
たような場合には、その分だけ一連の第4〜第6の可変
入賞装置17〜19の開閉動作が行われない。そのた
め、2度目の特別遊技状態が終了する前段階において
は、遊技者は、第3の可変入賞装置13に遊技球Bを連
続的に入賞させないよう、はらはらどきどきしながら遊
技を行いうる。かかる点でも興趣の向上が図られる。但
し、本実施の形態では、いわゆる右打ちを行うことで側
部入賞口21〜23に遊技球Bを入賞させる構成となっ
ている。従って、上記懸念は幾分払拭されることとな
り、不安感は若干解消されうる。
【0046】尚、本発明は上述した実施の形態の記載内
容に限定されるものではない。従って、発明の趣旨を逸
脱しない範囲で、例えば次のように実施してもよい。
【0047】(a)上記実施の形態においては、前記第
1の可変入賞装置5及び第2の可変入賞装置8がそれぞ
れ開放状態となる期間は、ともに一定であった(約0.
5秒)が、当該期間を変更可能としてもよい。
【0048】例えば、作動口3,4に遊技球Bが入賞す
ることに基づいて一般入賞口34近傍に設けられた別の
図柄表示装置の図柄を変動表示せしめるとともに、適宜
選択された図柄にて停止させ、その停止図柄が特定の図
柄(例えば「7」)であることを必要条件に第2の可変
入賞装置8の開放時間を通常の場合よりも長く(例えば
1秒)することとしてもよい。このような構成とするこ
とで、特定の図柄で停止した場合には、第2の可変入賞
装置8に遊技球Bが入賞する可能性が高められる。その
結果、遊技者は特定の図柄で停止することを望み、さら
なる興趣の向上を図ることができる。また、前記期間
を、遊技球Bのその他の挙動に基づいて決定するように
してもよい。
【0049】(b)可変入賞装置5,8,13,17〜
19としては、上述した羽根6,9,14,24,2
5,26が開閉動作されるもの以外にも遊技盤2に対し
平行及び垂直状態をとりうるシャッタが開閉動作される
ものを用いてもよい。
【0050】(c)図柄変動装置31,32としては、
セグメント表示するもの以外にも液晶ディスプレイや、
CRT、ドットマトリックス、LED、エレクトロルミ
ネセンス(EL)、蛍光表示菅等を用いてもよい。
【0051】(d)本発明は、上記実施の形態とは異な
るタイプのパチンコ機等にも適用できる。例えば、特別
遊技状態の発生に際し、1つの側部入賞口が所定時間
(又は所定個数の入賞まで)の開放を所定ラウンド数行
いうるパチンコ機にも適用できる。
【0052】(e)遊技媒体としては、上述した遊技球
B以外にもメダル等を用いてもよい。
【0053】(f)上記各実施の形態におけるクルーン
16、第3の可変入賞装置13等を適宜省略することと
してもよい。また、クルーン16の代わりに他の案内部
材(例えば釘群や、複数の遊技球を停留するとともに所
定時期が到来したらその遊技球を放出する停留装置等)
を用いてもよい。
【0054】(g)上記実施の形態では障害部材として
釘群11及び風車12を採用したが、これらの少なくと
も一方を省略することとしてもよい。また、これ以外の
障害部材を設けることとしてもよい。
【0055】(h)第3の可変入賞装置13のソレノイ
ド15を省略してもよい。この場合には、第2の可変入
賞装置8に遊技球Bが入賞すると、その入賞した遊技球
Bによって直接第3の可変入賞装置13が開放されるこ
ととなる。
【0056】(i)上記実施の形態では、一連の第4〜
第6の可変入賞装置17〜19の開閉動作等を1回の特
別遊技状態としてとらえたが、第3の可変入賞装置13
が閉鎖されて、かつ、一連の第4〜第6の可変入賞装置
17〜19の開閉動作等が終了するまでを1回の特別遊
技状態として考えるようにしてもよい。
【0057】(j)上記実施の形態では、2度目の特別
遊技状態が終了した後、第3の可変入賞装置13に遊技
球Bが2個ほぼ同時に入賞した場合、2回目の特別遊技
状態の発生時と同じ状況になることとしたが、1回目の
特別遊技状態の発生時と同じ状況になることとしてもよ
い。
【0058】(k)第4〜第6の可変入賞装置17〜1
9の開放パターンは上記実施の形態のものに何ら限定さ
れるものではなく、例えば開放パターン(回数、順序
等)を適宜変更することとしてもよい。
【0059】特許請求の範囲の請求項に記載されないも
のであって、上記実施の形態から把握できる技術的思想
について以下に記載する。
【0060】(1)請求項1、2に記載の遊技機におい
て、前記第1の可変入賞装置の近傍に別途障害部材を設
け、前記第1の可変入賞装置が第2の状態をとることに
基づき、当該第1の可変入賞装置と前記障害部材とが相
まって遊技媒体の前記第2の可変入賞装置への流下を規
制するようにしたことを特徴とする遊技機。
【0061】(2)請求項1、2、上記付記(1)に記
載の遊技機において、前記第1の可変入賞装置の上流側
には、遊技媒体を当該第1の可変入賞装置の方へと案内
する案内手段を設けたことを特徴とする遊技機。
【0062】(3)上記付記(2)に記載の遊技機にお
いて、前記案内手段は、遊技媒体の自由落下を遅延させ
る機能を備えていることを特徴とする遊技機。
【0063】(4)上記付記(2)、(3)に記載の遊
技機において、前記案内手段は、複数個の遊技媒体を連
続的に前記第1の可変入賞装置の方へと案内しうるもの
であることを特徴とする遊技機。
【0064】(5)請求項1、2、上記付記(1)〜
(4)に記載の遊技機において、特定の条件が成立する
ことを必要条件に、前記特別遊技状態の継続的な発生を
許容する特別遊技状態継続発生許容手段を設けたことを
特徴とする遊技機。
【0065】(6)請求項1、2、上記付記(1)〜
(4)に記載の遊技機において、前記遊技領域には、第
1の状態及び、当該第1の状態と比較して遊技媒体が入
賞容易な第2の状態をとりうる第3の可変入賞装置を設
けるとともに、前記特別遊技状態の発生に伴い該第3の
可変入賞装置を第2の状態とし、その後該第3の可変入
賞装置への遊技媒体の入賞個数が所定個数と等しくなっ
たとき、前記特別遊技状態の継続的な発生を禁止するべ
く前記第3の可変入賞装置を第1の状態に戻すようにし
たことを特徴とする遊技機。
【0066】(7)上記付記(6)に記載の遊技機にお
いて、前記第3の可変入賞装置が第2の状態となった
後、該第3の可変入賞装置への遊技媒体の入賞が所定個
数よりも少なくとも1個多くなったとき、前記特別遊技
状態の継続的な発生を許容するべく前記第3の可変入賞
装置が第2の状態をとりうるようにしたことを特徴とす
る遊技機。
【0067】(8)請求項1、2、上記付記(1)〜
(7)に記載の遊技機において、前記所定の契機は、遊
技領域に設けられた所定入賞口への遊技媒体の入賞(通
過をも含む)であることを特徴とする遊技機。
【0068】(9)請求項1、2、上記付記(1)〜
(8)に記載の遊技機において、前記第1の可変入賞装
置及び第2の可変入賞装置の少なくとも一方が前記第2
の状態をとりうる期間は変更可能であることを特徴とす
る遊技機。
【0069】(10)上記付記(9)に記載の遊技機に
おいて、前記期間は、遊技媒体の挙動に基づいて決定さ
れるものであることを特徴とする遊技機。
【0070】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の遊技機に
よれば、全く新規であって、興趣の飛躍的な向上を図る
ことができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態におけるパチンコ機を示す斜視図
である。
【図2】パチンコ機の遊技盤等を示す正面図である。
【図3】パチンコ機の挙動を示す図であって、第1の可
変入賞装置が開放された状態を示す正面図である。
【図4】パチンコ機の挙動を示す図であって、第2の可
変入賞装置が開放された状態を示す正面図である。
【図5】パチンコ機の挙動を示す図であって、第3及び
第4の可変入賞装置が開放された状態を示す正面図であ
る。
【図6】パチンコ機の挙動を示す図であって、第3及び
第5の可変入賞装置が開放された状態を示す正面図であ
る。
【図7】パチンコ機の挙動を示す図であって、第3及び
第6の可変入賞装置が開放された状態を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1…パチンコ機、2…遊技盤、3,4…作動口、5…第
1の可変入賞装置、8…第2の可変入賞装置、11…障
害部材としての釘群、12…障害部材としての風車、1
3…第3の可変入賞装置、17…第4の可変入賞装置、
18…第5の可変入賞装置、19…第6の可変入賞装
置、21,22,23…側部入賞口、50…制御装置、
B…遊技媒体としての遊技球。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技領域に設けられ、第1の状態及び、
    当該第1の状態と比較して遊技媒体が入賞容易な第2の
    状態をとりうる第1の可変入賞装置と、 前記第1の可変入賞装置よりも下流側に設けられ、第1
    の状態及び、当該第1の状態と比較して遊技媒体が入賞
    容易な第2の状態をとりうる第2の可変入賞装置とを備
    えた遊技機であって、 所定の契機に基づき、前記第1の可変入賞装置を第1の
    状態から第2の状態に切換え、その後第2の状態から第
    1の状態に戻すとともに、その戻りに連動して前記第2
    の可変入賞装置を第1の状態から第2の状態に切換え、
    その後第2の状態から第1の状態に戻す状態切換手段
    と、 前記状態切換手段による状態切換中に、遊技媒体が前記
    第2の可変入賞装置に入賞することを必要条件に遊技者
    に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手
    段とを設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の遊技機において、 前記第1の可変入賞装置は、自身が第2の状態をとるこ
    とにより、遊技媒体の前記第2の可変入賞装置への流下
    を規制しうるものであることを特徴とする遊技機。
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