JP2008200332A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】弾球遊技機に関し、緩衝部材に衝突するまでに遊技球の球速を減速すること、一定以上の勢いをもって発射された遊技球の移動方向のばらつきを抑えることである。
【解決手段】遊技球Pが外レール11aに沿って遊技領域5aの上部へ導入された遊技球Pが、緩衝部材25bより遊技球Pの移動方向上流側において遊技球減速通路23へ入球し、その遊技球減速通路23の通過中の遊技球Pが複数の遊技釘14や補助部材24に接触してその球速が減速される。
【選択図】図3

Description

本発明は、発射装置により発射された遊技球の球速を減速可能に構成した弾球遊技機に関するものである。
従来、パチンコ機には、複数の遊技釘と、複数の入賞口と、遊技球を発射する発射装置と、発射装置により発射された遊技球を遊技領域へ案内するガイドレールとが設けられ、このガイドレールから遊技領域へ導入された遊技球が複数の遊技釘に当たって方向を変えながら複数の入賞口の何れかに入賞するか、最下端まで落下してアウト口から排出される。
ところで、発射装置により発射された遊技球の球速は、遊技者が発射装置を操作することにより変化する。発射装置から遊技球が強力に発射され、遊技釘に遊技球が繰返し衝突すると、その遊技釘に衝撃が繰返し作用し曲がったり折れたりすることがある。特に、遊技盤面の右側に大入賞口がある遊技機においては、遊技盤面の中央に設けられたセンターケースの上方を超えて、遊技球を強い勢いで遊技領域の右側に集中させる右打ちを行うため、このような問題が生ずる可能性は高い。
そのため、ガイドレールにおける遊技領域の上部を移動する遊技球が到達する位置に衝撃吸収用のゴム部材を設けることにより、遊技球がそのゴム部材に衝突して遊技球の勢いが緩衝されるため、遊技球の衝突による遊技釘に対する衝撃が緩和される。
特許文献1には、飾りレールに設けられた弾性体製の跳ね返り部と、この跳ね返り部と対向状に遊技盤面に配設された弾性体製の衝撃吸収部とが設けられたパチンコ機が開示されている。発射装置により遊技領域に発射された遊技球が跳ね返り部に衝突し緩衝され、さらに、衝撃吸収部に衝突することにより遊技球の勢いが減じられる。
特開2004−33248号公報
特許文献1のパチンコ機においては、発射装置から連続的に強力に発射された遊技球が跳ね返り部に衝突する場合、跳ね返り部においてその遊技球を緩衝することができず、右打ちされた遊技球が反対側に戻ったりすることがある。また、跳ね返り部に衝突した遊技球が、衝撃吸収部方向へ跳ね返るとは限らないため、遊技球の移動方向のばらつきを抑えることができない。
また、跳ね返り部より遊技球の移動方向上流側に設けられた遊技釘に、遊技球が強い勢いで繰返し衝突すると、その遊技釘に衝撃が繰返し作用し曲がったり折れたりすることがある。
本発明の目的は、弾球遊技機に関し、緩衝部材に衝突するまでに遊技球の球速を減速すること、一定以上の勢いをもって発射された遊技球の移動方向のばらつきを抑えること、遊技球の衝突による遊技釘の衝撃を緩和すること、等である。
請求項1の弾球遊技機は、複数の遊技釘が設けられた遊技盤と、遊技球を発射する発射手段と、発射手段により遊技領域に発射された遊技球を案内するガイドレールとを備えた弾球遊技機において、発射手段により遊技領域に発射された遊技球を受け止めて緩衝するために、ガイドレールに設けられた弾性体製の緩衝部材と、緩衝部材より遊技球の移動方向上流側において遊技球の球速を減速する減速手段とを備えたものである。
発射手段により発射された遊技球がガイドレールに沿って遊技領域へ案内され、緩衝部材より遊技球の移動方向上流側において、減速手段により、遊技球の球速が減速される。その減速した遊技球が、緩衝部材により受け止められ緩衝されるので、遊技球の移動方向がばらつくことがない。
請求項2の弾球遊技機は、請求項1の発明において、減速手段は、ガイドレールと略平行に連釘状に連続的に配設された複数の遊技釘と、ガイドレールとで構成され、連釘状の複数の遊技釘とガイドレールとの間に遊技球減速通路が形成されたことを特徴としている。
請求項3の弾球遊技機は、請求項1の発明において、減速手段は、ガイドレールと略平行に配設された合成樹脂製の遊技球案内部材と、ガイドレールとで構成され、遊技球案内部材とガイドレールとの間に遊技球減速通路が形成され、遊技球案内部材の両端近傍位置に、遊技球案内部材における遊技球の移動方向上流端と下流端への遊技球の衝突を防止するための1対の遊技釘が設けられたことを特徴としている。
請求項4の弾球遊技機は、請求項2又は3の発明において、遊技球減速通路の上下幅は上流から下流へ向けて徐々に狭くなるように形成されたことを特徴としている。
請求項5の弾球遊技機は、請求項1〜4の発明において、ガイドレールのうちの遊技球減速通路に臨む面に、凹凸面を形成する補助部材を設けたことを特徴としている。
請求項6の弾球遊技機は、請求項2〜5の発明において、減速手段に含まれる複数の遊技釘のうちの遊技球の移動方向の上流端の遊技釘から遊技領域の中心部へ向けて連釘状に連続的に複数の遊技釘が配設されたことを特徴としている。
請求項7の弾球遊技機は、請求項1〜5の発明において、ガイドレールの一部を構成する飾りレールが設けられたことを特徴としている。
請求項1の発明によれば、発射手段により遊技領域に発射された遊技球を受け止めて緩衝するために、ガイドレールに設けられた弾性体製の緩衝部材と、緩衝部材より遊技球の移動方向上流側において遊技球の球速を減速する減速手段とを備えたので、遊技球が緩衝部材に衝突するまでに遊技球の球速を減速させることができる。これにより、遊技球が強力に発射された場合であっても、遊技球の移動方向のばらつきを抑えることができ、遊技球を所定方向へ移動させることができる。
請求項2の発明によれば、減速手段は、ガイドレールと略平行に連釘状に連続的に配設された複数の遊技釘と、ガイドレールとで構成され、これらの間に遊技球減速通路が形成されているので、遊技球が遊技減速通路において複数の遊技釘とガイドレールに接触することにより、遊技球の球速を減速させることができる。
請求項3の発明によれば、合成樹脂製の遊技球案内部材とガイドレールとで構成され、これらの間に遊技球減速通路が形成されているので、遊技球が遊技球減速通路において遊技球案内部材とガイドレールに接触することにより、遊技球の球速を減速させることができる。
また、遊技球案内部材の両端近傍位置に、遊技球案内部材における遊技球の移動方向上流端と下流端への遊技球の衝突を防止するための1対の遊技釘が設けられたので、遊技球案内部材の損傷を防止することができる。
請求項4の発明によれば、遊技球減速通路の上下幅は上流から下流へ向けて徐々に狭くなるように形成されたので、遊技球を複数の遊技釘と補助部材に確実に接触させることができ、その球速を減速させることができる。また、緩衝部材に衝突した遊技球が遊技球減速通路側へ戻りにくくなる。
請求項5の発明によれば、ガイドレールのうちの遊技球減速通路に臨む面に、凹凸面を形成する補助部材を設けたので、遊技球が補助部材の凹凸面に接触することにより、遊技球の球速を大幅に減速させることができる。
請求項6の発明によれば、減速手段に含まれる複数の遊技釘のうちの遊技球の移動方向上流端の遊技釘から遊技領域の中心部へ向けて連釘状に連続的に複数の遊技釘を配設したので、上流端の遊技釘に遊技球が繰返し衝突しても、遊技釘に対するその衝撃を緩和することができる。これにより、上流端の遊技釘が曲がったり折れたりするのを防止することができる。
請求項7の発明によれば、ガイドレールの一部を構成する飾りレールが設けられたので複数の遊技釘もしくは遊技球案内部材と飾りレールとで協働して減速手段の遊技球減速通路を形成することができる。
複数の遊技釘が設けられた遊技盤と、遊技球を発射する発射手段と、発射手段により発射された遊技球を案内するガイドレールとを備えた弾球遊技機に、本発明を適用した場合の一例である。
以下、本発明の実施例1を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、カード式弾球遊技機であるパチンコ機1は、矩形枠状の外枠3と、この外枠3に開閉自在に枢着された前枠4とを有し、カード式球貸し機2をサンドイッチ状に挟持する状態で、外枠3が島構造体(図示略)に着脱自在に装着されている。前枠4には、遊技盤5が裏側から着脱自在に装着され、遊技盤5の前側に対応させて、窓部6aを有するガラス扉6と発射用の遊技球を貯留する上皿8の前面板7とが夫々開閉自在に枢着されている。前面板7の下部には、上皿8から溢流し又は抜き取った遊技球を貯留する下皿9と、遊技者が回動操作可能な発射ハンドル10(発射手段)とが設けられている。
上皿8の右部には、カード式球貸し機2に対する球貸し操作用の操作パネル13が設けられ、この操作パネル13には、カード残額を3桁の数字で表示するカード残額表示部13aと、所定金額分の遊技球の球貸しを指示する球貸しスイッチ13bと、遊技終了時にカードの返却を指令する返却スイッチ13cとが設けられている。
図2に示すように、鉛直な盤面を形成する遊技盤5には、ガイドレール11が略環状に設けられ、ガイドレール11の内側に遊技領域5aが形成される。このガイドレール11は、遊技盤5の盤面に着脱可能であり、遊技領域5aの上側を区画する外レール11aと、この外レール11aの先端から連続し、遊技領域5aの右側を区画する有色透明の合成樹脂製の飾りレール11bと、この飾りレール11bの先端から連続し、遊技領域5aの下側と左側を区画する内レール11cとからなる。発射ハンドル10の操作により発射された遊技球Pが外レール11aの内面と内レール11bの外面に沿って案内されて遊技領域5aの上部に投入される。
遊技領域5aには、複数の遊技釘14と、複数(4つ)の風車15と、普通図柄表示部18と、振分装置16と、普通図柄始動口19と、変動入賞装置17と、大入賞口20と、大入賞口20を開閉する入賞口開閉部材20aと、複数(4つ)の普通入賞口21a〜21dと、入賞しなかった遊技球Pをアウト球として回収する球排出口22と、発射ハンドル10から強力に発射され遊技領域5aの上部を移動する遊技球Pの球速を減速する減速機構12が設けられている。
遊技領域5aに発射された遊技球Pは、複数の風車5aや複数の遊技釘14に当たって
方向を換えながら落下していき、振分装置16、複数の普通入賞口20a〜20dの何れかに入球するか、最下端まで落下して球排出口22から排出される。複数の普通入賞口20a〜20dの何れかに遊技球Pが入球した場合には、予め定めた数の遊技球Pが上皿8又は下皿9に払い出される。
振分装置16に遊技球Pが入球し、その振分装置16にて振り分けられた遊技球Pが普通図柄始動口19に入賞した場合には、普通図柄表示部18において、複数(3つ)の普通図柄表示領域18a〜18cに複数の普通図柄が7セグメント表示装置により変動表示される。その表示装置の変動停止時の表示結果が特定図柄態様(「444」、「777」等の当り図柄)になった場合には、普通電動役物が作動して変動入賞装置17の可変入賞口17aが開放される。このとき、遊技者は、可変入賞口17aへ遊技球Pを入球させるべく、遊技球Pを発射ハンドル10から強力に発射させて遊技領域5aの右側へ集中させる右打ちを行う。
変動入賞装置内17において、可変入賞口17aに入賞した遊技球Pが、振り分け部材17bにより、特定領域又は排出口の何れかへ振り分けられる。その遊技球Pが特定領域へ入賞した場合には、入賞口開閉部材20aにより大入賞口20が開放され遊技者に有利な特別利益状態が発生する。
次に、本願特有の減速機構(減速手段)12について説明する。
図2、図3に示すように、減速機構12は、略環状のガイドレール11における最上部よりも遊技球Pの移動方向下流側近傍に形成され、遊技領域5aの上端付近に設けられた複数(12本)の遊技釘14aと、飾りレール11bにおける遊技球Pの移動方向上流部である飾りレール上流部11dとで構成され、且つ遊技球Pの球速を減速可能な遊技球減速通路23を備えている。
複数の遊技釘14aは、飾りレール上流部11dから下方へ所定間隔隔てた位置にその上流部11dとほぼ平行に連釘状に連続的に12本配設されている。また、これら複数の遊技釘14aのうちの遊技球Pの移動方向上流端の遊技釘14aの中心部分に対する遊技球Pの衝撃を緩和する為に、その上流端の遊技釘14aから連釘状に連続的に遊技領域5aの中心部へ向けて5本の遊技釘14bが配設されている。
飾りレール上流部11dの端部には、その端部から垂下する凸状の球止め部材25が一体成形されている。この球止め部材25には、遊技球Pが通過可能な大きさの開口部25aが形成され、その開口部25aに臨むように緩衝部材25bが設けられている。この緩衝部材25bは、遊技領域5aの右側に向けて強力に発射された遊技球Pを受け止めて緩衝し、その遊技球Pを跳ね返して可変入賞口17aへ導くものであり、例えば、ゴム、軟質合成樹脂等の弾性体によって形成されている。
図3に示すように、遊技球減速通路23は、緩衝部材25bより遊技球Pの移動方向上流側において、複数の遊技釘14と飾りレール上流部11dの内面との間に形成されている。この遊技球減速通路23において、飾りレール上流部11dの遊技球減速通路23に臨む面には、連続的に凹凸面を形成する軟質合成樹脂製の補助部材24が設けられている。
遊技球減速通路23の上下幅は、遊技球Pが遊技球減速通路23を通過中に複数の遊技釘14aと補助部材24に接触するように、遊技球Pの直径11mmに対して、例えば、上流端が15mm、下流端が12mmであり、上流から下流に向けて徐々に狭くなるように形成されている。そのため、発射ハンドル10から強力に発射され、強い勢いのある遊技球Pが遊技球減速通路23を通過中に複数の遊技釘14と補助部材24に接触することでその球速が減速される。遊技球減速通路23の通過中に遊技球Pの勢いがなくなった場合でも遊技球Pが自重により落下する。
次に、実施例1の減速機構12の作用効果について説明する。
この実施例1のパチンコ機1においては、遊技者が、発射ハンドル10を操作して、遊技機Pが連続的に強力に発射され、遊技領域5aの右側に遊技球Pを集中させる右打ちが行われる。このとき、遊技球Pが外レール11aに沿って遊技領域5aの上部へ導入され、緩衝部材25bより遊技球Pの移動方向上流側において遊技球減速通路23へ入球し、遊技球減速通路23の通過中の遊技球Pが複数の遊技釘14や補助部材24に接触してその球速が減速される。遊技球減速通路23を通過後、その遊技球Pが飾りレール11bの緩衝部材25bにより受け止められて緩衝され、遊技球Pが緩衝部材25bから跳ね返って可変入賞口17a方向へ移動する。
このように、減速機構12は、緩衝部材25bより遊技球Pの移動方向上流側において、飾りレール上流部11dと、この上流部11dから所定間隔隔てた位置にその上流部11dと略平行に連釘状に連続的に配設された複数の遊技釘14aとで構成され、且つそれらの間に遊技球減速通路23を備えたので、遊技球Pが緩衝部材25bに衝突するまでに遊技球Pの球速を確実に減速させることができる。これにより、遊技領域5aの右側に向けて遊技球Pが強力に発射された場合であっても、緩衝部材25bに衝突し跳ね返った遊技球Pの移動方向のばらつきを抑えることができ、遊技球Pを変動入賞装置17の第3始動口17aの方向へ確実に移動させることができる。
また、遊技球減通路23の上下幅は、上流から下流へ向けて徐々に狭くなるように形成されたので、遊技球減速通路23を通過中の遊技球Pを複数の遊技釘14aと凹凸面を形成する補助部材24に確実に接触させることができ、その球速を大幅に減速させることができる。また、緩衝部材25bに衝突した遊技球Pが遊技球減速通路側へ戻りにくくなる。
これら複数の遊技釘14aのうちの遊技球Pの移動方向上流端の遊技釘14aの遊技球Pによる衝撃を緩和する為に、その上流端の遊技釘14aから連釘状に連続的に遊技領域5aの中心部へ向けて5本の遊技釘14bが配設されているので、上流端の遊技釘14aに遊技球Pが繰返し衝突しても、遊技釘14aに対するその衝撃を緩和することができる。これにより、上流端の遊技釘14aが曲がったり折れたりするのを防止することができる。
次に、実施例2に係る減速機構12Aについて説明する。なお、実施例1と同様の部材については同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
図4に示すように、減速機構12Aは、飾りレール上流部11dと、この上流部11dと略平行に配設された軟質合成樹脂製の遊技球案内部材26とで構成され、且つ遊技球Pの球速を減速可能な遊技球減速通路23Aを備えている。
遊技球案内部材26は、正面視にて矩形状に形成された軟質合成樹脂成形品であり、飾りレール上流部11dから下方へ所定間隔隔てた位置にその上流部11dとほぼ平行に配設されている。この遊技球案内部材26の両端近傍位置には、遊技球案内部材26における遊技球Pの移動方向上流端と下流端への遊技球Pの衝突を防止するための1対の遊技釘14cが設けられている。
遊技球減速通路23Aは、緩衝部材25bより遊技球Pの移動方向上流側において、飾りレール上流部11dの内面と遊技球案内部材26との間に形成されている。この遊技球減速通路23Aにおいて、飾りレール上流部11dの遊技球減速通路23Aに臨む面には、凹凸面を形成する軟質合成樹脂製の補助部材24が形成されている。遊技球減速通路23Aの上下幅は、上流から下流へ向けて徐々に狭くなるように形成され、実施例1の遊技球減速通路23と同様の幅を有する。
次に、実施例2の減速機構12Aの作用効果について説明する
発射ハンドル10からル強力に発射された遊技球Pが外レール11aに沿って遊技領域5aの上部へ導入され、緩衝部材25bより遊技球Pの移動方向上流側において遊技球減速通路23へ入球し、遊技球減速通路23を通過中の遊技球Pが遊技球案内部材26と補助部材24に接触してその球速が減速される。遊技球減速通路23を通過後、その遊技球Pが飾りレール11bの緩衝部材25bにより受け止められて緩衝され、遊技球Pが緩衝部材25bから跳ね返って可変入賞口17a方向へ移動する。
このように、減速機構12Aは、緩衝部材25bより遊技球Pの移動方向上流側において、飾りレール上流部11dと、この上流部11dから下方へ所定間隔隔てた位置にその上流部11dと略平行に配設された遊技球案内部材26とで構成され、且つそれらの間に遊技球減速通路23を備えたので、遊技球Pが緩衝部材25bに衝突するまでに遊技球Pの球速を確実に減速させることができる。そのため、緩衝部材25bに衝突して跳ね返った遊技球Pの移動方向のばらつきを抑えることができ、遊技球Pを変動入賞装置17の第3始動口17aの方向へ確実に移動させることができる。
また、遊技球案内部材26の両端近傍位置に、遊技球案内部材26における遊技球Pの移動方向上流端と下流端への遊技球Pの衝突を防止するための1対の遊技釘14cが設けられたので、遊技球案内部材26の損傷を防止することができる。
ここで、実施例1、2を部分的に変更した変更例について説明する。
1〕図5に示すように、遊技球減速通路23Bにおいて、飾りレール11bと遊技球案内部材26Aとを一体成形し、遊技盤5の盤面にビス28で固定してもよい。
2〕実施例2の遊技球案内部材26の両端近傍位置において、遊技球Pの移動方向の下流端側に逆流防止弁を設けてもよい。緩衝部材25bに衝突した遊技球Pが遊技球減速通路側へ戻りにくくなる。
3〕実施例1、2の遊技球減速通路の上下幅は、実施例で記載した幅に限らず、遊技球Pが遊技球減速通路23、23Aにおいて複数の遊技釘14a又は遊技球案内部材26と、補助部材24とに接触する幅であればよい。
3〕その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施例1、2に種々の変更を付加した形態で実施可能で、本発明はそのような変更形態を包含するものである。
パチンコ機の斜視図である。 パチンコ機の遊技盤の正面図である。 実施例1の減速機構の要部拡大図である。 実施例2の減速機構の要部拡大図である。 実施例2に係る変更形態の縦断面拡大図である。
符号の説明
P 遊技球
1 パチンコ機
10 発射手段
11 ガイドレール
11b 飾りレール
12、12A 減速機構
14、14a、14b 遊技釘
23、23A、23B 遊技球減速通路
24 補助部材
25b 緩衝部材
26、26A 遊技球案内部材

Claims (7)

  1. 複数の遊技釘が設けられた遊技盤と、遊技球を発射する発射手段と、発射手段により遊技領域に発射された遊技球を案内するガイドレールとを備えた弾球遊技機において、
    前記発射手段により遊技領域に発射された遊技球を受け止めて緩衝するために、前記ガイドレールに設けられた弾性体製の緩衝部材と、
    前記緩衝部材より遊技球の移動方向上流側において遊技球の球速を減速する減速手段とを備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記減速手段は、前記ガイドレールと略平行に連釘状に連続的に配設された複数の遊技釘と、前記ガイドレールとで構成され、
    前記連釘状の複数の遊技釘と前記ガイドレールとの間に遊技球減速通路が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記減速手段は、前記ガイドレールと略平行に配設された合成樹脂製の遊技球案内部材と、前記ガイドレールとで構成され、
    前記遊技球案内部材と前記ガイドレールとの間に遊技球減速通路が形成され、
    前記遊技球案内部材の両端近傍位置に、遊技球案内部材における遊技球の移動方向上流端と下流端への遊技球の衝突を防止するための1対の遊技釘が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  4. 前記遊技球減速通路の上下幅は上流から下流へ向けて徐々に狭くなるように形成されたことを特徴とする請求項2又は3に記載の弾球遊技機。
  5. 前記ガイドレールのうちの遊技球減速通路に臨む面に、凹凸面を形成する補助部材を設けたことを特徴とする請求項2〜4に記載の弾球遊技機。
  6. 前記減速手段に含まれる複数の遊技釘のうちの遊技球の移動方向上流側の遊技釘から遊技領域の中心部へ向けて連釘状に連続的に複数の遊技釘が配設されたことを特徴とする請求項2〜5に記載の弾球遊技機。
  7. 前記ガイドレールの一部を構成する飾りレールが設けられたことを特徴とする請求項1〜5に記載の弾球遊技機。
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