JP2000092684A - ケーブル接続部の絶縁具 - Google Patents

ケーブル接続部の絶縁具

Info

Publication number
JP2000092684A
JP2000092684A JP10280561A JP28056198A JP2000092684A JP 2000092684 A JP2000092684 A JP 2000092684A JP 10280561 A JP10280561 A JP 10280561A JP 28056198 A JP28056198 A JP 28056198A JP 2000092684 A JP2000092684 A JP 2000092684A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
cables
opening
cable
connection part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10280561A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Tanaka
肇 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Plant Construction Corp
Original Assignee
Toshiba Plant Construction Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Plant Construction Corp filed Critical Toshiba Plant Construction Corp
Priority to JP10280561A priority Critical patent/JP2000092684A/ja
Publication of JP2000092684A publication Critical patent/JP2000092684A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cable Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動機などの電気機器の端子箱内等でケーブ
ルの導体端部を相互に接続した接続部等を確実且つ迅速
に周囲から電気的に絶縁する。 【解決手段】 一対のケーブル1,2の導体端部を略並
行に揃えて接続した接続部7を周囲から電気的に絶縁す
るための絶縁具10であって、その絶縁具10は接続部
7を覆うキャップ状で可撓性の本体11と、本体11の
開口部12をケーブル1,2に押圧して締めつける締結
部材13を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一対のケーブルの導
体端部を相互に接続する際に、その接続部を周囲から電
気的に絶縁するために使用される絶縁具に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】電動機などの電気機器は電源供給用その
他のケーブルを端子箱に引き出し、その導体端部と外部
の電源ケーブルの導体端部を端子箱内で接続することが
多い。また端子箱以外で一対のケーブルの導体端部を相
互に接続する場合もある。従来、これらケーブルの導体
端部を相互に接続するには、それぞれの導体端部に接続
用の端子を取り付け、それら端子をボルト・ナットで締
結する方法が一般的である。そしてその接続部を周囲か
ら電気的に絶縁するために、各種絶縁テープを重ね巻き
している。例えば、その絶縁方法として、接続部を絶縁
体の貼り付き防止用のエンパイヤクロスで覆い、その上
からセルボンテープ(商品名)などの自己融着テープを
凹凸のなくなるまで巻き回し、さらにその上からビニー
ルテープを巻回する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような従来
の絶縁方法は、手間と時間がかかる上に、絶縁性能にバ
ラツキが生じ、しかも外観が綺麗ではないという問題が
ある。また絶縁部分を取り除くときには、自己融着テー
プをカッターナイフで切り取る必要があるが、切り取り
に際してしばしばケーブルの導体を傷つけることがあ
る。そのため熟練した技術者を必要としていた。そこで
本発明は、このような問題を解決する簡便なケーブル接
続部の絶縁具を提供することを課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1に記載
の発明は、一対のケーブルの導体端部を略並行に揃えて
接続した接続部の絶縁具あって、前記接続部を覆うため
のキャップ状で可撓性の本体と、その本体の開口部をケ
ーブルに押圧するようにして締めつける締結部材を備え
ていることを特徴とするものである。また、請求項2の
発明は、請求項1に記載のケーブル接続部の絶縁具の実
施の形態であって、本体が透明または半透明であること
を特徴とするものである。さらに、請求項3の発明は、
請求項1または請求項2に記載の絶縁具の実施の形態で
あって、締結部材が紐状体または帯状体とされ、該締結
部材を本体の開口部に設けた挿通孔に挿通して締結する
ことにより、該開口部を締めつけるようになされている
ことを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
により説明する。図1は本発明の絶縁具を使用して一対
のケーブルの接続部を絶縁施工する状態の分解斜視図、
図2はその完成状態の斜視図、図3は図2のA−A矢視
の一部破断図である。これらの図において、例えば電源
ケーブルである一方のケーブル1と、例えば端子箱に引
き出された電動機の電源供給用のケーブルである他方の
ケーブル2はそれぞれの端部の絶縁被覆をはぎ取られ、
それぞれ端子3,4をカシメ等により取り付けられる。
これらケーブル1,2の導体端部は略並行に揃えられ、
端子3,4の貫通孔に挿通したボルト5がナット6で締
結されて接続部7とされる。なお8,9はワッシャーで
ある。
【0006】絶縁具10は接続部7を覆うためのキャッ
プ状で可撓性の本体11と、本体11の開口部12側を
ケーブル1,2に押圧するようにして締めつける締結部
材13を備えている。本体11は例えば難燃性で軟質な
塩化ビニール等のプラスチック材を射出成形やブロー成
形をして作られ、筒状の一方の端部が閉鎖した頭部11
aとされ反対側が開口部12とされる。そして、その開
口部12の対角線上に一対の挿通孔14が設けられる。
なお、本体11の長さや幅などの寸法は、対象とする接
続部7の大きさに適合するものとされる。本体11は不
透明であってもよいが、透明または半透明の材料で作る
と、接続部7と本体11の相対姿勢や、例えば、締め付
けの確認の目的で接続部7にチェックマークを付した場
合などに、それらを外部から目視により確認することが
できる。
【0007】締結部材13は片面を凹凸面16とした可
撓性の帯状体15と、その帯状体15の端部に一体に設
けた掛合体17からなる。凹凸面16は帯状体15の長
手方向と直角な方向に平行する多数の凹凸からなり、そ
の連続する凹凸の断面は先端側に傾斜面を有する鋸歯状
とされる。一方、掛合体17には方形の断面を有する挿
通部18が設けられ、その内側の1辺に爪が設けられ
る。そして前記帯状体15を挿通部18に挿入すると、
その凹凸面16が爪に引っ掛かって掛合され、押し込む
方向には移動できるが引き抜き方向には移動できず、引
っ張りに対して抜けないようになっている。このような
片面が凹凸面16とされた可撓性の帯状体15と、その
帯状体15の端部に設けられた挿通部18を有する掛合
体17により構成される締結部材13としては、例えば
商品名「インシュロック」として市販されているものが
使用できる。なお締結部材13を単なる紐状体とし、そ
れを本体11の挿通孔14に挿通して開口部12側を締
めつけるようにしてもよい。
【0008】次に上記絶縁具10を使用して一対のケー
ブルの接続部を絶縁施工する方法を説明すると、先ず前
述のようにして形成された接続部7を本体11の開口部
12から差し込んで、少なくともその導体露出部の周囲
を覆うように装着する。次に挿通孔14の一方から締結
部材13の帯状体15の先端を挿入し、さらに一対のケ
ーブル1,2の間を通して他方の挿通孔14から引き出
す。そしてその先端を掛合体17の挿通部18に挿入し
て強く引っ張ると、本体11の開口部12側がケーブル
1,2に押圧された状態で締めつけられ、帯状体15の
凹凸面16が挿通部18に設けた爪に引っ掛かって掛合
することによりその状態が保持される。なお接続部7の
点検や補修等に際して絶縁具10を接続部7から取り除
く必要が生じたときは、帯状体15を例えばニッパ等の
工具で切断することにより絶縁具10を簡単に取り除く
ことができる。そして新たに絶縁部7を絶縁する場合に
は、取り除いた本体11は再使用することができ、安価
な締結部材13を交換するだけでよい。
【0009】図4は本発明の絶縁具10の他の実施の形
態を示す斜視図で、ケーブルが太い場合の接続部7の絶
縁をする場合に好適なものである。図1の例と異なる部
分は、本体11の開口部12に切込部12aが形成さ
れ、且つ開口部12側に2対の挿通孔14が設けられ、
締結部材13が2組用意される点であり、そのほかは同
様に構成される。そして導体端部を略並行に揃えて接続
されたケーブル1,2は、その延長部分が互いに切込部
12aによって離反され、その状態で2組の締結部材1
3が開口部12側をケーブル1,2に個々に押圧して締
結される。このようにケーブル1,2の外周を個別に取
り巻いた状態で開口部12を押圧して締結するので、ケ
ーブル1,2が太い場合であっても、その接続部7に絶
縁具10を確実且つ安定した状態に取り付けることがで
きる。
【0010】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載のケーブル
接続部の絶縁具は、一対のケーブルの導体端部を略並行
に揃えて接続した接続部を覆うキャップ状で可撓性の本
体と、その本体の開口部をケーブルに押圧するようにし
て締めつける締結部材を備えていることを特徴とし、次
のような効果を奏する。 (1)接続部を本体で覆い、その開口部側を締結部材で
締結するだけで接続部の絶縁施工を行うことができる。
そのため迅速に短時間で施工が完了し、かつ絶縁部の外
観を良好に形成できる。 (2)絶縁性能が向上し且つバラツキがなく、熟練者を
必要としない。 (3)絶縁具の取り外しもワンタッチで行うことがで
き、且つケーブルの端部導体を傷つけるおそれもない。
さらに絶縁具の本体は再使用することができる。
【0011】また、請求項2のケーブル接続部の絶縁具
は、本体が透明または半透明であることを特徴とするの
で、絶縁施工後に内部の接続部の状態を確認することが
できる。さらに、請求項3のケーブル接続部の絶縁具
は、締結部材が紐状体または帯状体とされ、該締結部材
を本体の開口部側に設けた挿通孔に挿通して締結するこ
とにより、該開口部側を締めつけるようになされている
ことを特徴とするので、簡単な構造で本体の開口部側を
締結することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の絶縁具を使用して一対のケーブルの接
続部を絶縁施工している状態の分解斜視図。
【図2】図1の完成状態の斜視図。
【図3】図2のA−A矢視の一部破断図。
【図4】本発明の絶縁具の他の例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 ケーブル 2 ケーブル 3 端子 4 端子 5 ボルト 6 ナット 7 接続部 8 ワッシャー 9 ワッシャー 10 絶縁具 11 本体 11a 頭部 12 開口部 12a 切込部 13 締結部材 14 挿通孔 15 帯状体 16 凹凸面 17 掛合体 18 挿通部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のケーブル1,2の導体端部を略並
    行に揃えて接続した接続部7の絶縁具であって、前記接
    続部7を覆うためのキャップ状で可撓性の本体11と、
    本体11の開口部12をケーブル1,2に押圧するよう
    にして締めつける締結部材13を備えていることを特徴
    とするケーブル接続部の絶縁具。
  2. 【請求項2】 本体11が透明または半透明である請求
    項1に記載のケーブル接続部の絶縁具。
  3. 【請求項3】 締結部材13が紐状体または帯状体とさ
    れ、該締結部材13を本体11の開口部12に設けた挿
    通孔14に挿通して締結することにより、該開口部12
    側を締めつけるようになされた請求項1または請求項2
    に記載のケーブル接続部の絶縁具。
JP10280561A 1998-09-16 1998-09-16 ケーブル接続部の絶縁具 Pending JP2000092684A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10280561A JP2000092684A (ja) 1998-09-16 1998-09-16 ケーブル接続部の絶縁具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10280561A JP2000092684A (ja) 1998-09-16 1998-09-16 ケーブル接続部の絶縁具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000092684A true JP2000092684A (ja) 2000-03-31

Family

ID=17626759

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10280561A Pending JP2000092684A (ja) 1998-09-16 1998-09-16 ケーブル接続部の絶縁具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000092684A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202016102981U1 (de) * 2016-04-23 2017-07-25 Bernd Höhne Anordnung als Abzweigdosenersatz

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202016102981U1 (de) * 2016-04-23 2017-07-25 Bernd Höhne Anordnung als Abzweigdosenersatz
WO2017182017A1 (de) 2016-04-23 2017-10-26 Bernd Höhne Anordnung als abzweigdosenersatz sowie verfahren zum installieren dieser anordnung
US10498049B2 (en) 2016-04-23 2019-12-03 Q-One Deutschland Ug Assembly as a junction box replacement and method for installing said assembly

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4550220A (en) Splice insulator assembly
US20060194480A1 (en) Electrical connector including insulating boots and associated methods
US4345806A (en) Wire harness retainer clip
US9231314B2 (en) Connector assembly and method for using
US7185399B2 (en) Method and apparatus for securing cables and the like
JP2002117918A (ja) アース用コネクタ
JP2000092684A (ja) ケーブル接続部の絶縁具
JP3627974B2 (ja) パネル貫通型コネクタの防水構造及び組付方法
US5821460A (en) Safety wire connector for stranded wire
JPH06310224A (ja) フラットケーブルコネクタ
JP5166776B2 (ja) 易解体式ワイヤハーネス
JPH05300627A (ja) 配線板の接続構造及び接続方法
JP2838918B2 (ja) 付属装置のリード線引留め構造
JPH0932810A (ja) ワイヤバンド
JPH09153387A (ja) ジョイントコネクタの取付方法及び取付構造
CN219874178U (zh) 一种电动车充电线缆
JPH026579Y2 (ja)
WO1999060669A1 (es) Conector rapido de cables electricos aislados por perforacion del aislante
JPS6041644Y2 (ja) 電気コネクタ用長尺絶縁スリ−ブ帯
JPH0531779Y2 (ja)
JPH11127529A (ja) 電線結束具およびこの電線結束具を備えた電気機器
JP3910689B2 (ja) 電力ケーブルの端末/接続処理具および端末/接続部の組立方法
JPH0228630Y2 (ja)
JPH1023631A (ja) 補修用カバ−
JPS5922770Y2 (ja) 電力ケ−ブル接続部

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050915

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070529

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070730

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080212