JP2000092278A - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

画像読取装置及び画像形成装置

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JP2000092278A
JP2000092278A JP10270605A JP27060598A JP2000092278A JP 2000092278 A JP2000092278 A JP 2000092278A JP 10270605 A JP10270605 A JP 10270605A JP 27060598 A JP27060598 A JP 27060598A JP 2000092278 A JP2000092278 A JP 2000092278A
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Shokyo Ko
松強 黄
Akinobu Nishikata
彰信 西方
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿照明手段の耐久性を向上し、さらに読取
動作再開時の全体の動作時間を短縮する画像読取装置及
び画像形成装置を提供する。 【解決手段】 読取動作が不可能として読取動作が中断
した場合、蛍光灯103の点灯を読取動作が中断してか
ら所定時間経過後に消灯するので、必要以上に蛍光灯1
03が点灯することを防ぎ、蛍光灯103の耐久性の向
上を図ることができると共に、読取動作が中断してから
所定時間が経過するまでは読取動作中断毎に蛍光灯10
3を消灯しないので、動作中断から所定時間経過前であ
れば、蛍光灯103の予熱動作を行わなくても動作を再
開することができ、全体の動作時間の短縮が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、画像情報
を電気信号に変換した画像データを記憶装置に記憶させ
た後に画像形成を行うデジタル複写機等のシートに画像
を形成する画像形成装置に用いられ、原稿を走査して原
稿画像を読み取る画像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置及び画像読
取装置等では操作性をあげるために、装置本体の状況を
検知した情報で自動的に判断して動作する機能が設けら
れている。
【0003】例えば、画像形成装置における自動シート
サイズ選択機能は原稿サイズを検知して、原稿サイズと
操作者が設定した倍率から最適なサイズのシートを自動
的に選択する。
【0004】しかし、装置本体に設定されているカセッ
トのシートサイズの中には、常に最適なサイズのシート
があるとは限らず、このように自動で判断できない場合
は、一度コピー動作等の原稿読取動作を中断して、操作
者に続けて動作を続行することの可否を指示させること
が行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、原稿照
明手段として使用されている原稿を照明する蛍光灯は、
一度消灯すると点灯するためには所定時間の蛍光灯フィ
ラメントの予熱を行わなければ点灯させることができな
い。
【0006】そのため、前述のように読取動作を中断し
て蛍光灯を消灯すると、次のスタート時に蛍光灯を点灯
するために時間がかかり、コピー動作等の終了までの全
体の動作時間も長くなるという問題があった。
【0007】そこで、読取動作中断から装置停止まで、
蛍光灯を点灯したままにすることが行われている。しか
し、装置停止まで蛍光灯を点灯したままでは、必要以上
に蛍光灯を点灯した状態にしておくことになり、蛍光灯
の耐久性が問題となる。
【0008】これは特に、原稿画像データを電気信号に
変換して大容量の画像メモリーに蓄積してコピーするデ
ジタル複写機では、原稿画像の読取動作と画像形成動作
とが独立に動作するため、読取動作中断から装置停止ま
での蛍光灯の点灯時間は長いものになってしまってい
た。
【0009】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、原稿
照明手段の耐久性を向上させ、さらに読取動作再開時の
全体の動作時間を短縮する画像読取装置及び画像形成装
置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像読取装置にあっては、原稿を照明する原
稿照明手段を備え、該原稿照明手段を点灯させて原稿を
照明し、原稿を走査して原稿画像の読取動作を行う画像
読取装置において、読取動作を中断した場合、読取動作
の中断から所定時間の間に読取動作が再開されないと、
前記原稿照明手段を消灯する消灯制御手段を備えたこと
を特徴とする。
【0011】従って、読取動作中断から読取動作が再開
されずに所定時間が経過すると原稿照明手段を消灯させ
るので、原稿照明手段を必要以上に点灯させることがな
く、耐久性を向上させることができ、且つ、読取動作中
断から所定時間が経過するまでは原稿照明手段を消灯さ
せないので、原稿照明手段の予熱動作を行うことなしに
読取動作を再開することができ、装置の全体の動作時間
を短縮することができる。
【0012】原稿画像の読取動作が行える状況になって
いるか検知する検知手段を備え、前記検知手段が読取動
作が行えないと検知して読取動作を中断した場合だけ、
前記消灯制御手段によって、前記原稿照明手段を消灯さ
せることが好ましい。
【0013】これにより、検知手段が読取動作を行えな
いと検知して読取動作を中断させる場合にだけ、読取動
作中断から読取動作が再開されずに所定時間経過すると
原稿照明手段を消灯させることができる。
【0014】前記原稿照明手段は、蛍光灯であることが
好ましい。
【0015】これにより、読取動作中断から読取動作が
再開されずに所定時間が経過すると蛍光灯を消灯させる
ので、蛍光灯の必要以上に点灯させることがなく、耐久
性を向上させることができ、且つ、読取動作中断から所
定時間が経過するまでは蛍光灯を消灯させないので、蛍
光灯の予熱動作を行うことなしに読取動作を再開するこ
とができ、装置の全体の動作時間を短縮することができ
る。
【0016】本発明の画像形成装置にあっては、上記の
画像読取装置と、該画像読取装置によって読み取った原
稿画像をシートに形成する画像形成手段と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0017】従って、読取動作中断から所定時間が経過
するまでは原稿照明手段を消灯させないので、原稿照明
手段の予熱動作を行うことなしに読取動作を再開するこ
とができ、装置の読取動作からシートへの画像形成まで
含めた全体の動作時間を短縮することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。
【0019】(第1の実施の形態)図1は、本実施の形
態における画像読取装置を備えた画像形成装置の一例を
示す断面図である。
【0020】図1において、100は画像形成装置本
体、180は自動原稿送り装置(DF)である。101
は原稿載置台としてのプラテンガラスであり、102は
スキャナで、原稿照明手段としての蛍光灯103、走査
ミラー104等で構成される。
【0021】そして、不図示のモータによりスキャナ1
02が所定方向に往復走査されて原稿の反射光を走査ミ
ラー104〜106を介してレンズ108を透過してC
CDセンサ109に結像する。
【0022】その後、レーザ、ポリゴンスキャナ等で構
成された露光制御部120で、CCDセンサ109で電
気信号に変換され、後述する所定の画像処理が行われた
画像信号に基づいて変調されたレーザ光129を感光体
ドラム110に照射する。
【0023】感光体ドラム110の回りには、1次帯電
器112、現像器121、転写帯電器118、クリーニ
ング装置116、前露光ランプ114が装備されて画像
形成部126を構成している。
【0024】画像形成部126において、感光体ドラム
110は不図示のモータにより図示矢印の方向に回転し
ており、1次帯電器112により所望の電位に帯電され
た後、露光制御部120からのレーザ光129が照射さ
れ、静電潜像が形成される。
【0025】感光体ドラム110上に形成された静電潜
像は、現像器121により現像されて、トナー像として
可視化される。
【0026】一方、上段カセット131あるいは下段カ
セット132からピックアップローラ133,134に
より給紙されたシートは、給紙ローラ135,136に
より搬送され、レジストローラ137により転写ベルト
130に向かって給紙され、可視化されたトナー像が転
写帯電器118によりシートに転写される。
【0027】転写後の感光体ドラム110は、クリーナ
装置116により残留トナーが清掃され、前露光ランプ
114により残留電荷が消去される。
【0028】トナー像転写後のシートは、転写ベルト1
30から分離され、定着前帯電器139,140により
トナー像が再帯電され、定着器141に送られ加圧、加
熱によりシートにトナー像が定着され、排出ローラ14
2により画像形成装置本体100の外に排出される。
【0029】画像形成装置本体100には、例えば40
00枚のシートを収納し得るデッキ150が装備されて
いる。デッキ150のリフタ151は、給紙ローラ15
2にシートが常に当接するようにシートの量に応じて上
昇する。また、100枚のシートを収容し得る、マルチ
手差し153が装備されている。
【0030】さらに、図1において、154は排紙フラ
ッパであり、両面画像形成側及び多重画像形成側と排紙
側の経路を切り替える。排紙ローラ142から送り出さ
れた両面画像形成或は多重画像形成されるシートは、こ
の排紙フラッパ154により両面画像形成側及び多重画
像形成側に切り替えられる。
【0031】また、158は下搬送パスであり、排紙ロ
ーラ142から送り出されたシートを反転パス155を
介し、シートを裏返して再給紙トレイ156に導く。
【0032】157は両面画像形成と多重画像形成の経
路を切り替える多重フラッパであり、これを図の左方向
に倒すことにより、シートを反転パス155に介さず、
直接下搬送パス158に導く。159は経路160を通
じてシートを感光体ドラム110側に給紙する給紙ロー
ラである。161は排紙フラッパ154の近傍に配置さ
れて、この排紙フラッパ154により排出側に切り替え
られたシートを機外に排出する排出ローラである。
【0033】両面画像形成(両面複写)や多重画像形成
(多重複写)時には、排紙フラッパ154を上方に上げ
て、複写済みのシートを搬送パス155,158を介し
て再給紙トレイ156に格納する。
【0034】このとき、両面画像形成時には、多重フラ
ッパ157を図の右方向へ倒し、また多重画像形成時に
は、多重フラッパ157を図の左方向へ倒す。再給紙ト
レイ156に格納されているシートが、下から1枚ずつ
給紙ローラ159により経路160を介して本体のレジ
ストローラ137に導かれる。
【0035】また、画像形成装置本体100からシート
を反転して排出する時には、排紙フラッパ154を図の
上方へ上げ、フラッパ157を図の右方向へ倒し、複写
済みのシートを搬送パス155側へ搬送し、シートの後
端が第1の送りローラ162を通過した後に、反転ロー
ラ163によって第2の送りローラ162a側へ搬送
し、排出ローラ161によって、シートを裏返して機外
へ排出される。
【0036】190は画像形成装置本体100から排出
したシートをそろえて閉じる等の処理を行う排紙処理装
置であり、一枚毎に排出されるシートを処理トレイ19
3で積載してそろえる。一部のシート束の画像形成の排
出が終了したら、このシート束をスティプルして排紙ト
レイ191、又は、192に束で排出する。ここで、排
紙トレイ191,192は不図示のモーターで上下に移
動制御され、画像形成動作開始前に積載するトレイが処
理トレイの位置になるように移動する。
【0037】図2は、画像形成装置本体100内の制御
ブロック図である。
【0038】171は画像形成装置本体100の基本制
御を行うCPUであり、制御プログラムが書き込まれた
ROM174と処理を行うためのワークRAM175、
入出力ポート173がアドレスバス、データバスにより
接続されている。
【0039】入出力ポート173には、画像形成装置本
体100を制御する、モータ、クラッチ等の各種負荷
(不図示)や、シートの位置を検知するセンサ等の入力
(不図示)が接続されている。
【0040】CPU171はROM174の内容にした
がって入出力ポート173を介して順次入出力の制御を
行い画像形成動作を実行する。
【0041】また、CPU171には操作部172が接
続されており、操作部172の表示手段及びキー入力手
段を制御する。操作者はキー入力手段を通して画像形成
動作モードや、表示の切り替えをCPU171に指示
し、CPU171は画像形成装置本体100の状態や、
キー入力による動作モード設定の表示を行う。
【0042】さらに、CPU171には、CCDセンサ
109で電気信号に変換された信号を処理する画像処理
部170と、処理された画像を蓄積する画像メモリー部
3と、が接続されている。
【0043】次に、図4に従って、この画像処理部17
0の詳細を述べる。図4は、画像処理部170のブロッ
ク図である。
【0044】レンズ108を介してCCDセンサ109
に結像された原稿画像は、Blackの輝度のデータと
して入力され、CCDセンサ109によりアナログ電気
信号に変換される。
【0045】変換された画像情報は、アナログ信号処理
部(不図示)に入力され、サンプル&ホールド、ダーク
レベルの補正等が行われた後に、A/D変換部501で
アナログ・デジタル変換(A/D変換)し、デジタル化
された信号をシェーディング補正(原稿を読み取るセン
サのばらつき及び原稿照明用ランプ(蛍光灯)の配光特
性の補正)する。
【0046】その後、log変換部502に送られる。
log変換部502では、入力された輝度データを濃度
データに変換するためのLUT(ルックアップテーブ
ル)が格納されており、入力されたデータに対応するテ
ーブル値を出力することによって、輝度データを濃度デ
ータに変換する。
【0047】その後、変倍処理部503により所望の倍
率に画像を変倍して、γ補正部504に入力される。γ
補正部504では濃度データを出力する際に、プリンタ
の特性を考慮したLUTによる変換を行い、操作部17
2で設定された濃度値に応じた出力の調整を行う。
【0048】その後、2値化部505へ送られる。2値
化部505では多値の濃度データが2値化され、濃度値
が「0」あるいは「255」となる。8bitの画像デ
ータは、2値化され「0」または「1」の1bitの画
像データに変換され、メモリに格納する画像データ量は
小さくなる。
【0049】しかし、画像を2値化すると、画像の階調
数は256階調から2階調になるため、写真画像のよう
な中間調の多い画像データは2値化すると一般に画像の
劣化が著しい。
【0050】そこで、2値データによる疑似的な中間調
表現をする必要がある。ここでは、2値のデータで疑似
的に中間調表現を行う手法として誤差拡散法を用いる。
この方法は、ある画像の濃度がある閾値より大きい場合
は「255」の濃度データであるとし、ある閾値以下で
ある場合は「0」の濃度データであるとして2値化した
後、実際の濃度データと2値化されたデータの差分を誤
差信号として、回りの画素に分配する方法である。
【0051】誤差の分配は、予め用意されているマトリ
クス上の重み係数を2値化によって生じる誤差に対して
掛け合わせ、回りの画素に加算することによって行う。
これによって、画像全体での濃度平均値が保存され、中
間調を疑似的に2値で表現することができる。
【0052】2値化された画像データは、画像メモリ部
3へ送られ、画像蓄積される。画像メモリ部3は、高速
のページメモリと複数のページ画像データを蓄積可能な
大容量のメモリ(本実施の形態では、ハードディスク)
を有している。
【0053】ハードディスクに格納された複数の画像デ
ータは、画像形成装置本体100の操作部172で指定
された編集モードに応じた順序で出力される。例えば、
ソートの場合、自動原稿送り装置(DF)180から読
み取った原稿束の画像を順に出力する。
【0054】ハートディスクから一旦格納された原稿の
画像データを読み出し、これを複数回繰り返して出力す
る。これにより、ピンが複数あるソータと同じ役割を果
たすことができる。
【0055】画像メモリ部3から出力した画像データは
プリンタ部2にあるスムージング部506に送られる。
スムージング部506では、2値化した画像の線端部が
滑らかになるようにデータの補間を行い、露光制御部1
20へ画像データを出力する。そして、露光制御部12
0からの前述の処理により画像データをシートに形成す
る。
【0056】次に画像メモリ部3の詳細を図5に従って
述べる。
【0057】画像メモリ部3では、DRAM等のメモリ
で構成されるページメモリ部301に、メモリコントロ
ーラ部302を介して画像処理部170からの2値画像
の書き込み、プリンタ部2への画像読み出し、大容量の
記憶装置であるハードディスク(HD)304への画像
の入出力のアクセスを行う。
【0058】メモリコントローラ部302は、ページメ
モリ301のDRAMリフレッシュ信号の発生を行い、
また、外部I/F処理部4、画像処理部170、ハード
ディスク304からのページメモリ301へのアクセス
の調整を行う。
【0059】更に、CPU171の指示に従い、ページ
メモリ部301への書き込みアドレス、ページメモリ部
301からの読み出しアドレス、読み出し方向などの制
御をする。
【0060】これにより、CPU171はページメモリ
部301に複数の原稿画像をならべてレイアウトを行
い、プリンタ部2に出力する機能や、画像の一部分のみ
切り出して出力する機能や、画像回転機能を制御する。
【0061】次に、図1で述べた画像形成装置の複写動
作を設定する操作部172を図6に示す。
【0062】図6において、621は電源が入っている
ことを示すパワーランプである。613のパワースイッ
チにより、電源のON/OFFの切り替えに合わせてパ
ワーランプ621は点灯或は消灯する。
【0063】622はテンキーであり、画像形成枚数の
設定やモード設定の数値入力に使用する。また、ファク
シミリ設定画面では、電話番号の入力に使用する。62
3はクリアキーであり、テンキーで入力した設定のクリ
アをする。616はリセットキーであり、設定された画
像形成枚数や動作モードや選択給紙段等のモードを既定
に戻すためのものである。
【0064】614はスタートキーであり、このスター
トキー614の押下により画像形成動作(複写動作)を
開始する。スタートキー614の中央にはスタート可能
か否かを示す赤色とグリーンのLED(不図示)があ
り、スタートができない場合は、赤色のLEDが点灯
し、スタート可能な場合はグリーンのLEDが点灯す
る。
【0065】615はストップキーであり、複写動作の
停止を行うために使用する。617はガイドキーであ
り、このキーを押下した後に、他のキーを押下すると、
そのキーにより設定できる機能の説明が表示パネルに表
示される。このガイド表示を解除する場合は、再度ガイ
ドキー617を押下することで行う。
【0066】618はユーザー設定キーであり、このキ
ーを押下すると画像形成装置の設定を操作者が変更可能
になる。操作者が変更できる設定は、例えば、自動的に
設定をクリアするまでの時間や、リセットキー616を
押下した時のモードの既定値の設定等である。
【0067】619は割り込みキーであり、画像形成動
作中にこのキーを押下すると、他の画像形成動作を中止
して、自動原稿送り装置(DF)180を使用しないで
コピーを行うことができる。
【0068】620は液晶等で構成される表示パネルで
あり、詳細なモード設定を容易にするべく、設定モード
に応じて表示内容が変わる。ここで、表示パネルの表面
はタッチセンサになっている。図6の例では、複写動作
モードの設定画面の例を示している。図6では、表示パ
ネル620内に624〜632のキーを表示しており、
このキー表示の位置を触れることでキーの押下を判断し
てモードを設定する。
【0069】627はシート選択の選択キーであり、こ
のキーを押下すると、カセット131,132のいずれ
かから給紙を行うかを設定する表示を表示パネル620
に行う。
【0070】628〜631は複写動作の複写倍率を設
定するキーである。626は応用モードの設定キーであ
り、このキーを押下すると、多重動作や縮小レイアウト
モード、表紙・合紙モード等の応用機能モードの設定す
る画面が表示パネルに表示され、例えば、図7の様な各
応用機能モードの設定キーの表示がされれ、応用モード
の設定を可能にする。
【0071】624は両面動作の設定キーであり、例え
ば、片面原稿から両面出力を行う「片−両モード」、両
面原稿から両面出力を行う「両−両モード」、両面原稿
から2枚の片面出力を行う「両−片モード」の4種類の
両面モードの設定を行う。625はソータキーであり、
このキーの押下で排紙処理装置190の動作モードの設
定や、画像メモリを用いての出力のシートへの仕分けモ
ード設定する。
【0072】これらの表示パネル620内のキーの表示
は、通常の表示の他に、表示のキーのモードが設定でき
ない場合は、表示の線を点線(網掛け)にすることで、
そのキーが操作できない事を表すようになっている。
【0073】また、図6では、表示パネル620内の上
方部分には複写動作の設定された内容の表示や、現在の
動作状態を表示する。表示パネル620内の応用モード
キー626の横に、操作者により変更可能なキーがあ
り、応用モードの設定画面で設定できる機能のキーを最
大2つまで登録可能である。応用モードの設定キーを出
して表示することで、その登録したモードの設定をより
容易に行える様にすることができる。
【0074】これらのキーを総称してお好みキーと呼
び、その設定を図8に従って説明する。図8(a)はお
好み機能キー1の項目を設定する画面である。この画面
は、ユーザー設定キー618を押下した後に、設定項目
でお好みキー1の設定を選択することで表示される。図
8(a)の画面で項目を選択して、OKキーを押下する
ことでお好みキーの表示する機能のキーを選択できるよ
うになる。このようにして、図8(b)に示すように表
示パネル620に新たにお好みキー1,2を表示する。
【0075】次に、図3に従って、複写動作の制御を説
明する。図3は複写動作の内、画像読み取りを制御する
フローチャートを示しており、図3の処理はメインのシ
ーケンスより、一定時間毎に又は必要に応じて呼ばれ
る。
【0076】先ず、図3のステップS1でスタートキー
614が押下されたか否か判断する。ステップS1でス
タートキー614が押下されない場合はステップS1へ
戻り、スタートキー614が押下されるまで待つ。
【0077】ステップS1でスタートキー614が操作
者により押下された場合は、ステップS2へ移行し、複
写可能か否か判断する。即ち、設定された複写動作のモ
ードが動作できない場合であるか判断する。例えば、設
定された給紙カセットにシートが無い場合や、排紙処理
装置190で整合できないサイズのシートで複写動作を
指定している場合等がある。
【0078】ステップS2で複写可能でない場合はステ
ップS1へ戻る。この時、スタートできないことを操作
部172の表示パネル620に表示を出してもよい。ス
テップS2で複写可能な場合はステップS3へ移行す
る。
【0079】ステップS3では、原稿照明手段である蛍
光灯103のフィラメントの点灯前予熱を行う。ステッ
プS3でフィラメントの予熱が終了した場合、ステップ
S4へ移行し、蛍光灯103を点灯する。
【0080】その後、ステップS5へ移行し、蛍光灯1
03の光量が原稿走査に必要な光量まで達したか否か判
断する。ステップS5で蛍光灯103の光量が必要光量
まで達していない場合は、ステップS5へ戻り、必要光
量に達するまで待つ。
【0081】ステップS5で蛍光灯103の光量が必要
光量まで達した場合は、ステップS6へ移行し、CCD
センサ109の点灯時の白シェーディングを開始する。
ここでは、明記しなかったが、ステップS3のフィラメ
ント予熱の間にCCDセンサ109の消灯時の黒シェー
ディングを行っておく必要がある。
【0082】ステップS6でCCDセンサ109の点灯
時の白シェーディングが終了した場合は、ステップS7
へ移行し、自動原稿送り装置180から原稿を一枚搬送
し、プラテンガラス101上に載置する。
【0083】ステップS8では、ステップS7で自動原
稿送り装置180により原稿を一枚プラテンガラス10
1上に載置した後に、装置本体の状況を検知して読取動
作が可能か検知して判断する。例えば、動読み取る原稿
のサイズから読取動作が可能か否か判断する。即ち、自
動シート選択機能が操作部パネル620内のキー627
により選択されている場合に、選択すべきシートサイズ
のカセットがなかった場合等である。
【0084】読取動作が不可能な場合、一度読取動作を
停止して、操作者に引き続いて動作するか問い合わせ
る。この制御は後に詳しく述べる。
【0085】ステップS8で読取動作がスタート可能な
場合は、ステップS9へ移行する。ステップS9では、
プラテンガラス101上の原稿を走査して原稿画像の読
み取りを行い、操作部172で設定されたモードに従っ
て、前述の画像処理部170で変倍等の処理をした後
に、画像メモリ部3のページメモリ301へ画像を書き
込む。但し、この時、自動原稿送り装置180での原稿
搬送に異常が発生している場合は、読み取り処理を行わ
ずにステップS9を終了する。
【0086】そして、この読み取った画像メモリ部3の
画像をLZ圧縮303を通してハードディスク304に
記憶する。その後、プラテンガラス101上の原稿を排
出する。
【0087】尚、読取方法は、原稿をプラテンガラス1
01上に載置した後に、走査ミラー104で原稿走査す
る替わりに、走査ミラー104を固定して、自動原稿送
り装置180で原稿を搬送しながら、画像を読み込んで
も良い。
【0088】ハードディスク304に記憶した画像は画
像読み込み順に番号をつけて管理され、制御内部の原稿
枚数管理情報を1加算する。
【0089】その後、ステップS10へ移行し、自動原
稿送り装置180に搬送される原稿の搬送異常が発生し
ているか否か判断し、異常が発生している場合はステッ
プS12へ移行する。
【0090】ステップS10で自動原稿送り装置180
に異常がない場合は、ステップS11へ移行し、今読み
取った原稿が最終原稿であるか否か判断する。ステップ
S11で最終原稿でない場合は、ステップS7へ戻り、
次の原稿をプラテンガラス101上に搬送する。ステッ
プS11で最終原稿の読み取りが終了している場合は、
ステップS13へ移行し、蛍光灯103を消灯し読取動
作をエンドする。
【0091】ステップS10で自動原稿送り装置180
の搬送に異常があった場合は、ステップS12で操作部
172の表示パネル620で自動原稿送り装置180の
搬送に異常があったことを表示し、ステップS13へ移
行して、蛍光灯103を消灯してエンドする。
【0092】次に、ステップS8で読取動作が可能でな
いと判断した場合について詳しく述べる。まず、ステッ
プS8からステップS14へ移行する。
【0093】ステップS14では、読取動作ができなか
った事を操作部172の表示パネル620に表示、ステ
ップS15でタイマーをスタートさせ、ステップS16
へ移行する。ステップS16では、スタートキー614
が押下されたか否か判断する。
【0094】ステップS16でスタートキー614が押
下されていない場合は、ステップS17へ移行する。ス
テップS17ではステップS15でスタートしたタイマ
ーが所定時間経過したか判断する。
【0095】ステップS17で所定時間経過していない
場合はステップS16へ戻り、スタートキー614が押
下されたか判断する。ステップS16でスタートキー6
14が押下された場合は、ステップS15でスタートし
たタイマーをキャンセルして、ステップS9へ移行し、
プラテンガラス101上の原稿の読み取りを行う。
【0096】ステップS17で所定時間経過した場合
は、ステップS18へ移行する。ステップS18では、
蛍光灯103を消灯し、ステップS19へ移行する。ス
テップS19では、スタートキー614が押下されたか
否か判断する。
【0097】ステップS19でスタートキー614が押
下されていない場合は、ステップS19へ戻りスタート
キー614が押下されるまで繰り返す。
【0098】ステップS19でスタートキー614が押
下された場合は、ステップS20へ移行する。ステップ
S20では、蛍光灯103である蛍光灯103のフィラ
メントの点灯前予熱を行う。ステップS20でフィラメ
ントの予熱が終了した場合、ステップS21へ移行し、
蛍光灯103を点灯する。
【0099】その後、ステップS22へ移行し、蛍光灯
103の光量が原稿走査に必要な光量まで達したか否か
判断する。ステップS22で、蛍光灯103の光量が必
要光量まで達していない場合は、ステップS22へ戻
り、達するまで待つ。
【0100】ステップS22で、蛍光灯103の光量が
必要光量まで達した場合は、ステップS23へ移行し、
CCDセンサ109の点灯時の白シェーディングを開始
する。ここでは、明記しなかったが、ステップS20の
フィラメント予熱の間にCCDセンサ109の消灯時の
黒シェーディングを行っておく必要がある。
【0101】ステップS23でCCDセンサ109の点
灯時のシェーディングが終了した場合は、ステップS9
へ移行し、プラテンガラス101上の原稿の読み取りを
行う。
【0102】以上の制御を行うことにより、読取動作が
不可能として読取動作が中断した場合、蛍光灯103の
点灯を読取動作が中断してから所定時間が経過するまで
に読取動作が再開されないと消灯するので、必要以上に
蛍光灯103が点灯することを防ぎ、蛍光灯103の耐
久性の向上を図ることができる。
【0103】また、読取動作が中断してから所定時間が
経過するまでは蛍光灯103を消灯しないので、読取動
作中断から所定時間経過前であれば、蛍光灯103の予
熱動作を行わなくても読取動作を再開することができ、
全体の動作時間の短縮が図れる。
【0104】尚、画像形成装置でなく、画像読取装置に
ついても本発明を適用することができることはいうまで
もない。
【0105】(第2の実施の形態)次に、第2の実施の
形態を図9、図10に従って説明する。ここでは、本実
施の形態の特徴的な部分だけを説明し、その他の第1の
実施の形態と同様の構成については同様の符号を付して
説明を省略する。
【0106】図9は、第2の実施の形態の制御を示す制
御ブロック図である。図9において、901は蛍光灯1
03の点灯制御回路であり、消灯状態から点灯するとき
蛍光灯103の予熱動作を行い、その後に点灯制御す
る。蛍光灯103の点灯中は蛍光灯103の光量信号9
11を入力し所定光量で一定になるように、公知の技術
でスイッチ点灯制御をする。
【0107】点灯制御回路901の入力は、制御回路9
03からの点灯制御信号913と、タイマー回路902
からのタイマー出力信号912と、があり、タイマー出
力信号912はタイマー回路902が所定時間カウント
した場合にセットされる。点灯制御回路は901はタイ
マー出力信号912がセットされる場合、或は点灯制御
信号913がリセットしている場合は、蛍光灯103を
消灯する。
【0108】この点灯制御信号913は点灯制御回路9
01にセットされていても、タイマー出力信号912が
セットされると、蛍光灯103が消灯され、点灯制御信
号913もリセットされる。
【0109】また、光量検知信号914は点灯制御回路
901が蛍光灯103の制御光量が所定の光量に達した
ことを制御回路903に通信する信号であり、点灯後、
所定の光量に達したらセットされ、消灯したときリセッ
トされる。
【0110】タイマー回路902は制御回路903から
タイマーのスタート信号921を受け、タイマーをスタ
ートする。また、制御回路903からリセット信号92
2を受け、タイマーをストップし、カウント値をリセッ
トする。
【0111】次に、図10に従って制御回路903の制
御を説明する。図10は複写動作の内の画像読み取りを
制御するフローチャートであり、図10の処理はメイン
のシーケンスより、一定時間毎に或は必要に応じて呼ば
れる。
【0112】先ず、図10のステップS101でスター
トキー614が押下されたか否か判断する。ステップS
101でスタートキー614が押下されない場合はステ
ップS101へ戻り、スタートキー614が押下される
まで待つ。
【0113】ステップS101でスタートキー614が
操作者により押下された場合は、ステップS102へ移
行し、複写可能か否か判断する。即ち、設定された複写
動作のモードが動作できない場合であるか判断する。例
えば、設定された給紙カセットにシートが無い場合や、
排紙処理装置で整合できないシートサイズで複写動作を
指定している場合等がある。
【0114】ステップS102で複写可能で無い場合は
ステップS101へ戻る。この時、スタートできないこ
とを操作部172の表示パネル620に表示を出しても
よい。ステップS102でコピースタート可能な場合は
ステップS103へ移行する。
【0115】ステップS103では、CCDセンサ10
9の消灯時の黒シェーディングを行う。ステップS10
3で消灯時の黒シェーディング動作が終了後、ステップ
S104へ移行し、蛍光灯103の点灯制御信号913
をセットし、ステップS105へ移行する。
【0116】ステップS105では、点灯制御回路90
1からの光量検知信号914がセットされているか否か
判断する。
【0117】ステップS105で信号がセットされてい
ない場合は、ステップS105へ戻り、セットされるま
で待つ。ステップS105で、信号914がセットされ
てる場合はステップS106へ移行する。
【0118】ステップS106では、CCDセンサ10
9の点灯時の白シェーディングを開始する。ステップS
106でCCDセンサ109の点灯時の白シェーディン
グが終了した場合は、ステップS107へ移行し、自動
原稿送り装置180から原稿を一枚搬送し、プラテンガ
ラス101上に載置する。
【0119】ステップS108では、ステップS107
で、自動原稿送り装置180により、原稿を一枚プラテ
ンガラス101上に載置した後に、読取動作が可能か否
か検知して判断する。例えば、読み取る原稿のサイズよ
り読取動作が可能か否か判断する。自動シート選択機能
が操作部172の表示パネル620内のキー627によ
り選択されている場合に選択するカセットがなかった場
合等である。
【0120】読み取り動作が不可能な場合、一度読取動
作を停止して操作者に引き続いて動作するか問い合わせ
る。この制御については後に詳しく説明する。
【0121】ステップS108で読み取り動作がスター
ト可能な場合は、ステップS109へ移行する。ステッ
プS109では、プラテンガラス101上の原稿を走査
して原稿画像の読み取りを行い、操作部172で設定さ
れたモードに従って、前述の画像処理部170で変倍等
の処理をした後に、画像メモリ部3のページメモリ30
1へ画像を書き込む。この時、自動原稿送り装置180
での原稿搬送に異常が発生している場合は読み取り処理
を行わずにステップS109を終了する。
【0122】この読み取られた画像メモリ部3の画像を
LZ圧縮303を通してハードディスク304に記憶す
る。その後、プラテンガラス101上の原稿を排出す
る。ハードディスク304に記憶した画像は画像読み取
り順に番号をつけて管理され、また、制御内部の原稿枚
数管理情報を1加算する。
【0123】その後、ステップS110へ移行し、自動
原稿送り装置180によって搬送される原稿の搬送異常
が発生しているか否か判断し、異常が発生している場合
はステップS112へ移行する。ステップS110で自
動原稿送り装置180に異常が無い場合は、ステップS
111へ移行し、今読み取った原稿が最終原稿であるか
否か判断する。
【0124】ステップS111で最終原稿でない場合
は、ステップS1107へ戻り、次の原稿をプラテンガ
ラス101上に搬送する。
【0125】ステップS111で最終原稿まで読み取り
が終了している場合は、ステップS113へ移行し、蛍
光灯103を消灯するため、点灯制御信号913をリセ
ットしてエンドし、画像読取動作を終了する。
【0126】ステップS110で自動原稿送り装置18
0の搬送に異常があった場合は、ステップS112で操
作部172の表示パネル620に自動原稿送り装置18
0の搬送に異常があったことを表示し、ステップS11
3へ移行して、蛍光灯103を消灯するため、点灯制御
信号913をリセットしてエンドする。
【0127】次に、ステップS108で、読取動作が可
能でない場合について詳しく述べる。まず、ステップS
108からステップS114へ移行する。ステップS1
14では、読取動作ができなかった事を操作部172の
表示パネル620に表示、ステップS115でタイマー
回路902にタイマースタート信号921をセットし、
ステップS116へ移行する。
【0128】ステップS116では、スタートキー61
4が押下されたか否か判断する。ステップS116でス
タートキー614が押下された場合は、タイマー回路9
02のタイマーリセット信号922をセットして、ステ
ップS109へ移行し、プラテンガラス101上の原稿
の読み取りを行う。
【0129】ステップS116でスタートキー614が
押下されていない場合は、ステップS117へ移行す
る。ステップS117ではタイマー回路902のタイマ
ーが所定時間を経過したかを判断する。
【0130】ステップS117で所定時間経過していな
い場合はステップS116へ戻り、スタートキー614
が押下されたか判断する。ステップS116で所定時間
経過前にスタートキー614が押下された場合は、タイ
マー回路902のタイマーリセット信号922をセット
して、ステップS109へ移行し、プラテンガラス10
1上の原稿の読み取りを行う。
【0131】ステップS117で所定時間経過した場合
は、ステップS118へ移行する。ステップS118で
は、タイマー回路902が所定時間カウントし、点灯制
御回路901にタイマー出力信号912がセットされて
蛍光灯103を消灯し、ステップS119へ移行する。
ステップS119では、スタートキー614が押下され
たか否か判断する。
【0132】ステップS119でスタートキー614が
押下されていない場合は、ステップS119へ戻りスタ
ートキー614が押下されるまで繰り返す。
【0133】ステップS119でスタートキー614が
押下された場合は、ステップS120へ移行する。ステ
ップS120では、CCDセンサ109の消灯時の黒シ
ェーディングを行う。ステップS120で消灯時の黒シ
ェーディング動作が終了後、ステップS121へ移行
し、蛍光灯103の点灯制御信号913をセットし、ス
テップS122へ移行する。
【0134】ステップS122では、点灯制御回路90
1からの光量検知信号914がセットされているか否か
判断する。ステップS122で光量検知信号914がセ
ットされていない場合は、ステップS122へ戻り、セ
ットされるまで待つ。ステップS122で、光量検知信
号914がセットされている場合はステップS123へ
移行する。
【0135】ステップS123では、CCDセンサ10
9の点灯時の白シェーディングを開始する。ステップS
121でCCDセンサ109の点灯時の白シェーディン
グが終了した場合は、ステップS109へ移行し、プラ
テンガラス101上の原稿の読み取りを行う。
【0136】このように制御を行うようにしても第1の
実施の形態と同様な効果を得ることができ、読取動作が
不可能として読取動作が中断した場合、蛍光灯103の
点灯を読取動作が中断してから所定時間が経過するまで
に読取動作が再開されないと消灯するので、必要以上に
蛍光灯103が点灯することを防ぎ、蛍光灯103の耐
久性の向上を図ることができる。
【0137】また、読取動作が中断してから所定時間が
経過するまでは蛍光灯103を消灯しないので、動作中
断から所定時間経過前であれば、蛍光灯103の予熱動
作を行わなくても動作を再開することができ、全体の動
作時間の短縮が図れる。
【0138】
【発明の効果】本発明の画像読取装置は、読取動作を中
断した場合、読取動作の中断から所定時間の間に読取動
作が再開されないと、原稿照明手段を消灯する消灯制御
手段を備えたことで、読取動作中断から読取動作が再開
されずに所定時間が経過すると原稿照明手段を消灯させ
るので、原稿照明手段を必要以上に点灯させることがな
く、耐久性を向上させることができ、且つ、読取動作中
断から所定時間が経過するまでは原稿照明手段を消灯さ
せないので、原稿照明手段の予熱動作を行うことなしに
読取動作を再開することができ、装置の全体の動作時間
を短縮することができる。
【0139】原稿画像の読取動作が行える状況になって
いるか検知する検知手段を備え、検知手段が読取動作が
行えないと検知して読取動作を中断した場合だけ、消灯
制御手段によって、原稿照明手段を消灯させることがで
きる。
【0140】原稿照明手段は、蛍光灯であることで、読
取動作中断から読取動作が再開されずに所定時間が経過
すると蛍光灯を消灯させるので、蛍光灯の必要以上に点
灯させることがなく、耐久性を向上させることができ、
且つ、読取動作中断から所定時間が経過するまでは蛍光
灯を消灯させないので、蛍光灯の予熱動作を行うことな
しに読取動作を再開することができ、装置の全体の動作
時間を短縮することができる。
【0141】本発明の画像形成装置は、上記の画像読取
装置と、画像読取装置によって読み取った原稿画像をシ
ートに形成する画像形成手段と、を備えたことで、読取
動作中断から所定時間が経過するまでは原稿照明手段を
消灯させないので、原稿照明手段の予熱動作を行うこと
なしに読取動作を再開することができ、読取動作からシ
ートへの画像形成まで含めた全体の動作時間を短縮する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は画像形成装置を示す概略構成図である。
【図2】図2は画像形成装置の制御を示す制御ブロック
図である。
【図3】図3は第1の実施の形態の読取動作を示すフロ
ーチャート図である。
【図4】図4は画像形成装置の画像処理部を示すブロッ
ク図である。
【図5】図5は画像形成装置の画像メモリ部を示すブロ
ック図である。
【図6】図6は画像形成装置の操作部を示す図である。
【図7】図7は画像形成装置の複写応用モードの設定画
面の例を示すモデル図である。
【図8】図8は画像形成装置の複写お好みキー設定操作
を示す説明図である。
【図9】図9は第2の実施の形態の蛍光灯の点灯制御を
示す制御ブロック図である。
【図10】図10は第2の実施の形態の読取動作を示す
フローチャート図である。
【符号の説明】
100 画像形成装置本体 101 プラテンガラス 102 スキャナ 103 蛍光灯 104,105,106 走査ミラー 108 レンズ 109 CCDセンサ 110 感光体ドラム 901 点灯制御回路 902 タイマー回路 903 制御回路 911 光量信号 912 タイマー出力信号 913 点灯制御信号 914 光量検知信号 921 タイマースタート信号 922 タイマーリセット信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を照明する原稿照明手段を備え、該
    原稿照明手段を点灯させて原稿を照明し、原稿を走査し
    て原稿画像の読取動作を行う画像読取装置において、 読取動作を中断した場合、読取動作の中断から所定時間
    の間に読取動作が再開されないと、前記原稿照明手段を
    消灯する消灯制御手段を備えたことを特徴とする画像読
    取装置。
  2. 【請求項2】 原稿画像の読取動作が行える状況になっ
    ているか検知する検知手段を備え、 前記検知手段が読取動作が行えないと検知して読取動作
    を中断した場合だけ、前記消灯制御手段によって、前記
    原稿照明手段を消灯させることを特徴とする請求項1に
    記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記原稿照明手段は、蛍光灯であること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3に記載の画像読取装
    置と、該画像読取装置によって読み取った原稿画像をシ
    ートに形成する画像形成手段と、を備えたことを特徴と
    する画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7864378B2 (en) 2005-07-29 2011-01-04 Ricoh Company, Ltd. Image reader
TWI667657B (zh) * 2017-12-14 2019-08-01 旺宏電子股份有限公司 記憶體裝置及其操作方法

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US7864378B2 (en) 2005-07-29 2011-01-04 Ricoh Company, Ltd. Image reader
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