JP2000151919A - 画像読込装置、画像読込方法、及び記憶媒体 - Google Patents

画像読込装置、画像読込方法、及び記憶媒体

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JP2000151919A
JP2000151919A JP10335042A JP33504298A JP2000151919A JP 2000151919 A JP2000151919 A JP 2000151919A JP 10335042 A JP10335042 A JP 10335042A JP 33504298 A JP33504298 A JP 33504298A JP 2000151919 A JP2000151919 A JP 2000151919A
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shading
illumination lamp
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Shokyo Ko
松強 黄
Nobuo Sekiguchi
信夫 関口
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蛍光灯を原稿照明ランプとして使用した画像
読込装置において、原稿照明ランプの点灯を継続したと
きに発生する配光ばらつきに伴う画像データの劣化を防
止する。 【解決手段】 原稿照明ランプを点灯(S1003)し
てから所定時間が経過(S1003,S1006)する
までに、スタートキーの押下(S1005)がなけれ
ば、原稿照明ランプを消灯して(S1007)、蛍光灯
からなる原稿照明ランプの温度上昇を抑えている。一
方、原稿照明ランプを点灯してから所定時間が経過する
までに、スタートキーの押下があり、かつ原稿照明ラン
プの光量が十分な量になっていれば(S1008)、点
灯時のシェーディングを行い(S1009)、原稿の読
み込みを行う(S1010)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読込装置、画
像読込方法、及び記憶媒体に関し、詳しくは配光特性が
点灯時間の経過に伴い変化する原稿照明ランプを使用し
て原稿画像の読み込みを行う画像読込装置、当該画像読
込装置に適用される画像読込方法、及び当該画像読込方
法を実行するプログラムを記憶した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機の原稿照明ランプに蛍光灯
を使用することが行われている。蛍光灯を点灯するには
所定時間の蛍光灯フィラメント予熱を行わなければ点灯
することができない。そのため、複写動作が開始される
前に、蛍光灯を点灯させることが行われている。
【0003】また、原稿を走査して得た画像情報を電気
信号に変換し、記憶装置に記憶させた後、画像処理を行
うデジタル複写機では、画像情報を電気信号に変換する
CCDセンサに画素単位のセンサばらつきがあり、ま
た、蛍光灯に配光ばらつきがある。こうしたばらつきが
画像データに与えた影響を取り除くために、デジタル複
写機ではシェーディング補正が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、原稿照明ラ
ンプとして使用されている蛍光灯は、蛍光灯の温度に依
存して光量が変化し、配光も変化する。光量変化に対し
ては、蛍光灯の発光量を検知して、一定光量になるよう
に制御を行っているが、配光変化に対しては、シェーデ
ィング補正によって補正するしかないが、配光変化が大
きいと補正しきれない。
【0005】すなわち、蛍光灯は点灯状態が継続する
と、発光に伴う発熱により温度が上昇し、これに伴って
蛍光灯の大きな配光ばらつきが起こり、結果的に画像デ
ータが異常になってしまう。特に、蛍光灯の点灯が行わ
れてから、操作者による複写開始までに長い時間が存在
すると、大きな問題となっていた。
【0006】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、蛍光灯を原稿照明ランプとして使用し
た画像読込装置において、原稿照明ランプの点灯を継続
したときに発生する配光ばらつきに伴う画像データの劣
化を防止した画像読込装置、画像読込方法、及び記憶媒
体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明によれば、配光特性が点灯時間
の経過に伴い変化する原稿照明ランプを使用して原稿画
像の読み込みを行う画像読込装置において、前記原稿照
明ランプが点灯された時点からの経過時間を計時する計
時手段と、前記計時手段が所定時間の経過を計時するま
でに、読込開始操作キーの押下がないならば、前記原稿
照明ランプを消灯する消灯手段と、前記計時手段が所定
時間の経過を計時するまでに、前記読込開始操作キーの
押下があったならば、前記原稿照明ランプの光量が所定
量に達していることを確認する確認手段と、前記確認手
段によって、前記原稿照明ランプの光量が所定量に達し
ていることが確認されたときに、点灯時のシェーディン
グを行う点灯時シェーディング手段と、前記点灯時シェ
ーディング手段によるシェーディングを完了したあと、
原稿の読み込みを行う原稿読込手段とを有することを特
徴とする。
【0008】請求項3記載の発明によれば、配光特性が
点灯時間の経過に伴い変化する原稿照明ランプを使用し
て原稿画像の読み込みを行う画像読込装置において、前
記原稿照明ランプが点灯された後、当該原稿照明ランプ
の光量が所定量に達していることを確認する確認手段
と、前記確認手段によって、前記原稿照明ランプの光量
が所定量に達していることが確認されたときに、点灯時
のシェーディングを行う点灯時シェーディング手段と、
前記点灯時シェーディング手段によるシェーディング実
行時点からの経過時間を計時する計時手段と、前記計時
手段が第1の所定時間の経過を計時するまでに、読込開
始操作キーの押下がないならば、前記原稿照明ランプを
消灯する消灯手段と、前記計時手段が前記第1の所定時
間の経過を計時するまでに、前記読込開始操作キーの押
下があったならば、前記計時手段が第2の所定時間の経
過を計時し終えているか否かを判別する判別手段と、前
記判別手段によって、前記計時手段が前記第2の所定時
間の経過を計時し終えていないと判別されたときに、原
稿の読み込みを行う第1の原稿読込手段と、前記判別手
段によって、前記計時手段が第2の所定時間の経過を計
時し終えていると判別されたときに、点灯時のシェーデ
ィングを再度実行する再シェーディング実行手段と、前
記再シェーディング実行手段によるシェーディング実行
の後、原稿の読み込みを行う第2の原稿読込手段とを有
することを特徴とする。
【0009】請求項6記載の発明によれば、配光特性が
点灯時間の経過に伴い変化する原稿照明ランプを使用し
て原稿画像の読み込みを行う画像読込装置において、前
記原稿照明ランプが点灯された後、当該原稿照明ランプ
の光量が所定量に達していることを確認する確認手段
と、前記確認手段によって、前記原稿照明ランプの光量
が所定量に達していることが確認されたときに、点灯時
のシェーディングを行う点灯時シェーディング手段と、
前記点灯時シェーディング手段によるシェーディング実
行時点からの経過時間を計時する計時手段と、前記計時
手段が所定時間の経過を計時するまでに、読込開始操作
キーの押下がないならば、前記原稿照明ランプを消灯す
る消灯手段と、前記計時手段が前記所定時間の経過を計
時するまでに、前記読込開始操作キーの押下があったな
らば、原稿の読み込みを行う原稿読込手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0010】また、請求項8記載の発明によれば、配光
特性が点灯時間の経過に伴い変化する原稿照明ランプを
使用して原稿画像の読み込みを行う画像読込装置に適用
される画像読込方法において、前記原稿照明ランプが点
灯された時点からの経過時間を計時する計時ステップ
と、前記計時ステップにより所定時間の経過が計時され
るまでに、読込開始操作キーの押下がないならば、前記
原稿照明ランプを消灯する消灯ステップと、前記計時ス
テップにより所定時間の経過が計時されるまでに、前記
読込開始操作キーの押下があったならば、前記原稿照明
ランプの光量が所定量に達していることを確認する確認
ステップと、前記確認ステップによって、前記原稿照明
ランプの光量が所定量に達していることが確認されたと
きに、点灯時のシェーディングを行う点灯時シェーディ
ングステップと、前記点灯時シェーディングステップに
よってシェーディングを完了したあと、原稿の読み込み
を行う原稿読込ステップとを有することを特徴とする。
【0011】請求項10記載の発明によれば、配光特性
が点灯時間の経過に伴い変化する原稿照明ランプを使用
して原稿画像の読み込みを行う画像読込装置に適用され
る画像読込方法において、前記原稿照明ランプが点灯さ
れた後、当該原稿照明ランプの光量が所定量に達してい
ることを確認する確認ステップと、前記確認ステップに
よって、前記原稿照明ランプの光量が所定量に達してい
ることが確認されたときに、点灯時のシェーディングを
行う点灯時シェーディングステップと、前記点灯時シェ
ーディングステップによるシェーディング実行時点から
の経過時間を計時する計時ステップと、前記計時ステッ
プによって第1の所定時間の経過が計時されるまでに、
読込開始操作キーの押下がないならば、前記原稿照明ラ
ンプを消灯する消灯ステップと、前記計時ステップによ
って前記第1の所定時間の経過が計時されるまでに、前
記読込開始操作キーの押下があったならば、前記計時ス
テップによって第2の所定時間の経過が計時され終えて
いるか否かを判別する判別ステップと、前記判別ステッ
プによって、前記計時ステップによる前記第2の所定時
間の計時が終えていないと判別されたときに、原稿の読
み込みを行う第1の原稿読込ステップと、前記判別ステ
ップによって、前記計時ステップによる前記第2の所定
時間の計時が終えていると判別されたときに、点灯時の
シェーディングを再度実行する再シェーディング実行ス
テップと、前記再シェーディング実行ステップによるシ
ェーディング実行の後、原稿の読み込みを行う第2の原
稿読込ステップとを有することを特徴とする。
【0012】請求項13記載の発明によれば、配光特性
が点灯時間の経過に伴い変化する原稿照明ランプを使用
して原稿画像の読み込みを行う画像読込方法において、
前記原稿照明ランプが点灯された後、当該原稿照明ラン
プの光量が所定量に達していることを確認する確認ステ
ップと、前記確認ステップによって、前記原稿照明ラン
プの光量が所定量に達していることが確認されたとき
に、点灯時のシェーディングを行う点灯時シェーディン
グステップと、前記点灯時シェーディングステップによ
るシェーディング実行時点からの経過時間を計時する計
時ステップと、前記計時ステップによって所定時間の経
過が計時されるまでに、読込開始操作キーの押下がない
ならば、前記原稿照明ランプを消灯する消灯ステップ
と、前記計時ステップによって前記所定時間の経過が計
時されるまでに、前記読込開始操作キーの押下があった
ならば、原稿の読み込みを行う原稿読込ステップとを有
することを特徴とする。
【0013】さらに、請求項15記載の発明によれば、
配光特性が点灯時間の経過に伴い変化する原稿照明ラン
プを使用して原稿画像の読み込みを行う画像読込装置に
適用される画像読込方法をプログラムとして記憶した、
コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体において、
前記画像読込法が、前記原稿照明ランプが点灯された時
点からの経過時間を計時する計時ステップと、前記計時
ステップにより所定時間の経過が計時されるまでに、読
込開始操作キーの押下がないならば、前記原稿照明ラン
プを消灯する消灯ステップと、前記計時ステップにより
所定時間の経過が計時されるまでに、前記読込開始操作
キーの押下があったならば、前記原稿照明ランプの光量
が所定量に達していることを確認する確認ステップと、
前記確認ステップによって、前記原稿照明ランプの光量
が所定量に達していることが確認されたときに、点灯時
のシェーディングを行う点灯時シェーディングステップ
と、前記点灯時シェーディングステップによってシェー
ディングを完了したあと、原稿の読み込みを行う原稿読
込ステップとを有することを特徴とする。
【0014】請求項16記載の発明によれば、配光特性
が点灯時間の経過に伴い変化する原稿照明ランプを使用
して原稿画像の読み込みを行う画像読込装置に適用され
る画像読込方法をプログラムとして記憶した、コンピュ
ータにより読み出し可能な記憶媒体において、前記画像
読込方法が、前記原稿照明ランプが点灯された後、当該
原稿照明ランプの光量が所定量に達していることを確認
する確認ステップと、前記確認ステップによって、前記
原稿照明ランプの光量が所定量に達していることが確認
されたときに、点灯時のシェーディングを行う点灯時シ
ェーディングステップと、前記点灯時シェーディングス
テップによるシェーディング実行時点からの経過時間を
計時する計時ステップと、前記計時ステップによって第
1の所定時間の経過が計時されるまでに、読込開始操作
キーの押下がないならば、前記原稿照明ランプを消灯す
る消灯ステップと、前記計時ステップによって前記第1
の所定時間の経過が計時されるまでに、前記読込開始操
作キーの押下があったならば、前記計時ステップによっ
て第2の所定時間の経過が計時され終えているか否かを
判別する判別ステップと、前記判別ステップによって、
前記計時ステップによる前記第2の所定時間の計時が終
えていないと判別されたときに、原稿の読み込みを行う
第1の原稿読込ステップと、前記判別ステップによっ
て、前記計時ステップによる前記第2の所定時間の計時
が終えていると判別されたときに、点灯時のシェーディ
ングを再度実行する再シェーディング実行ステップと、
前記再シェーディング実行ステップによるシェーディン
グ実行の後、原稿の読み込みを行う第2の原稿読込ステ
ップとを有することを特徴とする。
【0015】請求項17記載の発明によれば、配光特性
が点灯時間の経過に伴い変化する原稿照明ランプを使用
して原稿画像の読み込みを行う画像読込方法をプログラ
ムとして記憶した、コンピュータにより読み出し可能な
記憶媒体において、前記画像読込方法が、前記原稿照明
ランプが点灯された後、当該原稿照明ランプの光量が所
定量に達していることを確認する確認ステップと、前記
確認ステップによって、前記原稿照明ランプの光量が所
定量に達していることが確認されたときに、点灯時のシ
ェーディングを行う点灯時シェーディングステップと、
前記点灯時シェーディングステップによるシェーディン
グ実行時点からの経過時間を計時する計時ステップと、
前記計時ステップによって所定時間の経過が計時される
までに、読込開始操作キーの押下がないならば、前記原
稿照明ランプを消灯する消灯ステップと、前記計時ステ
ップによって前記所定時間の経過が計時されるまでに、
前記読込開始操作キーの押下があったならば、原稿の読
み込みを行う原稿読込ステップとを有することを特徴と
する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
【0017】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施形態に係る画像読込装置を含む画像形成装置の
構成を示す断面図である。この画像形成装置は、具体的
にはデジタル複写機である。
【0018】図中100は画像形成装置本体、180は
自動原稿送り装置(DF)である。
【0019】101は原稿載置台としてのプラテンガラ
スである。102はスキャナであり、蛍光灯からなる原
稿照明ランプ103、走査ミラー104等で構成され
る。不図示のモータによりスキャナ102が所定方向に
往復走査され、原稿の反射光が走査ミラー104〜10
6を介してレンズ108に送られ、CCDセンサ109
に結像される。
【0020】120はレーザ、ポリゴンスキャナ等で構
成された露光制御部であり、レーザ光129を感光体ド
ラム110に照射する。レーザ光129は、CCDセン
サ109で電気信号に変換され、後述する所定の画像処
理が行われた画像信号に基づいて変調されている。感光
体ドラム110の回りには、1次帯電器112、現像器
121、転写帯電器118、クリーニング装置116、
前露光ランプ114が装備されている。
【0021】画像形成部126において、感光体ドラム
110は不図示のモータにより図に示す矢印の方向に回
転されており、1次帯電器112により所望の電位に帯
電された後、露光制御部120からのレーザ光129が
照射され、静電潜像が形成される。感光体ドラム110
上に形成された静電潜像は、現像器121により現像さ
れて、トナー像として可視化される。一方、上段カセッ
ト131あるいは下段カセット132からピックアップ
ローラ133,134により給紙された転写紙は、給紙
ローラ135,136により本体に送られ、レジストロ
ーラ137により転写ベルトに給送され、可視化された
トナー像が転写帯電器118により転写紙に転写され
る。
【0022】転写後の感光体ドラム110ではクリーニ
ング装置116により残留トナーが清掃され、前露光ラ
ンプ114により残留電荷が消去される。転写後の転写
紙は、転写ベルト130から分離され、定着前帯電器1
39,140によりトナー像が再帯電され、定着器14
1に送られて加圧、加熱により定着され、排出ローラ1
42により本体100の外に排出される。
【0023】本体100には、例えば4000枚の転写
紙を収納し得るデッキ150が装備されている。デッキ
150のリフタ151は、給紙ローラ152に転写紙が
常に当接するように転写紙の量に応じて上昇する。ま
た、100枚の転写紙を収容し得るマルチ手差し153
が装備されている。
【0024】さらに、154は排紙フラッパであり、両
面記録側ないし多重記録側と排紙側とに経路を切り替え
る。排出ローラ142から送り出された転写紙は、この
排紙フラッパ154により両面記録側ないし多重記録側
に切り替えられる。
【0025】また、158は下搬送パスであり、排出ロ
ーラ142から送り出された転写紙を、反転パス155
を介し、転写紙を裏返して再給紙トレイ156に導く。
また、157は両面記録と多重記録とに経路を切り替え
る多重フラッパであり、これを左方向に倒すことによ
り、転写紙を反転パス155に介さず、直接下搬送パス
158に導くことができる。159は、経路160を通
じて転写紙を感光体ドラム110側に給紙する給紙ロー
ラである。161は排紙フラッパ154の近傍に配置さ
れて、この排紙フラッパ154により排出側に切り替え
られた転写紙を機外に排出する排出ローラである。
【0026】両面記録(両面複写)や多重記録(多重複
写)の時には、排紙フラッパ154を上方に上げて、複
写済みの転写紙を、搬送パス155,158を介して再
給紙トレイ156に格納する。このとき、両面記録時に
は、多重フラッパ157を右方向へ倒し、また多重記録
時には、多重フラッパ157を左方向へ倒す。再給紙ト
レイ156に格納されている転写紙が、下から1枚ずつ
給紙ローラ159により経路160を介して本体のレジ
ストローラ137に導かれる。本体から転写紙を反転し
て排出する時には、排紙フラッパ154を上方へ上げ、
フラッパ157を右方向へ倒し、複写済みの転写紙を搬
送パス155側へ搬送し、転写紙の後端が第1の送りロ
ーラ162を通過した後に、反転ローラ163によって
第2の送りローラ側へ搬送し、排出ローラ161によっ
て、転写紙を裏返して機外へ排出する。
【0027】190は画像形成装置100から排出した
転写紙をそろえて閉じる排紙処理装置であり、一枚毎に
排出される転写紙を処理トレイ193で積載してそろえ
る。一部の画像形成の排出が終了したら、転写紙束をス
ティプルして排紙トレイ191、又は排紙トレイ192
に束で排出する。排紙トレイ191,192は不図示の
モーターで上下に移動制御され、画像形成動作開始前に
積載するトレイが処理トレイの位置になるように移動す
る。
【0028】図2は、画像形成装置100の動作を制御
する制御部の構成を示すブロック図である。
【0029】171は画像形成装置100の基本制御を
行うCPUであり、CPU171には、制御プログラム
が書き込まれたROM174と、処理を行うためのワー
クRAM175と、入出力ポート173が、アドレスバ
ス、データバスにより接続されている。入出力ポート1
73には、画像形成装置100を駆動するモータ、クラ
ッチ等の各種負荷(不図示)や、紙の位置を検知するセ
ンサ等(不図示)が接続されている。CPU171は、
ROM174に格納されたプログラム内容にしたがって
入出力ポート173を介して順次入出力の制御を行い、
画像形成を実行する。又、CPU171には操作部17
2が接続されており、操作部172に含まれる表示手
段、キー入力手段を制御する。操作者はキー入力手段を
とおして、画像形成動作モード設定や、表示の切り替え
をCPU171に指示し、CPU171は表示手段に、
画像形成装置100の状態や、キー入力された動作モー
ド設定の表示を行う。CPU171には、CCDセンサ
109で電気信号に変換された信号を処理する画像処理
部170と、処理された画像を蓄積する画像メモリ部3
が接続されている。画像処理部170については、図4
を参照して説明する。
【0030】図4は、画像処理部170の内部構成を示
すブロック図である。
【0031】図中、レンズ108(図1)を介しCCD
センサ109に結像された原稿画像は、CCDセンサ1
09によりアナログ電気信号に変換される。変換された
画像情報は、アナログ信号処理部(不図示)に入力さ
れ、サンプル&ホールド、ダークレベルの補正等が行わ
れた後に、A/D・SH部501へ送られ、A/D・S
H部501で、アナログ・デジタル変換(A/D変換)
が行われ、さらにシェーディング補正(CCDセンサ1
09で発生する画素毎のばらつきの補正、および原稿照
明ランプ103の配光特性の補正)が行われる。
【0032】その後log変換部502に送られ、lo
g変換部502で、輝度データが濃度データに変換され
る。すなわち、log変換部502には、入力された輝
度データを濃度データに変換するためのルックアップテ
ーブル(LUT)が格納されており、入力されたデータ
に対応するテーブル値を出力することによって、輝度デ
ータを濃度データに変換する。
【0033】その後、変倍部503により所望の倍率に
画像を変倍して、γ補正部504に出力する。γ補正部
504では、濃度データを出力する際に、プリンタの特
性を考慮したLUTによる変換を行い、操作部172で
設定された濃度値に応じた出力の調整を行う。
【0034】その後、2値化部505へ送られる。2値
化部505では、例えば8ビットで表される多値の濃度
データが2値化され、「0」または「1」の1ビットの
画像データになり、画像メモリ部3に格納される画像デ
ータ量は減少する。しかし、例えば8ビットで表される
多値の濃度データを2値化すると、画像の階調数は25
6階調から2階調になるため、写真画像のような中間調
の多い画像データは一般に画像の劣化が著しい。そこ
で、2値データによる擬似的な中間調表現をする必要が
ある。ここでは、2値のデータで擬似的に中間調表現を
行う手法として誤差拡散法を用いる。
【0035】この方法は、8ビットで表される濃度デー
タが所定の閾値より大きい場合は「255」の濃度デー
タであるとし、所定の閾値以下である場合は「0」の濃
度データであるとして2値化した後、8ビットで表され
る実際の元の濃度データと2値化されたデータとの差分
を誤差信号として、周辺の画素に配分する方法である。
誤差の配分は、あらかじめ用意されているマトリクス上
の重み係数を2値化によって生じる誤差に対して掛け合
わせ、周辺の画素に加算することによって行う。これに
よって、画像全体での濃度平均値が保存され、中間調を
擬似的に2値で表現することができる。
【0036】2値化された画像データは、画像メモリ部
3へ送られ、画像蓄積される。画像メモリ部3は、高速
のぺージメモリと複数のぺ一ジ画像データを蓄積可能な
大容量のメモリ(本実施の形態では、ハードディスク)
を有している。ハードディスクに格納された複数の画像
データは、画像形成装置100の操作部172で指定さ
れた編集モードに応じた順序で出力される。例えば、編
集モードがソートの場合、自動原稿送り装置180から
読み取った原稿束の画像を順に出力する。ハードディス
クから、一旦格納された原稿の画像データを読み出し、
これを複数回繰り返して出力する。これにより、ビンが
複数あるソータと同じ役割を果たすことができる。
【0037】画像メモリ部3から出力した画像データは
プリンタ部2にあるスムージング部506に送られる。
スムージング部506では、2値化した画像の線端部が
滑らかになるようにデータの補間を行い、露光制御部1
20へ画像データを出力する。露光制御部120は、前
述の処理により画像データを転写紙に形成する。
【0038】図5は、画像メモリ部3の内部構成を示す
ブロック図である。
【0039】画像メモリ部3では、DRAM等のメモリ
で構成されるぺージメモリ部301に、メモリコントロ
ーラ部302を介して画像処理部170からの2値画像
の書き込み、プリンタ部2への画像読み出し、大容量の
記憶装置であるハードディスク(HD)304への画像
の入出力を行う。メモリコントローラ部302は、ぺー
ジメモリ部301のDRAMへのリフレッシュ信号の発
生を行い、又、外部I/F処理部4、画像処理部17
0、ハードディスク304からのぺージメモリ部301
へのアクセスの調停を行う。更に、CPU171の指示
に従い、ぺージメモリ部301への書き込みアドレス、
ぺージメモリ部301からの読み出しアドレス、読み出
し方向などの制御を行う。それにより、CPU171
は、ページメモリ部301に複数の原稿画像をならべて
レイアウトを行い、プリンタ部2に出力する機能や、画
像の一部分のみ切り出して出力する機能や、画像回転機
能を制御する。
【0040】図6は、画像形成装置の複写動作を設定す
るための操作部172の構成を示す図である。
【0041】図6において、621は電源が入っている
ことを示すパワーランプである。パワースイッチ613
による電源のON/OFFの切り替えにあわせ、621
は点灯、消灯をする。622はテンキーであり、画像形
成枚数(複写枚数)の設定やモード設定の数値入力に使
用する。また、ファクシミリ設定画面では、電話番号の
入力に使用する。623はクリアーキーであり、テンキ
ー622で入力した設定のクリアをする。616はリセ
ットキーであり、設定された画像形成枚数や動作モード
や選択給紙段等のモードを既定に戻すためのものであ
る。
【0042】614はスタートキーであり、このスター
トキー614の押下により画像形成動作を開始する。ス
タートキー614の中央にはスタート可能か否かを示す
赤色とグリーンのLED(不図示)があり、スタートが
できない場合は、赤色のLEDが点灯し、スタート可能
な場合はグリーンのLEDが点灯する。615はストッ
プキーであり、複写動作の停止を行うために使用する。
【0043】617はガイドキーであり、このキーを押
下した後に、他のキーを押下すると、そのキーにより設
定できる機能の説明が表示パネル620に表示される。
このガイド表示を解除する場合は、再度ガイドキー61
7を押下することで行う。618はユーザ設定キーであ
り、このキーを押下すると画像形成装置の設定をユーザ
が変更可能になる。ユーザが変更できる設定は、例え
ば、設定を自動的にクリアするまでの時間や、リセット
キー616を押下した時に戻されるモードの既定値等で
ある。619は割り込みキーであり、画像形成動作中に
このキーを押下すると、他の画像形成動作を中止して、
自動原稿送り装置180を使用しないでコピーを行うこ
とができる。
【0044】620は液晶等で構成される表示パネルで
あり、詳細なモード設定を容易にするべく、設定モード
に応じて表示内容が変わる。又、表示パネル620の表
面はタッチセンサになっている。図6に示す表示パネル
620の画面は、複写動作モードの設定画面の例を示し
ている。図6では、表示パネル620内に624〜63
1のキーを表示しており、これらのキーを表示している
位置を触れることでキーの押下を判断して、モードを設
定する。
【0045】627は用紙段の選択キーであり、このキ
ーを押下すると、カセット131,132のいずれから
給紙を行うかを設定する表示を表示パネル620に行
う。628〜631は複写動作の複写倍率を設定するキ
ーである。626は応用モードの設定キーであり、この
キーを押下すると、多重動作や縮小レイアウトモード、
表紙・合紙モード等の応用機能モードの設定する画面が
表示パネルに表示され、例えば、図7のような各応用機
能モードの設定キーの表示がされ、応用モードの設定を
可能にする。624は両面動作の設定キーであり、例え
ば、片面原稿から両面出力を行う「片−両モード」、両
面原稿から両面出力を行う「両−両モード」、両面原稿
から2枚の片面出力を行う「両−片モード」からなる4
種類の両面モードの設定を行える。625はソートキー
であり、このキーの押下で排紙処理装置190の動作モ
ードの設定や、画像メモリ部3を用いて行われる出力紙
の仕分けモードの設定を行う。
【0046】表示パネル620内のキーの表示では、表
示のキーのモードが設定できない場合、表示の線を点線
(網掛け)にすることで、そのキーが操作できないこと
をあらわすようになっている。又、図6の例では、表示
パネル620の上方に、複写動作の設定内容や、現在の
動作状態が表示される。表示パネル620内の応用モー
ドキー626の横に、ユーザにより設定可能なキー(図
示せず)があり、応用モードの設定画面で設定できる機
能のキーを最大2つまで登録可能である。応用モードの
設定キー626を図6に示す位置に表示することで、そ
の登録したモードの設定をより容易に行えるようにする
ことができる。これらのキーを総称してお好み機能キー
と呼び、その設定を、図8を参照して説明する。
【0047】図8(a)はお好み機能キー1の項目を設
定する画面を示す図である。この画面は、ユーザ設定キ
ー618を押下した後に、設定項目でお好み機能キー1
の設定を選択することで表示される。図8(a)に示す
画面において項目を選択してOKキーを押下すること
で、所望の機能を呼び出すためのキーの設定ができる。
図8(b)は、こうして設定されたお好み機能キーを表
示する画面の図である。
【0048】以下、画像形成装置の複写動作を、図3を
参照して説明する。
【0049】図3は、画像形成装置が複写動作を開始す
る前の制御処理の手順を示すフローチャートである。図
3の処理はメインのシーケンスより、一定時間毎に又は
必要に応じて呼ばれる。
【0050】先ず、ステップS1001では、蛍光灯か
らなる原稿照明ランプ103のフィラメント予熱を開始
するか否かを判断する。ここで、フィラメントの予熱を
開始するか否かの判断について、図9を参照して説明す
る。
【0051】図9は、フィラメントの予熱を開始するか
否かの判断の手順を示すフローチャートである。
【0052】まずステップS1101で、自動原稿送り
装置(DH)180に原稿が載置されたか否か判断す
る。自動原稿送り装置180に原稿が載置されていない
場合は、ステップS1102へ移行する。ステップS1
102では、自動原稿送り装置180が開放状態から閉
じられてプラテンガラス101上に原稿が置かれている
ことを検知したか否かを判断する。ステップS1102
で原稿を検知できなかった場合は、ステップS1103
へ移行する。ステップS1103では、操作部172の
表示パネル620内のキーや、ハードキーが押下された
か否かを判断する。ステップS1103で押下されてい
ない場合はステップS1105へ移行する。ステップS
1105では戻り値(図3のステップS1001の判別
答)として、「No」を設定して出口へ抜ける。又、ス
テップS1101で原稿が載置された場合、ステップS
1102で原稿が検知できた場合、ステップS1103
でキーが押下された場合は、ステップS1104へ移行
する。ステップS1104では、戻り値として、「Ye
s」を設定して出口へ抜ける。
【0053】なお図9では、原稿照明ランプ103のフ
ィラメント予熱を開始する条件として3つの条件を挙げ
ているが、これは、1つの条件でも同様に動作すること
ができる。
【0054】図3に戻って、ステップS1001で原稿
照明ランプ103の蛍光灯フィラメントの予熱を開始し
ないと判別された場合はステップS1001へ戻り、開
始するまで待つ。ステップS1001で蛍光灯フィラメ
ントの予熱を開始すると判別された場合は、ステップS
1002へ移行する。ステップS1002では、蛍光灯
からなる原稿照明ランプ103のフィラメントの点灯前
予熱を開始する。この時、ランプ消灯時のシェーディン
グを行う。すなわち、前述したシェーディング補正を行
うための補正データを得るために、ランプ消灯時に、基
準白板を読み込み、CCDセンサ109の画素毎のバラ
ツキ、ランプ配光の特性を求める。ステップS1002
でのフィラメントの予熱が終了した場合,ステップ10
03へ移行し、原稿照明ランプ103を点灯する。その
後、ステップ1004へ移行し、所定時間を計数するタ
イマに、計数をスタートさせる。
【0055】その後、ステップS1005へ移行し、ス
タートキー614が押下されたか否かを判断する。ステ
ップS1005でスタートキー614が押下されない場
合はステップS1006へ移行する。ステップS100
6では、ステップS1004でスタートしたタイマが、
所定時間を計数し終えたか否かを判断する。ステップS
1006で所定時間を計数し終えていないと判断された
場合は、ステップS1005へ戻る。ステップS100
6で所定時間を計数し終えていると判断された場合は、
ステップS1007へ移行する。ステップS1007で
は、ステップS1003で点灯した原稿照明ランプ10
3を消灯し、ステップS1001へ戻り、再度、フィラ
メント予熱を開始するか否か判断する。
【0056】ステップS1005で、スタートキー61
4が操作者により押下された場合は、ステップS100
8へ移行し、原稿照明ランプ103の光量が原稿走査に
必要な光量まで達したか否かを判断する。ステップS1
008で、原稿照明ランプ103の光量が原稿走査に必
要な光量に達していないと判断された場合は、ステップ
S1001に戻り、光量が原稿走査に必要な光量に達す
るまで待つ。ステップS1008で原稿照明ランプ10
3の光量が原稿走査に必要な光量に達していると判別さ
れた場合は、ステップS1009へ移行し、ランプ点灯
時のシェーディングを行う。すなわち、前述したシェー
ディング補正を行うための補正データを得るために、ラ
ンプ点灯時に、基準白板を読み込み、CCDセンサ10
9の画素毎のバラツキ、ランプ配光の特性を求める。ス
テップS1009でランプ点灯時のシェーディングが終
了した場合は、ステップS1010へ移行し、自動原稿
送り装置180に載置されている原稿を順次プラテンガ
ラス101上に搬送して、順次読み込んでいく。全ての
原稿の読み込み動作が終了し、画像メモリ部3のハード
ディスク304への書き込みが終了すると、出口へ抜け
終了する。
【0057】以上のように、第1の実施の形態では、原
稿照明ランプを点灯してから所定時間が経過するまで
に、スタートキーの押下がなければ、原稿照明ランプを
消灯して、蛍光灯からなる原稿照明ランプの温度上昇を
抑えている。一方、原稿照明ランプを点灯してから所定
時間が経過するまでに、スタートキーの押下があり、か
つ原稿照明ランプの光量が十分な量になっていれば、点
灯時のシェーディングを行い、原稿の読み込みを行う。
【0058】かくして、所定時間以上に亘って原稿照明
ランプの点灯が行われることはなく、従って、蛍光灯か
らなる原稿照明ランプの温度上昇が抑えられ、点灯継続
したときに発生する配光ばらつきに伴う画像データの劣
化が防止される。
【0059】(第2の実施の形態)次に、第2の実施の
形態を説明する。第2の実施形態の構成は、基本的に第
1の実施形態の構成と同じであるので、第2の実施形態
の説明では、第1の実施形態の構成を流用する。第2の
実施の形態では、画像形成装置が複写動作を開始する前
の制御処理の手順が、第1の実施の形態と異なってい
る。
【0060】図10は、第2の実施の形態における、画
像形成装置が複写動作を開始する前の制御処理の手順を
示すフローチャートである。図10の処理もメインのシ
ーケンスより、一定時間毎に又は必要に応じて呼ばれ
る。
【0061】先ず、ステップS2001で、蛍光灯から
なる原稿照明ランプ103のフィラメント予熱を開始す
るか否かを判断する。フィラメントの予熱を開始するか
否かの判断は、前述した第1の実施の形態と同様であ
る。
【0062】ステップS2001で、原稿照明ランプ1
03の蛍光灯フィラメントの予熱を開始しないと判断さ
れた場合はステップS2001へ戻り、開始すると判断
されるまで待つ。ステップS2001で、蛍光灯フィラ
メントの予熱を開始すると判断された場合は、ステップ
S2002へ移行する。ステップS2002では、蛍光
灯原稿照明ランプ103のフィラメントの点灯前予熱を
開始する。この時、ランプ消灯時のシェーディングを行
う。ステップS2002でのフィラメントの予熱が終了
した場合、ステップS2003へ移行し、蛍光灯原稿照
明ランプ103を点灯する。その後ステップS2004
へ移行し、蛍光灯原稿照明ランプ103の光量が原稿走
査に必要な光量まで達したか否かを判断する。
【0063】原稿照明ランプ103の光量が原稿走査に
必要な光量に達していない場合は、ステップS2013
へ移行する。ステップS2013では、スタートキー6
14が押下されたか否かを判断する。スタートキー61
4が押下されない場合はステップS2004へ戻り、原
稿照明ランプ103の光量が原稿走査に必要な光量まで
達したか否かの判断を繰り返す。ステップS2004
で、原稿照明ランプ103の光量が原稿走査に必要な光
量まで達したと判断された場合は、ステップS2005
へ移行する。ステップS2005では、ランプ点灯時の
シェーディングを開始する。ステップS2005でラン
プ点灯時のシェーディングが終了した場合は、ステップ
S2006へ移行し、第1の所定時間を計時する第1の
タイマ、及び第2の所定時間を計時する第2のタイマに
よる計時をスタートさせる。第2の所定時間は第1の所
定時間よりも長い値に設定される。その後、ステップS
2007へ移行する。
【0064】ステップS2007では、スタートキー6
14が押下されたか否か判断する。スタートキー614
が押下されない場合はステップS2008へ移行し、ス
テップS2006でスタートした第1のタイマが、第1
の所定時間を計時し終えたか否かを判断する。第1の所
定時間を計時し終えていない場合は、ステップS200
7へ戻り、スタートキー614が押下されるまで待つ。
ステップS2008で第1の所定時間を計時し終えてい
る場合は、ステップS2009へ移行する。ステップS
2009では、ステップS2003で点灯した原稿照明
ランプ103を消灯し、ステップS2001へ戻り、再
度、フィラメント予熱を開始するか否か判断する。
【0065】ステップS2007でスタートキー614
が操作者により押下された場合は、ステップS2010
へ移行し、ステップS2006でスタートされた第2の
タイマが第2の所定時間を計時し終えたか否かを判断す
る。第2の所定時間を計時し終えていない場合は、ステ
ップS2012へ移行し、自動原稿送り装置180に載
置されている原稿を順次プラテンガラス101上に搬送
して、順次読み込んでいく。全ての原稿の読み込みが終
了し、画像メモリ部3のハードディスク304への書き
込みが終了すると、出口へ抜け終了する。
【0066】ステップS2010で、第2のタイマが第
2の所定時間を計時し終えた場合は、ステップS201
1へ移行し、ランプ点灯時のシェーディングを再度開始
する。ステップS2011でランプ点灯時のシェーディ
ングが終了した場合は、ステップS2012へ移行す
る。
【0067】ステップS2013で、スタートキー61
4が押下された場合はステップS2014へ移行し、原
稿照明ランプ103の光量が原稿走査に必要な光量まで
達したか否かを判断する。原稿照明ランプ103の光量
が原稿走査に必要な光量まで達していない場合は、ステ
ップS2014へ戻り、原稿照明ランプ103の光量が
原稿走査に必要な光量に達するまで待つ。ステップS2
014で、原稿照明ランプ103の光量が原稿走査に必
要な光量まで達していると判断された場合は、ステップ
S2011へ移行して、ランプ点灯時のシェーディング
を行い、ステップS2012へ移行する。
【0068】以上のように、第2の実施の形態では、原
稿照明ランプを点灯し、原稿照明ランプの光量が十分な
量になってから、点灯時のシェーディングを行う。そし
て、このシェーディングから第1の所定時間が経過する
までに、スタートキーの押下がなければ、原稿照明ラン
プを消灯して、蛍光灯からなる原稿照明ランプの温度上
昇を抑えている。一方、この点灯時のシェーディングか
ら第1の所定時間が経過するまでに、スタートキーの押
下があれば、原稿の読み込みを行う。ただし、この点灯
時のシェーディングから第2の所定時間(<第1の所定
時間)が経過している場合には、点灯時のシェーディン
グを再度実行した上で、原稿の読み込みを行う。
【0069】かくして、点灯時のシェーディングから第
1の所定時間以上に亘って原稿照明ランプの点灯が行わ
れることはなく、従って、蛍光灯からなる原稿照明ラン
プの温度上昇が抑えられ、点灯継続したときに発生する
配光ばらつきに伴う画像データの劣化が防止される。
【0070】さらに、第1の所定時間が経過するまでに
スタートキーの押下があった場合でも、点灯時のシェー
ディングから第2の所定時間(<第1の所定時間)が経
過している場合には、再度、点灯時のシェーディングを
実行するので、第2の所定時間の間に変化した配光特性
を的確に捉え、シェーディング補正に反映する事ができ
る。
【0071】(第3の実施の形態)次に、第3の実施の
形態を説明する。第3の実施形態の構成は、基本的に第
1の実施形態の構成と同じであるので、第3の実施形態
の説明では、第1の実施形態の構成を流用する。第3の
実施の形態では、画像形成装置が複写動作を開始する前
の制御処理の手順が、第1の実施の形態と異なってい
る。
【0072】図11は、第3の実施の形態における、画
像形成装置が複写動作を開始する前の制御処理の手順を
示すフローチャートである。図11の処理もメインのシ
ーケンスより、一定時間毎に又は必要に応じて呼ばれ
る。
【0073】先ず、ステップS3001で、蛍光灯から
なる原稿照明ランプ103のフィラメント予熱を開始す
るか否かを判断する。フィラメントの予熱を開始するか
否かの判断は、前述した第1の実施の形態と同様であ
る。
【0074】ステップS3001で、原稿照明ランプ1
03の蛍光灯フィラメントの予熱を開始しないと判断さ
れた場合はステップS3001へ戻り、開始すると判断
されるまで待つ。ステップS3001で蛍光灯フィラメ
ントの予熱を開始すると判断された場合は、ステップS
3002へ移行する。ステップS3002では、蛍光灯
原稿照明ランプ103のフィラメントの点灯前予熱を開
始する。この時、ランプ消灯時のシェーディングを行
う。ステップS3002でフィラメントの予熱が終了し
た場合、ステップS3003へ移行し、蛍光灯原稿照明
ランプ103を点灯する。その後ステップS3004へ
移行し、蛍光灯原稿照明ランプ103の光量が原稿走査
に必要な光量まで達したか否か判断する。
【0075】ステップS3004で、原稿照明ランプ1
03の光量が原稿走査に必要な光量に達していないと判
断された場合は、ステップS3011へ移行する。ステ
ップS3011では、スタートキー614が押下された
か否かを判断する。スタートキー614が押下されない
場合はステップS3004へ戻り、原稿照明ランプ10
3の光量が原稿走査に必要な光量まで達したか否かの判
断を繰り返す。ステップS3004で原稿照明ランプ1
03の光量が原稿走査に必要な光量まで達したと判断さ
れた場合は、ステップS3005へ移行する。ステップ
S3005では、ランプ点灯時のシェーディングを開始
する。ステップS3005でランプ点灯時のシェーディ
ングが終了した場合は、ステップS3006へ移行し、
所定時問を計時するタイマの計時をスタートさせる。そ
の後、ステップS3007へ移行する。
【0076】ステップS3007では、スタートキー6
14が押下されたか否かを判断する。スタートキー61
4が押下されない場合はステップS3008へ移行し、
ステップS3006で計時スタートしたタイマが、所定
時間を計時し終えたか否かを判断する。所定時間を計時
し終えていない場合は、ステップS3007へ戻り、ス
タートキー614が押下されるまで待つ。ステップS3
008で、所定時間を計時し終えていると判断された場
合は、ステップS3009へ移行する。ステップS30
09では、ステップS3003で点灯した原稿照明ラン
プ103を消灯し、ステップS3001へ戻り、再度、
フィラメント予熱を開始するか否かを判断する。
【0077】ステップS3007で、スタートキー61
4が操作者により押下されたと判断された場合は、ステ
ップS3010へ移行し、自動原稿送り装置180に載
置されている原稿を順次プラテンガラス101上に搬送
して、順次読み込んでいく。全ての原稿の読み込みが終
了し、画像メモリ部3のハードディスク304への書き
込みが終了すると、出口へ抜け終了する。
【0078】ステップS3011で、スタートキー61
4が押下されたと判断された場合はステップS3012
へ移行し、原稿照明ランプ103の光量が原稿走査に必
要な光量まで達したか否かを判断する。原稿照明ランプ
103の光量が原稿走査に必要な光量まで達していない
場合は、ステップS3012へ戻り、原稿照明ランプ1
03の光量が原稿走査に必要な光量に達するまで待つ。
ステップS3012で、原稿照明ランプ103の光量が
原稿走査に必要な光量まで達したと判断された場合は、
ステップS3013へ移行して、ランプ点灯時のシェー
ディングを再度開始する。ステップS3013でのラン
プ点灯時のシェーディングが終了した場合は、ステップ
S3010へ移行する。
【0079】以上のように、第3の実施の形態では、原
稿照明ランプを点灯し、原稿照明ランプの光量が十分な
量になってから、点灯時のシェーディングを行う。そし
て、このシェーディングから所定時間が経過するまで
に、スタートキーの押下がなければ、原稿照明ランプを
消灯して、蛍光灯からなる原稿照明ランプの温度上昇を
抑えている。一方、この点灯時のシェーディングから所
定時間が経過するまでに、スタートキーの押下があれ
ば、原稿の読み込みを行う。
【0080】かくして、点灯時のシェーディングから所
定時間以上に亘って原稿照明ランプの点灯が行われるこ
とはなく、従って、蛍光灯からなる原稿照明ランプの温
度上昇が抑えられ、点灯継続したときに発生する配光ば
らつきに伴う画像データの劣化が防止される。
【0081】第3の実施の形態では第2の実施の形態を
簡略化している。また、第3の実施の形態は第1の実施
の形態に似ているが、第1の実施の形態では、原稿照明
ランプの点灯から所定時間が経過すると原稿照明ランプ
が消灯されるのに対し、第3の実施の形態では、点灯時
のシェーディングから所定時間が経過すると原稿照明ラ
ンプが消灯される。
【0082】なお、本発明を、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、あるいは1つの機器からなる
装置に適用してもよい。
【0083】また、前述した各実施形態の機能を実現す
るソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体
を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムある
いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記
憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行
することによっても、本発明が達成されることは言うま
でもない。
【0084】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が、前述の各実施形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒
体が本発明を構成することになる。
【0085】プログラムコードを供給するための記憶媒
体として、例えば、フロッピィディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0086】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した各実施形態の
機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの
指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなど
が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっ
て前述した各実施形態の機能が実現される場合も、本発
明に含まれることは言うまでもない。
【0087】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した各実施形態の機能が実現
される場合も、本発明に含まれることは言うまでもな
い。
【0088】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1、請求項8
または請求項15記載の発明によれば、原稿照明ランプ
を点灯してから所定時間が経過するまでに、スタートキ
ーの押下がなければ、原稿照明ランプを消灯して、蛍光
灯からなる原稿照明ランプの温度上昇を抑えている。一
方、原稿照明ランプを点灯してから所定時間が経過する
までに、スタートキーの押下があり、かつ原稿照明ラン
プの光量が十分な量になっていれば、点灯時のシェーデ
ィングを行い、原稿の読み込みを行う。
【0089】かくして、所定時間以上に亘って原稿照明
ランプの点灯が行われることはなく、従って、蛍光灯か
らなる原稿照明ランプの温度上昇が抑えられ、点灯継続
したときに発生する配光ばらつきに伴う画像データの劣
化が防止される。
【0090】また、請求項3、請求項10または請求項
16記載の発明によれば、原稿照明ランプを点灯し、原
稿照明ランプの光量が十分な量になってから、点灯時の
シェーディングを行う。そして、このシェーディングか
ら第1の所定時間が経過するまでに、スタートキーの押
下がなければ、原稿照明ランプを消灯して、蛍光灯から
なる原稿照明ランプの温度上昇を抑えている。一方、こ
の点灯時のシェーディングから第1の所定時間が経過す
るまでに、スタートキーの押下があれば、原稿の読み込
みを行う。ただし、この点灯時のシェーディングから第
2の所定時間(<第1の所定時間)が経過している場合
には、点灯時のシェーディングを再度実行した上で、原
稿の読み込みを行う。
【0091】かくして、点灯時のシェーディングから第
1の所定時間以上に亘って原稿照明ランプの点灯が行わ
れることはなく、従って、蛍光灯からなる原稿照明ラン
プの温度上昇が抑えられ、点灯継続したときに発生する
配光ばらつきに伴う画像データの劣化が防止される。
【0092】さらに、第1の所定時間が経過するまでに
スタートキーの押下があった場合でも、点灯時のシェー
ディングから第2の所定時間(<第1の所定時間)が経
過している場合には、再度、点灯時のシェーディングを
実行するので、第2の所定時間の間に変化した配光特性
を的確に捉え、シェーディング補正に反映する事ができ
る。
【0093】さらに、請求項6、請求項13または請求
項17記載の発明によれば、原稿照明ランプを点灯し、
原稿照明ランプの光量が十分な量になってから、点灯時
のシェーディングを行う。そして、このシェーディング
から所定時間が経過するまでに、スタートキーの押下が
なければ、原稿照明ランプを消灯して、蛍光灯からなる
原稿照明ランプの温度上昇を抑えている。一方、この点
灯時のシェーディングから所定時間が経過するまでに、
スタートキーの押下があれば、原稿の読み込みを行う。
【0094】かくして、点灯時のシェーディングから所
定時間以上に亘って原稿照明ランプの点灯が行われるこ
とはなく、従って、蛍光灯からなる原稿照明ランプの温
度上昇が抑えられ、点灯継続したときに発生する配光ば
らつきに伴う画像データの劣化が防止される。
【0095】請求項6、請求項13または請求項17記
載の発明は、請求項3、請求項10または請求項16記
載の発明に比べ簡略化している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る画像読込装置を
含む画像形成装置の構成を示す断面図である。
【図2】画像形成装置の動作を制御する制御部の構成を
示すブロック図である。
【図3】画像形成装置が複写動作を開始する前の制御処
理の手順を示すフローチャートである。
【図4】画像処理部の内部構成を示すブロック図であ
る。
【図5】画像メモリ部の内部構成を示すブロック図であ
る。
【図6】画像形成装置の複写動作を設定するための操作
部の構成を示す図である。
【図7】応用機能モードの設定を行うための画面を示す
図である。
【図8】(a)は、お好み機能キー1の項目を設定する
画面を示す図であり、(b)は、設定されたお好み機能
キーを表示する画面の図である。
【図9】フィラメントの予熱を開始するか否かの判断の
手順を示すフローチャートである。
【図10】第2の実施の形態における、画像形成装置が
複写動作を開始する前の制御処理の手順を示すフローチ
ャートである。
【図11】第3の実施の形態における、画像形成装置が
複写動作を開始する前の制御処理の手順を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
2 プリンタ部 3 画像メモリ部 4 外部I/F処理部 100 画像形成装置 102 スキャナ 103 原稿照明ランプ 109 CCDセンサ 110 感光体ドラム 126 画像形成部 150 デッキ 170 画像処理部(点灯時シェーディング手段、原稿
読込手段) 171 CPU(計時手段、消灯手段、確認手段) 172 操作部 173 入出力ポート 174 ROM 175 RAM 180 自動原稿送り装置(DF) 190 排紙処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA07 DA38 EA02 EC06 2H109 AA02 AA15 AA23 AB14 AB23 AB52 5C072 AA01 BA08 BA17 CA02 CA04 CA12 CA14 DA12 FB12 UA02 9A001 HH25 HH34 JJ35 KK31

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配光特性が点灯時間の経過に伴い変化す
    る原稿照明ランプを使用して原稿画像の読み込みを行う
    画像読込装置において、 前記原稿照明ランプが点灯された時点からの経過時間を
    計時する計時手段と、 前記計時手段が所定時間の経過を計時するまでに、読込
    開始操作キーの押下がないならば、前記原稿照明ランプ
    を消灯する消灯手段と、 前記計時手段が所定時間の経過を計時するまでに、前記
    読込開始操作キーの押下があったならば、前記原稿照明
    ランプの光量が所定量に達していることを確認する確認
    手段と、 前記確認手段によって、前記原稿照明ランプの光量が所
    定量に達していることが確認されたときに、点灯時のシ
    ェーディングを行う点灯時シェーディング手段と、 前記点灯時シェーディング手段によるシェーディングを
    完了したあと、原稿の読み込みを行う原稿読込手段とを
    有することを特徴とする画像読込装置。
  2. 【請求項2】 前記原稿照明ランプの点灯前に消灯時の
    シェーディングを行う消灯時シェーディング手段を、さ
    らに有することを特徴とする請求項1記載の画像読込装
    置。
  3. 【請求項3】 配光特性が点灯時間の経過に伴い変化す
    る原稿照明ランプを使用して原稿画像の読み込みを行う
    画像読込装置において、 前記原稿照明ランプが点灯された後、当該原稿照明ラン
    プの光量が所定量に達していることを確認する確認手段
    と、 前記確認手段によって、前記原稿照明ランプの光量が所
    定量に達していることが確認されたときに、点灯時のシ
    ェーディングを行う点灯時シェーディング手段と、 前記点灯時シェーディング手段によるシェーディング実
    行時点からの経過時間を計時する計時手段と、 前記計時手段が第1の所定時間の経過を計時するまで
    に、読込開始操作キーの押下がないならば、前記原稿照
    明ランプを消灯する消灯手段と、 前記計時手段が前記第1の所定時間の経過を計時するま
    でに、前記読込開始操作キーの押下があったならば、前
    記計時手段が第2の所定時間の経過を計時し終えている
    か否かを判別する判別手段と、 前記判別手段によって、前記計時手段が前記第2の所定
    時間の経過を計時し終えていないと判別されたときに、
    原稿の読み込みを行う第1の原稿読込手段と、 前記判別手段によって、前記計時手段が第2の所定時間
    の経過を計時し終えていると判別されたときに、点灯時
    のシェーディングを再度実行する再シェーディング実行
    手段と、 前記再シェーディング実行手段によるシェーディング実
    行の後、原稿の読み込みを行う第2の原稿読込手段とを
    有することを特徴とする画像読込装置。
  4. 【請求項4】 前記原稿照明ランプの点灯前に消灯時の
    シェーディングを行う消灯時シェーディング手段を、さ
    らに有することを特徴とする請求項3記載の画像読込装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第1の所定時間は前記第2の所定時
    間よりも大きいことを特徴とする請求項3または請求項
    4記載の画像読込装置。
  6. 【請求項6】 配光特性が点灯時間の経過に伴い変化す
    る原稿照明ランプを使用して原稿画像の読み込みを行う
    画像読込装置において、 前記原稿照明ランプが点灯された後、当該原稿照明ラン
    プの光量が所定量に達していることを確認する確認手段
    と、 前記確認手段によって、前記原稿照明ランプの光量が所
    定量に達していることが確認されたときに、点灯時のシ
    ェーディングを行う点灯時シェーディング手段と、 前記点灯時シェーディング手段によるシェーディング実
    行時点からの経過時間を計時する計時手段と、 前記計時手段が所定時間の経過を計時するまでに、読込
    開始操作キーの押下がないならば、前記原稿照明ランプ
    を消灯する消灯手段と、 前記計時手段が前記所定時間の経過を計時するまでに、
    前記読込開始操作キーの押下があったならば、原稿の読
    み込みを行う原稿読込手段とを有することを特徴とする
    画像読込装置。
  7. 【請求項7】 前記原稿照明ランプの点灯前に消灯時の
    シェーディングを行う消灯時シェーディング手段を、さ
    らに有することを特徴とする請求項6記載の画像読込装
    置。
  8. 【請求項8】 配光特性が点灯時間の経過に伴い変化す
    る原稿照明ランプを使用して原稿画像の読み込みを行う
    画像読込装置に適用される画像読込方法において、 前記原稿照明ランプが点灯された時点からの経過時間を
    計時する計時ステップと、 前記計時ステップにより所定時間の経過が計時されるま
    でに、読込開始操作キーの押下がないならば、前記原稿
    照明ランプを消灯する消灯ステップと、 前記計時ステップにより所定時間の経過が計時されるま
    でに、前記読込開始操作キーの押下があったならば、前
    記原稿照明ランプの光量が所定量に達していることを確
    認する確認ステップと、 前記確認ステップによって、前記原稿照明ランプの光量
    が所定量に達していることが確認されたときに、点灯時
    のシェーディングを行う点灯時シェーディングステップ
    と、 前記点灯時シェーディングステップによってシェーディ
    ングを完了したあと、原稿の読み込みを行う原稿読込ス
    テップとを有することを特徴とする画像読込方法。
  9. 【請求項9】 前記原稿照明ランプの点灯前に消灯時の
    シェーディングを行う消灯時シェーディングステップ
    を、さらに有することを特徴とする請求項8記載の画像
    読込方法。
  10. 【請求項10】 配光特性が点灯時間の経過に伴い変化
    する原稿照明ランプを使用して原稿画像の読み込みを行
    う画像読込装置に適用される画像読込方法において、 前記原稿照明ランプが点灯された後、当該原稿照明ラン
    プの光量が所定量に達していることを確認する確認ステ
    ップと、 前記確認ステップによって、前記原稿照明ランプの光量
    が所定量に達していることが確認されたときに、点灯時
    のシェーディングを行う点灯時シェーディングステップ
    と、 前記点灯時シェーディングステップによるシェーディン
    グ実行時点からの経過時間を計時する計時ステップと、 前記計時ステップによって第1の所定時間の経過が計時
    されるまでに、読込開始操作キーの押下がないならば、
    前記原稿照明ランプを消灯する消灯ステップと、 前記計時ステップによって前記第1の所定時間の経過が
    計時されるまでに、前記読込開始操作キーの押下があっ
    たならば、前記計時ステップによって第2の所定時間の
    経過が計時され終えているか否かを判別する判別ステッ
    プと、 前記判別ステップによって、前記計時ステップによる前
    記第2の所定時間の計時が終えていないと判別されたと
    きに、原稿の読み込みを行う第1の原稿読込ステップ
    と、 前記判別ステップによって、前記計時ステップによる前
    記第2の所定時間の計時が終えていると判別されたとき
    に、点灯時のシェーディングを再度実行する再シェーデ
    ィング実行ステップと、 前記再シェーディング実行ステップによるシェーディン
    グ実行の後、原稿の読み込みを行う第2の原稿読込ステ
    ップとを有することを特徴とする画像読込方法。
  11. 【請求項11】 前記原稿照明ランプの点灯前に消灯時
    のシェーディングを行う消灯時シェーディングステップ
    を、さらに有することを特徴とする請求項10記載の画
    像読込方法。
  12. 【請求項12】 前記第1の所定時間は前記第2の所定
    時間よりも大きいことを特徴とする請求項10または請
    求項11記載の画像読込方法。
  13. 【請求項13】 配光特性が点灯時間の経過に伴い変化
    する原稿照明ランプを使用して原稿画像の読み込みを行
    う画像読込方法において、 前記原稿照明ランプが点灯された後、当該原稿照明ラン
    プの光量が所定量に達していることを確認する確認ステ
    ップと、 前記確認ステップによって、前記原稿照明ランプの光量
    が所定量に達していることが確認されたときに、点灯時
    のシェーディングを行う点灯時シェーディングステップ
    と、 前記点灯時シェーディングステップによるシェーディン
    グ実行時点からの経過時間を計時する計時ステップと、 前記計時ステップによって所定時間の経過が計時される
    までに、読込開始操作キーの押下がないならば、前記原
    稿照明ランプを消灯する消灯ステップと、 前記計時ステップによって前記所定時間の経過が計時さ
    れるまでに、前記読込開始操作キーの押下があったなら
    ば、原稿の読み込みを行う原稿読込ステップとを有する
    ことを特徴とする画像読込方法。
  14. 【請求項14】 前記原稿照明ランプの点灯前に消灯時
    のシェーディングを行う消灯時シェーディングステップ
    を、さらに有することを特徴とする請求項13記載の画
    像読込方法。
  15. 【請求項15】 配光特性が点灯時間の経過に伴い変化
    する原稿照明ランプを使用して原稿画像の読み込みを行
    う画像読込装置に適用される画像読込方法をプログラム
    として記憶した、コンピュータにより読み出し可能な記
    憶媒体において、 前記画像読込法が、 前記原稿照明ランプが点灯された時点からの経過時間を
    計時する計時ステップと、 前記計時ステップにより所定時間の経過が計時されるま
    でに、読込開始操作キーの押下がないならば、前記原稿
    照明ランプを消灯する消灯ステップと、 前記計時ステップにより所定時間の経過が計時されるま
    でに、前記読込開始操作キーの押下があったならば、前
    記原稿照明ランプの光量が所定量に達していることを確
    認する確認ステップと、 前記確認ステップによって、前記原稿照明ランプの光量
    が所定量に達していることが確認されたときに、点灯時
    のシェーディングを行う点灯時シェーディングステップ
    と、 前記点灯時シェーディングステップによってシェーディ
    ングを完了したあと、原稿の読み込みを行う原稿読込ス
    テップとを有することを特徴とする記憶媒体。
  16. 【請求項16】 配光特性が点灯時間の経過に伴い変化
    する原稿照明ランプを使用して原稿画像の読み込みを行
    う画像読込装置に適用される画像読込方法をプログラム
    として記憶した、コンピュータにより読み出し可能な記
    憶媒体において、 前記画像読込方法が、 前記原稿照明ランプが点灯された後、当該原稿照明ラン
    プの光量が所定量に達していることを確認する確認ステ
    ップと、 前記確認ステップによって、前記原稿照明ランプの光量
    が所定量に達していることが確認されたときに、点灯時
    のシェーディングを行う点灯時シェーディングステップ
    と、 前記点灯時シェーディングステップによるシェーディン
    グ実行時点からの経過時間を計時する計時ステップと、 前記計時ステップによって第1の所定時間の経過が計時
    されるまでに、読込開始操作キーの押下がないならば、
    前記原稿照明ランプを消灯する消灯ステップと、 前記計時ステップによって前記第1の所定時間の経過が
    計時されるまでに、前記読込開始操作キーの押下があっ
    たならば、前記計時ステップによって第2の所定時間の
    経過が計時され終えているか否かを判別する判別ステッ
    プと、 前記判別ステップによって、前記計時ステップによる前
    記第2の所定時間の計時が終えていないと判別されたと
    きに、原稿の読み込みを行う第1の原稿読込ステップ
    と、 前記判別ステップによって、前記計時ステップによる前
    記第2の所定時間の計時が終えていると判別されたとき
    に、点灯時のシェーディングを再度実行する再シェーデ
    ィング実行ステップと、 前記再シェーディング実行ステップによるシェーディン
    グ実行の後、原稿の読み込みを行う第2の原稿読込ステ
    ップとを有することを特徴とする記憶媒体。
  17. 【請求項17】 配光特性が点灯時間の経過に伴い変化
    する原稿照明ランプを使用して原稿画像の読み込みを行
    う画像読込方法をプログラムとして記憶した、コンピュ
    ータにより読み出し可能な記憶媒体において、 前記画像読込方法が、 前記原稿照明ランプが点灯された後、当該原稿照明ラン
    プの光量が所定量に達していることを確認する確認ステ
    ップと、 前記確認ステップによって、前記原稿照明ランプの光量
    が所定量に達していることが確認されたときに、点灯時
    のシェーディングを行う点灯時シェーディングステップ
    と、 前記点灯時シェーディングステップによるシェーディン
    グ実行時点からの経過時間を計時する計時ステップと、 前記計時ステップによって所定時間の経過が計時される
    までに、読込開始操作キーの押下がないならば、前記原
    稿照明ランプを消灯する消灯ステップと、 前記計時ステップによって前記所定時間の経過が計時さ
    れるまでに、前記読込開始操作キーの押下があったなら
    ば、原稿の読み込みを行う原稿読込ステップとを有する
    ことを特徴とする記憶媒体。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008306707A (ja) * 2007-05-07 2008-12-18 Ricoh Co Ltd 画像読取装置、画像形成装置及び光源点灯制御方法
US7719728B2 (en) 2004-06-16 2010-05-18 Kyocera Mita Corporation Image reading device, image processing system and image forming device
JP2012104882A (ja) * 2010-11-05 2012-05-31 Fuji Xerox Co Ltd 画像読み取り制御装置、画像読み取り装置及びプログラム
US8587843B2 (en) 2007-05-07 2013-11-19 Ricoh Company, Ltd. Apparatus and a method for controlling a light source used for image reading
US9979857B2 (en) 2016-01-15 2018-05-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image reader acquiring black data and white data for shading correction when cover is in open state

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