JP2000091904A - 定インピ―ダンスで低ノイズのcmosバッファ - Google Patents

定インピ―ダンスで低ノイズのcmosバッファ

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    • H03K17/16Modifications for eliminating interference voltages or currents
    • H03K17/161Modifications for eliminating interference voltages or currents in field-effect transistor switches
    • H03K17/162Modifications for eliminating interference voltages or currents in field-effect transistor switches without feedback from the output circuit to the control circuit
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 定インピーダンスで低雑音のCMOSバッフ
ァを提供する。 【解決手段】 端子14からの入力はトーテムポールタ
イプに4組のCMOS低雑音増巾プリドライバーに結合
される。これら4組のCMOSトランジスターはすべて
電源ノード22および接地26の間に平行に接続されて
おり、Tr40,48;Tr46,54;Tr42,5
0;Tr44,52である。出力段を構成する2組のC
MOSドライバーはTr16,18;Tr28,30で
あり、プリドライバーとは別の電源ノード20および接
地ノード24の間に平行接続される。4組のCMOSプ
リドライバーはそれぞれに出力ドライバーの4個のトラ
ンジスターの1個を駆動し、出力は端子12から取り出
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に集積回路
(IC)の設計および製造に関し、より詳細には、電流
波形を制御することで出力インピーダンスを安定化さ
せ、信号ノイズおよびICの電力および接地ノード上の
ノイズを低減するCMOSバッファに関する。
【0002】
【従来の技術】どの世代のチップにおいても、より高速
なチップには、供給ノイズのより良い制御および絶え間
なく拡大されるデータバスのより高速なスイッチング速
度を与えるI/Oバッファの設計が必要である。デジタ
ルチップのデータ転送速度は、クロックからデータへの
達成可能な伝搬遅延によって制限される。この伝搬遅延
は、出力バッファの設計によって決まる出力スルーレー
トおよびノイズ制限よって主に支配される。1秒当たり
ギガビットの速度でデータを転送するには、広いデータ
経路と高周波の信号送信とを組み合わせること必要であ
る。LVTTL(低電圧トランジスタトランジスタ論
理)I/Oインターフェース仕様などの規格として広く
受け入れられている論理レベルを使用してデジタルデバ
イス間の通信を行うことは、現在のところ良好な状態を
維持している。この規格と互換性のあるチップデータ出
力ドライバは、絶え間なく増大する速度で比較的大きな
電圧遷移(>2ボルト)を介して高容量負荷(数十ピコ
ファラッド)をスルーする能力がなければならない。得
られた変位電流は、I/Oピンおよび出力/接地ピンイ
ンダクタンスを流れなければならず、デバイス動作に干
渉する自己誘導電圧スパイクを起こす。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在のチップパッケー
ジング技術は、代表的には、チップと基板レベル電源と
接地面との間の数ナノヘンリのパッケージリード線イン
ダクタンスを配置するもので、増大する周波数の要求に
追いついていない。誘導寄生は、「接地バウンス(boun
ce)」などのノイズ成分を導き、スイッチング速度の二
乗に比例して悪化する。パッケージ寄生は、スイッチン
グ速度の要求に見合うほど十分に改善されてきていない
ので、出力バッファの設計は、どの所定のパッケージ構
成についてもスイッチング速度とノイズとの間の最も可
能なトレードオフにより近づくように改善されなければ
ならない。
【0004】例えば、100MHzでスイッチングする
データバスは、1ナノ秒当たり1ボルトを超えるスルー
レートがなければいけない。各電源および接地ピンは、
一般に8本までのデータピンを駆動し、各々は2ナノ秒
以内の2ボルト変位を介して一般に35pFの容量で負
荷を与えられる。自己インダクタンスの式v=Ldi/
dtによる電流変化率からノイズが生じるので、線形の
ランプ(三角)電流/時間波形は、プリセットノイズ電
圧リミットを超えることなしに最小限の時間で負荷容量
から最大電荷を輸送するために最も効率的である。必要
な電圧スルーレートは、以下のような三角電流パルスを
生成することによって得られた。三角電流パルスは、全
2nsスルー時間の間0から線形に立上がり、次式によ
って決定されるピーク値に達する、 Qcap=N*C*ΔV=∫i(t)dt ここで、Nは、共通の電源/接地電流経路を介して容量
負荷Cを同時に駆動する出力の数である。線形電流ラン
プについては、 i(t)=Ipeak*(t−t0)⇒∫i(t)dt=Ipeak*Δt/2⇒Ipeak =2*N*C*ΔV/Δt =2*8ドライバ*35pF*2v/2ns =0.56アンペア これは、次式で決まる一般に3ナノヘンリの電源/接地
自己インダクタンスを介して誘導電圧ダブレット(ノイ
ズスパイク)を起こす。 Vpeak =Ldi/dt =3nH*0.56A/2ns=±0.84ボルト
【0005】実際には、ノイズダブレットのより高い周
波数成分は、パッケージ電源ピンインダクタンス、ドラ
イバのチャネル抵抗、負荷容量および負荷ピンのインダ
クタンスを備えたL−R−Cネットワークによってフィ
ルタされ、出力遷移端の減衰正弦振動が起きる。しか
し、スイッチングドライバトランジスタの抵抗は時間変
化する。したがって、ピークの大きさおよびこの振動の
期間は、電源ピンへの低チャネルインピーダンス電流経
路を与える状態から接地ピンへの低チャネルインピーダ
ンス接続を与えるより高いインピーダンス状態への出力
ドライバトランジスタのスイッチング遷移の詳細に依存
する。一方、負荷電圧の揺れ(その速度は、オーバーシ
ュートが制限される間に最大化されなければならない)
は、非線形スイッチングトランジスタの動作モードを変
化させることによって、ネットワークの時間変化抵抗成
分に影響を与える。
【0006】課題は、システム誤動を防ぐためにノイズ
成分を制御および制限すると同時に負荷ネットワークを
急速に充電する実用的な回路を提供することである。こ
れらのノイズ成分は、3つの主要な供給源から生じる。
3つの供給源の各々は、一般に有効な供給ノイズに対し
て約0.4ボルト(LVTTLについて)の最大リミッ
トを設定する、 A.出力電圧の複数バウンスに応答した受信側チップで
の入力の複数スイッチング。
【0007】B.スイッチング出力と共通の電源/接地
接続を共有する任意の静止(スイッチングなし)出力の
誤スイッチング。
【0008】C.チップの共通の基板および電源接続を
介して内部電源分散ネットワークに結合されたノイズに
よる、チップ入力または内部論理の誤スイッチング。
【0009】より高速な波形を生成するために前述のイ
ンピーダンス遷移を調整する回路を提供するための多く
の試みが文献に記載されてきた。しかし、それぞれに不
利点がある。有効な論理レベルへ達する前の所定期間
中、出力が非駆動(高いZ)に維持されることを必要と
するものがある。しかし、この一連のイベントは、出力
が非決定性である間隔を最小にしようとする多くのデジ
タルシステムにとって許容できない。電圧の揺れをLV
TTLが必要とする揺れより小さく低減するものもあ
る。低待機電源の印加に対してそれらを不適切とするD
C電流を引くものもある。抵抗器または基準電圧などの
外部構成要素の非実用的な追加を必要とするものもあ
る。より実用的なアプローチは、オンチップ抵抗器を使
用してスルーレートを安定化させることであるが、これ
を準最適で不正確な形状の電流波形を生成する構成で使
用しなければならない場合、上記の例で与えられた10
0MHzで動作するために必要である速度/ノイズ性能
レベルを達成することはできない。
【0010】これまでに試みられてきた別のアプローチ
は、出力バッファを連続的な時間間隔で起動される複数
のドライバに分割することである。これにより、得られ
る電流成分の同時発生を低減し、速度/ノイズトレード
オフを制御する別の手段が与えられる。しかし、これら
時間的に分離された電流パルスが滑らかに立ち上がる均
一な合成波形に混合された状態が(供給電圧、温度、お
よびプロセスの変動を通して)維持されることを確実に
する手段なしに、各段が跳ね上がるような電流変動が起
こり、最適な速度/ノイズトレードオフは悪化する。以
下にさらに詳細に説明されるように、滑らかに出力およ
び合成電流波形においてリプルを最小限にするために複
数の段を相互作用させる手段が必要である。
【0011】最後に、従来技術は、交差結合されたノイ
ズ供給源の問題を解決しない(上記C参照)。すなわ
ち、出力ドライバトランジスタに接続されたノイズのあ
る電源ネットワークと、入力バッファ、感度増幅器、ま
たはタイミング生成器などのチップのノイズ感受性部分
に接続されたノイズのない電源ネットワークとの間の相
互作用が解決される必要がある。出力ドライバトランジ
スタからのノイズは、主にノイズのある電源バスへのオ
ーミックまたはダイオード的接続のいずれかを介した共
通基板チップ(基板結合、および基板接合へのドレイ
ン)を通して、または出力バッファプリドライバなどの
ノイズのない電源によって電力供給される回路から直接
に共通チップ基板に結合される。共通基板は、ノイズ電
源ピンインダクタンスによって経験される大きい電圧変
位からのエネルギーを共通基板を介して隣接のノイズの
ない電源バスへ抵抗的に結合する。I/Oバッファプリ
ドライバ回路は、この回路を供給するノイズのない電源
レールへ直接的に電流を注入する。これは、ノイズのな
い電源ピンのパッケージインダクタンスを介して著しい
リプルを起こし得、その結果、バッファ設計による制御
がなければノイズ感受性回路の誤動作が起きる。
【0012】図1の従来技術は、出力ドライバのゲート
を制御するプリドライバのソースおよびドレイン端末の
両方に直列な抵抗を使用することによって出力ドライバ
のオンオフの速度を制御することを試みるバッファを示
す。ここで、プリドライバ間の交差結合は、強制的にド
ライバトランジスタのオフをオンよりも速くする。これ
は、クローバ(crowbar)電流を最小化するが、
必ず遅延オンイベントによりスイッチング速度がより遅
くなる。抵抗器は、プリドライバに指数関数的な減衰電
圧波形を生成させ、やはり指数関数的に減衰する時間導
関数(電流スロープおよび誘導ノイズ)を生じる(出力
ドライバのオンは、性能を制限するノイズピークで始ま
り、ピークは直後に減衰し始め、出力負荷の充電速度に
次第に寄与しなくなる)。
【0013】図2の従来技術は、出力イネーブル信号が
追加されたバッファを示す。このバッファはまた、プリ
ドライバ中に抵抗器を使用し、図1のバッファによって
生成される波形に同様の不都合な指数関数的波形を生じ
る。ドライバのオフがドライバのオンの前にこのバッフ
ァ中で起こらなければいけないので、クローバ電流の回
避が、やはり速度を犠牲にしても重要とされた。
【0014】図3の従来技術は、ドライバゲート容量を
線形に充電するために定電流供給源として電流ミラーを
使用することによって、ドライバオン電圧ランプ速度を
指数関数ではなく線形にするための変更を例示する。こ
の技術の1つの欠点は、電流ミラーが電源間にDC電流
経路を導入し、ゼロ待機電流を必須とする用途にとって
好ましくないことである。別の欠点は、ドライバのMO
SFETのゲートに印加される線形電圧ランプがそのド
レイン電流に線形ランプを生成しないことである。理想
的なMOSFETは、二乗則(square-law)デバイスで
ある。ドレイン電流は、飽和時は、ゲート電圧の二乗に
比例して増加する。
【0015】図4の従来技術は、オフ速度よりもオン速
度が遅くなるように制御するためにプリドライバにおい
て抵抗器を使用するイネーブル入力を有するバッファを
示す。この従来技術は、上記の不都合を有する。出力イ
ンピーダンスを安定化するために出力ドライバトランジ
スタのドレインに直列にさらなる抵抗器が追加される。
これは、MOSFET製造許容性(チャネル長、閾値、
およびゲート酸化物の厚さ)によるインピーダンス変動
を低減する。しかし、いくつかの不都合がある。追加さ
れた抵抗は、さらなるRC時定数による容量負荷を駆動
する際に出力を遅延させること、および抵抗器を介した
DC負荷電流による電圧降下が、TTLなどのインター
フェース規格に必要な十分な定常状態電圧レベルを達成
する能力を損なわせる。
【0016】図5の従来技術は、同じ出力ピンに並列に
2つの出力バッファを接続することによって必須に作製
される合成バッファを示す。2セットのドライバのうち
の1つ(より小さい駆動電流を有する方)は、高速プリ
ドライバによって迅速にオンまたはオフされる。大きい
方の平行ドライバは、遅延プリドライバによってより遅
い時刻にオンされる。これは、いくらかより小さいピー
クノイズの代わりに、大きい方のドライバ段の遅延オン
によるいくらかより遅いバッファを生成する。これは、
他の従来技術のバッファによって生成される単一のより
大きなスパイクの代わりにひと続きのより小さいノイズ
スパイクを生成する。連続する段(および連続するノイ
ズスパイク)の起動の間の時間遅延は、負荷のスルーレ
ートを上げることに寄与しないので、大きな浪費であ
る。
【0017】上記例のすべてに共通の問題は、大きな高
容量出力ドライバゲートのオフが、合成バッファのスイ
ッチング速度全体を調整するので、非常に迅速に遂行さ
れなければならないことである。この急速なオフは、放
電電流の急速なスパイクがこのゲート容量を放電するた
めにプリドライバを介して電源レール注入されることを
必要とする。パッケージピンの使用できる本数の制限
は、電源レールおよびプリドライバのための共通基板接
続が、多くの他の出力バッファプリドライバおよび入力
バッファなどの集積回路の他の内部回路の間で共有され
なければならない。プリドライバおよび入力バッファを
「ノイズのない」内部供給レールに接続することは、そ
れらのデータおよび制御入力信号がバッファの外で発生
し、同じノイズなし供給レベルで参照されるので、通常
好ましい。これは、供給ノイズの存在下でバッファの予
測可能な応答を確実にする。しかし、共通電源接続を用
いると、多くのそのようなバッファプリドライバからの
組合わさった同時スイッチング電流は、これらのノイズ
のない電源レールを共有する他の回路の動作を乱すのに
十分なノイズを誘導させ得る。したがって、プリドライ
バからの初期起動電流スパイクを低減する必要は満たさ
れないままである。
【0018】パッケージの理論的な最高値に非常に近い
速度/ノイズ性能トレードオフを生成するようにスイッ
チング波形を調整することによって、高駆動バッファの
遷移の間の電源ノイズを制御するようにCMOSバッフ
ァを設計できることは利点となる。また、バッファが、
外部基準成分、または基準電流を生成するためのDC電
流を必要としないことも利点となる。さらに、時間を浪
費するアクティブなキャリブレーション間隔またはスル
ーレートスイッチング遅延がないことは利点となる。
【0019】どの出力遷移よりも前に高インピーダンス
状態に入ることなしに、より安定な出力インピーダンス
を有する綺麗な出力遷移を与えるようにCMOSバッフ
ァが設計され得ることは利点となる。CMOS出力イン
ピーダンスが、転送ライン負荷インピーダンスにより一
貫して一致することは利点となる。同期システムにおい
てできるだけ大きなセットアップおよび保持時間を与え
るデータ有効間隔をバッファによって最大化することが
できることはまた利点となる。
【0020】従来に見られる2つ(またはそれ以上)の
異なる電流およびノイズパルスではなく、滑らかで連続
な電流波形を生成するように出力ドライバ段を結合する
ことは利点である。
【0021】ノイズのない電源バスに誘導されるスイッ
チングノイズが、速度を犠牲にすることなく、ノイズの
ない電源バスに接続されるトランジスタを介する電流の
変化速度を減少させることによって低減されることは利
点となる。
【0022】したがって、回路入力での入力信号の受信
に応答して回路出力に定インピーダンス負荷および線形
ランプ電流波形を与える低ノイズCMOS回路が提供さ
れる。この回路は、第1(Vddp)および第2の(V
dd)電源ノード、および第1(Vssp)および第2
の(Vss)接地ノードを有する。第1の電源ノード
(Vddp)に動作的に接続されるPMOSトランジス
タP5のソース、出力およびNMOSトランジスタN5
のドレインに動作的に接続されるP5 PMOSのドレ
イン、および第1の接地ノード(Vssp)に動作的に
接続されるN5NMOSのソースを有する第1のドライ
バトランジスタ対が含まれる。
【0023】第2のドライバトランジスタ対は、第1の
電源ノード(Vddp)に動作的に接続されるPMOS
トランジスタP6のソース、出力およびNMOSトラン
ジスタN6のドレインに動作的に接続されるP6 PM
OSのドレイン、および第1の接地ノード(Vssp)
に動作的に接続されるN6 NMOSのソースを有し、
第1のトランジスタ対に並列に動作的に接続される。
【0024】それぞれにトランジスタ対を含み、第2の
電源ノード(Vdd)に動作的に接続されるPMOSト
ランジスタ(P1、P2、P3、およびP4)のソー
ス、プリドライバ出力およびNMOSトランジスタ(N
1、N2、N3、およびN4)のドレインに動作的に接
続されるPMOSトランジスタのドレイン、および第2
の接地ノード(Vss)に動作的に接続されるNMOS
トランジスタのソースを有する4つのプリドライバ回路
が含まれる。
【0025】第1のプリドライバは、P1およびN1ト
ランジスタを含み、P1およびN1トランジスタのゲー
トは、入力信号を受け取るために回路入力に動作的に接
続される。第1のプリドライバの出力は、pdrv1信
号を供給するためにドライバPMOS P5のゲートに
動作的に接続される。
【0026】第2のプリドライバは、P2およびN2ト
ランジスタを含み、P2およびN2トランジスタのゲー
トは、入力信号を受け取るために回路入力に動作的に接
続される。第2のプリドライバの出力は、pdrv2信
号を供給するためにドライバPMOS P6のゲートに
動作的に接続される。
【0027】第3プリドライバは、P3およびN3トラ
ンジスタを含み、P3およびN3トランジスタのゲート
は、入力信号を受け取るために回路入力に動作的に接続
される。第3プリドライバの出力は、ndrv2信号を
供給するためにドライバNMOS N6のゲートに動作
的に接続される。
【0028】第4プリドライバは、P4およびN4トラ
ンジスタを含み、P4およびN4トランジスタのゲート
は、入力信号を受け取るために回路入力に動作的に接続
される。第4プリドライバの出力は、ndrv1信号を
供給するためにドライバNMOS N5のゲートに動作
的に接続される。
【0029】第1のNMOS(N7)プルアップトラン
ジスタが含まれ、N7 NMOSのドレインは、第2の
電源ノード(Vdd)に動作的に接続され、ソースは、
P6PMOSのゲートに動作的に接続され、およびゲー
トは、N5 NMOSのゲートに動作的に接続される。
【0030】第2のNMOS(N8)プルアップトラン
ジスタが含まれ、N8 NMOSのドレインは、第2の
電源ノード(Vdd)に動作的に接続され、ソースは、
P5PMOSゲートのゲートに動作的に接続され、およ
びゲートは、N5 NMOSのゲートに動作的に接続さ
れる。
【0031】最後に、第1のPMOS(P7)プルダウ
ントランジスタが含まれ、P7PMOSのソースは、N
6 NMOSのゲートに動作的に接続され、ドレイン
は、第2の接地ノード(Vss)に動作的に接続され、
およびゲートは、N5 NMOSのゲートに動作的に接
続され、それによって回路は、電源ノード、接地ノー
ド、および回路出力でのノイズの発生を最小限にする。
【0032】本発明のある局面においては、第1のノー
ドを有する第1の抵抗器は、第3プリドライバP3 P
MOSのソースおよび第1のN7 NMOSプルアップ
トランジスタのドレインに動作的に接続され、第2のノ
ードは、第2の電源ノード(Vdd)に動作的に接続さ
れる。第1のノードを有する第2の抵抗器は、第2のプ
リドライバN2 NMOSのソースおよび第1のP7
PMOSプルダウントランジスタのドレインに動作的に
接続され、第2のノードは、第2の接地ノード(Vs
s)に動作的に接続される。
【0033】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は上記のような問題点を克服して、定
インピーダンスで低ノイズのCMOSバッファを提供す
ることである。
【0034】
【課題を解決するための手段】本発明による低ノイズC
MOS回路は、回路入力における入力信号の受け取りに
応答して、回路出力において定インピーダンス負荷およ
び線形のランプ電流波形を提供する低ノイズCMOS回
路であって、該回路は第1のドライバトランジスタ対で
あって、回路出力が該第1のPMOSドライバのドレイ
ンおよび該第1のNMOSドライバのドレインに動作的
に接続された、第1のPMOSプルアップトランジスタ
および第1のNMOSプルダウントランジスタを含む第
1のドライバトランジスタ対と、第2のドライバトラン
ジスタ対であって、該PMOSプルアップトランジスタ
のソースおよびドレインが並列に動作的に接続され、該
NMOSプルダウントランジスタのソースおよびドレイ
ンが並列に動作的に接続された、第2のPMOSプルア
ップトランジスタおよび第2のNMOSプルダウントラ
ンジスタを含む第2のドライバトランジスタ対と、プル
アップトランジスタおよびプルダウントランジスタの4
つのプリドライバ回路であって、各プリドライバ回路の
ゲートがCMOS回路入力に動作的に接続され、各該プ
リドライバ回路が対応するドライバトランジスタのゲー
トに動作的に接続された、4つのプリドライバ回路と、
第1のソースフォロワNMOSプルアップトランジスタ
であって、該ソースが該第2のPMOSドライバのゲー
トに動作的に接続され、該第1のソースフォロワプルア
ップのゲートが該第1のNMOSドライバのゲートに動
作的に接続された、第1のソースフォロワNMOSプル
アップトランジスタと、第1のソースフォロワPMOS
プルダウントランジスタであって、該ソースが該第2の
NMOSドライバのゲートに動作的に接続され、該第1
のソースフォロワプルダウンのゲートが該第1のNMO
Sドライバのゲートに動作的に接続された、第1のソー
スフォロワPMOSプルダウントランジスタとを含み、
それにより上記目的が達成される。
【0035】ソースが前記第1のPMOSドライバに動
作的に接続され、前記第2のソースフォロワプルアップ
のゲートが該第1のNMOSドライバのゲートに動作的
に接続された、第2のソースフォロワNMOSプルアッ
プトランジスタを更に含んでもよい。
【0036】CMOS回路であって、該回路は第1の電
源ノード(Vddp)および第2の電源ノード(Vd
d)、ならびに、第1の接地ノード(Vssp)および
第2の接地ノード(Vss)とに動作的に接続され、前
記第1および第2のPMOSドライバソースが該第1の
電源ノードに動作的に接続され、前記第1および第2の
NMOSドライバソースが該第1の接地ノードに動作的
に接続され、該PMOSプリドライバソースが該第2の
電源ノードに動作的に接続され、該NMOSプリドライ
バソースが該第2の接地ノードに動作的に接続され、第
1および第2のプルアップトランジスタドレインが該第
2の電源ノードに動作的に接続され、前記第1のプルダ
ウントランジスタドレインが該第2の接地ノードに動作
的に接続されてもよい。
【0037】第1のプリドライバ回路の出力が前記第1
のPMOSドライバゲートに動作的に接続され、第2の
プリドライバ回路の出力が前記第2のPMOSドライバ
ゲートに動作的に接続され、第3のプリドライバ回路の
出力が前記第2のNMOSドライバゲートに動作的に接
続され、第4のプリドライバ回路の出力が前記第1のN
MOSドライバゲートに動作的に接続されてもよい。
【0038】前記第3のプリドライバPMOSソースお
よび前記第1のNMOSプルアップトランジスタドレイ
ンに動作的に接続された第1のノード、ならびに、第2
の電源ノードに動作的に接続された第2のノードを有す
る第1の抵抗器と、前記第2のプリドライバNMOSソ
ースおよび前記第1のPMOSプルダウントランジスタ
ドレインに動作的に接続された第1のノード、ならび
に、第2の接地ノードに動作的に接続された第2のノー
ドを有する第2の抵抗器とを更に含んでもよい。
【0039】前記第1および第2の抵抗器が約306オ
ームの抵抗を有してもよい。
【0040】入力信号が約100MHzの周波数を有
し、PMOSトランジスタおよびNMOSトランジスタ
が0.35ミクロンプロセスの大きさに形成され、CM
OS回路出力が約35ピコファラッド(pF)もの容量
を有する負荷に動作的に接続されてもよい。
【0041】イネーブル回路が追加され、イネーブル入
力信号に動作的に接続され、CMOS回路出力を選択的
に高インピーダンス状態にするCMOS回路であって、
該回路はプルアップトランジスタおよびプルダウントラ
ンジスタを含むイネーブルドライバ回路であって、該イ
ネーブルドライバ回路のゲートがイネーブル信号入力に
動作的に接続され、該イネーブルドライバ回路が出力を
有するイネーブルドライバ回路と、第2のPMOSプル
アップトランジスタ、第3のPMOSプルアップトラン
ジスタ、および第3のNMOSプルアップトランジスタ
であって、該第2のPMOSトランジスタのドレインお
よび該第3のNMOSトランジスタのソースが該第1の
PMOSドライバトランジスタゲートに動作的に接続さ
れ、該第3のPMOSプルアップトランジスタドレイン
が該第2のPMOSドライバトランジスタゲートに動作
的に接続され、該第2および第3のPMOSのゲートな
らびに該第3のNMOSプルアップトランジスタが該イ
ネーブル回路出力に動作的に接続される、第2のPMO
Sプルアップトランジスタ、第3のPMOSプルアップ
トランジスタ、および第3のNMOSプルアップトラン
ジスタと、第4および第5のNMOSプルダウントラン
ジスタであって、該第4および第5のトランジスタのソ
ースがそれぞれ該第2および第1のNMOSドライバト
ランジスタゲートに動作的に接続され、該第3および第
4のNMOSプルダウントランジスタが該イネーブル回
路出力に動作的に接続される、第4および第5のNMO
Sプルダウントランジスタとを更に含み、該第1および
第2のプリドライバ回路はイネーブルトランジスタを含
み、該イネーブルトランジスタのドレインが該プリドラ
イバNMOSソースに動作的に接続され、該イネーブル
トランジスタのソースが該第2の接地ノードに動作的に
接続され、該第3および第4のプリドライバ回路はイネ
ーブルトランジスタを含み、該イネーブルトランジスタ
のドレインが該プリドライバPMOSドレインに動作的
に接続され、該イネーブルトランジスタのソースが該第
2の電源ノードに動作的に接続されてもよい。
【0042】本発明による低ノイズCMOS回路は、回
路入力での入力信号の受け取りに応答して、回路出力に
おいて定インピーダンス負荷および線形のランプ電流波
形を提供する低ノイズCMOS回路であって、該回路
は、第1の電源ノード(Vddp)および第2の電源ノ
ード(Vdd)ならびに第1の接地ノード(Vssp)
および第2の接地ノード(Vss)と、第1のドライバ
トランジスタ対であって、PMOSトランジスタP5の
ソースが該第1の電源ノード(Vddp)に動作的に接
続され、該P5PMOSのドレインがNMOSトランジ
スタN5の出力およびドレインに動作的に接続され、該
N5NMOSのソースが該第1の接地ノード(Vss
p)に動作的に接続される、第1のドライバトランジス
タ対と、該第1のトランジスタ対に並列に動作的に接続
された第2のドライバトランジスタ対であって、PMO
SトランジスタP6のソースが該第1の電源ノード(V
ddp)に動作的に接続され、該P6PMOSのドレイ
ンがNMOSトランジスタN6の出力およびドレインに
動作的に接続され、該N6NMOSのソースが該接地ノ
ード(Vssp)に動作的に接続される、第2のドライ
バトランジスタ対と、4つのプリドライバ回路であっ
て、各該プリドライバ回路がトランジスタ対を含み、P
MOSトランジスタ(P1、P2、P3およびP4)の
ソースが該第2の電源ノード(Vdd)に動作的に接続
され、該PMOSトランジスタのドレインがNMOSト
ランジスタ(N1、N2、N3およびN4)のプリドラ
イバ出力およびドレインに動作的に接続され、該NMO
Sトランジスタのソースが該第1の接地ノード(Vss
p)に動作的に接続される、第4のプリドライバ回路
と、を含み第1のプリドライバは該P1トランジスタお
よび該N1トランジスタを含み、該P1トランジスタお
よび該N1トランジスタのゲートは入力信号を受け取る
回路入力に動作的に接続され、該第1のプリドライバ出
力はpdrv1信号を供給する該ドライバPMOS P
5のゲートに動作的に接続され、第2のプリドライバは
該P2トランジスタおよび該N2トランジスタを含み、
該P2トランジスタおよび該N2トランジスタのゲート
は入力信号を受け取る回路入力に動作的に接続され、該
第2のプリドライバ出力はpdrv2信号を供給する該
ドライバPMOS P6のゲートに動作的に接続され、
第3のプリドライバは該P3トランジスタおよび該N3
トランジスタを含み、該P3トランジスタおよび該N3
トランジスタのゲートは入力信号を受け取る回路入力に
動作的に接続され、該第3のプリドライバ出力はndr
v2信号を供給する該ドライバNMOS N6のゲート
に動作的に接続され、第4のプリドライバは該P4トラ
ンジスタおよび該N4トランジスタを含み、該P4トラ
ンジスタおよび該N4トランジスタのゲートは入力信号
を受け取る回路入力に動作的に接続され、該第4のプリ
ドライバ出力はndrv1信号を供給する該ドライバN
MOS N5のゲートに動作的に接続され、更に該低ノ
イズCMOS回路は、第1のNMOS(N7)プルアッ
プトランジスタであって、該N7NMOSのドレインが
該第2の電源ノード(Vdd)に動作的に接続され、ソ
ースが該P6PMOSゲートに動作的に接続され、ゲー
トが該N5NMOSゲートに動作的に接続される、第1
のNMOS(N7)プルアップトランジスタと、第2の
NMOS(N8)プルアップトランジスタであって、該
N8NMOSのドレインが該第2の電源ノード(Vd
d)に動作的に接続され、ソースが該P5PMOSゲー
トに動作的に接続され、ゲートが該N5NMOSゲート
に動作的に接続される、第2のNMOS(N8)プルア
ップトランジスタと、第1のPMOS(P7)プルダウ
ントランジスタであって、該P7PMOSのソースが該
N6NMOSゲートに動作的に接続され、ドレインが該
第2の接地ノード(Vss)に動作的に接続され、ゲー
トが該N5NMOSゲートに動作的に接続され、それに
より該回路が電源ノード、接地ノードおよび回路出力に
おけるノイズの発生を最小化する、第1のPMOS(P
7)プルダウントランジスタとを含み、それにより上記
目的が達成される。
【0043】第1の抵抗器であって、前記第3のプリド
ライバP3PMOSソースおよび前記第1のN7NMO
Sプルアップトランジスタドレインに動作的に接続され
た第1のノード、ならびに、前記第2の電源ノード(V
dd)に動作的に接続された第2のノードを有する第1
の抵抗器と、第2の抵抗器であって、前記第2のプリド
ライバN2NMOSソースおよび前記第1のP7PMO
Sプルダウントランジスタドレインに動作的に接続され
た第1のノード、ならびに、前記第2の接地ノード(V
ss)に動作的に接続された第2のノードを有する第2
の抵抗器とを更に含んでもよい。
【0044】本発明による出力を提供する方法は、2対
の並列プルアッププルダウントランジスタを有する低ノ
イズバッファ回路において、線形のランプ電流波形を定
インピーダンス負荷を有する出力に提供する方法であっ
て、該方法は、a)入力信号をバッファされるように受
け取るステップと、b)入力信号に応答して以下のサブ
ステップを実行するステップとを含み、該ステップb)
が、1) 該ステップa)において受け取られた信号に
応答して、入力信号のコンプリメントのレプリカであ
り、第1のランプ持続時間および第1の時間遅延を有す
る、第4のプリドライバ信号ndrv1を提供するステ
ップと、2) 該ステップa)において受け取られた信
号および該ステップa)1)における第4のプリドライ
バ信号の提供に応答して、入力信号のコンプリメントの
レプリカであり、第1のランプ持続時間よりも大きな第
2のランプ持続時間および第1の時間遅延よりも大きな
第2の時間遅延を有する、第3のプリドライバ信号nd
rv2を提供するステップと、3) 該ステップa)に
おいて受け取られた信号、該ステップa)1)における
該第4のプリドライバ信号の提供、および該ステップ
a)2)における第3のプリドライバ信号の提供に応答
して、該入力信号のコンプリメントのレプリカであり、
第2のランプ持続時間よりも大きな第3のランプ持続時
間および第2の時間遅延を有する、第2のプリドライバ
信号pdrv2を提供ステップと、4)該ステップa)
において受け取られた信号、該ステップa)1)におけ
る該第4のプリドライバ信号の提供に応答して、該入力
信号のコンプリメントのレプリカであり、第2のランプ
持続時間および第2の時間遅延を有する、第1のプリド
ライバ信号pdrv1を提供するステップと、5) 該
第4のプリドライバ信号ndrv1に応答して、第1の
プルダウンドライバトランジスタをゲートするステップ
と、6) 該第3のプリドライバ信号ndrv2に応答
して、第2のプルダウンドライバトランジスタをゲート
するステップと、7) 該第2のプリドライバ信号pd
rv2に応答して、第2のプルアップドライバトランジ
スタをゲートするステップと、8)該第1のプリドライ
バ信号pdrv1に応答して、第1のプルアップドライ
バトランジスタをゲートし、それにより低ノイズバッフ
ァ信号を提供するステップとを実行する方法であり、そ
れにより上記目的が達成される。
【0045】プルアップトランジスタおよびプルダウン
トランジスタが第4のプリドライバの出力に動作的に接
続されるように提供される方法であって、前記ステップ
b)1)が、プルアップトランジスタおよびプルダウン
トランジスタの応答を少なくとも部分的に促すことを含
み、前記ステップb)2)が、プルアップトランジスタ
およびプルダウントランジスタの動作に応答して、少な
くとも部分的にndrv2信号を提供することを含み、
前記ステップb)3)が、プルアップトランジスタおよ
びプルダウントランジスタの動作に応答して、少なくと
も部分的にpdrv2信号を提供することを含んでもよ
い。
【0046】出力において安定した負荷インピーダンス
および線形のランプ電流波形を有する利点を含む低ノイ
ズCMOSバッファが提供される。バッファは波形成形
トランジスタを追加し、ドライバ回路をオンするのを遅
らせ、且つ、ドライバの電圧および電流の波形を成形す
る。これらのきわどく配置された波形成形トランジスタ
が、バッファ出力において反対の極性の線形のランプ電
流波形を促進する様態でドライバをオフにする機能を達
成する。バッファの出力において安定した出力インピー
ダンスおよび線形のランプ電流波形を成形する波形成形
トランジスタの使用方法も提供される。
【0047】
【発明の実施の形態】図6は、本発明の低ノイズのCM
OS回路の模式図である。CMOS回路10は、回路入
力14における入力信号の受信に応答して、回路出力1
2において定インピーダンス負荷および線形にランプさ
れた電流波形を提供する。回路は、第1のPMOSプル
アップ16と第1のNMOSプルダウントランジスタ1
8を含むドライバトランジスタの第1の対を含む。回路
出力12は、第1のPMOSドライバ16のドレインお
よび第1のNMOSドライバ18のドレインと動作的に
接続される。
【0048】第1の電源ノード(Vddp)20および
第2の電源ノード(Vdd)22が含まれる。低ノイズ
電源ノード22は、以下に述べるプリドライバ回路に電
力を供給するために用いられる。低ノイズ電源22上で
ノイズスパイクを最小化するために、ドライバトランジ
スタ16および28は別個の電源20に結合される。同
様に、第1の接地ノード(Vssp)24および第2の
接地ノード(Vss)26が含まれ、プリドライバ回路
からドライバノイズを分離する。
【0049】あるいは、PMOSトランジスタP5(1
6)のソースは、第1の電源ノード(Vddp)20に
動作的に接続され、P5 PMOS 16のドレインは
出力12およびNMOSトランジスタN5 18のドレ
インに動作的に接続される。N5 NMOS 18のソ
ースは、第1の接地ノード(Vssp)24に動作的に
接続される。
【0050】第2のPMOSプルアップ28および第2
のNMOSプルダウントランジスタ30を含むドライバ
トランジスタの第2の対も含まれる。PMOSプルアッ
プトランジスタ16および28のソースおよびドレイン
は動作的に並列接続され、NMOSプルダウントランジ
スタ18および30のソースおよびドレインは、動作的
に並列接続される。すなわち、PMOSトランジスタP
6(28)のソースは、第1の電源ノード(Vddp)
20に動作的に接続される。P6 PMOS28のドレ
インは、出力12およびNMOSトランジスタN6 3
0のドレインに動作的に接続される。N6 NMOS
30のソースは、第1の接地ノード(Vssp)24に
動作的に接続される。
【0051】プルアップトランジスタおよびプルダウン
トランジスタの4つのプリドライバ回路32、34、3
6、および38も含まれる。各プリドライバ回路32、
34、36、および38のゲートは、CMOS回路入力
14に動作的に接続される。各プリドライバ回路32、
34、36および38は、対応するドライバトランジス
タ16、28、30および18のゲートにそれぞれ動作
的に接続される。
【0052】すなわち、各プリドライバ回路32、3
4、36、および38は、トランジスタ対を含み、PM
OSトランジスタP1、P2、P3およびP4(40、
42、44、および46)のドレインは、第2の電源ノ
ード(Vdd)22に動作的に接続されている。各PM
OSトランジスタ40、42、44および46のドレイ
ンは、プリドライバ出力56、58、60、および6
2、ならびに、NMOSトランジスタN1、N2、N3
およびN4(48、50、52および54)のドレイン
にそれぞれ動作的に接続される。各NMOSトランジス
タ48、50、52および54のソースは、第2の接地
ノード(Vss)24と動作的に接続される。
【0053】第1のプリドライバ32は、P1トランジ
スタ40とN1トランジスタ48を含み、P1トランジ
スタ40およびN1トランジスタ48のゲートは、回路
入力14に動作的に接続されて入力信号を受け取る。第
1のプリドライバ32の出力56は、ドライバPMOS
P5 16のゲートに動作的に接続されており、pd
rv1信号を供給する。
【0054】第2のプリドライバ34は、P2トランジ
スタ42およびN2トランジスタ50を含み、P2トラ
ンジスタ42およびN2トランジスタ50のゲートは、
回路入力14に動作的に接続され、入力信号を受け取
る。第2のプリドライバ出力58は、ドライバPMOS
P6 28のゲートと動作的に接続されてpdrv2
信号を供給する。
【0055】第3のプリドライバ36は、P3トランジ
スタ44およびN3トランジスタ52を含み、P3トラ
ンジスタ44およびN3トランジスタ52のゲートは、
回路入力14に動作的に接続され、入力信号を受け取
る。第3のプリドライバ出力60は、NMOS N6
30のゲートと動作的に接続され、ndrv2信号を供
給する。
【0056】第4のプリドライバ38は、P4トランジ
スタ46およびN4トランジスタ54を含み、P4トラ
ンジスタ46およびN4トランジスタ54のゲートは回
路入力14に動作的に接続され、入力信号を受け取る。
第4のプリドライバ出力62は、ドライバNMOS N
5のゲートと動作的に接続され、ndrv1信号を供給
する。
【0057】第1のソースフォロワNMOSプルアップ
トランジスタ64は、ソースが第2のPMOSドライバ
28のゲートに動作的に接続される状態で含まれる。第
1のソースフォロワプルアップ64のゲートは、第1の
NMOSドライバ18のゲートと動作的に接続される。
すなわち、N7 NMOS 64のドレインは、第2の
電源ノード(Vdd)22に動作的に接続され、ソース
は、P6 PMOS28のゲートに動作的に接続され、
ゲートはN5 NMOS 18のゲートに動作的に接続
される。
【0058】第1のソースフォロワPMOSプルダウン
トランジスタ66は、ドレインが第2のNMOSドライ
バ30のゲートに動作的に接続される状態で含まれる。
第1のソースフォロワプルダウン66のゲートは、第1
のNMOSドライバ18のゲートに動作的に接続され
る。P7 PMOS 66のソースは、N6 NMOS
30のゲートに動作的に接続され、ドレインは、第2の
接地ノード(Vss)26に動作的に接続され、ゲート
は、N5 NMOS 18のゲートに動作的に接続され
る。それにより、回路は電源ノード、接地ノードおよび
回路出力でのノイズの発生を最小化する。
【0059】本発明のいくつかの局面において、第2の
ソースフォロワNMOSプルアップトランジスタ68は
また、ソースが第1のPMOSドライバ16のゲートに
動作的に接続される状態で含まれる。第2のソースフォ
ロワプルアップ68のゲートは、第1のNMOSドライ
バ18のゲートに動作的に接続される。N8 NMOS
68のドレインは、第2の電源ノード(Vdd)22
に動作的に接続され、ソースはP5 PMOS 16の
ゲートに動作的に接続され、ゲートはN5 NMOS
18のゲートに動作的に接続される。
【0060】第1の抵抗器70は、プリドライバP3
PMOS 44のソースと、第1のN7 NMOS プ
ルアップトランジスタ64のドレインとに動作的に接続
される第1のノードを有して含まれる。第2のノード
は、第2の電源ノード(Vdd)22に動作的に接続さ
れる。第2の抵抗器72は、第2のプリドライバN2N
MOS 50と第1のP7 PMOSプルダウントラン
ジスタ66のソースとに動作的に接続された第1のノー
ドを有して含まれる。第2のノードは、第2の接地ノー
ド(Vss)26に動作的に接続される。本発明のいく
つかの局面において、第1の抵抗器70および第2の抵
抗器72は、約306オームの抵抗を有する。
【0061】図7は、イネーブル回路を追加した図6の
模式図である。CMOSイネーブリングバッファ100
は、入力102におけるイネーブル入力信号を受け取
り、CMOS回路出力12を高インピーダンス状態に選
択的に入れる。CMOSイネーブリングバッファ100
は、プルアップおよびプルダウントランジスタ106
a、106b、および108a、ならびに108bを含
むイネーブルドライバ回路104aおよび104bを含
む。イネーブルドライバ回路104aおよび104bの
ゲートは、イネーブル信号入力102に動作的に接続さ
れる。イネーブルドライバ回路104aは、出力110
aを有し、イネーブルドライバ回路104bは出力11
0bを有する。
【0062】第2のPMOS112a、第3のPMOS
112bおよび第3のNMOS114PMOSプルアッ
プトランジスタは、第2のPMOSトランジスタ112
aのドレインおよび第3のNMOSトランジスタ114
のソースが、第1のPMOSドライバトランジスタ16
のゲートに動作的に接続され、第3のPMOSトランジ
スタ112bのドレインが、第2のPMOSドライバト
ランジスタ28のゲートに動作的に接続された状態で含
まれる。第2および第3のPMOSプルアップトランジ
スタ112aおよび112bのゲートは、イネーブル出
力110bに動作的に接続され、第3のNMOSプルア
ップトランジスタ114は、イネーブル回路出力110
aに動作的に接続される。
【0063】第4および第5のNMOSプルダウントラ
ンジスタ116および118は、第4および第5のトラ
ンジスタ116および118のドレインが、第2および
第1のNMOSドライバトランジスタ30および18の
ゲートにそれぞれ動作的に接続される状態で含まれる。
第4および第5のNMOSプルダウントランジスタ11
6および118は、イネーブル回路出力110aと動作
的に接続される。
【0064】第1および第2のプリドライバ回路32お
よび34は、イネーブルトランジスタ120および12
2をそれぞれ含む。イネーブルトランジスタ120およ
び122のドレインは、プリドライバNMOSトランジ
スタ48および50それぞれのソースに動作的に接続さ
れる。イネーブルトランジスタ120および122のソ
ースは、第2の接地ノード26に動作的に接続される。
【0065】第3および第4のプリドライバ回路36お
よび38は、イネーブルトランジスタ124および12
6をそれぞれ含む。イネーブルトランジスタ124およ
び126のドレインは、プリドライバPMOSトランジ
スタ44および46それぞれのソースに動作的に接続さ
れる。イネーブルトランジスタ124および126のソ
ースは、第2の電源ノード22に動作的に接続される。
【0066】図6に戻って参照すると、抵抗器70およ
び72を用いて出力ドライバ16、18、28および3
0のゲートの充電/放電速度を安定化することを援助す
ること、および2段階出力ドライバを用いて過渡スイッ
チングイベントの期間を伝播することが周知である。し
かし、トランジスタN7(64)、P7(66)および
N8(68)の配備は新規であり、このバッファの行動
に対するいくつかの主要な利点に寄与する。
【0067】例示を目的として、入力14の降下遷移に
応答するスイッチング行動をまず説明する。入力ライン
(in_data)14上における信号の上昇遷移に応
答する補完的行動が、降下端遷移と大部分が類似してい
ることが回路の対称性から明らかとなる。
【0068】トランジスタN5 18およびP5 16
は、比較的広いチャネルの装置であり、それぞれは、総
出力駆動電流の約3分の1(2分の1から5分の1の範
囲のどこでも機能する)を供給する。トランジスタN6
30およびP6 28は、残りの出力駆動電流を供給
する、より広いチャネルの装置である。P5 16およ
びP6 28はそれぞれ、N5 18およびN6 30
のチャネル幅の約2倍であり、匹敵する駆動強度(driv
e strength)を提供する一方でNMOSに比べてPMO
Sがより低速となる原因となる。プリドライバ38(n
drv1)および32(pdrv1)は、トランジスタ
N6 30およびP6 28をそれぞれ切り換えるプリ
ドライバ36(ndrv2)および34(pdrv2)
よりも早く且つより迅速にトランジスタN5 18およ
びP5 16を切り換えるようにサイジングされる。最
速のプリドライバ38(ndrv1)の出力は、他の3
つのプリドライバ32、34および36のスルーレート
を制御するために用いられる。この相互作用は、バッフ
ァ10の速度/ノイズ性能を安定化することを援助す
る。
【0069】バッファ10における重要な改善は、トラ
ンジスタN7(64)、N8(68)、およびP7(6
6)の設置に起因する。これらは、ソースフォロワ構成
に接続されており、この構成で、ゲート端子未満の閾値
電圧に向かってソース端子を充電するように意図され、
ノードndrv1上の電圧波形によって制御される遅延
(時間および電圧がシフトした)電圧/電流波形を発生
する。それらは、フィードバック構成で接続され、図6
に示すように、抵抗器R0 72およびR170に接続
される。
【0070】ソースフォロワN7(64)およびN8
(68)は、主要放電経路を提供し、最初にオン状態の
ドライバトランジスタP5(16)およびP6(28)
を制御された速度でオフにする。N7 64からのチャ
ネル電流は、共通抵抗器R170を介してP3 44か
らの電流を増す。図8は、N7 64のドレインにおい
て結果として生じる電圧波形を示す。プリドライバ38
(ndrv1)の出力の上昇より若干遅く始まるN7
64からの電流成分は、まず、P3 44のソースにお
ける電圧を降下させる。これは、P3 44上の早期駆
動を低減し、プリドライバ36(ndrv2)の出力の
上昇の初期速度を減速し、よって、N518が完全にオ
ンになるまでN6 30をオンにすることを遅らす。プ
リドライバ38(ndrv1)の出力の比較的速い上昇
が一旦安定すると、ソースフォロワN7 64からの電
流成分もまた、プリドライバ34(pdrv2)の出力
が充電するのに従って減少し始め、それによりR1 7
0からの電流のより大きな部分を徐々に提供して信号n
drv2をより速い速度で充電する。このフィードバッ
クがないと、信号ndrv2の電圧は減衰指数(RC充
電特性)に従い、それにより、ランプアップ率(ramp u
p rate)が減衰し、かつN6 30の電流傾斜が時間と
共に迅速に落ちていくに従って、最適出力バッファより
遅くなる。しかし、R1 70を介する電流成分の合計
からのフィードバックによって、信号ndrv1の上昇
傾斜は、信号ndrv2の上昇を最初に抑制する。その
後、信号pdrv2の上昇傾斜は、信号ndrv2の上
昇速度を高める。これらの動作は総合して、信号ndr
v1波形および信号pdrv2波形の両方に応答して信
号ndrv2波形を成形する。これは、要求される三角
の傾斜(triangular slope)と、所望の平坦なVssp
ノイズパルスを有する合成バッファ電流過渡を生成す
る。N7 64のチャネル寸法に対するR1 70の抵
抗の比率は、出力ドライバ(N5+N6)18および3
0を介する総電流の最も線形なランプ波形を得るため
に、信号ndrv2上で電圧波形を変更するように調節
される。
【0071】最初にオン状態にあるドライバトランジス
タP5 16およびP6 28をオフにするためにソー
スフォロワN7 64およびN8 68を用いることの
第2の利点は、大きな出力ドライバゲート容量を充電す
ることによりノイズのないVdd22に加えられる初期
電流スパイクをずらすことである。出力バッファ毎のi
n_dataピン14が同時に降下するのに従い、(1
つのICに複数のバッファが用いられている場合)P3
44およびP4 46の両方からのノイズのないVd
dの電流の流れが、ゼロから迅速に上昇する。これは、
N5 18およびN6 30のゲートを迅速に充電し始
めるために、速く起こらなくてはならない。幸運にも、
N5 18およびN6 30のゲート−チャネル容量
は、この時点で最低である。全ての出力バッファからノ
イズのない電力ピンのリードインダクタンスへの迅速な
充電電流によって誘導されるこの初期ノイズスパイク
は、高速応答出力バッファの許容できる起動速度を制約
する。多数のドライバトランジスタのゲート容量を同時
に充電することは、著しいノイズを引き起こし得る。本
発明は、P3 44およびP4 46からノイズのない
Vddを介する初期の流入電流が、P5 16またはP
6 28のゲートからのより一層大きな流入電流によっ
て補充されない利点を提供する。これは、ソースフォロ
ワN7 64およびN8 68が信号ndrv1がその
閾値を超えるまで伝導し始めないからである。初期起動
ノイズスパイクのピークは、N7 64およびN8 6
8が信号ndrv1が上昇するのに従って伝導を徐々に
始めるまでに終了する。それに対して、従来技術バッフ
ァの多くは、完全にオン状態にあるドライバトランジス
タP5 16およびP6 28の大きなゲート−チャネ
ル容量を放電することをすぐに開始することによって起
動し始め、ノイズのない電力ピン上で更に大きな初期流
入電流およびノイズ妨害を引き起こす。
【0072】トランジスタN3 52、P1 40、お
よびP2 42の機能は、信号ndrv2、pdrv
1、およびpdrv2のそれぞれのノード上に残る任意
の電荷を流し出し且つ、ソースフォロワトランジスタP
7 66、N8 68、およびN7 64の作用によっ
てレールに閾値分足りない状態で残された後に、それら
を完全なレールレベルに保持することである。これら
は、DC定常状態において、ドライバトランジスタN6
30、P5 16およびP6 28のチャネルが閾値
以下でのリークに対して完全にオフになることを確実に
する。これらのヘルパートランジスタは、それ自身が著
しいスイッチングノイズに寄与することを回避するため
に十分に小さく作成され得、かつ作成されるべきであ
る。
【0073】従来技術で用いられる共通ソース構成を用
いる代わりに、最初にオン状態のドライバトランジスタ
P6 28をオフにするためにN7 64などのソース
フォロワを用いる事に対する第3の利点は、out_p
adピン12に与えられる時間変化出力インピーダンス
に対して改善された制御を提供することである。この利
点を理解するためには、重い負荷をかけられたCMOS
バッファの電流スイッチング特性と軽い負荷をかけられ
たCMOSバッファの電流スイッチング特性との間の違
いを認識する必要がある。従来技術のCMOSは、プル
アップドライバトランジスタおよびプルダウンドライバ
トランジスタの両方が同時にオンである時に過渡間隔中
に電源間を流れるいわゆるクローバ電流を低減する長所
を教示している。その入力ゲート電圧が中点を介して遷
移するのに従って、負荷をかけられていないCMOSイ
ンバータを介する電流は最高値に達し、電力を浪費す
る。しかし、入力が出力よりもかなり速く遷移する、重
い負荷をかけられたドライバの場合、クローバ電流は、
比較的大きな負荷容量を電荷または放電するために流さ
なければならない変位電流のほんの一部でしかない。よ
って、電荷移動効率の損失は比較的小さい。比較的重要
でないクローバ電流までも排除しようとする過剰に熱心
な試みにおいてバッファの性能を妨害することを回避す
ることがより重要である。この点については、従来技術
のバッファにおいて無視されることが多く、プルアップ
(P5およびP6)16および28を待ち、プルダウン
(N5およびN6)18および30をオンにし始める前
に大部分をオフにしようと試みることによる余計な時間
遅延を導入する。これは、所望の逐次出力ターンオン遷
移の開始を遅らせ、バッファを顕著に減速する。プルア
ップおよびプルダウンドライバのスイッチング遷移に対
する幾分かの重複は、バッファを加速するのに有益であ
る。
【0074】実際に、顕著な重複さえも、他の方法にお
いて有益であり得ることが判明した。まず、チップの外
側から見られる出力ドライバのTheveninの等価
性を考慮する。これは、時間変化抵抗と直列の時間変化
電圧源であると見なされ得る。送電線負荷の方に伝達さ
れる信号エネルギーを最大にし、ラインからの反射によ
る共鳴を最小化するために、出力ドライバのインピーダ
ンスをその負荷のインピーダンスと安定して一致させる
ことが望ましい。この目標は、スイッチングイベント中
におけるバッファの出力インピーダンスの変化を最小化
することを含む。これは、前にオン状態であったトラン
ジスタのチャネルインピーダンスを徐々に増加させる一
方で前にオフ状態であったトランジスタのチャネルイン
ピーダンスを同時に且つ比例して低減することによって
達成され得る。ソースフォロワN7 64およびN8
68はこれを達成することを援助する。これらのゲート
−ソース電圧オフセットは、出力ドライバトランジスタ
の有限な閾値電圧を補償する。このオフセットによっ
て、P6 28の駆動電流は、N6 30の駆動電流が
上昇し始めるのと正に同時に、すなわち、信号ndrv
1がN6 30の閾値を上回って上昇してから降下し始
める。よって、ターンオンドライバN6 30は、ター
ンオフドライバP6 28のチャネル抵抗が上昇するの
とほぼ同じ速度でチャネル抵抗を減少する。それらの並
列結合網によって、負荷に対してより一定に近いインピ
ーダンスが与られる。
【0075】N6 30のターンオンランプと同じ速度
でターンオフドライバトランジスタのゲートP6 28
をランプすることに対する他の利点は、電流が速過ぎる
速度で減少される時に生じる、パッケージインダクタン
スフィーディングP6 28を介して誘導される逆極性
ノイズスパイクを制御することである。これらのターン
オフ過渡が考慮される必要のある状況はいくつかある。
例えば、データバスが固定電圧によって抵抗して終了さ
れ、それによって出力電流が低レベルまで降下すること
はない。出力のいくつかは、(出力が逆転する前に最終
レベルまで完全にスルーすることを可能にするには短す
ぎる)短期間で複数の遷移を受け得る。いずれの場合に
おいても、スイッチングオフトランジスタの供給インダ
クタンスを介する電流の速すぎる減少によって生成され
るノイズは、スイッチングオン側のノイズを超え得る。
よって、ドライバがオンになるよりかなり速くドライバ
をオフにしようとするのではなく、ターンオンおよびタ
ーンオフ電流のランプ率は同様であるべきである。
【0076】同様に、in_dataピン14上の信号
の上昇遷移の場合において、動作の大部分は降下遷移に
対して全く相補的である。この場合、P7 66は、ソ
ースフォロワとして機能し、信号ndrv2をオフにし
て、信号pdrv2のランプ率をR0 72を介して制
御する。しかし、信号ndrv1を放電するソースフォ
ロワがないことに留意されたい。それは、他のソースフ
ォロワをゲートする制御信号を残す。これは、信号nd
rv1が、プリドライバ負荷の全ての最小ゲート容量を
有するN5 18によって主に負荷をかけられるので問
題ではない。より小さな容量は、in_dataの上昇
端に応答する急激なターンオフ速度を補償する。その電
流およびノイズの寄与は、N4 54およびP4 46
の装置サイズを適切に選択することによって適切に制御
され得る。
【0077】図7に戻って参照して、イネーブリングC
MOSバッファ100の更に詳細な説明を以下に示す。
出力イネーブル制御が加えられ、所望であれば、ハイイ
ンピーダンス(非駆動)状態にあるバッファ100を設
置することを可能にする。プリドライバ32(pdrv
1)および34(pdrv2)は、入力14におけるi
n_dataおよびライン102上のイネーブル入力の
バッファされたバージョンの両方に反応するNANDゲ
ートとして再構成される。プリドライバ38(ndrv
1)および36(ndrv2)は、ライン14上のin
_dataおよびライン102上のイネーブル信号のラ
イン110aにおける反転バッファされたバージョンの
両方に反応するNORゲートとして再構成される。P9
112、P10 114、N12 116およびN1
3 118と共に、ライン102上のイネーブル信号を
バッファすることは、バッファがハイインピーダンス状
態に向かって、およびハイインピーダンス状態から遷移
するスルーレートを制御する手段を提供する。このスル
ーレートは、4つのプリドライバ信号(ndrv1およ
びndrv2、またはpdrv1およびpdrv2)の
うちの2つのみが任意の所与の時間で切り替わるので調
節が簡単であり、ノイズのない電力/接地ピンに注入さ
れるノイズを低減する。簡単な装置のサイジングは、イ
ネーブル入力の十分なスルーレート制御を提供する。
【0078】図9は、この技術に対して適切にサイジン
グされたトランジスタを有する0.35μmデジタルC
MOSプロセスで実施された本発明を示す。P1、P
2、P5、P6、P9、N1、N3、N4、N5、N
6、N10およびN13のチャネル長は、最小可能長の
約2倍に増加されており、プロセスの寸法変化に対する
チャネル電流の感度を低減する。ここでより長いチャネ
ル装置を用いることはバッファのスイッチング速度全体
を減速しない。なぜなら、各ノードのスルーレートが上
述のスイッチングノイズ成分を制限するために減速され
なくてはならないからである。プロセス変化に対して低
減された感度は、バッファが高速PMOS:高速NMO
Sプロセス条件下のノイズ性能制限により近く設計され
ることを可能し、同様に、低速PMOS:低速NMOS
のプロセス条件下のより良好な速度性能を生成する。
【0079】抵抗器R0およびR1は、最小特徴サイズ
より格段に大きい矩形N+型拡散パターンとして好まし
く実現される。これはプロセス、寸法および温度変化に
対する感度を最小化する。サイズは、異なる速度/ノイ
ズ性能トレードオフ点を目的に調節され得る。R0およ
びR1の抵抗は、352SBGAパッケージに有線結合
される200出力DSPチップのバッファをモデリング
し、シミュレートすることによって決定される。306
オームの抵抗値は、100MHzで動作するために最も
好都合なマージンが達成された:すなわち、1ns/ボ
ルト出力スルーレートで35pFの負荷を駆動する際に
3nsの典型的なイン−アウト伝播遅延を得る一方で最
悪の動作条件下(高速−高速プロセス、3.6ボルトの
電源、0℃)でピークノイズが0.4ボルト未満となる
ように誘導した。
【0080】図10は、臨界ノード(critical node)に
おける信号波形を示す、図6のバッファの簡略例であ
る。電圧読み出し150は、入力14における立ち下が
り時間が比較的早い負継続信号(negative-going signa
l)を示す。通常、第4のプリドライバ38の電圧出力1
52は、入力14における信号の立ち下がり時間と比較
した第1のランプ持続時間および第1の時間遅延t1
有する、信号150のコンプリメント(compliment)のレ
プリカ(replica)である。第3のプリドライバ36の電
圧出力154は入力信号150およびndrv1 15
2に依存し、第1のランプ持続時間よりも長い第2のラ
ンプ持続時間および第1の時間遅延t1よりも長い第2
の時間遅延t2を有する入力信号150のコンプリメン
トのレプリカとみなされる。第1および第2のランプな
らびに時間t1およびt2の正確なスロープは、トラン
ジスタ抵抗、容量パラメータおよび電圧レベル等の複数
の要因に依存する。
【0081】第2のプリドライバ34(図示せず)の出
力は、図示した極性入力信号について、主に入力信号1
50、ndrv1 152、およびndrv2 154
に依存する。第2のプリドライバ34の効果は、上昇遷
移を有する信号がノード14に入力されるまでは、pd
rv2 156にあまり強く影響しない。信号pdrv
2 156は、第2のランプよりも大きな第3のランプ
および第2の時間遅延t2を有する、入力信号150の
コンプリメントのレプリカである。同様に、第1のプリ
ドライバ32(図示せず)は、図示した入力信号の極性
について、主に入力信号150、ndrv1 152、
ndrv2 154およびpdrv2156に依存す
る。第1のプリドライバ32の効果は、上昇遷移を有す
る信号がノード14に入力されるまでは、pdrv1
158にあまり強く影響しない。信号pdrv1 15
8は、第2のランプおよび第2の時間遅延t2を有す
る、入力信号150のコンプリメントのレプリカであ
る。
【0082】電圧信号160は抵抗器70を通過する合
計電流の重要な効果を示す。電流はまずトランジスタ4
4によって、次にトランジスタ64によって引き出され
る。第2の電源(Vdd)ノード22に電圧162を、
第1の接地(Vssp)24に電圧164を、出力12
に電圧166を示す。電流信号168、170および1
72は、それぞれ、P6 28のドレイン、N6 30
のドレイン、およびN5 18のドレインを流れる電流
を示す。
【0083】上述のように、図10では最小個数の構成
要素のみを用いて、本発明のタイミングおよび信号を簡
単に説明する。立ち上がり時間および立ち下がり時間を
有する入力信号を含む図6の回路10全体が、図10の
分析からより容易に理解される。残りのトランジスタ
(図10に図示せず)を推定的に理解することが、それに
続き得る。
【0084】図11は、線形のランプ電流波形を有する
定インピーダンス負荷を有する出力を提供する本発明の
方法を説明するフロチャートである。図11は、本発明
の核心を成す信号間の相互依存関係を助長する。ステッ
プ200は2対の並列プルアップトランジスタおよびプ
ルダウントランジスタを有する低ノイズバッファ回路を
提供する。ステップ202は、バッファされるように入
力信号を受け取る。ステップ204は、入力信号に応答
して以下のサブステップを実行する。ステップ204a
は、ステップ202で受け取られた信号に応答して、入
力信号のコンプリメントのレプリカであり、第1のラン
プ持続時間および第1の時間遅延を有する、第4のプリ
ドライバ信号ndrv1を提供する。ステップ204b
は、ステップ202で受け取られた信号、およびステッ
プ204aにおける第4のプリドライバ信号の提供に応
答して、入力信号のコンプリメントのレプリカであり、
第1のランプ持続時間よりも大きな第2のランプ持続時
間および第1の時間遅延よりも大きな第2の時間遅延を
有する、第3のプリドライバ信号ndrv2を提供す
る。ステップ204cは、ステップ202で受け取られ
た信号、ステップ204aにおける第4のプリドライバ
信号の提供およびステップ204bにおける第3のプリ
ドライバ信号の提供に応答して、入力信号のコンプリメ
ントのレプリカであり、第2のランプ持続時間よりも大
きな第3のランプ持続時間および第2の時間遅延を有す
る、第2のプリドライバ信号pdrv2を提供する。ス
テップ204dは、ステップ202で受け取られた信
号、ステップ204aにおける第4のプリドライバ信号
の提供に応答して、入力信号のコンプリメントのレプリ
カであり、第2のランプ持続時間および第2の時間遅延
を有する、第1のプリドライバ信号pdrv1を提供す
る。ステップ204eは、第4のプリドライバ信号nd
rv1に応答して、第1のプルダウンドライバトランジ
スタをゲートする。ステップ204fは第3のプリドラ
イバ信号ndrv2に応答して、第2のプルダウンドラ
イバトランジスタをゲートする。ステップ204gは、
第2のプリドライバ信号pdrv2に応答して、第2の
プルアップドライバトランジスタをゲートする。ステッ
プ204hは、第1のプリドライバ信号pdrv1に応
答して、第1のプルアップドライバトランジスタをゲー
トする。ステップ206は、結果であり、低ノイズのバ
ッファされた信号である。
【0085】本発明のある局面において、プルアップト
ランジスタおよびプルダウントランジスタはステップ2
00において提供され、第4のプリドライバの出力に動
作的に接続される。次に、ステップ204aは、ndr
v1信号でプルアップトランジスタおよびプルダウント
ランジスタの応答を促すことを、少なくとも部分的に含
む。ステップ204bは、プルアップトランジスタおよ
びプルダウントランジスタの動作に応答して、少なくと
も部分的にndrv2信号を提供することを含む。ステ
ップ204cは、少なくとも部分的にプルアップトラン
ジスタおよびプルダウントランジスタの動作に応答し
て、pdrv2信号を提供することを含む。
【0086】当業者によって、他の改変および実施形態
がなされる。
【0087】
【発明の効果】本発明によると、出力において定負荷イ
ンピーダンスおよび線形のランプ電流波形を有するとい
う利点を含む、低ノイズCMOSバッファが提供され
る。バッファはソースフォロワプルアップトランジスタ
およびソースフォロワプルダウントランジスタを追加
し、ドライバ回路をオンするのを遅らせ、ドライバの電
圧波形および電流波形を成形する。これらのきわどく配
置された(critically placed)プルアップトランジスタ
およびプルダウントランジスタが、ドライバをオフする
場合にも同じ機能を達成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術のバッファ回路を示す図である。
【図2】従来技術のバッファ回路を示す図である。
【図3】従来技術のバッファ回路を示す図である。
【図4】従来技術のバッファ回路を示す図である。
【図5】従来技術のバッファ回路を示す図である。
【図6】本発明の低ノイズCMOSの模式図である。
【図7】図6の回路にイネーブル回路を追加した模式図
である。
【図8】N7のドレインでの得られた電圧波形を示す図
である。
【図9】当該技術に適切な大きさのトランジスタを有す
る、0.35マイクロメートルデジタルCMOSプロセ
スで実施された本発明の図である。
【図10】図6のバッファが単純化された回路であり、
臨界ノードでの信号波形を示す図である。
【図11】線形ランプ電流波形をともなった定インピー
ダンス負荷を有する出力を提供するための本発明の方法
を例示するフローチャートである。
【符号の説明】
10 CMOS回路 12 回路出力 14 回路入力 16 第1のPMOS 18 第1のNMOS 20、22 電源ノード 24、26 接地ノード 32、34、36、38 プリドライバ回路 64、68 NMOSプルアップトランジスタ 66 PMOSプルダウントランジスタ 70、72 抵抗器

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路入力における入力信号の受け取りに
    応答して、回路出力において定インピーダンス負荷およ
    び線形のランプ電流波形を提供する低ノイズCMOS回
    路であって、該回路は、 第1のドライバトランジスタ対であって、回路出力が該
    第1のPMOSドライバのドレインおよび該第1のNM
    OSドライバのドレインに動作的に接続された、第1の
    PMOSプルアップトランジスタおよび第1のNMOS
    プルダウントランジスタを含む第1のドライバトランジ
    スタ対と、 第2のドライバトランジスタ対であって、該PMOSプ
    ルアップトランジスタのソースおよびドレインが並列に
    動作的に接続され、該NMOSプルダウントランジスタ
    のソースおよびドレインが並列に動作的に接続された、
    第2のPMOSプルアップトランジスタおよび第2のN
    MOSプルダウントランジスタを含む第2のドライバト
    ランジスタ対と、 プルアップトランジスタおよびプルダウントランジスタ
    の4つのプリドライバ回路であって、各プリドライバ回
    路のゲートがCMOS回路入力に動作的に接続され、各
    該プリドライバ回路が対応するドライバトランジスタの
    ゲートに動作的に接続された、4つのプリドライバ回路
    と、 第1のソースフォロワNMOSプルアップトランジスタ
    であって、該ソースが該第2のPMOSドライバのゲー
    トに動作的に接続され、該第1のソースフォロワプルア
    ップのゲートが該第1のNMOSドライバのゲートに動
    作的に接続された、第1のソースフォロワNMOSプル
    アップトランジスタと、 第1のソースフォロワPMOSプルダウントランジスタ
    であって、該ソースが該第2のNMOSドライバのゲー
    トに動作的に接続され、該第1のソースフォロワプルダ
    ウンのゲートが該第1のNMOSドライバのゲートに動
    作的に接続された、第1のソースフォロワPMOSプル
    ダウントランジスタと、を含む低ノイズCMOS回路。
  2. 【請求項2】 ソースが前記第1のPMOSドライバに
    動作的に接続され、前記第2のソースフォロワプルアッ
    プのゲートが該第1のNMOSドライバのゲートに動作
    的に接続された、第2のソースフォロワNMOSプルア
    ップトランジスタを更に含む請求項1に記載のCMOS
    回路。
  3. 【請求項3】 CMOS回路であって、該回路は第1の
    電源ノード(Vddp)および第2の電源ノード(Vd
    d)、ならびに、第1の接地ノード(Vssp)および
    第2の接地ノード(Vss)とに動作的に接続され、 前記第1および第2のPMOSドライバソースが該第1
    の電源ノードに動作的に接続され、前記第1および第2
    のNMOSドライバソースが該第1の接地ノードに動作
    的に接続され、 該PMOSプリドライバソースが該第2の電源ノードに
    動作的に接続され、該NMOSプリドライバソースが該
    第2の接地ノードに動作的に接続され、 第1および第2のプルアップトランジスタドレインが該
    第2の電源ノードに動作的に接続され、前記第1のプル
    ダウントランジスタドレインが該第2の接地ノードに動
    作的に接続される、請求項2に記載のCMOS回路。
  4. 【請求項4】 第1のプリドライバ回路の出力が前記第
    1のPMOSドライバゲートに動作的に接続され、 第2のプリドライバ回路の出力が前記第2のPMOSド
    ライバゲートに動作的に接続され、 第3のプリドライバ回路の出力が前記第2のNMOSド
    ライバゲートに動作的に接続され、 第4のプリドライバ回路の出力が前記第1のNMOSド
    ライバゲートに動作的に接続される、請求項3に記載の
    CMOS回路。
  5. 【請求項5】 前記第3のプリドライバPMOSソース
    および前記第1のNMOSプルアップトランジスタドレ
    インに動作的に接続された第1のノード、ならびに、第
    2の電源ノードに動作的に接続された第2のノードを有
    する第1の抵抗器と、 前記第2のプリドライバNMOSソースおよび前記第1
    のPMOSプルダウントランジスタドレインに動作的に
    接続された第1のノード、ならびに、第2の接地ノード
    に動作的に接続された第2のノードを有する第2の抵抗
    器と、を更に含む請求項4に記載のCMOS回路。
  6. 【請求項6】 前記第1および第2の抵抗器が約306
    オームの抵抗を有する、請求項5に記載のCMOS回
    路。
  7. 【請求項7】 入力信号が約100MHzの周波数を有
    し、PMOSトランジスタおよびNMOSトランジスタ
    が0.35ミクロンプロセスの大きさに形成され、CM
    OS回路出力が約35ピコファラッド(pF)もの容量
    を有する負荷に動作的に接続される、請求項1に記載の
    CMOS回路。
  8. 【請求項8】 イネーブル回路が追加され、イネーブル
    入力信号に動作的に接続され、CMOS回路出力を選択
    的に高インピーダンス状態にするCMOS回路であっ
    て、該回路は、 プルアップトランジスタおよびプルダウントランジスタ
    を含むイネーブルドライバ回路であって、該イネーブル
    ドライバ回路のゲートがイネーブル信号入力に動作的に
    接続され、該イネーブルドライバ回路が出力を有するイ
    ネーブルドライバ回路と、 第2のPMOSプルアップトランジスタ、第3のPMO
    Sプルアップトランジスタ、および第3のNMOSプル
    アップトランジスタであって、該第2のPMOSトラン
    ジスタのドレインおよび該第3のNMOSトランジスタ
    のソースが該第1のPMOSドライバトランジスタゲー
    トに動作的に接続され、該第3のPMOSプルアップト
    ランジスタドレインが該第2のPMOSドライバトラン
    ジスタゲートに動作的に接続され、該第2および第3の
    PMOSのゲートならびに該第3のNMOSプルアップ
    トランジスタが該イネーブル回路出力に動作的に接続さ
    れる、第2のPMOSプルアップトランジスタ、第3の
    PMOSプルアップトランジスタ、および第3のNMO
    Sプルアップトランジスタと、 第4および第5のNMOSプルダウントランジスタであ
    って、該第4および第5のトランジスタのソースがそれ
    ぞれ該第2および第1のNMOSドライバトランジスタ
    ゲートに動作的に接続され、該第3および第4のNMO
    Sプルダウントランジスタが該イネーブル回路出力に動
    作的に接続される、第4および第5のNMOSプルダウ
    ントランジスタとを更に含み、 該第1および第2のプリドライバ回路はイネーブルトラ
    ンジスタを含み、該イネーブルトランジスタのドレイン
    が該プリドライバNMOSソースに動作的に接続され、
    該イネーブルトランジスタのソースが該第2の接地ノー
    ドに動作的に接続され、 該第3および第4のプリドライバ回路はイネーブルトラ
    ンジスタを含み、該イネーブルトランジスタのドレイン
    が該プリドライバPMOSドレインに動作的に接続さ
    れ、該イネーブルトランジスタのソースが該第2の電源
    ノードに動作的に接続される、請求項5に記載のCMO
    S回路。
  9. 【請求項9】 回路入力での入力信号の受け取りに応答
    して、回路出力において定インピーダンス負荷および線
    形のランプ電流波形を提供する低ノイズCMOS回路で
    あって、該回路は、 第1の電源ノード(Vddp)および第2の電源ノード
    (Vdd)ならびに第1の接地ノード(Vssp)およ
    び第2の接地ノード(Vss)と、 第1のドライバトランジスタ対であって、PMOSトラ
    ンジスタP5のソースが該第1の電源ノード(Vdd
    p)に動作的に接続され、該P5PMOSのドレインが
    NMOSトランジスタN5の出力およびドレインに動作
    的に接続され、該N5NMOSのソースが該第1の接地
    ノード(Vssp)に動作的に接続される、第1のドラ
    イバトランジスタ対と、 該第1のトランジスタ対に並列に動作的に接続された第
    2のドライバトランジスタ対であって、PMOSトラン
    ジスタP6のソースが該第1の電源ノード(Vddp)
    に動作的に接続され、該P6PMOSのドレインがNM
    OSトランジスタN6の出力およびドレインに動作的に
    接続され、該N6NMOSのソースが該接地ノード(V
    ssp)に動作的に接続される、第2のドライバトラン
    ジスタ対と、 4つのプリドライバ回路であって、各該プリドライバ回
    路がトランジスタ対を含み、PMOSトランジスタ(P
    1、P2、P3およびP4)のソースが該第2の電源ノ
    ード(Vdd)に動作的に接続され、該PMOSトラン
    ジスタのドレインがNMOSトランジスタ(N1、N
    2、N3およびN4)のプリドライバ出力およびドレイ
    ンに動作的に接続され、該NMOSトランジスタのソー
    スが該第1の接地ノード(Vssp)に動作的に接続さ
    れる、第4のプリドライバ回路と、を含み、 第1のプリドライバは該P1トランジスタおよび該N1
    トランジスタを含み、該P1トランジスタおよび該N1
    トランジスタのゲートは入力信号を受け取る回路入力に
    動作的に接続され、該第1のプリドライバ出力はpdr
    v1信号を供給する該ドライバPMOS P5のゲート
    に動作的に接続され、 第2のプリドライバは該P2トランジスタおよび該N2
    トランジスタを含み、該P2トランジスタおよび該N2
    トランジスタのゲートは入力信号を受け取る回路入力に
    動作的に接続され、該第2のプリドライバ出力はpdr
    v2信号を供給する該ドライバPMOS P6のゲート
    に動作的に接続され、 第3のプリドライバは該P3トランジスタおよび該N3
    トランジスタを含み、該P3トランジスタおよび該N3
    トランジスタのゲートは入力信号を受け取る回路入力に
    動作的に接続され、該第3のプリドライバ出力はndr
    v2信号を供給する該ドライバNMOS N6のゲート
    に動作的に接続され、 第4のプリドライバは該P4トランジスタおよび該N4
    トランジスタを含み、該P4トランジスタおよび該N4
    トランジスタのゲートは入力信号を受け取る回路入力に
    動作的に接続され、該第4のプリドライバ出力はndr
    v1信号を供給する該ドライバNMOS N5のゲート
    に動作的に接続され、更に該低ノイズCMOS回路は、 第1のNMOS(N7)プルアップトランジスタであっ
    て、該N7NMOSのドレインが該第2の電源ノード
    (Vdd)に動作的に接続され、ソースが該P6PMO
    Sゲートに動作的に接続され、ゲートが該N5NMOS
    ゲートに動作的に接続される、第1のNMOS(N7)
    プルアップトランジスタと、 第2のNMOS(N8)プルアップトランジスタであっ
    て、該N8NMOSのドレインが該第2の電源ノード
    (Vdd)に動作的に接続され、ソースが該P5PMO
    Sゲートに動作的に接続され、ゲートが該N5NMOS
    ゲートに動作的に接続される、第2のNMOS(N8)
    プルアップトランジスタと、 第1のPMOS(P7)プルダウントランジスタであっ
    て、該P7PMOSのソースが該N6NMOSゲートに
    動作的に接続され、ドレインが該第2の接地ノード(V
    ss)に動作的に接続され、ゲートが該N5NMOSゲ
    ートに動作的に接続され、それにより該回路が電源ノー
    ド、接地ノードおよび回路出力におけるノイズの発生を
    最小化する、第1のPMOS(P7)プルダウントラン
    ジスタと、を含む低ノイズCMOS回路。
  10. 【請求項10】 第1の抵抗器であって、前記第3のプ
    リドライバP3PMOSソースおよび前記第1のN7N
    MOSプルアップトランジスタドレインに動作的に接続
    された第1のノード、ならびに、前記第2の電源ノード
    (Vdd)に動作的に接続された第2のノードを有する
    第1の抵抗器と、 第2の抵抗器であって、前記第2のプリドライバN2N
    MOSソースおよび前記第1のP7PMOSプルダウン
    トランジスタドレインに動作的に接続された第1のノー
    ド、ならびに、前記第2の接地ノード(Vss)に動作
    的に接続された第2のノードを有する第2の抵抗器と、
    を更に含む請求項9に記載のCMOS回路。
  11. 【請求項11】 2対の並列プルアッププルダウントラ
    ンジスタを有する低ノイズバッファ回路において、線形
    のランプ電流波形を定インピーダンス負荷を有する出力
    に提供する方法であって、該方法は、 a)入力信号をバッファされるように受け取るステップ
    と、 b)入力信号に応答して以下のサブステップを実行する
    ステップと、を含み、該ステップb)が、 1)該ステップa)において受け取られた信号に応答し
    て、入力信号のコンプリメントのレプリカであり、第1
    のランプ持続時間および第1の時間遅延を有する、第4
    のプリドライバ信号ndrv1を提供するステップと、 2)該ステップa)において受け取られた信号および該
    ステップa)1)における第4のプリドライバ信号の提
    供に応答して、入力信号のコンプリメントのレプリカで
    あり、第1のランプ持続時間よりも大きな第2のランプ
    持続時間および第1の時間遅延よりも大きな第2の時間
    遅延を有する、第3のプリドライバ信号ndrv2を提
    供するステップと、 3)該ステップa)において受け取られた信号、該ステ
    ップa)1)における該第4のプリドライバ信号の提
    供、および該ステップa)2)における第3のプリドラ
    イバ信号の提供に応答して、該入力信号のコンプリメン
    トのレプリカであり、第2のランプ持続時間よりも大き
    な第3のランプ持続時間および第2の時間遅延を有す
    る、第2のプリドライバ信号pdrv2を提供ステップ
    と、 4)該ステップa)において受け取られた信号、該ステ
    ップa)1)における該第4のプリドライバ信号の提供
    に応答して、該入力信号のコンプリメントのレプリカで
    あり、第2のランプ持続時間および第2の時間遅延を有
    する、第1のプリドライバ信号pdrv1を提供するス
    テップと、 5)該第4のプリドライバ信号ndrv1に応答して、
    第1のプルダウンドライバトランジスタをゲートするス
    テップと、 6)該第3のプリドライバ信号ndrv2に応答して、
    第2のプルダウンドライバトランジスタをゲートするス
    テップと、 7)該第2のプリドライバ信号pdrv2に応答して、
    第2のプルアップドライバトランジスタをゲートするス
    テップと、 8)該第1のプリドライバ信号pdrv1に応答して、
    第1のプルアップドライバトランジスタをゲートし、そ
    れにより低ノイズバッファ信号を提供するステップと、
    を実行する方法。
  12. 【請求項12】 プルアップトランジスタおよびプルダ
    ウントランジスタが第4のプリドライバの出力に動作的
    に接続されるように提供される方法であって、 前記ステップb)1)が、プルアップトランジスタおよ
    びプルダウントランジスタの応答を少なくとも部分的に
    促すことを含み、 前記ステップb)2)が、プルアップトランジスタおよ
    びプルダウントランジスタの動作に応答して、少なくと
    も部分的にndrv2信号を提供することを含み、 前記ステップb)3)が、プルアップトランジスタおよ
    びプルダウントランジスタの動作に応答して、少なくと
    も部分的にpdrv2信号を提供することを含む、請求
    項11に記載の方法。
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