JP2000091722A - プリント配線板及びその製造方法 - Google Patents
プリント配線板及びその製造方法Info
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Abstract
発生を防止できる,プリント配線板及びその製造方法を
提供する。 【解決手段】 絶縁基板5と,その表面に形成された接
続端子15等の配線パターンと,メッキリード11とを
有する。メッキリード11は,接続端子15に接続する
とともに絶縁基板5の切断加工面50に面する切断端部
110を有する。メッキリード11における切断端部1
10は,光硬化型ソルダーレジストからなる被覆層2に
より被覆されている。
Description
法に関し,特にメッキリードに関する。
7には,銅箔のエッチングにより接続端子15を形成し
た後に,その表面に電気メッキ膜を形成することがあ
る。その場合,メッキリード11にて接続端子15に電
気を導きつつ電気メッキ液に浸漬して,接続端子15の
表面に電気メッキ膜を被覆する。
ード11は,図4に示すごとく,絶縁基板5の切断加工
時に,バリ118(図4(a))や,ハガレ119(図
4(b))が発生することがある。
キリードにバリやハガレなどの不具合の発生を防止でき
る,プリント配線板及びその製造方法を提供しようとす
るものである。
形成された配線パターンと,該配線パターンに接続する
とともに絶縁基板の切断加工面に面する切断端部を有す
るメッキリードとを設けたプリント配線板において,上
記メッキリードにおける上記切断端部は,光硬化型ソル
ダーレジストからなる被覆層により被覆されていること
を特徴とするプリント配線板である。
る,絶縁基板の切断加工面に面する切断端部が,被覆層
により被覆されている。そのため,絶縁基板の切断加工
時に,メッキリードの切断端部がバリが発生したりハガ
レが生じることはない。また,被覆層は位置精度の高い
光硬化型ソルダーレジストからなるため,メッキリード
の切断端部という細部,特に接続端子が連続して並ぶそ
の先端部分を,確実に被覆できる。
ッキリードは配線パターンと電気的に接続されている。
メッキリードは,その切断端部が絶縁基板の切断加工面
に面している。メッキリードは,少なくとも上記切断端
部が,被覆層により被覆されている。上記被覆層は,隣
り合うメッキリードの切断端部を互いに独立して被覆し
ていることが好ましい。これにより,プリント配線板を
ソケット等に接続する際に,メッキリードに直結してい
る接続端子が,被覆層によってソケットなどと接触不良
を起こすことはない。
ポキシ,ガラスビスマレイミドトリアジン,ガラスポリ
イミドなどを用いることができる。配線パターンには,
たとえば,ソケット等の外部部材を接続するための接続
端子,ワイヤーボンディング用のパッド,配線回路など
がある。配線パターンは,例えば,金属箔のエッチング
によりパターン形成したもの,またこれにめっきを被覆
したものを用いることができる。
線板の製造方法としては,絶縁基板に配線パターンと,
該配線パターンと接続し絶縁基板の切断加工線を横断す
るメッキリードとを形成するA工程と,上記配線パター
ンに上記メッキリードを通じて電気を導いて電気メッキ
を施すB工程と,絶縁基板に上記切断加工線に沿って外
形加工を施すC工程とから構成されているプリント配線
板の製造方法であって,上記A工程と上記C工程との間
には,上記メッキリードにおける上記切断加工線を横断
する横断部を,光硬化型ソルダーレジストからなる被覆
層により被覆する被覆工程を行うことを特徴とするプリ
ント配線板の製造方法がある。
は,配線パターンに電気を導くよう絶縁基板の切断加工
線を横断して形成される。メッキリードにおける切断加
工線を横断する横断部は,電気メッキ後に,絶縁基板と
ともに切断される。
ードにおける上記横断部は,切断前に,光硬化型ソルダ
ーレジストからなる被覆層により被覆している。そのた
め,絶縁基板の切断加工時に,メッキリードの上記横断
部がバリやハガレが生じることはない。従って,メッキ
リードの横断部は,バリやハガレなどの不具合のない切
断端部となる。また,被覆層は位置精度の高い光硬化型
ソルダーレジストからなるため,メッキリードの横断部
という細部を,確実に被覆できる。
1〜図3を用いて説明する。本例のプリント配線板7
は,図1(a)に示すごとく,絶縁基板5と,その表面
に形成された接続端子15と,メッキリード11とを有
する。メッキリード11は,接続端子15に接続してい
るとともに,絶縁基板5の切断加工面50に面する切断
端部110を有する。
は,光硬化型ソルダーレジストからなる被覆層2により
被覆されている。被覆層2は,隣り合うメッキリード1
1の切断端部110を互いに独立して被覆している。ま
た,プリント配線板7の略中央部には,図1(b)に示
すごとく,電子部品を搭載するための凹状の搭載部58
が設けられている。接続端子15は,ソケットと接続す
るための端子であり,搭載部58に向かう配線回路15
1と接続している。
説明する。ガラスエポキシ基板,ガラスポリイミド基
板,ガラスビスマレイミドトリアジン基板などの絶縁基
板を準備する。絶縁基板の表面に銅箔を貼着する。絶縁
基板5は,図3に示すごとく,複数のプリント配線板7
を形成し得る程度の大きさとする。絶縁基板5に搭載部
58を穴明けする。
ッチングを施して,所望形状の接続端子,配線回路等の
配線パターンを形成するとともに,電気メッキ用のメッ
キリードを形成する。メッキリード11は,接続端子1
5と接続して,プリント配線板7の外周部を巡って,接
続端子15に電気を導くよう構成されている。かかる構
成にすると,メッキリード11は,プリント配線板7の
切断加工線70を横断することになる。
レジストを被覆する。光硬化型ソルダーレジストにおけ
るメッキリード被覆部分を露光して,光硬化させる。メ
ッキリードの全部を露光してもよいが,少なくともメッ
キリードにおける絶縁基板の切断加工線を横断する横断
部111だけをを露光してもよい。次いで,硬化してい
ない部分の光硬化型ソルダーレジストを除去する。これ
により,図2に示すごとく,メッキリード11を被覆す
る被覆層2が形成される。このとき,少なくとも,メッ
キリード11における切断加工線70の横断部111は
被覆層2により被覆されている必要がある。
し,メッキリード11を通じて接続端子15に電気を導
く。これにより,接続端子15の表面に電気銅メッキ膜
が形成される。次いで,図2,図3に示すごとく,パン
チング等の機械的手段により,プリント配線板7を切断
加工線70に沿って切断し,各プリント配線板7に個片
化する。以上により,図1に示すプリント配線板7を得
る。
ッキリード11は,図2に示すごとく,プリント配線板
7の切断加工線70を横断して形成される。メッキリー
ド11における切断加工線70を横断する横断部111
は,図1に示すごとく,プリント配線板の外形加工によ
って,絶縁基板5の切断加工面50に面する切断端部1
10となる。
を横断する横断部111は,被覆層2により被覆されて
いる。そのため,絶縁基板の切断加工時に,メッキリー
ド11の横断部111にバリが発生したりハガレたりす
ることはない。従って,横断部111は,バリやハガレ
のない切断端部110となる。また,被覆層2は位置精
度の高い光硬化型ソルダーレジストからなるため,メッ
キリード11の横断部111という細部を,確実に被覆
できる。なお,本例においては,被覆層2が,隣り合う
メッキリード11の切断端部110を互いに独立して被
覆している。
リードにバリやハガレなどの不具合の発生を防止でき
る,プリント配線板及びその製造方法を提供することが
できる。
および平面図(b)。
絶縁基板の切断加工線を横断する部分に被覆層を形成し
た状態を示す説明図。
キリードを形成した絶縁基板の平面図。
問題点を示す説明図。
Claims (3)
- 【請求項1】 絶縁基板と,その表面に形成された配線
パターンと,該配線パターンに接続するとともに絶縁基
板の切断加工面に面する切断端部を有するメッキリード
とを設けたプリント配線板において,上記メッキリード
における上記切断端部は,光硬化型ソルダーレジストか
らなる被覆層により被覆されていることを特徴とするプ
リント配線板。 - 【請求項2】 請求項1において,上記被覆層は,隣り
合うメッキリードの切断端部を互いに独立して被覆して
いることを特徴とするプリント配線板。 - 【請求項3】 絶縁基板に配線パターンと,該配線パタ
ーンと接続し絶縁基板の切断加工線を横断するメッキリ
ードとを形成するA工程と,上記配線パターンに上記メ
ッキリードを通じて電気を導いて電気メッキを施すB工
程と,絶縁基板に上記切断加工線に沿って外形加工を施
すC工程とから構成されているプリント配線板の製造方
法であって,上記A工程と上記C工程との間には,上記
メッキリードにおける上記切断加工線を横断する横断部
を,光硬化型ソルダーレジストからなる被覆層により被
覆する被覆工程を行うことを特徴とするプリント配線板
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10261374A JP2000091722A (ja) | 1998-09-16 | 1998-09-16 | プリント配線板及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP10261374A JP2000091722A (ja) | 1998-09-16 | 1998-09-16 | プリント配線板及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000091722A true JP2000091722A (ja) | 2000-03-31 |
Family
ID=17360966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10261374A Pending JP2000091722A (ja) | 1998-09-16 | 1998-09-16 | プリント配線板及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000091722A (ja) |
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-
1998
- 1998-09-16 JP JP10261374A patent/JP2000091722A/ja active Pending
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