JP2000091243A - プラズマcvd装置 - Google Patents

プラズマcvd装置

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JP2000091243A
JP2000091243A JP10262595A JP26259598A JP2000091243A JP 2000091243 A JP2000091243 A JP 2000091243A JP 10262595 A JP10262595 A JP 10262595A JP 26259598 A JP26259598 A JP 26259598A JP 2000091243 A JP2000091243 A JP 2000091243A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
cvd apparatus
electrode
plasma cvd
distance
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10262595A
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English (en)
Inventor
Shinji Yashima
伸二 八島
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマCVD装置における電極間隔をリア
ルタイムで正確に測定することができる構成を得る。 【解決手段】 下電極2の端部をテーパ状に形成すると
共に、端部に光を照射するレーザ発振器7と、レーザ発
振器7により照射され、前記端部により反射された反射
光を受光する長方形フォトダイオード8を設け、長方形
フォトダイオード8による受光位置に基づいて平行平板
電極間の距離を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、平行平板電極間
にプラズマを発生させて基板に成膜処理を行うようにし
たプラズマCVD装置に関し、特に平行平板電極間の距
離を反射光の受光位置に基づいて検出するようにしたプ
ラズマCVD装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プラズマCVD装置においては、プラズ
マ発生による基板の最適な処理のため、炉内に設けられ
た平行平板電極間の距離を測定する必要がある。従来よ
り、プラズマCVD装置の平行平板電極の距離の測定技
術としては、図5に示すように、電極間隔変更用のモー
タの駆動をエンコーダ等の検出情報に基づいて行うよう
にしたものが知られている。
【0003】図5において、1,2は平行平板電極であ
り、1は上電極、2は下電極である。下電極2はモータ
3により上下動可能とされ、電極間の距離がモータ3に
より調整される。このモータ3の駆動量がエンコーダ4
により検出され、このエンコーダ4の検出値に基づいて
電極間の距離が測定される。
【0004】また、他の測定技術として、平行平板電極
間に塑性変形可能な物体を設けてプラズマを発生させた
後に変形した物体を電極間より取り出して、該物体の厚
さをノギス等で測定することにより、電極間の距離を測
定するようにしたものも知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
技術では、プラズマ発生時の真空加熱時における正確な
電極間隔を測定することができない。また、再現性も悪
いという問題点もある。一方、後者の技術では、手間が
かかると共に、やはりプラズマ発生時の真空加熱時にお
ける測定が困難となり、また、電極間隔をリアルタイム
で測定することができないという問題点もある。
【0006】そこで、この発明は、上述した従来の課題
を解決するために、電極間隔をリアルタイムで正確に測
定することができるプラズマCVD装置を得ることを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、この発明は、平行平板電極間にプラズマを発生さ
せて基板に成膜処理を行うようにしたプラズマCVD装
置において、前記平行平板電極の少なくとも一方の端部
をテーパ状に形成すると共に、前記端部に光を照射する
投光手段と、該投光手段により照射され、前記端部によ
り反射された反射光を受光する受光手段を設け、前記受
光手段による受光位置に基づいて前記平行平板電極間の
距離を算出するようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0008】この発明の実施の形態においては、前記平
行平板電極1,2の少なくとも一方の電極(下電極)2
の端部は対向する他方の電極(上電極)1の電極面に対
して所定角度に傾斜する傾斜面2bを有するようなテー
パ状に形成されている。また、前記投光手段はレーザ発
振器7で構成され、また前記受光手段は少なくとも上下
一次元方向に並設された複数のフォトダイオードで構成
されている。そして、投光手段により電極端部に光を照
射すると、その反射位置が電極板位置(高さ)に応じて
変位するので、その変位を受光手段の受光位置を検出す
ることにより検出して、電極板位置に対応する電極間の
距離(電極間隔)を測定する。
【0009】なお、実施の形態において、前記傾斜面
(テーパ面)2bは下電極2端部に設けられ、前記レー
ザ発振器7は下電極2と平行にレーザ光6を照射するよ
うに設けられ、更に前記フォトダイオードは縦に長い長
方形状に構成された長方形フォトダイオード[一次元位
置検出素子(PSD)]8で構成され、該長方形面が電
極面に対して垂直となるように設けられる。そして、両
端部からの電流比により受光位置が測定される。前記傾
斜面2bと電極面2aの垂線Vとなすテーパ角度θは3
0°以上で45°より小さく設けられる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を用いて説明する。図1は実施の形態における概略構
成図、図2は測定原理を示す説明図である。図1におい
て、上電極1に対して、下電極2が下方へ移動可能に設
けられている。下電極2の端部には下電極2の電極面2
aに対する垂線Vと角度θを有する傾斜面2bがテーパ
状に設けられている。
【0011】下電極2の傾斜面2bには電極面2aと平
行にレーザ光6を照射するレーザ発振器7が設けられ、
レーザ発振器7の上方にレーザ光6の傾斜面2bおける
反射光を受光する長方形フォトダイオード8が設けられ
る。この長方形フォトダイオード8はフォトダイオード
を長方形面上に配列して構成され、その両端から出力さ
れる電流値をI1 ,I2 とした場合に受光位置が(1)
式、
【0012】
【数1】 (I1 −I2 )/(I1 +I2 ) (1)
【0013】で表される。長方形フォトダイオード8の
受光面8aは電極面2aに垂直となるように設けられて
いる。
【0014】図2に示されるように、入射角はθで表さ
れるので、レーザ光6の傾斜面2bに対する入射光線6
aと反射光線6bとのなす角度は2θで表される。した
がって、下電極2が点線で示されるようにLだけ上動し
た場合は、長方形フォトダイオード8の受光位置はL・
tan2θ・tanθだけ変位するので、この値を両端
の電流値から(1)式を用いて算出する(変動前の値と
変動後の値の差が上記(1)式で与えられる受光位置の
変位に等しい)ことによりLを求めることができる。よ
って下電極2に対する上電極1の変位前の既知の基準位
置に対して、上記変位量を算出することにより上電極1
と下電極2との間隔を測定することができる。
【0015】図3は全体構成を示すもので、チャンバ
(反応室)10の下電極1の側部にガラス窓11を設
け、この窓11を通してレーザ光6を照射すると共に、
この窓11を通して反射された光を受光するようにして
いる。この場合レーザ発振器と長方形フォトダイオード
は炉外の適所(大気中)に設けることができるが、図4
に示すようにガラス窓11に埋め込むことにより取り付
けるようにすることもできる。
【0016】なお、以上の実施の形態においては、レー
ザ光を下電極2の端部に照射するようにしたが、上電極
1の端部に照射するようにしても良いことは、明白であ
る。この場合は、上電極1の端部に傾斜面を形成してテ
ーパ状としておく。また、実施の形態においては、レー
ザ発振器はテーパ状とされた電極端部の横方向であっ
て、電極面と平行に光を照射するように配置したが、こ
の発明の作用、効果を生じ得る範囲において適宜にその
位置、照射方向を変更できることは言うまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、この発
明は、平行平板電極間にプラズマを発生させて基板に成
膜処理を行うようにしたプラズマCVD装置において、
前記平行平板電極の少なくとも一方の端部をテーパ状に
形成すると共に、前記端部に光を照射する投光手段と、
該投光手段により照射され、前記端部により反射された
反射光を受光する受光手段を設け、前記受光手段による
受光位置に基づいて前記平行平板電極間の距離を算出す
るようにしたため、電極間隔をリアルタイムで正確に測
定することができるプラズマCVD装置を得ることがで
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す概略構成図であ
る。
【図2】この発明の実施の形態における測定原理を示す
説明図である。
【図3】この発明の実施の形態における全体構成を示す
概略構成図である。
【図4】光学系の取り付け位置を示す側面図である。
【図5】従来のプラズマCVD装置における平行平板電
極間の測定技術を示す図である。
【符号の説明】
1 上電極 2 下電極 2a 下電極面 2b 傾斜面 6 レーザ光 7 レーザ発振器 8 長方形フォトダイオード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行平板電極間にプラズマを発生させて
    基板に成膜処理を行うようにしたプラズマCVD装置に
    おいて、 前記平行平板電極の少なくとも一方の端部をテーパ状に
    形成すると共に、前記端部に光を照射する投光手段と、
    該投光手段により照射され、前記端部により反射された
    反射光を受光する受光手段を設け、 前記受光手段による受光位置に基づいて前記平行平板電
    極間の距離を算出するようにしたことを特徴とするプラ
    ズマCVD装置。
JP10262595A 1998-09-17 1998-09-17 プラズマcvd装置 Withdrawn JP2000091243A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001210621A (ja) * 2000-01-26 2001-08-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマ処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001210621A (ja) * 2000-01-26 2001-08-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマ処理装置

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Effective date: 20060110