JP2000090204A - カード処理装置及びカード処理方法 - Google Patents

カード処理装置及びカード処理方法

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JP2000090204A
JP2000090204A JP25728598A JP25728598A JP2000090204A JP 2000090204 A JP2000090204 A JP 2000090204A JP 25728598 A JP25728598 A JP 25728598A JP 25728598 A JP25728598 A JP 25728598A JP 2000090204 A JP2000090204 A JP 2000090204A
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Hideaki Kojima
英昭 小島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理装置内へ挿入するカードの向きを特定の
向きにしなくともカードに所定の処理を施すことができ
るカード処理装置を提供する。 【解決手段】 料金収受に関する情報を記録可能な被記
録面1aを有し、表裏及び前後左右の向きを判別するた
めの磁気バーコード2が予め記されたプリペイドカード
1を搬送するカード搬送機構9と、搬送されたプリペイ
ドカード1から磁気バーコード2の情報を読出して該カ
ード1の表裏及び前後左右の向きを判別する複数のバー
コードセンサ13と、センサ13により得られた判別結
果に基づいて搬送されたカード1の表裏及び前後左右の
向きを修正するカード向き修正部4と、カード向き修正
部4によって表裏及び前後左右の向きが修正されたプリ
ペイドカード1の被記録面1aに料金収受に関する情報
を記録するサーマルヘッド19及び磁気R/Wヘッド2
0とを具備するカード処理装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば料金収受の
際に用いられるプリペイドカードからの情報の読出し、
又は該カードへの情報の記録等を行うためのカード処理
装置及びカード処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高速道路や鉄道等の交通機関に
は、利用料金の精算を料金先払い式のプリペイドカード
により行えるようにカード処理装置が配設されている。
このカード処理装置は、装置内に挿入されたプリペイド
カードからの磁気バーコード情報を含む磁気情報の読取
り、及びプリペイドカードへの磁気情報の書込みを行う
機能の他に、プリペイドカードの使用月日、使用場所、
及び利用可能残額等をプリペイドカードに印字する機能
を備えている。このプリペイドカードに印刷された印字
は、ユーザが残額、使用履歴等の利用状況を容易に把握
できるようにするための役割を果たしている。また、こ
のプリペイドカードに印刷された印字は、感熱印刷等の
容易に改竄、修復が行い難い印字処理となっているた
め、残額書換え等の不正を抑止する働きも有している。
【0003】ところで、このようなカード処理装置によ
り行われる処理は、プリペイドカードのユーザが該カー
ドにより利用可能な交通機関等を利用したときに、所定
の利用金額をプリペイドカードの現在の利用可能金額か
ら引き去ることが主な処理となるが、この場合の処理
は、プリペイドカードから読出された磁気情報にのみ基
づいて行われることが一般的であり、処理結果としてプ
リペイドカードの使用直後の利用可能な残額情報が、プ
リペイドカードに印字及び磁気記録されるものとなって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のカード処理装置は、装置内に設けられた磁気ヘ
ッド及び印刷ヘッド等による情報の読出し及び記録方向
に対応できるように、プリペイドカードの挿入向き及び
情報記録面を特定の向きにして装置内へ挿入する必要が
あり、利便性に問題があった。
【0005】また、従来のカード処理装置は、プリペイ
ドカードの例えば偽造又は変造や、データの改竄等とい
った不正行為を抑制するための機能が充分でなく、セキ
ュリティ上、問題があった。
【0006】さらに、従来のカード処理装置は、印刷ヘ
ッドに所定の印刷性能を常時発揮させるための保守機能
が設けられていないため、装置が連続的に稼働し続けら
れた場合、プリペイドカードへ印刷された印字のかす
れ、にじみ等が長期間に渡って発生することがあった。
すなわち、耐久性等の観点において印刷ヘッドの印刷機
能の低下を自動的に報知する手段等が設けられていない
ことから、プリペイドカードの印字を係員が人為的に目
視チェックすることにより、始めて印刷ヘッドの印刷機
能の低下を認識することとなるため、印刷ヘッドのメン
テナンスの実施時期が遅れ、印刷状態が悪化したまま、
装置が稼働されていることがあった。
【0007】本発明はこのような課題を解決するために
なされたものであり、処理装置内へ挿入するカードの向
きを特定の向きにしなくともカードに所定の処理を施す
ことができるとともに、処理対象のカードの不正利用を
抑制することが可能であり、且つカードに印字を行う印
刷ヘッド等の保守を実現することのできるカード処理装
置及びカード処理方法を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のカード処理装置は、請求項1に記載されて
いるように、カード処理情報を記録可能な被記録面を有
し、表裏及び前後左右の向きを判別するための向き判別
情報が予め記されたカードを搬送する搬送手段と、前記
搬送手段により搬送された前記カードから前記向き判別
情報を読出して該カードの表裏及び前後左右の向きを判
別する判別手段と、前記判別手段により得られた判別結
果に基づいて前記搬送されたカードの表裏及び前後左右
の向きを修正する修正手段と、前記修正手段によって表
裏及び前後左右の向きが修正されたカードの前記被記録
面に前記カード処理情報を記録する記録手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0009】また、本発明のカード処理装置は、請求項
2に記載されているように、請求項1記載のカード処理
装置において、前記搬送手段は、前記カードの長手方向
が該カードの搬送方向と一致するよう、該カードの搬送
姿勢を規制する規制手段を具備することを特徴とする。
【0010】さらに、本発明のカード処理装置は、請求
項3に記載されているように、請求項1又は2記載のカ
ード処理装置において、前記向き判別情報は、前記カー
ドにおける表裏いずれかの面の、且つ長手方向と直交す
る方向にある該カードの左右の端部のいずれかに記され
ていることを特徴とする。
【0011】また、本発明のカード処理方法は、請求項
4に記載されているように、カード処理情報を記録可能
な被記録面を有し、表裏及び前後左右の向きを判別する
ための向き判別情報が予め記されたカードを搬送し、搬
送されてきた前記カードから前記向き判別情報を読出し
て該カードの表裏及び前後左右の向きを判別し、得られ
た判別結果に基づいて、搬送されてきた前記カードの表
裏及び前後左右の向きを修正し、表裏及び前後左右の向
きが修正されたカードの前記被記録面に前記カード処理
情報を記録することを特徴とする。
【0012】さらに、本発明のカード処理装置は、請求
項5に記載されているように、料金収受に関する磁気情
報が記録され、且つ該磁気情報と同等の内容が印字され
たカードを処理するカード処理装置であって、前記カー
ドに印字された印字内容を読出す印字読出手段と、前記
カードに磁気記録された磁気情報を読出す磁気情報読出
手段と、前記印字読出手段により読出された印字内容と
前記磁気情報読出手段により読出された磁気情報とに整
合性があるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段
により前記印字内容と前記磁気情報とに整合性がないと
判定されたとき警告を発生する警告発生手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0013】また、本発明のカード処理装置は、請求項
6に記載されているように、料金収受に関する磁気情報
が記録され、且つ該磁気情報と同等の内容が印字された
カードを処理するカード処理装置であって、前記カード
に印字された印字内容を読出して、該印字内容に基づく
内容を新たに印字する印字読書手段と、前記カードに磁
気記録された磁気情報を読出して、該磁気情報に基づく
新たな情報に更新する磁気情報更新手段と、前記印字読
書手段により新たに印字された印字内容を読出す印字読
出手段と、前記磁気情報更新手段により更新された磁気
情報を読出す更新情報読出手段と、前記印字読出手段に
より読出された印字内容と前記更新情報読出手段により
読出された磁気情報とに整合性があるか否かを判定する
判定手段と、前記判定手段により、前記新たに印字され
た印字内容と前記更新された磁気情報とに整合性がない
と判定されたとき警告を発生する警告発生手段とを具備
することを特徴とする。
【0014】さらに、本発明のカード処理装置は、請求
項7に記載されているように、請求項5又は6記載のカ
ード処理装置において、前記カードの印字は、感熱印刷
方式にて印字されたことを特徴とする。
【0015】さらに、本発明のカード処理方法は、請求
項8に記載されているように、料金収受に関する磁気情
報が記録され、且つ該磁気情報と同等の内容が印字され
たカードを処理するカード処理方法であって、前記カー
ドに印字された印字内容を読出して、該印字内容に基づ
く内容を新たに印字する工程と、前記カードに磁気記録
された磁気情報を読出して、該磁気情報に基づく新たな
情報に更新する工程と、前記新たに印字された印字内容
を読出す工程と、前記更新された磁気情報を読出す工程
と、前記読出された新たな印字内容と前記更新された磁
気情報とに整合性があるか否かを判定する工程と、前記
新たに印字された印字内容と前記更新された磁気情報と
に整合性がないと判定されたとき警告を発生する工程と
を有することを特徴とする。
【0016】また、本発明のカード処理装置は、請求項
9に記載されているように、カードに所定の印字を印刷
する印刷手段と、前記印刷手段により前記カードに印刷
された印字を読取る印字読取手段と、前記印字読取手段
により読取られた印字から該印字の印刷状態を認識する
印字状態認識手段と、前記印字状態認識手段により認識
された前記印字の印刷状態に基づいて、前記印刷手段に
より前記カードに印刷された印字の印刷不備を検出する
検出手段と、前記検出手段により前記カードに印刷され
た印字の印刷不備が検出されたとき警告を発生する警告
発生手段とを具備することを特徴とする。
【0017】また、本発明のカード処理装置は、請求項
10に記載されているように、請求項9記載のカード処
理装置において、前記検出手段により前記カードに印刷
された印字の印刷不備が検出されたとき前記所定の印字
が前記カードに再び印刷されるよう前記印刷手段を制御
する制御手段をさらに具備することを特徴とする。
【0018】さらに、本発明のカード処理装置は、請求
項11に記載されているように、請求項9記載のカード
処理装置において、前記検出手段により検出された印刷
不備の発生状況を順次、保守情報として記憶する記憶手
段と、前記記憶手段により記憶されている保守情報を読
出して前記印刷手段の点検が必要であるか否かを判定す
る判定手段と、前記判定手段により前記印刷手段の点検
が必要であると判定されたとき、該印刷手段の点検の必
要性を示す情報を上位の装置へ伝送する伝送手段とをさ
らに具備することを特徴とする。
【0019】また、本発明のカード処理方法は、請求項
12に記載されているように、カードに所定の印字を印
刷する工程と、前記カードに印刷された印字を読取る工
程と、前記読取られた印字から該印字の印刷状態を認識
する工程と、前記認識された印字の印刷状態に基づい
て、前記カードに印刷された印字の印刷不備を検出する
工程と前記カードに印刷された印字の印刷不備が検出さ
れたとき警告を発生する工程とを有することを特徴とす
る。
【0020】請求項1乃至4に記載した発明によれば、
カードの姿勢を例えば規制しつつ搬送を行いこのカード
の所定の1箇所の位置に記されたバーコード等を判別情
報として読出すことにより、読出したこの判別情報から
カードの表裏及び前後左右の向きを判別できるので、装
置内に導入されたこのカードの向きを修正することが可
能となる。したがって、本発明によれば、処理装置内へ
挿入するカードの向きをわざわざ特定の向きにしなくと
もカードに所定の処理を施すことができる。
【0021】請求項5乃至8に記載した発明によれば、
カードに記録された、料金収受に関する磁気情報と、容
易に改竄、修復が行い難い感熱印刷方式等によって当該
磁気情報に対しほぼ同等の内容が印刷された印字とに整
合性があるか否かを判定し、整合性がなかった場合に警
告を発生させることができるので、データの改竄等を行
ったカードを見付けることが可能となり、このようなカ
ードによる不正利用を抑制することができる。
【0022】請求項9乃至12に記載した発明によれ
ば、カードに印刷された印字を読取ることができるとと
もに、読取った印字の印刷状態を認識することができ、
印字の印刷状態に不備が検出されたときに警告を発生す
ることができる。また、カードに印刷された印字のこの
ような印刷不備の発生状況を順次、保守情報として記憶
し、この保守情報を基に、印刷ヘッド等の印刷手段及び
スキャナ等の印字読取手段に点検が必要であるか否かを
判定し、必要であると判定されたとき、点検の必要性を
示す情報を上位の装置へ伝送することができるので、カ
ードに印字を行う例えば印刷ヘッド及びカード上の印字
を読取るスキャナ等の保守を実現することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。
【0024】図1は、本発明の実施形態にかかるカード
処理装置を示すブロック図、図2はその構造を概略的に
示す図、図3は、このカード処理装置に処理されるプリ
ペイドカードを示す図である。
【0025】このカード処理装置は、高速道路や鉄道等
の交通機関において、利用料金の精算時に用いられる料
金先払い式のプリペイドカードを処理するものであり、
図1、図2及び図3に示すように、プリペイドカード1
に設けられた磁気バーコード2の位置を基準とし、装置
内へ挿入された該カード1の向きを判定するカード向き
判定部3と、カード向き判定部3により判定された結果
に基づいて、後工程においてプリペイドカード1に所定
の処理を施せるように、プリペイドカード1の搬送向き
を修正するカード向き修正部4と、プリペイドカード1
に印刷又は印字されている文字等を読取る印刷内容確認
部5と、プリペイドカード1に対し、料金収受に関する
カード処理情報である磁気情報の読取り及び書込み、並
びに印字等を行うカード処理部6と、挿入口7から挿入
されたプリペイドカード1を複数設けられた搬送ローラ
8により挟持しつつ搬送するカード搬送機構9と、プリ
ペイドカード1に記録された例えば磁気情報と印字内容
等との整合性を確認するとともに、上位装置であるホス
トコンピュータ10との間で情報のやりとりを行う制御
・メモリ部11と、プリペイドカード1に記録された前
述した磁気情報と印字内容等との整合性が無かった場
合、又は印刷内容確認部5により読取られたプリペイド
カード1上の文字にかすれ、にじみといった印刷不備が
あった場合等に警告を発生させる警告発生部12とから
構成されている。
【0026】このカード処理装置で処理されるプリペイ
ドカード1には、図3に示すように、被記録面1aの一
端部に長手方向に沿って磁気バーコード2が設けられて
おり、この磁気バーコード2には使用前の利用可能金額
等が磁気記録されている。さらに、プリペイドカード1
には、磁気バーコード2に記録された情報と同様に使用
前の利用可能金額が購入時に予め感熱印刷方式等の方法
でプレ印刷されている。また、プリペイドカード1が、
ユーザにより使用されカード処理装置により料金収受処
理の施された場合には、交通機関等を利用したことによ
り初期の利用可能金額から減算された利用可能残額、処
理が行われた日付、利用内容等がカード処理情報として
磁気バーコード2と同様、被記録面1aに印字及び磁気
記録されている。
【0027】カード搬送機構9は、プリペイドカード1
の長手方向が該カードの搬送方向と一致するようカード
の搬送姿勢を規制しつつカード向き判定部3、カード向
き修正部4、印刷内容確認部5、又はカード処理部6等
へ自由にプリペイドカード1を搬送する。挿入口7は、
プリペイドカード1の長手方向と直交する向きに該カー
ドが挿入されてしまわないようにするため、カードの挿
入可能幅が比較的狭められて形成されている。
【0028】カード処理装置のカード向き判定部3に
は、カード搬送機構9により、搬送方向を長手方向に規
制されつつ搬送されてくるプリペイドカード1の向き
を、該カード1における磁気バーコード2の位置で判定
するものである。したがって、プリペイドカード1にお
ける磁気バーコード2の位置が左上(図3に示した状
態)、左下、右上又は右下にある全ての場合を検出でき
るようにするためバーコードセンサ13が少なくとも4
箇所以上の複数箇所に設けられている。また、カード向
き判定部3には、第1のフラッパ14及び第2のフラッ
パ15が設けられており、カード搬送機構9により搬送
されるプリペイドカード1の搬送方向を自在に振分け
る。
【0029】カード向き修正部4には、プリペイドカー
ド1の先端、後端を180度、回転させる回転修正部1
6とプリペイドカード1の表面と裏面とを反転させるス
イッチバック部17とが設けられている。
【0030】印刷内容確認部5には、スキャナ18が設
けられており、このスキャナ18により、プリペイドカ
ード1に予めプレ印刷されている利用可能金額、前回カ
ード処理装置に処理されたときの利用可能残額、今回カ
ード処理装置に処理され新たに書き加えられた利用可能
残額等の印字が読取られ、読取られた文字情報は制御・
メモリ部11に伝送される。
【0031】カード処理部6には、プリペイドカード1
の被記録面1aに感熱印刷方式により印字を行うサーマ
ルヘッド19と、プリペイドカード1に対し、磁気情報
の読出し、及び書込み等を行う磁気R/W(リーダ/ラ
イタ)ヘッド20とが設けられている。印刷内容確認部
5により読出される印字情報とほぼ同内容である、磁気
R/Wヘッド20により、プリペイドカード1から読取
られた磁気情報は、制御・メモリ部11に伝送される。
プリペイドカード1の向き修正は、これらサーマルヘッ
ド19、磁気R/Wヘッド20、及び前述したスキャナ
18が、プリペイドカード1の被記録面1aからカード
処理情報の読出し等を行う向きに対応させるために行わ
れる。これらのことから、処理装置内へ挿入するプリペ
イドカード1の向きをわざわざ特定の向きにしなくと
も、プリペイドカード1に所定の磁気処理及び印字処理
等を施すことができる。
【0032】制御・メモリ部11は、印刷内容確認部5
及びカード処理部6から各々伝送されてきた初期の利用
可能金額、前回カード処理装置に処理されたときの利用
可能残額、今回カード処理装置に処理され新たに更新さ
れた利用可能残額等とを比較し互いの情報の整合性がと
れない場合に、警告発生部12を介し例えば警告音又は
警告表示等の方法により警告を発生させる。これによ
り、容易に改竄、修復が行い難い感熱印刷方式によって
印刷された印字を基に、データの改竄等を行ったカード
を見付けることが可能となり、このようなカードによる
不正利用を抑制することができる。また、制御・メモリ
部11は、プリペイドカード1上の今回処理された印字
にかすれ、にじみ等の印刷不備があることを示す情報が
印刷内容確認部5から伝送されきた場合には、サーマル
ヘッド19の点検を促すために、警告発生部12を介し
て警告を発生させるとともに、この旨を保守情報として
上位装置であるホストコンピュータ10に伝送する。こ
れにより、サーマルヘッド19の保守が可能となる。
【0033】次に、このように構成されたカード処理装
置により、実際にプリペイドカード1が処理される際の
全体的な流れについて図4に示すフローチャートを用い
て説明する。
【0034】まず、プリペイドカード1が、挿入口7よ
り挿入されカード搬送機構9により搬送されてカード向
き判定部3に到達すると(S1)、プリペイドカード1
の未使用時の利用可能金額(データA)等が予め磁気記
録された磁気バーコード2からバーコードセンサ13に
より読取られ(S2)、プリペイドカード1の搬送向き
が判定される(S3)。プリペイドカード1上の磁気バ
ーコード2の位置に基づいて該カードの搬送向きが判定
されると、プリペイドカード1の搬送向きがカード向き
修正部4で修正される(S4)。プリペイドカード1の
搬送向きの修正については図5に示すフローチャートに
より後述する。
【0035】次いで、カード向き判定部3の下流側に設
けられた印刷内容確認部5により、プリペイドカード1
に予めプレ印刷された利用可能金額(データB)が読取
られる(S5)。ここで、磁気バーコード2から読取っ
た未使用時の初期の利用可能金額(データA)とプリペ
イドカード1にプレ印刷された利用可能金額(データ
B)との整合性の確認が行われ(S6)、磁気バーコー
ド2のデータが例えば不正に書換えられているか否かが
制御・メモリ部11によって判断される。万一、データ
A、Bが不整合の場合は、警告発生部12から警告が発
生させられる(S7)。
【0036】その後、プリペイドカード1はカード処理
部6へと搬送されて行き、磁気R/Wヘッド20によ
り、前回の処理時に記録された利用可能残額等の磁気デ
ータ(データC)が読出されるとともに(S8)、前回
処理された磁気データが今回のカード処理における磁気
データに更新され(S9)、且つこの更新された磁気デ
ータ(データD)も読出される(S10)。さらに、プ
リペイドカード1は、サーマルヘッド19により、今回
のカード処理における印字が記録されると(S11)、
再び印刷内容確認部5に搬送され、前回処理された印字
(データE)と今回処理された印字(データF)とが読
出され(S12)、内容の整合性が問われる(S1
3)。例えば、前回処理時の利用可能残額よりも、今回
処理時の利用可能残額が増えている場合等は、整合性が
無いと判断される。整合性が無いと判断された場合に
は、警告音等が発生させられる(S7)。
【0037】次に、プリペイドカード1から読取った前
回カード処理時の磁気データ(データC)と前回処理時
の印字内容(データE)との整合性が問われ(S1
4)、整合性が無い場合には、同様に警告が発生させら
れ、整合性が確認された場合には、さらに今回更新され
た磁気データ(データD)と今回印刷された印字(デー
タF)とに整合性があるか否かが問われる。整合性が確
認された場合には、挿入口7からプリペイドカード1が
排出される(S16)。一方、互いのデータの整合性が
無かった場合には、今回カード処理された印字が再度印
刷される(S17)。この後、今回更新されたデータD
と今回印刷されたデータFとに整合性があるか否かが再
び問われ(S18)、やはり整合性がなかった場合には
警告が発生させられ、整合性が確認できた場合には、挿
入口7からプリペイドカード1が排出され(S16)、
カード処理の完了となる。既述した一連の処理によりデ
ータの改竄等を行ったプリペイドカードを見付けること
が可能となり、このようなプリペイドカードによる不正
利用を抑制することができる。
【0038】次に、プリペイドカード1の搬送向きの修
正について図5に示すフローチャートにより詳述する。
【0039】挿入口7よりプリペイドカード1が挿入さ
れると、磁気バーコードセンサー13によってプリペイ
ドカード1の挿入向き、つまり表裏及び先端、後端が判
定される。すなわち、磁気バーコードセンサー13は、
カード搬送機構7の上下左右に計4個配設されており、
どの磁気バーコードセンサーでプリペイドカード1上の
磁気バーコード2が読取れたかによって、プリペイドカ
ード1における磁気バーコード2の位置を検出するため
のものである。
【0040】磁気バーコード2が図3に示すようにプリ
ペイドカード1の左上にある場合(S3)、この状態で
プリペイドカード1が搬送されて行けば、スキャナ1
8、サーマルヘッド19、及び磁気R/Wヘッド20に
て処理を行う向きとプリペイドカード1の被記録面1a
の向きとが対応していることから、カード1の搬送向き
を修正する必要は無いため、第1のフラッパ14で、そ
のまま印刷内容確認部5へ振分け(S4)、印刷内容確
認処理を行わせる(S5)。
【0041】これに対し、磁気バーコード2がプリペイ
ドカード1の右上にある場合は(S6)、カードの搬送
姿勢を修正するために、第1のフラッパ14によりプリ
ペイドカード1はカード向き修正部4へ振分けられ(S
7)、回転修正部16でカード1の先端、後端を180
゜回転させた後(S8)、搬送を反転させ、第2のフラ
ッパ15によりカード向き判定部3へ振分けられる(S
9)。この後、プリペイドカード1は、第1のフラッパ
14により、印刷内容確認部5へ振分けられ(S4)、
印刷内容確認処理が行われる(S5)。
【0042】また、磁気バーコード2がプリペイドカー
ド1の右下にある場合は(S10)、カードの搬送姿勢
を修正するために、第1のフラッパ14によりプリペイ
ドカード1はカード向き修正部4へ振分けられ(S1
1)、回転修正部16でカード1の先端、後端を180
゜回転させた後(S12)、第2のフラッパ15によ
り、プリペイドカード1は、印刷内容確認部5へ振分け
られ(S13)、印刷内容確認処理が行われる(S
5)。
【0043】さらに、磁気バーコード2がプリペイドカ
ード1の左下にある場合は(S14)、カードの搬送姿
勢を修正するために第1のフラッパ14によりプリペイ
ドカード1はカード向き修正部4へ振分けられ(S1
5)、回転修正部16にプリペイドカード1が到達する
前にスイッチバック部17でカードの表面と裏面とを反
転させ(S16)、この後第2のフラッパ15により、
プリペイドカード1は、印刷内容確認部5へ振分けられ
(S13)、印刷内容確認処理が行われる(S5)。
このように、プリペイドカード1が挿入口7から挿入さ
れたときの該カードの向きがいかなる状態であっても、
プリペイドカード1の向きを、サーマルヘッド19、磁
気R/Wヘッド20等により処理を行える向きに自在に
修正することができるので、処理装置内へ挿入するカー
ドの向きをわざわざ特定の向きにしなくともカードに所
定の処理を施すことができる。
【0044】次に、本実施形態のカード処理装置の有す
る印字内容確認機能及び印字機能の保守について図6に
示すフローチャートにより詳述する。
【0045】印刷内容確認部5により、プリペイドカー
ド1に印字されたプレ印刷、又は前回までに処理された
印字の印刷状態が制御・メモリ部11に認識されると
(S1)、この認識された印字のかすれ、にじみ等の品
質異常があるか否かが問われる(S2)。品質異常が確
認された場合は、印字内容確認処理を所定回数リトライ
し(S3)、それでも品質異常が確認される場合は、こ
の印字の品質異常が異常項目毎に保守情報として制御・
メモリ部11に記憶される(S4)。制御・メモリ部1
1に記憶されている情報が次に例示するようなものであ
る場合、すなわち「各品質異常が所定回数連続した場
合」、「各品質異常の発生率が所定値を超えた場合」、
又は「全ての品質異常の発生頻度が所定値を超えた場
合」は(S5)、印刷内容確認部5のスキャナ18の点
検を必要とする旨がホストコンピュータ10へ伝送され
る(S6)。
【0046】さらに、印刷内容確認部5により、プリペ
イドカード1に今回の処理で印刷された印字の印刷状態
が制御・メモリ部11に認識されると(S1)、この認
識された印字のかすれ、にじみ等の品質異常があるか否
かが問われる(S2)。品質異常が確認された場合は、
例えば、今回の処理対象の印字がプリペイドカード1に
再度印刷されるように制御を行ってもよい(S9)。な
お、印字位置を変更して再印字を行わせるようにしても
よい。この場合、プリペイドカード1に再印字を実行し
たことを示す情報を記録することが望ましい(S1
0)。
【0047】実際には印字内容確認処理を所定回数リト
ライし(S11)、それでも品質異常が確認される場合
は、この印字の品質異常が異常項目毎に保守情報として
制御・メモリ部11に記憶される(S12)。制御・メ
モリ部11に記憶されている情報が前述したようなもの
である場合、すなわち「各品質異常が所定回数連続した
場合」、「各品質異常の発生率が所定値を超えた場
合」、又は「全ての品質異常の発生頻度が所定値を超え
た場合」は(S13)、印刷内容確認部5のスキャナ1
8の点検を必要とする旨がホストコンピュータ10へ伝
送されるとともに(S14)、サーマルヘッド11の点
検を必要とする旨がホストコンピュータ10へ伝送され
る(S15)。この場合、警告発生部12から警告音等
を発生させるようにしてもよい。このような制御を行わ
せることによりスキャナ18及びサーマルヘッド19等
の保守を実現することができる。
【0048】以上説明したように、本実施形態のカード
処理装置によれば、プリペイドカード1の姿勢を例えば
規制しつつ搬送を行いこのプリペイドカード1の所定の
1箇所の位置に記録された磁気バーコード2を判別情報
として読出すことにより、読出したこの判別情報からプ
リペイドカード1の表裏及び先端、後端の向きを判別で
きるので、装置内に導入されたこのプリペイドカード1
の向きを修正することが可能となる。したがって、本実
施形態のカード処理装置によれば、処理装置内へ挿入す
るプリペイドカード1の向きをわざわざ特定の向きにし
なくともプリペイドカード1に所定の処理を施すことが
できる。
【0049】また、本実施形態のカード処理装置によれ
ば、プリペイドカード1に記録された、料金収受に関す
る磁気情報と、容易に改竄、修復が行い難い感熱印刷方
式によって当該磁気情報に対しほぼ同等の内容が印刷さ
れた印字とに整合性があるか否かを判定し、整合性がな
かった場合に警告を発生させることができるので、デー
タの改竄等を行ったプリペイドカードを見付けることが
可能となり、このようなプリペイドカードによる不正利
用を抑制することができる。
【0050】さらに、本実施形態のカード処理装置によ
れば、プリペイドカード1に印刷された印字を読取るこ
とができるとともに、読取った印字の印刷状態を認識す
ることができるので、印字の印刷状態にかすれ、にじみ
等の不備が検出されたときに、警告等を発生させること
ができる。また、プリペイドカード1に印刷された印字
のこのような印刷不備の発生状況を順次、保守情報とし
て記憶し、この保守情報を基に、サーマルヘッド19及
びスキャナ18の点検が必要であるか否かを判定し、必
要であると判定されたとき、点検の必要性を示す情報を
上位装置であるホストコンンピュータ10へ伝送するこ
とができる。これにより、サーマルヘッド19及びスキ
ャナ18の保守を実現することができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1乃至4に
記載した発明によれば、カードの姿勢を例えば規制しつ
つ搬送を行いこのカードの所定の1箇所の位置に記され
たバーコード等を判別情報として読出すことにより、読
出したこの判別情報からカードの表裏及び前後左右の向
きを判別できるので、装置内に導入されたこのカードの
向きを修正することが可能となる。したがって、本発明
によれば、処理装置内へ挿入するカードの向きをわざわ
ざ特定の向きにしなくともカードに所定の処理を施すこ
とができる。
【0052】請求項5乃至8に記載した発明によれば、
カードに記録された、料金収受に関する磁気情報と、容
易に改竄、修復が行い難い感熱印刷方式等によって当該
磁気情報に対しほぼ同等の内容が印刷された印字とに整
合性があるか否かを判定し、整合性がなかった場合に警
告を発生させることができるので、データの改竄等を行
ったカードを見付けることが可能となり、このようなカ
ードによる不正利用を抑制することができる。
【0053】請求項9乃至12に記載した発明によれ
ば、カードに印刷された印字を読取ることができるとと
もに、読取った印字の印刷状態を認識することができ、
印字の印刷状態に不備が検出されたときに警告を発生す
ることができる。また、カードに印刷された印字のこの
ような印刷不備の発生状況を順次、保守情報として記憶
し、この保守情報を基に、印刷ヘッド等の印刷手段及び
スキャナ等の印字読取手段に点検が必要であるか否かを
判定し、必要であると判定されたとき、点検の必要性を
示す情報を上位の装置へ伝送することができるので、カ
ードに印字を行う例えば印刷ヘッド及びカード上の印字
を読取るスキャナ等の保守を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかるカード処理装置を概
略的に示すブロック図
【図2】図1のカード処理装置の構造を概略的に示す図
【図3】図1のカード処理装置により処理されるカード
を示す図
【図4】図1のカード処理装置により実際にプリペイド
カードが処理される際の全体的な流れを示すフローチャ
ート
【図5】図1のカード処理装置内に導入されたプリペイ
ドカードの向きを修正する際の処理を示すフローチャー
【図6】図1のカード処理装置の有する印字内容確認機
能及び印字機能の保守に関する処理を示すフローチャー
【符号の説明】
1……プリペイドカード 1a……被記録面 2……磁気バーコード 3……カード向き判定部 4……カード向き修正部 5……印刷内容確認部 6……カード処理部 7……挿入口 8……搬送ローラ 9……カード搬送機構 10……ホストコンピュータ 11……制御・メモリ部 12……警告発生部 13……バーコードセンサ 14……第1のフラッパ 15……第2のフラッパ 16……回転修正部 17……スイッチバック部 18……スキャナ 19……サーマルヘッド 20……磁気R/Wヘッド

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード処理情報を記録可能な被記録面を
    有し、表裏及び前後左右の向きを判別するための向き判
    別情報が予め記されたカードを搬送する搬送手段と、 前記搬送手段により搬送された前記カードから前記向き
    判別情報を読出して該カードの表裏及び前後左右の向き
    を判別する判別手段と、 前記判別手段により得られた判別結果に基づいて前記搬
    送されたカードの表裏及び前後左右の向きを修正する修
    正手段と、 前記修正手段によって表裏及び前後左右の向きが修正さ
    れたカードの前記被記録面に前記カード処理情報を記録
    する記録手段とを具備することを特徴とするカード処理
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカード処理装置におい
    て、 前記搬送手段は、前記カードの長手方向が該カードの搬
    送方向と一致するよう、該カードの搬送姿勢を規制する
    規制手段を具備することを特徴とするカード処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のカード処理装置に
    おいて、 前記向き判別情報は、前記カードにおける表裏いずれか
    の面の、且つ長手方向と直交する方向にある該カードの
    左右の端部のいずれかに記されていることを特徴とする
    カード処理装置。
  4. 【請求項4】 カード処理情報を記録可能な被記録面を
    有し、表裏及び前後左右の向きを判別するための向き判
    別情報が予め記されたカードを搬送し、 搬送されてきた前記カードから前記向き判別情報を読出
    して該カードの表裏及び前後左右の向きを判別し、 得られた判別結果に基づいて、搬送されてきた前記カー
    ドの表裏及び前後左右の向きを修正し、 表裏及び前後左右の向きが修正されたカードの前記被記
    録面に前記カード処理情報を記録することを特徴とする
    カード処理方法。
  5. 【請求項5】 料金収受に関する磁気情報が記録され、
    且つ該磁気情報と同等の内容が印字されたカードを処理
    するカード処理装置であって、 前記カードに印字された印字内容を読出す印字読出手段
    と、 前記カードに磁気記録された磁気情報を読出す磁気情報
    読出手段と、 前記印字読出手段により読出された印字内容と前記磁気
    情報読出手段により読出された磁気情報とに整合性があ
    るか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により前記印字内容と前記磁気情報とに整
    合性がないと判定されたとき警告を発生する警告発生手
    段とを具備することを特徴とするカード処理装置。
  6. 【請求項6】 料金収受に関する磁気情報が記録され、
    且つ該磁気情報と同等の内容が印字されたカードを処理
    するカード処理装置であって、 前記カードに印字された印字内容を読出して、該印字内
    容に基づく内容を新たに印字する印字読書手段と、 前記カードに磁気記録された磁気情報を読出して、該磁
    気情報に基づく新たな情報に更新する磁気情報更新手段
    と、 前記印字読書手段により新たに印字された印字内容を読
    出す印字読出手段と、 前記磁気情報更新手段により更新された磁気情報を読出
    す更新情報読出手段と、 前記印字読出手段により読出された印字内容と前記更新
    情報読出手段により読出された磁気情報とに整合性があ
    るか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により、前記新たに印字された印字内容と
    前記更新された磁気情報とに整合性がないと判定された
    とき警告を発生する警告発生手段とを具備することを特
    徴とするカード処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6記載のカード処理装置に
    おいて、 前記カードの印字は、感熱印刷方式にて印字されたこと
    を特徴とするカード処理装置。
  8. 【請求項8】 料金収受に関する磁気情報が記録され、
    且つ該磁気情報と同等の内容が印字されたカードを処理
    するカード処理方法であって、 前記カードに印字された印字内容を読出して、該印字内
    容に基づく内容を新たに印字する工程と、 前記カードに磁気記録された磁気情報を読出して、該磁
    気情報に基づく新たな情報に更新する工程と、 前記新たに印字された印字内容を読出す工程と、 前記更新された磁気情報を読出す工程と、 前記読出された新たな印字内容と前記更新された磁気情
    報とに整合性があるか否かを判定する工程と、 前記新たに印字された印字内容と前記更新された磁気情
    報とに整合性がないと判定されたとき警告を発生する工
    程とを有することを特徴とするカード処理方法。
  9. 【請求項9】 カードに所定の印字を印刷する印刷手段
    と、 前記印刷手段により前記カードに印刷された印字を読取
    る印字読取手段と、 前記印字読取手段により読取られた印字から該印字の印
    刷状態を認識する印字状態認識手段と、 前記印字状態認識手段により認識された前記印字の印刷
    状態に基づいて、前記印刷手段により前記カードに印刷
    された印字の印刷不備を検出する検出手段と、 前記検出手段により前記カードに印刷された印字の印刷
    不備が検出されたとき警告を発生する警告発生手段とを
    具備することを特徴とするカード処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のカード処理装置におい
    て、 前記検出手段により前記カードに印刷された印字の印刷
    不備が検出されたとき前記所定の印字が前記カードに再
    び印刷されるよう前記印刷手段を制御する制御手段をさ
    らに具備することを特徴とするカード処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項9記載のカード処理装置におい
    て、 前記検出手段により検出された印刷不備の発生状況を順
    次、保守情報として記憶する記憶手段と、 前記記憶手段により記憶されている保守情報を読出して
    前記印刷手段の点検が必要であるか否かを判定する判定
    手段と、 前記判定手段により前記印刷手段の点検が必要であると
    判定されたとき、該印刷手段の点検の必要性を示す情報
    を上位の装置へ伝送する伝送手段とをさらに具備するこ
    とを特徴とするカード処理装置。
  12. 【請求項12】 カードに所定の印字を印刷する工程
    と、 前記カードに印刷された印字を読取る工程と、 前記読取られた印字から該印字の印刷状態を認識する工
    程と、 前記認識された印字の印刷状態に基づいて、前記カード
    に印刷された印字の印刷不備を検出する工程と前記カー
    ドに印刷された印字の印刷不備が検出されたとき警告を
    発生する工程とを有することを特徴とするカード処理方
    法。
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