JP2000089566A - 現像装置及びこの現像装置を備える画像形成装置 - Google Patents

現像装置及びこの現像装置を備える画像形成装置

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JP2000089566A
JP2000089566A JP10267228A JP26722898A JP2000089566A JP 2000089566 A JP2000089566 A JP 2000089566A JP 10267228 A JP10267228 A JP 10267228A JP 26722898 A JP26722898 A JP 26722898A JP 2000089566 A JP2000089566 A JP 2000089566A
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developer carrier
shaft
carrier
regulating member
developing device
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Hajime Sekiguchi
肇 関口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、現像剤担持体の軸体と駆動手段の
軸体との距離をより高い精度で保障し、高画質な画像を
得ることのできる現像装置及びこの現像装置を備える画
像形成装置の提供を目的とする。 【解決手段】 互いに協働する位置決めコロ40とガイ
ド部材41a,42aとを備え、位置決めコロ40は、
現像スリーブ12の軸方向両端部に同軸線上に設けら
れ、ガイド部材41a,42aは、駆動入力軸26を回
転自在に支持すると共に、位置決めコロ40を介して現
像スリーブ12が感光ドラム1へ向けた対向方向に移動
可能な、現像スリーブ12の軸方向両端部を上記対向方
向での移動の向きを規制することによって達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像装置及びこの
現像装置を備える画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機、レーザビームプリンタ等
の画像形成装置においては、潜像担持体の表面に静電潜
像を形成し、潜像担持体上の静電潜像を現像装置によっ
て現像し、その画像を転写材に転写した後に転写材上の
画像を定着装置によって定着させて画像を得ている。
【0003】かかる画像形成装置に備えられた現像装置
は、図8乃至図10に示すように、画像形成プロセスに
おいて、潜像担持体たる感光ドラム101と、感光ドラ
ム101と対向する位置に現像剤担持体たる現像スリー
ブ112とが設けられており、現像スリーブ112の表
面に現像装置103内のトナーが均一の厚さに薄層を形
成して担持されており、現像スリーブ112の回転に伴
って感光ドラム101と現像スリーブ112との対向す
る現像領域へ搬送され、現像領域において現像スリーブ
112上のトナーが感光ドラム101の表面へ移動す
る、周知の静電潜像技術により静電潜像が現像される。
【0004】ところで、感光ドラム101と現像スリー
ブ112とは、両者の間の微少なギャップであるSDギ
ャップを一定に保持して配置されることにより、所定の
現像を行うことができるようになっている。このSDギ
ャップが変動すると、画像の濃度ムラ等の画像形成不良
が発生する。
【0005】上記SDギャップは、図8及び図9に示す
ように、現像スリーブ112の両端に、その外周が感光
ドラム101の外周と当接する2つの突き当てコロ12
0をベアリングを介して設けることにより保障してい
る。
【0006】2つの突き当てコロ120は、断面略円形
で、その回転中心が現像スリーブ112の回転中心と同
心となるように配置されているとともに、突き当てコロ
120の外径が現像スリーブ112の外径よりもSDギ
ャップの分だけ大きく形成されており、突き当てコロ1
20を感光ドラム101の外周に当接させることによ
り、所定のSDギャップを保って感光ドラム101と現
像スリーブ112とが配置されるようになっている。
【0007】また、突き当てコロ120は、ベアリング
を介して設けられているので、突き当てコロ120は、
当接している感光ドラム101に伴って回転し、ベアリ
ングの内周が現像スリーブ112に伴って回転するよう
になっている。
【0008】図8に示すように、現像スリーブ112
は、突き当てコロ120の内側の両端が現像装置103
の現像容器122にベアリング121を介して回転可能
に保持されているとともに、現像スリーブ112の一端
に現像スリーブ112に回転の駆動力を与えるギア23
が設けられている。
【0009】また、感光ドラム101は、その寸法精度
上、回転時に振れが生じるため、単に突き当てコロ12
0を感光ドラム101の表面に当接させた状態では、現
像装置103を固定してしまい感光ドラム101の回転
を阻害する虞がある。
【0010】このため、感光ドラム101の振れを吸収
するために、現像装置103の現像容器122をばね等
の弾性部材を介して感光ドラム101の方向に押し付け
ることにより、感光ドラム101の振れを弾性部材の弾
性力で吸収する構成が取られている。
【0011】すなわち、現像スリーブ112が感光ドラ
ム101の振れに応じて動くことで、常にSDギャップ
を一定に保持できるようにしている。
【0012】具体的には、現像容器122の後方にバネ
118の基端を取り付けるとともに、バネ118の先端
を画像形成装置本体に設けられた固定板119に支持さ
せることにより、水平な力Fで現像装置103を感光ド
ラム101方向に押し付けるようにしている。
【0013】尚、現像容器122は、現像装置103の
着脱時のガイドと所定の動作位置を規制するガイド部1
13,114,116,117により保持されており、
現像スリーブ112の使用により現像スリーブの交換が
必要なときなどに、図10の矢印A方向(本体外部へ向
かう方向)と矢印B方向(感光ドラム101ヘ突き当て
てセットする方向)とにスライドさせて現像装置103
を着脱できるようになっている。
【0014】従来では、図8及び図9に示すように、現
像スリーブ112は、その端部に取り付けられているス
リーブギア123にかみ合う本体ギア124によって駆
動される。
【0015】ギア124は、本体側に回動可能に配置さ
れ、ギア123に駆動を伝達するようになっている。
【0016】図9は、スリーブギア123と本体ギア1
24との概略構成を示す模式的断面図であり、スリーブ
ギア123と本体ギア24との軸間tの保障(かみ合い
の保障)は、現像スリーブ112の位置を決める突き当
てコロ120及びガイド部材113,114によって保
障されている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】現像装置103は、軸
間tを保障することでスリーブギア123と本体ギア1
24とのかみ合い精度を向上し、スリーブギア123と
本体ギア124とのギア伝達の際の振動を減少でき、高
画質化が可能となる。
【0018】しかしながら、近年、画像形成装置の高画
質化にともない、軸間tの保障をより厳しくし精度を向
上する必要がある。
【0019】そこで、本発明は、現像剤担持体の軸体と
駆動手段の軸体との距離をより高い精度で保障し、高画
質な画像を得ることのできる現像装置及びこの現像装置
を備える画像形成装置の提供を目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本出願によれば、上記目
的は、現像剤担持体が潜像担持体に所定間隔を保ち対向
し着脱自在に画像形成装置本体に支持されている現像装
置であって、潜像担持体に対向する回転自在な現像剤担
持体と、現像剤担持体に回転力を伝達して現像剤担持体
を回転させる駆動手段と、画像形成装置本体に支持され
現像剤担持体が潜像担持体へ向けた対向方向に移動可能
な、現像剤担持体の軸方向両端部のうち少なくとも一方
の端部が上記対向方向で移動することを規制する規制部
材とを有する現像装置において、規制部材は、互いに協
働する第一規制部材と第二規制部材とを備え、第一規制
部材は、現像剤担持体の軸方向両端部に同軸線上に設け
られ、第二規制部材は、駆動手段の軸体を回転自在に支
持すると共に、第一規制部材を介して現像剤担持体が潜
像担持体へ向けた対向方向に移動可能な、少なくとも現
像剤担持体の一方の軸方向端部を上記対向方向での移動
の向きを規制するという第一の発明によって達成され
る。
【0021】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明において、駆動手段は、現像剤担持体に回転力を伝
達し現像剤担持体を回転させるように、現像剤担持体の
軸体方向端部に設けられた歯車と噛合する歯車を駆動手
段の軸体に備えているという第二の発明によっても達成
される。
【0022】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明又は第二の発明において、第一規制部材は、現像
剤担持体と同軸線をもつ円筒状若しく円柱状であるとい
う第三の発明によっても達成される。
【0023】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明乃至第三の発明のいずれかにおいて、第二規制部材
は、駆動手段が現像剤担持体に回転力を伝達する部分を
覆う形状であるという第四の発明によっても達成され
る。
【0024】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明乃至第四の発明のいずれかにおいて、第二規制部
材は、潜像担持体に対して相対回転可能に潜像担持体の
軸に嵌合する形状であるという第五の発明によっても達
成される。
【0025】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明乃至第五の発明のいずれかにおいて、第二規制部材
は、現像剤担持体の軸体方向の両端に備えられていると
いう第六の発明によっても達成される。
【0026】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明乃至第六の発明野いずれかにおいて、第二規制部
材は、回転可能な潜像担持体の軸を支持する部材に取り
付けられているという第七の発明によっても達成され
る。
【0027】又、本出願によれば、上記目的は、一連の
画像形成プロセスにより形成された画像を記録媒体に記
録する画像形成装置であって、第一の発明の現像装置を
備えるという第八の発明によっても達成される。
【0028】更に、本出願によれば、上記目的は、第八
の発明において、駆動手段は、現像剤担持体に回転力を
伝達し現像剤担持体を回転させるように、現像剤担持体
の軸体方向端部に設けられた歯車と噛合する歯車を駆動
手段の軸体に備えているという第九の発明によっても達
成される。
【0029】又、本出願によれば、上記目的は、第八の
発明又は第九の発明において、第一規制部材は、現像剤
担持体と同軸線をもつ円筒状若しく円柱状であるという
第十の発明によっても達成される。
【0030】更に、本出願によれば、上記目的は、第八
の発明乃至第十の発明のいずれかにおいて、第二規制部
材は、駆動手段が現像剤担持体に回転力を伝達する部分
を覆う形状であるという第十一の発明によっても達成さ
れる。
【0031】又、本出願によれば、上記目的は、第八の
発明乃至第十一の発明のいずれかにおいて、第二規制部
材は、潜像担持体に対して相対回転可能に潜像担持体の
軸に嵌合する形状であるという第十二の発明によっても
達成される。
【0032】更に、本出願によれば、上記目的は、第八
の発明乃至第十二の発明のいずれかにおいて、第二規制
部材は、現像剤担持体の軸体方向の両端に備えられてい
るという第十二の発明によっても達成される。
【0033】又、本出願によれば、上記目的は、第八の
発明乃至第十三の発明において、第二規制部材は、回転
可能な潜像担持体の軸を支持する部材に取り付けられて
いるという第十四の発明によっても達成される。
【0034】すなわち、本出願にかかる第一の発明にあ
っては、第二規制部材が、駆動手段の軸体を回転自在に
支持すると共に、第一規制部材を介して現像剤担持体が
潜像担持体へ向けた対向方向に移動可能な、少なくとも
現像剤担持体の一方の軸方向端部を上記対向方向での移
動の向きを規制することにより、現像剤担持体の軸体と
駆動手段の軸体との距離を一定に保つ。
【0035】又、本出願にかかる第二の発明にあって
は、第二規制部材が、駆動手段の軸体を回転自在に支持
すると共に、第一規制部材を介して現像剤担持体が潜像
担持体へ向けた対向方向に移動可能な、少なくとも現像
剤担持体の一方の軸方向端部を上記対向方向での移動の
向きを規制することにより、現像剤担持体の軸体に設け
られた歯車と駆動手段の軸体に設けられた歯車との距離
を一定に保つ。
【0036】更に、本出願にかかる第三の発明にあって
は、第二規制部材が、駆動手段の軸体を回転自在に支持
すると共に、現像剤担持体と同軸線に設けられた円筒状
若しくは円柱状の第一規制部材を介して現像剤担持体が
潜像担持体へ向けた対向方向に移動可能な、少なくとも
現像剤担持体の一方の軸方向端部を上記対向方向での移
動の向きを規制することにより、現像剤担持体の軸体と
駆動手段の軸体との距離を一定に保つ。
【0037】又、本出願にかかる第四の発明にあって
は、第二規制部材が、駆動手段が現像剤担持体に回転力
を伝達する部分を覆い、駆動手段の軸体を回転自在に支
持すると共に、第一規制部材を介して現像剤担持体が潜
像担持体へ向けた対向方向に移動可能な、少なくとも現
像剤担持体の一方の軸方向端部を上記対向方向での移動
の向きを規制することにより、上記伝達する部分に現像
剤等の付着を防止すると共に、現像剤担持体の軸体と駆
動手段の軸体との距離を一定に保つ。
【0038】更に、本出願にかかる第五の発明にあって
は、回転可能な潜像担持体の軸を支持する部材に取り付
けられた第二規制部材が、駆動手段の軸体を回転自在に
支持すると共に、第一規制部材を介して現像剤担持体が
潜像担持体へ向けた対向方向に移動可能な、少なくとも
現像剤担持体の一方の軸方向端部を上記対向方向での移
動の向きを規制することにより、現像剤担持体と潜像担
持体との距離を保つと共に、現像剤担持体の軸体と駆動
手段の軸体との距離を一定に保つ。
【0039】又、本出願にかかる第六の発明にあって
は、第二規制部材が、駆動手段の軸体を回転自在に支持
すると共に、第一規制部材を介して現像剤担持体が潜像
担持体へ向けた対向方向に移動可能な、現像剤担持体の
軸方向両端部を上記対向方向での移動の向きを規制する
ことにより、現像剤担持体の軸体と駆動手段の軸体との
距離を一定に保つ。
【0040】更に、本出願にかかる第七の発明にあって
は、第二規制部材が、潜像担持体に対して相対回転可能
に潜像担持体の軸体に嵌合し、駆動手段の軸体を回転自
在に支持すると共に、第一規制部材を介して現像剤担持
体が潜像担持体へ向けた対向方向に移動可能な、少なく
とも現像剤担持体の一方の軸方向端部を上記対向方向で
の移動の向きを規制することにより、現像剤担持体と潜
像担持体との距離を保つと共に、現像剤担持体の軸体と
駆動手段の軸体との距離を一定に保つ。
【0041】又、本出願にかかる第八の発明にあって
は、第二規制部材が、駆動手段の軸体を回転自在に支持
すると共に、第一規制部材を介して現像剤担持体が潜像
担持体へ向けた対向方向に移動可能な、少なくとも現像
剤担持体の一方の軸方向端部を上記対向方向での移動の
向きを規制することにより、現像剤担持体の軸体と駆動
手段の軸体との距離を一定に保つ。
【0042】更に、本出願にかかる第九の発明にあって
は、第二規制部材が、駆動手段の軸体を回転自在に支持
すると共に、第一規制部材を介して現像剤担持体が潜像
担持体へ向けた対向方向に移動可能な、少なくとも現像
剤担持体の一方の軸方向端部を上記対向方向での移動の
向きを規制することにより、現像剤担持体の軸体に設け
られた歯車と駆動手段の軸体に設けられた歯車との距離
を一定に保つ。
【0043】又、本出願にかかる第十の発明にあって
は、第二規制部材が、駆動手段の軸体を回転自在に支持
すると共に、現像剤担持体と同軸線に設けられた円筒状
若しくは円柱状の第一規制部材を介して現像剤担持体が
潜像担持体へ向けた対向方向に移動可能な、少なくとも
現像剤担持体の一方の軸方向端部を上記対向方向での移
動の向きを規制することにより、現像剤担持体の軸体と
駆動手段の軸体との距離を一定に保つ。
【0044】更に、本出願にかかる第十一の発明にあっ
ては、第二規制部材が、駆動手段が現像剤担持体に回転
力を伝達する部分を覆い、駆動手段の軸体を回転自在に
支持すると共に、第一規制部材を介して現像剤担持体が
潜像担持体へ向けた対向方向に移動可能な、少なくとも
現像剤担持体の一方の軸方向端部を上記対向方向での移
動の向きを規制することにより、上記伝達する部分に現
像剤等の付着を防止すると共に、現像剤担持体の軸体と
駆動手段の軸体との距離を一定に保つ。
【0045】又、本出願にかかる第十二の発明にあって
は、第二規制部材が、潜像担持体に対して相対回転可能
に潜像担持体の軸体に嵌合し、駆動手段の軸体を回転自
在に支持すると共に、第一規制部材を介して現像剤担持
体が潜像担持体へ向けた対向方向に移動可能な、少なく
とも現像剤担持体の一方の軸方向端部を上記対向方向で
の移動の向きを規制することにより、現像剤担持体と潜
像担持体との距離を保つと共に、現像剤担持体の軸体と
駆動手段の軸体との距離を一定に保つ。
【0046】更に、本出願にかかる第十三の発明にあっ
ては、第二規制部材が、駆動手段の軸体を回転自在に支
持すると共に、第一規制部材を介して現像剤担持体が潜
像担持体へ向けた対向方向に移動可能な、現像剤担持体
の軸方向両端部を上記対向方向での移動の向きを規制す
ることにより、現像剤担持体の軸体と駆動手段の軸体と
の距離を一定に保つ。
【0047】又、本出願にかかる第十四の発明にあって
は、回転可能な潜像担持体の軸を支持する部材に取り付
けられた第二規制部材が、駆動手段の軸体を回転自在に
支持すると共に、第一規制部材を介して現像剤担持体が
潜像担持体へ向けた対向方向に移動可能な、少なくとも
現像剤担持体の一方の軸方向端部を上記対向方向での移
動の向きを規制することにより、現像剤担持体と潜像担
持体との距離を保つと共に、現像剤担持体の軸体と駆動
手段の軸体との距離を一定に保つ。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に関し
て、添付図面の図1乃至図7に基づき説明する。
【0049】(第一の実施形態)先ず、本発明における
第一の実施形態に関して、図1乃至図5に基づき説明す
る。
【0050】図1は、第一の実施形態の画像形成装置の
概略構成を示す模式的断面図である。
【0051】画像形成装置は、図1に示すように、潜像
担持体たるドラム状の回転自在な感光体ドラム1と、現
像装置3と、画像情報に応じた露光処理工程により感光
体ドラム1の外周面に上記画像情報に応じた静電潜像を
形成するための画像書き込み部9と、記録媒体たる用紙
39に転写処理工程を施すための転写装置4と、転写処
理済みの用紙39に加熱及び加圧により定着処理を施す
ようになっている定着手段たる定着ローラ対7とを備え
ている。
【0052】画像形成装置は、画像読取部8で原稿の画
像を読み取り、読み取られた画像データに基づいたコン
トローラ(図示せず)からの指令により、感光ドラム1
の表面に画像書き込み部9から露光を行って感光ドラム
1上に静電潜像を形成する。
【0053】なお、露光の前に、感光ドラム1の表面が
帯電器2により所定の電位に一様に帯電させられてお
り、一様に帯電させられた感光ドラム1上に、画像書き
込み部9からレーザー光等を照射することにより、感光
ドラム1上に静電潜像が形成される。
【0054】感光ドラム1上に形成された静電潜像は、
現像装置3のトナーにより現像され、その後、現像され
たトナー画像が感光ドラム1の回転により転写装置4と
の対向部へ搬送される。
【0055】現像されたトナー画像の搬送に対応して、
ピックアップローラ32により用紙39が用紙カセット
から1枚づつ拾紙されるとともに、レジストローラ対3
5によってタイミングを取って感光ドラム1と転写装置
4との対向部へ搬送される。
【0056】そして、用紙39が感光ドラム1と転写装
置4との対向部を通過する際に、感光ドラム1上の現像
されたトナ一画像が転写装置4により用紙39の上に転
写される。
【0057】トナ一画像が転写された用紙39は、所定
の搬送装置により定着ローラ対7の位置に搬送され、定
着ローラ対7で圧接されるとともに、定着ローラー対7
内に設けられたヒーターにより加熱されて、用紙39上
のトナーが用紙39に溶融定着させられる。
【0058】その後、トナー画像が定着させられた用紙
39は、排紙ローラ11により装置本体外部のトレイ1
5に収納され一連の画像形成プロセスが終了する。
【0059】次に、本実施形態における現像装置及び潜
像担持体について、図2乃至図5に基づき説明する。
【0060】現像装置3は、感光ドラム1に対向する回
転自在な現像剤担持体たる現像スリーブ12と、現像ス
リーブ12に回転力を伝達して現像スリーブ12を回転
させる駆動手段たる駆動入力軸26と、第一規制部材た
る位置決めコロ40と、第二規制部材たるガイド部材4
1a,42aとを有している。
【0061】従来から、スリーブギアと本体ギアのギア
伝達による振動を抑えるために、スリーブギアと本体ギ
アの寸法精度を向上させることなどが行われていたが、
本実施形態においては、図2乃至図5に示すように、現
像スリーブ12の軸上に位置決めコロ40を端部に設け
るとともに、位置決めコロ40をガイドするガイド部材
41a,42aを有している。
【0062】突き当てコロ20によるSDギャップの保
障、ベアリング21による現像容器22との接続などの
構成は、従来と同様であり、現像スリーブ12の軸上に
位置決めコロ40とガイド部材41a,42aを設け、
位置決めコロ40を直接感光ドラムに加圧する方式の構
成が知られている。
【0063】本実施形態では、現像スリーブ12に駆動
を伝える本体側からの駆動入力軸26をベアリング25
を介してガイド部材41aに取り付けた構成により、現
像スリーブ12の軸体であるスリーブ軸12aの軸線と
駆動入力軸26の軸線との距離t(以下、軸間tとい
う)の精度向上を可能にするものである。
【0064】現像スリーブ12は、位置決めコロ40を
介してガイド部材41a,42aに当接するよう配置さ
れ感光ドラム1に脱着する方向にのみ移動可能(上下方
向には動かない)になるようにガイド部材41a,42
aによって規制されている。
【0065】位置決めコロ40は、回転中心が現像スリ
ーブ12の回転中心と同心となるように配置され、現像
スリーブ12の軸体方向の両端に設けたれた位置決めコ
ロ40は、現像スリーブ12にベアリングを介して設け
られ、感光ドラム1と現像スリーブ12との回転を妨げ
ないようになっている。
【0066】位置決めコロ40の移動方向を規制してい
るガイド部材41a,42aは、ガイド部材41a,4
2aの基端側を画像形成装置本体の側板51,52に固
定するとともに、その先端部分で位置決めコロ40を挟
むようになっている。
【0067】尚、位置決めコロ40とガイド部材41
a,42aとの間の寸法は、一般的な嵌合交差とするこ
とで、たとえ位置決めコロ40が上下方向に振動しよう
としても、位置決めコロ40の動きを規制することがで
きるようになっている。
【0068】本実施形態では、ガイド部材41を断面略
コ字形状等に一体成形するとともに、図4に示すよう
に、本体からの駆動入力軸26との位置決め部(穴)に
ベアリング25が嵌合する部分もガイド部材41aに一
体成形したものである。
【0069】本実施形態において、ガイド部材41は、
駆動入力軸26との位置決め部を設け、ガイド部材41
aは、ベアリング25を介して駆動入力軸26に対して
位置決めされる。
【0070】本実施形態において、軸間tは、ガイド部
材41に対して位置決めコロ40の嵌合する部分とベア
リング25の嵌合する部分との寸法公差によって決定さ
れる。
【0071】又、従来では駆動入力軸は、本体側板のベ
アリングから先端部に本体ギアが設けてある構成であっ
た。
【0072】本実施形態においては、駆動入力軸26の
最先端部にベアリング25を設けることにより、駆動入
力軸26の軸を両側で受ける構成にすることが可能なの
で、駆動入力軸26の軸の先端が振れるという要因がな
くなった。
【0073】更に、ギア部にトナーが付着すると、ギア
のかみ合いに悪影響を与え、振動の要因の一つとなって
いたが、本実施形態では、図2に示すように、ガイド部
材41aは、ガイド部材41aの形状を本体ギア24、
スリーブギア23を覆う形状になっているので、空気中
を飛散しているトナーが直接ギア部へ付着するのを防ぐ
ことができる。
【0074】画像の高画質化を達成するために振動を押
さえることは必要な手段であり、特にピッチムラ等に
は、振動を減少させることが重要となる。
【0075】例えば、本体ギア24とスリーブギア23
とのかみ合わせが悪いために振動が発生すると、本体側
板52、感光ドラム1等を振動させ、画像にムラを発生
させるのである。
【0076】本実施形態では、図2に示すように、軸間
tの距離の精度の向上のため、及び、感光ドラム1との
位置精度向上のため、ガイド部材41a,42aが本体
側板51,52にそれぞれ取り付けられ、本体側板5
1,52には、感光ドラム1がベアリング1aを介して
取り付けられている。
【0077】ガイド部材42aを取り付ける位置決めの
寸法は、感光ドラム1の軸のベアリング1aが位置決め
される穴から直接寸法を管理できるため、ガイド部材4
2aは、精度よく構成することができる。
【0078】又、ガイド部材41aも同様に感光ドラム
1の軸のベアリング1aの位置決めされる穴から直接寸
法を管理でき、ガイド部材41aは、動力入力軸26の
ベアリング27の穴を感光ドラム1の軸のベアリング1
aの穴から寸法を直接管理するようになっている。
【0079】ベアリング27の穴を位置決めに駆動入力
軸26が決められ、次に、その先端でベアリング25部
でガイド部材41aが位置決めされ、ガイド部材41の
もう一方の位置決めは、感光ドラム1の軸のベアリング
1aの穴から寸法を管理するようになっている。
【0080】又、本実施形態では、ベアリング25部で
ガイド41aを位置決めしたが、ベアリング27部でも
本発明の効果は変わらない。
【0081】ガイド部材41aと駆動入力軸26とをベ
アリング25を介して嵌合により位置決めし、ガイド部
材41aの駆動入力軸26の嵌合部と位置決めコロ40
の嵌合部の寸法公差で決定できるようになっている。
【0082】又、ガイド部材41aの形状は、スリーブ
ギア23と本体ギア24との嵌合部に直接飛散トナーが
付着しない形状になっているので、振動の発生原因とな
る上記嵌合部への飛散トナーの付着を防止し、スリーブ
ギア23と本体ギア24とのかみ合いを良くし、画像の
高画質化を可能にする。
【0083】尚、本実施形態において、本発明の効果
は、SDギャップを保障するための突き当てコロ20に
より限定されるものではない。
【0084】よって、本実施形態によれば、ガイド部材
41aが、駆動入力軸26を回転自在に支持すると共
に、位置決めコロ40を介して現像スリーブ12が感光
ドラム1に対向する方向に移動可能な、現像スリーブ1
2の軸方向両端部を上記対向方向での移動の向きを規制
することにより、現像スリーブ12の軸体と駆動入力軸
26との距離を一定に保つようになっているので、駆動
入力軸26が現像スリーブ12に回転力を伝達する際の
振動を減少し、高画質な現像装置を提供することができ
る。
【0085】又、本実施形態によれば、ガイド部材41
aは、駆動入力軸26が現像スリーブ12に回転力を伝
達する部分を覆う形状にすることにより、上記伝達する
部分にトナー等の付着を防止し、駆動入力軸26が現像
スリーブ12に回転力を伝達する際の振動を減少するこ
とができる。
【0086】(第二の実施形態)次に、本発明にかかる
第二の実施形態について図6及び図7に基づき説明す
る。尚、第一の実施形態と同様に構成に関しては、同符
号を付してその説明を省略する。
【0087】本実施形態では、図6及び図7に示すよう
に、ガイド部材41b,42bに位置決めコロ40が、
感光ドラム1側41bの部分で当接することにより、S
Dギャップを保障するようになっている。
【0088】又、ガイド部材41b,42bと感光ドラ
ム1との精度を向上させるために、感光ドラム1の軸か
らベアリング1aを介して直接ガイド部材41b,42
bが位置決めされている。
【0089】感光ドラム1の端部の軸上のベアリング1
aとガイド部材41b,42bは嵌合して位置が決まる
ようになっている(突き当てコロの有無に特に関係しな
い)。
【0090】それにより、位置決めコロ40がガイド部
材41b,42bに当接することでSDギャップが保障
される。
【0091】本実施形態では、第一の実施形態よりもS
Dギャップの変動が大きくなるため、SDギャップにラ
チュードがある構成に適している。
【0092】本実施形態では、ガイド部材41b,42
bで感光ドラム1の軸上のベアリング1aと嵌合して位
置決めされているので、より精度が向上するようになっ
ている。(ガイド部材が大きくなるという問題があるの
で、画像形成装置本体の構成などから判断し決めると良
い)尚、本実施形態で説明したガイド部材41bの飛散
トナーを覆う構成による効果は、独立し、スペースや飛
散トナーの量などによっては、無くても本発明の効果を
妨げるものではない。
【0093】更に、第二の実施形態では感光ドラム1に
現像ローラが当接するような構成でも、同様な効果が得
られることは言うまでもない。
【0094】よって、本実施形態によれば、ガイド部材
41bが、駆動入力軸26を回転自在に支持すると共
に、位置決めコロ40を介して現像スリーブ12が感光
ドラム1に対向する方向に移動可能な、現像スリーブ1
2の軸方向両端部を上記対向方向での移動の向きを規制
することにより、現像スリーブ12の軸体と駆動入力軸
26との距離を一定に保つようになっているので、駆動
入力軸26が現像スリーブ12に回転力を伝達する際の
振動を減少し、高画質な現像装置を提供することができ
る。
【0095】又、本実施形態によれば、ガイド部材41
bは、駆動入力軸26が現像スリーブ12に回転力を伝
達する部分を覆う形状にすることにより、上記伝達する
部分にトナー等の付着を防止し、駆動入力軸26が現像
スリーブ12に回転力を伝達する際の振動を減少するこ
とができる。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本出願にかかる第
一の発明によれば、第二規制部材が、駆動手段の軸体を
回転自在に支持すると共に、第一規制部材を介して現像
剤担持体が潜像担持体へ向けた対向方向に移動可能な、
少なくとも現像剤担持体の一方の軸方向端部を上記対向
方向での移動の向きを規制することにより、現像剤担持
体の軸体と駆動手段の軸体との距離を一定に保つように
なっているので、駆動手段が現像剤担持体に回転力を伝
達する際の振動を減少し、高画質な現像装置を提供する
ことができる。
【0097】又、本出願にかかる第二の発明によれば、
第二規制部材が、駆動手段の軸体を回転自在に支持する
と共に、第一規制部材を介して現像剤担持体が潜像担持
体へ向けた対向方向に移動可能な、少なくとも現像剤担
持体の一方の軸方向端部を上記対向方向での移動の向き
を規制することにより、現像剤担持体の軸体に設けられ
た歯車と駆動手段の軸体に設けられた歯車との距離を一
定に保つようになっているので、駆動手段が現像剤担持
体に回転力を伝達する際の振動を減少し、高画質な現像
装置を提供することができる。
【0098】更に、本出願にかかる第三の発明によれ
ば、第二規制部材が、駆動手段の軸体を回転自在に支持
すると共に、現像剤担持体と同軸線に設けられた円筒状
若しくは円柱状の第一規制部材を介して現像剤担持体が
潜像担持体へ向けた対向方向に移動可能な、少なくとも
現像剤担持体の一方の軸方向端部を上記対向方向での移
動の向きを規制することにより、現像剤担持体の軸体と
駆動手段の軸体との距離を一定に保つようになっている
ので、駆動手段が現像剤担持体に回転力を伝達する際の
振動を減少し、高画質な現像装置を提供することができ
る。
【0099】又、本出願にかかる第四の発明によれば、
第二規制部材が、駆動手段が現像剤担持体に回転力を伝
達する部分を覆い、駆動手段の軸体を回転自在に支持す
ると共に、第一規制部材を介して現像剤担持体が潜像担
持体へ向けた対向方向に移動可能な、少なくとも現像剤
担持体の一方の軸方向端部を上記対向方向での移動の向
きを規制することにより、上記伝達する部分に現像剤等
の付着を防止すると共に、現像剤担持体の軸体と駆動手
段の軸体との距離を一定に保つようになっているので、
駆動手段が現像剤担持体に回転力を伝達する際の振動を
減少し、高画質な現像装置を提供することができる。
【0100】更に、本出願にかかる第五の発明によれ
ば、第二規制部材が、潜像担持体に対して相対回転可能
に潜像担持体の軸体に嵌合し、駆動手段の軸体を回転自
在に支持すると共に、第一規制部材を介して現像剤担持
体が潜像担持体へ向けた対向方向に移動可能な、少なく
とも現像剤担持体の一方の軸方向端部を上記対向方向で
の移動の向きを規制することにより、現像剤担持体と潜
像担持体との距離を保つと共に、現像剤担持体の軸体と
駆動手段の軸体との距離を一定に保つようになっている
ので、駆動手段が現像剤担持体に回転力を伝達する際の
振動を減少し、高画質な現像装置を提供することができ
る。
【0101】又、本出願にかかる第六の発明によれば、
第二規制部材が、駆動手段の軸体を回転自在に支持する
と共に、第一規制部材を介して現像剤担持体が潜像担持
体へ向けた対向方向に移動可能な、現像剤担持体の軸方
向両端部を上記対向方向での移動の向きを規制すること
により、現像剤担持体の軸体と駆動手段の軸体との距離
を一定に保つようになっているので、駆動手段が現像剤
担持体に回転力を伝達する際の振動を減少し、高画質な
現像装置を提供することができる。
【0102】更に、本出願にかかる第七の発明によれ
ば、回転可能な潜像担持体の軸を支持する部材に取り付
けられた第二規制部材が、駆動手段の軸体を回転自在に
支持すると共に、第一規制部材を介して現像剤担持体が
潜像担持体へ向けた対向方向に移動可能な、少なくとも
現像剤担持体の一方の軸方向端部を上記対向方向での移
動の向きを規制することにより、現像剤担持体と潜像担
持体との距離を保つと共に、現像剤担持体の軸体と駆動
手段の軸体との距離を一定に保つようになっているの
で、駆動手段が現像剤担持体に回転力を伝達する際の振
動を減少し、高画質な現像装置を提供することができ
る。
【0103】又、本出願にかかる第八の発明によれば、
第二規制部材が、駆動手段の軸体を回転自在に支持する
と共に、第一規制部材を介して現像剤担持体が潜像担持
体へ向けた対向方向に移動可能な、少なくとも現像剤担
持体の一方の軸方向端部を上記対向方向での移動の向き
を規制することにより、現像剤担持体の軸体と駆動手段
の軸体との距離を一定に保つようになっているので、駆
動手段が現像剤担持体に回転力を伝達する際の振動を減
少し、高画質な画像形成装置を提供することができる。
【0104】更に、本出願にかかる第九の発明によれ
ば、第二規制部材が、駆動手段の軸体を回転自在に支持
すると共に、第一規制部材を介して現像剤担持体が潜像
担持体へ向けた対向方向に移動可能な、少なくとも現像
剤担持体の一方の軸方向端部を上記対向方向での移動の
向きを規制することにより、現像剤担持体の軸体に設け
られた歯車と駆動手段の軸体に設けられた歯車との距離
を一定に保つようになっているので、駆動手段が現像剤
担持体に回転力を伝達する際の振動を減少し、高画質な
画像形成装置を提供することができる。
【0105】又、本出願にかかる第十の発明によれば、
第二規制部材が、駆動手段の軸体を回転自在に支持する
と共に、現像剤担持体と同軸線に設けられた円筒状若し
くは円柱状の第一規制部材を介して現像剤担持体が潜像
担持体へ向けた対向方向に移動可能な、少なくとも現像
剤担持体の一方の軸方向端部を上記対向方向での移動の
向きを規制することにより、現像剤担持体の軸体と駆動
手段の軸体との距離を一定に保つようになっているの
で、駆動手段が現像剤担持体に回転力を伝達する際の振
動を減少し、高画質な画像形成装置を提供することがで
きる。
【0106】更に、本出願にかかる第十一の発明によれ
ば、第二規制部材が、駆動手段が現像剤担持体に回転力
を伝達する部分を覆い、駆動手段の軸体を回転自在に支
持すると共に、第一規制部材を介して現像剤担持体が潜
像担持体へ向けた対向方向に移動可能な、少なくとも現
像剤担持体の一方の軸方向端部を上記対向方向での移動
の向きを規制することにより、上記伝達する部分に現像
剤等の付着を防止すると共に、現像剤担持体の軸体と駆
動手段の軸体との距離を一定に保つようになっているの
で、駆動手段が現像剤担持体に回転力を伝達する際の振
動を減少し、高画質な画像形成装置を提供することがで
きる。
【0107】又、本出願にかかる第十二の発明によれ
ば、第二規制部材が、潜像担持体に対して相対回転可能
に潜像担持体の軸体に嵌合し、駆動手段の軸体を回転自
在に支持すると共に、第一規制部材を介して現像剤担持
体が潜像担持体へ向けた対向方向に移動可能な、少なく
とも現像剤担持体の一方の軸方向端部を上記対向方向で
の移動の向きを規制することにより、現像剤担持体と潜
像担持体との距離を保つと共に、現像剤担持体の軸体と
駆動手段の軸体との距離を一定に保つようになっている
ので、駆動手段が現像剤担持体に回転力を伝達する際の
振動を減少し、高画質な画像形成装置を提供することが
できる。
【0108】更に、本出願にかかる第十三の発明によれ
ば、第二規制部材が、駆動手段の軸体を回転自在に支持
すると共に、第一規制部材を介して現像剤担持体が潜像
担持体へ向けた対向方向に移動可能な、現像剤担持体の
軸方向両端部を上記対向方向での移動の向きを規制する
ことにより、現像剤担持体の軸体と駆動手段の軸体との
距離を一定に保つようになっているので、駆動手段が現
像剤担持体に回転力を伝達する際の振動を減少し、高画
質な画像形成装置を提供することができる。
【0109】又、本出願にかかる第十四の発明によれ
ば、回転可能な潜像担持体の軸を支持する部材に取り付
けられた第二規制部材が、駆動手段の軸体を回転自在に
支持すると共に、第一規制部材を介して現像剤担持体が
潜像担持体へ向けた対向方向に移動可能な、少なくとも
現像剤担持体の一方の軸方向端部を上記対向方向での移
動の向きを規制することにより、現像剤担持体と潜像担
持体との距離を保つと共に、現像剤担持体の軸体と駆動
手段の軸体との距離を一定に保つようになっているの
で、駆動手段が現像剤担持体に回転力を伝達する際の振
動を減少し、高画質な現像装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第一の実施形態の画像形成装置
の概略構成を示す模式的断面図である。
【図2】図1の現像剤担持体及び潜像担持体の概略構成
を説明する上面断面図である。
【図3】図2の本体ギア及びガイド部材の概略構成を説
明する側面断面図である。
【図4】図2の本体ギアの軸上ベアリング及びガイド部
材との関係を示す概略構成断面図である。
【図5】図2の駆動ギア及びガイド部材の概略構成を示
す断面図である。
【図6】本発明における第二の実施形態の現像剤担持体
及び潜像担持体の概略構成を示す上面断面図である。
【図7】図6のガイド部材、スリーブギア及び本体ギア
の関係を説明する概略構成断面図である。
【図8】従来の画像形成装置に備えられた現像剤担持体
及び潜像担持体の概略構成を示す上面断面図である。
【図9】図8の駆動ギア及び本体ギアの概略構成を示す
断面図である。
【図10】従来の現像装置と潜像担持体の関係を説明す
る概略構成断面図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム(潜像担持体) 3 現像装置 12 現像スリーブ(現像剤担持体) 20 突き当てコロ 40 位置決めコロ(第一規制部材) 41,42 規制部材(第二規制部材)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤担持体が潜像担持体に所定間隔を
    保ち対向し着脱自在に画像形成装置本体に支持されてい
    る現像装置であって、潜像担持体に対向する回転自在な
    現像剤担持体と、現像剤担持体に回転力を伝達して現像
    剤担持体を回転させる駆動手段と、画像形成装置本体に
    支持され現像剤担持体が潜像担持体へ向けた対向方向に
    移動可能な、現像剤担持体の軸方向両端部のうち少なく
    とも一方の端部が上記対向方向で移動することを規制す
    る規制部材とを有する現像装置において、規制部材は、
    互いに協働する第一規制部材と第二規制部材とを備え、
    第一規制部材は、現像剤担持体の軸方向両端部に同軸線
    上に設けられ、第二規制部材は、駆動手段の軸体を回転
    自在に支持すると共に、第一規制部材を介して現像剤担
    持体が潜像担持体へ向けた対向方向に移動可能な、少な
    くとも現像剤担持体の一方の軸方向端部を上記対向方向
    での移動の向きを規制することを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 駆動手段は、現像剤担持体に回転力を伝
    達し現像剤担持体を回転させるように、現像剤担持体の
    軸体方向端部に設けられた歯車と噛合する歯車を駆動手
    段の軸体に備えていることとする請求項1に記載の現像
    装置。
  3. 【請求項3】 第一規制部材は、現像剤担持体と同軸線
    をもつ円筒状若しく円柱状であることとする請求項1又
    は請求項2に記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 第二規制部材は、駆動手段が現像剤担持
    体に回転力を伝達する部分を覆う形状であるこことする
    請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の現像装
    置。
  5. 【請求項5】 第二規制部材は、潜像担持体に対して相
    対回転可能に潜像担持体の軸に嵌合する形状であること
    とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の現
    像装置。
  6. 【請求項6】 第二規制部材は、現像剤担持体の軸体方
    向の両端に備えられていることとする請求項1乃至請求
    項5のいずれか一項に記載の現像装置。
  7. 【請求項7】 第二規制部材は、回転可能な潜像担持体
    の軸を支持する部材に取り付けられていることとする請
    求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の現像装置。
  8. 【請求項8】 一連の画像形成プロセスにより形成され
    た画像を記録媒体に記録する画像形成装置であって、請
    求項1に記載の現像装置を備える画像形成装置。
  9. 【請求項9】 駆動手段は、現像剤担持体に回転力を伝
    達し現像剤担持体を回転させるように、現像剤担持体の
    軸体方向端部に設けられた歯車と噛合する歯車を駆動手
    段の軸体に備えていることとする請求項8に記載の画像
    形成装置。
  10. 【請求項10】 第一規制部材は、現像剤担持体と同軸
    線をもつ円筒状若しく円柱状であることとする請求項8
    又は請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 第二規制部材は、駆動手段が現像剤担
    持体に回転力を伝達する部分を覆う形状であるこことす
    る請求項8乃至請求項10のいずれか一項に記載の画像
    形成装置。
  12. 【請求項12】 第二規制部材は、潜像担持体に対し相
    対回転可能に潜像担持体の軸に嵌合する形状であること
    とする請求項8乃至請求項11のいずれか一項に記載の
    画像形成装置。
  13. 【請求項13】 第二規制部材は、現像剤担持体の軸体
    方向の両端に備えられていることとする請求項8乃至請
    求項12のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 第二規制部材は、回転可能な潜像担持
    体の軸を支持する部材に取り付けられていることとする
    請求項8乃至請求項13のいずれか一項に記載の現像装
    置。
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