JP2000089305A - ストロボシステム - Google Patents

ストロボシステム

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JP2000089305A
JP2000089305A JP10253083A JP25308398A JP2000089305A JP 2000089305 A JP2000089305 A JP 2000089305A JP 10253083 A JP10253083 A JP 10253083A JP 25308398 A JP25308398 A JP 25308398A JP 2000089305 A JP2000089305 A JP 2000089305A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】設定された光量比が実際の被写体陰影条件に合
致するモデリング発光が可能なストロボシステムを提供
する。 【解決手段】外付きストロボを有するカメラをマスター
送信装置とし、スレーブストロボをマスター送信装置で
制御するストロボシステムを構成し、スレーブストロボ
にプリ発光を指示し、プリ発光による被写体反射光を測
光して得られた測光値とあらかじめ設定した光量比情報
から、被写体反射光が所定の光量比となるべく各ストロ
ボの発光量を演算し、この演算された発光量をモデリン
グ光量情報としてマスタ送信装置のストロボとスレーブ
ストロボに対して発光を指示するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数のストロボを用
いた多灯撮影ストロボシステムで、ストロボの実際の設
定光量比に応じた被写体の陰影状況を撮影に先立ち確認
可能なストロボシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】写真撮影を行う際に、被写体に生じる影
や陰影は重要な写真表現の手段である。しかしながら、
ストロボを用いた写真撮影においては、ストロボ光は発
光時間が数msec程度の瞬間光であるので、テスト発
光を行ってもストロボにより生じる影や被写体の陰影を
詳細に観察することは困難であった。そのため写真スタ
ジオで用いられているストロボには、モデリングランプ
と称して、白熱電球がストロボの放電管と等価位置に配
置されており、また、ストロボの発光光量に同期してモ
デリングランプの明るさが制御されるようにできている
ので、ストロボ撮影の前に被写体の陰影や、被写体に生
じる影などを確認することができるようになっている。
【0003】しかしながら、アマチュアが使う電池を電
源とするような小型のストロボでは、電池の容量的に
も、また、ストロボの大きさの制限からも、ストロボ内
に陰影が確認できるほどの白熱電球を搭載することが不
可能であるので、ストロボ自体を間欠的に所定秒時発光
させて、モデリングランプの代用とすることが行われて
いる。
【0004】このストロボ自体を間欠的に発光させてモ
デリングランプとする方式の第1例として、特開平7−
120815号公報では、カメラ本体に内蔵したストロ
ボから光パルス信号を発生し、スレーブストロボはこの
信号を受信して間欠モデリング発光させる例が開示され
ている。
【0005】また第2例では、特開平7−159866
号公報には有線接続で設定した所定光量比で間欠モデリ
ング発光を行う例が開示されている。また、第3例とし
て特開平8−43890号公報には無線で多灯モデリン
グを行う例が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記第1例
では、複数のスレーブストロボが配置されている場合で
も、いずれのストロボも同等の光量で光る為に、セッテ
ィングが変われば被写体に対する光量比も変わってしま
うという問題をもっている。これはモデリングに関して
も同じである。
【0007】これはある面では距離を変えてストロボを
セッティングすることにより任意の光量比を得られるメ
リットもあるが、たとえば2台のスレーブストロボの光
量比を1:2に設定したい場合は2台のストロボの被写
体との距離比は√2:1に、1:3の場合は√3:1に
設定する必要があり、距離設定の難しさを伴う。さらに
ストロボ自体の光質を柔らかくするようなディフーザー
等を用いた場合は、実際の被写体での光量比はさらに分
からなくなってしまう。
【0008】また上記第2例では、複数のストロボを有
線で接続し、各々のストロボで設定した発光量情報に基
づき、本発光を行い、また設定された発光量情報に対応
した光量で間欠モデリング発光を行うものであるが、発
光部自体の光量を設定するものであるので、被写体とス
トロボの距離が変われば実際の設定光量比は得られず、
またモデリング発光も同様に被写体とストロボの距離が
変われば被写体での設定光量比は得られない。
【0009】また上記第3例では無線で複数のストロボ
に間欠モデリング発光を指示するものであるが、第1例
と同様に、いずれのストロボも同等の光量で光る為に、
セッティングが変われば被写体に対する光量比も変わっ
てしまうという問題をもっている。これはモデリングに
関しても同じである。
【0010】従って上記従来例では等光量で間欠モデリ
ング発光を行うか、発光部の設定光量に比例した光量で
間欠モデリング発光を行うものであり、実際の被写体に
対する光量にモデリング発光が対応しているものがなか
った。
【0011】本出願に係る発明の目的は、上記課題に鑑
みてなされたものであり、設定された光量比が実際の被
写体陰影条件に合致するモデリング発光が可能なストロ
ボシステムを提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本出願に係る発明の目的
を実現する第1の構成は、マスター送信装置からスレー
ブストロボ装置に対しての通信を行い、スレーブストロ
ボ装置の制御を行うストロボシステムにおいて、前記マ
スター送信装置は、1または複数のスレーブストロボ装
置に対して順次プリ発光を指示する情報の送信手段と、
プリ発光による被写体反射光を測光する手段と、測光し
た被写体反射光と設定された光量比情報から、被写体反
射光が所定の光量比となるべく各ストロボ装置の発光量
を演算する手段と、この演算された発光量をモデリング
光量情報としてストロボ装置に対して発光を指示する情
報の送信手段を有し、前記スレーブストロボ装置は、前
記マスター送信装置からの情報を受信する手段と、閃光
発光手段を有し、前記プリ発光を指示する情報を受信し
て、前記閃光発光手段を用いて所定のプリ発光を行い、
前記所定光量のモデリング発光を指示する情報を受信し
て、前記指示された所定光量によるモデリング発光を行
うものである。
【0013】本出願に係る発明の目的を実現する第2の
構成は、前記情報の送信手段は、閃光発光手段をパルス
的に発光させて光信号として情報を送信することを特徴
とする請求項1記載のストロボシステム。
【0014】本出願に係る発明の目的を実現する第3の
構成は、前記モデリング発光は閃光発光手段を間欠的に
所定回数発光させるようにしたものである。
【0015】本出願に係る発明の目的を実現する第4の
構成は、前記所定光量によるモデリング発光は、前記閃
光発光手段を所定発光光度で所定時間発光を行うフラッ
ト発光を、間欠的に所定回数行うようにしたものであ
る。
【0016】本出願に係る発明の目的を実現する第5の
構成は、1または複数のスレーブストロボ装置に対して
マスター送信装置から通信を行うストロボシステムにお
いて、前記マスター送信装置は、特定のストロボに対し
てプリ発光を指示し、プリ発光の指示で発光したストロ
ボ装置の反射光を測光すると共にこの測光値にて得られ
た測光情報に基づいて前記特定のストロボの発光量を演
算し、この発光量をスレーブストロボ装置に送信して藻
でリング発光の指示を行い、前記スレーブストロボ装置
は前記指示された発光量でモデリング発光を行うように
したものである。
【0017】本出願に係る発明の目的を実現する第6の
構成は、前記マスター送信装置は、カメラとストロボで
構成されるものである。
【0018】本出願に係る発明の目的を実現する第7の
構成は、前記マスター送信装置と前記スレーブストロボ
装置とは、光通信により接続されているものである。
【0019】本出願に係る発明の目的を実現する第8の
構成は、前記マスター送信装置と前記スレーブストロボ
装置とは、有線で接続されているものである。
【0020】本出願に係る発明の目的を実現する第9の
構成は、前記通信の内容は、所定長のデジタルコード化
されたパルス列からなるグループを単位として複数のグ
ループのデータを通信するとともに、各グループのデー
タを一連の情報として時系列で通信し、モデリング情報
を送信後少なくともスレーブストロボをモデリング情報
に基づいて発光させるものである。
【0021】本出願に係る発明の目的を実現する第10
の構成は、前記グループは、モデリング発光モードを指
示するパルス列の第1のグループと、そのモードでの発
光量を指示するパルス列の第2のグループを含むもので
ある。
【0022】本出願に係る発明の目的を実現する第11
の構成は、前記マスター送信装置は、閃光装置を内蔵す
るカメラとするものである。
【0023】本出願に係る発明の目的を実現する第12
の構成は、前記マスター送信装置は、カメラとカメラに
接続されるストロボで構成されているものである。
【0024】本出願に係る発明の目的を実現する第13
の構成は、前記マスター送信装置とスレーブストロボ装
置は、光通信により接続されているものである。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は本発明を1眼レフレックス
カメラに適用して実施したストロボ制御カメラシステム
の主に光学的な構成を説明した横断面図である。
【0026】1はカメラ本体であり、この中に光学部
品、メカ部品、電気回路、フィルムなどを収納し、写真
撮影が行えるようになっている。2は主ミラーで、観察
状態と撮影状態に応じて撮影光路へ斜設されあるいは退
去される。また主ミラー2はハーフミラーとなってお
り、後述する焦点検出光学系に被写体からの光線の約半
分を透過させている。3は撮影レンズ11の予定結像面
に配置されたピント板、4はファインダー光路変更用の
ペンタプリズム、5はアイピースで撮影者はこの窓より
ピント板3を観察することで、撮影画面を観察すること
ができる。6,7は観察画面内の被写体輝度を測定する
為の結像レンズと測光センサーで、結像レンズ6はペン
タプリズム4内の反射光路を介してピント板3と測光セ
ンサー7を共役に関係付けている。
【0027】8はシャッター、9は感光部材で、銀塩フ
ィルム等より成っている。
【0028】25はサブミラーであり被写体からの光線
を下方に折り曲げて、焦点検出ユニット26の方に導い
ている。焦点検出ユニット26内には、2次結像ミラー
27、2次結像レンズ28、焦点検出ラインセンサ29
等から成っている。2次結像ミラー27、2次結像レン
ズ28により焦点検出光学系を成しており、撮影光学系
の2次結像面を焦点検出ラインセンサ29上に結んでい
る。焦点検出ユニット26は既知の位相差検出法により
撮影画面内の被写体の焦点状態を検出し、撮影レンズの
焦点調節機構を制御することにより自動焦点検出装置を
実現している。10はカメラとレンズとのインターフェ
イスとなるマウント接点群であり、11はカメラ本体に
据え付けられるレンズ鏡筒である。12〜14は撮影レ
ンズであり12は1群レンズで、光軸上を前後に移動す
ることで、撮影画面のピント位置を調整することができ
る。13は2群レンズで光軸上を前後に可動すること
で、撮影画面の変倍となり撮影レンズの焦点距離が変更
される。14は3群固定レンズである。15は撮影レン
ズ絞りである。
【0029】16は1群レンズ駆動モータであり、自動
焦点調節動作に従って1群レンズを前後に移動させるこ
とにより自動的にピント位置を調整することができる。
17はレンズ絞り駆動モータであり、これにより撮影レ
ンズ絞りを所望される絞り径に駆動できる。
【0030】18は外付けストロボ(閃光装置)で、カ
メラ本体1に取り付けられ、カメラからの信号に従って
発光制御を行うものである。19は発光管としてのキセ
ノン管で電流エネルギーを発光エネルギーに変換する。
20,21は反射板とフレネルレンズであり、それぞれ
発光エネルギーを効率良く被写体に向けて集光する役目
である。22はカメラ本体1と外付けストロボ18との
インターフェースとなるストロボ接点群である。30
は、グラスファイバー等の光伝達手段でありキセノン管
19の発光した光をモニタする受光手段であるフォトダ
イオード等の第1受光手段としての受光素子31に導い
ている。31はストロボのプリ発光及び本発光の光量を
直接測光しているものである。32は、やはりキセノン
管19の発光した光をモニタする第2の受光手段であ
る、フォトダイオード等の受光素子である。受光素子3
2の出力によりキセノン管19の発光電流を制限してフ
ラット発光の制御を行うものである。20a,20bは
反射笠20と一体となったライトガイドであり、受光素
子32、またはファイバー30にキセノン管の光を反射
して導く。
【0031】次に、図2及び図3は本実施の形態の電気
回路ブロック図を示している。図1と対応する部材には
同じ番号が付されている。
【0032】カメラ側の制御手段として、カメラマイコ
ン(マイクロコンピュータ)100は、発振器101で
作られるクロックをもとに内部の動作が行われる。
【0033】記憶手段としてのEEPROM100b
は、フィルムカウンタその他の撮影情報を記憶可能であ
る。100cのA/D(アナログ−ディジタル変換器)
は、焦点検出回路105、測光回路106からのアナロ
グ信号をA/D変換し、カメラマイコン100はそのA
/D値を信号処理することにより各種状態を設定する。
カメラマイコン100には、焦点検出回路105、測光
回路106、シャッター制御回路107、モーター制御
回路108、フィルム走行検知回路109、スイッチセ
ンス回路110、LCD駆動回路111が接続されてい
る。また、撮影レンズ内に配置されたレンズ制御回路と
してのマイコン(マイクロコンピュータ)112とはマ
ウント接点10を介して信号の伝達がなされ、外付けス
トロボとは、ストロボ接点群22を介してストロボ側の
処理手段としてのストロボマイコン(マイクロコンピュ
ータ)238と信号の伝達がなされる。
【0034】焦点検出回路105はカメラマイコン10
0の信号に従い、公知の測距素子であるCCDラインセ
ンサー29の蓄積制御と読み出し制御を行って、それぞ
れの画素情報をカメラマイコン100に出力する。カメ
ラマイコン100はこの情報をA/D変換し周知の位相
差検出法による焦点検出を行う。
【0035】カメラマイコン100は焦点検出情報によ
り、レンズマイコン112と信号のやりとりを行うこと
によりレンズの焦点調節を行う。
【0036】測光回路106は被写体の輝度信号とし
て、測光センサ7からの出力をカメラマイコン100に
出力する。測光回路106は、被写体に向けてストロボ
光をプリ発光していない定常状態とプリ発光しているプ
リ発光状態と双方の状態で輝度信号を出力し、カメラマ
イコン100は輝度信号をA/D変換し、撮影の露出の
調節の為の絞り値の演算とシャッタースピードの演算、
及び露光時のストロボ本発光量の演算を行う。
【0037】シャッター制御回路107は、カメラマイ
コン100からの信号に従って、フォーカルプレンシャ
ッタ8を構成するシャッター先幕駆動マグネットMG−
1、およびシャッター後幕駆動マグネットMG−2を走
行させ、露出動作を担っている。
【0038】モータ制御回路108は、カメラマイコン
100からの信号に従ってモータを制御することによ
り、主ミラー2のアップダウン、及びシャッターのチャ
ージ、そしてフィルムの給送を行っている。
【0039】フィルム走行検知回路109は、フィルム
給送時にフィルムが1駒分巻き上げられたかを検知し、
カメラマイコン100に信号を送る。
【0040】SW1は不図示のレリーズ釦の第1ストロ
ークでONし、測光、AFを開始するスイッチとなる。
SW2はレリーズ釦の第2ストロークでONし、露光動
作を開始するスイッチとなる。SWFELKはプリ発光
を独立して行うスイッチであり、SWSTPDNは撮影
前に被写界深度を確認する為にレンズの絞りを絞り込む
為の絞り込みスイッチであり、スイッチSW1、SW
2、SWFELK及びその他不図示のカメラの操作部材
からの信号は、スイッチセンサ回路110が検知し、カ
メラマイコン100に送っている。
【0041】液晶表示回路111はファインダー内LC
D24とモニタ用LCD42の表示をカメラマイコン1
00からの信号に従って制御している。SWXはストロ
ボ発光開始スイッチであり、シャッター先幕走行完了と
同時にオンする。
【0042】次にカメラマイコン100のストロボとレ
ンズのインターフェース端子の説明を行う。
【0043】SCKはストロボとのシリアル通信を行う
為の同期クロックの出力端子、SDOはストロボとのシ
リアル通信の為のシリアルデータ出力端子、SDIはス
トロボとのシリアル通信の為のデータ入力端子、SCH
Gはストロボの発光可能を検出する為の入力端子、LC
Kはレンズとのシリアル通信を行う為の同期クロックの
出力端子、LDOはレンズとのシリアル通信の為のシリ
アルデータ出力端子、LDIはレンズとのシリアル通信
の為のデータ入力端子である。
【0044】次にレンズの構成に関して説明を行う。カ
メラ本体とレンズはレンズマウント接点10を介して相
互に電気的に接続される。このレンズマウント接点10
はレンズ内のフォーカス駆動用モータ16、および絞り
駆動用モータ17の電源用接点であるL0、レンズ制御
手段としてのレンズマイコン112の電源用接点である
L1、公知のシリアルデータ通信を行う為のクロック用
接点L2、カメラからレンズへのデータ送信用接点L
3、レンズからカメラへのデータ送信用接点L4、前記
モータ用電源に対するモータ用グランド接点であるL
5、前記レンズマイコン112用電源に対するグランド
接点であるL6で構成されている。
【0045】レンズマイコン112は、これらのレンズ
マウント接点10を介してカメラマイコン100と接続
され、1群レンズ駆動モータ16及びレンズ絞りモータ
17を動作させ、レンズの焦点調節と絞りを制御してい
る。35,36は光検出器とパルス板であり、レンズマ
イコン112がパルス数をカウントすることにより1群
レンズの位置情報を得ることができ、レンズの焦点調節
を行うことができる。次にストロボの構成に関して図3
を用いて説明を行う。
【0046】201は電源であるところの電池、202
は公知のDC−DCコンバータであり、電池電圧を数1
00Vに昇圧する。
【0047】203は発光エネルギーを蓄積するメイン
コンデンサ、204,205は抵抗であり、メインコン
デンサ203の電圧を所定比に分圧する。206は発光
電流を制限する為の第1のコイル、207は発光停止時
に発生する逆起電圧を吸収する為の第1のダイオード、
208は発光電流を制限する為の第2のコイル、209
は発光停止時にコイル8に発生する逆起電圧を吸収する
為の第2のダイオードである。
【0048】19は発光手段であるキセノン(Xe)
管、211はトリガ発生回路、212はIGBTなどの
発光制御回路、213はコイル208をバイパスさせる
為のスイッチング素子であるところのサイリスタであ
り、Xe管19を用いて光通信を行う時にXe管19か
ら短い光パルスを発生させる場合、および、閃光発光時
の発光停止時の停止制御性を良くする際にコイル208
に電流を流さない様にサイリスタ213で発光電流をバ
イパスさせる。
【0049】214はサイリスタ213をターンオンさ
せる為にサイリスタ213の制御極であるゲートに電流
を流す為の抵抗、215はサイリスタ213がオフ状態
の時に該サイリスタのゲートにノイズが印加されてター
ンオンすることを防止する為のゲート電位安定化抵抗、
216はサイリスタ213を急速にオンさせる為のコン
デンサ、217はサイリスタ213がオフ状態の時に該
サイリスタのゲートにノイズが印加されてターンオンす
ることを防止する為のノイズ吸収コンデンサ、218は
サイリスタ213のゲート電流をスイッチングする為の
トランジスタである。
【0050】219,220は抵抗、221はトランジ
スタ218をスイッチングする為のトランジスタ、22
2,223は抵抗である。
【0051】230はデータセレクタであり、Y0、Y
1の2入力の組み合わせにより、D0、D1、D2を選
択してYに出力する。
【0052】231はFP発光(フラット発光)の発光
強度調停用のコンパレータ、232は閃光発光時の発光
量調停用のコンパレータ、32はFP発光制御用の受光
センサであるところのフォトダイオードであり、発光手
段であるXe管19の光出力をモニタする。
【0053】234はフォトダイオード32に流れる微
少電流を増幅すると共に光電流を電圧に変換する測光回
路、31は閃光発光制御用の受光センサであるところの
フォトダイオードであり、発光手段であるXe管19の
光出力をモニタする。
【0054】236はフォトダイオード31に流れる光
電流を電圧に変換すると共に高電流を対数変換し積分す
る為の測光積分回路である。
【0055】238はストロボ全体の動作を制御するマ
イコン、22はカメラ本体との通信を行う為にホットシ
ューに設けられた接点群、240はストロボの動作状態
を表示する表示手段であるところの液晶ディスプレイで
ある。
【0056】241はストロボのワイヤレス動作状態を
設定するワイヤレスセレクタースイッチ、242はスト
ロボの電源オンオフを制御する電源スイッチ、243は
ストロボの発光可能状態を表示するLED、244はス
トロボが適正光量で撮影できたことを表示するLEDで
ある。
【0057】245は公知のモータ制御回路、246は
カメラ本体100に接続されたレンズ11の焦点距離に
合致してXe管19および反射笠20を移動し、照射角
を設定する為のモータである。
【0058】247は液晶240を照明する為のバック
ライト点灯スイッチ、248はストロボの発光モードを
選択する為のモードスイッチ、249は発光モードに付
随したパラメータ(例えばマニュアル発光時の発光量
等)を選択する為のスイッチ、250は前記パラメータ
設定値を増加させる為のアップスイッチ、251は前記
パラメータを減少させる為のダウンスイッチ、252は
手動で発光照射角を設定する為のズームスイッチであ
る。
【0059】253,254,255は発光照射角の位
置を示すエンコーダ、256は光通信信号を受信する為
の受光素子であるところのフォトダイオード、257は
フォトダイオード256に流れる光電流を増幅し、電圧
に変換する受光回路である。次にマイコン238の各端
子を説明する。
【0060】CNTはDC/DCコンバータ2の充電を
制御する制御出力端子、LCDSは液晶240を表示す
る為の配線群、COM1はスイッチ241のグランド電
位に相当する制御出力端子、NORMはストロボの動作
状態が通常撮影状態(ワイヤレスモードではない)時に
選択される入力端子である。
【0061】MASTERはストロボの動作状態がワイ
ヤレスマスターモード、すなわちカメラホットシュー接
点群22を用いてカメラに接続され、ワイヤレススレー
ブストロボの動作を制御する状態である時に選択される
入力端子、SLAVEはストロボの動作状態がワイヤレ
ススレーブモード、すなわちカメラから離れた位置に設
置され、マスターストロボからの発光制御光信号を受光
素子256で受信し、ストロボの発光を制御する状態で
ある時に選択される入力端子である。
【0062】次に、COM2はスイッチ242のグラン
ド電位に相当する制御出力端子、OFFはストロボが電
源オフ時に選択される入力端子、ONはストロボが電源
オン時に選択される入力端子、SEはストロボが所定時
間経過後に電源オフ状態になる時に選択される入力端子
である。
【0063】CLKはカメラとのシリアル通信の同期ク
ロック入力端子、DOは同期クロックに同期して、スト
ロボからカメラにシリアルデータを転送する為のシリア
ルデータ出力端子、DIは同期クロックに同期して、カ
メラからストロボにシリアルデータを転送する為のシリ
アルデータ入力端子である。
【0064】M0、M1はモータドライバの4動作状態
(CW駆動、CCW駆動、モータオフ、モータブレー
キ)を制御する為の出力端子、ZOOM0、ZOOM
1、ZOOM2は前述のズーム位置を示すエンコーダ2
53,254,255を入力する入力端子、COM0は
ズームエンコーダ等のグランド電位に相当する制御出力
端子、ZOOMは前述ズーム位置設定スイッチ252の
入力端子、DOWNはストロボ設定情報の減少スイッチ
251の入力端子、UPはストロボ設定情報の増加スイ
ッチ250の入力端子、SEL/SETは前述のデータ
選択スイッチ249の入力端子、MODEは前述の発光
モード選択スイッチ248の入力端子、LIGHTは前
述の照明スイッチ247の入力端子、YINはデータセ
レクタ230の出力状態検出の為の入力端子、INTは
測光積分回路236の積分制御出力端子であり、AD0
は測光積分回路236の発光量を示す積分電圧を読み込
む為のA/D変換入力端子であり、DA0はコンパレー
タ231および232のコンパレータ電圧を出力する為
のD/A出力端子である。
【0065】Y0、Y1は前述データセレクタ230の
選択状態設定出力端子であり、TRIGは発光トリガ発
生出力端子であり、SCR_CTRLはサイリスタ21
3の制御出力端子である。
【0066】図4は本実施の形態によるストロボ装置の
外観図である。
【0067】各スイッチおよび表示等は図3と同じ番号
を付しているので、説明は省略する。なお、241のワ
イヤレスモードセレクタースイッチは、3状態に設定可
能なスライドスイッチであり、NORMは通常撮影状
態、MASTERはカメラに装着するマスターストロボ
状態、SLAVEはカメラ本体から離れた位置に配置す
るスレーブストロボ状態を意味する。また、258は前
述光信号受光素子256の受光窓である。
【0068】図5は本実施の形態によるワイヤレススト
ロボシステムを用いた撮影例を示す図であり、2台のス
トロボを用いて、A,Bの2グループの2灯光量比撮影
を行う例である。この際カメラ1に接続されたストロボ
はグループAとして設定し、自分自身も発光するととも
に、カメラ本体から離した位置に配置されるグループB
に設定されたスレーブストロボに制御情報を送信し、グ
ループBのストロボとの間で任意の光量比で撮影ができ
る。また、本発光時の光量比と同じ比率でモデリング発
光を行うことができる。
【0069】このカメラ1に接続されたマスターストロ
ボの発光モードをマスター発光モードと呼ぶ。なお、2
灯制御の各々を、グループA、グループBと呼ぶのは、
それぞれ1台だけではなく、ガイドナンバーを大きくす
る為に、例えばグループAのマスターストロボ以外にも
スレーブモードに設定したグループAストロボを設定し
てもよいし、グループBのストロボを複数台設定しても
よい為である。
【0070】また、各々のストロボは同一のもので良
く、カメラ1に接続されたマスターストロボMSは前述
のワイヤレスモード選択スイッチ241がMASTER
に設定されてあり、スレーブストロボSSは前述のワイ
ヤレスモード選択スイッチ241がSLAVEに設定さ
れている。
【0071】次に図6を用いて、ストロボの液晶表示器
240の表示例を説明する。
【0072】図6の(A)は、マスターモード設定時の
表示例であり、301は自動調光モードを示すモード表
示、302はFP発光可能であることを示す表示アイコ
ン、303は現在のズーム位置を示すズーム表示、30
4はワイヤレスマスターモードに設定されていることを
示す表示アイコン、305はマスター発光モードに設定
されていることを示す正面発光マークであり、306は
選択されたチャネルを示すチャネル表示である。
【0073】320は光量比設定モードであることを示
す表示であり、グループAストロボとグループBストロ
ボの2グループを制御できることを示している。321
はA:Bの光量比を示す表示であり、本実施の形態では
A:Bの光量比を8:1から1:8まで1/2段刻みに
連続的に設定できる。設定した光量比は322のマーク
点灯位置により視覚的に認識できる。なお、本実施の形
態では正面発光可能設定のマスターストロボはグループ
Aとしている。
【0074】図6の(B)はグループBに設定したワイ
ヤレススレーブモードの表示例である。スレーブモード
時はワイヤレス表示アイコンは矢印がストロボ側を向く
ことによりスレーブモードであることを視覚的に表現す
る。307は発光グループ表示であり、グループBに設
定されたスレーブストロボであることを示す。
【0075】次に2灯光量比モデリング発光の動作を説
明する。
【0076】2灯光量比モデリング発光の動作の概略
は、第1のグループ(グループA)のストロボがプリ発
光を行い、カメラが受光するその反射光により第1の測
光値を求め、次に第2のグループ(グループB)のスト
ロボがプリ発光を行い、カメラが受光するその反射光に
より第2の測光値を求め、カメラは設定されているグル
ープAとグループBの光量比よりA、B各グループの適
正本発光量を求めて、その発光量の比のまま、A、B両
グループのストロボに発光量に応じた光量の間欠発光を
行うことによる。
【0077】図7はグループAとグループBを所定光量
比で撮影する為の各グループの光量補正量を示すテーブ
ルである。
【0078】同図において、第1列のA:B表示は、図
6のストロボの液晶表示器240の光量比表示321、
および光量比設定値表示322で示される光量比であ
り、第2列は光量比表示321の数値表示の中間値に対
応している。第3列はグループAストロボの光量補正値
であり、第4列はグループBストロボの光量補正値であ
る。
【0079】すなわち、グループAストロボとグループ
Bストロボを同一被写体に照射する場合で、双方の光量
が加算されて適正にする為には、各グループ毎のストロ
ボのプリ発光による被写体反射光を測光して演算された
各々のグループの適正本発光量に図7の発光補正量を加
算して本発光を制御することにより適正光量が得られ
る。
【0080】例えば、グループA:グループB=1:1
にする為には、各グループ1灯のみで発光した場合の適
正発光量を各々求め、図7に示すように1:1の場合の
グループA光量補正量=−1F、グループB光量補正量
=−1Fを各グループの発光量に加算して本発光を行う
ことにより、所望の光量比の適正光量を得ることができ
る。
【0081】モデリング発光をする際は、この得られた
各グループの本発光光量の比率のまま、発光量の大きい
グループの発光量をモデリング1発あたりの最大発光量
にシフトして、発光量の小さいグループの発光量も同様
のシフト量を加算することにより、本発光の発光量比と
同じ光量比のモデリング発光を行うことができる。
【0082】本実施の形態では、マスターストロボMS
においてこの光量比の設定を行う為に、このテーブルは
マスターストロボ内のマイコンROM内に記憶されてお
り、カメラ側の要求に応じて、シリアル通信にてカメラ
に通信するようにしている。但し光量比設定値のみをス
トロボで情報として有し、その光量比に対応した光量比
テーブルをカメラ内で有する様にしてもよい。
【0083】次に、図8、図9を用いてモデリング発光
時のカメラおよびストロボの動作を説明する。
【0084】図8は所定光量比のモデリング発光を行う
場合の動作を説明するフローチャートであり、図9はタ
イミングを説明するタイミングチャートである。
【0085】[ステップ100] 図9の時刻t0に於
いて、カメラのモデリング開始スイッチをオンすると、
グループAに設定されているストロボにプリ発光を指示
する為に、時刻t1でカメラの通信ラインCLK(図9
B)、DO(図9C)、DI(図9D)を介してマスタ
ーストロボMSに対して公知のシリアル通信でプリ発光
指示を行う。
【0086】[ステップ101] マスターストロボM
Sはこのカメラからの通信を受信すると、図9(1)、
(2)に示す様に、Xe管19をパルス的に発光させ、
この光パルスの組み合わせでAグループワイヤレススレ
ーブストロボに対してプリ発光を指示する光通信を送信
する。
【0087】この光通信は2バイトからなる光パルスで
構成され、図9(1)で示す1バイト目は先頭の2bi
tの間隔が前述の混信防止のチャネルを示すものであ
り、残りの所定間隔の8bitの光パルスが1バイト目
のデータを示すものであり、グループAに所定時間のプ
リ発光を指示する為のコマンドとなっている。
【0088】続く2バイト目(図9(2))は、先頭の
1bitがスタートパルスであり、残りの所定間隔の8
bitの光パルスがグループAのプリ発光光度を示すデ
ータで、この2バイト目を送信終了すると、ストロボは
D0信号ラインをHiレベルに戻してカメラにプリ発光
指示送信が終わったことを伝達する。なお、このワイヤ
レス通信の為にXe管をパルス発光をさせる際のマスタ
ーストロボの回路的な動作は後述する。
【0089】[ステップ102] 時刻t5に於いて、
カメラはプリ発光開始指示の為に、CLK通信ラインを
Loレベルに引き下げ、マスターストロボMSはこれを
トリガーとして図9(3)で示す様にカメラから指示さ
れた所定発光光度、所定発光時間のプリ発光を行う。こ
のプリ発光をする際のマスターストロボの動作は後述す
る。
【0090】[ステップ103] マスターストロボの
プリ発光が開始されると、マスターストロボは図9Dに
示す様に、DO通信ラインをLoレベルに引き下げるの
で、カメラはこれに同期してマスターストロボによる被
写体反射光を測光センサー7で測光し、ストロボ適正発
光量(A_GAIN)を算出する。なお、このストロボ
の適正発光量の演算方法に関しては、特開平9−339
92号公報にて詳しく述べてあるので此処では省略する
が、その概略は、プリ発光による被写体反射光を測光す
ることによりプリ発光の発光量の適正光量に対する差を
算出し、本発光の適正発光量を算出するものである。な
お、マスターストロボ以外に、グループAに設定された
スレーブストロボがある場合は、プリ発光指示通信(図
9(1)、(2))を受信し、続くマスターストロボの
プリ発光に同期してプリ発光が行われる。
【0091】[ステップ104] 次にステップ100
と同じ手順で、カメラはマスターストロボに対して公知
のシリアル通信で、グループBストロボのプリ発光を指
示する。
【0092】[ステップ105] マスターストロボM
Sはステップ101と同じ手順で、Xe管19をパルス
発光させてグループBストロボに対してプリ発光指示送
信(図9(4)、(5))を行う。
【0093】一方スレーブストロボSSBは、マスター
ストロボからのプリ発光指示通信(図9(4)、
(5))を受信してプリ発光をする為の準備を行う。
【0094】[ステップ106] カメラはステップ1
02と同じ手順で時刻t11でマスターストロボに対し
てグループBストロボのプリ発光を指示すると、マスタ
ーストロボMSはグループBストロボにプリ発光を開始
させる為に時刻t11でプリ発光開始パルス(図9
(6))を発生する。
【0095】グループBスレーブストロボSSBはこの
発光開始パルスに同期して所定発光時間、所定発光光度
のプリ発光(図9(7))を行う。
【0096】[ステップ107] グループBストロボ
のプリ発光が開始されるタイミングにt11を合わせ
て、マスターストロボは図9Dに示す様に、DO通信ラ
インをLoレベルに引き下げるので、ステップ103と
同様に、カメラはマスターストロボによる被写体反射光
を測光センサー7で測光しストロボ適正発光量(B_G
AIN)を算出する。
【0097】[ステップ108] 事前にストロボから
カメラにシリアル通信ラインCLK、DI、DOを介し
て送られている光量比設定値に相当するAグループスト
ロボとBグループストロボの露出補正値(図7に示すデ
ータでありそれぞれA_COMP、B_COMPとす
る)をA、B各グループストロボのそれぞれの発光量デ
ータに加算して各グループストロボの発光量を演算する
(すなわちA_GAIN=A_GAIN+A_COM
P、B_GAIN=B_GAIN+B_COMP)。
【0098】[ステップ109] カメラはt13のタ
イミングで、ステップ108で算出したA、B各グルー
プの発光量をマスターストロボに指示すると共にモデリ
ングの開始を指示する。
【0099】[ステップ110] マスターストロボM
Sはモデリング発光量を受信すると、ストロボが発光で
きるモデリング発光の最大発光量(MAX_MODE
L)と、A、B各グループストロボの発光量のうちの最
大値(MAX_GAIN=MAX(A_GAIN、B_
GAIN))との差分をそれぞれの発光量に加算するこ
とで実際のモデリング発光量を演算し、モデリング発光
コマンド(図9(8))、Aグループストロボのモデリ
ング発光量(図9(9))、Bグループストロボのモデ
リング発光量(図9(10))をスレーブストロボに対
して送信する。
【0100】[ステップ111] マスターストロボM
Sはステップ110で求めたAグループストロボのモデ
リング発光量にて、時刻t18から所定時間(所定回
数)の間欠発光を行う(図9E、またはG)。
【0101】[ステップ112] スレーブストロボS
SBは時刻t14、t15、t16で受信したモデリン
グ開始コマンドおよびデータのうち、t16のBグルー
プスレーブストロボの発光量にて、時刻t18から所定
時間(所定回数)間欠発光を行う(図9FまたはH)。
【0102】なお、図9のE)またはG)では、モデリ
ング発光の1回の発光は短時間のフラット発光として、
フラット発光の波高値(発光光度)を制御することによ
り光量比を与えている。あるいは所定の発光光度で発光
時間を制御することにより光量比を与えても良い。勿
論、図9のG)またはH)に示す所定光量の閃光発光で
もよいが、一般に閃光発光に対してフラット発光の方が
同じ光量を発生する場合のXe管に流れる電流を少なく
できるので、Xe管の耐久上好ましいと共に、発光電流
のスイッチングにより発生するコイル206または20
7の振動による音を小さく抑えることが可能となる為で
ある。
【0103】次に各発光モード時におけるストロボの回
路の動作を図3の回路図をもとに説明する。
【0104】<ワイヤレス通信発光動作>図10は図9
のt1からt6までのワイヤレス通信のタイミングチャ
ートを拡大したものである。各番号は図9と同一にして
ある。
【0105】マスターストロボマイコン238はカメラ
からのワイヤレス通信指示を受信すると、DA0出力端
子より、ワイヤレス光通信に必要な光パルスの光量に応
じた所定の電圧を発生する。
【0106】次にY0をローレベル、Y1をハイレベル
に設定し、データセレクタ230のD2入力を選択す
る。この際Xe管19は未発光なので、センサ32に光
電流は流れず、コンパレータ231の出力はLoレベル
であるのでコンパレータ231の出力はHiレベルであ
り、発光制御回路211は導通状態となる。さらにSC
R_CTRL端子をHiレベルに設定すると、トランジ
スタ221、トランジスタ218がオンし、トランジス
タ218、抵抗214を通ってサイリスタ213のゲー
トに電流が流れ、サイリスタ213はオン状態となる。
【0107】TRIG端子を所定時間ハイレベルに設定
すると、発光制御回路212は導通状態であるので、X
e管19が発光を開始する。この際、Xe管19に流れ
る電流はコンデンサ203、コイル206、サイリスタ
213を通って流れる。すなわち、コイル208をサイ
リスタ213でバイパスすることにより高速ワイヤレス
通信に必要な立ち上がりの鋭い光パルスが得られる。
【0108】発光が開始されXe管に電流が流れると、
光量は徐々に増加し、発光をモニタするセンサ32の出
力が所定電圧になると、コンパレータ231の出力がH
iレベルからLoレベルに反転し、その出力はD2、Y
を通って発光制御回路212を遮断状態にするので、発
光が停止される。同時にマイコン238はYIN端子で
モニタしているY出力がLoレベルになったのを検知し
てY1、Y0端子をLo、Loレベルに設定し、強制的
に発光停止状態とする。
【0109】以降同様にして、所定時間後にチャネル識
別信号CH.を発生する。このチャネル識別信号は複数
のスレーブストロボSSがある場合にチャネルを選択し
て混信を防ぐ為のものである。続いて送信データの内容
に応じてD7〜D0の必要ビットを等間隔で同様に発光
する。
【0110】時刻t3からの2バイト目の発光も同様に
行われるが、2バイト目以降はSTARTパルスの後の
CH.パルスは出力されず、すぐにD7からD0のデー
タが出力される点が1バイト目の発光と異なるものであ
る。
【0111】<プリ発光動作>ストロボがマスターモー
ドの場合は続くt5のタイミングでプリ発光動作を行
う。マイコン238はカメラから指示されたプリ発光強
度情報に応じて、DA0出力に所定の電圧を設定する。
なお、スレーブストロボの場合は、マスターストロボか
ら受信した発光強度情報に応じて、DA0出力に適正発
光強度となる所定の電圧を設定する。
【0112】次にSCR_CTRL出力端子をローレベ
ルに設定すると、トランジスタ221、および218が
オフするので、サイリスタ213はオフ状態となる。同
時にY0をローレベル、Y1をハイレベルに設定し、入
力D2を選択する。このときキセノン管19はまだ発光
していないので、受光素子32の光電流は流れず、コン
パレータ231の反転入力端子に入力される受光回路2
34の出力は発生せず、コンパレータ231の出力はH
iであるので、発光制御回路212は導通状態となる。
次にTRIG端子を所定時間ハイレベルに設定すると、
トリガ回路211は高圧を発生しキセノン管19を励起
し発光が開始される。この発光電流はコンデンサ203
よりコイル206およびコイル208を通ってXe管1
9に流れる。
【0113】一方、マイコン238は、トリガ発生より
所定時間後、測光積分回路236に積分開始を指示し、
フォトダイオード31の出力を積分開始すると同時に、
所定時間をカウントするマイコン238の不図示の内部
タイマーを起動させる。なお、トリガ発生から積分開始
を遅らせているのは、トリガ発生によるノイズにより、
積分回路が光信号以外のノイズを積分することを防止す
る為であると同時に、実質的な発光はトリガ発生後10
数μsecのディレイがある為である。
【0114】プリ発光が開始されると、受光素子32の
光電流が多くなり、受光回路234の出力が上昇し、コ
ンパレータ231の非反転入力に設定されている所定の
コンパレート電圧より高くなると、コンパレータ231
の出力はLoに反転し、発光制御回路212はキセノン
管19の発光電流を遮断し、放電ループが断たれるが、
ダイオード209、コイル208により環流ループを形
成し、発光電流は回路の遅れによるオーバーシュートが
収まった後は、徐々に減少する。
【0115】発光電流の減少に伴い、発光強度が低下す
るので、受光素子32の光電流は減少し、受光回路23
4の出力は低下し、所定のコンパレートレベル以下に低
下すると、再びコンパレータ231の出力はHiに反転
し、発光制御回路212が再度導通しキセノン管19の
放電ループが形成され、発光電流が増加し発光強度も増
加する。このように、DA0に設定された所定のコンパ
レート電圧を中心に短い周期で発光強度の増加減少を繰
り返し結果的には、所望するほぼ一定の発光強度で発光
を継続させるフラット発光の制御ができる。
【0116】発光時間タイマのカウントにより、所定の
プリ発光時間が経過すると、マイコン238はY1、Y
0端子をLo、Loに設定しデータセレクタ230の入
力はD0すなわちLoレベル入力が選択され、出力は強
制的にLoレベルとなり、発光制御回路212はキセノ
ン管19の放電ループを遮断し、発光終了する。
【0117】発光終了時に、マイコン238は、プリ発
光を積分した測光積分回路236の出力をA/D入力端
子AD0から読み込み、A/D変換し、積分値、すなわ
ちプリ発光時の発光量を本発光の発光量の基準値として
ディジタル値で記憶する。
【0118】<フラットモデリング発光動作>フラット
モデリング発光動作は、前述の演算されたモデリング発
光量に基づき、前述したプリ発光動作と同じフラット発
光動作を所定間隔で所定回数行う。
【0119】<閃光モデリング発光動作>閃光モデリン
グ発光動作は、前述の演算されたモデリング発光量に基
づき、前述したワイヤレス通信発光動作のパルスを発光
する動作と同じ動作を所定の間隔で所定回数行う。
【0120】以上説明した様に、第1の実施の形態では
少なくとも1台以上のストロボに対して順次プリ発光を
指示する情報の送信手段と、プリ発光による被写体反射
光を測光する手段と、測光した被写体反射光と設定され
た光量比情報から、被写体反射光が所定の光量比となる
べく各ストロボの発光量を演算する手段と、この演算さ
れた発光量をモデリング光量情報としてストロボに対し
て発光を指示する情報の送信手段を有し、上記ストロボ
はカメラからの情報を受信する手段と、閃光発光手段を
もち、前記プリ発光を指示する情報を受信して、前記閃
光発光手段を用いて所定のプリ発光を行い、前記所定光
量のモデリング発光を指示する情報を受信して、所定光
量のモデリング発光を行う発光制御手段とを備えること
により、各ストロボは、算出されたモデリング発光量に
従って間欠発光を行うことにより、各ストロボの被写体
との距離やディフーザーの有無灯の発光状態にかかわら
ず、設定された光量比でモデリング発光が行われるの
で、撮影に先立ち実際の撮影と同様の陰影条件を確認す
ることが可能になる。
【0121】(第2の実施の形態)第1の実施の形態で
は、カメラに装着されたストロボと、カメラから離れた
位置にあるストロボとの間で、設定した光量比による撮
影効果を確認する為のモデリング発光を行うものであっ
たが、第2の実施の形態では、2台のスレーブストロボ
を用いて、任意の位置においたスレーブストロボ間で光
量比を設定できるものであり、カメラに装着されたスト
ロボは、2台のスレーブストロボの制御だけを行う。
【0122】図11は制御専用モードとしたマスタース
トロボ(MS)と2台のスレーブストロボを用いた撮影
例を示す図である。この制御専用モードとは、マスター
ストロボ自体は撮影に寄与せず、スレーブストロボの制
御だけを行うモードである。スレーブストロボはグルー
プAに設定したストロボ(SSA)とグループBに設定
したストロボ(SSB)を用いるものであり、マスター
ストロボMSにて設定した光量比により、グループAと
グループBのストロボ間で任意の光量比を設定できるも
のである。
【0123】なお、図11の例ではマスターストロボと
スレーブストロボは同一のものを用いているが、大がか
りなマスターストロボの代わりに、発光量の少ない小型
のXe管や、高輝度ダイオードを用いて、本発光機能を
省いた光通信制御専用のコントローラとしてもよい。
【0124】各ストロボは第1の実施の形態と同じもの
であるので、ここでは説明を省略する。
【0125】次に図12を用いて、第2の実施の形態に
おけるストロボの液晶表示器240の表示例を説明す
る。
【0126】図12の(A)は制御専用モード設定時の
表示例であり、第1の実施の形態で説明した図6(A)
の液晶表示から、305の正面発光マークを消灯し、視
覚的に送信専用モードであることを表現する。
【0127】図12(B)はグループAに設定したワイ
ヤレススレーブモードの表示例である。スレーブモード
時はワイヤレス表示アイコンは矢印がストロボ側を向く
ことによりスレーブモードであることを視覚的に表現す
る。307は発光グループ表示であり、グループAに設
定されたスレーブストロボであることを示す。
【0128】図12(C)はグループBに設定したワイ
ヤレススレーブモードの表示例である。307にグルー
プBに設定されたスレーブストロボであることを示す。
【0129】次に第2の実施の形態に於ける2灯光量比
モデリング発光の動作を図13、図14を用いて説明す
る。
【0130】図13は所定光量比のモデリング発光を行
う場合の動作を説明するフローチャートであり、図14
はタイミングを説明するタイミングチャートである。
【0131】[ステップ200] 図14の時刻t0に
於いて、カメラのモデリング開始スイッチをオンする
と、カメラは時刻t1にマスターストロボに対してグル
ープAストロボに所定のプリ発光を行う為の指示をスト
ロボとカメラの通信ラインを介して公知のシリアル通信
で指示を行う。
【0132】[ステップ201] マスターストロボM
Sはこのカメラからの通信を受信すると、図14
(1)、(2)に示す様に、Xe管19をパルス的に発
光させ、この光パルスの組み合わせでAグループワイヤ
レススレーブストロボに対してプリ発光を指示する光通
信を送信する。送信終了すると、ストロボはD0信号ラ
インをHiレベルに戻してカメラにプリ発光指示送信が
終わったことを伝達する。次に時刻t5に於いて、カメ
ラはプリ発光開始指示の為に、CLK通信ラインをLo
レベルに引き下げ、マスターストロボMSはこれを検出
してプリ発光開始パルス(図14(3))を発生する。
【0133】[ステップ202] スレーブストロボS
SAはマスターストロボからのグループAストロボプリ
発光指示コマンド(図14(1))、およびプリ発光光
度(図14(2))を受信した後、プリ発光開始パルス
(図14(3))に同期して所定発光光度、所定発光時
間のプリ発光を行う(図14の(4))。
【0134】[ステップ203] スレーブストロボの
プリ発光が開始して同期して、マスターストロボは図1
4中の(D)に示す様に、DO通信ラインをLoレベル
に引き下げるので、カメラはこれに同期してスレーブス
トロボによる被写体反射光を測光センサー7で測光し、
ストロボ適正発光量(A_GAIN)を算出する。
【0135】[ステップ204] 次に、ステップ20
0と同じ手順で、カメラはマスターストロボに対して公
知のシリアル通信で、グループBストロボのプリ発光を
指示する。
【0136】[ステップ205] マスターストロボM
Sはステップ201と同じ手順で、Xe管19をパルス
発光させてグループBストロボに対してプリ発光指示送
信(図14(5)、(6))を行う。次にカメラはステ
ップ202と同じ手順で、時刻t11でマスターストロ
ボに対してグループBストロボのプリ発光を指示する
と、マスターストロボMSはグループBストロボにプリ
発光を開始させる為に時刻t11でプリ発光開始パルス
(図14(7))を発生する。
【0137】[ステップ206] 一方、スレーブスト
ロボSSBは、マスターストロボからのプリ発光指示通
信(図14(5)、(6))を受信してプリ発光をする
為の準備を行い、続く発光開始パルスを受信して図14
に示す様に、所定発光時間、所定発光光度のプリ発光
(図14(8))を行う。
【0138】[ステップ207] グループBストロボ
のプリ発光の開始に同期して、マスターストロボは図1
4中のDに示す様に、DO通信ラインをLoレベルに引
き下げるので、ステップ203と同様に、カメラはこれ
に同期してマスターストロボによる被写体反射光を測光
センサー7で測光しストロボ適正発光量(B_GAI
N)を算出する。
【0139】[ステップ208] 事前にストロボから
カメラにシリアル通信ラインCLK、DI、DOを介し
て送られている光量比設定値に相当するAグループスト
ロボとBグループストロボの露出補正値(図8に示すデ
ータでありそれぞれA_COMP、B_COMPとす
る)をA、B各グループストロボのそれぞれの発光量デ
ータに加算して、各グループストロボの発光量を演算す
る(すなわちA_GAIN=A_GAIN+A_COM
P、B_GAIN=B_GAIN+B_COMP)。
【0140】[ステップ209] カメラはt13のタ
イミングで、ステップ208で算出したA、B各グルー
プの発光量をマスターストロボに指示すると共にモデリ
ングの開始を指示する。
【0141】[ステップ210] マスターストロボM
Sはモデリング発光量を受信すると、ストロボが発光で
きるモデリング発光の最大発光量(MAX_MODE
L)と、A、B各グループストロボの発光量のうちの最
大値(MAX_GAIN=MAX(A_GAIN、B_
GAIN))との差分をそれぞれの発光量に加算するこ
とで実際のモデリング発光量を演算し、モデリング発光
コマンド(図14(9))、グループAストロボのモデ
リング発光量(図14(10))、グループBストロボ
のモデリング発光量(図14(11))をスレーブスト
ロボに対して送信する。
【0142】[ステップ211] スレーブストロボS
SAは、時刻t14、t15、t16で受信したモデリ
ング開始コマンドおよびデータのうち、t15のAグル
ープスレーブストロボの発光量にて、時刻t18から所
定時間(所定回数)間欠発光を行う(図14のF)また
はH))。
【0143】[ステップ212] スレーブストロボS
SBは時刻t14、t15、t16で受信したモデリン
グ開始コマンドおよびデータのうち、t16のBグルー
プスレーブストロボの発光量にて、時刻t18から所定
時間(所定回数)間欠発光を行う(図14のG)または
I))。
【0144】以上説明した様に、第2の実施の形態で
は、カメラに装着したスレーブストロボのコントローラ
が、少なくとも2台以上のストロボに対して順次プリ発
光を指示する情報の送信手段と、プリ発光による被写体
反射光を測光する手段と、測光した被写体反射光と設定
された光量比情報から、被写体反射光が所定の光量比と
なるべく各ストロボの発光量を演算する手段と、この演
算された発光量をモデリング光量情報としてストロボに
対して発光を指示する情報の送信手段を有し、上記スト
ロボはカメラからの情報を受信する手段と、閃光発光手
段をもち、前記プリ発光を指示する情報を受信して、前
記閃光発光手段を用いて所定のプリ発光を行い、前記所
定光量のモデリング発光を指示する情報を受信して、所
定光量のモデリング発光を行う発光制御手段とを備える
ことにより、各ストロボは、算出されたモデリング発光
量に従って間欠発光を行うことにより、各ストロボの被
写体との距離やディフーザーの有無灯の発光状態にかか
わらず、設定された光量比でモデリング発光が行われる
ので、撮影に先立ち実際の撮影と同様の陰影条件を確認
することが可能になる。
【0145】(第3の実施の形態)第3の実施の形態で
は、カメラに内蔵されたストロボを用いてスレーブスト
ロボ制御用の信号を発生することにより、カメラから離
れた位置に設置された少なくとも1台以上のストロボを
制御し、設定した光量比による撮影効果を確認する為の
モデリング発光を行うものである。
【0146】図15は第3の実施の形態に於けるカメラ
の横断面を示す。図1と対応する部材には同じ番号が付
されているので説明は省略する。
【0147】同図において、118,119はフレネル
レンズと反射板であり、それぞれ発光エネルギーを効率
良く被写体に向けて集光する役目である。120は発光
手段としてのキセノン管である。121は内蔵ストロボ
のTTL自動調光を行う為のフィルム面の反射光をモニ
タする為の調光センサであり、122は調光センサにフ
ィルム面の像を結像する為のレンズである。123はX
e管120の発光量を直接モニタする為の受光素子であ
る。
【0148】図16は第3の実施の形態に於ける回路の
ブロック図である。図2と対応する部材には同じ番号が
付されている。
【0149】同図に於いて、113はストロボの発光制
御を行う為のストロボ発光回路である。この回路は図1
7で詳細に説明する。
【0150】図17は113のストロボ発光制御回路の
内部を説明する回路図である。同図に於いて、121は
ストロボによるフィルム面反射光を受光してTTL調光
制御を行う為の受光センサ、123はXe管120の発
光を直接モニタする受光センサ、124は電源であると
ころの電池、125は公知のDC−DCコンバータであ
り、電池電圧を数100Vに昇圧する。
【0151】126は発光エネルギーを蓄積するメイン
コンデンサ、127,128は抵抗であり、メインコン
デンサ126の電圧を所定比に分圧する。
【0152】129は発光電流を制限する為のコイル、
130は発光停止時にコイル8に発生する逆起電圧を吸
収するダイオードである。
【0153】131はトリガ発生回路、132はIGB
Tなどの発光制御回路、133はデータセレクタであ
り、Y0、Y1の2入力の組み合わせにより、D0、D
1、D2を選択してYに出力する。
【0154】134はワイヤレスパルス発光時にXe管
120の発光量を調停する為のコンパレータ、135は
TTL調光制御時に所定の発光量でXe管120の発光
量を調停する為のコンパレータ、136は受光センサ1
23に流れる微少電流を増幅すると共に光電流を電圧に
変換する測光回路、137は受光センサ121で受光し
た被写体反射光を積分する為の積分回路である。
【0155】次に、図18は第3の実施の形態における
ワイヤレスストロボシステムを用いた撮影例を示す図で
あり、2台のストロボを用いてA、B、2グループの2
灯光量比撮影を行う例である。
【0156】本第3の実施の形態では、カメラに内蔵し
たストロボが第1、第2実施の形態と同様に、グループ
A、グループB2台のスレーブストロボを制御する為の
ワイヤレス光信号を発生し、カメラ本体から離れた位置
に配置されるグループAに設定されたスレーブストロボ
と、グループBに設定されたスレーブストロボに制御情
報を送信し、各グループ間で任意の光量比での撮影が可
能になる。また本発光時の光量比と同じ比率でモデリン
グ発光を行うことができる。
【0157】図19はワイヤレスモード時のカメラのモ
ニタ用LCD42の表示例である。同図において、14
1はシャッタースピード設定値、142は絞り設定値、
143はフィルム撮影枚数表示、144は高速シンクロ
表示、145はワイヤレスモード表示、146はチャネ
ル表示、147はA:B光量比設定モードであることを
示す表示、148は設定されているA:Bの光量比を示
す表示である。
【0158】次に第3実施の形態に於ける2灯光量比モ
デリング発光の動作を図20、図21を用いて説明す
る。図20は所定光量比のモデリング発光を行う場合の
動作を説明するフローチャートであり、図21はタイミ
ングを説明するタイミングチャートである。
【0159】[ステップ300] 図21の時刻t0に
於いて、カメラのモデリング開始スイッチをオンする
と、カメラは図21(1)、(2)に示す様に、Xe管
19をパルス的に発光させ、この光パルスの組み合わせ
でグループAスレーブストロボSSAに対してプリ発光
を指示する。この2バイトコマンドの内容は第1、第2
の実施の形態と同じである。このコマンドの送信終了
後、グループAスレーブストロボがプリ発光を開始する
為のトリガとなる発光開始パルス(図21(3))を発
生する。
【0160】[ステップ301] スレーブストロボS
SAはカメラからのプリ発光指示コマンド、およびプリ
発光光度を受信した後、プリ発光開始パルスに同期して
所定発光光度、所定発光時間のプリ発光(図21
(4))を行う。
【0161】[ステップ302] スレーブストロボS
SAのプリ発光に同期してカメラは被写体反射光を測光
センサー7で測光し、ストロボ適正発光量(A_GAI
N)を算出する。
【0162】[ステップ303] 次に、カメラはステ
ップ300と同じ手順で、グループBストロボのプリ発
光を指示する。
【0163】[ステップ304] スレーブストロボS
SBはカメラからのプリ発光指示コマンド、およびプリ
発光光度を受信した後、プリ発光開始パルスに同期して
所定発光光度、所定発光時間のプリ発光(図21
(8))を行う。
【0164】[ステップ305] スレーブストロボS
SBのプリ発光に同期してカメラは被写体反射光を測光
センサー7で測光し、ストロボ適正発光量(B_GAI
N)を算出する。
【0165】[ステップ306] カメラで設定され、
モニタ用LCD42で表示されている光量比設定値(図
19、149)に相当するグループAストロボとグルー
プBストロボの露出補正値(図7に示すデータでありそ
れぞれA_COMP、B_COMPとする)をA、B各
グループストロボのそれぞれの発光量データに加算して
各グループストロボの発光量を演算する(すなわちA_
GAIN=A_GAIN+A_COMP、B_GAIN
=B_GAIN+B_COMP)。
【0166】次に、ストロボが発光できるモデリング発
光の最大発光量(MAX_MODEL)と、A、B各グ
ループストロボの発光量のうちの最大値(MAX_GA
IN=MAX(A_GAIN、B_GAIN))との差
分をそれぞれの発光量に加算することで実際のモデリン
グ発光量を演算し、モデリング発光コマンド(図21
(9))、グループAストロボのモデリング発光量(図
21(10))、グループBストロボのモデリング発光
量(図21(11))をスレーブストロボに対して送信
する。
【0167】[ステップ307] スレーブストロボS
SAは受信したモデリング開始コマンドおよびデータの
うち、グループAスレーブストロボの発光量(図21
(10))にて、時刻t10から所定時間(所定回数)
間欠発光を行う(図21のC)またはG))。
【0168】[ステップ308] スレーブストロボS
SBは受信したモデリング開始コマンドおよびデータの
うち、グループBスレーブストロボの発光量(図21
(11))にて、時刻t10から所定時間(所定回数)
間欠発光を行う(図21のD)またはH))。
【0169】以上説明した様に、第3の実施の形態では
カメラに内蔵したストロボが、少なくとも2台以上のス
トロボに対して順次プリ発光を指示する情報の送信手段
と、プリ発光による被写体反射光を測光する手段と、測
光した被写体反射光と設定された光量比情報から、被写
体反射光が所定の光量比となるべく各ストロボの発光量
を演算する手段と、この演算された発光量をモデリング
光量情報としてストロボに対して発光を指示する情報の
送信手段を有し、上記ストロボはカメラからの情報を受
信する手段と、閃光発光手段をもち、前記プリ発光を指
示する情報を受信して、前記閃光発光手段を用いて所定
のプリ発光を行い、前記所定光量のモデリング発光を指
示する情報を受信して、所定光量のモデリング発光を行
う発光制御手段とを備えることにより、各ストロボは、
算出されたモデリング発光量に従って間欠発光を行うこ
とにより、各ストロボの被写体との距離やディフーザー
の有無灯の発光状態にかかわらず、設定された光量比で
モデリング発光が行われるので、撮影に先立ち実際の撮
影と同様の陰影条件を確認することが可能になる。 (第4の実施の形態)第4の実施の形態では、カメラに
複数のスレーブストロボを通信線で接続したものであ
り、第3の実施の形態では内蔵ストロボの発生する光パ
ルスによりスレーブストロボを制御したものであるが、
この制御信号を通信線を用いてスレーブストロボに伝達
するようにしたものである。
【0170】図22は第4の実施の形態における撮影例
を示す図であり、2台のスレーブストロボをカメラ本体
に通信ケーブルで接続し、A、B、2グループの2灯光
量比撮影およびモデリング発光を行う例である。本実施
の形態においては、光通信で送るべき情報を通信線で送
信する様になった点を除いては、第3の実施の形態と同
じであるので、説明は省略する。
【0171】〔発明と実施の形態の対応〕以上の実施の
形態に於いて、ストロボのXe管19もしくは120が
情報の送信手段に相当し、受光センサ7が被写体反射光
を測光する手段に相当し、図7のテーブルが設定された
光量比情報に相当し、カメラマイコン100が各ストロ
ボの発光量を演算する手段に相当し、受光センサ256
および受光回路257がカメラからの情報を受信する手
段に相当し、Xe管19が閃光発光手段に相当する。
【0172】
【発明の効果】以上説明した様に、第1の発明では、少
なくとも1台以上のストロボに対して順次プリ発光を指
示する情報の送信手段と、プリ発光による被写体反射光
を測光する手段と、測光した被写体反射光と設定された
光量比情報から、被写体反射光が所定の光量比となるべ
く各ストロボの発光量を演算する手段と、この演算され
た発光量をモデリング光量情報としてストロボに対して
発光を指示する情報の送信手段を有し、上記ストロボは
カメラからの情報を受信する手段と、閃光発光手段をも
ち、前記プリ発光を指示する情報を受信して、前記閃光
発光手段を用いて所定のプリ発光を行い、前記所定光量
のモデリング発光を指示する情報を受信して、所定光量
のモデリング発光を行う発光制御手段とを備え、各スト
ロボは、算出されたモデリング発光量に従って間欠発光
を行うことにより、各ストロボの被写体との距離やディ
フーザーの有無灯の発光状態にかかわらず、設定された
光量比でモデリング発光が行われるので、撮影に先立ち
実際の撮影と同様の陰影条件を確認することが可能にな
る。
【0173】また第2の発明では、カメラに装着したス
レーブストロボのコントローラが、少なくとも2台以上
のストロボに対して順次プリ発光を指示する情報の送信
手段と、プリ発光による被写体反射光を測光する手段
と、測光した被写体反射光と設定された光量比情報か
ら、被写体反射光が所定の光量比となるべく各ストロボ
の発光量を演算する手段と、この演算された発光量をモ
デリング光量情報としてストロボに対して発光を指示す
る情報の送信手段を有し、上記ストロボはカメラからの
情報を受信する手段と、閃光発光手段をもち、前記プリ
発光を指示する情報を受信して、前記閃光発光手段を用
いて所定のプリ発光を行い、前記所定光量のモデリング
発光を指示する情報を受信して、所定光量のモデリング
発光を行う発光制御手段とを備え、各ストロボは、算出
されたモデリング発光量に従って間欠発光を行うことに
より、各ストロボの被写体との距離やディフーザーの有
無灯の発光状態にかかわらず、設定された光量比でモデ
リング発光が行われるので、撮影に先立ち実際の撮影と
同様の陰影条件を確認することが可能になる。
【0174】また第3の発明では、カメラに内蔵したス
トロボが、少なくとも2台以上のストロボに対して順次
プリ発光を指示する情報の送信手段と、プリ発光による
被写体反射光を測光する手段と、測光した被写体反射光
と設定された光量比情報から、被写体反射光が所定の光
量比となるべく各ストロボの発光量を演算する手段と、
この演算された発光量をモデリング光量情報としてスト
ロボに対して発光を指示する情報の送信手段を有し、上
記ストロボはカメラからの情報を受信する手段と、閃光
発光手段をもち、前記プリ発光を指示する情報を受信し
て、前記閃光発光手段を用いて所定のプリ発光を行い、
前記所定光量のモデリング発光を指示する情報を受信し
て、所定光量のモデリング発光を行う発光制御手段とを
備えたので、各ストロボは、算出されたモデリング発光
量に従って間欠発光を行うことにより、各ストロボの被
写体との距離やディフーザーの有無灯の発光状態にかか
わらず、設定された光量比でモデリング発光が行われる
ので、撮影に先立ち実際の撮影と同様の陰影条件を確認
することが可能になる。
【0175】また、第4の発明では、カメラと少なくと
も2台以上のストロボを通信線にて接続し、各ストロボ
に対して順次プリ発光を指示する情報の送信手段と、プ
リ発光による被写体反射光を測光する手段と、測光した
被写体反射光と設定された光量比情報から、被写体反射
光が所定の光量比となるべく各ストロボの発光量を演算
する手段と、この演算された発光量をモデリング光量情
報としてストロボに対して発光を指示する情報の送信手
段を有し、上記ストロボはカメラからの情報を受信する
手段と、閃光発光手段をもち、前記プリ発光を指示する
情報を受信して、前記閃光発光手段を用いて所定のプリ
発光を行い、前記所定光量のモデリング発光を指示する
情報を受信して、所定光量のモデリング発光を行う発光
制御手段とを備えたので、各ストロボは、算出されたモ
デリング発光量に従って間欠発光を行うことにより、各
ストロボの被写体との距離やディフーザーの有無灯の発
光状態にかかわらず、設定された光量比でモデリング発
光が行われ、撮影に先立ち実際の撮影と同様の陰影条件
を確認することが可能になるとともに、カメラとストロ
ボとの間を有線で接続したことによりカメラからの情報
を確実にストロボに伝達することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態におけるストロボシス
テムのマスターストロボの横断面図。
【図2】図1のカメラ側の電気回路ブロック図。
【図3】図1のストロボの電気回路ブロック図。
【図4】(A)、(B)は図1のストロボの正面図と背
面図。
【図5】本発明の第1実施の形態における撮影例を示す
概略図。
【図6】(A)(B)は図4のストロボの表示器の表示
例。
【図7】本発明の第1実施の形態における光量比設定テ
ーブル。
【図8】本発明の第1実施の形態におけるカメラとスト
ロボの動作を説明するフローチャート。
【図9】本発明の第1実施の形態におけるカメラとスト
ロボの動作を説明するタイミングチャート。
【図10】本発明の第1実施の形態におけるストロボの
発光波形を説明するタイミングチャート。
【図11】本発明の第2実施の形態における撮影例を示
す概略図。
【図12】(A)(B)(C)は本発明の第2実施の形
態におけるストロボの表示器の表示例。
【図13】本発明の第2実施の形態におけるカメラとス
トロボの動作を説明するフローチャート。
【図14】本発明の第2実施の形態におけるカメラとス
トロボの動作を説明するタイミングチャート。
【図15】本発明の第3実施の形態におけるカメラの横
断面図。
【図16】図15のカメラの電気回路ブロック図。
【図17】本発明の第3実施の形態のストロボの電気回
路ブロック図。
【図18】本発明の第3実施の形態における撮影例を示
す概略図。
【図19】本発明の第3実施の形態におけるカメラの表
示器の表示例。
【図20】本発明の第3実施の形態におけるカメラとス
トロボの動作を説明するフローチャート。
【図21】本発明の第3実施の形態におけるカメラとス
トロボの動作を説明するタイミングチャート。
【図22】本発明の第4実施の形態における撮影例を示
す概略図。
【符号の説明】
1 カメラ本体 2 主ミラー 3 ピント板 4 ペンタプ
リズム 5 アイピース 6 結像レン
ズ 7 測光センサー 8 シャッタ
ー 9 感光部材 10 マウン
ト接点群 11 レンズ鏡筒 12〜14
撮影レンズ 15 撮影レンズ絞り 16,17
モータ 18 ストロボ 19 キセノ
ン管 25 サブミラー 26 焦点検
出ユニット 27 2次結像ミラー 28 2次結
像レンズ 29 焦点検出ラインセンサ 30 光伝達
手段 31 受光素子 32 受光手
段 100 カメラマイコン 101 発振
器 105 焦点検出回路 106 測光
回路 107 シャッター制御回路 108 モー
タ制御回路 109 フィルム走行検知回路 110 スイ
ッチセンス回路 111 LCD駆動回路 238 スト
ロボマイコン

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスター送信装置からスレーブストロボ
    装置に対しての通信を行い、スレーブストロボ装置の制
    御を行うストロボシステムにおいて、 前記マスター送信装置は、1または複数のスレーブスト
    ロボ装置に対して順次プリ発光を指示する情報の送信手
    段と、プリ発光による被写体反射光を測光する手段と、
    測光した被写体反射光と設定された光量比情報から、被
    写体反射光が所定の光量比となるべく各ストロボ装置の
    発光量を演算する手段と、この演算された発光量をモデ
    リング光量情報としてストロボ装置に対して発光を指示
    する情報の送信手段を有し、 前記スレーブストロボ装置は、前記マスター送信装置か
    らの情報を受信する手段と、閃光発光手段を有し、前記
    プリ発光を指示する情報を受信して、前記閃光発光手段
    を用いて所定のプリ発光を行い、前記所定光量のモデリ
    ング発光を指示する情報を受信して、前記指示された所
    定光量によるモデリング発光を行うことを特徴とするス
    トロボシステム。
  2. 【請求項2】 前記情報の送信手段は、閃光発光手段を
    パルス的に発光させて光信号として情報を送信すること
    を特徴とする請求項1記載のストロボシステム。
  3. 【請求項3】 前記モデリング発光は閃光発光手段を間
    欠的に所定回数発光させることを特徴とする請求項1記
    載のストロボシステム。
  4. 【請求項4】 前記所定光量によるモデリング発光は、
    閃光発光手段を所定発光光度で所定時間発光を行うフラ
    ット発光を、間欠的に所定回数行うことを特徴とする請
    求項1記載のストロボシステム。
  5. 【請求項5】 1または複数のスレーブストロボ装置に
    対してマスター送信装置から通信を行うストロボシステ
    ムにおいて、 前記マスター送信装置は、特定のストロボに対してプリ
    発光の指示後、モデリング発光を指示するものであり、
    プリ発光の指示で発光したストロボ装置の反射光を測光
    して得られた測光情報に基づいて前記特定のストロボの
    発光量を演算し、この発光量をスレーブストロボ装置に
    送信後、前記スレーブストロボ装置はこの発光量でモデ
    リング発光を行うことを特徴とするストロボシステム。
  6. 【請求項6】 前記マスター送信装置は、カメラとスト
    ロボで構成されることを特徴とする請求項5に記載のス
    トロボシステム。
  7. 【請求項7】 前記マスター送信装置と前記スレーブス
    トロボ装置とは、光通信により接続されていることを特
    徴とする請求項5または6に記載のストロボシステム。
  8. 【請求項8】 前記マスター送信装置と前記スレーブス
    トロボ装置とは、有線により接続されていることを特徴
    とする請求項5または6に記載のストロボシステム。
  9. 【請求項9】 前記通信の内容は、所定長のデジタルコ
    ード化されたパルス列からなるグループを単位として複
    数のグループのデータを通信するとともに、各グループ
    のデータを一連の情報として時系列で通信し、モデリン
    グ情報を送信後少なくともスレーブストロボをモデリン
    グ情報に基づいて発光させることを特徴とする請求項5
    から8のいずれか一つに記載のストロボシステム
  10. 【請求項10】 前記グループは、モデリング発光モー
    ドを指示するパルス列の第1のグループと、そのモード
    での発光量を指示するパルス列の第2のグループを含む
    ことを特徴とする請求項9に記載のストロボシステム。
  11. 【請求項11】 前記マスター送信装置は、閃光装置を
    内蔵するカメラであることを特徴賭する請求項1ないし
    4のいずれか一つに記載のストロボシステム。
  12. 【請求項12】 前記マスター送信装置は、カメラとカ
    メラに接続されるストロボで構成されていることを特徴
    とする請求項1ないし4のいずれか一つに記載のストロ
    ボシステム。
  13. 【請求項13】 前記マスター送信装置とスレーブスト
    ロボ装置は、光通信により接続されていることを特徴と
    する請求項1ないし4のいずれか一つに記載のストロボ
    システム。
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