JP2000089133A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JP2000089133A
JP2000089133A JP10255748A JP25574898A JP2000089133A JP 2000089133 A JP2000089133 A JP 2000089133A JP 10255748 A JP10255748 A JP 10255748A JP 25574898 A JP25574898 A JP 25574898A JP 2000089133 A JP2000089133 A JP 2000089133A
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endoscope
lamp
battery
housing
lamp housing
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JP10255748A
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English (en)
Inventor
Takeaki Nakamura
剛明 中村
Ichiro Nakamura
一郎 中村
Shigeto Magai
成人 真貝
Takashi Suzuki
高志 鈴木
Seiichi Hosoda
誠一 細田
Keiji Handa
啓二 半田
Masaaki Nakazawa
雅明 中沢
Kazutaka Nakatsuchi
一孝 中土
Katsuji Watanabe
勝司 渡辺
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランプハウジングに手を触れることなく内視
鏡の操作部を把持して内視鏡を操作でき、また重量バラ
ンスを改善して内視鏡の操作性を向上すること。 【解決手段】 ランプハウジング3とバッテリハウジン
グ7を内視鏡2を把持するための把持部を兼ねる操作部
27の上部に内視鏡2の長手方向と同軸方向に着脱自在
に設けることにより、内視鏡2の操作部27を把持して
内視鏡2を操作するとき、ランプハウジング3に手を触
れることなく内視鏡2の操作部27を操作でき、また、
比較的重量のあるバッテリハウジング7を内視鏡2の操
作部27に近い位置または内視鏡2の挿入方向に重心が
くる位置に配置することができるので内視鏡2を傾かせ
る力(モーメント)が少なく重量バランスが改善され内
視鏡2の操作性を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡装置、更に詳
しくはバッテリ型光源を内視鏡の把持部に着脱可能とし
た内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、内視鏡は、医療用分野及び工業用
分野において広く用いられるようになっている。この内
視鏡は、診断あるいは検査対象部位が生体内部、或いは
プラント、機器等の内部であるので、これら検査対象部
位を照明する手段が必要である。このため、一般的な内
視鏡装置では、内視鏡の外部装置として光源装置を用意
し、この光源装置内のランプからの照明光を内視鏡に設
けたライトガイドファイバに導光し、このライトガイド
ファイバで導光された照明光を挿入部の先端側の照明窓
から出射して検査対象部位を照明する構成になってい
る。
【0003】上記光源装置は、一般的には商用電源から
供給される電源を利用して光源装置内部のランプを発光
させるものである。また、内視鏡用電源としては、例え
ば特開平8−280613号公報に記載の如く、電源と
して乾電池等のバッテリ(小型のバッテリ型光源)を使
用し、このバッテリ型光源を内視鏡操作部に着脱自在に
取り付けられるようにしたものが提案されている。この
ようなバッテリ型光源を取り付けられる内視鏡は、持ち
運びが容易であるとともに、電源のない所での使用が可
能になるので緊急時或いは屋外での使用などに適してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のバッテリ型
光源を取り付けた内視鏡は、バッテリ型光源を内視鏡の
把持部に対して直角方向(横手方向)に着脱自在に設け
ているため、内視鏡を把持し操作するとき、比較的重量
のあるバッテリ側に内視鏡が傾く力(モーメント)が加
わるので、把持部を握って内視鏡を保持した状態の重量
バランスが悪くなって操作性を損ねていた。また、バッ
テリ型光源は、ランプハウジング、バッテリハウジング
の順で内視鏡の把持部に着脱自在に取り付けられている
ので、内視鏡の把持部を例えば左手で握った状態ではラ
ンプから放射される熱によって高熱になるランプハウジ
ングに左手の人差し指が触れ、不快を感じるという不具
合があった。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、ランプハウジングまたはバッテリハウジングの
少なくとも一方を内視鏡の把持部上部であって、内視鏡
の長手軸方向に直線的に着脱自在に設けることにより、
重量バランスの点及び熱の問題を解決して操作性を向上
した内視鏡装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡装置は、
被検部を照明する照明光を導くライトガイドファイバ及
びこのライトガイドファイバにて導光される照明光によ
り照明された被検部を撮像する撮像装置を有する内視鏡
と、この内視鏡に着脱自在で前記ライトガイドファイバ
の光入射端部に照明光を供給するランプを有するバッテ
リ型光源とを備える内視鏡装置において、前記バッテリ
型光源は前記ランプを保持するランプハウジングと、前
記ランプに電力を供給するバッテリを保持するバッテリ
ハウジングとを備え、前記ランプハウジングまたはバッ
テリハウジングの少なくとも一方を前記内視鏡の把持部
上部であって、内視鏡の長手軸方向に直線的に着脱可能
に設けることを特徴とする。
【0007】本発明の内視鏡装置では、ランプハウジン
グまたはバッテリハウジングの少なくとも一方を内視鏡
を把持するための把持部を兼ねる操作部上部に内視鏡の
長手軸方向に直線的に着脱自在に設けることにより、ラ
ンプハウジングに手を触れることなく内視鏡の操作部を
把持して内視鏡を操作でき、また比較的重量のあるバッ
テリハウジングが内視鏡の操作部に近い位置または内視
鏡の挿入方向に重心がくる位置に配置されるので、内視
鏡を傾かせる力(モーメント)が少なく重量バランスが
改善され操作性が向上する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1及び図2は、本発明の第1の
実施の形態に係わり、図1は内視鏡装置の全体構成を示
す説明図、図2は内視鏡の把持部を兼ねる操作部の上部
に着脱自在に装着したバッテリ型光源の構成を説明する
断面図である。
【0009】図1に示すように、内視鏡装置1は、撮像
装置62を細長な挿入部24の先端部21に内蔵した電
子(又はビデオ)内視鏡(以下、単に内視鏡という)2
と、前記撮像装置62を駆動しその撮像装置62からの
撮像信号を信号処理するカメラコントロールユニット
(以下、CCU)36と、このCCU36からの撮像信
号を表示するモニタ(図示例では、民生用モニタ30で
あるが、当然医療用モニタにも接続可能である。)とで
構成されている。尚、民生用モニタ30に接続するコネ
クタ37の形状が異なる場合には、コネクタ変換用アダ
プタ39を使用してコネクタ40を民生用モニタ30に
接続するようにしている。
【0010】前記内視鏡2は、先端側から先端部21、
湾曲部22、可撓管部23を連設して細長に構成した挿
入部24と、この挿入部24の基端側に位置して後述の
ライトガイド口金26を設けた把持部を兼ねる操作部2
7と、この操作部27のライトガイド口金26に接続部
41を介して着脱自在に装着される、ランプ5とバッテ
リ6とを配設した後述の水密構造のバッテリ型光源4と
で構成している。
【0011】前記挿入部24の先端部21には、撮像装
置62に被写体像を結像する対物レンズ60を配設して
いると共に、ライトガイドファイバ34にて導光された
照明光を被検部に向けて照射する配光レンズ系61を配
設している。前記ライトガイドファイバ34の基端側
は、操作部27内のライトガイド口金26に固定されて
いる。
【0012】前記操作部27には、湾曲操作レバー28
が設けられており、この湾曲操作レバー28を回動操作
することによって、前記湾曲部22が湾曲動作するよう
になっている。また、この操作部27には、吸引操作を
行うための吸引ボタン29と、この吸引ボタン29の基
端付近から側部方向に突出して内視鏡2に設けた吸引チ
ャンネルに連通する吸引口金31とが設けられている。
【0013】前記吸引口金31は、図示しないチューブ
を介して吸引装置に接続され、前記吸引ボタン29を適
宜操作することによって、吸引チャンネル、吸引口金3
1を介して体腔内の体液などを吸引することができるよ
うになっている。更に、操作部27の先端側には、鉗子
などの処置具を挿入するための鉗子挿入口32が設けら
れている。この鉗子挿入口32は、内視鏡2に設けられ
ている吸引チャンネルに連通している。前記鉗子挿入口
32には、鉗子栓33が取り付けられている。
【0014】また、絶縁部材で形成された操作部27の
上部には、ライトガイド口金26と同軸上に接続部41
が固定され、この接続部41を介して内視鏡2の長手軸
方向にバッテリ型光源4が装着されており、この接続部
41に形成された雌ネジ部41aにバッテリ型光源4が
螺合されることにより、位置決めされて、着脱自在に固
定されるようになっている。
【0015】次に、図2を用いて、接続部41に着脱自
在なバッテリ型光源4の構成を説明する。
【0016】前記バッテリ型光源4は、接続部41に固
定されるランプ5を保持するランプハウジング3と、そ
のランプハウジング3に固定されるバッテリ6を保持す
るバッテリハウジング7とからなっている。つまり、接
続部41は、ランプハウジング3を固定すると共にバッ
テリ型光源4を着脱自在に固定する。
【0017】前記バッテリハウジング7は、絶縁部材で
有底円筒状に構成されている。このバッテリハウジング
7の下部開口内周面には、雌ネジ部10が形成され、後
述のランプハウジング3に形成された雄ねじ部9に螺合
固定されるようになっている。また、バッテリハウジン
グ7の内周には、軸方向に沿って溝18が形成されてい
る。さらに、このバッテリハウジング7内には、L字状
の切片17が前記溝18に挿通された状態で配置されて
いる。
【0018】この切片17は、バッテリ6のマイナス極
に接触する側に凸部19を形成し、コイルばね20によ
り前記凸部19がバッテリ6のマイナス極に押圧接触さ
れるようになっている。一方、前記切片17の他端部
は、後述のランプハウジング3に設けられているランプ
支持部材15の上面隅に形成されている切り欠き部16
に位置している。
【0019】前記ランプハウジング3は、円筒状に導電
部材で形成され、上下の外周に各々雄ネジ部8、9が形
成されており、このうち上部の雄ネジ部9は、バッテリ
ハウジング7に形成された雌ネジ部10に螺合され、下
部の雄ネジ部8は、接続部41の雌ネジ部41aに螺合
されるようになっている。
【0020】このランプハウジング3の内部には、導電
性部材で構成されたランプ5を支持するランプ支持部材
15がランプハウジング3の中央部に嵌合固定されてい
る。
【0021】このランプ支持部材15の中央部には、前
記ランプ5のねじ部12を螺合してランプ5を取り付け
るねじ穴が形成されている。また、このランプ支持部材
15の上面の隅には、前述した切り欠き部16が形成さ
れ、その位置は、前記バッテリハウジング7に設けられ
ている切片17の端部に対応するようになっている。
【0022】前記ランプ5は、外周面を金属ケースによ
り被覆され、後端部には、ねじ部12が形成されてお
り、絶縁材13を介して接点14が設けられている。こ
のランプ5の先端には、集光レンズ11が取り付けられ
ている。
【0023】一方、ライトガイド口金26には、ランプ
5からの照射光を集光するレンズ25が設けられ、ライ
トガイド口金26の内部に固定されているライトガイド
ファイバ34の光入射端面に設けられたライトガイドカ
バーガラス34aを介してライトガイドファイバ34に
照射光を導光できるようにしている。
【0024】このような構成で、ランプハウジング3を
接続部41に装着固定するには、まず、ランプハウジン
グ3に設けられているランプ支持部材15のねじ穴にラ
ンプ5のねじ部12をねじ込みランプ5をランプ支持部
材44に固定する。次に、ランプハウジング3の雄ねじ
部8を接続部41の雌ねじ部41aにねじ込みランプハ
ウジング3を接続部41に装着固定する。さらに、バッ
テリ6をバッテリハウジング7に挿入した状態でバッテ
リ6の雌ねじ部10をランプハウジング3の雄ねじ部9
にねじ込みバッテリハウジング7をランプハウジング3
に装着固定する。この固定は、バッテリハウジング7と
ランプハウジング3との間にOリング100,101を
介して行われるので、ランプハウジング5内の気密が保
持される。
【0025】このとき、バッテリ6のプラス極は、ラン
プ5の接点14に圧着される。一方、バッテリハウジン
グ7に設けられている切片17の端部は、前記ランプ支
持部材15に設けた切り欠き部16に位置して、電気的
閉回路は構成されず、ランプ5は、点灯されない。
【0026】ランプ5を点灯するには、バッテリハウジ
ング7を回転させることにより行う。すなわち、バッテ
リハウジング7を回転させると、切片17が同方向に回
転し、ランプ支持部材15の切り欠き部16の位置にあ
った切片は、ランプ支持部材15の上面に摺動接触し、
電気的閉回路が形成されて、ランプ5が点灯する。
【0027】尚、ランプ5を点灯させるために、バッテ
リハウジング7を回転させるので、この回転作用力がラ
ンプハウジング3と接続部41の螺合に逆方向に作用し
て、螺合が緩む恐れがある場合は、ランプハウジング3
と接続部41の取り付けをバヨネット方式にすることに
より、解決することができる。
【0028】このように、操作部27に接続部41を介
してバッテリ型光源4を接続装着し、ランプ5を点灯さ
せると、このランプ5からの照明光は、ライトガイド口
金26に設けたレンズ25により集光され、ライトガイ
ドファイバ34の光入射端面に設けられているライトガ
イドカバーガラス34aを通ってライトガイドファイバ
34に供給される。
【0029】そして、前記ライトガイドファイバ34に
より導光された照明光は、配光レンズ系61を介して照
射され、検査対象部位を照明する。この照明光によって
照明照らされた被写体の光学像は、対物レンズ60を介
して内視鏡2内の撮像装置62の撮像面上に結像する。
【0030】この撮像装置62によって光電変換された
撮像信号は、内視鏡2内の信号線を介して操作部27ま
で伝達される。操作部27まで伝達された撮像信号は、
操作部27に取り付けられたコード35からCCU36
へ導出され、RGB信号等に変換処理される。
【0031】CCU36で変換処理されたRGB信号等
は、コード38を介してコネクタ37を図示しない医療
用モニタに接続して拡大表示するか、或いは民生用モニ
タ30に接続して拡大表示する。その場合、民生用モニ
タ30に接続するコネクタ37の形状が異なる場合に
は、コネクタ変換用アダプタ39を使用してコネクタ4
0を民生用モニタ30に接続し、さらにCCU36の信
号形態が民生用モニタ30へ入力される信号形態と異な
る場合には、コネクタ変換用アダプタ39の内部で例え
ばRGB信号をコンポジット信号に変換する等の信号処
理を行うことも可能である。
【0032】この結果、ランプハウジング3に手を触れ
ることなく内視鏡2の操作部27を把持して内視鏡2を
操作でき、またバッテリハウジング7が内視鏡2の操作
部27と同軸上に配置されるので内視鏡2を把持して操
作するときの操作性を向上することができる。
【0033】また、医療用モニタが無い場合でも、緊急
に内視鏡観察が必要なときには、この図示例のように、
コネクタ変換用アダプタ39を用い、CCU36から医
療用モニタに接続されるコネクタ37を病室の患者が見
る民生用モニタ30に接続する事により容易に内視鏡像
を得ることが可能であるさらに、バッテリ型光源4に
は、ランプ5の点灯を制御する装置を設ける必要がない
ので、バッテリ型光源4を小型することができ、従って
内視鏡2を小型にすることができる。
【0034】尚、カメラコンロトールユニット36は、
昨今の半導体技術が進歩したことにより、比較的小型に
することができるので、内視鏡2の操作部27またはバ
ッテリ型光源4内に内蔵させてもよい。
【0035】(第2の実施の形態)図3ないし図5は、
本発明の第2の実施の形態に係わり、図3は内視鏡装置
の全体構成を示す説明図、図4は内視鏡の把持部を兼ね
る操作部の上部に装着したランプハウジングの構成を説
明する断面図、図5は内視鏡の把持部を兼ねる操作部の
側部に装着したバッテリハウジングの構成を説明する断
面図である。
【0036】この第2の実施の形態は、図3に示す内視
鏡2及びカメラコントロールユニット36からモニタ3
0までは第1の実施の形態と同じ構成であるため、説明
を省略する。図1及び図2との同一の構成には同じ符号
を付して説明する。
【0037】本実施の形態は、2分割されたバッテリ型
光源4のランプハウジング42とバッテリハウジング5
1を把持部を兼ねる操作部27に対する配置場所を異に
し、ランプハウジング42は操作部27の上部に同軸状
に設け、バッテリハウジング51は操作部27の側部
(図面右側)に設けている。
【0038】先ず、図4を用いてランプハウジング42
が絶縁部材で形成された操作部27の上部に装着されて
いる状態を説明する。
【0039】前記ランプハウジング42は、導電部材で
有底円筒状に形成され、開放端部外周に形成された雄ね
じ部43を接続部41の雌ねじ部41aに螺合して、脱
着自在に固定されるようになっている。
【0040】前記ランプハウジング42の内周面に設け
られている内周段部には、ランプ支持部材44を固定
し、ランプ5のねじ部12がランプ支持部材44のねじ
穴に螺合固定されている。
【0041】前記ランプ支持部材44の一方の隅には、
貫通している切り欠き部45が形成され、後述の絶縁シ
ート46及び切片47が挿入配置されている。
【0042】ランプハウジング42の内周面には、L字
状の絶縁シート46が配設され、その絶縁シート46を
介してL字状の切片47が配置されている。このL字状
の切片47の一端は、ランプ5の接点14に接触する側
に凸部が形成され、押圧接触されるようになっている。
一方、前記切片47の他端は、ランプハウジング42内
の絶縁シート46の端部位置で凸部を形成している。
【0043】一方、接続部41の内部には、操作部27
内から切片49が延設され、この切片49は、前記ラン
プハウジング42内に配設された前記切片47の凸部に
後端部が接触している。
【0044】前記切片49は、ライトガイド口金26の
内部に対して絶縁シート48を介して操作部27内へ配
設され、導線49aを接続している。また、操作部27
内において、導線50がライトガイド口金26に接続さ
れている。
【0045】前記ランプハウジング42は、接続部41
にOリング102を介し接続されるので、このランプハ
ウジング42内の気密が保持される。尚、ランプ5をオ
ン、オフする切り換えは、図示しないスイッチで行うこ
とができる。
【0046】次に、図5を用いてバッテリハウジング5
1が絶縁部材で形成された操作部27の側部に装着され
ている状態を説明する。
【0047】前記バッテリハウジング51は、絶縁部材
で有底円筒状に形成され、その開放端部内周に雌ねじ部
51aを有し、操作部27に嵌合しているバッテリハウ
ジング固定部材54の雄ねじ部54aに螺合して、着脱
自在に固定されるようになっている。
【0048】このバッテリハウジング51の内部には、
溝52が長手方向に形成されていて、L字状の切片53
がこの溝52内に配置されている。
【0049】この切片53の一端は、バッテリ6のマイ
ナス極側に形成した凸部をコイルばね20によりバッテ
リ6のマイナス極に押圧接触し、他端は操作部27の側
部に嵌合しているバッテリハウジング固定部材54の貫
通口57を介して操作部27内に延設され、バッテリハ
ウジング固定部材54に固定している導線56に接続さ
れている。この導線56は、操作部27内に配設され
て、前記導線50に接続されている。
【0050】前記バッテリハウジング固定部材54は、
絶縁部材で形成され、前記切片53が貫通する貫通口5
7及び操作部27内のバッテリ6のプラス極から延出し
ている切片55を貫通する貫通口58を形成している。
尚、切片55は、導線55aに接続し、この導線55a
は、前記導線49aに接続している。
【0051】また、前記バッテリハウジング51は、前
記バッテリハウジング固定部材54にOリング103を
介し接続されるので、このバッテリハウジング51内の
気密が保持される。
【0052】この構成では、まず、ランプハウジング4
2に設けられているランプ支持部材44のねじ穴にラン
プ5のねじ部12をねじ込み固定する。その後、ランプ
ハウジング42の雄ねじ部43を接続部41の雌ねじ部
41aにねじ込み接続部41に装着固定する。これによ
り、ランプハウジング42を操作部27に装着固定する
ことができる。
【0053】次に、バッテリ6をバッテリハウジング5
1に挿入した状態で、バッテリハウジング51の雌ねじ
部51aをバッテリハウジング固定部材54の雄ねじ部
54aにねじ込み装着固定する。前記ランプハウジング
42及びバッテリハウジング51を固定するときは、O
リング102、103を介して行われるので、気密が保
持される。
【0054】この構成によると、ランプハウジング42
に手を触れることなく内視鏡2の操作部27を把持して
内視鏡2を操作でき、またバッテリハウジング51が内
視鏡2の操作部27の内視鏡2の挿入方向に重心がくる
位置に配置されるので内視鏡2を把持して操作するとき
の操作性を向上することができる。
【0055】尚、ランプ5をオン、オフする切り換え
は、ランプハウジング42、バッテリハウジング51ま
たは、内視鏡2の操作部27に、ランプ5とバッテリ6
との電気的接続をオンオフする切り換えスイッチを設け
ることにより行うことができる。
【0056】[付記] (付記項1) 被検部を照明する照明光を導くライトガ
イドファイバ及びこのライトガイドファイバにて導光さ
れる照明光により照明された被検部を撮像する撮像装置
を有する内視鏡と、この内視鏡に着脱自在で前記ライト
ガイドファイバの光入射端部に照明光を供給するランプ
を有するバッテリ型光源とを備える内視鏡装置におい
て、前記バッテリ型光源は、前記ランプを保持するラン
プハウジングと、前記ランプに電力を供給するバッテリ
を保持するバッテリハウジングとを備え、前記ランプハ
ウジングまたはバッテリハウジングの少なくとも一方を
前記内視鏡の把持部上部であって、内視鏡の長手軸方向
に直線的に着脱可能に設けることを特徴とする内視鏡装
置。
【0057】(付記項2) 前記バッテリ型光源は、前
記内視鏡の把持部に前記ランプハウジング、前記バッテ
リハウジングの順に各々着脱自在に設けたことを特徴と
する付記項1に記載の内視鏡装置。
【0058】(付記項3) 前記バッテリ型光源は、前
記ランプハウジングと前記バッテリハウジングとを前記
内視鏡の把持部に固定したとき、前記ランプの一方の電
極と前記バッテリの一方の電極とが直接接続されること
を特徴とする付記項2に記載の内視鏡装置。
【0059】(付記項4) 前記バッテリー型光源は、
前記ランプハウジングと前記バッテリーハウジングを固
着した時、前記ランプと前記バッテリーは電気的に閉回
路を構成しないようにしたことを特徴とする付記項2に
記載の内視鏡装置。
【0060】(付記項5) 前記バッテリ型光源は、前
記バッテリハウジングを回転することにより、前記ラン
プと前記バッテリとを電気的に閉回路を構成することを
特徴とする付記項4に記載の内視鏡装置。
【0061】(付記項6) 前記バッテリ型光源は、前
記ランプハウジングを前記内視鏡の把持部上部であっ
て、内視鏡の長手軸方向に直線的に着脱可能に設け、前
記バッテリハウジングを前記内視鏡の長手軸方向に対し
て略直角方向に着脱可能に設けたことを特徴とする付記
項1に記載の内視鏡装置。
【0062】(付記項7) 前記内視鏡装置は、前記ラ
ンプハウジング、前記バッテリハウジングまたは、前記
内視鏡の把持部に前記ランプと前記バッテリとの電気的
接続をオンオフする切り換えスイッチを設けたことを特
徴とする付記項6に記載の内視鏡装置。
【0063】(付記項8) 前記内視鏡は、被検部を撮
像するための撮像装置を有するビデオ内視鏡であって、
前記撮像装置を駆動し、その撮像装置の撮像信号を信号
処理するためのカメラコントロールユニットに接続する
コネクタを有していることを特徴とする付記項1に記載
の内視鏡装置。
【0064】(付記項9) 被検部を照明する照明光を
導くライトガイドファイバ及びこのライトガイドファイ
バにて導光される照明光により照明された被検部を撮像
する撮像装置を有する内視鏡と、この内視鏡に着脱自在
で前記ライトガイドファイバの光入射端部に照明光を供
給するランプを有するバッテリ型光源とを備える内視鏡
装置において、前記撮像装置を駆動し、その撮像装置の
撮像信号を信号処理するためのカメラコントロールユニ
ットを介して民生用モニタに入力できるようにしたこと
を特徴とする内視鏡装置。
【0065】(付記項10) 前記内視鏡装置は、前記
カメラコントロールユニットと民生用モニタとを接続す
るためのコネクタ変換ユニットを有することを特徴とす
る付記項9に記載の内視鏡装置。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明の内視鏡装置
によれば、ランプハウジングまたはバッテリハウジング
の少なくとも一方を内視鏡の把持部を兼ねる操作部の上
部であって、内視鏡の長手軸方向に直線的に着脱自在に
設けることにより、比較的重量のあるバッテリハウジン
グが内視鏡の操作部に近い位置または内視鏡の軸方向に
重心がくる位置に配置されているので内視鏡の操作部を
把持して操作するとき、バランス良く操作ができるので
手指に大きな負担がない。また、高温になるランプハウ
ジングの位置が、内視鏡の操作部を把持する手指から離
れているため、不用意にランプハウジングに触れること
がないという効果も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わる内視鏡装置
の全体構成を示す説明図。
【図2】図1における内視鏡の把持部を兼ねる操作部上
部に装着したバッテリ型光源の構成を説明する断面図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係わる内視鏡装置
の全体構成を示す説明図。
【図4】図3における内視鏡の把持部を兼ねる操作部上
部に装着したランプハウジングの構成を説明する断面
図。
【図5】図3における内視鏡の把持部を兼ねる操作部側
部に装着したバッテリハウジングの構成を説明する断面
図。
【符号の説明】
1.内視鏡装置 2.内視鏡 3.ランプハウジング 4.バッテリ型光源 5.ランプ 6.バッテリ 7.バッテリハウジング 11.集光レンズ 13.絶縁材 15.ランプ支持部材 26.ライトガイド口金 27.操作部 34.ライトガイドファイバ 41.接続部 42.ランプハウジング 44.ランプ支持部材 51.バッテリハウジング 54.バッテリハウジング固定部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真貝 成人 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 鈴木 高志 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 細田 誠一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 半田 啓二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中沢 雅明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中土 一孝 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 渡辺 勝司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H040 AA00 AA01 BA00 CA04 CA12 CA23 DA03 DA15 DA22 DA57 GA02 GA05 4C061 AA00 AA29 BB02 CC06 DD03 FF06 FF12 FF46 FF50

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検部を照明する照明光を導くライトガイ
    ドファイバ及びこのライトガイドファイバにて導光され
    る照明光により照明された被検部を撮像する撮像装置を
    有する内視鏡と、この内視鏡に着脱自在で前記ライトガ
    イドファイバの光入射端部に照明光を供給するランプを
    有するバッテリ型光源とを備える内視鏡装置において、 前記バッテリ型光源は、前記ランプを保持するランプハ
    ウジングと、前記ランプに電力を供給するバッテリを保
    持するバッテリハウジングとを備え、前記ランプハウジ
    ングまたはバッテリハウジングの少なくとも一方を前記
    内視鏡の把持部上部であって、内視鏡の長手軸方向に直
    線的に着脱可能に設けることを特徴とする内視鏡装置。
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