JP2000088488A - 冷媒管の支持構造 - Google Patents
冷媒管の支持構造Info
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- JP2000088488A JP2000088488A JP25656098A JP25656098A JP2000088488A JP 2000088488 A JP2000088488 A JP 2000088488A JP 25656098 A JP25656098 A JP 25656098A JP 25656098 A JP25656098 A JP 25656098A JP 2000088488 A JP2000088488 A JP 2000088488A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerant pipe
- refrigerant tube
- refrigerant
- radius
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コストダウンと作業性および冷熱エネルギー
の蓄積効果を向上させ得る冷媒管の支持構造を提供す
る。 【解決手段】 所定間隔に窓2を開け、その窓2の内側
縁に冷媒管1を受け入れる窪み3を抉設した冷媒管1の
支持板5を、少なくとも2枚、その板面を対向してベー
ス6上に立設し、この冷媒管1の支持板5の窪み3に、
折り返し蛇行する冷媒管1を嵌め入れて支持してなり、
上記冷媒管1の支持板5の窪み3の深さを冷媒管1の半
径より深くし、窪み3の底部の半径を冷媒管1の半径に
等しくしてなる。
の蓄積効果を向上させ得る冷媒管の支持構造を提供す
る。 【解決手段】 所定間隔に窓2を開け、その窓2の内側
縁に冷媒管1を受け入れる窪み3を抉設した冷媒管1の
支持板5を、少なくとも2枚、その板面を対向してベー
ス6上に立設し、この冷媒管1の支持板5の窪み3に、
折り返し蛇行する冷媒管1を嵌め入れて支持してなり、
上記冷媒管1の支持板5の窪み3の深さを冷媒管1の半
径より深くし、窪み3の底部の半径を冷媒管1の半径に
等しくしてなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、取り付け作業を
容易にした蒸発器における冷媒管の支持構造に関する。
容易にした蒸発器における冷媒管の支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】冷凍機構の一要素である蒸発器は、冷媒
管を一定の間隔で折り返して蛇行し、必要ならばこれを
複数段にして形成しているが、折り返し蛇行している各
冷媒管の間隔が一定間隔に固定されていないと冷却効果
を十分に発揮できない。
管を一定の間隔で折り返して蛇行し、必要ならばこれを
複数段にして形成しているが、折り返し蛇行している各
冷媒管の間隔が一定間隔に固定されていないと冷却効果
を十分に発揮できない。
【0003】また、蒸発器が蓄冷形保冷庫に適用される
ときは冷媒管の両側から偏平な袋入り蓄冷剤を押し当て
て固定するがこの場合も蓄冷剤の中央に冷媒管が位置す
るようにして蓄冷剤が均等に冷却されるようにしないと
冷熱エネルギーが効率よく蓄積されない。
ときは冷媒管の両側から偏平な袋入り蓄冷剤を押し当て
て固定するがこの場合も蓄冷剤の中央に冷媒管が位置す
るようにして蓄冷剤が均等に冷却されるようにしないと
冷熱エネルギーが効率よく蓄積されない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって冷媒管の間
隔を一定に保つようにするために種々の工夫を重ねられ
ているが、コストダウンと作業性の改善および冷熱エネ
ルギーの蓄積効果を向上させる観点から見て満足できる
ものではなかった。
隔を一定に保つようにするために種々の工夫を重ねられ
ているが、コストダウンと作業性の改善および冷熱エネ
ルギーの蓄積効果を向上させる観点から見て満足できる
ものではなかった。
【0005】上記問題に鑑みこの発明は、コストダウン
と作業性および冷熱エネルギーの蓄積効果を向上させ得
る冷媒管の支持構造を提供することを課題とする。
と作業性および冷熱エネルギーの蓄積効果を向上させ得
る冷媒管の支持構造を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明は、所定間隔に窓を開け、その窓の内側縁に
冷媒管を受け入れる窪みを抉設した冷媒管の支持板を、
少なくとも2枚、その板面を対向してベース上に立設
し、この冷媒管の支持板の窪みに、折り返し蛇行する冷
媒管を嵌め入れて支持してなり、上記冷媒管の支持板の
窪みの深さを冷媒管の半径より深くし、窪みの底部の半
径を冷媒管の半径に等しくしてなる構成を採用したもの
である。
にこの発明は、所定間隔に窓を開け、その窓の内側縁に
冷媒管を受け入れる窪みを抉設した冷媒管の支持板を、
少なくとも2枚、その板面を対向してベース上に立設
し、この冷媒管の支持板の窪みに、折り返し蛇行する冷
媒管を嵌め入れて支持してなり、上記冷媒管の支持板の
窪みの深さを冷媒管の半径より深くし、窪みの底部の半
径を冷媒管の半径に等しくしてなる構成を採用したもの
である。
【0007】上記の如く構成するこの発明によれば、折
り返し蛇行する冷媒管の両サイドから冷媒管の支持板を
嵌め入れ、この冷媒管の支持板をベースに立設(固定)
するだけで所定の間隔に支持固定される。また、偏平な
袋入り蓄冷剤を取り付けたとき常に蓄冷剤の中央に冷媒
管が位置するようになる。
り返し蛇行する冷媒管の両サイドから冷媒管の支持板を
嵌め入れ、この冷媒管の支持板をベースに立設(固定)
するだけで所定の間隔に支持固定される。また、偏平な
袋入り蓄冷剤を取り付けたとき常に蓄冷剤の中央に冷媒
管が位置するようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】次にこの発明に係る実施形態を図
面を参照しながら説明する。冷媒管1は所定の長さL、
所定の間隔Pと曲率Rで折り返し蛇行している。この冷
媒管1の両サイドには上記冷媒管1の直径Dと蛇行して
いる間隔Pに対応した窓2(高さH×幅W)が穿設され
その内側縁中央に冷媒管1の直径に相当する窪み3が抉
設されている。
面を参照しながら説明する。冷媒管1は所定の長さL、
所定の間隔Pと曲率Rで折り返し蛇行している。この冷
媒管1の両サイドには上記冷媒管1の直径Dと蛇行して
いる間隔Pに対応した窓2(高さH×幅W)が穿設され
その内側縁中央に冷媒管1の直径に相当する窪み3が抉
設されている。
【0009】ここで窓2の高さHは、冷媒管1を支持板
5に装入する作業を考慮して決定され、幅Wは冷媒管1
の間隔Pから冷媒管1の直径Dの2倍を減じた長さとし
ている。なお、窓2の内側縁の窪み3が両側にあるとき
と片側のみのときがあるが、冷媒管1が折り返している
ところでは両側にあり、進入側と退出側では片側になっ
ている(図1参照)。
5に装入する作業を考慮して決定され、幅Wは冷媒管1
の間隔Pから冷媒管1の直径Dの2倍を減じた長さとし
ている。なお、窓2の内側縁の窪み3が両側にあるとき
と片側のみのときがあるが、冷媒管1が折り返している
ところでは両側にあり、進入側と退出側では片側になっ
ている(図1参照)。
【0010】図2は、支持板5に冷媒管1が嵌め入れら
れた状態の部分拡大斜視図で窪み3に冷媒管1が嵌まり
しっかり支持されている状況がよく判る。また、図3は
上記のように支持された冷媒管1に偏平な袋入り蓄冷剤
4を装着した状態を示し、蓄冷剤4の中央に冷媒管1が
位置し冷媒管1が移動する可能性のないことをよく示し
ている。
れた状態の部分拡大斜視図で窪み3に冷媒管1が嵌まり
しっかり支持されている状況がよく判る。また、図3は
上記のように支持された冷媒管1に偏平な袋入り蓄冷剤
4を装着した状態を示し、蓄冷剤4の中央に冷媒管1が
位置し冷媒管1が移動する可能性のないことをよく示し
ている。
【0011】図4は、冷媒管を所定の長さで折り返し蛇
行させ、これを2段にして設けた場合の第2実施形態を
示し、1段目の終わりの冷媒管1は垂直方向にUターン
して2段目の冷媒管1に連続した支持状態を示してい
る。
行させ、これを2段にして設けた場合の第2実施形態を
示し、1段目の終わりの冷媒管1は垂直方向にUターン
して2段目の冷媒管1に連続した支持状態を示してい
る。
【0012】次に、この発明による冷媒管の支持固定作
業を説明する。まず、冷媒管1は所定の曲率Rで折り返
すとき完全に180度Uターンするのではなく、180
度より僅かに少ないUターンにして、先の方で僅かに広
がるようにしておき、所定の長さLと所定の間隔Pで折
り返し蛇行させた冷媒管1の両サイドから支持板5を、
その窪み3に冷媒管1が嵌まるようにして嵌め入れ、そ
の支持板5をベース6にネジ7によって固定する。
業を説明する。まず、冷媒管1は所定の曲率Rで折り返
すとき完全に180度Uターンするのではなく、180
度より僅かに少ないUターンにして、先の方で僅かに広
がるようにしておき、所定の長さLと所定の間隔Pで折
り返し蛇行させた冷媒管1の両サイドから支持板5を、
その窪み3に冷媒管1が嵌まるようにして嵌め入れ、そ
の支持板5をベース6にネジ7によって固定する。
【0013】上記のようにすることによって冷媒管1は
支持板5の窪み3にしっかり嵌まり込み支持される。こ
のとき冷媒管1の折り返しを180度より僅かに小さく
しているので、冷媒管1の反発力により支持板5の窪み
3にしっかり嵌まり込むようにしている。
支持板5の窪み3にしっかり嵌まり込み支持される。こ
のとき冷媒管1の折り返しを180度より僅かに小さく
しているので、冷媒管1の反発力により支持板5の窪み
3にしっかり嵌まり込むようにしている。
【0014】
【発明の効果】以上説明した通り、この発明によれば冷
媒管の支持固定作業が簡単になり、しかも一旦支持固定
された後は、しっかり固定されて蓄冷剤の取り付け作業
がし易くなった。
媒管の支持固定作業が簡単になり、しかも一旦支持固定
された後は、しっかり固定されて蓄冷剤の取り付け作業
がし易くなった。
【図1】この発明に係る第一実施形態の分解斜視図
【図2】図1の部分拡大斜視図
【図3】第一実施形態において蓄冷剤を取り付けた状態
の部分断面図
の部分断面図
【図4】第2実施形態の部分拡大斜視図
1 冷媒管 2 窓 3 窪み 4 蓄冷剤 5 支持板(冷媒管の) 6 ベース 7 ネジ L 冷媒管の折り返し長さ R 冷媒管の折り返し部分の曲率半径 P 蛇行冷媒管の間隔 D 冷媒管の直径 H 窓の高さ W 窓の幅
Claims (2)
- 【請求項1】 所定間隔に窓を開け、その窓の内側縁に
冷媒管を受け入れる窪みを抉設した冷媒管の支持板を、
少なくとも2枚、その板面を対向してベース上に立設
し、この冷媒管の支持板の窪みに、折り返し蛇行する冷
媒管を嵌め入れて支持してなる冷媒管の支持構造。 - 【請求項2】 上記冷媒管の支持板の窪みの深さを冷媒
管の半径より深くし、窪みの底部の半径を冷媒管の半径
に等しくしてなる冷媒管の支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25656098A JP2000088488A (ja) | 1998-09-10 | 1998-09-10 | 冷媒管の支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25656098A JP2000088488A (ja) | 1998-09-10 | 1998-09-10 | 冷媒管の支持構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000088488A true JP2000088488A (ja) | 2000-03-31 |
Family
ID=17294346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25656098A Pending JP2000088488A (ja) | 1998-09-10 | 1998-09-10 | 冷媒管の支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000088488A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008304157A (ja) * | 2007-06-11 | 2008-12-18 | Panasonic Corp | 熱交換器およびその製造方法 |
JP2008309440A (ja) * | 2007-06-18 | 2008-12-25 | Panasonic Corp | 熱交換器およびその製造方法 |
JP2009052814A (ja) * | 2007-08-28 | 2009-03-12 | Panasonic Corp | 熱交換器およびその製造方法 |
JP2010127474A (ja) * | 2008-11-25 | 2010-06-10 | Sharp Corp | 冷却器、冷蔵庫及び固定部材 |
CN110332736A (zh) * | 2019-06-17 | 2019-10-15 | 浙江国祥股份有限公司 | 一种板管复合式蒸发冷凝器 |
-
1998
- 1998-09-10 JP JP25656098A patent/JP2000088488A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008304157A (ja) * | 2007-06-11 | 2008-12-18 | Panasonic Corp | 熱交換器およびその製造方法 |
JP2008309440A (ja) * | 2007-06-18 | 2008-12-25 | Panasonic Corp | 熱交換器およびその製造方法 |
JP2009052814A (ja) * | 2007-08-28 | 2009-03-12 | Panasonic Corp | 熱交換器およびその製造方法 |
JP2010127474A (ja) * | 2008-11-25 | 2010-06-10 | Sharp Corp | 冷却器、冷蔵庫及び固定部材 |
CN110332736A (zh) * | 2019-06-17 | 2019-10-15 | 浙江国祥股份有限公司 | 一种板管复合式蒸发冷凝器 |
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A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20050602 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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A977 | Report on retrieval |
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A02 | Decision of refusal |
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