JP2000088291A - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents

空気調和機の室外ユニット

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JP2000088291A
JP2000088291A JP10262965A JP26296598A JP2000088291A JP 2000088291 A JP2000088291 A JP 2000088291A JP 10262965 A JP10262965 A JP 10262965A JP 26296598 A JP26296598 A JP 26296598A JP 2000088291 A JP2000088291 A JP 2000088291A
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heat exchanger
flat
exchanger
outdoor
outdoor unit
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JP10262965A
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English (en)
Inventor
Takahiro Okamoto
高宏 岡本
Kazuhisa Hinatsu
和久 日夏
Shunji Nagai
俊二 長井
Sadao Nakamaru
貞雄 仲丸
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 騒音を低減できると共に、熱交換の効率を向
上でき、凍結による能力低下を防止できる空気調和機の
室外ユニットを提供する。 【解決手段】 ケーシング1と、ケーシング1内に配置
された室外熱交換器2と、ケーシング1内に配置され、
室外熱交換器2を介して吸い込んだ空気を吹き出すファ
ン3とを備える。上記室外熱交換器2は、平面状の平型
熱交換器11と、平型熱交換器11と略平行な平面状の
平型部12aとその平型部12aの一端から屈曲して延び
る屈曲部12bとを有するL型熱交換器12とで構成さ
れる。上記平型熱交換器11およびL型熱交換器12の
平型部12aに複数の共通フィン21を所定の間隔をあ
けて配列し、各共通フィン21に平型熱交換器11の伝
熱管13とL型熱交換器12の平型部12aの伝熱管1
4とが貫通する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気調和機や冷
凍機等に用いられる空気調和機の室外ユニットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機の室外ユニットとして
は、図5に示すようなものがある(特開平8−2709
85)。上記室外ユニット51は、ケーシング52の側
面,裏面に吸込口56,57を夫々設け、前面に吹出口5
5を設けている。また、上記ケーシング52内には、吸
込口57側に配置された平面状の平型熱交換器53と、
この平型熱交換器53よりも内側に配置され、上記平型
熱交換器53に略平行な平型部54aとその平型部54a
の一端から屈曲して延びる屈曲部54bとを有するL型
熱交換器54と、上記L型熱交換器54と吹出口55と
の間に配置された送風ファン60とを備えている。
【0003】上記構成の空気調和機の室外ユニット51
は、冷暖房運転時、送風ファン60により吸込口56,
57から平型熱交換器53,L型熱交換器54を介して
吸い込んだ空気を吹出口55から前方に吹き出す。この
ように、上記室外ユニット51は、ケーシング52内の
裏面側と側面側に平型熱交換器53,L型熱交換器54
を配置して、熱交換面積を大きくすることによって、能
力を低下させることなく小型化している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記空気調
和機の室外ユニット51では、上記平型熱交換器53と
L型熱交換器54の平型部54aに夫々別々のフィン6
1,フィン62を所定の間隔をあけて配列している。こ
のため、上記平型熱交換器53のフィン61とL型熱交
換器54の平型部54aのフィン62との間に隙間が存
在し、平型熱交換器53のフィン61とL型熱交換器5
4の平型部54aのフィン62との配列位置が揃わない
ので、吸込口47から平型熱交換器53とL型熱交換器
54の平型部54aとを通過する空気の通風抵抗が増大
して、騒音が大きくなると共に、風量が減少して熱交換
の効率が低下するという問題がある。また、上記室外ユ
ニット51は、暖房運転時、平型熱交換器53のフィン
61とL型熱交換器54のフィン62との隙間に付着し
た水滴が溜まりやすく、その水が凍結して、風量が低下
すると共に、デフロスト運転の頻度が高くなるため、暖
房能力が低下するという問題がある。
【0005】そこで、この発明の目的は、騒音を低減で
きると共に、室外熱交換器を通過する風量の低下を防い
で熱交換の効率を向上できると共に、凍結による能力低
下を防止できる空気調和機の室外ユニットを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の空気調和機の室外ユニットは、ケーシン
グと、上記ケーシング内に配置された室外熱交換器と、
上記ケーシング内に配置され、上記室外熱交換器を介し
て吸い込んだ空気を吹き出すファンとを備え、上記室外
熱交換器は、平面状の平型熱交換器および上記平型熱交
換器と略平行な平面状の平型部と上記平型部の一端から
屈曲して延びる屈曲部とを有するL型熱交換器である空
気調和機の室外ユニットにおいて、上記平型熱交換器お
よび上記L型熱交換器の上記平型部に、上記平型熱交換
器の伝熱管と上記L型熱交換器の上記平型部の伝熱管と
が共に貫通する複数の共通フィンを所定の間隔をあけて
配列していることを特徴としている。
【0007】上記請求項1の空気調和機の室外ユニット
によれば、上記ファンにより上記平型熱交換器とL型熱
交換器とを介して吸い込まれた空気を吹き出すとき、上
記平型熱交換器とL型熱交換器の平型部では、所定の間
隔をあけて配列された複数の共通フィンに沿って空気が
スムーズに流れるので、フィンが別々の従来の空気調和
機の室外ユニットに比べて、上記平型熱交換器とL型熱
交換器の平型部との通風抵抗が大幅に減少する。したが
って、騒音を低減できると共に、室外熱交換器を通過す
る風量の低下を防いで熱交換の効率を向上できる。ま
た、暖房運転時、上記平型熱交換器とL型熱交換器の平
型部とが共有する共通フィンに水滴が付着しても、共通
フィンに沿ってスムーズに流れ落ちて溜まらないので、
凍結の発生頻度が減少して、風量の低下を抑えると共
に、デフロスト回数を減らすことができ、暖房能力が向
上する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の空気調和機の室
外ユニットを図示の実施の形態により詳細に説明する。
【0009】図1はこの発明の実施の一形態の空気調和
機の室外ユニットの概略を示す水平断面図である。図1
に示すように、この空気調和機の室外ユニット10は、
後面と側面とに夫々設けられた吸込口1a,1bと前面に
設けられた吹出口1cとを有するケーシング1と、上記
ケーシング1内に配置され、ケーシング1の吸込口1a,
1bに沿ってL型に屈曲する室外熱交換器2と、上記ケ
ーシング1内に室外熱交換器2の前面側に配置された送
風ファン3とを備えている。上記構成の室外ユニット1
0では、送風ファン3により吸込口1a,1bから室外熱
交換器2を介して吸い込んだ空気を吹出口1cから前方
に吹き出す。
【0010】図2(a)は図1に示す室外ユニット10の
室外熱交換器2の上面図であり、図2(b)は上記室外熱
交換器2の正面図である。
【0011】図2(a),(b)に示すように、上記室外ユニ
ット10の室外熱交換器2は、平型熱交換器11と、上
記平型熱交換器11に略平行な平型部12aとその平型
部12aの一端から屈曲して延びる屈曲部12bとを有す
るL型熱交換器12とを備えている。上記平型熱交換器
11およびL型熱交換器12の平型部12aには、平型
熱交換器11の伝熱管13とL型熱交換器12の伝熱管
14とが共に貫通する略長方形状の複数の共通フィン2
1を所定の間隔をあけて配列している。また、上記L型
熱交換器12の屈曲部12bには、伝熱管14が貫通す
る略長方形状の複数のフィン22を所定の間隔をあけて
配列している。なお、上記平型熱交換器11の伝熱管1
3とL型熱交換器12の伝熱管14とは、U字形状の接
続パイプ15(図2(a)中右側に示し、図2(b)では省略
している)により接続している。
【0012】図3は上記共通フィン21の側面図を示し
ており、共通フィン21に千鳥状に貫通穴21aを設け
て、その貫通穴21aに平型熱交換器11(図2(a)に示
す)の伝熱管13とL型熱交換器12(図2(a)に示す)の
伝熱管14とを夫々貫通している。
【0013】また、図4は上記フィン22の側面図を示
しており、フィン22に長手方向に貫通穴22aを1列
に設けて、その貫通穴22aにL型熱交換器12(図2
(a)に示す)の伝熱管14を貫通している。
【0014】上記構成の空気調和機の室外ユニット10
の室外熱交換器2では、平型熱交換器11およびL型熱
交換器12の平型部12aに共通フィン21を配列する
ことによって、上記平型熱交換器11とL型熱交換器1
2の平型部12aとを通過する空気が共通フィン21に
沿ってスムーズに流れて、通風抵抗が減少するので、騒
音を低減することができると共に、熱交換器を通過する
風量の低下を防いで熱交換の効率を向上することができ
る。また、上記室外ユニット10は、暖房運転時、上記
平型熱交換器11とL型熱交換器12の平型部12aと
が共有する共通フィン21に水滴が付着しても、溜まら
ずにスムーズに流れ落ちるので、凍結の発生頻度が減少
して、風量の低下を抑えると共に、デフロスト回数を減
らすことができ、暖房能力を向上することができる。
【0015】上記実施の形態では、図2(a)に示すよう
に、略長方形状の共通フィン21に千鳥状に伝熱管1
4,13を配列したが、共通フィンの形状や伝熱管の配
列等はこれに限らず、様々な形態のフィン,伝熱管でも
よいのは勿論である。
【0016】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の空気調和機の室外ユニットは、ケーシングと、上記
ケーシング内に配置された室外熱交換器と、上記ケーシ
ング内に配置され、上記室外熱交換器を介して吸い込ん
だ空気を吹き出すファンとを備え、上記室外熱交換器
は、平面状の平型熱交換器および上記平型熱交換器と略
平行な平面状の平型部と上記平型部の一端から屈曲して
延びる屈曲部とを有するL型熱交換器である空気調和機
の室外ユニットにおいて、上記平型熱交換器およびL型
熱交換器の平型部に複数の共通フィンを所定の間隔をあ
けて配列し、各共通フィンに平型熱交換器の伝熱管とL
型熱交換器の平型部の伝熱管とが共に貫通するものであ
る。
【0017】したがって、請求項1の発明の空気調和機
の室外ユニットによれば、上記平型熱交換器およびL型
熱交換器の平型部では、所定の間隔をあけて配列された
複数の共通フィンに沿って空気がスムーズに流れて、上
記平型熱交換器とL型熱交換器の平型部との通風抵抗が
減少するので、騒音を低減することができると共に、室
外熱交換器を通過する風量の低下を防いで熱交換の効率
を向上することができる。また、暖房運転時、上記平型
熱交換器とL型熱交換器の平型部とが共有する共通フィ
ンに水滴が付着しても、共通フィンに沿ってスムーズに
流れ落ちて溜まらないので、凍結の発生頻度が減少し
て、風量の低下を抑えると共に、デフロスト回数を減ら
すことができ、暖房能力を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の実施の一形態の空気調和機
の室外ユニットの概略を示す水平断面図である。
【図2】 図2は上記室外ユニットの室外熱交換器の上
面図であり、図2(b)は上記室外熱交換器の正面図であ
る。
【図3】 図3は上記室外熱交換器の共通フィンの側面
図である。
【図4】 図4は上記室外熱交換器のフィンの側面図で
ある。
【図5】 図5は従来の空気調和機の室外ユニットの水
平断面の概略図である。
【符号の説明】
1…ケーシング、 2…室外熱交換器、 3…送風ファン、 10…室外ユニット、 11…平型熱交換器、 12…L型熱交換器、 12a…平型部、 12b…屈曲部、 13,14…伝熱管、 21…共通フィン、 22…フィン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長井 俊二 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内 (72)発明者 仲丸 貞雄 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内 Fターム(参考) 3L054 BA05 BB03

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング(1)と、上記ケーシング(1)
    内に配置された室外熱交換器(2)と、上記ケーシング
    (1)内に配置され、上記室外熱交換器(2)を介して吸い
    込んだ空気を吹き出すファン(3)とを備え、上記室外熱
    交換器(2)は、平面状の平型熱交換器(11)および上記
    平型熱交換器(11)と略平行な平面状の平型部(12a)
    と上記平型部(12a)の一端から屈曲して延びる屈曲部
    (12b)とを有するL型熱交換器(12)である空気調和
    機の室外ユニットにおいて、 上記平型熱交換器(11)および上記L型熱交換器(12)
    の上記平型部(12a)に、上記平型熱交換器(11)の伝
    熱管(13)と上記L型熱交換器(12)の上記平型部(1
    2a)の伝熱管(14)とが共に貫通する複数の共通フィン
    (21)を所定の間隔をあけて配列していることを特徴と
    する空気調和機の室外ユニット。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2016121115A1 (ja) * 2015-01-30 2017-05-25 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2016121115A1 (ja) * 2015-01-30 2017-05-25 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置
US10156400B2 (en) 2015-01-30 2018-12-18 Mitsubishi Electric Corporation Heat exchanger and refrigeration cycle device

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