JP2000087730A - 黒煙除去装置 - Google Patents

黒煙除去装置

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JP2000087730A JP25515298A JP25515298A JP2000087730A JP 2000087730 A JP2000087730 A JP 2000087730A JP 25515298 A JP25515298 A JP 25515298A JP 25515298 A JP25515298 A JP 25515298A JP 2000087730 A JP2000087730 A JP 2000087730A
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英明 太田
Yukihiro Abe
幸浩 阿部
Osamu Matsumoto
修 松本
Sadanori Toyama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディーゼルエンジンから排出される排気ガス
中の黒煙を除去する装置を提供する。 【解決手段】 ディーゼルエンジンからの排気ガス中の
黒煙を捕捉するフィルタと、該フィルタへ送給する前の
前記排気ガスに少なくとも燃料を供給し得る第1ノズル
と、該第1ノズルと前記フィルタとの間に設けられ前記
排気ガスを燃焼し得る触媒燃焼器と、前記第1ノズルか
ら燃料を供給する前に、燃料と空気の混合気を予燃焼室
37内へ供給し得る第2ノズル18と前記混合気に着火
するためのイグナイタ19とを備え前記排気ガスの一部
を旋回導入して所定温度に加熱・昇温し得る予燃焼器1
1を備えてなり、当該予燃焼器11には、第2ノズル1
8の吹き出し口近傍を囲繞する囲繞部材の溝47を形成
してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディーゼルエンジ
ンから排出される排気ガス中の黒煙を除去する装置に関
し、特に、路線バスやごみ収集車などのように走行や停
車を頻繁に繰り返すディーゼルエンジン車に適用すると
有効なものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディーゼルエンジンの不完全燃焼
で生じる黒煙に含まれる微粒子(DEP)は、人体の健
康に悪影響を及ぼすことが確認されており、そのためデ
ィーゼルエンジン車にあっては、前記排気微粒子を低減
する排気浄化装置「ディーゼル・パティキュレート・フ
ィルター(DPF)装置」(以下、黒煙除去装置とい
う)が種々開発されている。
【0003】従来の黒煙除去装置の概略構成を図14に
示す。図14に示すように、ディーゼルエンジン110
には、排気ガス100を排出する排気路111の一端が
連結されている。排気路111の他端寄りには、当該排
気路111内に軽油などの燃料101を注入する噴射器
116が取り付けられている。排気路111の他端に
は、排気ガス100と燃料101とを混合するミキサ1
17の入口側が連結されている。ミキサ117の出口側
には、排気ガス100を燃焼させ得る触媒燃焼器118
の入口側が連結されている。触媒燃焼器118の出口側
には、排気ガス100中から黒煙を捕捉するハニカム状
のセラミックス製フィルタ119の入口側が連結されて
いる。
【0004】また、前記ディーゼルエンジン110に
は、当該エンジン110の回転数、排気温度などを検出
する図示しない各種センサが設けられている。一方、前
記触媒燃焼器118の出口側には、当該部位での排気ガ
スの圧力や温度などを検出する図示しない各種センサが
設けられている。これらの各種センサの検出信号は制御
装置120に入力される。この制御装置120は前記入
力信号に応じて前記噴射器116を駆動制御するように
なっている。
【0005】このような黒煙除去装置では、ディーゼル
エンジン110から排出された排気ガス100が排気路
111、ミキサ117、触媒燃焼器118を介してフィ
ルタ119内に送給されると、当該フィルタ119が排
気ガス100中から黒煙を捕捉するので、フィルタ11
9の出口側から黒煙が除去された浄化ガス103が排出
される。
【0006】このように排気ガス100中の黒煙をフィ
ルタ119が捕捉していくと、当該フィルタ119が次
第に目詰まりし、圧力損失の上昇によりエンジン出力の
低下を招くことになる。ひいては、エンジンが作動でき
なくなる。このため、前記各種センサからの検出信号に
基づいて制御装置120が噴射器116を制御して、噴
射器116が排気路111内に所定量の燃料101を適
宜注入すると、当該燃料101と排気ガス100がミキ
サ117で混合されて触媒燃焼器118で燃焼される。
これにより、当該排気ガス100のフィルタ119内の
通過に際して、当該排気ガス100がフィルタ119に
捕捉されている黒煙を加熱して燃焼させ、当該フィルタ
119から黒煙を除去して目詰まりを防止している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような黒煙除去装置を路線バスやごみ収集車などのよ
うに走行や停車を頻繁に繰り返すディーゼルエンジン車
に適用すると、停車時(アイドリング状態)及びエンジ
ン低負荷時等における排気ガス100の温度が燃料10
1の触媒燃焼器118による着火温度まで到達しないた
め、フィルタ119の再生作業を走行時(エンジン中・
高負荷域)にしか行うことができなかった。このため、
車両運行に支障をきたしていた。また、車両の運行状況
によっては一度に燃焼させる黒煙の量が多く、フィルタ
119内で発生する熱量が多くなってフィルタ119の
温度が非常に高くなってしまい、フィルタ119を破損
させてしまうなどの不具合があった。
【0008】このため、黒煙除去装置を路線バスやごみ
収集車などのように走行や停車を頻繁に繰り返すディー
ゼルエンジン車に適用した場合に、停車時(アイドリン
グ状態)及びエンジン低負荷時等における排気ガスを効
率的に処理して黒鉛を確実にしかも安定して燃焼させ、
排気ガスの大気環境への負荷の低減を図ることができる
黒煙除去装置の早急な出現が望まれている。
【0009】このようなことから、本発明は、ディーゼ
ルエンジンの排気ガス温度が低い場合でも、これを効果
的に昇温してフィルタに捕捉された黒煙を確実に且つ安
定して燃焼させることができる黒煙除去装置を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ための、本発明による黒煙除去装置は、ディーゼルエン
ジンからの排気ガス中の黒煙を捕捉するフィルタと、該
フィルタへ送給する前の前記排気ガスに少なくとも燃料
を供給し得る第1ノズルと、該第1ノズルと前記フィル
タとの間に設けられ前記排気ガスを燃焼し得る触媒燃焼
器と、前記第1ノズルから燃料を供給する前に、燃料と
空気の混合気を予燃焼室内へ供給し得る第2ノズルと前
記混合気に着火するためのイグナイタとを備え前記排気
ガスの一部を旋回導入して所定温度に加熱・昇温し得る
予燃焼器を備えてなり、当該予燃焼器には、旋回導入さ
れる排気ガスの脈動を防止する脈動防止装置を備えてな
ると共に、該脈動防止装置を通過した排気ガスを予燃焼
室内の第2ノズルの周囲から導入することを特徴とす
る。
【0011】[請求項2]の発明は、請求項1におい
て、前記第2ノズル周囲にシールガスを導く流路を形成
してなることを特徴とする。
【0012】[請求項3]の発明は、請求項1又は2に
おいて、前記予燃焼器には、予燃焼室内での火炎を先端
側を遮断する短炎化板と、旋回導入される排気ガスの脈
動を防止する脈動防止装置を備えてなると共に、該脈動
防止装置を通過した排気ガスを予燃焼室内の第2ノズル
の周囲から導入することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る黒煙除去装置
を実施例により図面を用いて詳細に説明するが、本発明
はこれに限定されるものではない。
【0014】[第1の実施の形態] [構成]図1は本発明の第1実施の形態にかかる予燃焼
器の概略図、図2はそのA−A断面図、図3はそのB−
B断面図、図4はC−C断面図、及び図5は黒煙除去装
置の概略構成図である。
【0015】まず、本実施の形態にかかる予燃焼器を設
置する黒煙除去装置の構成の概略を図5を参照して説明
する。
【0016】図5に示すように、ディーゼルエンジン1
の燃焼室2には、新気を吸入するための吸気路3と排気
ガスを排出するための排気路4とが、それぞれ図示しな
いバルブを介して連通されると共に、インジェクタ5と
イグナイタとしてのグロープラグ6とが臨設される。イ
ンジェクタ5は、燃料噴射用コントロールユニット7に
より燃料タンク8からの加圧燃料(軽油)を所定の噴射
時期・噴射量で燃焼室2内に噴射するよう制御され、グ
ロープラグ6は、始動用コントロールユニット9により
エンジン始動時にバッテリー10から通電されて発熱す
るよう制御される。
【0017】前記排気路4の下流端は、後述する予燃焼
器11の入口側に接続される。この予燃焼器11の出口
側には排気ガスを燃焼させ得る白金等を使用した触媒燃
焼器12と排気ガス中から黒煙を捕捉するハニカム状の
セラミックス(又は不織布)製フィルタ13が排気ガス
流れに沿って順次接続される。これらの予燃焼器11、
触媒燃焼器12及びフィルタ13は円筒体状に一体的に
形成される。
【0018】前記触媒燃焼器12の直前には、第1ノズ
ルとしての触媒燃焼用燃料・空気噴霧ノズル14が設け
られ、該燃料・空気噴霧ノズル14は前記燃料タンク8
から流量調整弁15を介して送られてくる加圧燃料と既
設のコンプレッサ16から流量調整弁17を介して送ら
れてくる加圧空気とを混合して予燃焼器11を経た排気
ガス中に噴霧し得るようになっている。
【0019】また、前記予燃焼器11の入口側には、第
2ノズルとしての予燃焼用燃料・空気噴霧ノズル18と
該噴霧ノズル18に隣接してイグナイタとしてのグロー
プラグ19が設けられる。前記燃料・空気噴霧ノズル1
8は、前記触媒燃焼用燃料・空気噴霧ノズル14と同様
に、前記燃料タンク8から流量調整弁15を介して送ら
れてくる加圧燃料と既設のコンプレッサ16から流量調
整弁17を介して送られてくる加圧空気とを混合して予
燃焼器11内に導入された排気ガス中に噴霧し得るよう
になっている。前記グロープラグ19は、前記バッテリ
ー10からリレー20を介して所定時期に通電されて発
熱し、前記燃料・空気噴霧ノズル18から噴霧した混合
気に着火し得るようになっている。
【0020】そして、前記流量調整弁15,17及びリ
レー20は、黒煙除去用コントロールユニット21から
の信号により駆動制御されると共に、このコントロール
ユニット21には、排気路4に介装されて排気ガス温度
を検出する熱電対22aと予燃焼器11内に介装されて
予燃焼後の排気ガス温度を検出する熱電対22bとから
の検出信号が入力される。また、コントロールユニット
21には、ディーゼルエンジン1の回転数などを検出す
る図示しない各種センサからの検出信号と、触媒燃焼器
12からの排気ガスの圧力や温度などを検出する図示し
ない各種センサからの検出信号が適宜入力される。尚、
図5中23a,23bは燃料を加圧送給する燃料ポンプ
である。
【0021】本実施の形態にかかる予燃焼器31は図5
の予燃焼器11として設置されるものであり、予燃焼器
の予燃焼室内における燃焼を安定して行うようにしたも
のである。図1に示すように、本実施の形態にかかる予
燃焼器11は、一端(排気ガス流れの上流側)が側壁3
1により閉塞された円筒型の予燃焼器本体32の内側
に、ダンパ内筒33及びダンパ外筒34からなる内部に
空間を有する二重筒で形成された脈動防止ダンパ室(以
下「ダンパ室」という。)35が配設されており、前述
した排気路4の下流端が予燃焼器本体32に対し接線方
向に接続し、予燃焼器本体32,ダンパ外筒35間に排
気ガスが旋回導入(図中矢印参照)されるようになって
いる。前記ダンパ外筒34の周壁には、図2に示すよう
に、ダンパ室35内に排気ガスが旋回導入される方向と
同一方向に、排気ガスの一部を旋回導入するための流入
管36が周方向に等配形成されると共に筒軸方向に多重
に形成される。また、ダンパ内筒33の周壁には、図3
に示すように、予燃焼室37内に排気ガスを導入するた
めの導入管38が周方向に等配形成されると共に筒軸方
向に多重に形成される。
【0022】前記予燃焼器本体32の側壁31中央には
前述した燃料・空気噴霧ノズル18が取り付けられると
共に、この燃料・空気噴霧ノズル18から予燃焼室37
内に噴出される燃料・空気の噴霧外縁をその先端発熱部
が跨ぐようにして前述したグロープラグ19が前記側壁
31上部に斜め下向きに取り付けられる。また、ダンパ
内筒34の導入管38の側壁31側にはドーナツ板状の
保炎板39を、燃料・空気噴霧ノズル18から予燃焼室
37内に噴出される燃料・空気の噴霧外縁40を囲繞す
るようにして取り付けており、ドーナツ板状の炎を生成
して予燃焼室37において燃焼を安定化させている。ま
た、前記ダンパ内筒33の内壁に沿って、円筒状の金網
41が配設されており、保炎・保温性を高め、良好な燃
焼状態を保持するようにしている。
【0023】また、予燃焼器本体32の内側には、ダン
パ外筒34との間に旋回防止板42を周方向に適当数
(図中では4枚)等配しており、均一に旋回導入された
排気ガスの内でダンパ室35へ流入しない排気ガスの過
度の旋回を抑制して触媒燃焼器12側へ流入させ、これ
により予燃焼室37内の負圧化が抑制されて予燃焼室3
7における安定燃焼が得られるようにしている。
【0024】また、前記旋回防止板42の後端側には、
複数の孔を有する流量調製板43が配設されており、ダ
ンパ室35へ流入する排気ガスと流入しない排気ガスと
の流量を調製するようにしている。
【0025】前記ダンパ室35の旋回防止板42が取付
けられているダンパ室35の後流側には、支持部材45
を介して前記予燃焼室37内における燃焼による火炎の
先端側を遮ることで短炎化を図る平板状の短炎化板46
が取付けられている。前記予燃焼器11の内部に短炎化
板46を設けることにより、図5に示す触媒燃焼器12
直前に設けられた燃料・空気噴射ノズル14における燃
料への着火を防止することができる。また、前記触媒燃
焼器12に直接予燃焼器11からの火炎を接触させるこ
とを防止し、前記触媒燃焼器12の劣化を防止すること
ができる。
【0026】また、ダンパ内筒33の側壁31側には、
ダンパ室35に流入された排気ガスを予燃焼室37内の
第2ノズル18の周囲に向かって流出するための流出管
71を周方向に等配形成されていると共に、該流出管7
1から流入した排気ガスを側壁31に沿って導入させる
ための円筒状のガイドリング72を装着している。これ
は第2ノズル18から噴射される軽油に含まれる空気は
該軽油を噴霧するためのものであり、該軽油を充分に燃
焼するだけの空気を含まないので、予燃焼室37の上流
側においても酸素不足を解消するために、排気ガスを流
入させるようにしている。一般に排気ガスは低負荷時に
おいては酸素の含有量が約19%程度あり、充分に燃焼
に寄与することなる。また、供給される排気ガスはダン
パ室35において脈動が低減されているので、燃焼に悪
影響を与えることはない。
【0027】また、本実施の形態では、前記予燃焼室3
7の側壁31の中央に設けた第2ノズル18の近傍に
は、第2ノズル18の吹き出し口近傍を囲繞する囲繞部
材として円錐状の溝47が形成されており、該溝47に
より第2ノズル18から噴霧される軽油・空気の噴霧4
8により形成される対流を、図4に示すように、小さな
対流渦49となるようにしている。
【0028】これは、下記の不具合を防止するためであ
る。一般に、図12及び図13に示すように、噴霧によ
り対流が形成されると第2ノズル18から噴出される噴
霧48により、該噴霧48の周囲に対流が発生し、該対
流が大きな対流渦50となり、不完全燃焼により発生す
る微細なスス等が該大きな対流渦50に乗って第2ノズ
ル18の近傍まで運ばれ、壁面やノズル近傍に付着し
て、第2ノズル18からの噴霧を阻害したり、第2ノズ
ルの噴出口を閉塞したりする。本実施の形態では、前記
円錐状の溝47を形成することにより、小さな対流渦4
9しか発生することがないので、予燃焼室37内部で発
生するススが第2ノズル近傍に運ばれることが防止され
る。なお、溝47の形状は円錐状の溝に限定されるもの
ではなく、断面形状がU字状の溝等であってもよく、テ
ーパ形状が複数段からなる溝であってもよい。
【0029】[作用・効果]このような黒煙除去装置で
は、ディーゼルエンジン1から排出された排気ガスが排
気路4、予燃焼器11、触媒燃焼器12を介してフィル
タ13内に送給されると、当該フィルタ13が排気ガス
中から黒煙を捕捉するので、フィルタ13からは黒煙の
除去された排気ガスが排出される。尚、本実施の形態で
は、触媒燃焼器12により排気ガス中のHCやCOも浄
化される。
【0030】このように排気ガス中の黒煙をフィルタ1
3が捕捉していくと、フィルタ13に捕捉された黒煙が
蓄積していく。すると、前記各種センサからの検出信号
に基づいて黒煙除去用コントロールユニット21が流量
調整弁15,17を制御して、触媒燃焼用燃料・空気噴
霧ノズル14から燃料と空気の混合気を予燃焼器11を
経た排気ガス中に噴霧する。
【0031】この際、走行時(エンジン中・高負荷域)
等で、ディーゼルエンジン1からの排気ガス温度が、触
媒燃焼器12での前記混合気の着火温度(約300°以
上)に達していれば、前記混合気と排気ガスが触媒燃焼
器12で燃焼される。これにより、当該排気ガスのフィ
ルタ13内の通過に際して、当該排気ガスがフィルタ1
3に捕捉されている黒煙を加熱して燃焼させ、当該フィ
ルタ13から黒煙を除去して目詰まりを防止する。
【0032】一方、停車時(アイドリング状態)及びエ
ンジン低負荷域時等で、ディーゼルエンジン1からの排
気ガス温度が、触媒燃焼器12での着火温度に達してい
ない時は、黒煙除去用コントロールユニット21が排気
路4に介装された熱電対22aで検知して、リレー20
を制御してグロープラグ19に通電すると共に流量調整
弁15,17の制御により予燃焼用燃料・空気噴霧ノズ
ル18から燃料と空気の混合気を予燃焼器11内に導入
された排気ガス中に噴霧する。
【0033】これにより、燃料・空気噴霧ノズル18か
ら噴霧した混合気が排気ガスと共に着火・燃焼され、排
気路4からの排気ガスを触媒燃焼の開始温度まで加熱・
昇温する。この結果、予燃焼器11を経た排気ガスは触
媒燃焼器12で燃焼されることになり、フィルタ13内
を通過するにあたって、フィルタ13に捕捉されている
黒煙を加熱・燃焼させて当該フィルタ13から黒煙を除
去し、目詰まりを防止する。換言すれば、フィルタ13
が再生されるのである。
【0034】したがって、路線バスやごみ収集車などの
ように走行や停車を頻繁に繰り返すディーゼル車に適用
しても、停車時(アイドリング状態)及びエンジン低負
荷時等にも運行状況に左右されず、フィルタ13の再生
作業を行うことができる。また、フィルタ13に捕捉さ
れた黒煙を定期的に燃焼除去させることができる。ま
た、フィルタ13内で発生する熱量を一定値以下に抑え
てフィルタ13の破損等を防止することができる。
【0035】そして、本実施の形態では、前記第2ノズ
ル18の近傍には、円錐状の溝47が形成されているの
で、第2ノズル18から噴霧される軽油・空気の噴霧4
8により形成される対流を極めて小さな対流渦49とす
ることができ、この結果、予燃焼室37内部で発生する
ススが第2ノズル18の近傍に運ばれることが防止され
る。
【0036】また、前記予燃焼器11にダンパ室35を
設け、予燃焼器本体32とダンパ外筒34間に排気ガス
が旋回導入されると共に、前記ダンパ室に設けた流入管
36と導入管38とを介して排気ガスの脈動を減衰さ
せ、ダンパ内筒33内の予燃焼室37に整流化された排
気ガスを旋回導入されるので、ダンパ内筒33内の予燃
焼室37における燃料噴霧状態に影響を与えることが防
止されると共に、着火性、燃焼性が向上する。
【0037】また、ダンパ内筒33の上流側には、ダン
パ室35に流入された排気ガスを予燃焼室37内の第2
ノズル18の周囲に向かって流出するための流出管71
を周方向に等配形成されているので、第2ノズル18か
らの燃料の空気不足を解消させることにより、着火性及
び燃焼性を向上させている。
【0038】また、本実施の形態では、前記ダンパ室3
5の触媒燃焼器12側に、排気ガス流出孔35aを設け
ているので、ダンパ室35内での対流ガスの排出がで
き、排気ガスによりダンパ内筒33の冷却が可能とな
り、予燃焼器11の耐久性を向上させている。
【0039】また、前記予燃焼室37内には、燃焼によ
る火炎を遮ることで短炎化を図る平板状の短炎化板46
が取付けられているので、触媒燃焼器12直前に設けら
れた燃料・空気噴射ノズル14における燃料への着火を
防止することができる。また、前記触媒燃焼器12に直
接予燃焼器11からの火炎を接触させることを防止し、
前記触媒燃焼器12の劣化を防止することができる。
【0040】[第2実施の形態] [構成]図6は本発明の第2実施の形態を示す予燃焼器
の要部構造説明図である。
【0041】これは、第1実施の形態における溝47内
にドーナツ状板51を設けると共に該ドーナツ状51内
の空間に空気導入管52を設け(図6(A),(B),
(C)参照)、第2ノズル18の噴霧に影響を与えない
程度の少量のシールガスとしての空気を導入して前記ド
ーナツ状板51内の空間内への前記ススの入り込みを防
止するようにしている。その他の構成は、図1と同様で
ある。
【0042】[作用・効果]この実施の形態において
も、ドーナツ状板51により対流渦の入り込みを防止す
ると共に、空気により積極的に内部を常に清浄化させる
ことにより、良好な燃焼を持続させることができ、第1
実施例と同様の作用・効果が得られる。
【0043】[第3実施の形態] [構成]図7は本発明の第3実施の形態を示す予燃焼器
の要部構造説明図である。
【0044】これは、第2実施の形態におけるドーナツ
状板51の代わりに無底の円錐台状の鍔部53aを有す
る筒53を第2のノズル近傍を囲繞するように設置して
(図7(A),(B),(C)参照)、空気導入管52
から導入される空気を第2ノズル18の近傍まで導入す
るようにしたものである。その他の構成は、図1と同様
である。
【0045】[作用・効果]この実施の形態において
も、前記筒53により導入される空気を第2ノズル18
の近傍まで方向性を持って導入することにより、積極的
に第2ノズル18近傍へのススの付着を防止し、ノズル
部を清浄化させることにより、良好な燃焼を持続させる
ことができ、第1実施例と同様の作用・効果が得られ
る。
【0046】[第4実施の形態] [構成]図8は本発明の第4実施の形態を示す予燃焼器
の要部構造説明図である。
【0047】これは、第3実施の形態における無底の円
錐台状の鍔部を有する筒53の第2ノズル18側の開口
部に吹き出し鍔部54を周設し(図8(A),(B),
(C)参照)、空気導入管52から導入される空気を第
2ノズル18の近傍までより方向性を向上させて導入す
るようにしたものである。その他の構成は、図1と同様
である。
【0048】[作用・効果]この実施の形態において
も、空気導入管52から導入される空気の方向性を更に
向上させて積極的に第2ノズル18近傍へのススの付着
を防止し、ノズル部を清浄化させることにより、良好な
燃焼を持続させることができ、第1実施例と同様の作用
・効果が得られる。
【0049】[第5実施の形態] [構成]図9は本発明の第5実施の形態を示す予燃焼器
の要部構造説明図である。
【0050】これは、第4実施の形態における前記筒5
3の吹き出し鍔部54に複数の羽根55を有するスワラ
ー56を設け(図9(D)参照)、導入する空気を旋回
導入するようにしたものである。その他の構成は、図1
と同様である。なお、スワラー56の羽根55の代わり
に、図9(E)に示すように、導入する空気を中心方向
に向かうようなスリット部57を等配形成し、整流させ
るようにしてもよい。
【0051】[作用・効果]この実施の形態において
も、スワラー56により内部に空気が旋回導入されるの
で、噴霧に影響を与えることが解消され、積極的に第2
ノズル18近傍へのススの付着を防止し、ノズル部を清
浄化させることにより、良好な燃焼を持続させることが
でき、第1実施例と同様の作用・効果が得られる。
【0052】[第6実施の形態] [構成]図10は本発明の第6実施の形態を示す予燃焼
器の要部構造説明図である。
【0053】これは、第1実施の形態のような円錐溝4
7を形成することなく、平板状の側壁に第2ノズル18
の吹き出し口近傍を囲繞する囲繞部材として中心に噴霧
48の開口61aを有する薄い円筒61を設けると共
に、該円筒61内に空気を導入する空気導入管62を設
けるようにしたものである。その他の構成は、図1と同
様である。
【0054】[作用・効果]この実施の形態において
も、円筒61内に導入される導入により第2ノズル近傍
が清浄化され、対流の渦63に乗ってススが入り込むこ
とがなく、良好な燃焼を持続させることができ、第1実
施例と同様の作用・効果が得られる。
【0055】[第7実施の形態] [構成]図11は本発明の第7実施の形態を示す予燃焼
器の要部構造説明図である。
【0056】これは、第6実施の形態における円筒61
の開口部分に第5実施の形態にかかる複数の羽根55を
有するスワラー56を設けたり、スリット部57を等配
形成したりして、空気を旋回導入させたり、整流させる
ようにしたものである。その他の構成は、図1と同様で
ある。
【0057】[作用・効果]この実施の形態において
も、スワラー56やスリット部57により内部に空気が
旋回導入されたり、整流化されるので、空気を第2ノズ
ル近傍に方向性をもって導入することができ、積極的に
第2ノズル18近傍へのススの付着を防止し、ノズル部
を清浄化させることにより、良好な燃焼を持続させるこ
とができ、第1実施例と同様の作用・効果が得られる。
【0058】
【発明の効果】[請求項1]の発明によれば、ディーゼ
ルエンジンからの排気ガス中の黒煙を捕捉するフィルタ
と、該フィルタへ送給する前の前記排気ガスに少なくと
も燃料を供給し得る第1ノズルと、該第1ノズルと前記
フィルタとの間に設けられ前記排気ガスを燃焼し得る触
媒燃焼器と、前記第1ノズルから燃料を供給する前に、
燃料と空気の混合気を予燃焼室内へ供給し得る第2ノズ
ルと前記混合気に着火するためのイグナイタとを備え前
記排気ガスの一部を旋回導入して所定温度に加熱・昇温
し得る予燃焼器を備えてなり、当該予燃焼器には、第2
ノズルの吹き出し口近傍を囲繞する囲繞部材を有するの
で、第2ノズルから噴霧される軽油・空気の噴霧により
形成される対流を小さな対流渦とすることができ、この
結果、予燃焼室内部で発生するススが第2ノズルの近傍
に運ばれることが防止される。依って、路線バスやごみ
収集車などのように走行や停車を頻繁に繰り返すディー
ゼル車に適用しても、停車時(アイドリング状態)及び
低負荷時等においても、運行状況に左右されずに、フィ
ルタの再生作業を安定して行うことができる。この結
果、排気ガスの大気環境への負荷の低減を図ることが実
現できる。
【0059】[請求項2]の発明によれば、請求項1に
おいて、前記第2ノズル周囲にシールガスを導く流路を
形成してなるので、導入されたシールガスにより積極的
積極的に第2ノズル近傍へのススの付着を防止し、ノズ
ル部を清浄化させることにより、良好な燃焼を持続させ
ることができる。
【0060】[請求項3]の発明によれば、請求項1又
は2において、前記予燃焼器には、予燃焼室内での火炎
を先端側を遮断する短炎化板と、旋回導入される排気ガ
スの脈動を防止する脈動防止装置を備えてなると共に、
該脈動防止装置を通過した排気ガスを予燃焼室内の第2
ノズルの周囲から導入するので、予燃焼室内に導入され
る排気ガスの脈動が防止されると共に、第2ノズルから
の燃料の空気不足を解消させることにより、着火性が低
下することを防止することができ、さらに、フィルタの
直前に設けられた燃料・空気噴射ノズルにおける燃料へ
の着火を防止することができる。依って、路線バスやご
み収集車などのように走行や停車を頻繁に繰り返すディ
ーゼル車に適用しても、停車時等のアイドリング状態の
ような低負荷域にもフィルタの再生作業を安定して行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態の予燃焼器の構造説明
図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】予燃焼器の第2ノズル近傍の要部概略図であ
る。
【図5】本発明の黒鉛除去装置の構造説明図である。
【図6】本発明の第2実施の形態の予燃焼器の要部構造
説明図である。
【図7】本発明の第3実施の形態の予燃焼器の要部構造
説明図である。
【図8】本発明の第4実施の形態の予燃焼器の要部構造
説明図である。
【図9】本発明の第5実施の形態の予燃焼器の要部構造
説明図である。
【図10】本発明の第6実施の形態の予燃焼器の要部構
造説明図である。
【図11】本発明の第7実施の形態の予燃焼器の要部構
造説明図である。
【図12】比較例の予燃焼器の構造説明図である。
【図13】その要部構造説明図である。
【図14】従来の黒煙除去装置の実施の形態の概略構成
図である。
【符号の説明】
1 ディーゼルエンジン 3 吸気路 4 排気路 8 燃料タンク 10 バッテリ 11 予燃焼器 12 触媒燃焼器 13 フィルタ 14 触媒燃焼用燃料・空気噴霧ノズル 15 流量調整弁 16 コンプレッサ 17 流量調整弁 18 予燃焼用燃料・空気噴霧ノズル 19 グロープラグ 20 リレー 21 黒煙除去用コントロールユニット 22a,22b 熱電対 31 側壁 32 予燃焼器本体 33 ダンパ内筒 34 ダンパ外筒 35 脈動防止ダンパ室(ダンパ室) 36 流入管 37 予燃焼室 38 導入管 39 保炎板 40 噴霧外縁 41 金網 42 旋回防止板 43 流量調製板 45 支持部材 46 短炎化板 47 円錐状の溝 48 噴霧 49 対流渦 51 ドーナツ状板 52 空気導入管 53 筒 54 吹き出し壁 55 羽根 56 スワラー 57 スリット部 61 円筒 62 空気導入管 71 流出管 72 ガイドリング
フロントページの続き (72)発明者 阿部 幸浩 神奈川県相模原市田名3000番地 三菱重工 業株式会社相模原製作所内 (72)発明者 松本 修 神奈川県相模原市田名3000番地 三菱重工 業株式会社相模原製作所内 (72)発明者 遠山 貞則 神奈川県相模原市田名3000番地 三菱重工 業株式会社相模原製作所内 Fターム(参考) 3G090 AA01 AA02 BA01 BA02 CA03 CA05 CB00 CB01 CB18 DA02 DA12 DA18 DB03 DB05 DB06 EA01 EA02 EA03 3K078 AA04 CA02 CA12 CA17 DA02 DA03 DA14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディーゼルエンジンからの排気ガス中の
    黒煙を捕捉するフィルタと、 該フィルタへ送給する前の前記排気ガスに少なくとも燃
    料を供給し得る第1ノズルと、 該第1ノズルと前記フィルタとの間に設けられ前記排気
    ガスを燃焼し得る触媒燃焼器と、 前記第1ノズルから燃料を供給する前に、燃料と空気の
    混合気を予燃焼室内へ供給し得る第2ノズルと前記混合
    気に着火するためのイグナイタとを備え前記排気ガスの
    一部を旋回導入して所定温度に加熱・昇温し得る予燃焼
    器を備えてなり、 当該予燃焼器には、第2ノズルの吹き出し口近傍を囲繞
    する囲繞部材を有することを特徴とする黒煙除去装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記第2ノズル周囲にシールガスを導く流路を形成して
    なることを特徴とする黒煙除去装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 前記予燃焼器には、予燃焼室内での火炎を先端側を遮断
    する短炎化板と、旋回導入される排気ガスの脈動を防止
    する脈動防止装置を備えてなると共に、該脈動防止装置
    を通過した排気ガスを予燃焼室内の第2ノズルの周囲か
    ら導入することを特徴とする黒煙除去装置。
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