JP3025232B2 - 黒煙除去装置 - Google Patents

黒煙除去装置

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JP3025232B2 JP10137953A JP13795398A JP3025232B2 JP 3025232 B2 JP3025232 B2 JP 3025232B2 JP 10137953 A JP10137953 A JP 10137953A JP 13795398 A JP13795398 A JP 13795398A JP 3025232 B2 JP3025232 B2 JP 3025232B2
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彰 橋本
修 松本
貞則 遠山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディーゼルエンジ
ンから排出される排気ガス中の黒煙を除去する装置に関
し、特に、路線バスやごみ収集車などのように走行や停
車を頻繁に繰り返すディーゼルエンジン車に適用すると
有効なものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディーゼルエンジンの不完全燃焼
で生じる黒煙に含まれる微粒子(DEP)は、人体の健
康に悪影響を及ぼすことが確認されており、そのためデ
ィーゼルエンジン車にあっては、前記排気微粒子を低減
する排気浄化装置「ディーゼル・パティキュレート・フ
ィルター(DPF)装置」(以下、黒煙除去装置とい
う)が種々開発されている。
【0003】従来の黒煙除去装置の概略構成を図5に示
す。図5に示すように、ディーゼルエンジン110に
は、排気ガス100を排出する排気路111の一端が連
結されている。排気路111の他端寄りには、当該排気
路111内に軽油などの燃料101を注入する噴射器1
16が取り付けられている。排気路111の他端には、
排気ガス100と燃料101とを混合するミキサ117
の入口側が連結されている。ミキサ117の出口側に
は、排気ガス100を燃焼させ得る触媒燃焼器118の
入口側が連結されている。触媒燃焼器118の出口側に
は、排気ガス100中から黒煙を捕捉するハニカム状の
セラミックス製フィルタ119の入口側が連結されてい
る。
【0004】また、前記ディーゼルエンジン110に
は、当該エンジン110の水温、回転数、排気温度など
を検出する図示しない各種センサが設けられている。一
方、前記触媒燃焼器118の出口側には、当該部位での
排気ガスの圧力損失や燃焼温度などを検出する図示しな
い各種センサが設けられている。これらの各種センサの
検出信号は制御装置120に入力される。この制御装置
120は前記入力信号に応じて前記噴射器116を駆動
制御するようになっている。
【0005】このような黒煙除去装置では、ディーゼル
エンジン110から排出された排気ガス100が排気路
111、ミキサ117、触媒燃焼器118を介してフィ
ルタ119内に送給されると、当該フィルタ119が排
気ガス100中から黒煙を捕捉するので、フィルタ11
9の出口側から黒煙が除去された浄化ガス103が排出
される。
【0006】このように排気ガス100中の黒煙をフィ
ルタ119が捕捉していくと、当該フィルタ119が次
第に目詰まりし、圧力損失の上昇によりエンジン出力の
低下を招くことになる。このため、前記各種センサから
の検出信号に基づいて制御装置120が噴射器116を
制御して、噴射器116が排気路111内に所定量の燃
料101を適宜注入すると、当該燃料101と排気ガス
100がミキサ117で混合されて触媒燃焼器118で
燃焼される。これにより、当該排気ガス100のフィル
タ119内の通過に際して、当該排気ガス100がフィ
ルタ119に捕捉されている黒煙を加熱して燃焼させ、
当該フィルタ119から黒煙を除去して目詰まりを防止
している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような黒煙除去装置を路線バスやごみ収集車などのよ
うに走行や停車を頻繁に繰り返すディーゼルエンジン車
に適用すると、停車時(アイドリング状態のようなエン
ジン低負荷域)における排気ガス100の温度が燃料1
01の触媒燃焼器118による着火温度にまで到達しな
いため、フィルタ119の再生作業を走行時(エンジン
中・高負荷域)にしか行うことができなかった。このた
め、車両の運行状況によっては一度に燃焼させる黒煙の
量が多く、フィルタ119内で発生する熱量が多くなっ
てフィルタ119の温度が非常に高くなってしまい、フ
ィルタ119を破損させてしまうなどの不具合があっ
た。
【0008】このようなことから、本発明は、ディーゼ
ルエンジンの排気ガス温度が低い場合でも、これを効果
的に昇温してフィルタに捕捉された黒煙を確実に燃焼さ
せることができる黒煙除去装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ための、本発明による黒煙除去装置は、ディーゼルエン
ジンの排気通路に、排気ガス中の黒煙を捕捉するフィル
タと、該フィルタへ送給する前の排気ガスを燃焼し得る
触媒燃焼器と、該触媒燃焼器へ送給する前の排気ガス中
に少なくとも燃料を供給し得る第1ノズルと、該第1ノ
ズルから燃料を供給する前に排気ガスを所定温度に加熱
・昇温し得る予燃焼器とを、下流側から上流側へ順次配
設した黒煙除去装置において、前記予燃焼器は、前記排
気ガスが旋回導入される外筒と該外筒内に導入された排
気ガスの一部が周壁部に形成した複数のノズル孔より
旋回導入されると共に内壁部が耐熱性材料で被われた
内筒との二重筒で形成され、前記内筒内に燃料と空気の
混合気を供給し得る第2ノズルと、前記混合気に着火す
るためのイグナイタとを備えており、前記イグナイタ
は、スパークが前記第2ノズルから内筒内に噴出される
燃料・空気の噴霧内を貫通するように、正電極と負電極
を対向させて取り付けてなるスパーク発生手段である
とを特徴とする。
【0010】
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る黒煙除去装置
を実施例により図面を用いて詳細に説明する。
【0013】[第1実施例] [構成]図1は本発明の第1実施例を示す黒煙除去装置
の概略構成図、図2は同じく予燃焼器の構造説明図、図
3は同じくグロープラグの配置例の模式図である。
【0014】図1に示すように、ディーゼルエンジン1
の燃焼室2には、新気を吸入するための吸気路3と排気
ガスを排出するための排気路4とが、それぞれ図示しな
いバルブを介して連通されると共に、インジェクタ5と
イグナイタとしてのグロープラグ6とが臨設される。イ
ンジェクタ5は、燃料噴射用コントロールユニット7に
より燃料タンク8からの加圧燃料(軽油)を所定の噴射
時期・噴射量で燃焼室2内に噴射するよう制御され、グ
ロープラグ6は、始動用コントロールユニット9により
エンジン始動時にバッテリー10から通電されて発熱す
るよう制御される。
【0015】前記排気路4の下流端は、後述する予燃焼
器11の入口側に接続される。この予燃焼器11の出口
側には排気ガスを燃焼させ得る白金使用の触媒燃焼器1
2と排気ガス中から黒煙を捕捉するハニカム状のセラミ
ックス(又は不織布)製フィルタ13が排気ガス流れに
沿って順次接続される。これらの予燃焼器11、触媒燃
焼器12及びフィルタ13は円筒体状に一体的に形成さ
れる。
【0016】前記触媒燃焼器12の直前には、第1ノズ
ルとしての触媒燃焼用燃料・空気噴霧ノズル14が設け
られ、該燃料・空気噴霧ノズル14は前記燃料タンク8
から流量調整弁15を介して送られてくる加圧燃料と既
設のコンプレッサ16から流量調整弁17を介して送ら
れてくる加圧空気とを混合して予燃焼器11を経た排気
ガス中に噴霧し得るようになっている。
【0017】また、前記予燃焼器11の入口側には、第
2ノズルとしての予燃焼用燃料・空気噴霧ノズル18と
該噴霧ノズル18に隣接してイグナイタとしてのグロー
プラグ19が設けられる。前記燃料・空気噴霧ノズル1
8は、前記触媒燃焼用燃料・空気噴霧ノズル14と同様
に、前記燃料タンク8から流量調整弁15を介して送ら
れてくる加圧燃料と既設のコンプレッサ16から流量調
整弁17を介して送られてくる加圧空気とを混合して予
燃焼器11内に導入された排気ガス中に噴霧し得るよう
になっている。前記グロープラグ19は、前記バッテリ
ー10からリレー20を介して所定時期に通電されて発
熱し、前記燃料・空気噴霧ノズル18から噴霧した混合
気に着火し得るようになっている。
【0018】そして、前記流量調整弁15,17及びリ
レー20は、黒煙除去用コントロールユニット21から
の信号により駆動制御されると共に、このコントロール
ユニット21には、排気路4に介装されて排気ガス温度
を検出する熱電対22aと予燃焼器11内に介装されて
予燃焼後の排気ガス温度を検出する熱電対22bとから
の検出信号が入力される。また、コントロールユニット
21には、ディーゼルエンジン1の水温、回転数などを
検出する図示しない各種センサからの検出信号と、触媒
燃焼器12からの排気ガスの圧力損失や燃焼温度などを
検出する図示しない各種センサからの検出信号が適宜入
力される。尚、図1中23a,23bは燃料を加圧送給
する燃料ポンプである。
【0019】図2及び図3に示すように、前記予燃焼器
11は、一端(排気ガス流れの上流側)が閉塞された内
筒25及び外筒26からなる二重筒で形成され、前述し
た排気路4の下流端が外筒26に対し接線方向に接続
し、内,外筒25,26間に排気ガスが旋回導入(図中
矢印参照)されるようになっている。前記内筒25の周
壁には、内,外筒25,26間に排気ガスが旋回導入さ
れる方向と同一方向に、排気ガスの一部を旋回導入する
ためのノズル孔27が周方向に等配形成されると共に筒
軸方向に多重に形成される。
【0020】前記内筒25の端壁中央に前述した燃料・
空気噴霧ノズル18が取り付けられると共に、この燃料
・空気噴霧ノズル18から内筒25内に噴出される燃料
・空気の噴霧外縁をその先端発熱部19aが跨ぐように
して前述したグロープラグ19が前記内筒25の端壁上
部に斜め下向きに取り付けられる。また、内筒25の内
壁部は耐熱性材料のセラミックス多孔体28で被われて
いる。実際には、セラミックス多孔体28は筒軸方向に
複数分割されて熱変形吸収可能に組み付けられている。
【0021】[作用・効果]このような黒煙除去装置で
は、ディーゼルエンジン1から排出された排気ガスが排
気路4、予燃焼器11、触媒燃焼器12を介してフィル
タ13内に送給されると、当該フィルタ13が排気ガス
中から黒煙を捕捉するので、フィルタ13からは黒煙の
除去された排気ガスが排出される。尚、本実施例では、
触媒燃焼器12により排気ガス中のHCやCOも浄化さ
れる。
【0022】このように排気ガス中の黒煙をフィルタ1
3が捕捉していくと、フィルタ13に捕捉された黒煙が
蓄積していく。すると、前記各種センサからの検出信号
に基づいて黒煙除去用コントロールユニット21が流量
調整弁15,17を制御して、触媒燃焼用燃料・空気噴
霧ノズル14から燃料と空気の混合気を予燃焼器11を
経た排気ガス中に噴霧する。
【0023】この際、走行時(エンジン中・高負荷域)
等で、ディーゼルエンジン1からの排気ガス温度が、触
媒燃焼器12での前記混合気の着火温度(約300°以
上)に達していれば、前記混合気と排気ガスが触媒燃焼
器12で燃焼される。これにより、当該排気ガスのフィ
ルタ13内の通過に際して、当該排気ガスがフィルタ1
3に捕捉されている黒煙を加熱して燃焼させ、当該フィ
ルタ13から黒煙を除去して目詰まりを防止する。
【0024】一方、停車時(アイドリング状態のような
エンジン低負荷域)等で、ディーゼルエンジン1からの
排気ガス温度が、触媒燃焼器12での前記混合気の着火
温度に達していない時は、これを黒煙除去用コントロー
ルユニット21が排気路4に介装された熱電対22aで
検知して、流量調整弁15,17の制御により予燃焼用
燃料・空気噴霧ノズル18から燃料と空気の混合気を予
燃焼器11内に導入された排気ガス中に噴霧すると共
に、リレー20を制御してグロープラグ19に通電す
る。
【0025】これにより、燃料・空気噴霧ノズル18か
ら噴霧した混合気が排気ガスと共に着火・燃焼され、排
気路4からの排気ガスを触媒燃焼器12での前記触媒燃
焼用燃料・空気噴霧ノズル14からの混合気の着火温度
まで加熱・昇温する。この結果、予燃焼器11を経た排
気ガスは触媒燃焼器12で燃焼されることになり、フィ
ルタ13内を通過するにあたって、フィルタ13に捕捉
されている黒煙を加熱・燃焼させて当該フィルタ13か
ら黒煙を除去し、目詰まりを防止する。換言すれば、フ
ィルタ13が再生されるのである。
【0026】したがって、路線バスやごみ収集車などの
ように走行や停車を頻繁に繰り返すディーゼル車に適用
しても、停車時(アイドリング状態のようなエンジン低
負荷域)等にもフィルタ13の再生作業を行うことがで
きるので、フィルタ13に捕捉された黒煙を定期的に燃
焼除去させることができ、フィルタ13内で発生する熱
量を一定値以下に抑えてフィルタ13の破損等を防止す
ることができる。
【0027】そして、本実施例では、前記予燃焼器11
が二重筒で形成され、内,外筒25,26間に排気ガス
が旋回導入されると共に、前記内筒25周壁のノズル孔
27により、内筒25内にも排気ガスが旋回導入される
ため、内筒25内における排気ガスの均一化と流量適正
化が図れる。また、前記グロープラグ19の発熱部19
aが燃料濃度分布が最適な燃料・空気噴霧ノズル18の
噴霧外縁を跨ぐようにして取り付けられる。これらの結
果、前記グロープラグ19による着火性が向上し、低酸
素濃度のディーゼル排気ガスでも良好な燃焼状態が得ら
れ、触媒燃焼器12に流入する排気ガス温度を確実に高
められる。
【0028】また、本実施例では、前記内筒25の内壁
部がセラミックス多孔体28で被われているので、予燃
焼器11の内筒25内部の昇温特性が向上する。さら
に、燃料・空気噴霧ノズル14及び18に供給する燃料
と空気は既設の燃料タンク8とコンプレッサ16から供
給されるので、コストダウンが図れる。
【0029】[第2実施例] [構成]図4は本発明の第2実施例を示すスパーク発生
用電極の配置例の模式図である。
【0030】図4に示すものは、第1実施例におけるグ
ロープラグ19の代わりに、イグナイタとしてスパーク
発生手段を用い、内筒25の端壁上部に、スパークが燃
料・空気噴霧ノズル18から内筒25内に噴出される燃
料・空気の噴霧内を貫通するように、正電極30aと負
電極30bを対向させて取り付けた例である。その他の
構成は、図1〜図3と同様である。
【0031】[作用・効果]この実施例においても、正
電極30aと負電極30b間に発生するスパークによる
着火性が向上し、第1実施例と同様の作用・効果が得ら
れる。
【0032】尚、本発明は上記各実施例に限定されず、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で、熱電対の他に他の温
度センサを用いるとかイグナイタとして他の手段を採用
するとか各種変更が可能であることはいうまでもない。
また、本発明は自動車に限らず、ディーゼルエンジンを
搭載した鉄道車両や船舶等にも適用できる。
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ディーゼルエ
ンジンの排気通路に、排気ガス中の黒煙を捕捉するフィ
ルタと、該フィルタへ送給する前の排気ガスを燃焼し得
る触媒燃焼器と、該触媒燃焼器へ送給する前の排気ガス
中に少なくとも燃料を供給し得る第1ノズルと、該第1
ノズルから燃料を供給する前に排気ガスを所定温度に加
熱・昇温し得る予燃焼器とを、下流側から上流側へ順次
配設した黒煙除去装置において、前記予燃焼器は、前記
排気ガスが旋回導入される外筒と該外筒内に導入された
排気ガスの一部が周壁部に形成した複数のノズル孔よ
り旋回導入されると共に内壁部が耐熱性材料で被われ
た内筒との二重筒で形成され、前記内筒内に燃料と空気
の混合気を供給し得る第2ノズルと、前記混合気に着火
するためのイグナイタとを備えており、前記イグナイタ
は、スパークが前記第2ノズルから内筒内に噴出される
燃料・空気の噴霧内を貫通するように、正電極と負電極
を対向させて取り付けてなるスパーク発生手段である
とを特徴とするので、予燃焼器における排気ガスの均一
化と流量適正化が図れ、前記イグナイタによる着火性が
向上すると共に良好な燃焼状態が得られ、排気ガスの温
度が燃料等の触媒燃焼器による着火温度にまで到達しな
い場合であっても、当該排気ガスを予燃焼器で昇温させ
て触媒燃焼器で確実に燃焼させることができる。依っ
て、路線バスやごみ収集車などのように走行や停車を頻
繁に繰り返すディーゼル車に適用しても、停車時等のア
イドリング状態のような低負荷域にもフィルタの再生作
業を行うことができる。また、スパーク発生手段による
着火性が一段と向上し、低酸素濃度のディーゼル排気ガ
スでも良好な燃焼状態が得られ、触媒燃焼器に流入する
排気ガス温度を確実に高められる。
【0034】
【0035】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す黒煙除去装置の概略
構成図である。
【図2】同じく予燃焼器の構造説明図である。
【図3】同じくグロープラグの配置例の模式図である。
【図4】本発明の第2実施例を示すスパーク発生用電極
の配置例の模式図である。
【図5】従来の黒煙除去装置の実施の形態の概略構成図
である。
【符号の説明】
1 ディーゼルエンジン 3 吸気路 4 排気路 8 燃料タンク 10 バッテリ 11 予燃焼器 12 触媒燃焼器 13 フィルタ 14 触媒燃焼用燃料・空気噴霧ノズル 15 流量調整弁 16 コンプレッサ 17 流量調整弁 18 予燃焼用燃料・空気噴霧ノズル 19 グロープラグ 20 リレー 21 黒煙除去用コントロールユニット 22a,22b 熱電対 25 内筒 26 外筒 27 ノズル孔 28 セラミックス多孔体
フロントページの続き (72)発明者 松本 修 神奈川県相模原市田名3000番地 三菱重 工業株式会社 相模原製作所内 (72)発明者 遠山 貞則 神奈川県相模原市田名3000番地 三菱重 工業株式会社 相模原製作所内 (72)発明者 阿部 幸浩 神奈川県相模原市田名3000番地 三菱重 工業株式会社 相模原製作所内 (56)参考文献 実開 昭60−155714(JP,U) 実開 昭60−91223(JP,U) 実開 昭59−54707(JP,U) 実開 昭58−108222(JP,U) 実開 平2−76115(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01N 3/02 301 - 341 F01N 3/24 F01N 3/36

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディーゼルエンジンの排気通路に、排気
    ガス中の黒煙を捕捉するフィルタと、該フィルタへ送給
    する前の排気ガスを燃焼し得る触媒燃焼器と、該触媒燃
    焼器へ送給する前の排気ガス中に少なくとも燃料を供給
    し得る第1ノズルと、該第1ノズルから燃料を供給する
    前に排気ガスを所定温度に加熱・昇温し得る予燃焼器と
    を、下流側から上流側へ順次配設した黒煙除去装置にお
    いて、前記予燃焼器は、前記排気ガスが旋回導入される
    外筒と該外筒内に導入された排気ガスの一部が周壁部
    に形成した複数のノズル孔より旋回導入されると共に
    内壁部が耐熱性材料で被われた内筒との二重筒で形成さ
    れ、前記内筒内に燃料と空気の混合気を供給し得る第2
    ノズルと、前記混合気に着火するためのイグナイタとを
    備えており、前記イグナイタは、スパークが前記第2ノ
    ズルから内筒内に噴出される燃料・空気の噴霧内を貫通
    するように、正電極と負電極を対向させて取り付けてな
    るスパーク発生手段であることを特徴とする黒煙除去装
    置。
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