JP2000087092A - 硬面の洗浄及び仕上げ用組成物及びその方法 - Google Patents

硬面の洗浄及び仕上げ用組成物及びその方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】特定構造の芳香族スルホネートと、特定構造の
スルホネートエステルと、有効消泡量の非イオン性消泡
界面活性剤、及び水性希釈液とを含有することにより、
清潔でしみ、すじ状汚れ及び被膜のない外観を呈する硬
面仕上げ用洗剤組成物及び硬面の洗浄及び仕上げ方法を
提供する。 【解決手段】下記式(化1)の芳香族スルホネート(R1がC
1-12脂肪族基で、R2がそれぞれH+、アルカリ金属陽イオ
ン、NH4 +、またはモノ−、ジ−もしくはトリ−アルカノ
ールアミン陽イオンである)と、下記式(化2)のスルホ
ネートエステル(ただし、各R3またはR4がそれぞれC
1-14脂肪族基であり、R2がH+、アルカリ金属陽イオ
ン、NH4 +、またはモノ−、ジ−もしくはトリアルカノー
ルアミン陽イオン)と、有効消泡量の非イオン性消泡界
面活性剤及び水性希釈液とを含有する。 【化1】 【化2】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、硬面(hard surfac
e)用の仕上げ用洗剤組成物に関する。仕上げ用洗剤組成
物は、作業者が後洗浄、こすり洗いをしたりぬぐい拭き
しなくとも清潔で光沢があり残留物のない面を得る目的
で硬面に塗布することができる組成物である。本発明の
組成物は、汚れを除去した後に乾燥して、清潔で鮮明、
しかも光沢のある外観となるよう塗布され得る。その仕
上げ用洗剤は単独でも、または他の組成物と共に用いて
もよい。望ましい実施形態では、その仕上げ用洗剤は、
第一の洗剤を使用した後に塗布されて洗剤残留物及び残
留している汚れをすべて除去し、その結果その表面が清
潔で光沢を持ち、ぬぐい拭きや艶出し磨きが不要とな
る。
【0002】
【従来の技術】公共施設、工業及び接待産業において、
金属、塗装金属、ガラス及びタイルのような硬面の洗浄
は労働集約的作業である。そのような面はキッチン、バ
スルーム、食料を準備・製造するような場所、ファスト
フードレストラン、車等に普通に見られる。通常、その
ような面の洗浄の際には、メンテナンス要員が水性洗剤
組成物を、泡状または非泡状の水性組成物の状態で面に
塗布する。その後汚れを機械的に洗濯用ブラシ、洗浄用
タオル及びその他の洗浄器具と接触させる。汚れと洗浄
剤をすすぎ、残りのすすぎ用水は、ぬぐい拭き、スキー
ジをかけたりまたはその他の方法で除去されることが多
く、その場合そのメンテナンス要員が残った水のしみを
除去する。最後のぬぐい拭き/スキージ処置は、硬面が
乾燥した時に確実に光沢があり、鮮明でしみやすじ状汚
れ、被膜がない外観とする上で重要である。
【0003】毎日、毎週といった単位での定期的な洗浄
を必要とする硬面が多い施設では、労力、エネルギー及
び費用での投資が重大である。硬面のメンテナンスに費
やされる時間、エネルギー及び材料を削減すればそれだ
け、実質的に生産性の向上と費用の削減になる。硬面メ
ンテナンスで重要な処置の一つが、水性すすぎ液を除去
するための、硬面の仕上げぬぐいまたはスキージであ
る。そのような作業はほとんどの公共、産業、接待場所
での硬面メンテナンスに含まれる時間のかなりの割合、
通常は10〜30%を消費することも有り得る。仕上げ
スキージ/ぬぐい拭き処置を削除すればかなりの時間、
労力、及び費用の節約が可能になることが明らかであ
る。通常の硬面メンテナンスでは、仕上げぬぐい拭き/
スキージングが必要である。現在入手可能な洗剤で、ス
プレーで塗布するだけですみ、乾燥するとしみやすじ状
汚れ、もしくは被膜ができることなく鮮明でクリヤーか
つ光沢のある面を提供できるようなものはない。単独
で、または他の洗剤と共に硬面から汚れを除去する目的
で利用され、光沢があってしみやすじ状汚れそれに被膜
などがない外観を呈することが可能な仕上げ用洗剤への
需要は確実に存在する。
【0004】先行技術では、変性シリコーン、疎水性鉱
物油及びその他の疎水性手段を用いて水性材料が清潔な
面から排出され易くする試みがなされてきた。我々は、
疎水性材料が表面エネルギーを驚くほど増加させて、水
を自由に被覆したり排出したりするよりむしろ、その水
を様々な大きさの水滴として保持することを見出した。
そのような疎水性材料を使用する場合、洗車場等の洗浄
所では、水滴を集めて除去するために圧縮空気(forced
air)を使用したり、またはセーム革やスキージーもしく
はタオルを使用して水を除去する傾向がある。米国特許
5,536,452号明細書及び同5,587,022号明細書(ブラック
(Black))は、シャワーの後で用いる吹き付け材料を開
示している。それはシャワーの外観を維持する目的で調
合されている。そのような材料には仕上げ用洗剤組成物
としての機能はなく、単にシャワー場所での新しい汚れ
の蓄積を減少させる目的で調合されている。その組成物
は特定の界面活性剤及び乾燥を促進するために揮発性洗
剤材料を含有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、優れた洗浄組
成物、及び特に、最初の洗浄処置の後に使用できる仕上
げ用洗剤組成物について実質的な需要が存在する。その
ような仕上げ用洗剤によって、吹き付け塗布した後に乾
燥させることにより清潔で鮮明、光沢があり、しみやす
じ状汚れもしくは被膜残留物がない外観となる。そのよ
うな洗剤は相当の時間及び費用を節約し、接待場所の外
観を向上させることができる。
【0006】本発明は前記従来技術の問題を解決するた
め、清潔で鮮明、しかも光沢のある外観となる硬面の洗
浄及び仕上げ組成物及び硬面の洗浄及び仕上げ方法を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の仕上げ用洗剤組
成物は、芳香族スルホネート、スルホサクシネート、及
び消泡非イオン剤を含有する洗剤(酸性でもアルカリ性
でもよい)を使用する洗浄工程に塗布される。そのよう
な洗剤のpH値は約1.5〜約11の範囲である。その
洗剤組成物は、酸性もしくは塩基性の組成、陰イオン性
もしくは非イオン性の界面活性剤、キレート剤、水硬度
調節剤、有機もしくは無機のビルダー、フレグランス、
界面活性剤、染料、溶剤及びその他の従来の成分を含有
していてもよい。陽イオン性剤はこれらの洗剤と親和性
を有しない。特定の最終用途の環境によっては、必要が
あれば、すすぎ用製品にしきい剤または抗菌剤を入れて
もよい。本発明の組成物の開発にあたって、本発明者ら
は、食器洗浄(warewashing)で使用される一般的なすす
ぎ助剤または被覆性(sheeting)材料を加えても、室温で
は、経済的な使用レベルでの一般的な接客設備用硬面上
で適宜被覆しないことを見出した。本発明の芳香族スル
ホネートとスルホン酸エステルを組み合わせると、驚く
ほどの低濃度で、優れた仕上げ洗浄効果と乾燥性が得ら
れた。泡立ちの少ない特定の消泡界面活性剤を添加する
と、本発明の仕上げ用洗剤を含む発泡組成物が生じた。
それは泡が全く、もしくは少ししか立たないため急速に
分解し急速に被覆して面から排出される(drain)材料と
なり、その結果清潔な外観となる。驚くべきことに、本
発明の仕上げ用洗剤組成物は、高濃度の活性材料及び会
合した汚れの残留物を含むもっとも厄介な調合物でさ
え、硬面から直ちに除去し、洗剤や汚れが残留しない、
光沢があってしみ及びすじ状汚れのない面を提供する。
対照的に、現在の洗浄組成物は、汚れの除去については
効果的であるが、一連の洗浄作業(regiment)において汚
れの除去に多大な努力を払った後でさえ、硬面上に相当
のしみやすじ状汚れまたは被膜残留物が残ることが多
い。
【0008】本発明者らはまた、少なくとも2段階の処
置を含む一連の作業によって、清潔かつ鮮明で、光沢が
ありつつも一方でしみやすじ状の汚れまたは被膜のない
硬面を得られる、独自の洗浄方法を見出した。第一段階
では、硬面洗剤を汚れのついた面に塗布し、汚れの残留
物をゆるめて硬面から実質的に除去する。その第一の硬
面洗剤の後に仕上げ用洗剤を用いる。仕上げ用洗剤をそ
の面に塗布し、全ての汚れと洗剤の残留物を除去して清
潔かつ鮮明で、光沢がありしかもしみやすじ状汚れ、及
び被膜のない面とすることができる。その仕上げ用洗剤
を、汚れがわずか〜中程度に付いている面を洗浄する目
的で一処理において使用してもよい。その仕上げ用洗剤
は、水性基剤中の界面活性剤をもっとも効果的な配合で
溶剤と、独自に組み合わせることで得られる。それを硬
面上にスプレーすれば、清潔な面が得られ、その仕上げ
剤を塗布した後で多大な労力をかけてその面をぬぐい拭
きする必要がない。労働集約型のぬぐい拭き作業を回避
するということはすなわち、時間と費用が大幅に節約で
きるということである。
【0009】本発明の仕上げ用洗剤組成物は、下記の化
学式(化10)のスルホネートエステル界面活性剤を含
む水性基剤洗剤を含む。
【0010】
【化10】
【0011】ここで、各R3またはR4はC1-20、望まし
くはC1-12の脂肪族基を含み、R2はH+、アルカリ金属
陽イオン、NH4 +、またはモノ−、ジ−もしくはトリエ
タノールアミン陽イオンである。その洗剤はまた、様々
な種類の芳香族スルホネート界面活性剤材料を含む第二
の芳香族スルホネート界面活性剤を含有していてもよ
い。アルカリベンゼンスルホネート、アルキルナフテン
スルホネート、ジアルキルベンゼンスルホネート(たと
えばキシレンスルホネート、石油スルホネート)等の望
ましい芳香族スルホネート界面活性剤は、芳香族供給原
料(feed stocks)及びその他のスルホネートをエステル
アミドまたはエーテル結合で高度にスルホン化すること
で得られる。本発明で特に望ましいスルホネートは、ア
ルキルジフェニルオキシドジスルホン化材料を含む。そ
のような材料は、アルキルジフェニルオキシド材料のス
ルホン化によって製造される。最終スルホネート製品
は、モノ−及びジスルホン化種を含有するスルホネート
材料を含む。望ましいスルホネート材料は概して、一般
に下記の化学式(化11)で表される組成物に該当す
る。
【0012】
【化11】
【0013】この場合、R1はC1-12脂肪族基で、各R2
はそれぞれH+、アルカリ金属陽イオン、NH4 +、また
はモノ−、ジ−もしくはトリエタノールアミン陽イオン
である。これらの界面活性剤が相互作用することによ
り、硬面上に残っている汚れと洗剤残留物が効果的に除
去される。この界面活性剤ブレンドは、既に被覆してい
る仕上げ用洗剤組成物の除去を促進する消泡非イオン性
界面活性剤と組合せられる。その水性仕上げ用洗剤組成
物はさらに、水溶性溶剤材料を含む。その溶剤材料は、
汚れの除去を助け、揮発性を有するので表面の乾燥を促
進する。望ましい溶剤は、モノ−、ジ−、及びトリエチ
レングリコール、モノ−及びジアルキルエーテルとアル
カノールを含む。本発明はまた、各組成を適量含有する
希釈可能な組成物を含む濃縮液材料を意図している。そ
の組成は、水に添加して、本発明による、非常に有効な
水性仕上げ用洗浄組成物を形成することのできる材料の
形態となっている。
【0014】本発明の仕上げ用洗剤組成物は通常、中程
度に汚れた面または、事前に水性洗剤組成物と接触させ
た硬面上に吹きつけられる。通常その吹き付け工程で、
その仕上げ用洗剤材料を含む被膜または泡を形成する。
その泡は直ちに分解して連続的に濡れた被覆部を形成
し、その面が冷たくても直ちに排出され乾燥する。接待
用の場所の通常温度では、鏡の表面、便器(stool)、バ
スタブ(tub)、及びシンクの表面が冷たく湿っているこ
とが多く、そのことがしばしば被覆の妨げとなる。
【0015】本発明者らは、本発明の仕上げ用洗剤の独
自の調合であれば、しみのない光沢のある面とするのに
十分な被覆作用が得られることを見出した。当初の泡立
ちが中程度〜控えめであることが、最初の硬面用洗剤を
除去し、確実に泡を崩壊させて被覆を完成させる上で重
要な性質である。
【0016】本発明者らは、本発明の仕上げ用洗剤が接
待用設備の硬面に対して効果的であるのみならず、ガラ
ス、ゴム、金属、塗装金属、さらに自動車などの表面に
も使用できることを見出した。施釉タイル、ゲル剤でコ
ーティングしたファイバーガラス、クロミウム(クロム
仕上げ)、ガラス、大理石、磁器、塗装金属等、どのよ
うな硬面であっても、本発明の仕上げ用洗剤で洗浄でき
る。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の仕上げ用洗剤は、硬面洗
浄工程で使用可能である。その場合、第一の洗剤をその
硬面に塗布して全体的な汚れを除去し、その仕上げ用洗
剤を塗布してあらゆる汚れの残留物及びあらゆる洗剤残
留物を除去すればよい。塗布後、その仕上げ用洗剤を面
から排出すると、しみ、すじ状汚れもしくは汚れの被膜
もしくは洗剤組成のない清潔な面が得られる。硬面用の
水性洗剤は、家庭及び公共施設での洗浄場所で長年利用
されているので、その例を以下に示す。そのような洗剤
は、食品残留物、石けんかす、グリース、硬度組成、毛
髪、化粧品の残留物等の有機及び無機質汚れを硬面より
除去する能力を向上させてきた。その用途及び汚れのタ
イプに応じて、中性、酸性そして塩基性の水性材料が使
用されてきた。一般的に、そのような洗剤の大部分を占
めるのが水または水性/有機溶剤の混合物のような溶剤
で、EDTA、NTAその他のキレート剤、陰イオン
性、非イオン性及び陽イオン性界面活性剤、殺菌剤、フ
レグランス(fragrances)、染料、溶剤、発泡剤等の組成
も含まれる。これらの洗剤は多くの汚れに対して的確に
作用することが知られているが、塗布と汚れの種類によ
っては、これらの洗剤を使用する場合に、使用後にどの
硬面にも目に見える残留物が絶対に残らないように、広
範囲のすすぎ及びぬぐい拭きの処置が必要となる可能性
がある。そのような残留物は、残っている汚れ、残留洗
剤材料、硬度組成またはその他、その状況において一般
的なあらゆる材料から生じ得る。仕上げのすすぎとぬぐ
い拭きを行わないと、硬面には相当なしみ、すじ状汚れ
または被膜が残り、洗浄が必要になることもある。
【0018】ホテル、遊覧大型客船、病院及びその他、
多くの人数を、鏡や便器、バスタブ、化粧台(vanitie
s)、シンク等の生活用品(convenience items)付きのバ
スルームを備えた施設に収容する今日の接客場所を管理
する上で、そのような設備の洗浄及びメンテナンスは時
間を消費しコストもかかる。接客設備の管理において
は、そのような接客場所の快適さを提供する設備(comfo
rt facilities)の洗浄がコストの大半を占め、メンテナ
ンス労力の投資を代表するものであることが判明してい
る。そのような接客設備のメンテナンスでのコスト及び
時間を削減する組成または製品ならば、コストを大幅に
削減しその接客場所の魅力と快適さを増大させることが
できるだろう。
【0019】本発明の仕上げ用洗剤組成物には、芳香族
スルホネート界面活性剤または下記化学式(化12)に
示される望ましいアルキル−ジフェニルオキシドジスル
ホネートを調合してもよい。
【0020】
【化12】
【0021】ここで、R1はC1-12脂肪族基で、各R2
それぞれH+、アルカリ金属陽イオン、NH4 +、または
モノ−、ジ−もしくはトリエタノールアミン陽イオンで
あってもよい。上記分子式のスルホン酸部分は、ジスル
ホン酸構造を示す。そのような材料に関する市販の製品
は、モノ−及びジスルホネート、モノ−及びジアルキレ
ート、及びそれらのアルカリ金属スルホン酸塩の複合混
合物を含む。従って、上記化学式はそのような芳香族モ
ノジスルホネート材料を使用する際の全般的な指針であ
る。市場で入手可能な適切な芳香族スルホネート界面活
性剤の例としては、ダウ・ケミカル(Dow Chemical)のダ
ウファクス(R)(DOWFAX(R))シリーズ、及びオーリン・コ
ーポレーション(Olin Corporation)のポリタージェント
(R) (POLYTERGENT(R))シリーズが挙げられる。
【0022】その仕上げ用組成物が、下記の化学式(化
13)に示すエステルスルホネート界面活性剤を含有し
ていてもよい。
【0023】
【化13】
【0024】ここで、各R3及びR4はそれぞれC1-20
望ましくはC1-12の脂肪族基であり、R2はH+、アルカ
リ金属陽イオン、NH4 +、またはモノ−、ジ−もしくは
トリエタノールアミン陽イオンである。そのような材料
は通常ジアルキルスルホサクシネートエステル界面活性
剤と呼ばれる。
【0025】本発明の仕上げ用洗剤組成物はまた、その
材料の発泡性を調節することのできる非イオン性界面活
性剤を含有していてもよい。そうすればその材料がより
低発泡性の吹きつけタイプの材料となる。塗布によって
生じた控えめな泡は直ちに崩壊して被覆、重力の作用に
よって面から除去され直ちに乾燥する。その結果光沢を
持ち、しみ、すじ状汚れ、被膜のない面が得られる。作
用を適正にするために、本発明の仕上げ用洗剤はもろく
て急速に崩壊する泡を形成するような非イオン性消泡界
面活性剤を含む。その結果、重力の作用で直ちに面から
除去される水性組成物となる。そのような非イオン性界
面活性剤は一般的である。望ましい非イオン性界面活性
剤の例としては、非イオン性ポリオキシエチレン−置換
アセチレングリコール界面活性剤が挙げられる。このタ
イプのそれらの化合物は、米国特許3,855,085号明細書
に記載されている。そのようなポリオキシエチレン化合
物は、エア・プロダクト・アンド・ケミカルズ・インコ
ーポレーテッド(Air Products and Chemicals Incorpor
ated)より、サーフィノール(R)(SURFYNOL(R))という商
品名(general trade designation)で、市場で入手可能
である。特定のポリオキシエチレンアセチレングリコー
ル界面活性剤の例として挙げられるのは、テトラメチル
デシンジオール(tetramethyldecynediol)のようなアセ
チレンジオール1モルと反応するエチレンオキシドを1
〜20モル含む分子である。サーフィノール(R)485
は、30モルのエチレンオキシドをテトラメチルデシン
オールと反応させて得られる製品である。アセチレング
リコール界面活性剤の別の例として挙げられるのは、
2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオ
ール,3,6−ジメチル−4−オクチン−3,6−ジオー
ル及び3,5−ジメチル−1−ヘキシン−3−ジオール
である。そのような材料の例として挙げられるのは、サ
ーフィノール(R)104、82、465,485、及び
TGである。本発明の組成物で使用されるアセチレング
リコール界面活性剤の量は、望ましい泡のレベルによっ
て、一般的には約0.1〜約10重量%、または望まし
くは約0.5〜5重量%の範囲内で変化する。望ましい
界面活性剤は、サーフィノール(R)504を含む。
【0026】さらに、非イオン性界面活性剤は、ミシガ
ン州ワイアンドットのビー・エー・エス・エフ・ワイア
ンドット・コーポレーション(BASF Wyandotte Corporat
ion)からプルロニック(R)(PLURONIC(R))及びテトロニッ
(R)(TETRONIC(R))の名称で入手可能なものを含む。プ
ルロニック(R)界面活性剤の化学式(化14)を下記に
示す。
【0027】
【化14】(EO)x(PO)y(EO)zここでは各EOが一
つのエチレンオキシド残留物を含み、各POが一つのプ
ロピレンオキシド残留物を含み、各xは約2から約12
8までの整数、各yは約16から約67までの整数で、
各zは約16から約67までの整数である。有効な界面
活性剤の一般式(化15)を下記に示す。
【0028】
【化15】(PO)x(EO)y(PO)z ここでは、各EOが一つのエチレンオキシド残留物を含
み、各POが一つのプロピレンオキシド残留物を含み、
各xは約7から約21までの整数、各yは約4から約1
36までの整数で、各zは約7から約21までの整数で
ある。有効な界面活性剤の別の種類の一般式(化16)
を下記に示す。
【0029】
【化16】
【0030】ここでは、各EOが一つのエチレンオキシ
ド残留物を含み、各POが一つのプロピレンオキシド残
留物を含み、各xが約4から約30までの整数で、各y
は約3から約122までの整数である。有効な界面活性
剤の別種類の一般式(化17)を下記に示す。
【0031】
【化17】
【0032】ここでは、各EOが一つのエチレンオキシ
ド残留物を含み、各POが一つのプロピレンオキシド残
留物を含み、各xは約8から約30までの整数で、各y
は約1から約124までの整数である。”R”は、可逆
性(reverse)非イオン剤を指す。そのような非イオン性
界面活性剤は、水性調剤と親和性を持ち、泡が直ちに崩
れるように調合される。
【0033】本発明の組成物はまた、水溶性または水混
和性の溶剤材料を含む。そのような溶剤の例として挙げ
られるのはメタノール、エタノール、イソプロパノー
ル、プロパノール、エチレングリコール、プロピレング
リコール、エチレングリコールモノ−及びジアルキルエ
ーテル、プロピレングリコール、モノ−及びジアルキル
エーテル、ジエチレングリコール、モノ−及びジアルキ
ルエーテルを含む低級アルカノールである。それらの溶
剤は下記の化学式(化18)(化19)の化合物を含ん
でいてもよい。
【0034】
【化18】
【0035】
【化19】R8−OH 及びその混合物 ここで、R5及びR8はそれぞれHまたは一つのC1-8
線状もしくは分岐脂肪族基、望ましくはアルキル基であ
り、R6はHまたはCH3、及びxは約2から5までの整
数で構成される。有効な溶剤の代表例として挙げられる
のは、メタノール、エタノール、イソプロパノール、エ
チレングリコール、モノメチルエーテル、エチレングリ
コールモノブチルエーテル、2−フェノキシエタノー
ル、エトキシエチルアセテート、2−エトキシエタノー
ル、エチレングリコールモノエチルエーテル、及びその
他周知の水溶性または混和性溶剤である。そのような溶
剤は汚れの除去、泡の制御及び被覆後の乾燥促進を助け
る。
【0036】本発明者らは、金属イオン封鎖剤、キレー
ト剤または水調整剤が、本発明の組成物及び工程におい
て有用であることを見出した。汚れの除去は、Ca2+
留物を添加することで増強される。金属イオン封鎖剤は
水の硬度を不活性化しカルシウムとマグネシウムのイオ
ンが汚れや界面活性剤、カーボネート及び水酸化物と相
互に作用するのを防止する働きをする。水調整剤は、よ
って、洗浄力を高め、不溶性汚れの再付着、鉱物の薄片
(scale)、及びその混合物のような、長期間の影響を防
止する。水の調整は、金属イオン封鎖、イオン交換、及
び分散(しきい効果)を含む様々なメカニズムよりなさ
れてもよい。
【0037】本発明の洗剤組成物で使用できる水調整剤
は無機でも有機でもよい。また、使用希釈濃度において
水溶性であってもなくてもよい。これらはキレート化ま
たは金属イオン封鎖作用によってCa2+及びMg2+を汚
れ/境界面から除去する作用を有する。
【0038】有効な例としては、トリポリホスフェー
ト、トリメタホスフェート、及び開環誘導体(ring open
derivative)等の濃縮(condensed)ポリホスフェート;
無水または水和形態での重合度nが約6〜約21である
一般的な構造Mn+2n3n+1のガラス性重合メタホスフ
ェート;及びその混合物が挙げられる。本発明の組成物
で有効な有機水溶性水調整剤の例を挙げるならば、アミ
ノポリアセテート、ポリホスホネート、アミノポリホス
ホネート、短鎖カルボキシレート及び様々なポリカルボ
キシレート化合物である。有機水調整剤を、通常酸の形
態で組成物に添加し、その場で中和してもよい。しかし
予め中和した塩の形態で添加してもよい。塩の形態で使
用する場合、ナトリウム、カリウム及びリチウムのよう
なアルカリ金属;またはアンモニア及び、モノ−、ジ−
もしくはトリアタノールアミン陽イオンのような置換ア
ンモニウム塩が通常望ましい。
【0039】ここで有効なポリホスホネートは特に、エ
チレンジホスホン酸のナトリウム、リチウム及びカリウ
ム塩;エタン−1−ヒドロキシ−1,1−ジホスホン酸
のナトリウム、リチウム及びカリウム塩、及びエタン−
2−カルボキシ−1,1−ジホスホン酸、ヒドロキシメ
タンジホスホン酸、カルボニルジホスホン酸、エタン−
1−ヒドロキシ−1,1,2−トリホスホン酸、エタン−
2−ヒドロキシ−1,1,2−トリホスホン酸、プロパン
−1,1,3,3−テトラホスホン酸、プロパン−1,1,
2,3−テトラホスホン酸及びプロパン−1,2,2,3−
テトラホスホン酸のナトリウム、リチウム、カリウム、
アンモニウム及び置換アンモニウム塩;及びその混合物
を含む。これらのポリホスホン酸化合物は、英国特許1,
026,366号明細書に開示されている。それ以外の例とし
ては、1965年10月19日に発行された米国特許3,213,030
号明細書(ディール(Diehl))及び1952年6月10日に発行
された米国特許2,599,807号明細書(バースワース(Bers
worth))がある。水溶性アミノポリホスホネート化合物
は優れた水調整剤であり、本発明でも活用することがで
きる。適切な例に含まれるのは、溶性塩、たとえば、ジ
エチレンチアミンペンタメチレンホスホン酸、エチレン
ジアミンテトラメチレンホスホン酸、ヘキサメチレンジ
アミンテトラメチレンホスホン酸及びニトリロトリメチ
レンホスホン酸のナトリウム、リチウム、またはカリウ
ム塩;及びその混合物である。
【0040】本発明で用いられる適切な水溶性ポリカル
ボキシレート水調整剤は、様々なエーテルポリカルボキ
シレート、ポリアセタール、ポリカルボキシレート、エ
ポキシポリカルボキシレート及び、脂肪族−、シクロア
ルケン−、及び芳香族ポリカルボキシレートを含む。塗
布用として望ましい水溶性重合脂肪族カルボン酸及び塩
は、本発明の組成物であり、以下のグループ(a)〜
(c)より選択される。 (a)脂肪族ポリカルボン酸のホモポリマーの水溶性
塩、及び下記に示す化学式(化20)を有するそれらの
塩:
【0041】
【化20】
【0042】ここでは、X、Y、及びZはそれぞれ水素
メチル、カルボキシル、及びカルボキシメチルからなる
グループから選択され、X、Y、及びZの内少なくとも
一つがカルボキシル及びカルボキシメチルからなるグル
ープから選択される。ただしその場合X及びYは、Zが
カルボキシル及びカルボキシメチルから選択される時に
はカルボキシメチルに限られ、X、Y、Zのうち、一つ
だけがメチルであり得る。nは下限値3で上限値は水性
システムの溶解特性によって決定される範囲の値の完全
な整数である。 (b)(a)に記載の化学式を持つ少なくとも2つのモ
ノマー種の共重合体の水溶性塩、及び、 (c)アルキレン及び(a)に記載の脂肪族ポリカルボ
ン酸化合物を有するモノカルボン酸からなるグループか
ら選択される一部の共重合体の水溶性塩であり、前記共
重合体は下記の一般式(化21)を持つ。
【0043】
【化21】
【0044】ここでは、Rは水素、メチル、カルボキシ
ル、カルボキシメチル、及びカルボキシエチルからなる
グループから選択される。そこでは一つのRのみがメチ
ルであり得る。その場合、mは共重合体の内少なくとも
45モル%であり、X、Y及びZはそれぞれ水素、メチ
ル、カルボキシル、及びカルボキシメチルからなるグル
ープから選択される。X、Y、Zの内少なくとも一つが
カルボキシル及びカルボキシメチルからなるグループか
ら選択される。但しその時、Zがカルボキシ及びカルボ
キシメチルからなるグループから選択されるのであれ
ば、X及びYはカルボキシメチルに限られる。X、Y、
Zのいずれか一つのみがメチルであり得て、nが下限値
3で上限値がある水性システムでの溶解特性によって優
先的に決定される範囲内の完全整数値である。前記高分
子電解質ビルダー材料は、酸性型として計算すると最低
分子量が350で、酸性型として計算すると、等量が約
50〜約80である(たとえば、イタコン酸アクリル酸
マレイン酸の重合体;アコニット酸;メサコン酸;フマ
ル酸;メチレンマロン酸;及びシトラコン酸とそれら自
身の共重合体、及びその他、エチレン、スチレン及びビ
ニルメチルエーテル等のカルボキシレートラジカルを含
有しない親和性単体)。これらのポリカルボキシレート
のビルダー塩については、1967年3月7日に発行された米
国特許3,308,067号明細書に(ディール)により詳細に
記載されている。参考までにここに紹介する。
【0045】本発明のもっとも望ましい実施態様で使用
されるもっとも望ましい水調整剤は,アクリル酸の水溶
性重合体、アクリル酸共重合体;及びそれらの誘導体と
塩である。そのような重合体は、ポリアクリル酸、ポリ
メタクリル酸、アクリル酸−メタクリル酸共重合体、加
水分解ポリアクリルアミド、加水分解ポリメタクリルア
ミド、加水分解アクリルアミドメタクリルアミド共重合
体、加水分解ポリアクリロニトリル、加水分解ポリメタ
クリロニトリル、加水分解アクリロニトリルメタクリロ
ニトリル共重合体、またはその混合物を含む。水溶性塩
またはこれらの重合体の部分的塩(partial salts)、た
とえば個々のアルカリ金属(ナトリウム、リチウム、カ
リウム等)、またはアンモニウム及びアンモニウム誘導
体塩等も使用可能である。そのような重合体の重量平均
分子量は約500〜約15,000で、750〜10,
000の範囲内であるのが望ましい。望ましい重合体
は、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸の部分的ナトリウ
ム塩または重量平均分子量が1,000〜5,000も
しくは6,000の範囲であるポリアクリル酸ナトリウ
ムを含む。これらの重合体は市場で入手可能であり、そ
の製造法は当該技術で周知である。
【0046】本発明の洗浄組成物において有効である、
市場で入手可能なポリアクリレート溶液の例として挙げ
られるのは、ポリアクリル酸ナトリウム溶液、コロイド
(R)207(COLLOID(R) 207)(コロイズ・インコーポレ
ーテッド、ニューアーク、ニュージャージー(Colloids,
Inc., Newark, N.J.);ポリアクリル酸溶液、アクアト
リート(R)(AQUATREAT(R)) AR-602-A(アルコ・ケ
ミカル・コーポレーション、チャタヌーガ、テネシー(A
lco Chemical Corp., Chattanooga, Tenn.);ポリアク
リル酸溶液(固形分50〜65%)及びポリアクリル酸
ナトリウムのパウダー(M.W. 2,100及び6,0
00)及びグッドライト(R)K−700(GOODRITE(R)K-70
0)シリーズとしてビー・エフ・グッドリッチ・コーポ
レーション(B. F. Goodrich Co.)より入手可能な溶液
(固形分45%);及び、ローム・アンド・ハース(Roh
m and Haas)よりアクソール(R)(ACUSOL(R))シリーズと
して入手可能なポリアクリル酸溶液(M.W. 1000
〜4500)のナトリウムまたは一部ナトリウム塩(par
tial sodium salts)である。上記の水調整剤のいずれを
組合せ、混合しても、本発明の実施態様の範囲内で効果
的に使用することができる。
【0047】いかなる非四級アンモニウム化合物剤抗菌
剤も本発明の組成物中で、本発明の洗剤に静菌、殺菌ま
たは消毒作用を付加する目的で使用できる。効果的な抗
菌剤は、本発明の水性システムと物理的にも化学的にも
親和し、製造、使用、保管、販売、希釈及び塗布の条件
下で安定である。一般に入手可能な抗菌剤は、ペンタク
ロロフェノール、オルトフェニルフェノールのようなフ
ェノール系抗菌剤、及びその他同様の塩化芳香族炭化水
素を含む。それ以外の効果的なタイプのハロゲン含有抗
菌剤は、トリクロロイソシアヌレート(trichloroisocya
nurates)及びその塩のような塩化イソシアネートであ
る。それ以外の効果的な薬剤としては、アミン、アルカ
ノールアミン及びニトロ含有抗菌剤、ビスチオシアネー
ト、ジチオカーバメート、スルホン及びイミダゾリン抗
菌剤が挙げられる。
【0048】以下の全体的な調合表により、本発明での
使用に望ましい調合物を示す。
【0049】
【表1】
【0050】
【表2】
【0051】本発明の調合物は、特性、使い易さ、また
はその材料に洗浄要員がなじみ易くするようなものであ
れば、それ以外の成分を含んでいてもよい。そのような
材料は染料、香料、推薬ガス等を含む。
【0052】最初のスクリーニングテストでは、界面活
性剤材料の単純な水溶液の被覆能力を調べた。最初のス
クリーニングテストで、本発明者らは、アルキルジフェ
ニルオキシドジスルフェートのような芳香族スルフェー
トとジアルキルスルホサクシネート界面活性剤とを組み
合わせると最終的な水性洗剤の被覆が加速され、被膜の
ない硬面となることを見出した。これらの材料のテスト
結果を下記の表3に示す。
【0053】
【表3】
【0054】下記に示す表4〜7の調合物は、望ましい
酸性、弱アルカリ性で大理石を傷めない、通常は中性の
洗浄組成物を示す。これらの一般的な調合物は、本発明
の仕上げ用洗剤組成物を塗布する前の洗剤として使用す
ることができる。
【0055】
【表4】
【0056】
【表5】
【0057】
【表6】
【0058】
【表7】
【0059】本発明の仕上げ用洗剤組成物は、泡の被覆
性及び硬面が乾燥した時の外観についてテストした。発
泡性については、望ましい組成物はまったく発泡しない
かまたはごくわずかに発泡しそれは直ちに崩壊して直ち
に被覆排出された(breaks toa rapidly draining shee
t)。その組成物は、被覆性、すなわち均等に濡れた表面
を形成する能力と、硬面から直ちに排出される能力につ
いても評価した。最後に、組成物は乾燥状態での外観に
ついてテストした。艶があり、非常に光沢のある外観
で、しみやすじ状汚れまたは被膜が形成されていないも
のが望ましい。
【0060】下記の表8に、本発明の仕上げ用洗剤の実
施例1〜5及び、同様の、いずれも余り発泡性のない組
成物からなる比較例1〜16に関する実験結果を示す。
それらは被覆しなかったり、または外観が鈍い感じにな
ったりしみやすじ状汚れ、もしくは被膜が形成されてし
まった。
【0061】
【表8】
【0062】明らかに、芳香族スルホネートを含有する
本発明の実施例2〜5は、エステルスルホネート界面活
性剤と消泡非イオン剤のおかげで本発明で最高性能の組
成物となっている。硬面の最終的な乾燥外観がもっとも
重要な判定基準であるが、発泡及び被覆が重要な局面で
ある。
【0063】これらの実験は、以下の室温被覆性及びす
すぎ性能のテストプロトコルに従って実施した。室温被覆性及びすすぎ性テスト このテストは、室温での被覆性及びすすぎ性に関して製
品を評価する目的で設定される。これはシャワー、バス
ルーム及びロッカールームの使用条件に類似させるため
である。材料: −施釉黒タイルを張ったテスト用パネル:艶のある黒い
風呂用タイル −テスト溶液 −スプレー装置:ガーデンスプレー装置等、予め計量で
きるタイプの2リットルハンドスプレー装置、携帯用電
動ポンプ駆動ハンドスプレー装置(エコラボ内設計)テスト方法 1.テスト溶液または組成を、300ppm硬度の井戸
水及び100ppmのNaClに希釈し溶解固形物の総
量を増加させる。 2.パネルに、濃度3オンス/ガロンのアルカリ性バス
ルーム洗剤(Alkaline Bathroom Cleaner)または8オン
ス/ガロンの酸性バスルーム洗剤(Acid BathroomCleane
r)等の洗浄製品をスプレーする。 3.パネルをスポンジで攪拌して洗剤との接触を最大限
にする。 4.パネルをテスト溶液ですすいで、液が滴るほどに表
面を十分にぬらす(saturate and flood)。 5.パネルを直立させて十分に乾燥させる。 6.パネルを、泡の塗布量、濡れている間の被覆及び乾
燥後の目視受容度(visual acceptance)について、目視
的に評価する。目視的評価番号を処置毎に付す。 目視性能評価法 塗布発泡評価 5 = 発泡無し/ピンホール無し 4 = 発泡無し/低ピンホール 3 = 発泡低〜中程度 2 = 発泡有り(sudsy)1 = 発泡高 被覆性能評価 5 = 被覆優 − 乾燥中は縁が均一 4 = 被覆良−乾燥中は縁が不均一 3 = 不可 − 当初被覆後崩壊 2 = 不使用 1 = 被覆せず − 玉状になる 乾燥後外観評価 5 = 非常に艶やか 4 = 光沢あり/ごくわずかな被膜が検出可 3 = 不可 − 被膜の存在が顕著 2 = すじ状汚れ顕著 (縞模様)1 = 残留物非常に多い 上記明細書、実施例及びデータは、本発明の組成物の製
造及び使用を完全に記載したものである。本発明の実施
態様の多くは本発明の精神及び請求範囲を離れることな
く実施できるので、本発明は付随する請求項に帰する。
【0064】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
前記化学式(化1)の芳香族スルホネート(ただし、R
1がC1-12脂肪族基で、R2がそれぞれH+、アルカリ金
属陽イオン、NH4 +、またはモノ−、ジ−もしくはトリ
−アルカノールアミン陽イオンである)と、前記化学式
(化2)のスルホネートエステル(ただし、各R3また
はR4がそれぞれC1-14脂肪族基であり、R2がH+、ア
ルカリ金属陽イオン、NH4 +、またはモノ−、ジ−もし
くはトリアルカノールアミン陽イオン)と、有効消泡量
の非イオン性消泡界面活性剤、及び水性希釈液とを含有
することにより、清潔でしみ、すじ状汚れ及び被膜のな
い外観を呈する硬面仕上げ用洗剤組成物及び硬面の洗浄
及び仕上げ方法を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11D 3/43 C11D 3/43 (72)発明者 ラスコット、キース、ジー アメリカ合衆国、55109 ミネソタ州、メ イプルウッド、フランドロー ストリート 1938

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汚れの残留物を硬面から除去し、清潔で
    光沢のある面を得るために使用可能な水性低発泡性硬面
    仕上げ用洗剤組成物であって、(a)汚れの除去に有効
    な量の下記の化学式(化1)の芳香族スルホネートと、 【化1】 (ただし、R1がC1-12脂肪族基で、R2がそれぞれ
    +、アルカリ金属陽イオン、NH4 +、またはモノ−、
    ジ−もしくはトリ−アルカノールアミン陽イオンであ
    る)(b)下記の化学式(化2)の有効量のスルホネー
    トエステルと、 【化2】 (ただし、各R3またはR4がそれぞれC1-14脂肪族基で
    あり、R2がH+、アルカリ金属陽イオン、NH4 +、また
    はモノ−、ジ−もしくはトリアルカノールアミン陽イオ
    ン)(c)有効消泡量の非イオン性消泡界面活性剤、及
    び(d)大部分を占める水性希釈液、を含有し、 硬面洗剤を塗布した後に、その硬面が乾燥すると、清潔
    でしみ、すじ状汚れ、及び被膜のない外観を呈する硬面
    仕上げ用洗剤組成物。
  2. 【請求項2】 前記洗剤組成物がさらに、汚れの除去に
    有効な量の水溶性溶剤を含む請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 前記組成物が、0.15〜15重量%の
    芳香族スルホネート界面活性剤、0.3〜18重量%の
    前記スルホネートエステル界面活性剤、0.1〜11重
    量%の消泡非イオン性界面活性剤及び0.1〜15重量
    %の水溶性溶剤を含む請求項1に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 前記溶剤が下記の化学式(化3)の溶剤
    からなる請求項3に記載の組成物。 【化3】 (ただし、xが1から6までの整数であり、R5がC
    1-12の脂肪族基でR6がHまたはCH3
  5. 【請求項5】 前記溶剤が、メタノール、エタノール、
    イソプロパノール、n−プロパノール及びその混合物か
    らなるグループから選択された低級アルカノール及び脂
    肪族グリコールモノアルキルエーテルの混合物を含み、
    5が1〜8の炭素原子を有する脂肪族基であり、前記
    低級アルカノールと前記脂肪族グリコールモノアルキル
    エーテルの比が0.1:1〜2:1の範囲である請求項
    4に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 R1がC4−C10の脂肪族基からなるグル
    ープから選択される請求項1に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 R3及びR4がそれぞれ別個の分岐C6
    14アルキル基である請求項1に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 R3及びR4がそれぞれ別個のC6-14直鎖
    アルキル基である請求項1に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 前記芳香族スルホネートを0.15〜1
    5重量%、R3及びR4がそれぞれ別個のC6-14脂肪族基
    であるナトリウムジアルキルスルホサクシネートを0.
    3〜18重量%、エトキシ化されたデシンジオール(eth
    oxylated decyne diol)を0.1〜11重量%、R5が炭
    素原子1〜8のアルキルである脂肪族グリコールモノア
    ルキルエーテルを1〜15重量%、低級アルカノールを
    0〜10重量%含み、その残余が水である請求項4に記
    載の組成物。
  10. 【請求項10】 さらに有効量の金属イオン封鎖剤を含
    む請求項1に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 さらに有効量の抗菌剤を含む請求項1
    に記載の組成物。
  12. 【請求項12】 汚れの残留物を硬面から除去し、清潔
    で光沢のある表面を得るために使用可能な水性低発泡性
    硬面仕上げ用洗剤組成物であり、(a)汚れの除去に有
    効な量の、芳香族スルホネート界面活性剤と、(b)下
    記の化学式(化4)の有効量のスルホネートエステル
    と、 【化4】 (ただし、各R3またはR4がそれぞれC1-14脂肪族基で
    あり、R2がH+、アルカリ金属陽イオン、NH4 +、また
    はモノ−、ジ−もしくはトリエタノールアミン陽イオ
    ン)(c)有効消泡量の非イオン性消泡界面活性剤、及
    び(d)大部分を占める水性希釈液、を含有し、 硬面洗剤を塗布した後に、その硬面が乾燥すると、清潔
    でしみ、すじ状汚れ、及び被膜のない外観を呈する硬面
    仕上げ用洗剤組成物。
  13. 【請求項13】 前記組成物がさらに、汚れの除去に有
    効な量の水溶性または混和性溶剤を含む請求項12に記
    載の組成物。
  14. 【請求項14】 前記組成物が、0.15〜15重量%
    の芳香族スルホネート界面活性剤、0.3〜18重量%
    の前記スルホネートエステル界面活性剤、0.1〜11
    重量%の消泡非イオン性界面活性剤及び0.1〜15重
    量%の水溶性溶剤を含む請求項12に記載の組成物。
  15. 【請求項15】 前記溶剤が下記の化学式(化5)の溶
    剤からなる請求項14に記載の組成物。 【化5】 (ただし、xが1から6までの整数であり、R5がC
    1-12の脂肪族基でR6がHまたはCH3
  16. 【請求項16】 前記溶剤が、メタノール、エタノー
    ル、イソプロパノール、n−プロパノール及びその混合
    物からなるグループから選択された低級アルカノール及
    び脂肪族グリコールモノアルキルエーテルの混合物を含
    み、R5が1〜8の炭素原子を有する脂肪族基であり、
    前記低級アルカノールと前記脂肪族グリコールモノアル
    キルエーテルの比が0.1:1〜2:1の範囲である請
    求項15に記載の組成物。
  17. 【請求項17】 前記芳香族スルホネートがアルキルジ
    フェニルジスルホネートである請求項12に記載の組成
    物。
  18. 【請求項18】 R3及びR4がそれぞれ別個の分枝C6
    −C14アルキル基である請求項12に記載の組成物。
  19. 【請求項19】 R3及びR4がそれぞれ別個の直鎖C6
    −C14アルキル基である請求項12に記載の組成物。
  20. 【請求項20】 前記芳香族スルホネートを0.15〜
    15重量%、R3及びR4がそれぞれ別個のC6-14アルキ
    ル基であるナトリウムジアルキルスルホサクシネートを
    0.3〜18重量%、エトキシレーテッドデシンジオー
    ルを0.1〜11重量%、R5が炭素原子1〜8のアル
    キルである脂肪族グリコールモノアルキルエーテルを
    0.1〜15重量%、低級アルカノールを0〜10重量
    %含み、その残余が水である請求項15に記載の組成
    物。
  21. 【請求項21】 金属、塗装金属、ガラス、複合材料(c
    omposite)またはセラミックを含む硬面を洗浄し汚れを
    除去する方法であり、前記方法は、(a)前記硬面に水
    性洗剤組成物を塗布して、洗剤残留物を有する処理面と
    し、(b)残留洗剤を有する前記処理面に、処理面から
    汚れを除去するのに用いられる水性仕上げ用洗剤組成物
    を塗布する処置からなり、前記洗剤は、 (i) 汚れの除去に有効な量の、芳香族スルホネート界
    面活性剤と、 (ii) 下記の化学式(化6)の有効量のスルホネートエ
    ステルと、 【化6】 (ただし、各R3またはR4がそれぞれC1-14脂肪族基で
    あり、R2がH+、アルカリ金属陽イオン、NH4 +、また
    はモノ−、ジ−もしくはトリエタノールアミン陽イオ
    ン) (iii)有効消泡量の非イオン性消泡界面活性剤、及び (iv) 大部分を占める水性希釈液、を含有し、 前記硬面洗剤を塗布した後、その工程では実質的に手で
    ぬぐい拭きする必要がなく、その硬面が乾燥すると、清
    潔でしみ、すじ状汚れ、及び被膜のない外観を呈する硬
    面仕上げ方法。
  22. 【請求項22】 前記水性硬面洗剤100万部につき、
    重量にして20〜200部のアルキルジフェニルオキシ
    ドスルホネート界面活性剤が存在する請求項21に記載
    の方法。
  23. 【請求項23】 前記水性硬面洗剤100万部につき、
    重量にして35〜300部のスルホネートエステルが存
    在する請求項21に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記非イオン性消泡界面活性剤がエト
    キシ化されたC4-20のアルキンジオールを含む請求項2
    1に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記非イオン性消泡界面活性剤が下記
    化学式(化7)の界面活性剤、または下記の化学式(化
    8)の界面活性剤、またはその混合物を含む請求項21
    に記載の方法。 【化7】(PO)x(EO)y(PO)z (ただし、xが5〜21の範囲、yが4〜60の範囲、
    zが5〜21の範囲) 【化8】 (ただし、xが8〜30の範囲、及びyが1〜124の
    範囲)
  26. 【請求項26】 前記洗剤組成物が汚れの除去に有効な
    量の水溶性溶剤をさらに含む請求項21に記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記組成物が、0.15〜15重量%
    の芳香族スルホネート界面活性剤、0.3〜18重量%
    の前記スルホネートエステル界面活性剤、0.1〜11
    重量%の消泡非イオン性界面活性剤及び0.1〜15重
    量%の水溶性溶剤を含む請求項21に記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記溶剤が下記の化学式(化9)の溶
    剤である請求項27に記載の方法。 【化9】 (ただし、xが1から6までの整数であり、R5がC1-8
    の脂肪族基でR6がHまたはCH3
  29. 【請求項29】 前記溶剤が、メタノール、エタノー
    ル、イソプロパノール、n−プロパノール及びその混合
    物からなるグループから選択された低級アルカノール、
    及びR5が1〜8の炭素原子を有するアルキルである脂
    肪族グリコールモノアルキルエーテルの混合物であり、
    前記低級アルカノールと前記脂肪族グリコールモノアル
    キルエーテルの比が0.1:1〜2:1の範囲である請
    求項28に記載の方法。
  30. 【請求項30】 R3及びR4がそれぞれ別個のC6−C
    14V直鎖アルキル基である請求項21に記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記芳香族スルホネートを0.15〜
    15重量%、R3及びR4がそれぞれ別個のC6-12アルキ
    ル基でありR2がH+、アルカリ金属陽イオン、NH4 +
    またはモノ−、ジ−もしくはトリエタノールアミン陽イ
    オンであるジアルキルスルホサクシネートを0.3〜1
    8重量%、エトキシ化されたデシンジオールを0.1〜
    11重量%、アルキル基がC1-6のアルキル基である脂
    肪族グリコールモノアルキルエーテルを0.1〜15重
    量%、低級アルカノールを0.5〜10重量%含み、そ
    の残余が水である請求項21に記載の方法。
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