JP2000085765A - 角型密閉容器 - Google Patents

角型密閉容器

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JP2000085765A
JP2000085765A JP10281924A JP28192498A JP2000085765A JP 2000085765 A JP2000085765 A JP 2000085765A JP 10281924 A JP10281924 A JP 10281924A JP 28192498 A JP28192498 A JP 28192498A JP 2000085765 A JP2000085765 A JP 2000085765A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 倉庫等への保管スペースの有効利用と、シー
ル性、落下強度、積み重ね強度を満足させ、加工工数お
よび重量を低減して安価な容器にすること。 【解決手段】 角型容器本体の胴を巻くように、輪帯2
をプレス加工にて複数個形成し、側面に補強材を取り付
けることなく、プレス加工によって大量生産ができるよ
うにし、落下強度、積み重ね強度を満足させ、加工工数
および重量を低減して安価な容器にする。また、開口に
設けた芯金18を巻くように、開口端を外側に曲げて開
口部17を形成し、開口部17の強度を十分にして容器
の板厚を薄くし、開口部17の変形をなくしてシール性
を保持する。そして、蓋の裏面にシール材19を設け、
開口部17に蓋をした状態で、開口部17と蓋21とを
クランプするL字型のクランプ部材20を角型容器の四
隅に当てがい、クランプ部材20の互いの端部をボルト
にて締結し、シール材の面圧を均一にし、シール性と作
業性を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、角型密閉容器の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】鋼製オープンドラムの構造は、日本工業
規格(JISZ1600)に決められている。その代表的な構造
を、図13および図14に示して説明する。このオープ
ンドラムは直径D1の円形ドラムである。そして、オー
プンドラム本体1には、その外周を巻くように、プレス
加工によって外側に凸状に形成された輪帯2が設けられ
ている。また、図14に示すように、オープンドラム本
体1の開口端3はカール状に巻かれており、蓋4のフラ
ンジ部の裏面には、シール材5が設けられている。そし
て、開口端3に蓋4を被せた状態で、クランプ部材6を
装着し、図13に示すようにボルト7で、クランプ部材
6の端部同志を締め付けることにより、開口端3がシー
ル材5に圧着されてシールするようにしている。また、
日本工業規格では、気密性、落下強度、積み重ね強度が
決められている。
【0003】次に、従来の角型密閉容器について説明す
る。蓋の平面を示す図15およびその正面を示す図16
において、この蓋7には、膨らみを防止するために、多
くの補強部材8が取り付けられており、蓋7の周囲には
多くのボルト孔9があけられている。そして、蓋7を持
ちあげるための、把手10が取り付けられている。この
把手10は積み重ねの時に邪魔にならないように、回動
可能に取り付けられている。
【0004】また、角型密閉容器本体の平面を示す図1
7において、底板12には桁材13が設けられ、この桁
材13の間を繋ぐように多くの補強材8が取り付けられ
ている。また、開口端に設けたフランジ11には、蓋7
に対応したボルト孔9があけられている。図19および
図20に示すように、側壁14には縦方向に補強材8が
設けられている。そして、図18に示すように、フラン
ジ11と蓋7との間およびボルト16と蓋7との間にシ
ール材15を介在させて、ボルト孔9にボルト16を挿
通し、フランジ11に蓋7を締結するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において、
図13に示すものは、シール性、落下強度および積み重
ね強度については問題はないのであるが、この容器は直
径D1の円筒形であるので、次のような改良すべき問題
がある。すなわち、この容器を倉庫や船倉に入れた場合
に、多くのデッドスペースができて、限られたスペース
を有効に利用することができないという問題がある。ま
た、開口端は単にカール状に曲げただけであるので、開
口端の強度が問題であり、この強度を持たせるために
は、肉厚が厚い板材を使用しなければならず、容器自体
の重量が大きくなるという問題がある。また、この円筒
状の容器を積み重ねた場合に、積み重ねの少しのずれに
より、積み重ねが崩れるおそれがあるという問題があ
る。
【0006】次に、図15から図20に示した従来例に
あっては、角型であるので倉庫などの保管スペースを有
効に利用することができる点で問題はないのであるが、
シール性および膨らみ強度の点で、次のような改良すべ
き問題がある。まず、シール性について説明すると、シ
ールは図18に示すように、フランジ11と蓋7との間
にシール材15を介在させてボルト16にて締め付ける
ようにしているので、ボルト16の締付力が均一でない
時には、シール性が低下しシール性の点で問題がある。
また、多数のボルトを均一に締めて、シール材の面圧を
均一にするのは極めて困難であり、シール性に対する信
頼性が低いという問題がある。そして、多くのボルトを
均一に締めるには熟練が必要になり、作業性の点で問題
がある。
【0007】次に、膨らみ強度について説明すると、特
に側壁においては、図19および図20に示すように縦
に補強材を入れる必要があり、大きな肉圧を受ける場合
には、更に多くの補強材を入れる必要がある。そのため
に補強材を溶接等で取り付ける工数が多くなって大量生
産するのが困難になり、高価な容器になると共に、重量
が大きくなるという問題がある。
【0008】本発明は、角型密閉容器にして、倉庫等へ
の保管スペースを有効に利用できるようにすると共に、
シール性、落下強度および積み重ね強度を満足させ、更
に加工工数および重量を低減して安価な容器にすると共
に、作業性をも向上した角型密閉容器を提供するもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の、請求項1の記載から把握される手段は、上面を開口
させた角型容器本体の胴を巻くように、外側に凸状の輪
帯をプレス加工にて複数個形成し、前記開口に芯金を設
けて、この芯金を巻くように、開口端を外側に曲げて開
口部を形成し、該開口部を蓋する蓋の裏面にシール材を
設け、前記開口部に該シール材を圧着するようにし、開
口部に蓋をした状態で、開口部と蓋とをクランプするL
字型のクランプ部材を前記角型容器の四隅に当てがい、
クランプ部材の互いの端部をボルトにて締結したことを
特徴とする。
【0010】次に、請求項2の記載から把握される手段
は、クランプ部材のL字の角度を、クランプ部材を装着
した時に、クランプ部材のL字の端部が密着するよう
に、直角を越えない角度にしたことを特徴とする。
【0011】次に、請求項3の記載から把握される手段
は、クランプ部材の断面形状を、蓋と開口部とを挟む楔
状にしたことを特徴とする。
【0012】次に、各請求項の記載から把握される手段
によって、課題がどのように解決されるかについて説明
する。まず、請求項1の記載から把握される手段におい
て、上面を開口させた角型容器本体の胴を巻くように、
外側に凸状の輪帯をプレス加工にて複数個形成したの
で、側面に補強材を取り付けることなく、プレス加工に
よって大量生産することができる。また、開口に芯金を
設けて、この芯金を巻くように、開口端を外側に曲げて
開口部を形成したので、開口部の強度を十分にすること
ができ、容器の板厚を薄くすることができる。そして、
開口部を蓋する蓋の裏面にシール材を設け、前記開口部
に該シール材を圧着するようにし、開口部に蓋をした状
態で、開口部と蓋とをクランプするL字型のクランプ部
材を前記角型容器の四隅に当てがい、クランプ部材の互
いの端部をボルトにて締結するようにしたので、シール
材の面圧を均一にすることができる。
【0013】次に、請求項2の記載から把握される手段
において、クランプ部材のL字の角度を、クランプ部材
を装着した時に、クランプ部材のL字の端部が密着する
ように、直角を越えない角度にしたので、シール材の面
圧をより均一にすることができる。
【0014】次に、請求項3の記載から把握される手段
において、クランプ部材の断面形状を、蓋と開口部とを
挟む楔状にしたので、開口部をシール材により確実に圧
着することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、各請求項の記載から把握さ
れる本発明の実施の形態を説明する。まず、請求項1の
記載から把握される本発明の実施の形態は、図1に示す
ように上面を開口させた角型容器であって、図2に示す
ように、その本体の胴を巻くように、外側に凸状の輪帯
2をプレス加工にして複数個形成する。図7に示すよう
に、開口に芯金17を設けて、この芯金18を巻くよう
に、開口端を外側に曲げて開口部17を形成する。そし
て、この開口部17を蓋する蓋21の裏面にシール材1
9を設け、開口部17にシール材19を圧着するように
する。そして、開口部17に蓋21を蓋した状態で、開
口部17と蓋21とをクランプするL字型のクランプ部
材20(図10を参照)を図8に示すように、角型容器
の四隅に当てがい、図9に示すように、クランプ部材2
1の互いの端部をボルト22にて締結する。
【0016】次に、請求項2の記載から把握される本発
明の実施の形態は、図10に示すように、クランプ部材
20のL字の角度αを、クランプ部材20を図8に示す
ように装着した時に、クランプ部材20のL字の端部が
密着するように、直角を越えない角度にする。
【0017】次に、請求項3の記載から把握される本発
明の実施の形態は、図7に示すように、クランプ部材2
0の断面形状を、蓋21と開口部17とを挟む楔状にす
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例について説明する。
図1は角型密閉容器の平面を示す図であり、角度を所定
の曲げ半径Rで曲げた角度になっている。そして、図2
にも示すように、胴24の回りには、ピッチ間隔Pで輪
帯2が複数形成されている。この輪帯2は図7に示すよ
うに、胴24をプレス加工して、外側に突出するように
形成されている。また、ピッチ間隔Pは積み重ね加重に
絶えられるように決定され、このピッチ間隔Pを狭くし
て、輪帯2を多く設けるほど、座屈強度を大きくするこ
とができる。
【0019】図2において、底板12(図1参照)に
は、桁材13が取り付けられている。この桁材13を取
り付けることにより、角型密閉容器の載置面との間に隙
間を設け、フォークリフトのフォークが差し込めるよう
にして、荷役作業を容易にしている。また、この桁材1
3の間に補強リブ23を設けて、底板12の膨らみに対
する強度を持たせるようにしている。8は補強部材であ
る。
【0020】図3は蓋21の平面を示す図であり、図1
に示した角型密閉容器本体の開口部17と相似形の角型
になっている。そして、蓋21の外形にそって、蓋21
の変形を防止して、その平面度を保持するためのリブ2
5が設けられ、更に蓋21の膨らみを防止するためのリ
ブ26が設けられている。このリブ25および26は、
肉厚が薄い平鋼を使用し、重量を軽減するようにしてい
る。
【0021】図3および図4において、蓋21には把手
27が固定されている。この把手27のW1′は図2に
示した桁材13間の幅W1にほぼ等しくなっている。ま
た、この把手27は、図5に示すように、蓋21の両側
端部に二個設けられていて、内側に角度β傾斜してい
る。そして、図6に示すように、把手27は棒材を曲げ
て加工されており、角度β傾斜している把手27がそれ
以上曲がらないように、補強部材29で補強されてい
る。
【0022】このように、幅W1′で角度β傾斜させた
把手27を蓋21に溶接により固定することにより、角
型密閉容器を図12に示すように積み重ねる場合に、桁
材13が傾斜角度βによってガイドされて、積み重ねを
容易にする。また、完全に積み重ねられた状態では、把
手27が桁材13に挟まれた状態で固定されるので、地
震などが発生しても、積み重ねられた角型密閉容器がず
れ落ちることはない。そして、角型密閉容器を積み重ね
る時に、角型密閉容器の底部が把手27に当たっても、
補強部材29により把手27が変形するようなことはな
い。
【0023】図7において、胴24の開口端は芯金18
を巻き込むようにして開口部17を形成している。そし
て、輪帯2は外側に凸になるように、プレス加工にて形
成されている。また、蓋21のフランジ28の裏面に
は、シール材19が設けられている。クランプ部材20
の側面(断面)形状は、蓋21のフランジ28と開口部
17を挟む楔形になっている。そして、フランジ28側
(A)を長くし、開口部17側(B)を短くして、
(A)側をガイド面として利用し、クランプ部材20の
装着を容易にすると共に、クランプ部材20の弾性力に
よって、フランジ28を開口部17側に押しつけて、シ
ール材18に開口部17を圧接するようにしている。ク
ランプ部材20の外面には、ボルト締結部材30が溶接
により一体に設けられており、このボルト締結部材30
には、ボルト挿通部31が形成されている。
【0024】図8に示すように、クランプ部材20は、
角型密閉容器の角に当たるように、四分割になってい
る。そして、ボルト締結部材30は、図10および図1
1にも示すように、クランプ部材20の端部に設けられ
ている。図9は図8におけるボルト締結部材30の部分
を拡大して示した図であり、クランプ部材20が装着さ
れた状態で、その相互の端部は幅W2の隙間が開いてい
る。そして、ボルト挿通部31にボルト22を挿通し、
この隙間W2が狭くなる方向にボルト22で、クランプ
部材20を締結する。また、クランプ部材20は図10
に示すように、角度αが直角(90度)を越えない角度
になっている。その一例を示せばα=88度である。
【0025】以上のように構成した本実施例の作用につ
いて、次に説明する。図2において、上面を開口させた
角型容器本体の胴24を巻くように、外側に凸状の輪帯
2をプレス加工にて複数個形成したので、側面に補強材
を取り付けることなく、プレス加工によって大量生産す
ることができる。その具体的な加工の仕方の一例を説明
すると、平板状の板に所定ピッチ間隔Pで、輪帯2をプ
レス加工すると共に、開口端に当たる部分に芯金を巻い
ておき、この中間加工した平板を容器の形状に合わせて
四角形に、所定の曲げ半径Rで曲げることにより、胴2
4および開口部17を容易に形成することができる。
【0026】また、開口している容器に内容物を入れた
時に、開口部自体は補強されていないので、変形するこ
とがある。そこで、図7に示すように、開口に芯金18
を設けて、この芯金18を巻くように、開口端を外側に
曲げて開口部17を形成したので、開口部17の強度を
十分にすることができ、容器の板厚を薄くすることがで
きる。また、図12に示すように、補強リング32を開
口部17の近くに設けて、更に補強することもできる。
【0027】そして図7に示すように、開口部17を蓋
する蓋21のフランジ28の裏面にシール材19を設
け、開口部17にシール材19を圧着するようにし、開
口部17に蓋をした状態で、開口部17と蓋21のフラ
ンジ28とをクランプするL字型のクランプ部材20を
角型容器の四隅に当てがい、クランブ部材20の互いの
端部をボルト22にて締結するようにしたので、四分割
したクランプ部材20の弾性力により、角部および辺の
部分におけるシール材19の面圧を均一にすることがで
きる。
【0028】また、図10に示すように、クランプ部材
20のL字の角度αを、クランプ部材20を装着した時
に、クランプ部材20のL字の端部が図7に示すフラン
ジ28と開口部17に密着するように、直角を越えない
角度にしたので、シール材20の面圧をより均一にする
ことができる。
【0029】これについて更に詳しく説明すると、図8
に示すように、クランプ部材20を角型密閉容器の角に
当てがうように装着する。この状態においては、角度α
が直角を越えない角度になっているので、角の部分は浮
いた状態になると共に、クランプ部材20の端部は、フ
ランジ28と開口部17に密着した状態になる。そこ
で、クランプ部材20の相互の端部をボルト22で締め
付けることにより、角度αが広げられながら、角度およ
び辺の部分にクランプ部材20が押しつけられることに
なり、角度αの広がりに伴うクランプ部材20の弾性力
により、フランジ28が開口部17の方へ押しつけられ
る。
【0030】そして、クランプ部材20の断面形状を、
蓋21に形成したフランジ28と開口部17とを挟む楔
状にしたので、この楔形の弾性力により、フランジ28
が開口部17側に押しつけられて、開口部17をシール
材19により確実に圧着することができる。
【0031】
【発明の効果】請求項1の記載に基づいて、発明の詳細
な説明から把握される本発明によれば、上面を開口させ
た角型容器本体の胴を巻くように、外側に凸状の輪帯を
プレス加工にて複数個形成し、側面に補強材を取り付け
ることなく、プレス加工によって大量生産することがで
きるようにしたので、落下強度および積み重ね強度を満
足させ、更に加工工数および重量を低減して安価な容器
にすることができる。
【0032】また、開口に芯金を設けて、この芯金を巻
くように、開口端を外側に曲げて開口部を形成し、開口
部の強度を十分にして容器の板厚を薄くすることができ
るようにしたので、開口部の変形がなくなってシール性
を保持すると共に、重量を低減して安価な容器にするこ
とができる。
【0033】そして、開口部を蓋する蓋の裏面にシール
材を設け、前記開口部にシール材を圧着するようにし、
開口部に蓋をした状態で、開口部と蓋とをクランプする
L字型のクランプ部材を前記角型容器の四隅に当てが
い、クランプ部材の互いの端部をボルトにて締結するよ
うにし、シール材の面圧を均一にすることができるの
で、シール性が保持されると共に、作業性を向上するこ
とができる。このように、シール性、落下強度、積み重
ね強度を満足させた角型密閉容器にすることができるの
で、倉庫等への保管スペースを有効に利用することがで
きる。
【0034】次に、請求項2の記載に基づいて、発明の
詳細な説明から把握される本発明によれば、クランプ部
材のL字の角度を、クランプ部材を装着した時に、クラ
ンプ部材のL字の端部が密着するように、直角を越えな
い角度にし、シール材の面圧をより均一にするようにし
たので、シール性を向上することができる。
【0035】次に、請求項3の記載に基づいて、発明の
詳細な説明から把握される本発明によれば、クランプ部
材の断面形状を、蓋と開口部とを挟む楔状にし、開口部
をシール材により確実に圧着することができるようにし
たので、シール性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である角型密閉容器の平面図
である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】蓋の平面図である。
【図4】図3の正面図である。
【図5】図3の側面図である。
【図6】図3における把手の側面図である。
【図7】クランプ部材によってクランプしている状態を
示す縦断面図である。
【図8】クランプ部材でクランプしている状態を示す平
面図である。
【図9】図8におけるボルト締結部を拡大して示した正
面図である。
【図10】図8におけるクランプ部材の平面図である。
【図11】図10の正面図である。
【図12】角型密閉容器を積み重ねた状態を示す正面図
である。
【図13】従来のオープンドラムの正面図である。
【図14】図13における要部を縦断面して示した図で
ある。
【図15】従来の角型密閉容器の蓋の平面図である。
【図16】図15の正面図である。
【図17】従来の角型密閉容器の平面図である。
【図18】従来のシール部を拡大して示した縦断面図で
ある。
【図19】図17の正面図である。
【図20】図17の側面図である。
【符号の説明】
1 オープンドラム本体 2 輪帯 3 開口端 4 蓋 5 シール材 6 クランプ部材 7 蓋 8 補強部材 9 ボルト孔 10 把手 11 フランジ 12 底板 13 桁材 14 側壁 15 シール材 16 ボルト 17 開口部 18 芯金 19 シール材 20 クランプ部材 21 蓋 22 ボルト 23 補強リブ 24 胴 25 リブ 26 リブ 27 把手 28 フランジ 29 補強部材 30 ボルト締結部材 31 ボルト挿通部 32 補強リング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面を開口させた角型容器本体の胴を巻
    くように、外側に凸状の輪帯をプレス加工にて複数個形
    成し、前記開口に芯金を設けて、この芯金を巻くよう
    に、開口端を外側に曲げて開口部を形成し、該開口部を
    蓋する蓋の裏面にシール材を設け、前記開口部に該シー
    ル材を圧着するようにし、開口部に蓋をした状態で、開
    口部と蓋とをクランプするL字型のクランプ部材を前記
    角型容器の四隅に当てがい、クランプ部材の互いの端部
    をボルトにて締結したことを特徴とする角型密閉容器。
  2. 【請求項2】 クランプ部材のL字の角度を、クランプ
    部材を装着した時に、クランプ部材のL字の端部が密着
    するように、直角を越えない角度にしたことを特徴とす
    る請求項1に記載の角型密閉容器。
  3. 【請求項3】 クランプ部材の断面形状を、蓋と開口部
    とを挟む楔状にしたことを特徴とする請求項1または2
    にそれぞれ記載の角型密閉容器。
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