JP2000085707A - アンプル袋詰め装置 - Google Patents
アンプル袋詰め装置Info
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- chute
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Abstract
時にアンプルが破損しない比較的簡単な構成のアンプル
袋詰め装置を提供する。 【構成】薬袋に処方箋情報を印字して送出す薬袋供給ユ
ニットと、処方箋情報に従って収集されたアンプルを前
記薬袋供給ユニットから受け取った薬袋に送込み、その
薬袋をバケットに払い出す袋詰ユニットとから成るアン
プル袋詰め装置において、前記袋詰めユニットは、薬袋
を保持するベッドと、このベッド上で薬袋を開口させる
開口手段と、その開口から薬袋内にアンプルを流入させ
るシュートを備え、前記シュートを整列形状で構成す
る。
Description
処方箋に基づいてアンプル(バイアル等の薬剤収納容器
を含む)を袋詰めするアンプル袋詰め装置に関する。
方箋に従って自動払出機から払い出したアンプルを集
め、これらのアンプルを袋詰め装置で薬袋に収納する注
射剤オーダリングシステムが採用されている。
平10−75882号に示すように、薬袋を袋詰めベッ
ドに供給し、このベッド上で薬袋を吸気及びアームによ
り開口させ、その開口に突入させたコンベヤでアンプル
を薬袋内に送り込み、その薬袋を投入ベッドに移載して
バケットに払い出す構成のものを提案している。
割れることなく確実に袋詰めすることができるが、構成
が複雑でコストが高く、またアンプル投入時に薬袋内に
コンベヤを突入させるため、適用できる薬袋の最小サイ
ズに限界がある。
ンプル流入するシュートを採用した袋詰め装置は、シュ
ートの傾斜角度やアンプルの形状により、シュート流入
口付近での破損や、シュート内に滑りの悪いアンプルが
残留する等の問題があった。
うな問題を解決するためになされたものであり、シュー
ト内にアンプルが残留せず、また、流入時にアンプルが
破損しない比較的簡単な構成のアンプル袋詰め装置を提
供することを課題とする。
の、本発明の袋詰め装置は薬袋に処方箋情報を印字して
送出す薬袋供給ユニットと、処方箋情報に従って収集さ
れたアンプルを前記薬袋供給ユニットから受け取った薬
袋に送込み、その薬袋をバケットに払い出す袋詰ユニッ
トとから成るアンプル袋詰め装置において、前記袋詰め
ユニットは、薬袋を保持するベッドと、このベッド上で
薬袋を開口させる開口手段と、その開口から薬袋内にア
ンプルを流入させるシュートを備え、前記シュートにア
ンプルを整列させる整列形状を採用した。
入口付近でのアンプルの詰まりや、相互衝突による破損
を防止する。
づいて説明する。
薬袋供給ユニットAと袋詰めユニットBとから成る。袋
詰め装置Pの一側には供給リフタSが、他側にはストッ
ク装置Tが設けられている。
袋装置1、穿孔装置2、プリンタ3を備えている。製袋
装置1は、透明のラミネート紙と台紙とが両側縁に沿っ
て貼着された熱融着性シートをロール体5から繰り出
し、このシートを幅方向にヒートシールして切断し、薬
袋6を形成するものである。 この薬袋
6には、穿孔装置2で輸液ボトルへの係合孔が形成さ
れ、プリンタ3で注射処方箋のアンプル情報が印字され
る。なお、この印字時間を短縮するため、薬袋6の搬送
路を2系統に分け、各系統のプリンタ3で並行処理する
ようになっている。印字された薬袋6は袋詰めユニット
Bへ送られ、ここでアンプル8が送り込まれてバケット
9に投入される。
うに、カッタ10、受台11及び押圧機構12から成
る。押圧機構12は、カッタ10を下端部に固定した昇
降ラック13にモータ14の出力ギヤ15を噛合させ、
昇降ラック13に保持体16をスライド自在に嵌め、昇
降ラック13に固定したばね押さえ17と保持体16上
面との間にばね18を挟み、このばね18で保持体16
を下方に付勢したものである。受台11は、カッタ10
に対応する溝19を有する。
に断続する多数の刃20が形成された薄板から成り、図
5に示すように、円形状に折り曲げて昇降ラック13に
取り付けられる。そして、各刃20の刃先は、一端へ向
かって傾斜している。
袋6を送り込んだ状態で、モータ14の駆動に伴いギヤ
15を回転させて昇降ラック13を下降させると、保持
体16が薬袋6を受台11に押し付けて保持し、さら
に、ばね押さえ17がばね18を圧縮しつつ、カッタ1
0が受台11まで下降して、図6に示すように、薬袋6
に係合孔21の円形状の開口予定線に沿ったミシン目2
2を形成する。
すように、ミシン目22の各切目間の繋がり部を切断し
て係合孔21を開口させ、その開口に輸液ボトル23の
首部を挿入して輸液ボトル23に吊り下げる。なお、図
示のように、円形状のミシン目22に一部途切れた部分
を設けておくと、係合孔21の抜出片の脱落を防止する
ことができる。
ユニットBの上流側に位置し、ミシン目22の形成時に
はまだアンプル8が袋詰めされておらず、薬袋6が扁平
であるため、カッタ10を刃先が受台11の溝20に進
入するまで押圧して確実にミシン目22を形成すること
ができる。また、アンプル8を袋詰めする時点では、ミ
シン目22の切目間が繋がっているため、係合孔21は
開口せず、係合孔21からアンプル8が飛び出すことが
ない。
刃20の刃先が薬袋6に点接触し、その接触点が移動し
つつミシン目22の各切目が形成されるので、刃先に傾
斜がないカッタを線接触させて薬袋を押し切る場合より
も容易にミシン目22を形成することができる。
としたので、低コストで製作でき、交換も容易である。
ものとし、図8に示すように、係合孔21のミシン目2
2を、薬袋6の開口縁に対してほぼ直角な直線状に形成
すると、アンプル8の袋詰め時にミシン目22の繋がり
部が破断する危険性が少なくなり、アンプル8の飛び出
しをより確実に防止することができる。
に、ミシン目22の繋がり部を切断し、輸液ボトル23
の首部で係合孔21を左右に押し開くことにより、輸液
ボトル23に吊り下げる。なお、ミシン目22の長さ
を、輸液ボトル23の首部の直径よりやや長い程度とす
ると、薬袋6が輸液ボトル23から不意にはずれること
がない。
の係合孔21の両端部又は直線状の係合孔21の端部の
うち、少なくとも薬袋6の開口側端部に裂け止め用の小
孔24を設けておくと、係合孔21の押し開きに伴い裂
け目が薬袋6の開口端まで走って輸液ボトル23への薬
袋6の吊り下げが不可能になることがない。この小孔2
4は、カッタ10の端部に一体又は別体に設けたポンチ
25により穿設する(図5参照)。
る。袋詰めユニットBは、図1、図10乃至図12に示
すように、薬袋6を保持するベッド30と、このベッド
30上で薬袋6を開口させる一次及び二次開口手段3
1、32と、その開口から薬袋6内にアンプル8を流入
させるシュート33とを備えている。
り上昇位置で傾けられたトレーtからアンプル8が供給
され、このアンプル8は自重でシュート33の排出端方
向へ転がり落ちる。シュート33の底部は、図11に示
すように、スポンジシート33a上にテフロンシート3
3bを積層した構成とされ、スポンジシート33aによ
りアンプル8の受取時の衝撃を吸収し、テフロンシート
33bによりアンプル8の滑りをよくするようになって
いる。ここで、テフロンは、4フッ化エチレン樹脂のデ
ュポン社商品名である。
0に示すように、突起34が2箇所に設けられている。
この突起34は、大きなアンプルが真横に向いた状態で
転がってシュート33の排出口に詰まるのを防ぐため、
アンプル8の向きを変えるものである。
防ぐためシュート33の傾斜を緩く設定した場合には、
図10に示すように、シュート33の下部に振動装置3
5を設け、この振動装置35によりシュート33を振動
させるようにしておくと、アンプル8を確実に薬袋6に
送り込むことができる。
36をモータ37により回転させ、その重量移動により
振動を生じさせる構成のものが使用できる。この場合、
偏心ウエイト36とモータ37との間に、偏心ウエイト
36の振動がモータ37に直接作用するのを防ぐ複数の
ギヤ38を介在させておくとよい。また、前記スポンジ
シート33aによる振動の吸収を防ぐため、偏心ウエイ
ト36は低速で回転させるようにする。
2に示すように、軸39を中心として旋回し、薬袋受取
位置と、アンプル投入位置と、薬袋払出位置との間で揺
動する。ベッド30のシュート33側の端部には、図1
1に示すように、下面吸着部40が設けられ、その上方
に上面吸着部41が昇降自在に設けられている。これら
の吸着部40、41は、左右一対の吸着口を有し、その
吸着口はエアチューブを介してコンプレッサに接続さ
れ、前記一次開口手段31を構成している。この吸着部
40、41により、図11に示すアンプル投入位置にお
いて、ベッド30上の薬袋6は、上下両側から吸引され
て開口する。なお、前記エアチューブに設けた圧力セン
サの検出値が所定値を下回ると、薬袋6が吸着部40、
41から離れていると判断して上記開口動作を繰り返
し、所定回数繰り返しても開口できないときにはエラー
と判断して停止する。
うに、2次開口手段32としてエアチューブが設けられ
ている。そして、このエアチューブから噴出した空気を
薬袋6の開口に吹き込むと、袋内容積が拡大して、アン
プル8が薬袋6へスムーズに流入するようになってい
る。
袋6の挟持装置43が設けられている。この挟持装置4
3は、ベッド30の両端部間に掛け渡した無端ベルト4
4の回転に伴いベッド30に沿って移動するものであ
り、モータの駆動により揺動する挟持アーム44の先端
に押圧片45を設け、押圧片45に対向する受圧片46
をベッド30の長さ方向に延びる長孔30aに挿入した
構成とされている。押圧片45及び受圧片46は薬袋6
の挟持時の保護のため、ゴム等の弾性体により形成さ
れ、押圧片45は受圧片46の方向へばねにより付勢さ
れている。
は、図12に示すように、押圧片45と受圧片46とで
口部を挟持され、ベッド30が薬袋払出位置に位置づけ
られた後、挟持装置43の下方への移動に伴いバケット
9に投入される。薬袋6がバケット9に収納された後、
挟持装置43による薬袋6の挟持は解除され、挟持装置
43は元の位置に復帰し、バケット9は袋詰めユニット
Bの下部のコンベヤ47により所定ピッチ送られる。
9に最後の薬袋6が投入されると、そのバケット9はコ
ンベヤ47によりストック装置Tへ送り出され、上下方
向にストックされる。そして、袋詰め作業を続行する場
合には、ストック装置Tからコンベヤ47上に空のバケ
ット9が供給される。
す。
るので説明は省略する。
端側の底板と両側面板との交わりを緩やかなR形状にし
たもので、これにより、真横で流れてきたアンプルが投
入口で縦方向に回転し流入口付近でのアンプルの詰りが
解消される。
け面全体を断面U字型のR形状を採用したもので、トレ
ーtからアンプル8が供給されると、底面のR形状によ
り、図14に示すように、アンプル8は縦方向(流入方
向)に整列される。
てアンプルを縦方向に整列させることで、薬袋流入口付
近でのアンプル8の相互衝突による破損が解消される。
が自重で何とか転がる緩やかな傾斜状態(本実施では1
5度)で保持されている。
構を有しており、トレーtからアンプルが供給され、所
定時間(本実施例では2秒)が経過するとシュート33
a、33bは図示しないモーターの駆動によって、支軸
50a又は支軸50bを支点に急勾配状態(本実施では
50度)に移動する。
に残留した、滑りの悪いアンプルを確実に薬袋6に送込
むためのものである。
プル8が一方向に整列しているため、薬袋6内にすみや
かに流入される。さらに、振動装置を設けた第1実施例
の装置に比べ流入時間が大幅に短縮される。
列形状とはアンプルをシュートに対して縦方向に整列さ
せるためのものであり、もちろん断面U字型のR形状に
限定されるものではなく、断面V字型をのV溝など採用
してもよいことは言うまでもない。
ンプル袋詰め装置は、シュートの形状に整列形状を採用
したことにより、比較的簡単な構成でシュート内にアン
プルが残留することなく、かつ、流入時にアンプルか破
損しない等の優れた効果を有する。
視図
視図
を示す概略図
Claims (2)
- 【請求項1】薬袋に処方箋情報を印字して送出す薬袋供
給ユニットと、処方箋情報に従って収集されたアンプル
を前記薬袋供給ユニットから受け取った薬袋に送込み、
その薬袋をバケットに払い出す袋詰ユニットとから成る
アンプル袋詰め装置において、前記袋詰めユニットは、
薬袋を保持するベッドと、このベッド上で薬袋を開口さ
せる開口手段と、その開口から薬袋内にアンプルを流入
させるシュートを備え、前記シュートがアンプルを整列
させる整列形状であることを特徴とするアンプル袋詰め
装置。 - 【請求項2】前記整列形状をR形状にしたことを特徴と
する請求項1に記載のアンプル袋詰め装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP25488798A JP4577918B2 (ja) | 1998-09-09 | 1998-09-09 | アンプル袋詰め装置 |
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Cited By (4)
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-
1998
- 1998-09-09 JP JP25488798A patent/JP4577918B2/ja not_active Expired - Fee Related
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