JP2000085542A - ワイパーブレード - Google Patents

ワイパーブレード

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JP2000085542A
JP2000085542A JP10270623A JP27062398A JP2000085542A JP 2000085542 A JP2000085542 A JP 2000085542A JP 10270623 A JP10270623 A JP 10270623A JP 27062398 A JP27062398 A JP 27062398A JP 2000085542 A JP2000085542 A JP 2000085542A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ribbon
yoke
wiper blade
claw
rubber
Prior art date
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Pending
Application number
JP10270623A
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English (en)
Inventor
Takao Watanabe
隆夫 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maruenu KK
Original Assignee
Maruenu KK
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Filing date
Publication date
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Publication of JP2000085542A publication Critical patent/JP2000085542A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、列車なり、自動車に装着したワイ
パーブレードを作動させている最中に、ヨークを挟持さ
れるリボンになるべく無理な力が直接かからないように
し、ワイパーブレードが破損するのを極力防止しようと
するものである。 【解決手段】 ラバーを摘持状態で挿通し、且つ、両脇
に係止溝を形成するリボンを、天板との間で摺動可能に
挟持する爪を端部側に設け、この天板と爪との間に前記
リボンの係止溝を前記爪で係止して挿通したヨークを配
して成るワイパーブレードにおいて、該ヨークの前記爪
に係止する前記リボンの係止溝にゴム等の弾性ワイヤー
をリボンに沿はせて介在させて配したワイパーブレード
として構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイパーブレード
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のワイパーブレード1は、図1に示
すようにラバー8を挿通し、且つ両脇に係止溝9Aを形
成するリボン9の両端側に、リボン9を挟持する天板4
と爪6を両端に備えたヨーク3を配し、このヨーク3の
連結部に一端を連結し他端を前記のようにリボン9を挟
持する構成のヨーク3Aを配し、或いはこれを配さない
でヨーク3の連結部を連結するレバー2を配する構成を
採用している。
【0002】ラバーを挿通するリボン9を挟持するヨー
ク4の爪6を形成する部分の構成は、これまで図2,図
3の通り構成していた。即ち、天板4の両側を垂下板5
とした横断面をチャンネル型に形成したヨーク3の端部
側の天板4の両端を切り欠き、垂下板5の切り欠き片を
ヨーク3の内側に向けて折り曲げた爪6とし、この爪6
とヨーク3の天板4との間にラバー8を挿通したリボン
9を摺動可能に挿通して、ヨーク3の天板4と前記爪6
とで前記リボン8を挟持するように構成していた。この
構成から成るヨーク3を配したワイパーブレード1を列
車なり自動車のフロントガラスの前に装着し、そのワイ
パーブレード1を装着した列車なり自動車が高速走行す
るとき、そのワイパーブレード1は、ワイパーブレード
1に受ける風圧、並びに振動に抗してかなり無理な動き
をすることがある。
【0003】ワイパーブレード1が新品であるときは、
前記風圧、振動に勿論耐え得るが、長期間の使用により
経時的に部品強度が落ちることがある。この状態になっ
たままでワイパーブレード1を交換しないで使用すると
きは、列車なり自動車の走行中にワイパーブレード1の
ヨーク3の爪6が折れたり、或いは図4に示すようにヨ
ーク3の爪6で挟持するリボン9の爪が位置する係止溝
9Aの部分が爪のはげしい摺動、振動をうけ、或いはが
たつきで播り減った個所7ができ、この個所7からて折
れたりしてしまう危険がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記不都合
を解消し、列車なり、自動車に装着したワイパーブレー
ドを作動させている最中に、ヨークを挟持されるリボン
になるべく無理な力が直接かからないようにし、ワイパ
ーブレードが破損するのを極力防止しようとするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】ラバーを摘持状態で挿通
し、且つ、両脇に係止溝を形成するリボンを、天板との
間で摺動可能に挟持する爪を端部側に設け、この天板と
爪との間に前記リボンの係止溝を前記爪で係止して挿通
したヨークを配して成るワイパーブレードにおいて、該
ヨークの前記爪に係止する前記リボンの係止溝にゴム等
の弾性ワイヤーをリボンに沿はせて介在させて配したワ
イパーブレードとして構成した。
【0007】
【作用】本発明は、ワイパーブレードの構成材であるヨ
ークとリボンの間に弾性ワイパーを配置することにより
ヨークの爪がリボンに直接接触せず弾性ワイヤーが緩衝
材としての機能を発揮するもので、ヨークの爪、リボン
に無理な力がかからないようにすることができる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を説明する。本発明は、従
来の技術の項に記載した、図1に図示する型式のワイパ
ーブレード1を構成するヨーク3のリボン9を挟持する
部分について、図2に図示する従来型構造を改良するも
のである。
【0006】ヨーク3A、3Aは、長尺平板を長手方向
に天板4の両側を垂下板5として折り曲げて横面チャン
ネル型に形成し、これをほぼ中央部で山型に折り曲げて
構成する。このヨーク3の両方或いは一方の端部側に形
成するリボン摘持部は、天板4の両横側を図5に示すと
おり切り欠いて、切り欠き部分に形成される垂下の板片
をヨーク3の内側に折り曲げて爪6とする。
【0007】ヨーク3の端部に形成された爪6に挟持さ
れるリボン9にはラバー8が挿通されている。
【0008】本発明は、上記構成のヨーク3の端部から
ラバー8を挿通したリボン9を、ヨーク3の天板4と爪
6で挟持される状態を保持するように挿通する際、ラバ
ー8を挿通するリボン9の係止溝9Aとヨーク3,3A
の垂下板片をヨーク3、3A内に折り曲げた爪6の間に
例えばゴム製の弾性ワイヤー10をリボン9に沿って介
在させてリボン9を挿通すると言う構成にするものであ
る。
【0009】前記構成とすることにより、列車なり、自
動車のフロントガラスの前に装着したワイパーブレード
1は、高速走行に受ける風圧、振動により無理な動きを
する場合でも、弾性ワイヤー10の介在により前記リボ
ン9が直接ヨーク3の爪6と接触することが阻止される
ので、リボン9が図4に示すような状態で毀損するよう
なことを防止することができる。
【0010】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成されている
ので、列車、自動車に装着したワイパーブレードの走行
中の破損を極力防止するだけでなくワイパーブレードの
寿命を延ばすことになる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワイパーブレードの型式を示す斜視図
【図2】従来のヨークの端部側のリボン摘持部分でラバ
ーを挿通したリボンを摘持する状態を示す断面図
【図3】従来のヨーク端部側のリボン摘持部分でラバー
を挿通したリボンを挿通する状態を示す斜視図
【図4】従来のヨークに挿通したリボンの毀損状態を例
示する斜視図
【図5】本発明のヨークの端部側のリボン摘持部分でラ
バーを挿通したリボンを挿通する状態を示す断面図
【図6】本発明のヨーク端部側のリボン摘持部分でラバ
ーを挿通したリボンを挿通する状態を示す斜視図
【符号の説明】
1.ワイパーブレード 2.レバー 3.ヨーク 4.ヨークの天板 5.ヨークの側板 6.ヨークの側板の折り曲げ片(爪) 7.リボンの毀損部 8.ラバー 9.リボン 10.弾性ワイヤー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラバーを摘持状態で挿通し、且つ、両脇に
    係止溝を形成するリボンを、天板との間で摺動可能に挟
    持する爪を端部側に設け、この天板と爪との間に前記リ
    ボンの係止溝を前記爪で係止して挿通したヨークを配し
    て成るワイパーブレードにおいて、該ヨークの前記爪に
    係止する前記リボンの係止溝にゴム等の弾性ワイヤーを
    リボンに沿はせて介在させて配したことを特徴とするワ
    イパーブレード。
JP10270623A 1998-09-08 1998-09-08 ワイパーブレード Pending JP2000085542A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100732567B1 (ko) 2006-07-04 2007-06-29 최리나 블레이드를 갖는 유리창 닦는 장치
WO2013042996A2 (ko) * 2011-09-21 2013-03-28 (주)에이피아이코리아 윈드쉴드 와이퍼 어셈블리

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100732567B1 (ko) 2006-07-04 2007-06-29 최리나 블레이드를 갖는 유리창 닦는 장치
WO2013042996A2 (ko) * 2011-09-21 2013-03-28 (주)에이피아이코리아 윈드쉴드 와이퍼 어셈블리
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