JP2021155000A - ワイパブレード - Google Patents

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幸二 岩▲崎▼
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Abstract

【課題】ブレードラバーの交換が可能であり、かつ、ブレードラバーの払拭性能を低下させることなく、当該ブレードラバーが位置決めされているワイパブレードを実現する。【解決手段】ワイパブレードは、ブレードラバー10と、バーティブラと、ブレードラバー10及びバーティブラの端部に装着されるエンドキャップと、を有する。ブレードラバー10は、本体11と、本体11の下部に設けられたリップ部13と、本体11の側部に設けられ、バーティブラが差し入れられる収容溝14と、収容溝14に連通する切欠き部50と、を備える。そして、収容溝14の長手方向両端は、当該収容溝14に差し入れられているバーティブラの両端面がそれぞれ接する2つの対向する端面15によって閉塞されている。【選択図】図3

Description

本発明は、自動車等の車両のウインドシールドを払拭するワイパブレードに関する。
自動車等の車両には、フロントガラスやリアガラス等のウインドシールドに付着した雨滴や埃等を払拭して運転者の視界を確保するワイパ装置が搭載される。ワイパ装置は、電動モータによって駆動されるワイパアームと、ワイパアームの先端に装着されるワイパブレードと、を備えている。従来のワイパブレードの1つは、ワイパアームの先端に回動可能に連結されるブレードラバーと、ブレードラバーをウインドシールドに圧接させる一対のバーティブラと、ブレードラバー及びバーティブラの長手方向両端に装着されるエンドキャップと、を備えている。従来のワイパブレードの他の1つは、上記ブレードラバー,バーティブラ及びエンドキャップに加えて、ブレードラバーを保持するホルダを備えている。この場合、ホルダがワイパアームの先端に回動可能に連結される。また、エンドキャップは、ブレードラバー,バーティブラ及びホルダの長手方向両端に装着される。何れの場合も、バーティブラは、ブレードラバーに沿って伸びる金属板であって、自己の弾性復元力によってブレードラバーをウインドシールドに圧接させる。
国際公開第2012/090638号
ブレードラバーを交換可能とするために、ブレードラバーがバーティブラやホルダに対して固定されていないワイパブレードがある。この場合、ブレードラバーの長手方向への移動を規制する必要がある。そこで、従来のワイパブレードの1つでは、エンドキャップによってブレードラバーの長手方向への移動が規制されている。例えば、バーティブラやホルダの長手方向両端に係止された一対のエンドキャップによって、それらエンドキャップの間にあるブレードラバーの長手方向への移動が規制されている。
上記のような構造によってブレードラバーの長手方向への移動を規制するためには、ブレードラバーの端面を当該端面と対向するエンドキャップの内面に確実に当接させる必要がある。そして、ブレードラバーとエンドキャップとの確実な当接を実現するためには、ブレードラバーの全長と、一対のエンドキャップの対向間隔(より厳密には、一対のエンドキャップの対向する内面同士の間隔)とを一致させる必要がある。ブレードラバーの全長がエンドキャップの対向間隔よりも短いと、ブレードラバーの端面とエンドキャップの内面との間に隙間が生じ、ブレードラバーが一対のエンドキャップの間で長手方向に移動可能となってしまうからである。
しかし、ゴム材料によって成形されるブレードラバーは、設計値に対する寸法の誤差が大きい。そこで、ブレードラバーの全長が一対のエンドキャップの対向間隔よりも必ず長くなるように、ブレードラバーの長さに関する公差が設定されていた。
この結果、上記のような構造によってブレードラバーの長手方向への移動が規制されている従来のワイパブレードでは、ブレードラバーが一対のエンドキャップによって押圧されている。具体的には、ブレードラバーがその長手方向外側から内側に向かって圧縮されている。この場合、ブレードラバーが過度に圧縮されると、ウインドシールドを払拭するリップ部によれが生じ、払拭性能が低下する虞がある。
本発明の目的は、ブレードラバーの交換が可能であり、かつ、ブレードラバーの払拭性能を低下させることなく、当該ブレードラバーが位置決めされているワイパブレードを提供することである。
本発明のワイパブレードは、ブレードラバーと、バーティブラと、前記ブレードラバー及び前記バーティブラの端部に装着されるエンドキャップと、を有する。前記ブレードラバーは、本体と、前記本体の下部に設けられたリップ部と、前記本体の側部に設けられ、前記バーティブラが差し入れられる収容溝と、前記収容溝に連通する切欠き部と、を備える。そして、前記収容溝の長手方向両端は、当該収容溝に差し入れられている前記バーティブラの両端面がそれぞれ接する2つの対向する端面によって閉塞されている。
本発明によれば、ブレードラバーの交換が可能であり、かつ、ブレードラバーの払拭性能を低下させることなく、当該ブレードラバーが位置決めされているワイパブレードが実現される。
本発明のワイパブレードの実施形態の一例を示す斜視図である。 図1に示されているワイパブレードが有するブレードラバー及びバーティブラの斜視図である。 図2に示されているブレードラバーの一部省略の斜視図である。 (A)は図3中のY―Y線に沿う拡大断面図であり、(B)は図2中のX−X線に沿う拡大断面図である。 ホルダの端部から突出しているブレードラバー及びバーティブラを示す拡大斜視図である。 ブレードラバーの装着手順の一例を示す説明図である。
以下、本発明のワイパブレードの実施形態の一例について図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態に係るワイパブレードは、自動車等の車両のウインドシールドに付着した雨滴や埃等を払拭して運転者の視界を確保するワイパ装置に用いられる。車両に搭載されるワイパ装置は、車室内に設けられているスイッチ等の操作に基づいて作動する電動モータ(ワイパモータ)を備えている。ワイパモータが作動すると、当該ワイパモータとリンク機構を介して連結されているワイパアームがウインドシールド上で揺動する。ワイパブレードは、上記のようにして揺動するワイパアームの先端に装着され、ワイパブレードの揺動に伴ってウインドシールドを払拭する。
以下の説明では、同一又は実質的に同一の構成や要素については、原則として同一の符号及び名称を用いる。また、既に説明した構成や要素と同一又は実質的に同一の構成や要素については、参照している図面に当該構成や要素が図示されているか否かに関わらず、同一の符号及び名称を用いる。
図1,図2に示されるように、本実施形態に係るワイパブレード1は、ブレードラバー10と、一対のバーティブラ20と、バーティブラ20を介してブレードラバー10を保持する一対のホルダ30と、ブレードラバー10,バーティブラ20及びホルダ30の端部に装着された一対のエンドキャップ40と、を有する。図1に示されるように、一対のホルダ30の間には、不図示のワイパアームが連結されるアーム連結部32と、当該アーム連結部32を覆うカバー33と、が設けられている。尚、以下の説明では、図2に示されている一対のバーティブラ20の一方を「バーティブラ20a」、他方を「バーティブラ20b」と呼んで区別する場合がある。もっとも、かかる区別は説明の便宜上の区別に過ぎない。
図3に示されるように、ブレードラバー10は、本体11,ネック部12及びリップ部13を備えている。リップ部13は、ネック部12を介して本体11の下部に連接している。言い換えれば、リップ部13が設けられている側が本体11の下側であり、リップ部13が設けられている側と反対側が本体11の上側である。
ブレードラバー10は、ゴム等の弾性材料によってコンプレッション成形されている。ネック部12は、本体11及びリップ部13に比べて肉薄に形成されており、本体11及びリップ部13よりも弾性変形しやすい。この結果、ブレードラバー10がウインドシールド上を摺動する際、本体11に対してリップ部13が傾斜し、リップ部13の先端のウインドシールドに対する密着性及び追従性が向上し、雨滴や埃等がより確実に払拭される。
図3及び図4(A)に示されるように、本体11の一方の側部には、収容溝14aが形成されており、本体11の他方の側部には、収容溝14bが形成されている。つまり、本体11の両側部に一対の収容溝14a,14bが形成されている。収容溝14a,14bは、本体11の長手方向に沿って互いに平行に伸びる凹溝である。以下の説明では、収容溝14a,14bを「収容溝14」と総称する場合がある。
図3に示されるように、収容溝14aの長手方向両端は、対向する2つの端面15によって閉塞されている。以下の説明では、図3中で紙面右側に示されている一方の端面15を「右端面15R」と呼び、紙面左側に示されている他方の端面15を「左端面15L」と呼んで区別する場合がある。もっとも、かかる区別は説明の便宜上の区別に過ぎない。また、図3には現れていないが、収容溝14aの反対側にある収容溝14b(図4(A))の長手方向両端も、対向する右端面15R及び左端面15Lによって閉塞されている。
図4(A)に示されるように、収容溝14は、右端面15R及び左端面15Lに加えて、上面16,下面17及び底面18を有する。上面16と下面17とは互いに対向しており、底面18は開口面と対向している。
図2に示されるように、バーティブラ20は、ブレードラバー10の全長と略同じ長さを有する細長の鋼板であり、対応する収容溝14に差し入れられている。具体的には、図4(B)に示されるように、バーティブラ20aが収容溝14aに差し入れられ、バーティブラ20bが収容溝14bに差し入れられている。言い換えれば、2本のバーティブラ20a,20bの間にブレードラバー10の本体11が挟まれている。
図2に示されるように、収容溝14に差し入れられているバーティブラ20の両端面21a,21bは、当該収容溝の2つの端面15(図3)にそれぞれ接している。具体的には、バーティブラ20の一方の端面21aは、収容溝14の右端面15R(図3)に接しており、バーティブラ20の他方の端面21bは、収容溝14の左端面15L(図3)に接している。つまり、図3に示されている収容溝14の右端面15R及び左端面15Lは、当該収容溝14に差し入れられているバーティブラ20の両端面21a,21bがそれぞれ接する当接面に相当する。
上記のように、本実施形態に係るワイパブレード1では、ブレードラバー10が備える収容溝14に差し入れられているバーティブラ20の両端面21a,21bが当該収容溝14の長手方向両端を閉塞している2つの端面15にそれぞれ接している。この結果、ブレードラバー10が長手方向において位置決めされ、同方向への移動が規制される。尚、図4(B)に示されるように、収容溝14に差し入れられているバーティブラ20の一方の主面(上面22)の一部は、収容溝14の上面16と対向している。また、収容溝14に差し入れられているバーティブラ20の他方の主面(下面23)の一部は、収容溝14の下面17と対向している。さらに、バーティブラ20の上面22と収容溝14の上面16とは密着しており、バーティブラ20の下面23と収容溝14の下面17とは密着している。よって、ブレードラバー10は、上下方向においても位置決めされている。尚、ブレードラバー10の本体11が2本のバーティブラ20a,20bの間に挟まれていることは既述のとおりである。よって、ブレードラバー10は、幅方向においても位置決めされている。
ここで、図3に示されている収容溝14(バーティブラ20が差し入れられていない状態の収容溝14)の全長は、図2に示されているバーティブラ20の全長よりも短い。具体的には、図3に示されている収容溝14の右端面15Rと左端面15Lとの間の直線距離(=右端面15Rと左端面15Lとの対向間隔)は、図2に示されているバーティブラ20の端面21aと端面21bとの間の直線距離よりも短い。よって、図2に示されているバーティブラ20の両端面21a,21bは、図3に示されている収容溝14の2つの端面15にそれぞれ圧接している。具体的には、図2に示されるバーティブラ20の端面21aは、図3に示されている収容溝14の右端面15Rに圧接しており、図2に示されるバーティブラ20の端面21bは、図3に示されている収容溝14の左端面15Lに圧接している。この結果、図2に示されているブレードラバー10は、バーティブラ20によって長手方向両外側に向かって伸長されている。言い換えれば、バーティブラ20によってブレードラバー10に適度なテンションが与えられている。
板金を打ち抜いて形成されるバーティブラ20は、ゴム材料を押し出して形成されるブレードラバー10に比べて、設計値に対する寸法の誤差が大幅に小さい。さらに、ブレードラバー10は、自然長に対して僅かに圧縮されただけで容易によれてしまう一方、同程度に伸長されてもよれは発生しない。むしろ、ブレードラバー10に適度なテンションを加えると、リップ部13に張りが生まれ、ウインドシールドに対する密着性等が向上する。
そこで、本実施形態におけるブレードラバー10の公差は、収容溝14の全長がバーティブラ20の全長よりも必ず短くなるように設定されている。よって、収容溝14に差し入れられているバーティブラ20の両端面21a,21bは、当該収容溝14の長手方向両端を閉塞している2つの端面15に必ず圧接する。この結果、ブレードラバー10の長手方向への移動が確実に規制される。さらに、バーティブラ20によってブレードラバー10に適度なテンションが与えられ、ブレードラバー10の払拭性能が向上する。
図2に示されるように、バーティブラ20は、ブレードラバー10が備える収容溝14に部分的に差し入れられている。具体的には、バーティブラ20の幅方向一部は収容溝14に嵌め込まれているが、残部は収容溝14から突出している。より具体的には、図4(B)に示されるように、収容溝14aに差し入れられているバーティブラ20aの幅方向一部は、当該収容溝14aから突出している。同様に、収容溝14bに差し入れられているバーティブラ20bの幅方向一部は、当該収容溝14bから突出している。
図5に示されるように、ホルダ30の内側には、収容溝14から突出しているバーティブラ20の幅方向一部が差し入れられる保持溝31が形成されている。一部がブレードラバー10の収容溝14に差し入れられているバーティブラ20の他の一部がホルダ30の保持溝31に差し入れられることにより、ブレードラバー10がホルダ30に保持されている。つまり、ホルダ30は、バーティブラ20を介してブレードラバー10を保持している。
また、ブレードラバー10及びバーティブラ20の端部は、ホルダ30の端部から突出している。尚、図5には、ブレードラバー10,バーティブラ20及びホルダ30の一方の端部しか図示されていないが、他方の端部も同様の形態を有する。
図6に示されるように、エンドキャップ40の内側には収容部41が設けられている。そして、図5に示されているホルダ30,ブレードラバー10及びバーティブラ20の端部は、図6に示されているエンドキャップ40の収容部41に挿入されている。つまり、図1に示されているエンドキャップ40は、ホルダ30,ブレードラバー10及びバーティブラ20(不図示)の端部を一括して覆っている。
再び図3を参照する。ブレードラバー10は、収容溝14に連通する複数の切欠き部50を備えている。具体的には、それぞれの収容溝14の右端面15Rの近傍に切欠き部50Rが設けられ、それぞれの収容溝14の左端面15Lの近傍に切欠き部50Lが設けられている。つまり、ブレードラバー10には、それぞれが収容溝14に連通する4つの切欠き部50が設けられている。さらに、切欠き部50Rは、収容溝14の長手方向において右端面15Rよりもやや内側(長手方向中央寄り)に配置されており、切欠き部50Lは、収容溝14の長手方向において左端面15Lよりもやや内側(長手方向中央寄り)に配置されている。以下の説明では、収容溝14の右端面15Rの近傍に配置されている切欠き部50Rを「右側切欠き部50R」と呼び、収容溝14の左端面15Lの近傍に配置されている切欠き部50Lを「左側切欠き部50L」と呼ぶ場合がある。
図3に示されるように、それぞれの切欠き部50は、収容溝14の上面16を形成している収容溝14の天井壁に設けられている。この結果、収容溝14の下面17は、収容溝14の全長に亘って連続しているのに対し、収容溝14の上面16は、収容溝14の長手方向2箇所において分断されている。
本実施形態に係るワイパブレード1では、切欠き部50を利用して、ホルダ30に保持されているバーティブラ20をブレードラバー10の収容溝14に差し入れることができる。また、切欠き部50を利用して、ホルダ30に保持されているバーティブラ20からブレードラバー10を引き抜くことができる。つまり、切欠き部50を利用してブレードラバー10を交換することができる。
切欠き部50を利用してバーティブラ20をブレードラバー10の収容溝14に差し入れる手順(ブレードラバー10の装着手順)の一例について、図6を参照しながら説明する。尚、以下の説明では、図6に示されているバーティブラ20の端部を「左側端部」と呼び、図示されている端部と反対側の不図示の端部を「右側端部」と呼ぶ。また、図6に示されているブレードラバー10の端部を「右側端部」と呼び、図示されている端部と反対側の不図示の端部を「左側端部」と呼ぶ。つまり、図6には、バーティブラ20の左側端部及びその近傍と、ブレードラバー10の右側端部及びその近傍とが示されている。
まず、エンドキャップ40の裏側において露出しているバーティブラ20左側端部を切欠き部50Rから収容溝14に差し入れる。次いで、ブレードラバー10のリップ部13等を摘まみ、ブレードラバー10をバーティブラ20の右側端部に向かって移動(スライド)させる。このとき、収容溝14の長手方向一部(切欠き部50Rよりも外側の部分)にはバーティブラ20が差し入れられていない。よって、ブレードラバー10の長手方向一部(切欠き部50Rよりも外側の部分)は、バーティブラ20の下面23上を当該バーティブラ20の右側端部に向かって移動する。その後、切欠き部50Rをバーティブラ20の右側端部の先まで移動させ、バーティブラ20の右側端部を収容溝14の切欠き部50Rよりも外側の部分に差し入れる。もっとも、切欠き部50Rがバーティブラ20の右側端部を通り過ぎる前に、バーティブラ20の端面21bが収容溝14の左端面15L(図3)に当接し、ブレードラバー10の移動が規制される。よって、切欠き部50Rをバーティブラ20の右側端部の先まで移動させるためには、ブレードラバー10を多少引き伸ばす必要がある。この結果、バーティブラ20が収容溝14内に完全に収まると、バーティブラ20の両端面21a,21bが収容溝14の長手方向両端を閉塞している2つの端面15にそれぞれ圧接する。
バーティブラ20からブレードラバー10を引き抜く際は、上記と逆の手順に従う。具体的には、ブレードラバー10の右側端部を外側へ引き伸ばし、バーティブラ20の右側端部を収容溝14の切欠き部50Rよりも外側の部分から外す。そして、ブレードラバー10のリップ部13等を摘み、ブレードラバー10をバーティブラ20の左側端部に向かって移動(スライド)させる。このとき、収容溝14の長手方向一部(切欠き部50Rよりも外側の部分)にはバーティブラ20が差し入れられていない。よって、ブレードラバー10の長手方向一部(切欠き部50Rよりも外側の部分)は、バーティブラ20の下面23上を当該バーティブラ20の左側端部に向かって移動する。その後、切欠き部50Rがバーティブラ20の左側端部を通り過ぎるまでブレードラバー10を移動させると、ブレードラバー10がバーティブラ20から外れる(引き抜かれる)。
上記のように、ブレードラバー10に設けられている切欠き部50は、長手方向両端が閉塞されている収容溝14にバーティブラ20を出し入れするための開口部である。そこで、収容溝14に対するバーティブラ20の出し入れを容易にする観点からは、図6に示されている切欠き部50の長さ(L)を5.0mm以上とすることが好ましい。
本明細書では、図3に示されている切欠き部50Rを利用してバーティブラ20をブレードラバー10の収容溝14に差し入れる手順について説明した。しかし、図3に示されている切欠き部50Lを利用してバーティブラ20をブレードラバー10の収容溝14に差し入れることも可能であり、その手順は上記手順と同様である。また、上記手順では、バーティブラ20左側端部を切欠き部50から収容溝14に差し入れた後、ブレードラバー10をバーティブラ20の右側端部に向かって移動(スライド)させた。しかし、バーティブラ20の右側端部を切欠き部50から収容溝14に差し入れた後、ブレードラバー10をバーティブラ20の左側端部に向かって移動(スライド)させてもよい。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、上記実施形態では、1つの収容溝に対して2つの切欠き部が設けられていた。しかし、切欠き部は1つの収容溝に対して少なくとも1つ設けられていればよい。
1 ワイパブレード
10 ブレードラバー
11 本体
12 ネック部
13 リップ部
14,14a,14b 収容溝
15 端面
15L 左端面
15R 右端面
16 上面
17 下面
18 底面
20,20a,20b バーティブラ
21a,21b 端面
22 上面
23 下面
30 ホルダ
31 保持溝
32 アーム連結部
33 カバー
40 エンドキャップ
41 収容部
50 切欠き部
50L 左側切欠き部
50R 右側切欠き部

Claims (5)

  1. ブレードラバーと、
    バーティブラと、
    前記ブレードラバー及び前記バーティブラの端部に装着されるエンドキャップと、を有するワイパブレードであって、
    前記ブレードラバーは、
    本体と、
    前記本体の下部に設けられたリップ部と、
    前記本体の側部に設けられ、前記バーティブラが差し入れられる収容溝と、
    前記収容溝に連通する切欠き部と、を備え、
    前記収容溝の長手方向両端は、当該収容溝に差し入れられている前記バーティブラの両端面がそれぞれ接する2つの対向する端面によって閉塞されている、ワイパブレード。
  2. 前記切欠き部は、前記収容溝の長手方向両端を閉塞している2つの前記端面の少なくともいずれか一方の近傍に設けられており、当該切欠き部を通して前記バーティブラを前記収容溝に差し入れることができる、請求項1に記載のワイパブレード。
  3. 前記収容溝に差し入れられている前記バーティブラの前記両端面は、前記収容溝の前記端面に圧接している、請求項1又は請求項2に記載のワイパブレード。
  4. 前記収容溝は、2つの前記端面に加えて、前記バーティブラの一方の主面と対向する上面と、前記バーティブラの他方の主面と対向する下面と、を有し、
    前記上面は、前記切欠き部によって前記収容溝の長手方向において分断されている、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のワイパブレード。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のワイパブレードにおいて、
    前記バーティブラを介して前記ブレードラバーを保持するホルダを有し、
    前記ホルダは、前記収容溝から突出している前記バーティブラの幅方向一部が差し入れられる保持溝を備えている、ワイパブレード。
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WO2022215396A1 (ja) * 2021-04-07 2022-10-13 株式会社ミツバ ワイパブレード

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