JP2000085349A - 後部ウインドウ用サンシェード装置 - Google Patents
後部ウインドウ用サンシェード装置Info
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- JP2000085349A JP2000085349A JP10262692A JP26269298A JP2000085349A JP 2000085349 A JP2000085349 A JP 2000085349A JP 10262692 A JP10262692 A JP 10262692A JP 26269298 A JP26269298 A JP 26269298A JP 2000085349 A JP2000085349 A JP 2000085349A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 後部ウインドウの遮光できない領域が皆無に
なり、後部ウインドウ全域を確実に遮光することができ
る後部ウインドウ用サンシェード装置を提供する。 【解決手段】 後部ウインドウ11の両側縁部側にレー
ル部13a、13bを沿わせたロールカーテン用レール
13の上部側に、ロールカーテンの巻取及び繰出しを行
うリトラクタ10を配設し、このリトラクタ10から繰
出されたロールカーテン19の両側部をレール部13
a、13bに沿わせて移動させて、後部ウインドウ11
を遮光するものであって、ロールカーテン19に伸縮性
を有するシェード生地を使用し、このロールカーテン1
9の繰出端部19aをレール部13a、13bに上下方
向に摺動可能に横架され且つレール部13a、13bの
下方に向かっての広がりに応じて伸張するステー部材1
8に連係した。
なり、後部ウインドウ全域を確実に遮光することができ
る後部ウインドウ用サンシェード装置を提供する。 【解決手段】 後部ウインドウ11の両側縁部側にレー
ル部13a、13bを沿わせたロールカーテン用レール
13の上部側に、ロールカーテンの巻取及び繰出しを行
うリトラクタ10を配設し、このリトラクタ10から繰
出されたロールカーテン19の両側部をレール部13
a、13bに沿わせて移動させて、後部ウインドウ11
を遮光するものであって、ロールカーテン19に伸縮性
を有するシェード生地を使用し、このロールカーテン1
9の繰出端部19aをレール部13a、13bに上下方
向に摺動可能に横架され且つレール部13a、13bの
下方に向かっての広がりに応じて伸張するステー部材1
8に連係した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の後部ウイ
ンドウにおけるサンシェード装置に関するものである。
ンドウにおけるサンシェード装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用の後部ウインドウ1は、図8及
び図9に示すように下方に行くにしたがって、その幅が
広くなる台形を呈している。そして、この後部ウインド
ウ1は車体の一対のリアピラー2間に位置している。
び図9に示すように下方に行くにしたがって、その幅が
広くなる台形を呈している。そして、この後部ウインド
ウ1は車体の一対のリアピラー2間に位置している。
【0003】従来の自動車の後部ウインドウにおけるサ
ンシェード装置にあっては、図8乃至図10に示すよう
に、一対のリアピラー2及びこれらのリアピラー2の上
端部が連なるリアサイドレール(図示せず)に沿うよう
にして配設されたロールカーテン用レール3を備えてお
り、このロールカーテン用レール3の左、右のレール部
3a、3bは、下方に行くにしたがって、その間隔が広
くなっている。
ンシェード装置にあっては、図8乃至図10に示すよう
に、一対のリアピラー2及びこれらのリアピラー2の上
端部が連なるリアサイドレール(図示せず)に沿うよう
にして配設されたロールカーテン用レール3を備えてお
り、このロールカーテン用レール3の左、右のレール部
3a、3bは、下方に行くにしたがって、その間隔が広
くなっている。
【0004】そして、ロールカーテン用レール3の上部
にはリトラクタFが装着してある。このリトラクタF
は、ロールカーテン用レール3のレール部3a、3bの
上部側に回転可能に横架された巻取軸4と、この巻取軸
4に巻取力(回転力)を付与する巻取用モータ5とを有
している。また、ロールカーテン用レール3には、左右
方向に伸縮するステー部材6が、その左、右端部をロー
ルカーテン用レール3のレール部3a、3bに摺動可能
に保持されて設けてある。
にはリトラクタFが装着してある。このリトラクタF
は、ロールカーテン用レール3のレール部3a、3bの
上部側に回転可能に横架された巻取軸4と、この巻取軸
4に巻取力(回転力)を付与する巻取用モータ5とを有
している。また、ロールカーテン用レール3には、左右
方向に伸縮するステー部材6が、その左、右端部をロー
ルカーテン用レール3のレール部3a、3bに摺動可能
に保持されて設けてある。
【0005】そして、リトラクタFには、その巻取軸4
に巻き取られたロールカーテン7が設けてあり、このロ
ールカーテン7は、リトラクタFのカーテン繰出し口部
8から繰出し可能にしてあり、このロールカーテン7の
下端部はステー部材6に取り付けてある。そして、ロー
ルカーテン7は、その全長に亘って、リトラクタFのカ
ーテン繰出し口部8の幅寸法に略等しい幅にしてある。
に巻き取られたロールカーテン7が設けてあり、このロ
ールカーテン7は、リトラクタFのカーテン繰出し口部
8から繰出し可能にしてあり、このロールカーテン7の
下端部はステー部材6に取り付けてある。そして、ロー
ルカーテン7は、その全長に亘って、リトラクタFのカ
ーテン繰出し口部8の幅寸法に略等しい幅にしてある。
【0006】そして、後部ウインドウ1において、遮光
が必要な場合には、ステー部材6をロールカーテン用レ
ール3のレール部3a、3bに沿って引き下げることに
より、リトラクタFよりロールカーテン7を繰り出し、
後部ウインドウ1にロールカーテン7を沿わせて遮光を
行う。また、遮光が必要ない場合には、巻取用モータ5
を駆動することにより巻取軸4を回転させてロールカー
テン7を巻き取る。
が必要な場合には、ステー部材6をロールカーテン用レ
ール3のレール部3a、3bに沿って引き下げることに
より、リトラクタFよりロールカーテン7を繰り出し、
後部ウインドウ1にロールカーテン7を沿わせて遮光を
行う。また、遮光が必要ない場合には、巻取用モータ5
を駆動することにより巻取軸4を回転させてロールカー
テン7を巻き取る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のサンシェード装置にあっては、ロールカーテン
7は、その全長に亘って、リトラクタFのカーテン繰出
し口部8の幅寸法に略等しい幅にしてあり、また、後部
ウインドウ1は、下方に行くにしたがって、その幅が広
くなる台形を呈しているために、ロールカーテン7を後
部ウインドウ1に沿わせて遮光を行った場合に、図8及
び図9に示すようにロールカーテン7の左、右縁部7
a、7bと後部ウインドウ1の左、右端部1a、1bと
の間に略三角形状に遮光できない領域(遮光不能領域)
が生じて、十分な遮光ができないという問題点があっ
た。
た従来のサンシェード装置にあっては、ロールカーテン
7は、その全長に亘って、リトラクタFのカーテン繰出
し口部8の幅寸法に略等しい幅にしてあり、また、後部
ウインドウ1は、下方に行くにしたがって、その幅が広
くなる台形を呈しているために、ロールカーテン7を後
部ウインドウ1に沿わせて遮光を行った場合に、図8及
び図9に示すようにロールカーテン7の左、右縁部7
a、7bと後部ウインドウ1の左、右端部1a、1bと
の間に略三角形状に遮光できない領域(遮光不能領域)
が生じて、十分な遮光ができないという問題点があっ
た。
【0008】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、後部ウイン
ドウの遮光できない領域が皆無になり、後部ウインドウ
全域を確実に遮光することができる後部ウインドウ用サ
ンシェード装置を提供することにある。
たものであって、その目的とするところは、後部ウイン
ドウの遮光できない領域が皆無になり、後部ウインドウ
全域を確実に遮光することができる後部ウインドウ用サ
ンシェード装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明に係る後部ウインドウ用サンシェ
ード装置は、すくなくとも後部ウインドウの両側縁部側
にレール部を沿わせて、これらのレール部間の間隔を下
方に行くにしたがって大きくしたロールカーテン用レー
ルを備え、このロールカーテン用レールの上部側に、ロ
ールカーテンの巻取及び繰出しを行うロールカーテン巻
取・繰出部を配設し、このロールカーテン巻取・繰出部
から繰出された前記ロールカーテンを前記レール部に沿
わせて移動させて、前記後部ウインドウを遮光するよう
にした後部ウインドウ用サンシェード装置において、前
記ロールカーテンに伸縮性を有するシェード生地を使用
し、このロールカーテンの繰出し時に、前記レール部間
の間隔の広がりに応じて前記ロールカーテンを拡張させ
て、前記後部ウインドウの両側部の遮光不能領域を覆う
ようにしたことを特徴とする。
めに、請求項1の発明に係る後部ウインドウ用サンシェ
ード装置は、すくなくとも後部ウインドウの両側縁部側
にレール部を沿わせて、これらのレール部間の間隔を下
方に行くにしたがって大きくしたロールカーテン用レー
ルを備え、このロールカーテン用レールの上部側に、ロ
ールカーテンの巻取及び繰出しを行うロールカーテン巻
取・繰出部を配設し、このロールカーテン巻取・繰出部
から繰出された前記ロールカーテンを前記レール部に沿
わせて移動させて、前記後部ウインドウを遮光するよう
にした後部ウインドウ用サンシェード装置において、前
記ロールカーテンに伸縮性を有するシェード生地を使用
し、このロールカーテンの繰出し時に、前記レール部間
の間隔の広がりに応じて前記ロールカーテンを拡張させ
て、前記後部ウインドウの両側部の遮光不能領域を覆う
ようにしたことを特徴とする。
【0010】かかる構成により、ロールカーテンは、こ
のロールカーテンの繰出しに応じて拡張して、ロールカ
ーテンが最大に繰り出された状態では、ロールカーテン
の両側縁部は後部ウインドウの両側端部に沿う状態にな
って、遮光できない領域(遮光不能領域)が皆無にな
り、後部ウインドウ全域を確実に遮光することができ
る。
のロールカーテンの繰出しに応じて拡張して、ロールカ
ーテンが最大に繰り出された状態では、ロールカーテン
の両側縁部は後部ウインドウの両側端部に沿う状態にな
って、遮光できない領域(遮光不能領域)が皆無にな
り、後部ウインドウ全域を確実に遮光することができ
る。
【0011】また、上記の目的を達成するために、請求
項2の発明に係る後部ウインドウ用サンシェード装置
は、請求項1に記載の後部ウインドウ用サンシェード装
置において、前記ロールカーテンを前記ロールカーテン
用レールの前記レール部に沿わせて移動させる手段を、
前記ロールカーテン用レールの前記レール部に上下方向
に摺動可能に横架され且つ前記レール部間の間隔の広が
りに応じて伸張するステー部材に、前記ロールカーテン
の前記繰出側端部を連係して構成した。
項2の発明に係る後部ウインドウ用サンシェード装置
は、請求項1に記載の後部ウインドウ用サンシェード装
置において、前記ロールカーテンを前記ロールカーテン
用レールの前記レール部に沿わせて移動させる手段を、
前記ロールカーテン用レールの前記レール部に上下方向
に摺動可能に横架され且つ前記レール部間の間隔の広が
りに応じて伸張するステー部材に、前記ロールカーテン
の前記繰出側端部を連係して構成した。
【0012】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同様な作用効果を沿うし得るばかりか、
ロールカーテンは、ロールカーテン用レールのレール部
間の間隔の広がりに応じて伸張するステー部材により繰
出されると共に、拡張されるようになり、ロールカーテ
ンの繰出及び拡張を円滑に行うことができる。
明の作用効果と同様な作用効果を沿うし得るばかりか、
ロールカーテンは、ロールカーテン用レールのレール部
間の間隔の広がりに応じて伸張するステー部材により繰
出されると共に、拡張されるようになり、ロールカーテ
ンの繰出及び拡張を円滑に行うことができる。
【0013】また、上記の目的を達成するために、請求
項3の発明に係る後部ウインドウ用サンシェード装置
は、請求項1又は請求項2に記載の後部ウインドウ用サ
ンシェード装置において、前記ロールカーテンの両側縁
部に、このロールカーテンの繰出し方向に複数の摺動体
を取り付け、これらの摺動体を前記ロールカーテン用レ
ールの前記レール部に摺動可能に挿入した。
項3の発明に係る後部ウインドウ用サンシェード装置
は、請求項1又は請求項2に記載の後部ウインドウ用サ
ンシェード装置において、前記ロールカーテンの両側縁
部に、このロールカーテンの繰出し方向に複数の摺動体
を取り付け、これらの摺動体を前記ロールカーテン用レ
ールの前記レール部に摺動可能に挿入した。
【0014】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同様な作用効果を沿うし得るばかりか、
ロールカーテンは、このロールカーテンの繰出し応じて
拡張するし、また、ロールカーテンの繰出しに伴って、
ロールカーテンの両側縁部に設けた複数の摺動体がロー
ルカーテンを引っ張るように作用するために、ロールカ
ーテンの拡張を確実なものにすることができる。
明の作用効果と同様な作用効果を沿うし得るばかりか、
ロールカーテンは、このロールカーテンの繰出し応じて
拡張するし、また、ロールカーテンの繰出しに伴って、
ロールカーテンの両側縁部に設けた複数の摺動体がロー
ルカーテンを引っ張るように作用するために、ロールカ
ーテンの拡張を確実なものにすることができる。
【0015】また、上記の目的を達成するために、請求
項4の発明に係る後部ウインドウ用サンシェード装置
は、すくなくとも後部ウインドウの両側縁部側にレール
部を沿わせて、これらのレール部間の間隔を下方に行く
にしたがって大きくしたロールカーテン用レールを備
え、このロールカーテン用レールの上部側に、ロールカ
ーテンの巻取及び繰出しを行うロールカーテン巻取・繰
出部を配設し、このロールカーテン巻取・繰出部から繰
出された前記ロールカーテンを前記レール部に沿わせて
移動させて、前記後部ウインドウを遮光するようにした
後部ウインドウ用サンシェード装置において、前記ロー
ルカーテンに、前記後部ウインドウの両側部の遮光不能
領域を覆う付加シェード部を設けたことを特徴とする。
項4の発明に係る後部ウインドウ用サンシェード装置
は、すくなくとも後部ウインドウの両側縁部側にレール
部を沿わせて、これらのレール部間の間隔を下方に行く
にしたがって大きくしたロールカーテン用レールを備
え、このロールカーテン用レールの上部側に、ロールカ
ーテンの巻取及び繰出しを行うロールカーテン巻取・繰
出部を配設し、このロールカーテン巻取・繰出部から繰
出された前記ロールカーテンを前記レール部に沿わせて
移動させて、前記後部ウインドウを遮光するようにした
後部ウインドウ用サンシェード装置において、前記ロー
ルカーテンに、前記後部ウインドウの両側部の遮光不能
領域を覆う付加シェード部を設けたことを特徴とする。
【0016】かかる構成により、遮光を必要とする場合
には、ロールカーテンを繰り出し、このロールカーテン
の最大繰出し時に、ロールカーテンの付加シェード部で
遮光不能領域を覆うことができる。このために、後部ウ
インドウの遮光できない領域が皆無になり、後部ウイン
ドウ全域を確実に遮光することができる。
には、ロールカーテンを繰り出し、このロールカーテン
の最大繰出し時に、ロールカーテンの付加シェード部で
遮光不能領域を覆うことができる。このために、後部ウ
インドウの遮光できない領域が皆無になり、後部ウイン
ドウ全域を確実に遮光することができる。
【0017】また、上記の目的を達成するために、請求
項5の発明に係る後部ウインドウ用サンシェード装置
は、請求項4に記載の後部ウインドウ用サンシェード装
置において、前記付加シェード部を、前記ロールカーテ
ンの巻取り及び繰出し時に、このロールカーテンの両側
において、このロールカーテンの中心側に折り返され且
つ前記ロールカーテンの最大繰出し時に拡開されて前記
遮光不能領域を覆う折返しシェード部で構成した。
項5の発明に係る後部ウインドウ用サンシェード装置
は、請求項4に記載の後部ウインドウ用サンシェード装
置において、前記付加シェード部を、前記ロールカーテ
ンの巻取り及び繰出し時に、このロールカーテンの両側
において、このロールカーテンの中心側に折り返され且
つ前記ロールカーテンの最大繰出し時に拡開されて前記
遮光不能領域を覆う折返しシェード部で構成した。
【0018】かかる構成により、遮光を必要とする場合
には、ロールカーテンを繰り出し、このロールカーテン
の最大繰出し時に、ロールカーテンの折返しシェード部
を、その折目を中心にして拡開して遮光不能領域を覆う
ことができる。このために、後部ウインドウの遮光でき
ない領域が皆無になり、後部ウインドウ全域を確実に遮
光することができる。
には、ロールカーテンを繰り出し、このロールカーテン
の最大繰出し時に、ロールカーテンの折返しシェード部
を、その折目を中心にして拡開して遮光不能領域を覆う
ことができる。このために、後部ウインドウの遮光でき
ない領域が皆無になり、後部ウインドウ全域を確実に遮
光することができる。
【0019】また、上記の目的を達成するために、請求
項6の発明に係る後部ウインドウ用サンシェード装置
は、請求項4に記載の後部ウインドウ用サンシェード装
置において、前記付加シェード部を、前記ロールカーテ
ンの巻取り及び繰出し時に、このロールカーテンの両側
において、このロールカーテンの中心側に折り畳まれ且
つ前記ロールカーテンの最大繰出し時に拡開されて前記
遮光不能領域を覆う折畳みシェード部で構成した。
項6の発明に係る後部ウインドウ用サンシェード装置
は、請求項4に記載の後部ウインドウ用サンシェード装
置において、前記付加シェード部を、前記ロールカーテ
ンの巻取り及び繰出し時に、このロールカーテンの両側
において、このロールカーテンの中心側に折り畳まれ且
つ前記ロールカーテンの最大繰出し時に拡開されて前記
遮光不能領域を覆う折畳みシェード部で構成した。
【0020】かかる構成により、遮光を必要とする場合
には、ロールカーテンを繰り出し、このロールカーテン
の最大繰出し時に、ロールカーテンの折畳みシェード部
を、それぞれに外方に向かって拡開することで遮光不能
領域を覆うことができる。このために、後部ウインドウ
の遮光できない領域が皆無になり、後部ウインドウ全域
を確実に遮光することができる。
には、ロールカーテンを繰り出し、このロールカーテン
の最大繰出し時に、ロールカーテンの折畳みシェード部
を、それぞれに外方に向かって拡開することで遮光不能
領域を覆うことができる。このために、後部ウインドウ
の遮光できない領域が皆無になり、後部ウインドウ全域
を確実に遮光することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0022】(第1の実施の形態)本発明に係る後部ウ
インドウ用サンシェード装置(第1の実施の形態)を図
1乃至図4に示す。図1は本発明に係る後部ウインドウ
用サンシェード装置(第1の実施の形態)におけるロー
ルカーテン巻取状態を車両後方から見た斜視図、図2は
図1のA−A線に沿う断面図、図3は同後部ウインドウ
用サンシェード装置(第1の実施の形態)におけるロー
ルカーテン繰出し状態を車両後方から見た斜視図、図4
は同後部ウインドウ用サンシェード装置(第1の実施の
形態)におけるロールカーテン繰出し状態を車両内部か
ら見た正面図である。
インドウ用サンシェード装置(第1の実施の形態)を図
1乃至図4に示す。図1は本発明に係る後部ウインドウ
用サンシェード装置(第1の実施の形態)におけるロー
ルカーテン巻取状態を車両後方から見た斜視図、図2は
図1のA−A線に沿う断面図、図3は同後部ウインドウ
用サンシェード装置(第1の実施の形態)におけるロー
ルカーテン繰出し状態を車両後方から見た斜視図、図4
は同後部ウインドウ用サンシェード装置(第1の実施の
形態)におけるロールカーテン繰出し状態を車両内部か
ら見た正面図である。
【0023】自動車用の後部ウインドウ11は、下方に
行くにしたがって、その幅が広くなる台形を呈してい
る。そして、この後部ウインドウ11は車体の一対のリ
アピラー12間に位置している。
行くにしたがって、その幅が広くなる台形を呈してい
る。そして、この後部ウインドウ11は車体の一対のリ
アピラー12間に位置している。
【0024】本発明に係る後部ウインドウ用サンシェー
ド装置(第1の実施の形態)は、一対のリアピラー12
及びこれらのリアピラー12の上端部が連なるリアサイ
ドレール(図示せず)に沿うようにして配設されたロー
ルカーテン用レール13を備えており、このロールカー
テン用レール13の左右のレール部13a、13b間の
間隔は、下方に行くにしたがって大きくなっている。
ド装置(第1の実施の形態)は、一対のリアピラー12
及びこれらのリアピラー12の上端部が連なるリアサイ
ドレール(図示せず)に沿うようにして配設されたロー
ルカーテン用レール13を備えており、このロールカー
テン用レール13の左右のレール部13a、13b間の
間隔は、下方に行くにしたがって大きくなっている。
【0025】ロールカーテン用レール13のレール部1
3a、13bは断面コ字形状であって、その割り溝部1
4−1を後部ウインドウ11の中心線イ側に向けてい
る。そして、割り溝部14−1の上縁部14aには、そ
の中間部から下端部にかけて第1、第2、第3のステー
係止用凹部15a、15b、15cが形成してある。
3a、13bは断面コ字形状であって、その割り溝部1
4−1を後部ウインドウ11の中心線イ側に向けてい
る。そして、割り溝部14−1の上縁部14aには、そ
の中間部から下端部にかけて第1、第2、第3のステー
係止用凹部15a、15b、15cが形成してある。
【0026】そして、ロールカーテン用レール13の上
部には、ロールカーテン巻取・繰出部であるリトラクタ
10が装着してある。このリトラクタ10は、ロールカ
ーテン用レール13のレール部13a、13bの上部側
に回転可能に横架された巻取軸14と、この巻取軸14
に巻取力(回転力)を付与するゼンマイばね(図示せ
ず)とを有している。そして、リトラクタ10は、車体
ルーフのアウターパネル15の後端部と天張材(ルーフ
トリム)16の後端部との間の空間部に配置してあり、
車体ルーフのアウターパネル15の後端部と天張材(ル
ーフトリム)16の後端部とでリトラクタ10のカーテ
ン繰出し口部17を構成している。
部には、ロールカーテン巻取・繰出部であるリトラクタ
10が装着してある。このリトラクタ10は、ロールカ
ーテン用レール13のレール部13a、13bの上部側
に回転可能に横架された巻取軸14と、この巻取軸14
に巻取力(回転力)を付与するゼンマイばね(図示せ
ず)とを有している。そして、リトラクタ10は、車体
ルーフのアウターパネル15の後端部と天張材(ルーフ
トリム)16の後端部との間の空間部に配置してあり、
車体ルーフのアウターパネル15の後端部と天張材(ル
ーフトリム)16の後端部とでリトラクタ10のカーテ
ン繰出し口部17を構成している。
【0027】また、ロールカーテン用レール13には、
左右方向に伸縮するステー部材18が、その左、右端部
をロールカーテン用レール13のレール部13a、13
bに摺動可能に保持されて設けてある。すなわち、ステ
ー部材18は、中央のステー部18aの左、右端部に、
左右の可動ステー部18b、18cを出入可能に且つ抜
けを防止して挿入して、左右の可動ステー部18b、1
8cをばね部材(図示せず)により外方に付勢した構成
であり、左右の可動ステー部18b、18cの端部には
それぞれ摺動体(図示せず)が取り付けてあり、また、
中央のステー部18aには取手18dが左右に取り付け
てある。そして、ステー部材18は、その左右の可動ス
テー部18b、18cの端部の摺動体を、ロールカーテ
ン用レール13のレール部13a、13bに挿入し、左
右の可動ステー部18b、18cを割り溝部14−1よ
り突出させてロールカーテン用レール13に取り付けて
ある。
左右方向に伸縮するステー部材18が、その左、右端部
をロールカーテン用レール13のレール部13a、13
bに摺動可能に保持されて設けてある。すなわち、ステ
ー部材18は、中央のステー部18aの左、右端部に、
左右の可動ステー部18b、18cを出入可能に且つ抜
けを防止して挿入して、左右の可動ステー部18b、1
8cをばね部材(図示せず)により外方に付勢した構成
であり、左右の可動ステー部18b、18cの端部には
それぞれ摺動体(図示せず)が取り付けてあり、また、
中央のステー部18aには取手18dが左右に取り付け
てある。そして、ステー部材18は、その左右の可動ス
テー部18b、18cの端部の摺動体を、ロールカーテ
ン用レール13のレール部13a、13bに挿入し、左
右の可動ステー部18b、18cを割り溝部14−1よ
り突出させてロールカーテン用レール13に取り付けて
ある。
【0028】また、リトラクタ10には、その巻取軸1
4に巻き取られた状態でロールカーテン19が設けてあ
り、このロールカーテン19の繰出側端部19aは、リ
トラクタ10のカーテン繰出し口部17から繰出してあ
り、このロールカーテン19の繰出側端部19aはステ
ー部材18に取り付けてある。
4に巻き取られた状態でロールカーテン19が設けてあ
り、このロールカーテン19の繰出側端部19aは、リ
トラクタ10のカーテン繰出し口部17から繰出してあ
り、このロールカーテン19の繰出側端部19aはステ
ー部材18に取り付けてある。
【0029】この場合、ロールカーテン19には、伸縮
性を有するシェード生地、例えば、ナイロン製糸で織っ
たシェード生地が使用してあり、ロールカーテン19の
繰出側端部19aの左、右端19b、19cは、ステー
部材18の左右の可動ステー部18b、18cに連結し
てある(図3参照)。
性を有するシェード生地、例えば、ナイロン製糸で織っ
たシェード生地が使用してあり、ロールカーテン19の
繰出側端部19aの左、右端19b、19cは、ステー
部材18の左右の可動ステー部18b、18cに連結し
てある(図3参照)。
【0030】また、ロールカーテン19の左、右側縁部
19A、19Bには、ステー部材18に近付けるように
して3つの摺動体20、21、22がその保持部材(図
示せず)を介して取り付けてあって、これらの摺動体2
0、21、22はロールカーテン用レール13のレール
部13a、13bに挿入してある。
19A、19Bには、ステー部材18に近付けるように
して3つの摺動体20、21、22がその保持部材(図
示せず)を介して取り付けてあって、これらの摺動体2
0、21、22はロールカーテン用レール13のレール
部13a、13bに挿入してある。
【0031】次に、上記のように構成された後部ウイン
ドウ用サンシェード装置の作動を説明する。
ドウ用サンシェード装置の作動を説明する。
【0032】後部ウインドウ11において、遮光を必要
とする場合には、ステー部材18の取手18dに手を添
えて、このステー部材18をロールカーテン用レール1
3のレール部13a、13bに沿って引き下げることに
より、リトラクタ10において、ゼンマイばねに抗して
巻取軸14を回転させてロールカーテン19を繰り出
し、後部ウインドウ11にロールカーテン19を沿わせ
て遮光を行う。
とする場合には、ステー部材18の取手18dに手を添
えて、このステー部材18をロールカーテン用レール1
3のレール部13a、13bに沿って引き下げることに
より、リトラクタ10において、ゼンマイばねに抗して
巻取軸14を回転させてロールカーテン19を繰り出
し、後部ウインドウ11にロールカーテン19を沿わせ
て遮光を行う。
【0033】すなわち、ステー部材18をロールカーテ
ン用レール13のレール部13a、13bに沿って下方
に引き下げると、ステー部材18は、ロールカーテン用
レール13のレール部13a、13b間の間隔の下方に
向かっての広がり(レール部13a、13b間の間隔が
下方に行くにしたがって大きくなること)に応じて、そ
の左右の可動ステー部18b、18cがそれぞれ外方に
突出して、ステー部材18が伸張する。
ン用レール13のレール部13a、13bに沿って下方
に引き下げると、ステー部材18は、ロールカーテン用
レール13のレール部13a、13b間の間隔の下方に
向かっての広がり(レール部13a、13b間の間隔が
下方に行くにしたがって大きくなること)に応じて、そ
の左右の可動ステー部18b、18cがそれぞれ外方に
突出して、ステー部材18が伸張する。
【0034】ロールカーテン19は伸縮性を有するシェ
ード生地が使われており、ロールカーテン19の繰出側
端部19aの左、右端19b、19cが、ステー部材1
8の左右の可動ステー部18b、18cに連結してある
ために、ロールカーテン19はステー部材18の伸張に
応じて拡張し、また、ロールカーテン19の繰出しに伴
って、ロールカーテン19の左、右側縁部19A、19
Bに設けた3つの摺動体20、21、22が間隔をおい
て、ロールカーテン19を左右に引っ張るように作用
し、ステー部材18が、ロールカーテン用レール13に
設けた第3のステー係止用凹部15cに係脱可能に係止
された状態では、ロールカーテン19の左、右縁部19
A、19Bは後部ウインドウ11の左、右端部11a、
11bに沿う状態になって、遮光できない領域(遮光不
能領域)が皆無になり、十分な遮光が可能になる。
ード生地が使われており、ロールカーテン19の繰出側
端部19aの左、右端19b、19cが、ステー部材1
8の左右の可動ステー部18b、18cに連結してある
ために、ロールカーテン19はステー部材18の伸張に
応じて拡張し、また、ロールカーテン19の繰出しに伴
って、ロールカーテン19の左、右側縁部19A、19
Bに設けた3つの摺動体20、21、22が間隔をおい
て、ロールカーテン19を左右に引っ張るように作用
し、ステー部材18が、ロールカーテン用レール13に
設けた第3のステー係止用凹部15cに係脱可能に係止
された状態では、ロールカーテン19の左、右縁部19
A、19Bは後部ウインドウ11の左、右端部11a、
11bに沿う状態になって、遮光できない領域(遮光不
能領域)が皆無になり、十分な遮光が可能になる。
【0035】また、ステー部材18をロールカーテン用
レール13に沿って引き下げて、ステー部材18を第1
のステー係止用凹部15aに係脱可能に係止した状態で
は、後部ウインドウ1の上側1/3が遮光され、ステー
部材18を第2のステー係止用凹部15bに係脱可能に
係止した状態では、後部ウインドウ1の上側2/3が遮
光される。
レール13に沿って引き下げて、ステー部材18を第1
のステー係止用凹部15aに係脱可能に係止した状態で
は、後部ウインドウ1の上側1/3が遮光され、ステー
部材18を第2のステー係止用凹部15bに係脱可能に
係止した状態では、後部ウインドウ1の上側2/3が遮
光される。
【0036】また、遮光が必要ない場合には、ステー部
材18の取手18dに手を添えて、ステー部材18の第
3のステー係止用凹部15cへの係止を解除することよ
り、ゼンマイばねのばね力により巻取軸14を巻取方向
に回転させてロールカーテン7を巻き取る。この場合、
ステー部材18が第2、第1のステー係止用凹部15
b、15aに引っ掛かるが、その都度、取手18dに手
を添えて、ステー部材18の第2、第1のステー係止用
凹部15b、15aへの係止を解除する。
材18の取手18dに手を添えて、ステー部材18の第
3のステー係止用凹部15cへの係止を解除することよ
り、ゼンマイばねのばね力により巻取軸14を巻取方向
に回転させてロールカーテン7を巻き取る。この場合、
ステー部材18が第2、第1のステー係止用凹部15
b、15aに引っ掛かるが、その都度、取手18dに手
を添えて、ステー部材18の第2、第1のステー係止用
凹部15b、15aへの係止を解除する。
【0037】また、ステー部材18がロールカーテン用
レール13に沿って引き上げられると、ステー部材18
は、ロールカーテン用レール13のレール部13a、1
3bの上方に向かっての狭まりに応じて、その左右の可
動ステー部18b、18cがそれぞれ内方に突出して、
ステー部材18が縮小する。
レール13に沿って引き上げられると、ステー部材18
は、ロールカーテン用レール13のレール部13a、1
3bの上方に向かっての狭まりに応じて、その左右の可
動ステー部18b、18cがそれぞれ内方に突出して、
ステー部材18が縮小する。
【0038】ロールカーテン19はステー部材18の縮
小に応じて縮まり、また、ロールカーテン19の巻取し
に伴って、ロールカーテン19の左、右側縁部19A、
19Bに設けた3つの摺動体20、21、22がその間
隔を縮小しながら移動してロールカーテン19は巻取軸
14に巻き取られる。
小に応じて縮まり、また、ロールカーテン19の巻取し
に伴って、ロールカーテン19の左、右側縁部19A、
19Bに設けた3つの摺動体20、21、22がその間
隔を縮小しながら移動してロールカーテン19は巻取軸
14に巻き取られる。
【0039】上記したように、第1の実施の形態にあっ
ては、ロールカーテン19には伸縮性を有するシェード
生地が使われており、ロールカーテン19の繰出側端部
19aの左、右端19b、19cが、伸縮式のステー部
材18の左右の可動ステー部18b、18cに連結して
あるために、ロールカーテン19はステー部材18の伸
張に応じて拡張し、また、ロールカーテン19の繰出し
に伴って、ロールカーテン19の左、右側縁部19A、
19Bに設けた3つの摺動体20、21、22が間隔を
おいて、ロールカーテン19を左右に引っ張るように作
用し、ステー部材18が、ロールカーテン用レール13
の下端部(第3のステー係止用凹部15c)に係脱可能
に係止された状態では、ロールカーテン19の左、右縁
部19A、19Bは後部ウインドウ11の左、右端部1
1a、11bに沿う状態になって、遮光できない領域が
皆無になり、十分な遮光が可能になる。
ては、ロールカーテン19には伸縮性を有するシェード
生地が使われており、ロールカーテン19の繰出側端部
19aの左、右端19b、19cが、伸縮式のステー部
材18の左右の可動ステー部18b、18cに連結して
あるために、ロールカーテン19はステー部材18の伸
張に応じて拡張し、また、ロールカーテン19の繰出し
に伴って、ロールカーテン19の左、右側縁部19A、
19Bに設けた3つの摺動体20、21、22が間隔を
おいて、ロールカーテン19を左右に引っ張るように作
用し、ステー部材18が、ロールカーテン用レール13
の下端部(第3のステー係止用凹部15c)に係脱可能
に係止された状態では、ロールカーテン19の左、右縁
部19A、19Bは後部ウインドウ11の左、右端部1
1a、11bに沿う状態になって、遮光できない領域が
皆無になり、十分な遮光が可能になる。
【0040】(第2の実施の形態)本発明に係る後部ウ
インドウ用サンシェード装置(第2の実施の形態)を図
5及び図6に示す。図5は本発明に係る後部ウインドウ
用サンシェード装置(第2の実施の形態)におけるロー
ルカーテン繰出し状態を車両後方から見た斜視図、図6
は同後部ウインドウ用サンシェード装置(第2の実施の
形態)におけるロールカーテン繰出し状態を車両内部か
ら見た正面図である。
インドウ用サンシェード装置(第2の実施の形態)を図
5及び図6に示す。図5は本発明に係る後部ウインドウ
用サンシェード装置(第2の実施の形態)におけるロー
ルカーテン繰出し状態を車両後方から見た斜視図、図6
は同後部ウインドウ用サンシェード装置(第2の実施の
形態)におけるロールカーテン繰出し状態を車両内部か
ら見た正面図である。
【0041】本発明に係る後部ウインドウ用サンシェー
ド装置(第2の実施の形態)にあっては、リトラクタ1
0´は、ロールカーテン用レール13の左右のレール部
13a、13bの上部側に回転可能に横架された巻取軸
14と、この巻取軸14に巻取力(回転力)を付与する
駆動用モータ37とを有している。そして、リトラクタ
10´は、車体ルーフのアウターパネル15の後端部と
天張材(ルーフトリム)16の後端部との間の空間部に
配置してあり、車体ルーフのアウターパネル15の後端
部と天張材(ルーフトリム)16の後端部とでリトラク
タ10´のカーテン繰出し口部17を構成している。
ド装置(第2の実施の形態)にあっては、リトラクタ1
0´は、ロールカーテン用レール13の左右のレール部
13a、13bの上部側に回転可能に横架された巻取軸
14と、この巻取軸14に巻取力(回転力)を付与する
駆動用モータ37とを有している。そして、リトラクタ
10´は、車体ルーフのアウターパネル15の後端部と
天張材(ルーフトリム)16の後端部との間の空間部に
配置してあり、車体ルーフのアウターパネル15の後端
部と天張材(ルーフトリム)16の後端部とでリトラク
タ10´のカーテン繰出し口部17を構成している。
【0042】また、リトラクタ10´には、その巻取軸
14に巻き取られた状態でロールカーテン39が設けて
あり、このロールカーテン39の繰出側端部39aは、
リトラクタ10´のカーテン繰出し口部17から繰出し
てあり、このロールカーテン39の繰出側端部39aは
ステー部材18に取り付けてある。
14に巻き取られた状態でロールカーテン39が設けて
あり、このロールカーテン39の繰出側端部39aは、
リトラクタ10´のカーテン繰出し口部17から繰出し
てあり、このロールカーテン39の繰出側端部39aは
ステー部材18に取り付けてある。
【0043】すなわち、ロールカーテン39には伸縮性
の無いシェード生地が使われており、このロールカーテ
ン39は、リトラクタ10´のカーテン繰出し口部17
の幅寸法に略等しい幅Bのカーテン本体30と、このカ
ーテン本体30の左、右側縁部に折返し可能に取り付け
られた、付加シェード部である略三角形状の折返しシェ
ード部30A、30Bとで構成してある。そして、これ
らの折返しシェード部30A、30Bのカーテン本体3
0への取付部(カーテン本体30の左、右側縁部)が折
目a、a´にしてあり、これの折目a、a´で折返しシ
ェード部30A、30Bが拡開可能に折り畳まれてい
る。これらの折返しシェード部30A、30Bは、ロー
ルカーテン39の左右の折目a、a´と後部ウインドウ
11の左、右端部11a、11bとの間の略三角形状の
部分を遮光するものである。
の無いシェード生地が使われており、このロールカーテ
ン39は、リトラクタ10´のカーテン繰出し口部17
の幅寸法に略等しい幅Bのカーテン本体30と、このカ
ーテン本体30の左、右側縁部に折返し可能に取り付け
られた、付加シェード部である略三角形状の折返しシェ
ード部30A、30Bとで構成してある。そして、これ
らの折返しシェード部30A、30Bのカーテン本体3
0への取付部(カーテン本体30の左、右側縁部)が折
目a、a´にしてあり、これの折目a、a´で折返しシ
ェード部30A、30Bが拡開可能に折り畳まれてい
る。これらの折返しシェード部30A、30Bは、ロー
ルカーテン39の左右の折目a、a´と後部ウインドウ
11の左、右端部11a、11bとの間の略三角形状の
部分を遮光するものである。
【0044】そして、折返しシェード部30A、30B
の下縁部の外側の表裏には面ファスナー31が取り付け
てあり、また、ロールカーテン39の車室側の面部の左
右には面ファスナー33が取り付けてあって、折返しシ
ェード部30A、30Bは、その折目a、a´で折り畳
まれた状態で、面ファスナー31が面ファスナー33に
接着している。
の下縁部の外側の表裏には面ファスナー31が取り付け
てあり、また、ロールカーテン39の車室側の面部の左
右には面ファスナー33が取り付けてあって、折返しシ
ェード部30A、30Bは、その折目a、a´で折り畳
まれた状態で、面ファスナー31が面ファスナー33に
接着している。
【0045】そして、ロールカーテン39の繰出側端部
39aは、この繰出側端部39aに達した折目a、a´
の部分b、b´間で、ステー部材18の中央のステー部
18aに連結してある。また、後部ウインドウ11の
左、右端部11a、11bの下側には面ファスナー34
が取り付けてある。
39aは、この繰出側端部39aに達した折目a、a´
の部分b、b´間で、ステー部材18の中央のステー部
18aに連結してある。また、後部ウインドウ11の
左、右端部11a、11bの下側には面ファスナー34
が取り付けてある。
【0046】そして、他の構成は上記した本発明の後部
ウインドウ用サンシェード装置における第1の実施の形
態と同じ構成であるために、同じ符号を付して説明を省
略する。なお、ロールカーテン用レール13のレール部
13a、13bには第1、第2、第3のステー係止用凹
部15a、15b、15cが形成されていない。
ウインドウ用サンシェード装置における第1の実施の形
態と同じ構成であるために、同じ符号を付して説明を省
略する。なお、ロールカーテン用レール13のレール部
13a、13bには第1、第2、第3のステー係止用凹
部15a、15b、15cが形成されていない。
【0047】次に、上記のように構成された後部ウイン
ドウ用サンシェード装置(第2の実施の形態)の作動を
説明する。
ドウ用サンシェード装置(第2の実施の形態)の作動を
説明する。
【0048】後部ウインドウ11において、遮光を必要
とする場合には、ステー部材18をロールカーテン用レ
ール13に沿ってに引き下げることにより、リトラクタ
10´において、巻取軸14を回転させてロールカーテ
ン39を繰り出し、後部ウインドウ11にロールカーテ
ン39を沿わせる。この場合、ロールカーテン39の折
返しシェード部30A、30Bは、その折目a、a´で
折り畳まれた状態で、面ファスナー31が面ファスナー
33に接着している。
とする場合には、ステー部材18をロールカーテン用レ
ール13に沿ってに引き下げることにより、リトラクタ
10´において、巻取軸14を回転させてロールカーテ
ン39を繰り出し、後部ウインドウ11にロールカーテ
ン39を沿わせる。この場合、ロールカーテン39の折
返しシェード部30A、30Bは、その折目a、a´で
折り畳まれた状態で、面ファスナー31が面ファスナー
33に接着している。
【0049】また、ステー部材18をロールカーテン用
レール13に沿って引き下げると、ステー部材18は、
ロールカーテン用レール13のレール部13a、13b
間の間隔の下方に向かっての広がりに応じて、その左右
の可動ステー部18b、18cがそれぞれ外方に突出し
て、ステー部材18が伸張する。
レール13に沿って引き下げると、ステー部材18は、
ロールカーテン用レール13のレール部13a、13b
間の間隔の下方に向かっての広がりに応じて、その左右
の可動ステー部18b、18cがそれぞれ外方に突出し
て、ステー部材18が伸張する。
【0050】次に、面ファスナー31を面ファスナー3
3より剥がして、ロールカーテン39の折返しシェード
部30A、30Bを、その折目a、a´を中心にして拡
開して、面ファスナー31を後部ウインドウ11に設け
た面ファスナー34に接着する。これらの折返しシェー
ド部30A、30Bは、ロールカーテン39の左右の折
目a、a´と後部ウインドウ11の左、右端部11a、
11bとの間の略三角形状の部分を遮光し、後部ウイン
ドウ11の遮光できない領域(遮光不能領域)が皆無に
なり、十分な遮光が可能になる。
3より剥がして、ロールカーテン39の折返しシェード
部30A、30Bを、その折目a、a´を中心にして拡
開して、面ファスナー31を後部ウインドウ11に設け
た面ファスナー34に接着する。これらの折返しシェー
ド部30A、30Bは、ロールカーテン39の左右の折
目a、a´と後部ウインドウ11の左、右端部11a、
11bとの間の略三角形状の部分を遮光し、後部ウイン
ドウ11の遮光できない領域(遮光不能領域)が皆無に
なり、十分な遮光が可能になる。
【0051】また、遮光を必要としない場合には、面フ
ァスナー31を面ファスナー34より剥がして、ロール
カーテン39の折返しシェード部30A、30Bを、そ
の折目a、a´を中心にして折り畳んで面ファスナー3
1を面ファスナー33に接着する。そして、駆動モータ
37を駆動させることにより、巻取軸14を巻取方向に
回転させてロールカーテン39を巻き取る。
ァスナー31を面ファスナー34より剥がして、ロール
カーテン39の折返しシェード部30A、30Bを、そ
の折目a、a´を中心にして折り畳んで面ファスナー3
1を面ファスナー33に接着する。そして、駆動モータ
37を駆動させることにより、巻取軸14を巻取方向に
回転させてロールカーテン39を巻き取る。
【0052】また、ステー部材18がロールカーテン用
レール13に沿って引き上げられると、ステー部材18
は、ロールカーテン用レール13のレール部13a、1
3bの上方に向かっての狭まりに応じて、その左右の可
動ステー部18b、18cがそれぞれ内方に突出して、
ステー部材18が縮小する。
レール13に沿って引き上げられると、ステー部材18
は、ロールカーテン用レール13のレール部13a、1
3bの上方に向かっての狭まりに応じて、その左右の可
動ステー部18b、18cがそれぞれ内方に突出して、
ステー部材18が縮小する。
【0053】上記したように、第2の実施の形態にあっ
ては、遮光を必要とする場合には、ステー部材18をロ
ールカーテン用レール13のレール部13a、13bに
沿って引き下げることにより、リトラクタ10´よりロ
ールカーテン39を繰り出し、後部ウインドウ11にロ
ールカーテン39を沿わせ、面ファスナー31を面ファ
スナー33より剥がして、ロールカーテン39の折返し
部30A、30Bを、その折目a、a´を中心にして拡
開して、面ファスナー31を後部ウインドウ11側の面
ファスナー34に接着する。これらの折返しシェード部
30A、30Bは、ロールカーテン39の左右の折目
a、a´と後部ウインドウ11の左、右端部11a、1
1bとの間の略三角形状の部分を遮光し、後部ウインド
ウ11の遮光できない領域が皆無になり、十分な遮光が
可能になる。
ては、遮光を必要とする場合には、ステー部材18をロ
ールカーテン用レール13のレール部13a、13bに
沿って引き下げることにより、リトラクタ10´よりロ
ールカーテン39を繰り出し、後部ウインドウ11にロ
ールカーテン39を沿わせ、面ファスナー31を面ファ
スナー33より剥がして、ロールカーテン39の折返し
部30A、30Bを、その折目a、a´を中心にして拡
開して、面ファスナー31を後部ウインドウ11側の面
ファスナー34に接着する。これらの折返しシェード部
30A、30Bは、ロールカーテン39の左右の折目
a、a´と後部ウインドウ11の左、右端部11a、1
1bとの間の略三角形状の部分を遮光し、後部ウインド
ウ11の遮光できない領域が皆無になり、十分な遮光が
可能になる。
【0054】(第3の実施の形態)本発明に係る後部ウ
インドウ用サンシェード装置(第3の実施の形態)を図
7に示す。図7は本発明に係る後部ウインドウ用サンシ
ェード装置(第3の実施の形態)におけるロールカーテ
ン繰出し状態を車両内部から見た正面図である。
インドウ用サンシェード装置(第3の実施の形態)を図
7に示す。図7は本発明に係る後部ウインドウ用サンシ
ェード装置(第3の実施の形態)におけるロールカーテ
ン繰出し状態を車両内部から見た正面図である。
【0055】本発明に係る後部ウインドウ用サンシェー
ド装置(第3の実施の形態)にあっては、ロールカーテ
ン49には伸縮性の無いシェード生地が使われており、
このロールカーテン49は、リトラクタ10´のカーテ
ン繰出し口部17の幅寸法に略等しい幅Bのカーテン本
体40と、このカーテン本体40の左、右側縁部に蛇腹
状に折り畳まれた付加シェード部である略三角形状の折
畳みシェード部40A、40Bとで構成してある。
ド装置(第3の実施の形態)にあっては、ロールカーテ
ン49には伸縮性の無いシェード生地が使われており、
このロールカーテン49は、リトラクタ10´のカーテ
ン繰出し口部17の幅寸法に略等しい幅Bのカーテン本
体40と、このカーテン本体40の左、右側縁部に蛇腹
状に折り畳まれた付加シェード部である略三角形状の折
畳みシェード部40A、40Bとで構成してある。
【0056】そして、これらの折畳みシェード部40
A、40Bのカーテン本体40への取付部(カーテン本
体40の左、右側縁部)が境界部c、c´にしてあり、
これらの折畳みシェード部40A、40Bは、ロールカ
ーテン49の左右の境界部c、c´と後部ウインドウ1
1の左、右端部11a、11bとの間の略三角形状の部
分を遮光するものである。折畳みシェード部40A、4
0Bには、これらの折畳みシェード部40A、40Bを
拡開した場合に、この拡開状態を保持するための係止部
(図示せず)が設けてある。
A、40Bのカーテン本体40への取付部(カーテン本
体40の左、右側縁部)が境界部c、c´にしてあり、
これらの折畳みシェード部40A、40Bは、ロールカ
ーテン49の左右の境界部c、c´と後部ウインドウ1
1の左、右端部11a、11bとの間の略三角形状の部
分を遮光するものである。折畳みシェード部40A、4
0Bには、これらの折畳みシェード部40A、40Bを
拡開した場合に、この拡開状態を保持するための係止部
(図示せず)が設けてある。
【0057】そして、ロールカーテン49の繰出側端部
49aは、この繰出側端部49aに達した境界部c、c
´の部分d、d´間で、ステー部材18の中央のステー
部18aに連結してある。また、ロールカーテン用レー
ル13の左、右のレール部13a、13bの下端部には
レール側係止部(図示せず)が設けてある。
49aは、この繰出側端部49aに達した境界部c、c
´の部分d、d´間で、ステー部材18の中央のステー
部18aに連結してある。また、ロールカーテン用レー
ル13の左、右のレール部13a、13bの下端部には
レール側係止部(図示せず)が設けてある。
【0058】そして、他の構成は上記した本発明の後部
ウインドウ用サンシェード装置における第2の実施の形
態と同じ構成であるために、同じ符号を付して説明を省
略する。
ウインドウ用サンシェード装置における第2の実施の形
態と同じ構成であるために、同じ符号を付して説明を省
略する。
【0059】次に、上記のように構成された後部ウイン
ドウ用サンシェード装置(第3の実施の形態)の作動を
説明する。
ドウ用サンシェード装置(第3の実施の形態)の作動を
説明する。
【0060】後部ウインドウ11において、遮光を必要
とする場合には、ステー部材18をロールカーテン用レ
ール13の左右のレール部13a、13bに沿って引き
下げることにより、リトラクタ10´において、巻取軸
14を回転させてロールカーテン49を繰り出し、後部
ウインドウ11にロールカーテン49を沿わせる。この
場合、ロールカーテン49の折畳みシェード部40A、
40Bは、その境界部c、c´で折り畳まれた状態であ
る。
とする場合には、ステー部材18をロールカーテン用レ
ール13の左右のレール部13a、13bに沿って引き
下げることにより、リトラクタ10´において、巻取軸
14を回転させてロールカーテン49を繰り出し、後部
ウインドウ11にロールカーテン49を沿わせる。この
場合、ロールカーテン49の折畳みシェード部40A、
40Bは、その境界部c、c´で折り畳まれた状態であ
る。
【0061】また、ステー部材18をロールカーテン用
レール13に沿って引き下げると、ステー部材18は、
ロールカーテン用レール13のレール部13a、13b
間の間隔の下方に向かっての広がりに応じて、その左右
の可動ステー部18b、18cがそれぞれ外方に突出し
て、ステー部材18が伸張する。
レール13に沿って引き下げると、ステー部材18は、
ロールカーテン用レール13のレール部13a、13b
間の間隔の下方に向かっての広がりに応じて、その左右
の可動ステー部18b、18cがそれぞれ外方に突出し
て、ステー部材18が伸張する。
【0062】次に、ロールカーテン49の折畳みシェー
ド部40A、40Bを、それぞれの外方に向かって拡開
して、係止部をレール側係止部に係脱可能に係止して、
これらの折畳みシェード部40A、40Bを、拡開され
た状態に保持し、シェード部40A、40Bは、ロール
カーテン49の左右の境界部c、c´と後部ウインドウ
11の左、右端部11a、11bとの間の略三角形状の
部分を遮光し、後部ウインドウ11の遮光できない領域
(遮光不能領域)が皆無になり、十分な遮光が可能にな
る。
ド部40A、40Bを、それぞれの外方に向かって拡開
して、係止部をレール側係止部に係脱可能に係止して、
これらの折畳みシェード部40A、40Bを、拡開され
た状態に保持し、シェード部40A、40Bは、ロール
カーテン49の左右の境界部c、c´と後部ウインドウ
11の左、右端部11a、11bとの間の略三角形状の
部分を遮光し、後部ウインドウ11の遮光できない領域
(遮光不能領域)が皆無になり、十分な遮光が可能にな
る。
【0063】また、遮光を必要としない場合には、係止
部をレール側係止部より外して、ロールカーテン49の
折畳みシェード部40A、40Bを、その境界部c、c
´側に折り畳む。そして、駆動モータ37を駆動させる
ことにより巻取軸14を巻取方向に回転させてロールカ
ーテン49を巻き取る。
部をレール側係止部より外して、ロールカーテン49の
折畳みシェード部40A、40Bを、その境界部c、c
´側に折り畳む。そして、駆動モータ37を駆動させる
ことにより巻取軸14を巻取方向に回転させてロールカ
ーテン49を巻き取る。
【0064】また、ステー部材18がロールカーテン用
レール13に沿って引き上げられると、ステー部材18
は、ロールカーテン用レール13のレール部13a、1
3b間の間隔の上方に向かっての狭まりに応じて、その
左右の可動ステー部18b、18cがそれぞれ内方に突
出して、ステー部材18が縮小する。
レール13に沿って引き上げられると、ステー部材18
は、ロールカーテン用レール13のレール部13a、1
3b間の間隔の上方に向かっての狭まりに応じて、その
左右の可動ステー部18b、18cがそれぞれ内方に突
出して、ステー部材18が縮小する。
【0065】上記したように、第3の実施の形態にあっ
ては、遮光を必要とする場合には、ステー部材18をロ
ールカーテン用レール13のレール部13a、13bに
沿って引き下げて、リトラクタ10´よりロールカーテ
ン49を繰り出し、後部ウインドウ11にロールカーテ
ン49を沿わせ、ロールカーテン49の折畳みシェード
部40A、40Bを、それぞれの外方に向かって拡開し
て、係止部をレール側係止部に係脱可能に係止して、こ
れらの折畳みシェード部40A、40Bを、拡開された
状態に保持し、折畳みシェード部40A、40Bは、ロ
ールカーテン49の左右の境界部c、c´と後部ウイン
ドウ11の左、右端部11a、11bとの間の略三角形
状の部分を遮光し、後部ウインドウ11の遮光できない
領域が皆無になり、十分な遮光が可能になる。
ては、遮光を必要とする場合には、ステー部材18をロ
ールカーテン用レール13のレール部13a、13bに
沿って引き下げて、リトラクタ10´よりロールカーテ
ン49を繰り出し、後部ウインドウ11にロールカーテ
ン49を沿わせ、ロールカーテン49の折畳みシェード
部40A、40Bを、それぞれの外方に向かって拡開し
て、係止部をレール側係止部に係脱可能に係止して、こ
れらの折畳みシェード部40A、40Bを、拡開された
状態に保持し、折畳みシェード部40A、40Bは、ロ
ールカーテン49の左右の境界部c、c´と後部ウイン
ドウ11の左、右端部11a、11bとの間の略三角形
状の部分を遮光し、後部ウインドウ11の遮光できない
領域が皆無になり、十分な遮光が可能になる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係る後部ウインドウ用サンシェード装置によれば、ロー
ルカーテンは、このロールカーテンの繰出しに応じて拡
張して、ロールカーテンが最大に繰り出された状態で
は、ロールカーテンの両側縁部は後部ウインドウの両側
端部に沿う状態になって、遮光できない領域(遮光不能
領域)が皆無になり、後部ウインドウ全域を確実に遮光
することができる。
係る後部ウインドウ用サンシェード装置によれば、ロー
ルカーテンは、このロールカーテンの繰出しに応じて拡
張して、ロールカーテンが最大に繰り出された状態で
は、ロールカーテンの両側縁部は後部ウインドウの両側
端部に沿う状態になって、遮光できない領域(遮光不能
領域)が皆無になり、後部ウインドウ全域を確実に遮光
することができる。
【0067】また、請求項2の発明に係る後部ウインド
ウ用サンシェード装置によれば、上記した請求項1の発
明の作用効果と同様な作用効果を沿うし得るばかりか、
ロールカーテンは、ロールカーテン用レールのレール部
間の間隔の広がりに応じて伸張するステー部材により繰
出されると共に、拡張されるようになり、ロールカーテ
ンの繰出及び拡張を円滑に行うことができる。
ウ用サンシェード装置によれば、上記した請求項1の発
明の作用効果と同様な作用効果を沿うし得るばかりか、
ロールカーテンは、ロールカーテン用レールのレール部
間の間隔の広がりに応じて伸張するステー部材により繰
出されると共に、拡張されるようになり、ロールカーテ
ンの繰出及び拡張を円滑に行うことができる。
【0068】また、請求項3の発明に係る後部ウインド
ウ用サンシェード装置によれば、上記した請求項1の発
明の作用効果と同様な作用効果を沿うし得るばかりか、
ロールカーテンは、このロールカーテンの繰出しに応じ
て拡張するし、また、ロールカーテンの繰出しに伴っ
て、ロールカーテンの両側縁部に設けた複数の摺動体が
ロールカーテンを引っ張るように作用するために、ロー
ルカーテンの拡張を確実なものにすることができる。
ウ用サンシェード装置によれば、上記した請求項1の発
明の作用効果と同様な作用効果を沿うし得るばかりか、
ロールカーテンは、このロールカーテンの繰出しに応じ
て拡張するし、また、ロールカーテンの繰出しに伴っ
て、ロールカーテンの両側縁部に設けた複数の摺動体が
ロールカーテンを引っ張るように作用するために、ロー
ルカーテンの拡張を確実なものにすることができる。
【0069】また、請求項4の発明に係る後部ウインド
ウ用サンシェード装置によれば、遮光を必要とする場合
には、ロールカーテンを繰り出し、このロールカーテン
の最大繰出し時に、ロールカーテンの付加シェード部で
遮光不能領域を覆うことができる。このために、後部ウ
インドウの遮光できない領域が皆無になり、後部ウイン
ドウ全域を確実に遮光することができる。
ウ用サンシェード装置によれば、遮光を必要とする場合
には、ロールカーテンを繰り出し、このロールカーテン
の最大繰出し時に、ロールカーテンの付加シェード部で
遮光不能領域を覆うことができる。このために、後部ウ
インドウの遮光できない領域が皆無になり、後部ウイン
ドウ全域を確実に遮光することができる。
【0070】また、請求項5の発明に係る後部ウインド
ウ用サンシェード装置によれば、遮光を必要とする場合
には、ロールカーテンを繰り出し、このロールカーテン
の最大繰出し時に、ロールカーテンの折返しシェード部
を、その折目を中心にして拡開して遮光不能領域を覆う
ことができる。このために、後部ウインドウの遮光でき
ない領域が皆無になり、後部ウインドウ全域を確実に遮
光することができる。
ウ用サンシェード装置によれば、遮光を必要とする場合
には、ロールカーテンを繰り出し、このロールカーテン
の最大繰出し時に、ロールカーテンの折返しシェード部
を、その折目を中心にして拡開して遮光不能領域を覆う
ことができる。このために、後部ウインドウの遮光でき
ない領域が皆無になり、後部ウインドウ全域を確実に遮
光することができる。
【0071】また、請求項6の発明に係る後部ウインド
ウ用サンシェード装置によれば、遮光を必要とする場合
には、ロールカーテンを繰り出し、このロールカーテン
の最大繰出し時に、ロールカーテンの折畳みシェード部
を、それぞれに外方に向かって拡開することで遮光不能
領域を覆うことができる。このために、後部ウインドウ
の遮光できない領域が皆無になり、後部ウインドウ全域
を確実に遮光することができる。
ウ用サンシェード装置によれば、遮光を必要とする場合
には、ロールカーテンを繰り出し、このロールカーテン
の最大繰出し時に、ロールカーテンの折畳みシェード部
を、それぞれに外方に向かって拡開することで遮光不能
領域を覆うことができる。このために、後部ウインドウ
の遮光できない領域が皆無になり、後部ウインドウ全域
を確実に遮光することができる。
【図1】本発明に係る後部ウインドウ用サンシェード装
置(第1の実施の形態)におけるロールカーテン巻取状
態を車両後方から見た斜視図である。
置(第1の実施の形態)におけるロールカーテン巻取状
態を車両後方から見た斜視図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】同後部ウインドウ用サンシェード装置(第1の
実施の形態)におけるロールカーテン繰出し状態を車両
後方から見た斜視図である。
実施の形態)におけるロールカーテン繰出し状態を車両
後方から見た斜視図である。
【図4】同後部ウインドウ用サンシェード装置(第1の
実施の形態)におけるロールカーテン繰出し状態を車両
内部から見た斜視図である。
実施の形態)におけるロールカーテン繰出し状態を車両
内部から見た斜視図である。
【図5】本発明に係る後部ウインドウ用サンシェード装
置(第2の実施の形態)におけるロールカーテン繰出し
状態を車両後方から見た斜視図である。
置(第2の実施の形態)におけるロールカーテン繰出し
状態を車両後方から見た斜視図である。
【図6】同後部ウインドウ用サンシェード装置(第2の
実施の形態)におけるロールカーテン繰出し状態を車両
内部から見た正面図である。
実施の形態)におけるロールカーテン繰出し状態を車両
内部から見た正面図である。
【図7】本発明に係る後部ウインドウ用サンシェード装
置(第3の実施の形態)におけるロールカーテン繰出し
状態を車両内部から見た正面図である。
置(第3の実施の形態)におけるロールカーテン繰出し
状態を車両内部から見た正面図である。
【図8】従来の後部ウインドウ用サンシェード装置にお
けるロールカーテン繰出し状態を車両後方から見た斜視
図である。
けるロールカーテン繰出し状態を車両後方から見た斜視
図である。
【図9】同後部ウインドウ用サンシェード装置における
ロールカーテン繰出し状態を車両内部から見た正面図で
ある。
ロールカーテン繰出し状態を車両内部から見た正面図で
ある。
【図10】図9のB−B線に沿う断面図である。
10 リトラクタ(ロールカーテン巻取・繰出部) 10´ リトラクタ(ロールカーテン巻取・繰出部) 11 後部ウインドウ 12 リアピラー 13 ロールカーテン用レール 13a 左のレール部 13b 右のレール部 14 巻取軸 17 カーテン繰出部 18 ステー部材 18a ステー部 18b 左の可動ステー部 18c 右の可動ステー部 19 ロールカーテン 19a 繰出側端部 20 転動体 21 転動体 22 転動体 30A 左の折返しシェード部(付加シェード部) 30B 右の折返しシェード部(付加シェード部) 40A 左の折畳みシェード部(付加シェード部) 40B 右の折畳みシェード部(付加シェード部)
Claims (6)
- 【請求項1】 すくなくとも後部ウインドウの両側縁部
側にレール部を沿わせて、これらのレール部間の間隔を
下方に行くにしたがって大きくしたロールカーテン用レ
ールを備え、このロールカーテン用レールの上部側に、
ロールカーテンの巻取及び繰出しを行うロールカーテン
巻取・繰出部を配設し、このロールカーテン巻取・繰出
部から繰出された前記ロールカーテンを前記レール部に
沿わせて移動させて、前記後部ウインドウを遮光するよ
うにした後部ウインドウ用サンシェード装置において、 前記ロールカーテンに伸縮性を有するシェード生地を使
用し、このロールカーテンの繰出し時に、前記レール部
間の間隔の広がりに応じて前記ロールカーテンを拡張さ
せて、前記後部ウインドウの両側部の遮光不能領域を覆
うようにしたことを特徴とする後部ウインドウ用サンシ
ェード装置。 - 【請求項2】 前記ロールカーテンを前記ロールカーテ
ン用レールの前記レール部に沿わせて移動させる手段
を、前記ロールカーテン用レールの前記レール部に上下
方向に摺動可能に横架され且つ前記レール部間の間隔の
広がりに応じて伸張するステー部材に、前記ロールカー
テンの前記繰出側端部を連係して構成した請求項1に記
載の後部ウインドウ用サンシェード装置。 - 【請求項3】 前記ロールカーテンの両側縁部に、この
ロールカーテンの繰出し方向に複数の摺動体を取り付
け、これらの摺動体を前記ロールカーテン用レールの前
記レール部に摺動可能に挿入した請求項1又は請求項2
に記載の後部ウインドウ用サンシェード装置。 - 【請求項4】 すくなくとも後部ウインドウの両側縁部
側にレール部を沿わせて、これらのレール部間の間隔を
下方に行くにしたがって大きくしたロールカーテン用レ
ールを備え、このロールカーテン用レールの上部側に、
ロールカーテンの巻取及び繰出しを行うロールカーテン
巻取・繰出部を配設し、このロールカーテン巻取・繰出
部から繰出された前記ロールカーテンを前記レール部に
沿わせて移動させて、前記後部ウインドウを遮光するよ
うにした後部ウインドウ用サンシェード装置において、 前記ロールカーテンに、前記後部ウインドウの両側部の
遮光不能領域を覆う付加シェード部を設けたことを特徴
とする後部ウインドウ用サンシェード装置。 - 【請求項5】 前記付加シェード部を、前記ロールカー
テンの巻取り及び繰出し時に、このロールカーテンの両
側において、このロールカーテンの中心側に折り返され
且つ前記ロールカーテンの最大繰出し時に拡開されて前
記遮光不能領域を覆う折返しシェード部で構成した請求
項4に記載の後部ウインドウ用サンシェード装置。 - 【請求項6】 前記付加シェード部を、前記ロールカー
テンの巻取り及び繰出し時に、このロールカーテンの両
側において、このロールカーテンの中心側に折り畳まれ
且つ前記ロールカーテンの最大繰出し時に拡開されて前
記遮光不能領域を覆う折畳みシェード部で構成した請求
項4に記載の後部ウインドウ用サンシェード装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10262692A JP2000085349A (ja) | 1998-09-17 | 1998-09-17 | 後部ウインドウ用サンシェード装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10262692A JP2000085349A (ja) | 1998-09-17 | 1998-09-17 | 後部ウインドウ用サンシェード装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000085349A true JP2000085349A (ja) | 2000-03-28 |
Family
ID=17379279
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10262692A Pending JP2000085349A (ja) | 1998-09-17 | 1998-09-17 | 後部ウインドウ用サンシェード装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000085349A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012171618A (ja) * | 2011-02-23 | 2012-09-10 | Inalfa Roof Systems Group Bv | 日除けアセンブリおよびそれとともに設けられたオープンルーフ構造 |
-
1998
- 1998-09-17 JP JP10262692A patent/JP2000085349A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012171618A (ja) * | 2011-02-23 | 2012-09-10 | Inalfa Roof Systems Group Bv | 日除けアセンブリおよびそれとともに設けられたオープンルーフ構造 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041013 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041102 |
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A02 | Decision of refusal |
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