JP2000084803A - 円筒体の砥石研磨装置 - Google Patents

円筒体の砥石研磨装置

Info

Publication number
JP2000084803A
JP2000084803A JP10268934A JP26893498A JP2000084803A JP 2000084803 A JP2000084803 A JP 2000084803A JP 10268934 A JP10268934 A JP 10268934A JP 26893498 A JP26893498 A JP 26893498A JP 2000084803 A JP2000084803 A JP 2000084803A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polishing
cylindrical body
drive
cylinder
spindle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10268934A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3973301B2 (ja
Inventor
Tatsuo Shigeta
龍男 重田
Etsuji Yamagami
悦二 山上
Fumio Kikuchi
文男 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Think Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Think Laboratory Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Think Laboratory Co Ltd filed Critical Think Laboratory Co Ltd
Priority to JP26893498A priority Critical patent/JP3973301B2/ja
Publication of JP2000084803A publication Critical patent/JP2000084803A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3973301B2 publication Critical patent/JP3973301B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 両側からツーヘッド研磨又はフォーヘッド研
磨ができる円筒体の砥石研磨装置。 【解決手段】 チャック手段2、4により円筒体Wを両
端チャックする。フレーム8の後面部の上方部位より張
り出す固定の駆動側ブラケット7と水平移動自在な反駆
動側ブラケット13でスピンドル1、3を軸支する。駆
動側スピンドル1を円筒体回転用モータ9により回転駆
動する。円筒体Wの下側周囲をテーブル設置用スペース
として全面的に確保し、円筒体Wの面長方向に移動自在
な単一又は二つのXテーブル32aを設け、Xテーブル
上に円筒体Wの水平直径方向に移動自在な一対又は二対
のYテーブル23a、23b、23c、23dを設け
る。研磨砥石19b、20b、21b、22bを砥石回
転用モータにより回転し研磨砥石の端面を一定の押圧力
で円筒体に押圧して研磨しうる一対又は二対の研磨ヘッ
ド装置をYテーブルに設ける。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本願発明は、対向する一対又
は二対の研磨ヘッドを有して円筒体に対して両側より研
磨できることにより研磨代が大きい研磨をビビリが生じ
ることなく実現でき、また円筒体をチャックする一方の
反駆動側チャック手段を支持する反駆動側ブラケットを
円筒体の面長方向に移動・案内する機構が、潤滑剤や洗
浄水が垂れない配置であるとともに、上方から円筒体の
ハンドリングができ、また円筒体の研磨代を必要最小限
に抑えて研磨することができて円筒体の一端から他端ま
で高精密に均一な直径に研磨できる円筒体の砥石研磨装
置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、研磨ヘッドを複数有している円筒
体の砥石研磨装置は、人手により研磨作業を行うことが
前提であったので、円筒体回転手段によりチャックされ
る円筒体の一側に研磨ヘッドが二つ又は三つ並んでいる
タイプであった。また、上記従来の円筒体の砥石研磨装
置は、反駆動側チャック手段が両端チャックされる円筒
体の下方に、二条のガイドレールが敷設されガイドレー
ル間にモータにより回転されるボールネジがあり、二条
のガイドレールに係合案内される四つのリニアブロック
に固定された可動テーブルにボールネジと螺合するボー
ルナットが固定され、これらを長尺なカバーが覆い、カ
バーの上側に位置し反駆動側チャック手段を支持する可
動ブラケットの下部両端がカバーの幅方向両端の下側の
隙間を介して可動テーブルに固定されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記従来の円筒体の砥
石研磨装置は、円筒体の固有振動数と研磨圧力が合致す
るとビビリが生じる不具合がある。このビビリを解消す
る方法を種々試したところ、50Kg位の押圧力を反研
磨側より円筒体の長さ中央に加えてやると円筒体の固有
振動数に共鳴しないことが分かった。また上記従来の円
筒体の砥石研磨装置は、潤滑剤や洗浄水がカバーの幅方
向両端の下側の隙間を介して侵入しカバーで覆われたガ
イドレールやボールネジに大量に付着し研磨によって生
じる粉塵が大量に堆積し、ガイドレールやボールネジ等
を早期に錆させる欠点があった。また、円筒体が印刷ロ
ールである場合、印刷ロールの中程の直径が両端部の直
径よりも大きいか小さいと、印刷が行われないので、印
刷ロールは極めて高い円筒精度が要求される。また、圧
延ロールでも更に高い円筒精度が要求される。しかる
に、砥石研磨装置で円筒体の円筒研磨を行うと、研磨砥
石の表面が漸次に崩壊していくので、その分について補
正をかけて円筒研磨を行うことで円筒精度を出すように
なっている。しかし、円筒研磨する前の円筒体の円筒精
度が低い場合、上記従来の補正をかけた円筒研磨を行っ
ても円筒精度が高くなるとは限らない。高い円筒精度を
有する砥石研磨装置で補正をかけて大きな研磨代をとっ
て一回で円筒体の一端から他端まで円筒研磨すると、円
筒研磨する前の円筒体の円筒精度がそのまま反映した円
筒研磨精度しか得られない。円筒研磨する前の円筒体の
円筒精度が低くても、高い円筒精度を得るには、極めて
高い円筒精度を有する砥石研磨装置を使用しかつ研磨砥
石の表面が漸次に崩壊していく分について補正をかけて
極めて微小な研磨代となるように円筒研磨を行うことを
何回も反復して円筒体の中程と両端部の直径の差を解消
していく必要があった。そして、円筒研磨後は円筒体を
取外し測定器に載置して円筒精度を測定する必要があ
り、もしも、円筒精度が出ていないときは、円筒体を再
び精密円筒研磨して再び円筒精度を測定することを反復
していたので、大変煩雑であるとともに時間がかかって
いた。また、円筒研磨を反復すると、円筒体の直径が小
さくなり過ぎる惧れがあった。 【0004】本願発明は、上述した点に鑑み案出したも
ので、対向する一対又は二対の研磨ヘッドを有して円筒
体に対して両側より研磨できることにより研磨代が大き
い研磨をビビリが生じることなく実現でき、また円筒体
をチャックする一方の反駆動側チャック手段を支持する
反駆動側ブラケットを円筒体の面長方向に移動・案内す
る機構が、潤滑剤や洗浄水が垂れない配置であるととも
に、上方から円筒体のハンドリングができ、また円筒体
の研磨代を必要最小限に抑えて研磨することができて円
筒体の一端から他端まで高精密に均一な直径に研磨でき
る円筒体の砥石研磨装置を提供するものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本願第一の発明は、駆動
側スピンドルの対向端に設けられ水平に位置させる円筒
体の一端をチャックする駆動側チャック手段と、反駆動
側スピンドルの対向端に設けられ前記円筒体の他端をチ
ャックする反駆動側チャック手段と、フレームの後面部
の上方部位より前記駆動側スピンドルの方向に張り出し
ていて前記駆動側スピンドルを軸支する駆動側ブラケッ
トと、フレームの後面部の上方部位または前記駆動側ブ
ラケットに取りつけられ前記駆動側スピンドルを回転駆
動する円筒体回転用モータと、フレームの後面部の円筒
体よりも上方部位において前記円筒体に沿って直動案内
手段に係合案内され前記反駆動側スピンドルの方向に張
り出していて前記反駆動側スピンドルを軸支する反駆動
側ブラケットと、前記円筒体の下側において円筒体の面
長方向に移動自在な単一又は二つのXテーブル上に設け
られた円筒体の水平直径方向に移動自在な一対又は二対
のYテーブルに設けられ、研磨砥石を砥石回転用モータ
により回転し研磨砥石の端面を一定の押圧力で円筒体に
押圧して研磨しうる一対又は二対の研磨ヘッド装置とか
らなることを特徴とする円筒体の砥石研磨装置を提供す
るものである。 【0006】本願第二の発明は、駆動側スピンドルの対
向端に設けられ水平に位置させる円筒体の一端をチャッ
クする駆動側チャック手段と、反駆動側スピンドルの対
向端に設けられ前記円筒体の他端をチャックする反駆動
側チャック手段と、フレームの後面部の上方部位より前
記駆動側スピンドルの方向に張り出していて前記駆動側
スピンドルを軸支する駆動側ブラケットと、フレームの
後面部の上方部位または前記駆動側ブラケットに取りつ
けられ前記駆動側スピンドルを回転駆動する円筒体回転
用モータと、フレームの後面部の円筒体よりも上方部位
において前記円筒体に沿って直動案内手段に係合案内さ
れ前記反駆動側スピンドルの方向に張り出していて前記
反駆動側スピンドルを軸支する反駆動側ブラケットと、
前記円筒体の下側において円筒体の面長方向に移動自在
な単一又は二つのXテーブル上に設けられた円筒体の水
平直径方向に移動自在な一対又は二対のYテーブルに設
けられ、研磨砥石を砥石回転用モータにより回転し研磨
砥石の端面を一定の押圧力で円筒体に押圧して研磨しう
る一対又は二対の研磨ヘッド装置とからなり、制御回路
に入力される、研磨しようとする円筒体の一端から他端
まで細かい一定ピッチで直径値を予め測定した直径値デ
ータに対応して、該制御回路が、最小の直径値データ
と、これよりも大きい直径値データとの偏差値を円筒体
の研磨代として、該研磨代部分に対応して研磨砥石が所
要の往復移動を行うように、前記Xテーブルを円筒体の
面長方向に移動自在とするXテーブル移動用モータを正
逆回転制御するように構成されていることを特徴とする
円筒体の砥石研磨装置を提供するものである。 【0007】 【発明の実施の形態】本願発明の実施の形態に係る円筒
体の砥石研磨装置を説明する。この実施の形態の円筒体
の砥石研磨装置は、図1ないし図3に示すように、駆動
側スピンドル1の対向端に設けられた截頭円錐形の駆動
側チャック手段2と反駆動側スピンドル3の対向端に設
けられた截頭円錐形の反駆動側チャック手段4とで円筒
体Wの両端の円錐形の被チャック孔をチャックするよう
になっている。駆動側スピンドル1及び反駆動側スピン
ドル3の外側にはキャップ5又は6を備えていて、円筒
体Wのチャックが行われると、圧力流体によってチャッ
ク方向にストロークされ円筒体Wの端面に当接して駆動
側スピンドル1又は反駆動側スピンドル3を一体回転可
能に密閉し、もって、研磨の塵埃、研磨剤、洗浄水の侵
入を防止するようになっている。 【0008】駆動側ブラケット7は、「L」字を90度
右回転した様に水平に張り出してから垂下するL字ブラ
ケットであり、基端をフレーム8の後面部の駆動側スピ
ンドル1に対応する上方部位に固定され、張り出し側下
部にて駆動側スピンドル1を軸支している。円筒体回転
用モータ9は、フレーム8の上方部(又は駆動側ブラケ
ット7)に取りつけられていて、タイミング歯車10、
タイミングベルト11、タイミング歯車12を介して駆
動側スピンドル1を回転駆動する。 【0009】反駆動側ブラケット13は、駆動側ブラケ
ット7と同様のL字ブラケットであり、基端をフレーム
8の後面部の円筒体Wに対応する上方部位に設けられた
反駆動側ブラケット用ガイド14、14に係合案内され
ていて、反駆動側スピンドル3を一定ストローク移動自
在に軸支している。反駆動側スピンドル3は、強力なコ
イルばね15によりチャック方向に寄った位置に付勢移
動されている。チャック用モータ16はサーボモータが
使用されボールネジ17を回転するように連結され、該
ボールネジ17に螺合するボールナット18は反駆動側
ブラケット13に固定されている。円筒体Wのチャック
は、図示しない産業用ロボットにより円筒体Wを水平に
支持し一方の被チャック孔を駆動側チャック手段2に嵌
合してから、チャック用モータ16を予めデータ入力さ
れた円筒体Wの長さに対応する回転数だけ回転し、図示
しないブレーキ装置により回転不能にロックされる。す
ると、反駆動側ブラケット13がボールネジ17とボー
ルナット18の螺合によりチャック方向に移動し、反駆
動側チャック手段4が円筒体Wの他方の被チャック孔に
嵌合する。反駆動側チャック手段4を支持する反駆動側
スピンドル3は、強力なコイルばね15を圧縮してスラ
イドする。従って、円筒体Wをチャックする駆動側チャ
ック手段2と反駆動側チャック手段4のチャック力は、
コイルばね15の付勢力である。コイルばね15の付勢
力が小さいと、研磨時にビビリが容易に発生するので、
強力なコイルばね15が必要である、なお、コイルばね
15の付勢を利用しない場合は、高出力のトルクモータ
を使用するか、モータを廃して高出力にシリンダ装置を
採用する。 【0010】駆動側ブラケット7と反駆動側ブラケット
13をフレーム8の後面部の上方部位よりL字形に張り
出して、駆動側スピンドル1と反駆動側スピンドル3を
軸支する構造としたのは、反駆動側ブラケット13を円
筒体Wの面長方向に移動・案内する機構を、潤滑剤や洗
浄水が垂れない配置にするとともに、図示しない産業用
ロボットにより上方から円筒体Wのハンドリングができ
るようにするためである。 【0011】駆動側チャック手段2と反駆動側チャック
手段4により水平にチャックされる円筒体Wの両側には
四つの研磨ヘッド装置19、20、21、22を備えて
いて、いずれか一つ乃至四つ研磨ヘッド装置は、円筒体
Wに対し種々のバリエーションで研磨することができ
る。 【0012】四つの研磨ヘッド装置19、20、21、
22は、オートツールチャック機能を有する構造(詳細
はマシニングセンタ等で公知なので図示しない)の研磨
回転軸19a、20a、21a、又は22aに軸部を固
定チャックされた研磨砥石19b、20b、21b、又
は22bを備え、かつ、研磨回転軸19a、20a、2
1a、又は22aが砥石回転用モータ19c、20c、
21c、又は22cにより回転されるようになってい
る。研磨砥石19bと20bが端面を円筒物Wに向けて
一軸線上に対向し、また研磨砥石21bと22bが端面
を円筒物Wに向けて一軸線上に対向している。 【0013】四つの研磨ヘッド装置19、20、21、
22の装置本体は、Yテーブル装置23、24、25、
又は26のYテーブル23a、24a、25a、又は2
6aにリニアガイド27、27とリニアブロック28、
28を介して載置されているとともに、Xテーブル31
aに設けた各別のYテーブル用モータ(サーボモータ)
23b、24b、25b、又は26bを駆動源としてY
テーブル移動用ボールネジ29とYテーブル移動用ボー
ルナット30を介して円筒体Wに対する接近・離隔移動
に関して個別移動自在である。Yテーブル移動用モータ
23b、24b、25b、又は26bはYテーブル移動
用ボールネジ29を回転し、Yテーブル移動用ボールネ
ジ29に螺合するYテーブル移動用ボールナット30は
Yテーブルに対して回転不能にかつ防震ゴム31を介し
てYテーブルに弾持されている。Yテーブル移動用モー
タ23b、24b、25b、又は26bは、対応する研
磨砥石が円筒体Wに近接するまでは一定回転数を前記Y
テーブル移動用ボールネジに与えてYテーブル23a、
24a、25a、又は26aを早送りし、対応する研磨
砥石が円筒体Wに近接した後は引続き同方向に遅速回転
して研磨砥石を円筒体Wに当接して常に一定トルクをY
テーブル移動用ボールネジ29に与えることにより、研
磨砥石を円筒体Wに一定圧力で押圧するようになってい
る。円筒体Wは、真円ではなく振れ回り回転する。この
ため、一側における円筒面の迫り出しと後退の寸法は、
被製版ロールにあっては最大で約60μmとなる。これ
に対応してYテーブル23a、24a、25a、26a
は、微小寸法で往復動して追随する必要があるととも
に、研磨砥石を円筒体Wに一定圧力で押圧する必要があ
る。防震ゴム31は、Yテーブル23a、24a、25
a、26aの微小寸法の追随往復動を可能にしていると
ともに、円筒体Wの振れ回り回転によって生起する押圧
反力の変動を緩和してYテーブル移動用ボールネジ29
にトルク反力の変動となる伝達を遮断する役目を果たし
ている。もって、Yテーブル移動用モータ23b、24
b、25b、26bは、安定した一定トルクを出力する
ようになっている。 【0014】Xテーブル装置32は、Xテーブル32a
がリニアガイド32bとリニアブロック32c並びにリ
ニアガイド32dとリニアブロック32eを介して基台
32fに載置されているとともに、フレーム8に設けた
Xテーブル用モータ(サーボモータ)32gを駆動源と
してボールネジ32hとボールナットランナ32iを介
して円筒体Wの面長方向に沿って移動自在である。Xテ
ーブル32aは、円筒体Wの面長方向に最大長さの円筒
体Wの両端よりも外方へ移動自在である。 【0015】従って、四つの研磨ヘッド装置19、2
0、21、22は、円筒体Wに対する接近・離隔移動に
関して、対応するYテーブルの移動に伴い個別に移動す
るとともに、円筒体Wの面長方向の移動に関して、Xテ
ーブル32aの移動に伴い、一体的に移動するようにな
っている。 【0016】Yテーブル装置23、24、25、26と
Xテーブル装置32は、円筒体Wよりも下方にあるの
で、Yテーブル装置23、24、25、26の直動・案
内構造部分をカバー33、34で覆い、またXテーブル
装置32の直動・案内構造部分をカバー35で覆ってい
て、潤滑剤や洗浄水の流入を防止するようになってい
る。 【0017】扉36は、ケーシング37の正面側の側面
から上面にわたる円筒体出し入れ用開口を遮蔽し、円筒
体出し入れ時には水平移動して開放するように設けられ
ている。扉36の天井部には、下向きの噴射ノズルを小
寸法ピッチ毎に有する三本の給液管38、39、40が
扉36と一体的に移動可能に設けられ、研磨時は、給液
管38、40の噴射ノズルより研磨用潤滑液(中水)を
円筒体Wの全長両側面に噴射するようになっており、ま
た、研磨修了後は、給液管39の噴射ノズルより洗浄水
(水道水)を円筒体Wの全長上面側に噴射するようにな
っている。 【0018】制御装置41には、研磨しようとする円筒
体Wの一端から他端まで一定ピッチ毎に計測した直径
値、ロール長さ、被チャック孔の孔径等がデータ入力さ
れるようになっていて、該データに基づいて、チャック
用モータ16とYテーブル用モータ23b、24b、2
5b、26bとXテーブル用モータ32gが制御駆動さ
れる。また、制御装置41には、Yテーブル用モータ2
3b、24b、25b、26bの原点位置に対応する未
使用の研磨砥石の端面位置が初期データとして入力され
ているとともに、研磨修了時のYテーブル用モータ23
b、24b、25b、26bの原点位置からの回転角度
をメモリにストアしてデータ入力されている円筒体Wの
直径値と実行研磨代とから、毎回の研磨後のYテーブル
用モータ23b、24b、25b、26bの原点位置に
対応する研磨砥石の端面位置を記憶しておいて、次の研
磨に利用するようになっている。さらに、制御装置41
には、例えば、データ入力されている各直径値の最小直
径値に対する偏差を研磨代として320番の研磨砥石1
9aによりランダムな研磨を行って円筒体Wの一端から
他端までを最小直径値とし、次いで、320番の研磨砥
石19a、20aにより円筒体Wの一端から他端までダ
ブル研磨することにより研磨代の大きい落版を行い、次
いで、320番の研磨砥石19a、20aの駆動源のモ
ータの電源をオフにして円筒体Wの一端から他端まで連
れ回り研磨して500番〜600番の研磨砥石による中
仕上げ研磨粗さ相当の研磨を実現し、次いで、800番
の研磨砥石21aにより円筒体Wの一端から他端まで中
仕上げ研磨を行い、次いで、研磨砥石21aの駆動源の
モータの電源をオフにして連れ回り研磨して1500番
〜1600番の研磨砥石による中仕上げ研磨相当の研磨
を実現し、次いで、6000番のPVA製の研磨砥石2
2aにより円筒体Wの一端から他端まで上仕上げ研磨を
行い、次いで、研磨砥石22aの駆動源のモータの電源
をオフにして連れ回り研磨して鏡面研磨を実現するソフ
トが選択的に格納されている。 【0019】制御回路41は、研磨砥石19aによりラ
ンダムな研磨を行って円筒体Wの一端から他端までを最
小直径値とするために、最小の直径値データと、これよ
りも大きい直径値データとの偏差値を円筒体の研磨代と
して、該研磨代部分に対応して研磨砥石が所要の往復移
動研磨を行うように、Xテーブル32aを円筒体Wの面
長方向に移動自在とするXテーブル移動用モータ32g
を正逆回転制御するように構成されている。すなわち、
制御回路41による直接の制御対象はXテーブル移動用
モータ32gであり正逆回転制御することにあるが、究
極の制御対象は研磨砥石19aであり、前記研磨代部分
に対応して研磨砥石19aにより所要の往復移動研磨を
行うことにある。従って、制御回路41による研磨砥石
19aの往復移動制御の具体例を、図4(a)、(b)
を参照して説明する。図4(a)は、駆動側チャック手
段2と反駆動側チャック手段4で両端チャックされ回転
される円筒体Wを研磨砥石19aにより研磨する所を示
すもので、図中の直径値は、円筒体Wの一定ピッチ毎に
各区間の計測直径値を補正した研磨前直径値を示す。図
4(a)は、円筒体Wの一端から10mm離れた位置の
直径を計測し、次いで30mmピッチで直径を計測し、
最後の計測箇所から円筒体Wの他端まで10mm離れて
いる所を示す。直径計測は、小数点第三位まで計測して
小数点第三位を四捨五入した。研磨砥石19aは、円筒
体Wに密着し研磨圧力を一定に保って一方向へ移動する
ときの一回の研磨寸法が2.5ミクロンとなるように、
研磨圧力が調整されて研磨を行えるようになっており、
研磨砥石19aが一往復研磨すると円筒体Wは直径が1
0ミクロン小さくなるように研磨される。従って、各区
間の研磨前直径値の最小位は、小数点第二位であるので
研磨砥石の一回の研磨寸法が2.5ミクロンであるから
該一回の研磨寸法の四倍となるように値に補正されてい
る。図4(b)は、円筒体の各区間の研磨前直径値をブ
ロック積みの棒グラフで示しかつブロックを取り除く順
序を矢印と番号で示すことにより研磨砥石19aの移動
順序によって説明するものである。図中、左の数値は直
径値であり、一目盛りは5ミクロンである。従って、一
つのブロックの高さは5ミクロンある。研磨砥石の一回
の研磨寸法が2.5ミクロンであるので、研磨砥石19
aを一往復することにより一つのブロックを取り除くこ
とができる。以下に、ブロックを取り除く順序の説明を
通して、直径が最終的に均一になることを概念的に説明
する。ブロックが積まれたものであるならば、下段のブ
ロックを取り除くとその上に積まれているブロックは一
段下がる。実際の研磨は内部から先に行うことはできな
い。しかし、ある区間の研磨を最上段のブロックに対す
る研磨ではなく下段のブロックに対する研磨に相当する
ものと概念的に決めて直径を小さく研磨していく考える
ことができる。しかして、研磨砥石19aを円筒体Wに
密着し一回の研磨寸法が2.5ミクロンとなるように研
磨圧力を一定に保って図4(b)中の矢印に付けた符号
1から符号18に示す順序で往復移動を繰り返しつつ研
磨することにより、一往復研磨したブロックを取り除い
ていくと、円筒体全長を研磨前最小直径値よりも一往復
研磨した小さい均一径に研磨することができる。研磨砥
石19aの往復移動の順序を示す、図4(b)中の1か
ら18の番号の付け方は以下の規則に従っている。研磨
前最小直径値よりも大きな研磨代部分に相当するブロッ
クは、図4(b)中の矢印に付けた符号1、2、4、
6、8、10、12、14、16の順序で往復研磨を完
了した順に取り除く。従って、ブロックが研磨前直径値
に比例して積まれているので、各区間の研磨前最小直径
値よりも大きな研磨代部分に相当するブロックは、積ま
れているブロックの数だけ研磨移動を往復したときに全
部取り除くことができる。図4(b)中の例えば符号1
の往復研磨を行うことで概念的に同じ段のブロックの取
り除くことは、各区間の研磨代部分が連続して存在する
ときはその連続する区間を往復研磨することを意味して
いる。また、図4(b)中の例えば符号2の往復研磨を
行って概念的に同じ段のブロックの取り除くように連続
する区間を往復研磨すると、符号4の往復区間のブロッ
クと符号6の往復区間のブロックとに別れる。そこで、
研磨砥石は、符号3の矢印区間のブロックの符号3の方
向に研磨して符号4の往復研磨を行って符号4の矢印区
間のブロックを取り除き、次いで、符号5の矢印区間の
ブロックの符号5の方向に研磨して符号6の往復研磨を
行って符号6の矢印区間のブロックを取り除くようにし
て、研磨砥石の研磨圧力を零にしたりさらに研磨砥石を
円筒体から離したりしない。すなわち、往復研磨を少な
くとも一回行ってなお存在する研磨代部分が離れるとき
は、既に研磨前最小直径値に研磨した区間を円筒体の一
端から他端に向かって研磨移動する。さらに、図4
(b)中の符号16の往復研磨を行うと、研磨前最小直
径値よりも大きな研磨代部分がなくなるまで研磨したこ
とになるので、引き続いて、符号17の方向に既に研磨
前最小直径値に研磨した区間を研磨する。もって、円筒
体の全長を研磨前最小直径値よりも一方向に一回研磨し
た小さい均一径となるように断続して研磨したことにな
る。そこで、最後に、円筒体の他端から一端に向かって
図4(b)中の符号18の復動研磨を行う。これによっ
て、円筒体の全長を研磨前最小直径値よりも一往復研磨
した小さい均一径となるように研磨したことになる。実
際の研磨は内部から先に行うことは不可能であるが、上
記のブロックを取り除く順序で説明するように砥石研磨
の移動を行うと、円筒体の直径が小さくなる状態が、
り、あたかも下段のブロックを取り除くと上段のブロッ
クが一段落ち、かつブロックが取り除かれる順番に対応
するように概念的に把握することができ、結果として、
必要最小限の砥石研磨の移動により、円筒体の全長を研
磨前最小直径値よりも一往復研磨した小さい均一径とな
るように精密研磨することができる。なお、図4(b)
中の符号18の研磨を行うことは、必要ではない。その
理由は、符号17の研磨を終了した時点で均一径となる
からである。要するに、制御回路41による研磨砥石1
9aの往復移動制御は、円筒体Wの一端から他端まで一
定ピッチ毎に計測した各区間の計測直径値の最小位につ
いて、研磨砥石19aを円筒体Wに密着し研磨圧力を一
定に保って一方向へ移動するときの一回研磨寸法の四倍
となるように近似する値に補正した各区間の研磨前直径
値とし、研磨砥石を円筒体に密着し研磨圧力を一定に保
って往復移動を繰り返しつつ研磨することにより、研磨
前最小直径値よりも全長を一回研磨した小さい均一径に
研磨するものであって、研磨前最小直径値よりも大きな
研磨代部分は、研磨前直径値に比例した往復回数だけ研
磨し、その際各区間の研磨代部分が連続して存在すると
きはその連続する区間を往復研磨し、該往復研磨を少な
くとも一回行ってなお存在する研磨代部分が離れるとき
は、既に研磨前最小直径値に研磨した区間を重複しない
ように研磨移動して研磨代部分に到達させて該研磨代部
分を往復研磨し、研磨前最小直径値よりも大きな研磨代
部分がなくなるまで研磨したら、円筒体の他端まで既に
研磨前最小直径値に研磨した残りの区間を研磨移動する
ものである。 【0020】本願発明は、上記の実施の態様に限定され
るものではない。円筒体Wが軸付タイプの被製版ロール
であるときは、駆動側チャック手段2と反駆動側チャッ
ク手段4は、円筒状でありロール軸に被嵌チャックする
ように構成される。Xテーブル装置は、チャックされる
円筒体Wの両側に別れて独立に、及び同調して作動しう
るように二つ有り、円筒体Wの面長方向の移動に関し
て、Yテーブル装置23と25を、又、Yテーブル装置
24と26をそれぞれ一体的に移動するように構成して
もよい。 【0021】 【発明の効果】本願発明の円筒体の砥石研磨装置によれ
ば、 駆動側チャック手段を支持する反駆動側ブラケット
と、反駆動側チャック手段を支持する反駆動側ブラケッ
トと、反駆動側ブラケットを円筒体の面長方向に移動す
る直動案内機構をフレームの後面部の上方より設けたこ
とにより、反駆動側ブラケットの直動案内機構に潤滑剤
や洗浄水が垂れなくなるとともに、チャックされる円筒
体の下側の大きな空間をテーブル設置用空間として確保
できて、X−Y方向に移動自在なテーブル装置を円筒体
のチャック手段やチャック手段を支持するブラケットと
干渉しないように装備することができ、また、ハンドリ
ング空間をチャックする円筒体の上方に確保でき、円筒
体の両側に一対又は二対の研磨砥石を対向させて方式が
実現できる。 対向する一対又は二対の研磨砥石により円筒体を挟ん
でダブル研磨できるので、研磨圧力を大きくして研磨代
を大きく取って研磨しても、両側の研磨圧力が相殺する
ので、ビビリが生じることない短時間研磨が実現でき
る。従って、被製版ロール(使用済みの印刷ロール)を
脱クロムメッキ処理した後の落版研磨にように円筒体の
研磨代が大きい場合に好適であり、落版研磨時間の大幅
な短縮化が繋がる。 チャックされる円筒体の上方に、円筒体のハンドリン
グ空間を確保できる。 円筒体を研磨ヘッドを最大長さの円筒体の両端よりも
面長方向外方にスライドする範囲と、最小長から最大長
さまでの任意の長さの円筒体を両端チャックして回転す
るチャック回転手段のスライドする範囲とが重複しない
構造であり、装置を構成している可動部材同士の干渉を
回避した構造を実現して、ダブル研磨、ダブル・ダブル
研磨が実現できる。 四つの研磨ヘッド装置を備えたときは、研磨ソフトを
搭載することにより、円筒体に対し種々のバリエーショ
ンで研磨することができる。例えば、四つの研磨ヘッド
装置が順に選択され、粗仕上げ研磨−中仕上げ研磨−上
仕上げ研磨−鏡面研磨を行ったり、二つの研磨ヘッド装
置を同時に作動してダブル粗仕上げ研磨、又はダブル鏡
面研磨を行ったり、粗仕上げ研磨と砥石を駆動しない連
れ回り研磨を行うことができる。 第二の発明にあっては、最小の直径値データと、これ
よりも大きい直径値データとの偏差値を円筒体の研磨代
として、該研磨代部分に対応して研磨砥石がランダムな
所要の往復移動研磨を行って円筒体の一端から他端まで
を最小直径値とすることができるので、円筒体の一端か
ら他端まで高精密に均一な直径に研磨でき、研磨代を必
要最小限に抑えることができ、短時間研磨が実現でき、
被製版ロールの円筒研磨にあっては膜厚が小さい銅メッ
キで済む。
【図面の簡単な説明】 【図1】本願第一発明及び本願第二発明に共通する実施
の形態にかかる円筒体の砥石研磨装置の平面図。 【図2】図1におけるII−II矢視図。 【図3】図1における III−III 矢視図。 【図4】本願発明の実施の態様にかかる円筒体の砥石研
磨方法を説明するための図である。(a)は、円筒体を
研磨砥石で研磨するに際して、円筒体の一定ピッチ毎の
研磨前直径値を示す。(b)は、円筒体の各区間の研磨
前直径値をブロック積みの棒グラフで示しかつブロック
を取り除く順序を矢印と番号で示すことにより研磨砥石
の移動を説明するための図である。 【符号の説明】 1 ・・・駆動側スピンドル 2 ・・・駆動側チャック手段 3 ・・・反駆動側スピンドル 4 ・・・反駆動側チャック手段 5、6 ・・・キャップ W ・・・円筒体 7 ・・・駆動側ブラケット 8 ・・・フレーム 9 ・・・円筒体回転用モータ 10、12 ・・・タイミング歯車 11 ・・・タイミングベルト 13 ・・・反駆動側ブラケット 14 ・・・反駆動側ブラケット用ガイド 15 ・・・コイルばね 16 ・・・チャック用モータ 17 ・・・ボールネジ 18 ・・・ボールナット 19、20、21、22 ・・・研磨ヘッド
装置 19a、20a、21a、22a ・・・研磨回転軸 19b、20b、21b、22b ・・・研磨砥石 19c、20c、21c、22c ・・・砥石回転用
モータ 23、24、25、26 ・・・Yテーブル
装置 23a、24a、25a、26a ・・・Yテーブル 27 ・・・リニアガイド 28 ・・・リニアブロック 23b、24b、25b、26b ・・・Yテーブル
用モータ 29 ・・・Yテーブル移動用ボールネジ 30 ・・・Yテーブル移動用ボールナット 31 ・・・防震ゴム 32 ・・・Xテーブル装置 32a ・・・Xテーブル 32b ・・・リニアガイド 32c ・・・リニアブロック 32d ・・・リニアガイド 32e ・・・リニアブロック 32f ・・・基台 32g ・・・Xテーブル用モータ 32h ・・・ボールネジ 32i ・・・ボールナットランナ 33、34、35 ・・・カバー 36 ・・・扉 37 ・・・ケーシング 38、39、40 ・・・給液管 41 ・・・制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C034 AA02 AA13 BB15 BB31 BB74 DD20 3C043 AA01 AC13 CC04 CC11

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 駆動側スピンドルの対向端に設けられ水
    平に位置させる円筒体の一端をチャックする駆動側チャ
    ック手段と、反駆動側スピンドルの対向端に設けられ前
    記円筒体の他端をチャックする反駆動側チャック手段
    と、フレームの後面部の上方部位より前記駆動側スピン
    ドルの方向に張り出していて前記駆動側スピンドルを軸
    支する駆動側ブラケットと、フレームの後面部の上方部
    位または前記駆動側ブラケットに取りつけられ前記駆動
    側スピンドルを回転駆動する円筒体回転用モータと、フ
    レームの後面部の円筒体よりも上方部位において前記円
    筒体に沿って直動案内手段に係合案内され前記反駆動側
    スピンドルの方向に張り出していて前記反駆動側スピン
    ドルを軸支する反駆動側ブラケットと、前記円筒体の下
    側において円筒体の面長方向に移動自在な単一又は二つ
    のXテーブル上に設けられた円筒体の水平直径方向に移
    動自在な一対又は二対のYテーブルに設けられ、研磨砥
    石を砥石回転用モータにより回転し研磨砥石の端面を一
    定の押圧力で円筒体に押圧して研磨しうる一対又は二対
    の研磨ヘッド装置とからなることを特徴とする円筒体の
    砥石研磨装置。 【請求項2】 駆動側スピンドルの対向端に設けられ水
    平に位置させる円筒体の一端をチャックする駆動側チャ
    ック手段と、反駆動側スピンドルの対向端に設けられ前
    記円筒体の他端をチャックする反駆動側チャック手段
    と、フレームの後面部の上方部位より前記駆動側スピン
    ドルの方向に張り出していて前記駆動側スピンドルを軸
    支する駆動側ブラケットと、フレームの後面部の上方部
    位または前記駆動側ブラケットに取りつけられ前記駆動
    側スピンドルを回転駆動する円筒体回転用モータと、フ
    レームの後面部の円筒体よりも上方部位において前記円
    筒体に沿って直動案内手段に係合案内され前記反駆動側
    スピンドルの方向に張り出していて前記反駆動側スピン
    ドルを軸支する反駆動側ブラケットと、前記円筒体の下
    側において円筒体の面長方向に移動自在な単一又は二つ
    のXテーブル上に設けられた円筒体の水平直径方向に移
    動自在な一対又は二対のYテーブルに設けられ、研磨砥
    石を砥石回転用モータにより回転し研磨砥石の端面を一
    定の押圧力で円筒体に押圧して研磨しうる一対又は二対
    の研磨ヘッド装置とからなり、 制御回路に入力される、研磨しようとする円筒体の一端
    から他端まで細かい一定ピッチで直径値を予め測定した
    直径値データに対応して、該制御回路が、最小の直径値
    データと、これよりも大きい直径値データとの偏差値を
    円筒体の研磨代として、該研磨代部分に対応して研磨砥
    石が所要の往復移動を行うように、前記Xテーブルを円
    筒体の面長方向に移動自在とするXテーブル移動用モー
    タを正逆回転制御するように構成されていることを特徴
    とする〔請求項1〕に記載の円筒体の砥石研磨装置。
JP26893498A 1998-09-07 1998-09-07 円筒体の砥石研磨装置 Expired - Fee Related JP3973301B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26893498A JP3973301B2 (ja) 1998-09-07 1998-09-07 円筒体の砥石研磨装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26893498A JP3973301B2 (ja) 1998-09-07 1998-09-07 円筒体の砥石研磨装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000084803A true JP2000084803A (ja) 2000-03-28
JP3973301B2 JP3973301B2 (ja) 2007-09-12

Family

ID=17465323

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26893498A Expired - Fee Related JP3973301B2 (ja) 1998-09-07 1998-09-07 円筒体の砥石研磨装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3973301B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008534310A (ja) * 2005-04-07 2008-08-28 サンドビック インテレクチュアル プロパティー アクティエボラーグ アンビルドラムとそのアンビルドラムを備えるアンビルアセンブリ
CN110666604A (zh) * 2019-09-28 2020-01-10 四川航天谦源科技有限公司 一种去除拉伸试样件表面加工应力的设备及其方法
KR102619921B1 (ko) * 2023-04-11 2024-01-04 (주)풍산디에이케이 리드의 엣지 이물 제거 장치 및 이를 포함하는 리드 가공 장치

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008534310A (ja) * 2005-04-07 2008-08-28 サンドビック インテレクチュアル プロパティー アクティエボラーグ アンビルドラムとそのアンビルドラムを備えるアンビルアセンブリ
CN110666604A (zh) * 2019-09-28 2020-01-10 四川航天谦源科技有限公司 一种去除拉伸试样件表面加工应力的设备及其方法
CN110666604B (zh) * 2019-09-28 2021-09-03 四川航天谦源科技有限公司 一种去除拉伸试样件表面加工应力的设备及其方法
KR102619921B1 (ko) * 2023-04-11 2024-01-04 (주)풍산디에이케이 리드의 엣지 이물 제거 장치 및 이를 포함하는 리드 가공 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP3973301B2 (ja) 2007-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4928435A (en) Apparatus for working curved surfaces on a workpiece
CN101090802B (zh) 研磨轴工件的方法和装置
KR20190098768A (ko) 유리 시트들을 마무리하기 위한 방법 및 장치
JPH1133886A (ja) ガラスディスク内周研磨装置およびガラスディスク内周研磨方法
US3678630A (en) Honing apparatus
CN101687299B (zh) 研磨装置
JP2001300838A (ja) 大型超精密elid非球面加工装置
JP2000127005A (ja) フォーヘッド砥石研磨装置
JP2000084803A (ja) 円筒体の砥石研磨装置
US6852015B2 (en) Method and apparatus for grinding workpiece surfaces to super-finish surface with micro oil pockets
JP4144725B2 (ja) ガラス基板のチャンファリング方法及び装置
JP2000084804A (ja) 円筒体の砥石研磨装置
JP2011101933A (ja) 筒状ワークの研削方法
JP3936448B2 (ja) 円筒体の鏡面研磨方法
JPH1128649A (ja) ガラスディスク研磨装置およびガラスディスク研磨方法
KR200336683Y1 (ko) 엘씨디용 알루미늄판재 부품 연마장치
JP3094919B2 (ja) 球面加工装置およびその加工方法
JP2002079448A (ja) レンズ面取り装置および方法
JP2003136385A (ja) 端面加工方法および装置
CN114800230B (zh) 一种光学玻璃毛细孔抛光设备及方法
CN217992102U (zh) 一种轮毂内圆抛光机
JPS60242951A (ja) 面取り加工システム
JP2001009686A (ja) フェルールの外径研削装置
JPH0430961A (ja) トーリック形状および非球面形状レンズの加工装置及び加工方法
JPS59219152A (ja) 研磨加工機

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20040924

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20041125

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050603

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070323

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070517

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070607

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070612

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100622

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100622

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110622

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120622

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120622

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130622

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees