JP2000084768A - 切断加工装置の加工テーブル - Google Patents

切断加工装置の加工テーブル

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JP2000084768A JP10262782A JP26278298A JP2000084768A JP 2000084768 A JP2000084768 A JP 2000084768A JP 10262782 A JP10262782 A JP 10262782A JP 26278298 A JP26278298 A JP 26278298A JP 2000084768 A JP2000084768 A JP 2000084768A
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武治 前田
Katsuhiro Shirae
勝浩 白江
Ryuichi Nakai
隆一 中井
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 レーザ加工機の加工テーブル12は、中
央側に配置した載置台17と、これを囲繞して高さを低
くした4枚の支持部材21とを備えている。載置台17
に円形の被加工物2が載置されると、図示しない加工ヘ
ッドから被加工物2にレーザ光線が照射されて切断加工
が開始される。加工ヘッドと載置台1が水平面上で相対
移動されることによって、被加工物2は、その外周部側
を連続する波形に切断される。これにより、内方側に製
品2’が切り出されて、その製品2’は載置台17にそ
のまま支持される。一方、環状の残材2’’は、落下し
て支持部材21に支持される。 【効果】 製品2’は、残材2’’よりも上方に突出す
るので、製品2’を容易に排出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は切断加工装置の加工テー
ブルに関し、より詳しくは、例えば板状部材から円板を
切断加工した際に、残材を下方側から支持する支持手段
を備えた加工テーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被加工物を支持する加工テーブル
と、加工テーブル上の被加工物にレーザ光線を照射する
加工ヘッドとを備えて、被加工物を所要の形状に切断加
工するようにしたレーザ加工機は公知である。近年で
は、ロボット技術の進歩から加工後の製品を自動で搬出
することも行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の加工
テーブルは剣山等の支持部材により支持された板状部材
から製品を切り出しており、切断加工が終了した時点
で、残材と製品は同一高さに支持される。そのため、製
品を加工テーブルから搬出する際に残材が邪魔になって
搬出しにくいという欠点があった。また、ロボットによ
って製品を吸着して搬出する場合でも、残材を搬出でき
ず自動化が制限された。そこで、予め製品となる大きさ
よりも若干大きめに形成した板状部材から切断加工する
ようにし、この際残材を小片にするように加工して、自
動化を図ることも考えられる。しかしながら、その場合
には残材の小片がテーブル内に溜まり、自動加工が制限
され、さらにテーブル内の清掃を頻繁にしなければなら
ない。また、ミクロジョイントを施すように加工する
と、後工程に分解作業が必要となるという欠点が生じ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような事情に鑑み、
本発明は、被加工物を支持する加工テーブルを備え、被
加工物を所要の形状に切断する切断加工装置において、
上記加工テーブルを、被加工物の製品となる部分を支持
する載置台と、この載置台を囲繞するように配置され、
かつ上面の高さを載置台よりも低く設定した支持手段と
から構成し、被加工物に対する加工終了時には、製品と
なる部分は載置台で支持され、上記製品となる部分から
分離された残材となる部分は、落下して上記支持手段に
支持されるように構成したものである。
【0005】
【作用】このような構成によれば、切断加工が終了した
際には、内方側となる載置台に製品となる部分が載置さ
れる一方、その外方側となる環状の残材となる部分は、
載置台よりも下方側において支持手段によって支持され
る。これにより、載置台に支持された製品となる部分
は、支持手段に支持された残材となる部分よりも上方側
に突出した状態となる。したがって、切断加工が終了し
た時点で製品および残材となる部分を容易に分離させる
こと出来るので、従来に比較して加工テーブルからの製
品および残材となる部分の搬出を容易に行うことができ
る。
【0006】
【実施例】以下、図示実施例に基づいて本発明を説明す
ると、図1および図2において、円板状の被加工物2に
切断加工を施すレーザ加工機1は、被加工物2を載置し
てX方向に移動する加工テーブル3と、この加工テーブ
ル3の上方側に設けられて上記X方向と直交するY方向
に移動する加工ヘッド4と、これらの作動を制御する制
御装置5とを備えている。加工テーブル3上に被加工物
2が供給された後に、加工ヘッド4から被加工物2にレ
ーザ光線が照射されて切断加工が開始されるようになっ
ている。そして、加工テーブル3と加工ヘッド4とをX
Y方向に相対移動させることにより、被加工物2を所要
形状に切断加工することができる。図3に示すように、
本実施例では、円板状の被加工物2に対して、想像線で
示すように、その外周部の近接内方側の位置を円周方向
に連続する波形に切断加工するようにしている。これに
より、内方側に製品2’’としてのラチェットホイール
を切り出すようにしてあり、それに伴って、外周側に環
状の残材2’’が発生するようになっている。
【0007】しかして、本実施例は、レーザ加工機1の
加工テーブル3を以下のように改良することにより、切
断加工終了後に加工テーブル3からの製品2’および残
材2’’の搬出を容易にしたものである。すなわち、図
4に示すように、加工テーブル3は、概略円錐形状の支
持フレーム6を備えており、この支持フレーム6を、X
方向に移動される可動フレーム7上に鉛直上方に向けて
立設している。また、加工テーブル3は、載置台10と
支持フレーム6とが一体に連結され、載置台10は所定
の高さに水平に支持されている。その載置台10の中央
部には電磁石8が取り付けられており、被加工物2を吸
着するようになっている。次に、可動フレーム7上に
は、載置台10を囲繞する4か所に、板状の支持部材1
1を配置している。これらの支持部材11は、可動フレ
ーム7に立設した支柱12の上端に水平に支持されてい
る。支持部材11は、その幅方向の断面における長辺が
鉛直方向となるように支持されており、支持部材11の
支柱22への取付部には、長手方向に沿った長穴11b
を形成している。そして、各支柱12の側面に取り付け
た取付ボルト13を長穴11bに貫通させてからナット
14で締め付けて、各支持部材11をすべて同一高さに
水平となるように支持している。ここで、4つの支持部
材11の上面の高さは、載置台10の上面の高さより
も、被加工物2の厚さ以上の寸法だけ低くなるように設
定している。また、4つの支持部材11の先端部11a
は、載置台10の外周部に近接されるようにしている。
支持部材11は、上記ナット14を緩めて、長穴11b
の寸法だけ載置台10に対して進退することができるの
で、載置台10の外径に応じて4つの支持部材11の先
端部11aと載置台10の外周部とが隔てた間隔を変更
することができる。本実施例では円板状の被加工物2か
ら丸いラチェットホイールを切り出すようにしているの
で、切断終了後においては、内方側となる製品2’は載
置台10に支持されたままである。これに対して、その
製品2’の外方側で、それと分離された環状の残材
2’’は、自重によって4箇所の支持部材11上に落下
して支持される。この状態では、図4に示すように、製
品2’が残材2’’よりも上方側に突出し、製品2’と
残材2’’とは同一平面上に位置していない。そのた
め、製品2’および残材2’’を載置台10上から容易
に搬出することが可能となっている。本実施例の加工テ
ーブル3は以上のように構成している。なお、加工ヘッ
ド4の構成は従来公知のものと同様なので、これに関す
る説明は省略する。
【0008】(作動説明)以上の構成において、制御装
置5は、次のようにしてレーザ加工機1を制御して、被
加工物2に切断加工を施す。被加工物2は載置台10上
の所定位置に電磁石をONすることによって吸着保持さ
れ位置決めされる。加工テーブル3が移動することによ
って被加工物2は加工ヘッド4の下に移動され、その
後、被加工物2に向けてレーザ光線を照射して切断加工
が開始される。この後、加工テーブル2と加工ヘッド4
とがXY方向に相対移動されることにより、加工テーブ
ル3の被加工物2は切断加工される。図2に示すよう
に、本実施例では、被加工物2の外周部の近接内方側を
連続する波形に切断するようにしてあり、それによっ
て、外周部を波状したラチェットホイール(製品2’)
を切り出すようにしている。被加工物2に対する切断加
工が終了すると、上記製品2’は加工テーブル3側の載
置台10上にそのまま載置されているが、製品2’とな
る部分を囲繞していた環状の残材2’’は、載置台10
よりも大径なので、載置台10の外方の支持部材11上
に落下して支持される(図3)。この状態となると、加
工ヘッド4は製品2’上から後退されるとともに、製品
2’は電磁石8をOFFにして加工テーブル3からの吸
着を解除される。本実施例によれば、被加工物2に対す
る切断加工が終了した時点では、内方側となる載置台1
0に製品2’が載置される一方、その外方側となる環状
の残材2’’は、載置台10よりも下方にまで落下して
支持部材11によって支持される。そのため、切断加工
が終了した時点で製品2’と残材2’’とを容易に分離
させることが出来るとともに、加工テーブル3から製品
2’’を容易に搬出することができる。さらに、残材
2’’は環状となっているので小片とはならず、また、
ミクロジョイントを施す必要もなく、加工テーブル3か
ら容易に搬出することができる。このため、ロボットに
よる製品の搬入出および残材の搬出の自動化にも容易に
対応することができる。
【0009】また、上記実施例では支持部材11は同一
高さに支持するようにしていたが、支持部材11を昇降
可能として載置台10の上面との相対的な高さを変要す
るようにしても良い。そのように構成すれば、被加工物
2の厚さに応じて支持部材11と載置台10の上面との
相対的な高さを容易に変更できる。その上、環状の残材
2’’を支持部材11上に複数枚貯留しておき、その
後、それらをまとめて搬出することによって、残材
2’’の搬出に要する時間を短縮することも可能であ
る。なお、上記実施例では、円板状の被加工物2からラ
チェットホイールを切り出すようにしているが、正方形
をした板状部材から、ギヤやディスクブレーキのディス
クプレート等を切り出す場合にも本発明を適用すること
ができる。また、本発明は内歯歯車等のように板状部材
の外側と内側を切断して環状の製品として加工する場合
にも適用することができる。 さらに、上記実施例で
は、載置台10に電磁石を利用した吸着手段を設けてい
たが、被加工物の材質により負圧を用いて被加工物2
(製品2’)を吸着保持するようにしても良い。
【0010】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、従来に
比較して加工テーブルからの製品および残材となる部分
の排出を容易に行うことができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面図
【図2】図1の側面図
【図3】被加工物2の平面図
【図4】図1のII−II線に沿う要部の断面図
【符号の説明】
1 レーザ加工機 2 被加工
物 3 加工テーブル 10 載置
台 11 支持部材(支持手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中井 隆一 石川県金沢市大豆田本町甲58番地 澁谷工 業株式会社内 Fターム(参考) 3C048 BC02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物を支持する加工テーブルを備
    え、被加工物を所要の形状に切断する切断加工装置にお
    いて、 上記加工テーブルを、被加工物の製品となる部分を支持
    する載置台と、この載置台を囲繞するように配置され、
    かつ上面の高さを載置台よりも低く設定した支持手段と
    から構成し、 被加工物に対する加工終了時には、製品となる部分は載
    置台で支持され、上記製品となる部分から分離された残
    材となる部分は、落下して上記支持手段に支持されるよ
    うに構成したことを特徴とする切断加工装置の加工テー
    ブル。
  2. 【請求項2】 上記支持手段は昇降可能に構成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の切断加工装置の加
    工テーブル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN117464127A (zh) * 2023-12-28 2024-01-30 沈阳精锐科技有限公司 一种火焰切割机工作台

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