JPH055284U - レーザ加工機用ワーク支持機構 - Google Patents

レーザ加工機用ワーク支持機構

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Publication number
JPH055284U
JPH055284U JP1627891U JP1627891U JPH055284U JP H055284 U JPH055284 U JP H055284U JP 1627891 U JP1627891 U JP 1627891U JP 1627891 U JP1627891 U JP 1627891U JP H055284 U JPH055284 U JP H055284U
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JP
Japan
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work
pin
pin holder
support pin
support
Prior art date
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Pending
Application number
JP1627891U
Other languages
English (en)
Inventor
通生 高谷
哲夫 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH055284U publication Critical patent/JPH055284U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザ加工機において、ワークを支持する部
分がワークの形状に合せ容易に移動可能であること。 【構成】 ピンホルダー取付台10をテーブル本体1に
固定し、円柱棒11を取り付ける。この円柱棒11にピ
ンホルダー9に差し込む。円柱棒11を支柱としたピン
ホルダー9の水平方向の回転動作を調整ネジ12により
固定する。支持ピン2を、ピンホルダー9のみぞ部に差
し込み、ナット13により支持ピン2の回転動作の半径
量を調整又、上下方向も調整したのちピンホルダー9に
固定する。保護ブロック14は、ピンホルダー取付台1
0の両端左右に挟み込む様に固定する。 【効果】 多種形状のワークを確実に支持し、レーザビ
ーム通過位置を避ければ支持ピンの消耗防止となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、レーザ加工機のテーブルにおいて、ワークを支持するワーク支持 ピンユニットの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来のレーザ加工機用テーブルの上面を示す平面図である。図において 、1はテーブル本体、2はワーク8を支持する為の支持ピン、3はこの支持ピン 2を取り付ける為にテーブル本体1に固定されている支持ピン取付台である。ワ ーク支持ピンユニットとは、この支持ピン2と支持ピン取付台3とで構成される 。4はワーク8をテーブルに搬入搬出する為に、多数のフリーベアリングを持ち 、上下運動が可能であるワーク昇降装置、5はワーク8を加工する際このワーク 8を支持ピン2上に保持するワーククランプ装置、6はワーク8を搬入する時の 基準位置を示すワーク位置決めローラ、7はワーク位置決めローラ6と同じ意味 を持つワーク位置決め装置である。 なお、図5はレーザ加工機用テーブルの上面を示した図3の矢印Aから見た側 面図を示し、図4は支持ピン2の取付位置の詳細を示す平面図である。
【0003】 次に、動作、部品構成について説明する。 図3、図5の各図において、ワーク8を搬入方向Bよりテーブルに搬入する際 、上下運動が可能であるワーク昇降装置4を上昇させておく。ワーク昇降装置4 には、多数のフリーベアリングが取り付けてある為、容易に搬入することが出来 る。この時、ワーク位置決めローラ6とワーク位置決め装置7に接触するまで、 ワーク8を搬入方向Bより、テーブルに導く。ワーク8が、ワーク位置決めロー ラ6及びワーク位置決め装置7に接触後、ワーク昇降装置4を下降させることに より、ワーク8を、支持ピン2により支持させる。次いで、ワーククランプ装置 5により、ワーク8をしっかりと保持させる。 その後、ワーク8に、レーザビームを照射し、レーザビーム、又はテーブルを 移動させることにより、加工(切断、穴あけ、溶接など)を行う。加工後、ワー ク8を搬出するには、ワーククランプ装置5の保持を解き、ワーク昇降装置4を 上昇させた状態で、ワーク8を搬出方向Cより搬出させる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来のレーザ加工機用テーブルは、以上の様に構成されており、ワーク支持ピ ンユニットは固定されている。 しかし、小物のワーク8を加工する為には、ワーク支持ピン2の取付間隔を狭 くすることが必要でまた、凹凸のあるワーク8を支持する場合は、特殊なジグが 必要であるなどの課題があった。
【0005】 この考案は、上記の様な課題を解決する為になされたもので、ワーク支持ピン の取付間隔、及び取付高さの調整を可能とする機構を持つワーク支持ピンユニッ トを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案に係るレーザ加工機用ワーク支持機構は、1本毎に、取付台を設け、 その取付台を1点支持することにより、水平方向の回転動作を可能とし、且つ取 付台の支持ピン取付可能領域にみぞを設け、支持ピンの回転動作の半径方向の偏 心量を調整可能とする。支持ピンの上下動作は、支持ピンにねじを切り、取付台 の上下にナットを設けることにより調整し、同時に固定するものである。
【0007】
【作用】
この考案におけるレーザ加工機用ワーク支持機構では、現状のワーク支持ピン 取付位置では、完全にワークを支持することが不可能でも、容易にワーク支持ピ ンを、ワークの形状に合せ、一定の領域まで、水平及び上下方向の調節が可能で ある。
【0008】
【実施例】 実施例1. 以下、この考案の一実施例を図について説明する。 図1、図2は、レーザ加工機用テーブルのワーク支持ピンユニットの詳細を示 した平面図である。 図において、2はワーク8を支持する支持ピンで、上下調整の為に、ねじが切 ってある。9はこの支持ピンを固定するピンホルダー、10はこのピンホルダー を取り付けるピンホルダー取付台、11はこのピンホルダー取付台10に固定さ れ、ピンホルダー9とピンホルダー取付台10とを連結し、かつ、ピンホルダー 9の支点となる円柱棒。12は、この円柱棒11とピンホルダー9とを固定する 調整ネジである。13は支持ピン2の上下調整及び、ピンホルダー9に固定する 為のナットで、14はピンホルダー取付台10のねじりモーメントによる損傷を 防ぐ為の保護ブロックである。 尚、図2は、図1の側面図を示す。
【0009】 次に動作について説明する。レーザ加工機用テーブルにワーク8を搬入する際 、あらかじめ又は搬入後、ワーク8の形状に合せ支持ピン2を固定しているピン ホルダー10を、調整ネジ12を緩めることにより取付角度を変化させ、必要に 応じナット13により支持ピンの偏心方向及び、上下調整を行うことにより確実 にワーク8を支持する。
【0010】 実施例2. 尚、上記実施例では、支持ピンの取付角度を、手動により変化させていたが、 アクチュエータなどにより取付角度を変化させても良い。また、切断などの作業 に当り、あらかじめ切断される箇所は、意識的に逃がした位置に、支持ピンを移 動させることにより、レーザビームによる熱損傷を防ぐことが可能である。
【0011】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、ワークの形状に合せて、支持することが可 能なので、ワーク支持ピンユニットの増設の必要が無くなり、コストの低減につ ながる。また、種々なワーク形状に対して、他の特別な支持機構を付加すること なく柔軟に対応可能となるなどの効果がある。さらに、レーザビーム通過位置を 避けた任意のワーク支持ピン配置が可能となり、ワーク支持ピンの先端部分の破 損を大巾に軽減出来るため、ワーク支持ピンの取換え頻度を大巾に低減出来る効 果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例による、レーザ加工機用テ
ーブルの、ワーク支持ピンユニットの平面図である。
【図2】この考案の一実施例による、レーザ加工機用テ
ーブルの、ワーク支持ピンユニットの側面図である。
【図3】従来のレーザ加工機用テーブルの平面図を示
す。
【図4】従来のレーザ加工機用テーブルのワーク支持ピ
ンユニットの、取付位置を明記した平面図である。
【図5】従来のレーザ加工機用テーブルの、側面図を示
す。
【符号の説明】
1 テーブル本体 2 支持ピン 3 支持ピン取付台 4 ワーク昇降装置 5 ワーククランプ装置 6 ワーク位置決めローラ 7 ワーク位置決め装置 8 ワーク 9 ピンホルダー 10 ピンホルダー取付台 11 円柱棒 12 調整ネジ 13 ナット 14 保護ブロック

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 所定の方向に往復移動するテーブルと、
    該テーブル内に複数のワーク支持ピンを具備したレーザ
    加工機において、各々のワーク支持ピンが独立して水平
    方向に回転自在に動作し、その回転内心からワーク支持
    ピンまでの距離(回転半径)を任意に調整可能な機構を
    具備したことを特徴とするレーザ加工機用ワーク支持機
    構。
JP1627891U 1991-03-19 1991-03-19 レーザ加工機用ワーク支持機構 Pending JPH055284U (ja)

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JP1627891U JPH055284U (ja) 1991-03-19 1991-03-19 レーザ加工機用ワーク支持機構

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JP1627891U JPH055284U (ja) 1991-03-19 1991-03-19 レーザ加工機用ワーク支持機構

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JPH055284U true JPH055284U (ja) 1993-01-26

Family

ID=11912083

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JP1627891U Pending JPH055284U (ja) 1991-03-19 1991-03-19 レーザ加工機用ワーク支持機構

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5428011U (ja) * 1977-07-29 1979-02-23
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JP2005259882A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Sharp Corp 薄膜のパターニング方法およびパターニング装置、ならびに薄膜太陽電池の製造方法

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