JP2000084483A - 複層塗膜形成方法 - Google Patents

複層塗膜形成方法

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JP2000084483A
JP2000084483A JP26130798A JP26130798A JP2000084483A JP 2000084483 A JP2000084483 A JP 2000084483A JP 26130798 A JP26130798 A JP 26130798A JP 26130798 A JP26130798 A JP 26130798A JP 2000084483 A JP2000084483 A JP 2000084483A
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JP
Japan
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paint
compound
coating
metallic
group
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JP26130798A
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English (en)
Inventor
Koichi Seike
孝一 清家
Kaname Amano
要 天野
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Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フリップフロップ性及び低温硬化性などのすぐ
れたアルミニウム調金属光沢を有する複層塗膜形成方法
に関する。 【構成】 ベ−スコ−ト塗料(A)、メタリック塗料
(B)及びクリヤ塗料(C)を順次塗装して複層塗膜を
形成するにあたり、ベ−スコ−ト塗料(A)として、同
一分子中にエポキシ基及び水酸基を含有する化合物
(a)、フェニルシラノ−ル系化合物(b)及びアルミ
ニウムキレ−ト化合物(c)を含有する着色塗料(A
1)、又はエポキシ基含有化合物(d)、水酸基含有化
合物(e)、フェニルシラノ−ル系化合物(b)及びア
ルミニウムキレ−ト化合物(c)を含有する着色塗料
(A2)を使用し、そして、メタリック塗料(B)にお
けるメタリック顔料として、厚さ0.01〜0.2μ
m、アスペクト比100〜300のアルミニウム薄片を
使用し、かつこのアルミニウム薄片100重量部あたり
の樹脂組成物の配合比率が固形分で400重量部以下で
あることを特徴とする複層塗膜形成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フリップフロップ性
(以下、「FF性」という)及び低温硬化性などのすぐ
れたアルミニウム調金属光沢を有する複層塗膜形成方法
に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】自動車車体の外板部などに、
例えば、金属アルミニウムフレ−ク含有メタリック塗料
及びクリヤ塗料を順次塗装して、メタリック塗膜に仕上
げることは公知であり、その塗膜はキラキラとした光輝
感を有しており、ソリッドカラ−仕上げに比べて意匠性
にすぐれている。
【0003】しかしながら、このメタリック塗料におい
て、アルミニウムフレ−クは多量の樹脂液液中に分散し
ており、塗面に対して平行に配向していることが理想で
あるが、現実には不規則に配向することが多いため、白
く、金属光沢感がすぐれ、しかもFF性の強いメタリッ
ク塗膜を形成させることは困難であるという欠陥を有し
ている。また、この金属アルミニウムフレ−クに代え
て、蒸着したアルミニウムを細かく裁断してなる薄片状
アルミニウムを多量の樹脂液液中に分散した組成物を使
用することも提案されているが、これらの薄片が組成物
中で凝集しやすく、FF性のすぐれたアルミニウム調金
属光沢を有する複層メタリック塗膜を形成することは困
難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、薄片状のアル
ミニウムを用いてメタリック塗膜を形成するにあたって
の上記の欠陥を解消し、白く、金属光沢感(キラキラ
感)がすぐれ、FF性が良好なメタリック感を有する複
層塗膜形成方法を提供するものである。
【0005】すなわち、本発明は、ベ−スコ−ト塗料
(A)、メタリック塗料(B)及びクリヤ塗料(C)を
順次塗装して複層塗膜を形成するにあたり、ベ−スコ−
ト塗料(A)として、同一分子中にエポキシ基及び水酸
基を含有する化合物(a)、フェニルシラノ−ル系化合
物(b)及びアルミニウムキレ−ト化合物(c)を含有
する着色塗料(A1)を使用し、また、メタリック塗料
(B)におけるメタリック顔料として、厚さ0.01〜
0.2μm、アスペクト比100〜300のアルミニウ
ム薄片を使用し、かつこのアルミニウム薄片100重量
部あたりの樹脂組成物の配合比率が固形分で400重量
部以下であることを特徴とする複層塗膜形成方法に関す
る。
【0006】さらに、本発明は、上記の着色塗料(A
1)に代えて、エポキシ基含有化合物(d)、水酸基含
有化合物(e)、フェニルシラノ−ル系化合物(b)及
びアルミニウムキレ−ト化合物(c)を含有する着色塗
料(A2)をベ−スコ−ト(A)として使用する複層塗
膜形成方法も包含している。
【0007】以下に、本発明の複層塗膜形成方法に関
し、さらに詳細に説明する。
【0008】ベ−スコ−ト(A)は、メタリック塗料
(B)に先立って被塗面に塗装する塗料であり、例え
ば、金属製もしくはプラスチック製の自動車外板などの
被塗物に直接、又はカチオン電着塗料などの下塗塗料や
中塗塗料(省略可能)を塗装し、硬化させてなる被塗面
に塗装する。
【0009】ベ−スコ−ト塗料(A)として、同一分子
中にエポキシ基及び水酸基を含有する化合物(a)、フ
ェニルシラノ−ル系化合物(b)及びアルミニウムキレ
−ト化合物(c)を含有する着色塗料(A1)を使用す
ることができる。
【0010】化合物(a)は、同一分子中にエポキシ基
及び水酸基を併存する化合物であり、例えば、エポキシ
基含有単量体及び水酸基含有単量体を必須成分とし、さ
らに必要に応じてその他のビニル単量体を使用して、こ
れらを共重合せしめることにより調製できる。
【0011】エポキシ基含有単量体は、1分子中にエポ
キシ基及び重合性二重結合をそれぞれ1個以上有する化
合物であり、例えば、下記の一般式で示される化合物な
どがあげられる。これらのエポキシ基含有単量体のう
ち、脂環式構造を有する単量体が適している。
【0012】
【化1】
【0013】
【化2】
【0014】
【化3】
【0015】[各一般式中、R1 は水素原子又はメチル
基、R2 は炭素数1〜6の2価の脂肪族飽和炭化水素
基、R3 は炭素数1〜10の2価の炭化水素基、mは1
〜10の整数を示す] 水酸基含有単量体は、1分子中に水酸基及び重合性二重
結合をそれぞれ1個以上有する化合物であり、例えば、
ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ−ト、ヒドロキシプ
ロピル(メタ)アクリレ−ト、ヒドロキシブチル(メ
タ)アクリレ−ト等の、炭素数が2〜10のグリコ−ル
類と(メタ)アクリル酸とのモノエステル化物が好適に
使用できる。
【0016】その他のビニル単量体は、エポキシ基含有
単量体及び水酸基含有単量体以外であって、1分子中に
重合性二重結合を1個以上有する化合物である。例え
ば、(メタ)アクリル酸と炭素数1〜24のモノアルコ
−ルとのエステル化物;(メタ)アクリル酸と炭素数2
〜18のアルコキシアルキルエステル化物;(メタ)ア
クリル酸と炭素数2〜8のアルケニルエステル化物;
(メタ)アクリル酸と炭素数3〜18のアルケニルオキ
シアルキルエステル化物;スチレン、メチルスチレン、
ビニルトルエン等のビニル芳香族化合物;ブタジエン、
イソプレン等のオレフィン化合物;アクリロニトリル、
メチルイソプロペニルケトン、酢酸ビニル等があげられ
る。
【0017】化合物(a)は、エポキシ基含有単量体及
び水酸基含有単量体を必須成分とし、さらに必要に応じ
てその他のビニル単量体を使用して、これらを通常の方
法で共重合することにより得ることができる。これらの
単量体の構成比率は、これらのモノマ−の合計重量を基
準に、エポキシ基含有単量体は20〜50重量%、水酸
基含有単量体は10〜40重量%、その他のビニル単量
体は50重量%以下であることが好ましい。また、化合
物(a)の数平均分子量は約3000〜約200000
の範囲内が適している。
【0018】フェニルシラノ−ル系化合物(b)は、一
般式、Phn Si(OH)4 - n (式中、Phはフェニ
ル基、n は2又は3の整数である)で示される化合物で
あることが好ましく、例えば、ジフェニルシランジオ−
ルやトリフェニルシラノ−ル等があげられる。
【0019】アルミニウムキレ−ト化合物(c)として
は、特にケト・エノ−ル互変異性体を構成し得る化合物
を安定に配位子として含むアルミニウムキレ−ト化合物
が好適である。ケト・エノ−ル互変異性体を構成する化
合物としては、β−ジケトン類(アセチルアセトン
等)、アセト酢酸エステル類(アセト酢酸メチル等)、
マロン酸エステル類(マロン酸エチル等)、β位に水酸
基を有するケトン類(ダイアセトンアルコ−ル等)、β
位に水酸基を有するアルデヒド類(サリチルアルデヒド
等)を使用することができる。特に、β−ジケトン類、
アセト酢酸エステル類を使用すると好適な結果が得られ
る。
【0020】これらのアルミニウムキレ−ト化合物の具
体例として、トリス(エチルアセトアセテ−ト)アルミ
ニウム、モノアセチルアセトナト・ビス(エチルアセト
アセテ−ト)アルミニウム、トリス(n−プロピルアセ
トアセテ−ト)アルミニウム、トリス(n−ブチルアセ
トアセテ−ト)アルミニウム、モノエチルアセトアセテ
−ト・ビス(アセチルアセトナト)アルミニウム、トリ
ス(アセチルアセトナト)アルミニウム、トリス(プロ
ピオニルアセトナト)アルミニウム、モノアセチルアセ
トナト・ビス(プロピオニルアセトナト)アルミニウム
等が示される。着色塗料(A1)において、同一分子中
にエポキシ基及び水酸基を含有する化合物(a)、フェ
ニルシラノ−ル系化合物(b)及びアルミニウムキレ−
ト化合物(c)の構成比率は特に制限されないが、固形
分比で、化合物(a)100重量部あたり、化合物
(b)は0.5〜10重量部、特に2〜5重量部、化合
物(c)は0.1〜10重量部、特に1〜5重量部の範
囲内がそれぞれ好ましい。
【0021】着色塗料(A1)には、さらに着色顔料が
配合されている。着色顔料としては通常の塗料用顔料が
使用でき、例えば、酸化チタン、亜鉛華、カ−ボンブラ
ック、カドミウムレッド、モリブデンレッド、クロムエ
ロ−、酸化クロム、プルシアンブル−、コバルトブル
−、アゾ顔料、フタロシアニン顔料、キナクリドン顔
料、イソインドリン顔料、スレン系顔料、ペリレン顔料
等の無機系もしくは有機系のソリッドカラ−顔料;りん
片状のアルミニウム、雲母、金属酸化物で表面被覆した
雲母、雲母状酸化鉄等のメタリック顔料があげられる
が、これらのみ限定されることはない。
【0022】着色塗料(A1)はこれらの着色顔料から
選ばれ1種もしくは2種以上を用いて任意の色調に調整
できるが、フリップフロップ性を効果的に発現させるた
めに、その塗膜の明るさ(明度)がL値で0〜40、特
に0〜25の範囲内にあることが好ましい。そして、着
色塗料(A1)の単独塗膜の下地隠蔽膜厚が40μm程
度もしくはそれより薄くなるように着色顔料を配合する
ことが好ましい。
【0023】着色塗料(A1)には、さらに必要に応じ
て、沈降防止剤、硬化触媒、表面調整剤、紫外線吸収剤
等の塗料用添加剤を添加することができる。
【0024】着色塗料(A1)は、100℃以下の温度
でも貯蔵中に架橋反応が進行することがあるので、化合
物(a)及び化合物(b)と化合物(c)とを予め分離
しておき、塗装する24時間前、好ましくは1〜10時
間前にこれらを混合することが好ましい。
【0025】本発明において、ベ−スコ−ト(A)とし
て、上記の着色塗料(A1)に代えて、エポキシ基含有
化合物(d)、水酸基含有化合物(e)、フェニルシラ
ノ−ル系化合物(b)及びアルミニウムキレ−ト化合物
(c)を含有する着色塗料(A2)を使用することがで
きる。
【0026】これらの成分のうち、フェニルシラノ−ル
系化合物(b)及びアルミニウムキレ−ト化合物(c)
は、上記の着色塗料(A1)で説明したフェニルシラノ
−ル系化合物(b)及びアルミニウムキレ−ト化合物
(c)が適用できる。
【0027】エポキシ基含有化合物(d)は、1分子中
に2個以上のエポキシ基を含有する化合物で、水酸基を
実質的に有していない。具体的には、化合物(a)で例
示したエポキシ基含有単量体、さらに必要に応じてその
他のビニル単量体を併用して、これらを通常の方法で
(共)重合せしめることにより調製できる。
【0028】化合物(d)におけるエポキシ基含有単量
体とその他のビニル単量体との比率は、両単量体の合計
を基準に、エポキシ基含有単量体は30〜100重量
%、その他のビニル単量体は70〜0重量%が好まし
い。また、化合物(d)の数平均分子量は約3000〜
約200000が適している。
【0029】エポキシ基含有化合物(d)として、さら
に、ジシクロペンタジエンジオキサイド、ビス(2,3
エポキシ−シクロペンテニル)エ−テル、エチレングリ
コ−ルのビスエポキシジシクロペンチルエ−テル、3,
4エポキシ−6−メチルシクロヘキシル−メチル−シク
ロヘキサンカルボキシレ−ト、ビス(3,4−エポキシ
−6−メチル−シクロヘキシルメチル)アジペ−ト等も
使用できる。
【0030】水酸基含有化合物(e)は、1分子中に2
個以上の水酸基を含有する化合物で、エポキシ基を実質
的に有していない。具体的には、化合物(a)で例示し
た水酸基含有単量体、さらに必要に応じてその他のビニ
ル単量体を使用して、これらを通常の方法で(共)重合
せしめることにより調製できる。
【0031】化合物(e)において水酸基含有単量体と
その他のビニル単量体との比率は、両単量体の合計を基
準に、水酸基含有単量体は20〜100重量%、その他
のビニル単量体は80〜0重量%であることが好まし
い。また、化合物(e)の数平均分子量は約3000〜
約200000が適している。
【0032】着色塗料(A2)において、化合物(d)
と化合物(e)との構成比率は、これらの両化合物の合
計量を基準に、固形分比で、化合物(d)は20〜60
重量%、化合物(e)は40〜80重量%が適してい
る。また、化合物(d)と化合物(e)との合計100
重量部あたり、フェニルシラノ−ル系化合物(b)は
0.5〜10部、特に2〜5部、アルミニウムキレ−ト
化合物(c)は0.1〜10重量部、特に1〜5重量部
の範囲内がそれぞれ好ましい。
【0033】着色塗料(A2)は、さらに着色塗料(A
1)で例示した着色顔料を含有しており、これらの着色
顔料から選ばれ1種もしくは2種以上を用いて任意の色
調に調整できるが、フリップフロップ性を効果的に発現
させるために、その塗膜の明るさ(明度)がL値で0〜
40、特に0〜25の範囲内にあることが好ましい。そ
して、着色塗料(A2)の単独塗膜の下地隠蔽膜厚が4
0μm程度もしくはそれより薄くなるように着色顔料を
配合することが好ましい。
【0034】着色塗料(A2)には、さらに必要に応じ
て、沈降防止剤、硬化触媒、表面調整剤、紫外線吸収剤
等の塗料用添加剤を添加することができる。
【0035】着色塗料(A2)は、100℃以下の温度
でも貯蔵中に架橋反応が進行することがあるので、化合
物(d)、化合物(e)及び化合物(b)と化合物
(c)とを予め分離しておき、塗装する24時間前、好
ましくは1〜10時間前にこれらを混合することが好ま
しい。
【0036】ベ−スコ−ト(A)としての着色塗料(A
1)及び着色塗料(A2)は、上記した成分を有機溶剤
に混合、分散せしめることにより調製でき、粘度を10
〜30秒(フォ−ドカップ#4/20℃)に調整し、エ
アスプレ−、エアレススプレ−、静電塗装などの噴霧塗
装機で塗装することができる。その塗装膜厚は、硬化塗
膜で10〜40μm程度である。
【0037】本発明は、ベ−スコ−ト(A)の未硬化も
しくは硬化の塗膜面に、メタリック塗膜を形成させるた
めにメタリック塗料(B)を塗装する。
【0038】メタリック塗料(B)は、メタリック顔料
として厚さ0.01〜0.2μm、アスペクト比100
〜300のアルミニウム薄片を使用し、かつこのアルミ
ニウム薄片100重量部あたりの樹脂組成物の配合比率
が400重量部以下の塗料である。
【0039】このアルミニウム薄片は、厚さが0.01
〜0.2μm、好ましくは0.03〜0.1μm、アス
ペクト比が100〜300、好ましくは150〜250
の範囲内にあることが好ましく、長手方向の寸法は2〜
50μm、特に10〜20μmが適している。一方、通
常のメタリック塗料に使用されているアルミニウムフレ
−クは、厚さが0.2μmより大きく、しかもアスペク
ト比が80〜100であって、上記アルミニウム薄片よ
り肉厚である。
【0040】アルミニウム薄片は、例えば、プラスチッ
クや他の金属などの基材に蒸着し、それを剥離してなる
フィルム状又はシ−ト状のもの(厚さは0.01〜0.
2μm、好ましくは0.03〜0.1μm)を、粉砕又
は細断することにより容易に得られ、個々の薄片の表面
は平滑性にすぐれている。
【0041】メタリック塗料(B)で使用する溶剤とし
ては、有機溶剤及び(又は)水が使用でき、有機溶剤と
しては、例えば、炭化水素系、エステル系、エ−テル
系、アルコ−ル系、ケトン系等の通常の塗料用溶剤が使
用できる。
【0042】アルミニウム薄片と溶剤との比率は、両成
分の合計量を基準に、前者は0.1〜10重量%、特に
0.5〜2重量%、後者は99.9〜90重量%、特に
99.5〜98重量%が適している。
【0043】メタリック塗料(B)は、アルミニウム薄
片及び溶剤を必須成分とするが、さらに樹脂組成物、着
色顔料、沈降防止剤、静電助剤等を必要に応じて配合す
ることができる。
【0044】樹脂組成物として、水酸基等の架橋性官能
基を有するポリエステル樹脂、アルキド樹脂、アクリル
樹脂、ビニル樹脂にメラミン樹脂等の架橋剤とからなる
熱硬化性樹脂組成物があげられる。
【0045】また、水酸基含有樹脂とポリイソシアネ−
ト化合物とからなる2液型の樹脂組成物も好適に使用す
ることができる。
【0046】水酸基含有樹脂として、水酸基を1分子中
に2個以上有するアクリル樹脂、ポリエステル樹脂など
が好適に使用できる。この水酸基はポリイソシアネ−ト
化合物とウレタン化架橋反応してメタリック塗膜を硬化
させるためのものであり、さらにカルボキシル基が併存
するとこの反応がさらに促進される。
【0047】水酸基含有アクリル樹脂は、アクリル系単
量体及び水酸基含有単量体を用い、さらに必要に応じて
カルボキシル基含有単量体、その他の単量体等を併用
し、これらを通常の方法で共重合せしめることにより調
製できる。
【0048】アクリル系単量体として、(メタ)アクリ
ル酸のアルキル(C1 〜 2 2 )エステル、(メタ)ア
クリル酸のアルコキシ(C1 〜 1 0 )エステル等があ
げられる。水酸基含有単量体は1分子中に水酸基および
重合性二重結合を有する化合物で、例えば、ヒドロキシ
エチル(メタ)アクリレ−ト、ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレ−ト等の(メタ)アクリル酸のヒドロキシ
アルキル(C2 〜 5)エステルなどがあげられる。カル
ボキシル基含有単量体は1分子中にカルボキシル基およ
び重合性二重結合を有する化合物で、例えば、アクリル
酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸などがあげら
れる。
【0049】その他の単量体はこれら以外の1分子中に
1個以上の重合性二重結合を有する化合物で、例えば、
グリシジル(メタ)アクリレ−ト、アリルグリシジルエ
−テル、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエ
ン、ビニルピリジン、アクリルアミド、N−ブトキシジ
メチルアクリルアミド、アクリロニトリル等があげられ
る。
【0050】水酸基含有アクリル樹脂の数平均分子量は
3000〜100000、特に5000〜50000、
水酸基価は5〜200mgKOH/g、特に20〜12
0mgKOH/g、酸価は0〜200mgKOH/g、
特に15〜100mgKOH/gの範囲内が適してい
る。
【0051】水酸基含有ポリエステル樹脂は多塩基酸と
多価アルコ−ルとをアルコ−ル過剰でエステル化反応せ
しめることにより得られる。多塩基酸は1分子中に2個
以上のカルボキシル基を有する化合物であって、例え
ば、フタル酸、イソフタル酸、テトラヒドロフタル酸、
ヘキサヒドロフタル酸、マレイン酸、フマル酸、トリメ
リット酸、メチレントリシクロヘキセントリカルボン
酸、ピロメリット酸、イタコン酸、アジピン酸、セバシ
ン酸、アゼライン酸、ハイミック酸、コハク酸、ヘット
酸及びこれらの無水物等があげられる。多価アルコ−ル
は1分子中に2個以上の水酸基を有する化合物であっ
て、例えば、エチレングリコ−ル、ジエチレングリコ−
ル、トリエチレングリコ−ル、プロピレングリコ−ル、
ネオペンチルグリコ−ル、ブチレングリコ−ル、ヘキサ
ンジオ−ル、トリメチロ−ルエタン、トリメチロ−ルプ
ロパン、ペンタエリスリト−ル、ソルビト−ル等があげ
られる。さらに、一塩基酸、脂肪酸、油成分などで変性
したものも包含される。
【0052】ポリエステル樹脂への水酸基の導入は1分
子中に3個以上の水酸基を有する多価アルコ−ル、また
カルボキシル基の導入は1分子中に3個以上のカルボキ
シル基を有する多塩基酸を併用することによって行なわ
れる。さらに、ポリエステル樹脂の水酸基の一部に多塩
基酸をハ−フエステル化反応することによってもカルボ
キシル基を導入することができる。
【0053】ポリエステル樹脂はこれらの成分を通常の
方法でエステル化反応することにより得られ、数平均分
子量は1000〜50000、特に2000〜3000
0、水酸基価は5〜200mgKOH/g、特に15〜
120mgKOH/g、酸価は0〜200mgKOH/
g、特に5〜100mgKOH/gが適している。
【0054】水酸基含有樹脂として、ポリプロピレン等
のポリオレフィン樹脂(数平均分子量約1000〜50
000)の塩素化物(塩素化率0.5〜50%)に上記
のアクリル系単量体、水酸基含有単量体を必須成分と
し、必要に応じてこれ以外の単量体などをグラフト重合
せしめた重合体も包含される。これらのグラフト重合体
の数平均分子量は1000〜50000、特に2000
〜40000、水酸基価は5〜200mgKOH/g、
特に15〜120mgKOH/g、酸価は0〜200m
gKOH/g、特に5〜100mgKOH/gが適して
いる。
【0055】水酸基含有樹脂とポリイソシアネ−ト化合
物とからなる2液型の樹脂組成物にウレタン化触媒とし
て、3級アミン、有機スズ化合物を併用できる。さら
に、セルロ−スアセテ−トブチレ−ト(CAB)を含有
させると、アルミニウム薄片の配向性が向上する。
【0056】ポリイソシアネ−ト化合物は、1分子中に
2個以上のイソシアネ−ト基を有する化合物であり、か
つその分子量は1000未満、特に150〜800の範
囲内にあることが好ましい。具体的には、トリレンジイ
ソシアネ−ト、ジフェニルメタンジイソシアネ−ト、キ
シリレンジイソシアネ−ト、テトラメチレンジイソシア
ネ−ト、ヘキサメチレンジイソシアネ−ト、トリメチル
ヘキサンジイソシアネ−ト、イソホロンジイソシアネ−
ト、メチルシクロヘキサン2,4−(ないし2,6
−))ジイソシアネ−ト、4,4´−メチレンビス(シ
クロヘキシルイソシアネ−ト)、1,3−ジ(イソシア
ネ−トメチル)シクリヘキサンなどの脂肪族、芳香族、
肪環族のポリイソシアネ−ト化合物(単量体)があげら
れる。さらに、これらのポリイソシアネ−ト化合物と多
価アルコ−ル、ポリアミン、ポリエステルポリオ−ル、
ポリエ−テルポリオ−ル、アクリルポリオ−ル、ポリア
ミン、水などとイソシアネ−ト基過剰に反応させてなる
分子量が上記範囲内に含まれるプレポリマ−も使用でき
る。
【0057】水酸基含有樹脂とポリイソシアネ−ト化合
物とからなる2液型の樹脂組成物は100℃以下の温度
で架橋反応が容易に進行するので、この両成分を予め分
離しておき、塗装する24時間前、好ましくは1〜10
時間前にこれらを混合することが好ましい。両成分の混
合比率は、イソシアネ−ト基と水酸基とがほぼ等モルに
なることが最も好ましい。
【0058】メタリック塗料(B)における樹脂組成物
として、りん酸基含有樹脂組成物も好適に使用できる。
【0059】「りん酸基含有樹脂組成物」として、例え
ば、下記に示すものがあげられる。 (P−1) りん酸基含有不飽和単量体単位及び水酸基
含有不飽和単量体単位を構成成分として含有する1分子
中にりん酸基及び水酸基を含有する重合体。
【0060】(P−2) 高分子分散安定剤の有機溶剤
溶液中に重合体粒子が分散してなり、該重合体粒子がり
ん酸基含有不飽和単量体単位を構成成分として含有する
重合体粒子であるりん酸基含有非水分散液。
【0061】重合体(P−1)の調製に使用されるりん
酸基含有不飽和単量体は、重合性不飽和結合および式
[−OPO(OH)(R1 ) 式中、R1 は水酸基、フ
ェニル基または炭素数1〜20のアルキル基である]で
示されるりん酸基を1分子中にそれぞれ少なくとも1個
ずつ併有する化合物である。
【0062】かかるりん酸基含有不飽和単量体として
は、例えば、(2−アクリロイルオキシエチル)アシッ
ドホスフェ−ト、(2−メタクリロイルオキシエチル)
アシッドホスフェ−ト、(2−アクリロイルオキシプロ
ピル)アシッドホスフェ−ト、(2−メタクリロイルオ
キシプロピル)アシッドホスフェ−ト、10−アクリロ
イルオキシデシルアシッドホスフェ−ト、10−メタク
リロイルオキシデシルアシッドホスフェ−トなどの(メ
タ)アクリロイルオキシアルキル(炭素数2〜20)ア
シッドホスフェ−トなどがあげられる。さらに、グリシ
ジル(メタ)アクリレ−トとモノアルキル(炭素数1〜
20)リン酸との等モル付加物もりん酸基含有不飽和単
量体として使用できる。
【0063】また、重合体(P−1)の調製に使用され
る水酸基含有不飽和単量体は、1分子中に水酸基および
重合性不飽和結合を有する化合物であり、例えば、ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリレ−ト、ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレ−ト、ヒドロキシブチル(メタ)ア
クリレ−トなどの炭素数2〜20のグリコ−ルと(メ
タ)アクリル酸とのモノエステルなどがあげられる。
【0064】重合体(P−1)は、上記のりん酸基含有
不飽和単量体および水酸基含有不飽和単量体を必須成分
とし、さらに必要に応じてその他の単量体および/また
はN−アルコキシメチルアミド基含有単量体などを共重
合せしめることにより製造することができる。
【0065】重合体(P−1)の製造に際して必要に応
じて用いられるその他の単量体は、上記のりん酸基含有
不飽和単量体、水酸基含有不飽和単量体および下記のN
−アルコキシメチルアミド基含有単量体以外の重合性不
飽和化合物であって、例えば、(メタ)アクリル酸と炭
素数1〜22の1価アルコ−ルとのモノエステル化物、
オレフィン、スチレン、アクリロニトリル、酢酸ビニ
ル、塩化ビニル、(メタ)アクリル酸、マレイン酸、無
水マレイン酸などがあげられる。
【0066】上記N−アルコキシメチルアミド基含有単
量体は、1分子中にN−アルコキシメチルアミド基およ
び重合性不飽和結合を有する化合物であり、例えば、N
−メトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−エトキ
シメチル(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル
(メタ)アクリルアミド、N−プロポキシメチル(メ
タ)アクリルアミドなどがあげられる。
【0067】重合体(P−1)は、以上に述べた単量体
をそれ自体既知の方法、例えば溶液重合によって共重合
することにより製造することができる。その際のりん酸
基含有単量体と水酸基含有単量体との使用比率は、該両
単量体の合計重量に基いて、前者は10〜90%、特に
20〜80%、そして後者は90〜10%、特に80〜
20%の範囲内が好ましい。また、その他の単量体の使
用量は、該両単量体の合計100重量部あたり、100
0重量部以下、特に10〜500重量部の範囲内、ま
た、N−アルコキシメチルアミド基含有単量体の使用量
は500重量部以下、特に10〜300重量部の範囲内
が適している。
【0068】重合体(P−1)は、水酸基価が5〜15
0、特に10〜100mgKOH/g、りん酸基に基づ
く酸価は10〜150、特に20〜130mgKOH/
g、そいて数平均分子量は1000〜100000、特
に3000〜50000の範囲内にあることが好まし
い。この重合体(P−1)は、N−アルコキシメチルア
ミド基含有単量体を併用することにより自己架橋性とす
ることができる。
【0069】分散液(P−2)における重合体粒子は、
りん酸基含有不飽和単量体を、必要に応じてその他の単
量体と共に重合することにより形成することができる。
【0070】重合体粒子の構成成分であるりん酸基含有
不飽和単量体としては、例えば、重合体(P−1)で説
明した、式[−OPO(OH)(R1 )]で示されるり
ん酸基および重合性不飽和結合を併有する化合物が使用
できる。
【0071】また、式[CH2 =CX−CO−(YO)
n−OPO(OH)2 式中、Xは水素原子またはメチ
ル基であり、Yは炭素数2〜4のアルキレン基であり、
nは3〜30の整数である)]で示される化合物もりん
酸基含有不飽和単量体として使用することができ、これ
らの具体例としては、アシッドホスホキシヘキサ(もし
くはドデカ)(オキシプロピレン)モノメタクリレ−ト
などがあげられる。
【0072】りん酸基含有重合性不飽和単量体と共重合
可能な他の単量体としては、1分子中に少なくとも1個
の重合性不飽和結合を有する化合物を用いることがで
き、具体的には、例えば、(メタ)アクリル酸のC
1 〜 18アルキルエステル類;(メタ)アクリル酸グリ
シジルエステル;(メタ)アクリル酸のC2〜8 アルケ
ニルエステル類;(メタ)アクリル酸のC2〜8 ヒドロ
キシアルキルエステル類;(メタ)アクリル酸のC
3〜18アルケニルオキシアルキルエステル類;(メタ)
アクリル酸のC2〜8 ヒドロキシアルキルエステル類と
カプロラクトンとのエステル類;グリコ−ルと(メタ)
アクリル酸とのジエステル類;ビニル芳香族化合物;
α,β−エチレン性不飽和酸;(メタ)アクリル酸アミ
ド類;(メタ)アクリロニトリル、ビニルプロピオネ−
ト、イソシアネ−トエチル(メタ)アクリレ−ト、パ−
フルオロシクロヘキシル(メタ)アクリレ−ト、N−メ
チル−p−スチレンスルホンアミド、γ−メタクリロキ
シプロピルトリメトキシシランなどがあげられる。 非
水分散液(P−2)における重合体粒子を調製するため
のりん酸基含有重合性不飽和単量体とその他の共重合可
能な単量体との使用比率は、両単量体の合計を基準にし
て、前者は0.1〜100重量%、特に0.5〜50重
量%、さらに特に3〜30重量%、そして後者は99.
9〜0重量%、特に99.5〜50重量%、さらに特に
97〜70重量%の範囲内とするのが好ましい。
【0073】非水分散液(P−2)は、高分子分散安定
剤の有機溶剤溶液中で上記単量体成分を粒子状に重合せ
しめることにより調製することができ、その結果、高分
子分散安定剤の有機溶剤溶液中に単量体成分に由来する
重合体粒子が分散してなる非水分散液が得られる。
【0074】高分子分散安定剤は、重合体粒子を安定に
分散せしめるためのものであり、該分散液中の有機溶剤
とは相溶するが、併存するりん酸基含有重合性不飽和単
量体単位を構成成分とする重合体粒子とは殆ど相溶しな
いものが用いられる。
【0075】かかる高分子分散安定剤としては、1)1
2−ヒドロキシステアリン酸などの水酸基含有脂肪酸の
自己縮合ポリエステル樹脂に、(メタ)アクリル酸グリ
シジルエステルを付加して重合性不飽和結合を導入した
ポリエステルマクロモノマ−(1a)、およびこのマク
ロモノマ−(1a)に重合性単量体を重合させてなるポ
リマ−(1b);2)上記マクロモノマ−(1a)に、
(メタ)アクリル酸グリシジルエステルを含む単量体を
重合し、さらにこの重合体中のグリシジル基にエチレン
性不飽和酸を付加して重合性不飽和結合を導入したポリ
マ−;3)水酸基含有アクリル樹脂;4)重合性不飽和
結合を導入した水酸基含有アクリル樹脂;5)ミネラル
スピリット許容率の高いアルキルエ−テル化メラミン樹
脂;6)油変性アルキド樹脂や重合性不飽和結合を導入
した油変性アルキド樹脂;7)重合性不飽和結合を有す
るセルロ−スアセテ−トブチレ−トなどがあげられる。
【0076】これらの分散安定剤は一般に約1,000
〜約50,000、特に約3,000〜約20,000
の範囲内の重量平均分子量を有していることが好まし
い。
【0077】これらの分散安定剤のうち、脂肪族炭化水
素のような低極性有機溶剤に容易に溶解しかつ耐候性な
ども良好な上記3)、4)などに示したアクリル樹脂系
のものが特に好ましい。
【0078】また、非水分散液(P−2)の調製に用い
られる有機溶剤は、高分子分散安定剤を溶解しかつ重合
体粒子を実質的に溶解することなく分散せしめることの
できるものであり、例えば、沸点が約150℃以下の炭
化水素系溶剤、エステル系溶剤、ケトン系溶剤、アルコ
−ル系溶剤、エ−テル系溶剤などがあげられる。
【0079】非水分散液(P−2)は、前記の高分子分
散安定剤を有機溶剤に溶解し、ついで、りん酸基含有重
合性不飽和単量体を含有する単量体成分を分散重合する
ことにより調製することができる。非水分散液(P−
2)において、りん酸基含有重合性不飽和単量体を含有
する単量体成分に由来する重合体粒子の平均粒径は、通
常、0.01〜1μmの範囲内にあることが好ましい。
【0080】高分子分散安定剤の有機溶剤溶液中におけ
る分散重合は、既知のラジカル重合法などによって行う
ことができ、これらの成分の構成比率は、例えば、高分
子分散安定剤と単量体成分との比率は、該両成分の合計
固形分重量を基準にして、高分子分散安定剤は0.1〜
70%、特に5〜50%、そして単量体成分は99.9
〜30%、特に95〜50%の範囲内にあるのが適して
いる。また、該分散安定剤と単量体成分との合計固形分
と有機溶剤との比率は、前者は5〜60%、そして後者
は95〜40%の範囲内にあるのが適している。
【0081】高分子分散安定剤および/または重合体粒
子の分子中に水酸基などの架橋性官能基が存在する場
合、非水分散液(P−2)に架橋剤を配合することによ
り、三次元に架橋した塗膜を形成することができる。
【0082】重合体粒子を調製するための単量体成分に
おいて、りん酸基含有重合性不飽和単量体と共に、1分
子中に重合性不飽和結合を2個以上有する単量体を併用
したり、N−アルコキシメチル化アクリルアミドのよう
な自己架橋反応性基を有する単量体を使用して、粒子内
架橋することができる。
【0083】メタリック塗料(B)において、これらの
各成分の配合比率は、アルミニウム薄片100重量部あ
たり、樹脂組成物は400重量部以下、特に200〜3
00重量部が適しており、着色顔料は0〜50重量部、
特に1〜10重量部の範囲内が適している。
【0084】メタリック塗料(B)は、アルミニウム薄
片および溶剤を必須成分とし、必要に応じて樹脂成分、
着色顔料などを配合してなり、噴霧塗装時における固形
分含有率が0.5〜10重量%、そして粘度を5〜17
秒(フォ−ドカップ#4/20℃)に調整し、これをエ
アレススプレ−、エアスプレ−、静電塗装などで膜厚が
固形分塗膜で約0.1〜約1μmになるように、塗料
(A)の硬化もしくは未硬化の塗膜面に塗装し、この塗
料(B)の塗膜を、必要に応じて室温〜100℃で数分
間放置したのち、未硬化の状態で、または約100〜約
180℃、好ましくは約120〜約160℃で約10〜
約40分加熱して硬化させたのち、該塗面にクリヤ塗料
(C)を塗装することにより行われる。
【0085】本発明において、メタリック塗料(B)を
塗装し加熱処理した後、その塗膜面から、塗膜中のアル
ミニウム薄片の一部分が飛び出していることがあるの
で、クリヤ塗料(C)を塗装する前に、該塗面を布や柔
らかい刷毛などでワイピング(拭き取る)するなどして
これらを取り除いておくと、より一層鏡面仕上げにすぐ
れた塗面が得られるので好ましい。
【0086】クリヤ塗料(C)は、未硬化または加熱硬
化させたメタリック塗料(B)の塗膜面に塗装する塗料
であり、樹脂成分および溶剤を必須成分とし、必要に応
じて着色顔料などを配合してなる無色もしくは有色の透
明塗膜を形成する熱硬化性塗料である。
【0087】クリヤ塗料(C)における樹脂成分は、基
体樹脂および架橋剤から構成されている。基体樹脂とし
て、例えば、水酸基、カルボキシル基、シラノ−ル基、
エポキシ基などの架橋性官能基を有するアクリル樹脂、
ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、ウレタン樹脂、シリ
コン含有樹脂などの樹脂があげられ、特に架橋性官能基
を有するアクリル樹脂が好適である。また、架橋剤とし
ては、上記の官能基と反応しうるメラミン樹脂、尿素樹
脂、(ブロック)ポリイソシアネ−ト化合物、エポキシ
基含有化合物または樹脂、カルボキシル基含有化合物ま
たは樹脂、酸無水物、アルコキシシラン基含有化合物ま
たは樹脂などがあげられる。基体樹脂と架橋剤の比率
は、両成分の合計量を基準に、基体樹脂は50〜90重
量%、特に65〜85重量%、架橋剤は50〜10重量
%、特に35〜5重量%の範囲内が適している。
【0088】クリヤ塗料(C)は、粘度を20〜30秒
(フォ−ドカップ#4/20℃)、固形分含有率を30
〜80重量%に調整し、これをエアレススプレ−、エア
スプレ−、静電塗装などで膜厚が硬化塗膜で約5〜約1
00μm、好ましくは約20〜約80μmになるよう
に、未硬化もしくは硬化したメタリック塗料(B)の塗
膜面に塗装し、80〜約100℃で約10〜約40分加
熱して、クリヤ塗膜を架橋硬化させることによって、本
発明のメタリック塗膜が形成される。
【0089】本発明のメタリック仕上げ法を行う被塗物
として、自動車の車体外板、ホイ−ル、ドアミラなどの
金属製もしくはプラスチック製の被塗物、またはこれら
の被塗物にカチオン電着塗料などの下塗塗料や中塗塗料
(省略可能)を塗装し、硬化させてなる被塗物などがあ
げられる。そして、これらの被塗物に、ベ−スコ−ト塗
料(A)、メタリック塗料(B)およびクリヤ塗料
(C)を順次塗装して、3コ−ト1ベイク(3C1
B)、3コ−ト2ベイク(3C2B)または3コ−ト3
ベイク(3C3B)方式により3層塗膜を形成させるこ
とにより、本発明のメタリック仕上げ法が達成される。
【0090】
【発明の効果】1.ベ−スコ−ト塗料(A)、メタリッ
ク塗料(B)及びクリヤ塗料(C)からなる3層塗膜に
おいて、メタリック塗料(B)に含まれるアルミニウム
薄片はベ−スコ−ト塗料(A)の塗面全体に均一にかつ
塗面に対して平行に配向し、その結果、従来のアルミニ
ウムフレ−クを用いた塗膜に比べて、白く、金属光沢に
すぐれ、しかもフリップフロップ性の強いメタリック塗
膜が形成できた。
【0091】2.ベ−スコ−ト塗料(A)として、明度
L値40以下とし、さらに好ましくは色相aが−20〜
+20、bが−20〜+20に調整し、しかもメタリッ
ク塗料(B)の膜厚を固形分で0.1〜1μmと薄くす
ると、フリップフロップ性が一層に強いメタリック塗膜
が形成できる。
【0092】3.メタリック塗料(B)としてアクリル
樹脂、ポリイソシアネ−ト化合物およびりん酸基含有樹
脂を含有せしめることにより、アルミニウム薄片による
白く、金属光沢にすぐれ、しかもフリップフロップ性の
強いメタリック塗膜が形成できると共に、ベ−スコ−ト
塗料(A)、メタリック塗料(B)及びクリヤ塗料
(C)からなる3層塗膜の層間付着性を改良することが
可能である。
【0093】
【実施例】本発明に関する実施例及び比較例について説
明する。部及び%はいずれも重量を基準にしており、塗
膜の膜厚は硬化塗膜についてである。
【0094】1.試 料 1)被塗物 表面を清浄したABS樹脂板(大きさ10×15×0.
8mm)。
【0095】2)ベ−スコ−ト塗料(A1) a:エポキシ基及び水酸基を有するアクリル樹脂(注
1)100部(固形分)、ジフェニルシランジオ−ル4
部、トリス(アセチルアセトナト)アルミニウム3部、
チタン白顔料30部、カ−ボンブラック3部を有機溶剤
(キシレン/トルエン=1/1重量比)に混合し、粘度
15秒(フォ−ドカップ#4/20℃)に調整した。こ
の単独塗膜の下地隠蔽膜厚は20μmで、明度(L値)
は15である。
【0096】(注1)エポキシ基及び水酸基を有するア
クリル樹脂:エポキシ基含有ビニルモノマ−(下記式)
200部、2−ヒドロキシエチルメタクリレ−ト100
部、n−ブチルアクリレ−ト700部及びアゾビスイソ
ブチロニトリル10部の混合物をキシレン1000部に
滴下し110℃で反応させたもので、数平均分子量は3
0000である。
【0097】
【化4】
【0098】3)ベ−スコ−ト塗料(A2) b:エポキシ基含有アクリル樹脂(注2)50部(固形
分)、水酸基含有アクリル樹脂(注3)50部(固形
分)、ジフェニルシランジオ−ル3部、トリス(アセチ
ルアセトナト)アルミニウム4部、チタン白顔料30
部、カ−ボンブラック3部を有機溶剤(キシレン/トル
エン=1/1重量比)に混合し、粘度15秒(フォ−ド
カップ#4/20℃)に調整した。この単独塗膜の下地
隠蔽膜厚は20μmで、明度(L値)は15である。
【0099】(注2)エポキシ基含有アクリル樹脂:エ
ポキシ基含有ビニルモノマ−(上記注1の式で示される
もの)200部、スチレン100部、n−ブチルアクリ
レ−ト700部及びアゾビスイソブチロニトリル10部
の混合物をキシレン1000部に滴下し110℃で反応
させてなる数平均分子量30000のエポキシ基含有ア
クリル樹脂。
【0100】(注3)水酸基含有アクリル樹脂:2−ヒ
ドロキシエチルメタクリレ−ト100部、スチレン30
0部、n−ブチルアクリレ−ト600部およびアゾビス
イソブチロニトリル10部の混合物をキシレン1000
部に滴下し110℃で反応させてなる数平均分子量30
000の水酸基含有アクリル樹脂。
【0101】4)ベ−スコ−ト塗料(比較用) c:「ソフレックス5000エナメル」(関西ペイント
社製、商品名、水酸基含有アクリル樹脂及びジイソシア
ネ−ト化合物含有2液型塗料で、この単独塗膜の下地隠
蔽膜厚は20μmで、明度(L値)は15である)。
【0102】5)メタリック塗料(B) a:水酸基含有アクリル樹脂(水酸基価54、酸価1
4、数平均分子量48000)80部、ヘキサメチレン
ジイソシアネ−トの3量体20部、りん酸基含有アクリ
ル樹脂(注4)6部、アルミニウム薄片(厚さ0.03
〜0.1μm、アスペクト比150〜250、長手方向
寸法10〜20μm)50部を酢酸ブチル/3−メトキ
シブチルアセテ−ト(等重量混合液)に混合分散してな
る固形分含有率1%に調整したメタリック塗料。
【0103】(注4)りん酸基含有アクリル樹脂:スチ
レン20部、n−ブチルアクリレ−ト10部、ヒドロキ
シエチルアクリレ−ト10部、ラクトンとヒドロキシエ
チルアクリレ−トととの等モル付加物10部、アシッド
ホスホキシエチルメタクリレ−ト30部、ラウリルメタ
クリレ−ト20部をキシレンとブタノ−ルとの等重量混
合溶剤中で重合してなるりん酸基及び水酸基を含有する
樹脂である。酸価140、水酸基価60、数平均分子量
25000である。
【0104】b:水酸基含有アクリル樹脂(水酸基価5
4、酸価14、数平均分子量48000)80部、ヘキ
サメチレンジイソシアネ−トの3量体20部、りん酸基
含有アクリル樹脂(注4)6部、アルミニウムフレ−ク
(厚さ0.5〜0.8μm、アスペクト比80〜10
0、長手方向寸法10〜20μm)10部を酢酸ブチル
/3−メトキシブチルアセテ−ト(等重量混合液)に混
合分散してなる粘度10秒(フォ−ドカップ#4/20
℃)、固形分含有率15%に調整した。比較用。6)ク
リヤ塗料(C) a:「ソフレックス5000クリヤ」(関西ペイント社
製、商品名、水酸基含有アクリル樹脂及びジイソシアネ
−ト化合物含有2液型塗料で、無色透明塗膜を形成す
る)。
【0105】2.実施例及び比較例 被塗物にベ−スコ−ト塗料(A1)又は(A2)を20
μmの膜厚に塗装し、80℃で30分加熱してその塗膜
を硬化させてから、その塗面にメタリック塗料(B)を
0.2μmの膜厚に塗装し、室温で20分放置してから
80℃で30分加熱した後に、その塗面にクリヤ塗料
(C)を30〜40μmの膜厚に塗装し、80℃で30
分加熱してその塗膜を硬化させた。
【0106】このようにして形成した複層塗膜の性能試
験を行い、その結果を表1に示した。ベ−スコ−ト
(A)、メタリック塗料(B)及びクリヤ塗料(C)の
塗装工程も併せて示した。
【0107】
【表1】
【0108】表1における塗膜試験方法は下記のとおり
である。
【0109】FF性:フリップフロップ性のことで、塗
面を正面および斜め方向から見たときのアルミニウムに
よる白さの変化を目視観察した結果である。○は正面で
は白く、斜め方向では黒っぽく見え、その差が大きいこ
とを示し、△は正面ではやや白く、斜め方向ではやや黒
っぽく見え、その差が少ないことを示し、×は正面と斜
め方向での差が殆ど認められないことを示す。
【0110】付着性:塗膜に素地に達するようにカッタ
−で切り込み線を入れて、大きさが2mm×2mmのゴ
バン目を100個作り、その塗面に粘着セロハンテ−プ
を貼着し、20℃でそれを急激に剥離した後のゴバン目
塗膜の残存数を観察した。○はゴバン目塗膜が100個
残存していた、△は99〜90個残存していた、×は8
9個以下残存していたことを示す。
【0111】光 沢:目視観察結果である。○は光沢良
好、△は光沢少し劣る、×は光沢非常に劣るを示す。
【0112】白 さ:塗面を正面から観察した結果であ
り、○は白い、△はやや白い、×は白さが非常に劣るこ
とを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 5/38 C09D 5/38 133/14 133/14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベ−スコ−ト塗料(A)、メタリック塗料
    (B)及びクリヤ塗料(C)を順次塗装して複層塗膜を
    形成するにあたり、ベ−スコ−ト塗料(A)として、同
    一分子中にエポキシ基及び水酸基を含有する化合物
    (a)、フェニルシラノ−ル系化合物(b)及びアルミ
    ニウムキレ−ト化合物(c)を含有する着色塗料(A
    1)を使用し、また、メタリック塗料(B)におけるメ
    タリック顔料として、厚さ0.01〜0.2μm、アス
    ペクト比100〜300のアルミニウム薄片を使用し、
    かつこのアルミニウム薄片100重量部あたりの樹脂組
    成物の配合比率が固形分で400重量部以下であること
    を特徴とする複層塗膜形成方法。
  2. 【請求項2】ベ−スコ−ト塗料(A)が、エポキシ基含
    有化合物(d)、水酸基含有化合物(e)、フェニルシ
    ラノ−ル系化合物(b)及びアルミニウムキレ−ト化合
    物(c)を含有する着色塗料(A2)である請求項1記
    載の複層塗膜形成方法。
  3. 【請求項3】ベ−スコ−ト塗料(A)の塗膜の明るさ
    (明度)が、L値で0〜40である請求項1又は2に記
    載の複層塗膜形成方法。
  4. 【請求項4】メタリック塗料(B)が、噴霧塗装時にお
    ける固形分含有率が0.5〜10重量%の有機溶剤系塗
    料である請求項1又は2に記載の複層塗膜形成方法。
  5. 【請求項5】メタリック塗料(B)の塗装膜厚が、乾燥
    塗膜で0.1〜1μmである請求項1又は2に記載の複
    層塗膜形成方法。
  6. 【請求項6】ベ−スコ−ト塗料(A)の硬化もしくは未
    硬化の塗面に、メタリック塗料(B)を塗装し、80〜
    120℃で10〜40分加熱して乾燥させた後、クリヤ
    塗料(C)を塗装し、80〜120℃で10〜40分加
    熱して塗膜を硬化せしめる請求項1または2に記載の複
    層塗膜形成方法。
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