JP2000083894A - 内視鏡用送気装置 - Google Patents

内視鏡用送気装置

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JP2000083894A
JP2000083894A JP10258477A JP25847798A JP2000083894A JP 2000083894 A JP2000083894 A JP 2000083894A JP 10258477 A JP10258477 A JP 10258477A JP 25847798 A JP25847798 A JP 25847798A JP 2000083894 A JP2000083894 A JP 2000083894A
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air
closed space
pressure
supply device
air supply
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Satoshi Takami
敏 高見
Junji Usami
準二 宇佐美
Hideto Kurosawa
秀人 黒澤
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Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内視鏡用送気装置において、さまざまな吐出
圧力のエアに応じて精度ある圧力制御を行い、かつ安定
して圧力制御を行う。 【解決手段】 内視鏡用送気装置15内にエアコンプレ
ッサ13、エアタンク34、エアフィルタ35、圧力制
御バルブ38、圧力センサ14、吐出バルブ12を設
け、これら各構成要素により閉空間を形成する。送気フ
ァン47を筐体10の壁面に設け、送気ファン47およ
び閉空間を形成する各構成要素の上に回路基板Kを設置
する。そして、筐体10に排出口60を回路基板Kより
高い位置に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、胃など体腔内にエ
ア(空気)を送り込むための内視鏡用送気装置に関し、
特に内視鏡用送気装置内における不要な温度上昇を防ぐ
ための構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンプレッサによって昇圧された
エアを、バルブを開閉させることによって吐出させ、吐
出されたエアをチューブなどを介して体腔内に送り込む
ことができる内視鏡用送気装置が知られている。このよ
うな送気装置では、吐出されるエアの圧力を制御するた
めに圧力制御弁が設けられており、エアの流れる通路の
断面積を調整することにより吐出されるエアの圧力が制
御される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、圧力制御弁
では吐出されるエアの圧力を低下させることしかできな
いため、高い圧力の空気を送気できる高出力の大型コン
プレッサを備える必要がある。そのため手術時におい
て、常時作動しているコンプレッサにより騒音問題が生
じる。また、従来の内視鏡用送気装置は圧力制御弁の構
造から微小な圧力のエアを吐出させることができず、低
圧力から高圧力まで広い範囲に対応してエアの圧力制御
を高精度に行うことができない。
【0004】本発明は、閉空間を形成することでさまざ
まな吐出圧力のエアに応じて圧力制御を高精度に行うこ
とができ、かつ閉空間内の温度が大きく変化せず安定し
て圧力制御を行うことができる内視鏡用送気装置を得る
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡用送気装
置は、空気を圧縮して閉空間に送り込むコンプレッサ
と、閉空間の一部を構成するエアタンクと、閉空間のご
みを除去するエアフィルタと、閉空間の圧力を測定する
圧力センサと、圧力センサにより測定された圧力に基い
て前記閉空間の圧力を調整するため、前記閉空間の空気
を放出する圧力制御バルブと、閉空間の空気を外部に吐
出する吐出バルブと、閉空間を形成する部材に冷却空気
を当てる送気ファンと、コンプレッサおよび圧力センサ
および圧力制御バルブおよび吐出バルブに対して電気信
号を送る回路が配設された回路基板と、回路基板により
加熱された空気を排出するための排出口とを備え、送気
ファンと、コンプレッサと、エアタンクと、エアフィル
タと、圧力センサと、圧力制御バルブと、吐出バルブが
回路基板より低い位置に設置され、かつ排出口が回路基
板より高い位置に設けられていることを特徴とする。
【0006】閉空間は、コンプレッサと、コンプレッサ
とエアタンクを結ぶ第1エアチューブと、エアタンク
と、エアタンクとエアフィルタを結ぶ第2エアチューブ
と、エアフィルタと、エアフィルタと吐出バルブを結ぶ
第3エアチューブと、第3エアチューブと圧力制御バル
ブを結ぶ第4エアチューブと、圧力制御バルブと、エア
チューブと圧力センサを結ぶ第5エアチューブと、圧力
センサと、吐出バルブという部材が連通することにより
形成されることが望ましい。
【0007】第3エアチューブと第4エアチューブおよ
び第5エアチューブが、継ぎ手によって連通しているこ
とが望ましい。
【0008】回路基板は、基板支柱で支持されているこ
とが望ましい。
【0009】排出口は、閉空間を対象としてDCファン
側から遠い位置に設けられていることが望ましい。
【0010】送気ファンは、コンプレッサの傍に設置さ
れていることが望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1は本発明の実施形態である内視
鏡用送気装置の斜視図である。この内視鏡用送気装置
は、胃などの体腔内にエアを当て、患部の状態などを検
査する装置である。
【0012】内視鏡用送気装置15の正面には、圧力設
定などの操作を行うためのスイッチなどが備えられた操
作パネルSと、メインスイッチ26と、接続口11およ
び24が設けられている。また、側面には内視鏡用送気
装置15内の温度を調整するために排出口60が設けら
れている。
【0013】メインスイッチ26は内視鏡用送気装置1
5の電気回路に電源を供給するためのスイッチである。
吐出用スイッチ22は内視鏡用送気装置15内に形成さ
れている閉空間のエアを閉空間の外に吐出するためのス
イッチであり、吐出用スイッチ22がON状態になると
接続口11からエアが吐出される。ランプ27では、閉
空間のエアが所定の圧力に達したときに吐出準備が完了
したことが表示される。表示部28では、設定するエア
の圧力が数値によって表示される。
【0014】パルススイッチ29は吐出するエアをパル
ス状にするためのスイッチであり、1秒スイッチ30は
1秒間エアを吐出するためのスイッチである。アップス
イッチ31とダウンスイッチ32は、閉空間の圧力を設
定するために設けられたスイッチである。
【0015】接続口11には接続チューブ16が接続さ
れており、エアが吐出されると接続チューブ16を介し
て体腔内に空気が送り込まれる。接続口24には、エア
吐出の遠隔操作を可能にするためのフットスイッチ25
の電源コードが接続されている。
【0016】接続口11に接続されていない接続チュー
ブ16の一端は、内視鏡20の鉗子口入口17に接続さ
れている。鉗子口入口17は鉗子チャンネル18を通っ
て鉗子口出口19に通じている。接続口11から鉗子口
出口19までの間にはエアを通すための通路が形成され
ており、接続口11から吐出されるエアは鉗子口出口1
9を出て体腔内に送り込まれる。内視鏡20内に設けら
れた撮像素子(図示せず)に体腔内の画像が結像される
と、プロセッサ21を介してモニタ(図示せず)に動画
像が映し出される。
【0017】図2は内視鏡用送気装置15の背面図であ
る。
【0018】内視鏡用送気装置15の背面には、内視鏡
用送気装置15内に空気を送り込むためのDCファン4
7(送気ファン)が設置されており、電源がON状態で
は常に作動している。また商用電源から電源を取り込む
ためのACインレット46が設置されている。
【0019】図3は、内視鏡用送気装置15の内部を上
から見た時の主な部材の配置図である(電気回路や配線
は除く)。
【0020】筐体10の壁面にはACインレット46、
DCファン47、メインスイッチ26、表示部28を含
む操作パネルSおよび接続口24が配置されている。
【0021】筐体10の底面には、エアの吐出を行うた
めのさまざまな部材が設置されており、それら部材の上
部には回路基板Kが設置されている。本実施形態では、
筐体10内において回路基板Kの占有する領域はほとん
どの部材を覆うほどの領域であるが、回路基板Kはこれ
より狭い領域となる大きさであってもよい。回路基板K
上には、各部材に電気信号を送るための回路が配設され
ている。
【0022】筐体10内には、エア吐出のための閉空間
が形成されている。この閉空間は、コンプレッサ13、
エアチューブAT5(第1エアチューブ)、エアタンク
34、エアチューブAT4(第2エアチューブ)、エア
フィルター35、エアチューブAT6(第3エアチュー
ブ)、継ぎ手36、エアチューブAT7(第4エアチュ
ーブ)、圧力制御バルブ38、エアチューブAT8(第
3エアチューブ)、継ぎ手37、エアチューブAT9
(第5エアチューブ)、圧力センサ14、エアチューブ
AT10(第3エアチューブ)、吐出バルブ12という
各部材が連通することにより形成される。閉空間内にあ
るエアはエアチューブAT11を介して接続口11から
吐出される。
【0023】閉空間は、継ぎ手36とエアチューブAT
7によって圧力制御バルブ38の方向に分岐されてお
り、同様に、継ぎ手37とエアチューブAT9によって
圧力センサ14の方向に分岐さている。ただし継ぎ手3
6は、エアチューブAT6、エアチューブAT7、エア
チューブAT8を連通させるものであり、継ぎ手37
は、エアチューブAT8、エアチューブAT10、エア
チューブAT9を連通させている。なお、各エアチュー
ブは空気が通る管である。
【0024】閉空間にある空気は、圧力の調整およびエ
アの吐出時に閉空間の外に送り出される。圧力制御バル
ブ38は、閉空間内の圧力を低下させるときに開いて空
気を放出するが、それ以外の時は閉じている。また吐出
バルブ12は、吐出用スイッチ22またはフットスイッ
チ25が操作されたとき以外は常に閉じている。
【0025】コンプレッサが作動している時の騒音を低
減するためのサイレンサ33は、エアチューブAT3を
介してコンプレッサ13の大気吸入口(図示せず)に接
続されている。コンプレッサ13が作動すると、サイレ
ンサ33とエアチューブAT3を介して入り込む空気が
圧縮され、閉空間内へ送り込まれ、これにより閉空間の
圧力が高められる。またサイレンサ33はフィルタの機
能も備えられ、コンプレッサ13に吸入された空気に混
在するごみが除去される。
【0026】エアタンク34は、閉空間の体積を大きく
するために設けられており、エアタンク34の容量は、
エアチューブAT4〜AT10の総容量よりも十分に大
きい。エアタンク34にはエアチューブAT4およびエ
アチューブAT5が取り付けられる接続口34a、34
bが対向する位置に備えられており、エアチューブAT
5は、2つの接続口のうちコンプレッサ13に対して距
離的に遠い接続口34aに接続されている。
【0027】エアフィルタ35は閉空間内に存在するご
みを除去するために設けられている。閉空間の圧力は、
圧力センサ14で計測される。
【0028】圧力制御バルブ38は、閉空間の圧力を設
定された圧力になるように空気を放出し、これにより閉
空間の圧力が調整される。圧力センサ14で計測された
閉空間の圧力が設定された圧力よりも低いと判断される
と、コンプレッサ13が作動し、圧力制御バルブ38は
閉じる。閉空間の圧力が設定された圧力よりも高いと判
断されると、コンプレッサ13は作動せず停止し、圧力
制御バルブ38は開く。閉空間の圧力と設定された圧力
が一致する時は、コンプレッサ13は作動せず停止し、
圧力制御バルブ38は閉じる。
【0029】吐出バルブ12は、吐出用スイッチ22又
はフットスイッチ25が操作されることにより作動し、
吐出バルブ12の弁が開くことでエアがAT11を介し
て接続口11から吐出される。
【0030】図4は、内視鏡用送気装置15を図3のA
−A’線に沿って切断したときの断面図である。
【0031】DCファン47は、回路基板Kよりも下、
すなわち回路基板Kの高さHより低い位置に設置されて
いる。そのため閉空間を形成する各部材には、DCファ
ン47によって外部から吸入された空気が供給される。
【0032】回路基板Kは基板支柱63によって支持さ
れており、回路基板Kの4隅に4つの基板支柱63が係
合している。ただしこの基板支柱63の数は、回路基板
Kの大きさおよび形状に応じて変えられる。基板支柱6
3にはネジ穴(図示せず)が設けられ、ネジ61がスペ
ーサー62を介して締め付けられている。これにより回
路基板Kは固定される。
【0033】排出口60は、正面にあるスイッチの操作
時に影響を与えないようにするため筐体10の側面に設
けられる。この側面における排出口60の位置は、DC
ファン47からは遠く、また回路基板Kの高さHより高
い。排出口60は、水平のスリットが2段に並んでいる
ことで形成される。
【0034】図5は、実施形態の電気的回路を示したブ
ロック図である。
【0035】制御回路39は、信号処理回路51、電圧
比較回路52、設定圧調整器53、CPU54から構成
されており、内視鏡用送気装置15の全体の制御を行
う。CPU54では、圧電ブザー49、ランプ26,コ
ンプレッサ13、圧力制御バルブ38および吐出バルブ
12に対する駆動信号が送り出される。
【0036】操作パネルスイッチ部48では、吐出用ス
イッチ22,パルススイッチ29,1秒スイッチ30,
アップスイッチ31およびダウンスイッチ32の操作に
より信号が発生する。操作パネルスイッチ部48やフッ
トスイッチ25において発生した信号は、信号仲介ブロ
ック50を介してCPU54に送られる。信号仲介ブロ
ック50では、操作パネルスイッチ48から送られてく
る各信号の所定の処理や、CPU54で扱える信号への
変換などが行われる。アップスイッチ31およびダウン
スイッチ32の操作により設定された圧力に関する信号
は、信号仲介ブロック50を介して表示部28に送られ
る。
【0037】圧力センサ14から出力される信号は信号
処理回路51に入力され、雑音の除去などの信号処理が
行われる。そして処理された信号は、電圧比較回路52
に入力される。一方、アップスイッチ31とダウンスイ
ッチ32の操作によりCPU54に入力された設定圧力
に関する信号に基き、デジタル信号が設定圧調整器53
(D/A変換器)に送られる。デジタル信号は設定圧調
整器53においてアナログ信号に変換され、電圧比較回
路52に送られる。
【0038】電圧比較回路52では、信号処理回路51
から送られた信号と設定圧調整器53から送られた信号
(電圧信号)が比較される。比較された信号は、CPU
54で処理できる電圧レベルの範囲に収まる信号に変換
され、CPU54に送られる。CPU54では、電圧比
較回路52から送られてきた信号に基き、閉空間の圧力
が設定された圧力と一致しているか判断される。
【0039】なお、比較電圧器52において比較される
電圧がほぼ等しい場合にコンプレッサ13と圧力制御バ
ルブ38の作動、停止および開閉動作が繰り返し発生し
てしまうハンチング動作を防ぐため、比較電圧の範囲に
は不感電圧帯が設けられている。
【0040】圧電ブザー49では、スイッチ操作に関連
したブザー音が鳴らされる。ランプ27では、エアの吐
出準備が完了したことが点灯表示される。
【0041】なお、ACインレット46、メインスイッ
チ26を介して電源回路(図示せず)に電源が供給され
ており、さらに表示部28、圧力センサ14、CPU5
4、エアコンプレッサ13、圧力制御バルブ38、吐出
バルブ12にそれぞれ所定の電圧値に対応するように電
源が供給される。
【0042】以上のように本実施形態によれば、圧力セ
ンサ14によって計測される閉空間の圧力に基いてコン
プレッサ13の作動、停止および圧力制御バルブ38の
開閉が行われることにより、閉空間の圧力を設定された
圧力となるように調整することができ、吐出バルブ12
を開けることでエアを体腔内に吐出することができる。
また設定された圧力が変更されるとすぐに対応して閉空
間の圧力が調整され、それによりエアの吐出圧力も調整
される。
【0043】DCファン47が外部の空気を吸入するよ
うに作動し、さらに吸入された空気が閉空間を形成する
各部材に当たることにより、閉空間内の温度は外部の温
度と常に近い状態で維持される。したがって筐体10内
の温度変化により閉空間内で圧力変動が生じる恐れがな
く、安定した圧力制御が行える。
【0044】回路基板KがDCファン47よりも高い位
置に配置されていることにより、作動時に回路基板Kに
より熱が発生しても閉空間には影響がない。すなわち、
熱対流の原理により暖かい空気は上昇するため、回路基
板Kにより熱せられた空気は筐体10の上部に伝わる。
そのため閉空間内の温度は、回路基板Kからの熱が伝わ
ることなく外部の温度に保たれ、これにより閉空間の圧
力が変化せず安定して圧力制御を行うことができる。
【0045】排出口60はDCファン47から遠く、ま
た基板回路Kよりも高い位置に設けられている。したが
ってDCファン47が外部の空気を吸入しているため、
基板回路Kから放出される熱は筐体10内部に溜まるこ
となく排出される。それゆえ閉空間内の温度は外部の温
度に保たれ、安定した圧力制御が行える。
【0046】DCファン47の傍にコンプレッサ13が
配置されていることにより、外部から送られてきた空気
はそのままコンプレッサ13に当たる。したがって外部
から閉空間に混入するごみに対しては、空気が当たるコ
ンプレッサ13の周囲を重点的に防塵対策すればよい。
【0047】単純な各部材により形成される閉空間に比
べて回路基板K上における部品は複雑であるため、すぐ
に回路基板Kをメンテナンスできるほうがよいが、本実
施形態では回路基板Kが筐体10内の上部に配置され、
かつネジ61だけで固定されいているため、基板回路K
は取り外し易く、容易にメンテナンスが行われる。さら
に回路基板K上に配設された回路を動かさずにそのまま
見ることができるため、回路基板Kを固定したまま容易
にメンテナンスすることもできる。
【0048】なお、回路基板Kを持ち上げてその下にあ
る部材を確認するようにするため、回路基板Kの片側を
蝶番により固定してもよい。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、閉空間を
形成することでさまざまな吐出圧力のエアに応じて圧力
制御を高精度に行うことができ、かつ閉空間内の温度が
大きく変化せず安定して圧力制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態である内視鏡用送気装置の斜視図で
ある。
【図2】内視鏡用送気装置の背面図である。
【図3】内視鏡用送気装置内を上から見た平面図であ
る。
【図4】内視鏡用送気装置をある断面で切った時の断面
図である。
【図5】内視鏡用送気装置の電気的回路を示すブロック
図である。
【符号の説明】
12 吐出バルブ 13 コンプレッサ 14 圧力センサ 34 エアタンク 35 エアフィルタ 38 圧力制御バルブ 47 DCファン(送気ファン) 60 排出口 K 回路基板 AT5 エアチューブ(第1エアチューブ) AT4 エアチューブ(第2エアチューブ) AT6 エアチューブ(第3エアチューブ) AT7 エアチューブ(第4エアチューブ) AT8 エアチューブ(第3エアチューブ) AT9 エアチューブ(第5エアチューブ) AT10 エアチューブ(第3エアチューブ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒澤 秀人 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H040 DA03 DA57 GA02 4C061 AA01 BB00 CC00 DD00 GG11 HH02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気を圧縮して閉空間に送り込むコンプ
    レッサと、 前記閉空間の一部を構成するエアタンクと、 前記閉空間のごみを除去するエアフィルタと、 前記閉空間の圧力を測定する圧力センサと、 前記圧力センサにより測定された圧力に基いて前記閉空
    間の圧力を調整するため、前記閉空間の空気を放出する
    圧力制御バルブと、 前記閉空間の空気を外部に吐出する吐出バルブと、 前記閉空間を構成する部材に冷却空気を供給する送気フ
    ァンと、 前記コンプレッサおよび圧力センサおよび圧力制御バル
    ブおよび吐出バルブに対して電気信号を送る回路が配設
    された回路基板と、 前記回路基板によって加熱された空気を排出するための
    排出口と、 を備え、 前記送気ファンと、前記コンプレッサと、前記エアタン
    クと、前記エアフィルタと、前記圧力センサと、前記圧
    力制御バルブと、前記吐出バルブが前記回路基板より低
    い位置に設置され、かつ前記排出口が前記回路基板より
    高い位置に設けられていることを特徴とする内視鏡用送
    気装置。
  2. 【請求項2】 前記閉空間が、前記コンプレッサと、前
    記コンプレッサとエアタンクを結ぶ第1エアチューブ
    と、前記エアタンクと、前記エアタンクとエアフィルタ
    を結ぶ第2エアチューブと、前記エアフィルタと、前記
    エアフィルタと吐出バルブを結ぶ第3エアチューブと、
    前記第3エアチューブと圧力制御バルブを結ぶ第4エア
    チューブと、前記圧力制御バルブと、前記エアチューブ
    と圧力センサを結ぶ第5エアチューブと、前記圧力セン
    サと、前記吐出バルブという前記部材が連通することに
    より形成されることを特徴とする請求項1に記載の内視
    鏡用送気装置。
  3. 【請求項3】 前記第3エアチューブと前記第4エアチ
    ューブおよび前記第5エアチューブが、継ぎ手によって
    連通していることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡
    用送気装置。
  4. 【請求項4】 前記回路基板が、基板支柱で支持されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用送気装
    置。
  5. 【請求項5】 前記排出口が、前記閉空間を対象として
    前記DCファン側から遠い位置に設けられていることを
    特徴とする請求項1に記載の内視鏡用送気装置。
  6. 【請求項6】 前記送気ファンが、コンプレッサの傍に
    設置されていることを特徴とする請求項1に記載の内視
    鏡用送気装置。
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