JP7391441B1 - 生体用吸引装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
生体用吸引装置は、吸引対象の生体内に挿置される吸引チューブに連通して負圧力を作用させる吸引タンクと、前記吸引タンクに吸引圧をかけるエア吸引部と、前記エア吸引部を電力制御する制御部とを備える。前記エア吸引部は、前記吸引タンクから空気を吸引するエアポンプと、前記吸引タンクに外気を流入させる外気調整バルブとを含む。前記制御部は、前記エアポンプの吸引電力を電力制御して、前記吸引タンクから空気を引くポンプ制御部と、前記外気調整バルブを一時的に開く電力制御によって、前記吸引タンクにかかる前記吸引圧を下方調整する外気調整部とを含む。
【選択図】図1
Description
図1は、実施例1の概略構成を例示するブロック図である。
図1において、実施例1のシステムは、生体用吸引装置100に、集積容器200、および吸引チューブAを着脱自在に装着して、構成される。
以下、各部の構成について、部分図を用いて順に説明する。
図2は、吸引タンク110とエアポンプ121との間のエア系統を例示する図である。
図3は、吸引タンク110の装着部分を例示する図である。
図3に示すように、吸引タンク110は、生体用吸引装置100の収納部分100aに対して着脱自在に装着され、ロック部100bによって固定される。
図4は、生体用吸引装置100の外観を例示する図である。
図4において、生体用吸引装置100の外観には、吸引スイッチ160、音声/表示部170、吸引ダイヤル180、および電池蓋100dなどのユーザ操作に供する部材が配置される。
図5は、モバイルバッテリ560による電源供給を説明する図である。
図5において、取り外し可能な電池蓋100dの裏側には、収納空間570が設けられる。この収納空間570には、充電可能なモバイルバッテリ560が着脱自在に収納される。
図6において、生体用吸引装置100の本体底には、底蓋510aが取り外し可能に設けられる。この底蓋510aを取り外すと、下部増設空間510があらわれる。この下部増設空間510には、増設リール部500が着脱自在に収納(例えば、オプションパーツとして増設)される。
つづいて、実施例1のメイン動作について説明する。
図7および図8は、実施例1のメイン動作を例示する流れ図である。
以下、図7および図8に示すステップ番号の順に動作を説明する。
続いて、上述した粘稠対策モード(図8のステップS120参照)の動作について、具体的に説明する。
以下、図9に示すステップ番号の順に説明する。
図10の(P1)に示すように、吸引チューブAに粘稠性の吸引物が詰まると、吸引チューブAが一時的に狭窄または閉塞する。このとき、吸引チューブAを通過する吸引空気量が減少変化することによって、吸引タンク110にかかる吸引圧が若干だけ上昇する。
図11の(Q1)では、粘稠性の詰まりによって吸引チューブAが狭窄または閉塞している。脈動判定部133は、この狭窄または閉塞のタイミングを、脈動パターンに現れる吸引圧の山(上昇変動のピーク)によって検知する。粘稠対策部134は、この山のタイミングに同期して、ポンプ制御部131を介して、エアポンプ121の吸引圧を引き上げる。すると、狭窄または閉塞する詰まりでは、空気漏れが少ないため、吸引圧が効率的に作用する。その結果、粘稠性の詰まりは、吸引チューブA内を吸引タンク110へ向かって少しずつ進む。
続いて、上述した閉塞対策モード(図8のステップS121参照)の動作について、具体的に説明する。
以下、図12に示すステップ番号の順に説明する。
図13において、横軸は、吸引チューブAの吸引空気量(風量)を示す。縦軸は、吸引タンク110にかかる吸引圧(静圧)を示す。一方、これら二軸からなる座標面には、吸引電力をパラメータ変更させた際の『風量-静圧の特性カーブ』を複数示す。
以下、実施例1が奏する効果について説明する。
なお、実施例2において、実施例1と共通する構成については、実施例1の説明(図1~図14参照)と同じ参照符号を用いて説明し、ここでの重複説明を省略する。
図15は、ポンプ増設の構成を例示する図である。
図15において、実施例2のエアポンプ300は、本体内蔵の標準エアポンプ310と、本体側面に増設可能な増設エアポンプ320との組み合わせとして構成される。
図16は、吸引タンク110とエアポンプ300(標準エアポンプ310および増設エアポンプ320)との間のエア系統を例示する図である。
つづいて、実施例2のメイン動作について説明する。
図17は、実施例2のメイン動作(実施例1と異なる部分)を例示する流れ図である。
以下、このステップS400~S402の動作について順番に説明する。
実施例2は、上述した実施例1の効果に加えて、次の効果を奏する。
なお、上述した実施形態では、吸引チューブAを口腔または鼻腔から挿入するケースを想定して説明している。しかしながら、本発明は、これに限定されず、吸引チューブAを生体内に挿置するものであればよい。例えば、気管切開カニューレや人工呼吸器や内視鏡や腹腔鏡などと併用して吸引チューブAを生体内に挿置するものでもよい。
Claims (6)
- 吸引対象の生体内に挿置される吸引チューブに連通して負圧力を作用させる吸引タンクと、
前記吸引タンクに吸引圧をかけるエア吸引部と、
前記エア吸引部を電力制御する制御部と、
前記吸引タンクにかかる前記吸引圧を検出する圧力検出部とを備え、
前記制御部は、
前記圧力検出部が検出する前記吸引圧の時系列データについて、前記吸引チューブに粘稠性の吸引物が詰まった際に生じる脈動パターンか否かを判定する脈動判定部と、
前記脈動パターンの判定に応じて、前記吸引圧を上げて、前記吸引チューブの粘稠性の詰まり解消を図る粘稠対策部とを含む
ことを特徴とする生体用吸引装置。 - 請求項1に記載の生体用吸引装置であって、
前記エア吸引部は、
前記吸引タンクから空気を吸引するエアポンプと、
前記吸引タンクに外気を流入させる外気調整バルブとを含み、
前記制御部は、
前記エアポンプの吸引電力を電力制御して、前記吸引タンクから空気を引くポンプ制御部と、
前記外気調整バルブを一時的に開く電力制御によって、前記吸引タンクにかかる前記吸引圧を下方調整する外気調整部とを含み
前記粘稠対策部は、前記脈動パターンの前記吸引圧の山に同期して前記吸引圧を引き上げ、前記脈動パターンの前記吸引圧の谷に同期して前記吸引圧を引き下げる制御(以下「共振制御」という)を行う
ことを特徴とする生体用吸引装置。 - 吸引対象の生体内に挿置される吸引チューブに連通して負圧力を作用させる吸引タンクと、
前記吸引タンクに吸引圧をかけるエア吸引部と、
前記エア吸引部を電力制御する制御部とを備え、
前記エア吸引部は、
前記吸引タンクから空気を吸引するエアポンプと、
前記吸引タンクに外気を流入させる外気調整バルブとを含み、
前記制御部は、
前記エアポンプの吸引電力を電力制御して、前記吸引タンクから空気を引くポンプ制御部と、
前記外気調整バルブを一時的に開く電力制御によって、前記吸引タンクにかかる前記吸引圧を下方調整する外気調整部とを含み、
前記吸引電力を検出する電力監視部を備え、
前記制御部は、
前記制御部によって前記吸引圧が目標値付近に定値制御されている状態で、前記電力監視部が監視する前記吸引電力の時系列データについて、前記吸引チューブの閉塞が解消しない状況で生じる前記吸引電力の電力低減パターンか否かを判定する閉塞判定部と、
前記電力低減パターンの判定に応じて、前記吸引圧を下げて、前記吸引チューブの閉塞性の詰まり解消を図る閉塞対策部とを含む
ことを特徴とする生体用吸引装置。 - 吸引対象の生体内に挿置される吸引チューブに連通して負圧力を作用させる吸引タンクと、
前記吸引タンクに吸引圧をかけるエア吸引部と、
前記エア吸引部を電力制御する制御部とを備え、
前記エア吸引部は、
前記吸引タンクから空気を吸引するエアポンプと、
前記吸引タンクに外気を流入させる外気調整バルブとを含み、
前記制御部は、
前記エアポンプの吸引電力を電力制御して、前記吸引タンクから空気を引くポンプ制御部と、
前記外気調整バルブを一時的に開く電力制御によって、前記吸引タンクにかかる前記吸引圧を下方調整する外気調整部とを含み、
さらに、前記エア吸引部は、
標準配置の標準エアポンプと
着脱自在に追加される増設エアポンプとを含み、
前記標準エアポンプの吸気と、前記増設エアポンプの吸気とを複合して、前記吸引タンクから空気を吸引するエアコネクタを備え、
前記制御部は、追加された前記増設エアポンプを前記標準エアポンプと併せて駆動することによって、前記吸引タンクに対する吸引空気量の上限を、前記標準エアポンプの単体使用時より上げる
ことを特徴とする生体用吸引装置。 - 請求項4に記載の生体用吸引装置であって、
前記制御部は、前記吸引圧が増加している期間は前記標準エアポンプおよび前記増設エアポンプを両方駆動し、前記制御部によって前記吸引圧が目標値付近に定値制御されている期間は、前記標準エアポンプおよび前記増設エアポンプのどちらか一方を駆動する
ことを特徴とする生体用吸引装置。 - 請求項1~5のいずれか一項に記載の生体用吸引装置であって、
生体用吸引装置の本体を外部電源に接続するためのコードを巻き取り自在に収容する増設リール部とを備え、
前記増設リール部は、前記本体に対して着脱自在に収納される
ことを特徴とする生体用吸引装置。
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---|---|---|---|---|
JPH0910299A (ja) * | 1995-04-24 | 1997-01-14 | Haemonetics Corp | 自動輸血装置 |
JP2010522061A (ja) * | 2007-03-23 | 2010-07-01 | アレジアンス、コーポレイション | 流体収集および廃棄システムならびに関連する方法 |
JP4889491B2 (ja) * | 2004-07-16 | 2012-03-07 | 株式会社徳永装器研究所 | 気管内痰の吸引装置 |
JP2019509880A (ja) * | 2016-03-29 | 2019-04-11 | エルエムイーシーエー カンパニー リミテッド | 痛み軽減のために自律駆動される人工知能型医療用サクション装置及び人工知能型医療用サクション装置の制御方法 |
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