JP2000082266A - ディスクカートリッジおよび光ディスク記録再生装置 - Google Patents

ディスクカートリッジおよび光ディスク記録再生装置

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JP2000082266A
JP2000082266A JP10250603A JP25060398A JP2000082266A JP 2000082266 A JP2000082266 A JP 2000082266A JP 10250603 A JP10250603 A JP 10250603A JP 25060398 A JP25060398 A JP 25060398A JP 2000082266 A JP2000082266 A JP 2000082266A
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cartridge
shutter
recording
optical
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JP10250603A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Fujiie
和彦 藤家
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2枚の光ディスクを収納したディスクカート
リッジで、記録再生装置からの排出の際に、排出力によ
って容易にシャッタを閉じることができると共に、使用
者の手では容易にシャッタが開かないようにする。 【解決手段】 2枚の光ディスクD1,D2を収納した
長方形のカートリッジ20の表裏の短辺の近傍に、記録
再生装置の光学ヘッドと磁気ヘッドとのための窓孔2
3,24を設け、この窓孔を覆うシャッタ25,26を
カートリッジの短辺方向にスライド可能に配設すると共
に、シャッタロック27,28により、窓孔を覆った状
態でシャッタをロックする。カートリッジを記録再生装
置と着脱する際、シャッタ・オープナ104によりシャ
ッタロックが解除された状態で、シャッタの係止孔25
h,26hに係止爪103が係合して、シャッタが短辺
方向にスライドして開閉される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ディスクや光
磁気ディスクのような円盤状の記録媒体の収納に好適な
ディスクカートリッジと、これに対応の光ディスク記録
再生装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスクや光磁気ディスクのよ
うな記録媒体が、その記録容量が大きく、記録情報の検
索および再生が容易であることから、様々な分野で重用
されている。その一方で、小径で携帯性がよく、しかも
大容量の記録再生用光ディスクが待望されている。
【0003】光ディスクの記録密度を一定とすると、小
径になるに従って、容量が急減する。そして、過去の実
績では、光ディスクの記録密度を2倍に上げるには、数
年以上かかっている。
【0004】また、磁界変調型光磁気ディスクの場合、
磁気ヘッドを記録膜の直近に配する必要があるため、2
枚貼り合わせ型両面ディスクによる倍容量化ができなか
った。
【0005】ところで、磁界変調型光磁気ディスクの倍
容量化に適した形態としては、例えば、特開平4−11
7683号公報により、2枚の光ディスクを1つのディ
スクカートリッジ内で同一平面上に配設して、小型で取
り扱いやすいようにした、ディスクカートリッジが知ら
れている。
【0006】まず、図9および図10を参照しながら、
このディスクカートリッジについて説明する。
【0007】従来のディスクカートリッジの外観を図9
に示し、その要部の構成を図10に示す。
【0008】図9において、ディスクカートリッジ10
は、上側および下側のシェル(ケース)11,12から
主として構成され、両シェル11,12の間に、2枚の
ディスクD1,D2が回動可能に収納されて、ネジによ
りシェル11,12が接合される。
【0009】上側シェル11と下側シェル12には、記
録再生装置の回転駆動体と記録再生用ヘッド(図示せ
ず)を挿入するために、ディスクD1,D2の回転中心
を結ぶ直線上の各々外側に、窓孔(開口)13,14が
設けられる。
【0010】この窓孔13,14を覆うように、金属製
の板バネ等からなるシャッタ15,16が、カートリッ
ジ10の外側面上を長手方向に垂直な方向(E,F方
向)にスライド可能に配設される。
【0011】シャッタ15,16は、それぞれスライダ
に取り付けられ、図10A,Cに例示するように、スラ
イダ17は、上側シェル11と下側シェル12に設けら
れた溝部11g,12gと、スライド可能に係合され
る。
【0012】また、スライダ17の両側には、溝部11
g,12gとスライド可能に係合された、スライダ駆動
片18u,18bが配置され、両スライダ駆動片18
u,18bは、それぞれ引っ張りバネ19u,19bに
より、シャッタを閉塞する方向に付勢される。
【0013】そして、カートリッジ10が記録再生装置
(図示は省略)に装着される際には、記録、再生する側
の、例えば、ディスクD1を記録再生装置に向け、カー
トリッジ10を長手方向(G,H方向)に挿入すること
により、記録再生装置のシャッタ開閉装置により、シャ
ッタ15,16がE,Fのどちらかの方向にスライドし
て開き、記録再生装置から取り外される際には閉じる。
【0014】なお、この明細書では、記録および再生を
行なう装置と、再生のみを行なう装置とを含んで「記録
再生装置」と呼ぶ。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】前述のような、従来の
ディスクカートリッジでは、シャッタ15,16が、挿
入方向と垂直にスライドするため、記録再生装置(図示
せず)からカートリッジが排出される際に、排出力によ
ってシャッタを閉じることが困難であると共に、使用者
の手で容易にシャッタを開くことができて、ディスクが
損傷するおそれがあるという問題があった。
【0016】かかる点に鑑み、この発明の目的は、媒体
の倍容量化が容易であり、記録再生装置からのカートリ
ッジの排出の際に、排出力によって容易にシャッタを閉
じることができると共に、使用者の手で容易にシャッタ
を開くことができない、ディスクカートリッジと、これ
に対応の光ディスク記録再生装置とを提供するところに
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1の発明によるディスクカートリッジは、長
方形の2枚のシェルを接合してカートリッジを形成して
2枚の光ディスクを平行に収納し、この2枚の光ディス
クを部分的に露呈するための開口を上記2枚のシェルに
それぞれ備えると共に、上記開口を覆うシャッタ部材を
備えたディスクカートリッジであって、上記シェルの縦
横比をほぼ1:2に設定して、上記2枚の光ディスクを
同一平面上に整列させ、上記長方形のシェルの短辺方向
に摺動可能に上記シャッタ部材を形成すると共に、当該
シャッタ部材に外部と係止するための係止手段を設け、
上記開口を覆った状態で上記シャッタ部材をロックする
シャッタロック部材を設けると共に、このシャッタロッ
ク部材を部分的に露呈するロック解除部材挿入溝を上記
シェルの短辺方向に形成したことを特徴とするものであ
る。
【0018】かかる構成の請求項1の発明によるディス
クカートリッジにおいては、媒体の倍容量化が容易であ
り、記録再生装置からのカートリッジの排出の際に、シ
ャッタ部材に設けた外部との係止手段により、排出力を
利用して、容易にシャッタを閉じることができると共
に、シャッタロック部材が、開口を覆った状態でシャッ
タ部材をロックすることにより、使用者の手では容易に
シャッタが開けない。
【0019】また、請求項2の発明によるディスクカー
トリッジは、請求項1に記載のディスクカートリッジに
おいて、上記開口を上記2枚のシェルの各短辺の近傍に
それぞれ設け、上記2枚のシェルを跨いで上記開口を覆
うように上記シャッタ部材を形成すると共に、上記ロッ
ク解除部材挿入溝を上記シェルの各短辺側に形成したこ
とを特徴とするものである。
【0020】かかる構成の請求項2の発明によるディス
クカートリッジにおいては、2枚のシェルの各短辺の近
傍にそれぞれ設けた2組の開口に対応して、2組の記録
再生手段を配設することができて、2枚の光ディスクの
同時記録再生が可能となる。
【0021】また、請求項3の発明によるディスクカー
トリッジは、請求項1に記載のディスクカートリッジに
おいて、上記開口を上記2枚の光ディスクに共通に上記
2枚のシェルの各中央部に設け、上記開口を覆うように
配設した上記シャッタ部材を上記2枚のシェルを通じて
連結すると共に、上記ロック解除部材挿入溝を上記短辺
方向の中心線に沿って形成したことを特徴とするもので
ある。
【0022】かかる構成の請求項3の発明によるディス
クカートリッジにおいては、2枚のシェルの各中央部
に、2枚の光ディスクに共通に設けた1組の開口に対応
して、1組の記録再生手段を配設することができて、2
枚の光ディスクの順次記録再生が可能となる。
【0023】また、請求項4の発明によるディスクカー
トリッジは、長方形の2枚のシェルを接合してカートリ
ッジを形成して2枚の光ディスクを平行に収納し、この
2枚の光ディスクを部分的に露呈するための開口を上記
2枚のシェルにそれぞれ備えると共に、上記開口を覆う
シャッタ部材を備えたディスクカートリッジであって、
上記シェルの縦横比をほぼ1:1.5に設定して、上記
2枚の光ディスクを異なる平面上に配して部分的に対向
させ、上記開口を上記2枚のシェルの各短辺の近傍にそ
れぞれ設け、上記2枚のシェルを跨いで上記開口を覆
い、上記短辺方向に摺動可能に上記シャッタ部材を形成
すると共に、当該シャッタ部材に外部と係止するための
係止手段を設け、上記開口を覆った状態で上記シャッタ
部材をロックするシャッタロック部材を設けると共に、
このシャッタロック部材を部分的に露呈するロック解除
部材挿入溝を上記シェルの各短辺側に形成したことを特
徴とするものである。
【0024】かかる構成の請求項4の発明によるディス
クカートリッジにおいては、媒体の倍容量化および小型
化が容易であり、記録再生装置からのカートリッジの排
出の際に、シャッタ部材に設けた外部との係止手段によ
り、排出力を利用して、容易にシャッタを閉じることが
できると共に、シャッタロック部材が、開口を覆った状
態でシャッタ部材をロックすることにより、使用者の手
では容易にシャッタが開けない。
【0025】また、請求項5の発明による光ディスク記
録再生装置は、縦横比がほぼ1:2の長方形のカートリ
ッジに2枚の光ディスクを同一平面上に整列して収納す
ると共に、この2枚の光ディスクを部分的に露呈するた
め上記カートリッジの表裏に配した開口を覆うシャッタ
部材と、上記開口を覆った状態で上記シャッタ部材をロ
ックするシャッタロック部材とを備えたディスクカート
リッジを媒体とする光ディスク記録再生装置であって、
上記シャッタ部材を係止する係止部材と、上記シャッタ
ロック部材によるロック状態を解除するロック解除部材
とを備えると共に、上記カートリッジの表裏に配した開
口に対応し、光学ヘッドおよび磁気ヘッドを含む記録再
生手段を備えたことを特徴とするものである。
【0026】かかる構成の請求項5の発明による光ディ
スク記録再生装置においては、倍容量化した媒体に容易
に対応することができると共に、ディスクカートリッジ
の着脱の際に、係止部材でシャッタ部材が係止されるこ
とにより、挿入力および排出力を利用して、シャッタ部
材を開閉することができる。
【0027】また、請求項6の発明による光ディスク記
録再生装置は、請求項5に記載の光ディスク記録再生装
置において、上記カートリッジの表裏の各短辺の近傍に
配された2組の上記開口に対応して、2組の上記記録再
生手段を備えたことを特徴とするものである。
【0028】かかる構成の請求項6の発明による光ディ
スク記録再生装置においては、2組の記録再生手段を用
いて、2枚の光ディスクの同時記録再生が可能である。
【0029】また、請求項7の発明による光ディスク記
録再生装置は、請求項5に記載の光ディスク記録再生装
置において、上記カートリッジの表裏の各中央部に上記
2枚の光ディスクに共通に配された1組の上記開口に対
応して、1組の上記記録再生手段を備えたことを特徴と
するものである。
【0030】かかる構成の請求項7の発明による光ディ
スク記録再生装置においては、1組の記録再生手段を用
いて、2枚の光ディスクの順次記録再生が可能である。
【0031】また、請求項8の発明による光ディスク記
録再生装置は、縦横比がほぼ1:1.5の長方形のカー
トリッジに2枚の光ディスクを異なる平面上に部分的に
対向させて収納すると共に、この2枚の光ディスクを部
分的に露呈するため上記カートリッジの表裏に配した開
口を覆うシャッタ部材と、上記開口を覆った状態で上記
シャッタ部材をロックするシャッタロック部材とを備え
たディスクカートリッジを媒体とする光ディスク記録再
生装置であって、上記シャッタ部材を係止する係止部材
と、上記シャッタロック部材によるロック状態を解除す
るロック解除部材とを備えると共に、上記カートリッジ
の表裏に配した開口に対応し、光学ヘッドおよび磁気ヘ
ッドを含む記録再生手段を備えたことを特徴とするもの
である。
【0032】かかる構成の請求項8の発明による光ディ
スク記録再生装置においては、倍容量化および小型化し
た媒体に容易に対応することができると共に、ディスク
カートリッジの着脱の際に、係止部材でシャッタ部材が
係止されることにより、挿入力および排出力を利用し
て、シャッタ部材を開閉することができる。
【0033】また、請求項9の発明による光ディスク記
録再生装置は、請求項8に記載の光ディスク記録再生装
置において、上記カートリッジの表裏の各短辺の近傍に
配された2組の上記開口に対応して、2組の上記記録再
生手段を互いに逆向きに配したことを特徴とするもので
ある。
【0034】かかる構成の請求項9の発明による光ディ
スク記録再生装置においては、互いに逆向きに配した2
組の記録再生手段を用いて、部分的に対向した2枚の光
ディスクの同時記録再生が可能である。
【0035】また、請求項10の発明による光ディスク
記録再生装置は、請求項8に記載の光ディスク記録再生
装置において、上記カートリッジの表裏の各中央部に配
された2組の上記開口の一方に対応して、1組の上記記
録再生手段を配したことを特徴とするものである。
【0036】かかる構成の請求項10の発明による光デ
ィスク記録再生装置においては、カートリッジを反転さ
せることにより、1組の記録再生手段を用いて、部分的
に対向した2枚の光ディスクの順次記録再生が可能であ
る。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5を参照しなが
ら、この発明によるディスクカートリッジおよび光ディ
スク記録再生装置の実施の形態について説明する。
【0038】[実施の形態の構成]この発明によるディ
スクカートリッジの実施の形態の全体の構成を図1に示
し、その要部の構成を図2に示すと共に、この発明によ
る光ディスク記録再生装置の実施の形態の要部の構成を
図3に示す。
【0039】図1Aはディスクカートリッジの上面図、
図1Bは図1AのXb−Xbにおける断面図、図1Cは
側面図である。
【0040】図1において、ディスクカートリッジ20
は、上側シェル21と下側シェル22との間に、同一平
面上に整列して、2枚のディスクD1,D2が回動可能
に収納されて、縦横比がほぼ1:2の両シェル21,2
2が接合され、矢印Ldで示す方向に、記録再生装置
(図示せず)に挿入される。
【0041】また、ディスクカートリッジ20の側面に
は、上側シェル21と下側シェル22とにまたがって、
案内溝20gが形成される。
【0042】例えば、ディスクD1,D2の直径は、6
5mm以下、ディスク基板厚さは0.2〜0.6mm、
カートリッジ寸法は、150×70×5.5mm以下で
あり、1枚あたりの記録容量は1.5GB以上とされ
る。
【0043】上側シェル21と下側シェル22には、記
録再生装置の回転駆動体と記録再生用ヘッド(後出図3
参照)を挿入するために、ディスクD1,D2の回転中
心を結ぶ直線上の各々外側に、窓孔(開口)23,24
が設けられる。
【0044】図2に示すように、金属製の板バネ等から
なり、断面が「コ」字状に形成されたシャッタ25,2
6が、両シェル21,22の窓孔23,24を覆うよう
に、短辺に沿って両シェル21,22に跨って、所定の
範囲でスライド可能に係合される。
【0045】シャッタ25,26には、図1および図2
に示すように、側面中央部に係合孔25h,26hが設
けられると共に、図1および図2に示すように、下側シ
ェル22に重なる方の側面が、シェル22の短辺方向に
延伸される。
【0046】シャッタ25,26が延伸される矢印Ld
の方向には、「J」字状のシャッタロック部材27,2
8が内蔵されて、後述のように、シャッタロック部材2
7,28と、図2Bに示すような、シャッタ26の矢印
Ld方向の延伸部に形成された突起部26eとが係合す
る。
【0047】これにより、この実施の形態では、ディス
クカートリッジが記録再生装置に装着されていない場合
に、使用者が容易にシャッタを開くことができず、ディ
スクが損傷する虞がない。
【0048】なお、ディスクD1,D2は、それぞれ矢
印R/Pで示した記録再生用光学ヘッド対向面から読み
取られる。また、ディスクD1,D2の中心孔には、磁
性金属からなるクランピングプレートCLPが係合され
て、記録再生装置のターンテーブル(図示せず)に載置
されたときに、ディスクがクランプされる。
【0049】上述のようなディスクカートリッジ20に
対応する記録再生装置のカートリッジ装着部(いわゆる
メカデッキ)には、図2Aに示すように、支持部材10
1によりメカデッキに固定された板バネ102に係止爪
103が取り付けられると共に、爪状のロック解除部材
(シャッタオープナ)104が取り付けられる。
【0050】この係止爪103およびロック解除部材1
04は、折れ線で示すように、シャッタ25,26の係
合孔25h,26hおよび案内溝20gにそれぞれ対応
する。
【0051】一方、図3に示すように、光ディスク記録
再生装置100では、光学ヘッド110のハウジング1
11と、磁気ヘッド121の支持アーム122とが、連
結部材105および枢軸107を介して、連結される。
【0052】また、磁気ヘッド接離制御機構130によ
り、ホルダ109に載置されたカートリッジ20のディ
スクが記録可能であるか再生専用であるかが判別され
て、ディスクと磁気ヘッド121との接離が制御され
る。
【0053】そして、図1に示すようなカートリッジ2
0に対応しては、光学ヘッド110と磁気ヘッド121
とが2組準備されて、2枚のディスクD1,D2の同時
記録再生が可能とされ、実質的に、データ転送レートを
2倍に上げることができる。
【0054】更に、同時記録再生の場合、一方のディス
クを再生すると共に、他方のディスクを記録することに
より、フラグメンテイションのない編集が可能となる。
【0055】[記録再生装置に対するカートリッジの装
着]次に、図4および図5をも参照しながら、図1の実
施の形態のディスクカートリッジ20を記録再生装置1
00に装着する場合について説明する。
【0056】前述のように、初期状態では、カートリッ
ジ20内で、シャッタ26に形成された突起部26e
と、シャッタロック部材28の凹部28cとが係合して
いる。
【0057】なお、シャッタロック部材28は、支軸2
8aに回動可能に支持されており、その一端部28bが
カートリッジ20に形成されたポスト22bに当接して
いる。
【0058】矢印Ldで示す方向に、カートリッジ20
が記録再生装置に装着されるとき、まず、図4に示すよ
うに、メカデッキに固定されたロック解除部材104が
カートリッジ20の案内溝20g内に僅かに進入する。
【0059】この状態では、ロック解除部材104がシ
ャッタロック部材28と未だ当接せず、板バネ102に
取り付けられた係止爪103は、シャッタ26の側壁に
当接しており、係合孔26hとは係合していない。
【0060】上述のような図4の状態から、カートリッ
ジ20が更に挿入されると、図5Aに示すように、ロッ
ク解除部材104がシャッタロック部材28の凸部28
dと当接する。
【0061】この状態では、使用者の挿入力に対する反
作用が、ロック解除部材104を介して、シャッタロッ
ク部材28を押すことにより、その一端部28bが弾性
変形し、シャッタロック部材28は、支軸28aの回り
に時計方向に回動して、凹部28cとシャッタ26の突
起部26eとの係合が解除される。そして、板バネ10
2が時計方向に弾性変形して、これに取り付けられた係
止爪103がシャッタ26の孔26hに係合する。
【0062】これにより、シャッタ26は、係止爪10
3を介して、メカデッキに係止され、使用者の挿入力に
対する反作用がシャッタ26に伝達されて、シャッタ2
6が開き始める。
【0063】そして、カートリッジ20の全体が挿入さ
れると、図5Bに示すように、シャッタ26が全開した
状態となる。
【0064】この図5Bに示すような状態で、図3に示
すような記録再生装置100の2組の光学ヘッド110
がカートリッジ20内のディスクD1,D2に対向する
ことができると共に、このディスクが光磁気ディスクの
場合は、2組の磁気ヘッド121がディスクD1,D2
に対接することができる。
【0065】一方、ディスクカートリッジ20の排出時
には、上述と逆になって、排出力によりシャッタ26が
閉じ、板バネ102が半時計方向に弾性変形して、これ
に取り付けられた係止爪103とシャッタ26の孔26
hとの係合が外れる。最後に、シャッタ26の突起部2
6eがシャッタロック部材28の凹部28cに係合し
て、シャッタがロックされる。前述のように、この状態
では、使用者の手でシャッタを開くことはできない。
【0066】上述のように、この実施の形態では、カー
トリッジ20の排出方向とシャッタ26を閉じる方向と
が平行かつ逆向きであるため、メカデッキの板バネ10
2で逃げられる係止爪103をシャッタ26の係合孔2
6hに係合することにより、カートリッジ排出力を利用
して、シャッタ26を閉じることができて、前述の従来
例のような、スライダ17、スライダ駆動片18u,1
8b、引っ張りバネ19u,19bなどを必要としな
い。
【0067】[他の実施の形態]次に、図6を参照しな
がら、この発明によるディスクカートリッジの他の実施
の形態について説明する。
【0068】この発明の他の実施の形態の構成を図6に
示す。この図6において、前出図1に対応する部分には
同一の符号を付して一部説明を省略する。前述と同様
に、図6Aはディスクカートリッジの上面図、図6Bは
図6AのXb−Xbにおける断面図、図6Cは側面図で
ある。
【0069】図6において、ディスクカートリッジ20
Sは、上側シェル21と下側シェル22との間に、2枚
のディスクD1,D2が、矢印R/Pで示した記録再生
用光学ヘッド対向面が部分的に対向するように、ほぼ半
径分ずらして、異なる平面上に整列して、回動可能に収
納されて、縦横比がほぼ1:1.5の両シェル21,2
2が接合され、矢印Ldで示す方向に、記録再生装置
(図示せず)に挿入される。
【0070】また、ディスクカートリッジ20Sの側面
には、上側シェル21と下側シェル22とにまたがっ
て、案内溝20gが形成される。
【0071】例えば、ディスクD1,D2の直径は、4
0〜65mm、ディスク基板厚さは0.2〜0.6m
m、カートリッジ寸法は、70×40×5mm〜115
×70×8mmであり、1枚あたりの記録容量は、1.
5〜5GBとされる。
【0072】上側シェル21と下側シェル22には、記
録再生装置の回転駆動体と記録再生用ヘッド(図示せ
ず)を挿入するために、ディスクD1,D2の回転中心
を結ぶ直線上の各々外側に、窓孔23,24が設けられ
る。
【0073】これらの窓孔23,24を覆うように、金
属製の板バネ等からなり、断面が「コ」字状に形成され
たシャッタ25,26が、両シェル21,22の短辺に
沿って両シェル21,22に跨って、所定の範囲でスラ
イド可能に係合される。
【0074】シャッタ25,26には、図6B,6Cに
示すように、側面中央部に係合孔25h,26hが設け
られると共に、図6Cに示すように、下側シェル22に
重なる方の側面が、シェル22の短辺方向に延伸され
る。
【0075】シャッタ25,26が延伸される矢印Ld
の方向には、「J」字状のシャッタロック部材27,2
8が内蔵されて、後述のように、シャッタロック部材2
7,28と、前出図2Bに示すような、シャッタ26の
矢印Ld方向の延伸部に形成された突起部26eとが係
合する。
【0076】これにより、この実施の形態では、ディス
クカートリッジが記録再生装置(図示せず)に装着され
ていない場合に、使用者が容易にシャッタを開くことが
できず、ディスクが損傷する虞がない。
【0077】なお、ディスクD1,D2の中心孔には、
磁性金属からなるクランピングプレートCLPが係合さ
れて、記録再生装置のターンテーブル(図示せず)に載
置されたときに、ディスクがクランプされる。
【0078】一方、図6に示すようなカートリッジ20
Sに対応しては、前出図3に示すような光学ヘッド11
0と磁気ヘッド121とが1組準備されて、カートリッ
ジ20Sの短辺を軸として表裏を反転することにより、
2枚のディスクD1,D2の順次記録再生が可能とされ
る。
【0079】もしくは、前出図3に示すような光学ヘッ
ド110と磁気ヘッド121とが、互いに上下を逆に、
2組準備されて、2枚のディスクD1,D2の同時記録
再生が可能とされる。
【0080】図6の実施の形態のディスクカートリッジ
20Sを、前述のような記録再生装置100に装着する
場合は、前出図1の実施の形態のディスクカートリッジ
20を装着する場合と同様に、前出図4に示すような、
ロック部材28によるシャッタ26のロックが解除され
ていない状態から、前出図5Aに示すような、ロックが
解除されてシャッタ26が開き始めた状態を経て、前出
図5Bに示すような、シャッタ26が全開した状態にな
る。
【0081】このシャッタ全開の状態で、前出図3に示
すような光学ヘッド110と磁気ヘッド121とが1組
準備されるか、もしくは、互いに上下を逆に、2組準備
されるかに応じて、光学ヘッド110がカートリッジ2
0内のディスクD1,D2の一方もしくは双方に対向す
ることができて、順次もしくは同時の再生ができる。
【0082】そして、このディスクが光磁気ディスクの
場合は、磁気ヘッド121がディスクD1,D2の一方
もしくは双方に対接することができて、順次もしくは同
時の記録ができる。
【0083】[他の実施の形態]次に、図7および図8
を参照しながら、この発明によるディスクカートリッジ
の他の実施の形態について説明する。
【0084】この発明の他の実施の形態の構成を図7お
よび図8に示す。この図7および図8において、前出図
1および図6に対応する部分には同一の符号を付して一
部説明を省略する。前述と同様に、図7Aはディスクカ
ートリッジの上面図、図7Bは側面図である。また、図
8A〜図8Eはそれぞれ図7AのXa−Xa〜Xe−X
eにおける断面図である。
【0085】図7において、ディスクカートリッジ20
Cは、上側シェル21と下側シェル22との間に、同一
平面上に整列して、2枚のディスクD1,D2が回動可
能に収納されて、縦横比がほぼ1:2の両シェル21,
22が接合され、矢印Ldで示す方向に、記録再生装置
(図示せず)に挿入される。
【0086】また、ディスクカートリッジ20Cの上側
シェル21には、その短辺方向の中心線に沿って、案内
溝20gが形成される。
【0087】例えば、ディスクD1,D2の直径は、6
5mm以下、ディスク基板厚さは0.2〜0.6mm、
カートリッジ寸法は、150×70×5.5mm以下で
あり、1枚あたりの記録容量は1.5GB以上とされ
る。
【0088】この実施の形態では、上側シェル21と下
側シェル22の各中央部に、記録再生装置の回転駆動体
と記録再生用ヘッド(図示せず)を挿入するための窓孔
23,24が、2枚のディスクD1,D2に共通に設け
られる。
【0089】そして、この窓孔23,24を覆うため
の、金属板からなるシャッタ35,36が、上側シェル
21と下側シェル22の各外側に配設されると共に、シ
ャッタ35の中央部には、係合孔35hが設けられる。
【0090】上下のシャッタ35,36は、連結板37
により、図8Cに示すように、「工」字状に連結され。
連結板37は、両シェル21,22にわたって中央部に
形成された透孔29(図8D参照)内に配設されて、所
定の範囲でスライド可能に係合される。
【0091】また、この実施の形態では、図7Bに示す
ように、「J」字状のシャッタロック部材38がディス
クD1,D2に垂直に内蔵されると共に、このシャッタ
ロック部材38の凹部38cに対応して、上側のシャッ
タ35の内側に突起35eが形成され、この突起35e
と凹部38cとが係合して、上下のシャッタ35,36
がロックされる。
【0092】これにより、この実施の形態でも、ディス
クカートリッジが記録再生装置(図示せず)に装着され
ていない場合に、使用者が容易にシャッタを開くことが
できず、ディスクが損傷する虞がない。
【0093】なお、図8Cに示すように、ディスクD
1,D2は、それぞれ矢印R/Pで示した光学ヘッド対
向面から読み取られる。また、ディスクD1,D2の中
心孔には、磁性金属からなるクランピングプレートCL
Pが係合されて、記録再生装置のターンテーブル(図示
せず)に載置されたときに、ディスクがクランプされ
る。
【0094】そして、上下のシャッタ35,36と連結
板37とは、カートリッジ20Cの組立後に、所定の位
置に配されて組み立てられ、例えば、紫外線硬化型の接
着剤を用いて接着される。
【0095】図7,8に示すようなカートリッジ20C
に対応しては、前出図3に示すような光学ヘッド110
と磁気ヘッド121とが1組準備されて、2枚のディス
クD1,D2の順次記録再生が可能とされる。 また、
図7,8の実施の形態のカートリッジ20Cでは、シャ
ッタロック部材38がディスクD1,D2に垂直に配設
されているので、前出図2に示すような、板バネ10
2、係止爪103およびロック解除部材(シャッタオー
プナ)104をそれぞれディスクD1,D2に垂直に取
り付けることにより、図7,8の実施の形態のカートリ
ッジ20Cを記録再生装置に装着する場合は、前出図
4,図5に示したと同様に、ロック部材38によるシャ
ッタ35のロックが解除されていない状態から、ロック
が解除されてシャッタ35が開き始めた状態を経て、シ
ャッタ35が全開した状態になる。
【0096】このシャッタ全開の状態で、前出図3に示
すような光学ヘッド110と磁気ヘッド121とが1組
準備されて、光学ヘッド110がカートリッジ20C内
のディスクD1,D2の一方に対向することができて、
順次の再生ができる。
【0097】そして、このディスクが光磁気ディスクの
場合は、磁気ヘッド121がディスクD1,D2の一方
に対接することができて、順次の記録ができる。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、媒体の倍容量化が容易であり、記録再生装置か
らの排出力を利用して、ディスクカートリッジのシャッ
タを容易に閉じることができると共に、使用者の手では
容易にシャッタが開けない。
【0099】また、請求項2の発明によれば、2枚の光
ディスクの同時記録再生が可能となる。
【0100】また、請求項3の発明によれば、2枚の光
ディスクの順次記録再生が可能となる。
【0101】また、請求項4の発明によれば、媒体の倍
容量化および小型化が容易であり、記録再生装置からの
排出力を利用して、ディスクカートリッジのシャッタを
容易に閉じることができると共に、使用者の手では容易
にシャッタが開けない。
【0102】また、請求項5の発明によれば、倍容量化
した媒体に容易に対応することができると共に、ディス
クカートリッジの着脱の際に、挿入力および排出力を利
用して、シャッタ部材を開閉することができる。
【0103】また、請求項6の発明によれば、2枚の光
ディスクの同時記録再生が可能である。
【0104】また、請求項7の発明によれば、2枚の光
ディスクの順次記録再生が可能である。
【0105】また、請求項8の発明によれば、倍容量化
および小型化した媒体に容易に対応することができると
共に、ディスクカートリッジの着脱の際に、挿入力およ
び排出力を利用して、シャッタ部材を開閉することがで
きる。
【0106】また、請求項9の発明によれば、部分的に
対向した2枚の光ディスクの同時記録再生が可能であ
る。
【0107】また、請求項10の発明によれば、部分的
に対向した2枚の光ディスクの順次記録再生が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるディスクカートリッジの実施の
形態の構成を示す図である。
【図2】この発明の実施の形態の要部の構成を示す斜視
図である。
【図3】この発明による光ディスク記録再生装置の要部
の構成を示す側面図である。
【図4】図1の実施の形態の装着時の状態を説明するた
めの図である。
【図5】図1の実施の形態の装着時の状態を説明するた
めの図である。
【図6】この発明によるディスクカートリッジの他の実
施の形態の構成を示す図である。
【図7】この発明によるディスクカートリッジの他の実
施の形態の構成を示す図である。
【図8】図7の実施の形態の要部の構成を示す断面図で
ある。
【図9】従来のディスクカートリッジの構成例を示す斜
視図である。
【図10】従来例の要部の構成を示す図である。
【符号の説明】
20,20C,20S…ディスクカートリッジ、20g
…案内溝、21…上側シェル、22…下側シェル、2
3,24…窓孔(開口)、25,26…シャッタ、2
7,28…シャッタロック部材、35,36…シャッ
タ、37…連結板、38…シャッタロック部材、100
…記録再生装置、102…板バネ、103…係止爪、1
04…ロック解除部材(シャッタ・オープナ)、110
…光学ヘッド、121…磁気ヘッド、CLP…クランピ
ングプレート、D1,D2…ディスク、Ld…カートリ
ッジ装着方向、R/P…記録再生用光学ヘッド対向面

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長方形の2枚のシェルを接合してカートリ
    ッジを形成して2枚の光ディスクを平行に収納し、この
    2枚の光ディスクを部分的に露呈するための開口を上記
    2枚のシェルにそれぞれ備えると共に、上記開口を覆う
    シャッタ部材を備えたディスクカートリッジであって、 上記シェルの縦横比をほぼ1:2に設定して、上記2枚
    の光ディスクを同一平面上に整列させ、 上記長方形のシェルの短辺方向に摺動可能に上記シャッ
    タ部材を形成すると共に、当該シャッタ部材に外部と係
    止するための係止手段を設け、 上記開口を覆った状態で上記シャッタ部材をロックする
    シャッタロック部材を設けると共に、 このシャッタロック部材を部分的に露呈するロック解除
    部材挿入溝を上記シェルの短辺方向に形成したことを特
    徴とするディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のディスクカートリッジに
    おいて、 上記開口を上記2枚のシェルの各短辺の近傍にそれぞれ
    設け、 上記2枚のシェルを跨いで上記開口を覆うように上記シ
    ャッタ部材を形成すると共に、 上記ロック解除部材挿入溝を上記シェルの各短辺側に形
    成したことを特徴とするディスクカートリッジ。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のディスクカートリッジに
    おいて、 上記開口を上記2枚の光ディスクに共通に上記2枚のシ
    ェルの各中央部に設け、 上記開口を覆うように配設した上記シャッタ部材を上記
    2枚のシェルを通じて連結すると共に、 上記ロック解除部材挿入溝を上記短辺方向の中心線に沿
    って形成したことを特徴とするディスクカートリッジ。
  4. 【請求項4】長方形の2枚のシェルを接合してカートリ
    ッジを形成して2枚の光ディスクを平行に収納し、この
    2枚の光ディスクを部分的に露呈するための開口を上記
    2枚のシェルにそれぞれ備えると共に、上記開口を覆う
    シャッタ部材を備えたディスクカートリッジであって、 上記シェルの縦横比をほぼ1:1.5に設定して、上記
    2枚の光ディスクを異なる平面上に配して部分的に対向
    させ、 上記開口を上記2枚のシェルの各短辺の近傍にそれぞれ
    設け、 上記2枚のシェルを跨いで上記開口を覆い、上記短辺方
    向に摺動可能に上記シャッタ部材を形成すると共に、当
    該シャッタ部材に外部と係止するための係止手段を設
    け、 上記開口を覆った状態で上記シャッタ部材をロックする
    シャッタロック部材を設けると共に、 このシャッタロック部材を部分的に露呈するロック解除
    部材挿入溝を上記シェルの各短辺側に形成したことを特
    徴とするディスクカートリッジ。
  5. 【請求項5】縦横比がほぼ1:2の長方形のカートリッ
    ジに2枚の光ディスクを同一平面上に整列して収納する
    と共に、この2枚の光ディスクを部分的に露呈するため
    上記カートリッジの表裏に配した開口を覆うシャッタ部
    材と、上記開口を覆った状態で上記シャッタ部材をロッ
    クするシャッタロック部材とを備えたディスクカートリ
    ッジを媒体とする光ディスク記録再生装置であって、 上記シャッタ部材を係止する係止部材と、 上記シャッタロック部材によるロック状態を解除するロ
    ック解除部材とを備えると共に、 上記カートリッジの表裏に配した開口に対応し、光学ヘ
    ッドおよび磁気ヘッドを含む記録再生手段を備えたこと
    を特徴とする光ディスク記録再生装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の光ディスク記録再生装置
    において、 上記カートリッジの表裏の各短辺の近傍に配された2組
    の上記開口に対応して、2組の上記記録再生手段を備え
    たことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  7. 【請求項7】請求項5に記載の光ディスク記録再生装置
    において、 上記カートリッジの表裏の各中央部に上記2枚の光ディ
    スクに共通に配された1組の上記開口に対応して、1組
    の上記記録再生手段を備えたことを特徴とする光ディス
    ク記録再生装置。
  8. 【請求項8】縦横比がほぼ1:1.5の長方形のカート
    リッジに2枚の光ディスクを異なる平面上に部分的に対
    向させて収納すると共に、この2枚の光ディスクを部分
    的に露呈するため上記カートリッジの表裏に配した開口
    を覆うシャッタ部材と、上記開口を覆った状態で上記シ
    ャッタ部材をロックするシャッタロック部材とを備えた
    ディスクカートリッジを媒体とする光ディスク記録再生
    装置であって、 上記シャッタ部材を係止する係止部材と、 上記シャッタロック部材によるロック状態を解除するロ
    ック解除部材とを備えると共に、 上記カートリッジの表裏に配した開口に対応し、光学ヘ
    ッドおよび磁気ヘッドを含む記録再生手段を備えたこと
    を特徴とする光ディスク記録再生装置。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の光ディスク記録再生装置
    において、 上記カートリッジの表裏の各短辺の近傍に配された2組
    の上記開口に対応して、2組の上記記録再生手段を互い
    に逆向きに配したことを特徴とする光ディスク記録再生
    装置。
  10. 【請求項10】請求項8に記載の光ディスク記録再生装
    置において、 上記カートリッジの表裏の各中央部に配された2組の上
    記開口の一方に対応して、1組の上記記録再生手段を配
    したことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102324250A (zh) * 2001-10-23 2012-01-18 瑞萨电子株式会社 半导体器件

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102324250A (zh) * 2001-10-23 2012-01-18 瑞萨电子株式会社 半导体器件

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