JP2000081913A - 弁 - Google Patents

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JP2000081913A
JP2000081913A JP19315599A JP19315599A JP2000081913A JP 2000081913 A JP2000081913 A JP 2000081913A JP 19315599 A JP19315599 A JP 19315599A JP 19315599 A JP19315599 A JP 19315599A JP 2000081913 A JP2000081913 A JP 2000081913A
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pressure
valve
volume flow
conduit
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Hartmut Faust
ファウスト ハルトムート
Benjamin Kemmner
ケムナー ベンヤミン
Guenter Ebinger
エービンガー ギュンター
Urban Panther
パンター ウルバン
Manfred Homm
ホム マンフレート
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LuK Getriebe Systeme GmbH
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    • G05D7/0126Control of flow without auxiliary power the sensing element being a piston or plunger associated with one or more springs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • F16H61/662Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members
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    • Y10T137/2635Pilot valve operated

Abstract

(57)【要約】 【課題】 全使用時間にわたって抑制制御ポイントを維
持することができる容積流調整弁を提供する。 【解決手段】 弁孔2内をばね4に抗して案内されて軸
方向摺動可能な弁ピストン3と、フィードポンプの圧力
側に接続された供給部7と、弁ピストン3によって開口
可能なオーバフロー流出部16と、運転圧によって負荷
される第1の弁ピストン面5と、測定絞り11において
減じられた運転圧によって負荷される第2の弁ピストン
面6とを備えた容積流調整弁において、オーバフロー流
出部16と第2の弁ピストン面6を受容するばね室14
との間における漏れ流を減じる又は0にする装置が設け
られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の上位概
念部に記載の形式の容積流調整弁、特に連続的に調節可
能な伝動装置(CVT)用の容積流調整弁に関する。
【0002】
【従来の技術】容積流調整弁は、ハイドロシリンダ又は
その他の液圧式の消費機に流れる作業液の液体流に影響
を加えたい場合に、使用される。この場合フィードポン
プによって準備された液体流の一部は、液圧式の消費機
に供給され、不要な余剰部分は再びポンプ循環路に戻さ
れる。
【0003】容積流調整弁はこの場合十分に規定された
抑制制御ポイントを有しており、この抑制制御ポイント
の後では、たとえポンプによって準備された供給量がさ
らに上昇した場合でも、液圧式の消費機にはほぼ一定の
液体流が供給されるようになっている。
【0004】極めて一般的に容積流調整弁はスプール又
は弁ピストンを有しており、このスプール又は弁ピスト
ンは、弁孔内において圧縮ばねの力に抗して軸方向摺動
可能に受容されており、かつ両側において、測定絞りに
基づく異なった圧力によって負荷される。容積流調整弁
を介して、既に上に述べた余剰の吐出流は戻し路に戻さ
れ、この戻し路は、タンク又はフィードポンプの吸込み
側に接続されていて、ひいてはフィードポンプの圧力側
に比べて低い圧力レベルをもつ領域に接続されている。
【0005】容積流調整弁の抑制制御ポイントは、液圧
系にとって1つの重要な特性値である。それというの
は、液圧式の消費機に供給される容積流は系の設計時に
入力値として働き、抑制制御ポイントがシフトすると、
設計のために働く容積流がもはや維持され得ないので、
系の特性に不都合に変化してしまうことがあるからであ
る。
【0006】液圧式の消費機の作業特性に基づいて、液
圧系内において高い圧力の生じることがある。容積流調
整弁の測定絞りにおいては、ある程度の圧力損失が生じ
る。容積流調整弁のばねを受容する室と前記戻し路との
間には、しかしながら高い系圧時には、測定絞りの後ろ
の低い圧力にもかかわらず、大きな圧力差が生じ、この
圧力差に基づいてばね室と戻し路との間には漏れ流が生
じる。
【0007】この漏れは、容積流調整弁から液圧式の消
費機に供給される容積流を減少させ、抑制制御ポイント
のずれもしくはシフトを生ぜしめる。その結果として、
液圧系の特性が変化してしまう。
【0008】特に、フィードポンプによって準備された
容積流が液圧式の消費機にとって必要な容積流を著しく
上回るような場合に(このような現象は例えば、自動車
の内燃機関によって駆動されるポンプにおいて、高い機
関回転数時に繰り返し発生する)、容積流調整弁は多く
の調整動作を実施しなくてはならず、つまり弁ピストン
は弁孔内において常に繰り返し振動運動させられる。こ
のことは、特に弁ピストンのシール縁及びこの箇所にお
ける弁孔の領域における金属と金属との材料対偶に基づ
いて、摩耗を促進させ、ひいては間隙高さを増大させ、
そしてこれは漏れ流を著しく上昇させることになる。
【0009】弁ピストンのシール縁を丸く面取りするこ
とによって、この問題を排除することは不可能である。
それというのは、液圧系には通常、小さな粒子の形の汚
れが存在しており、これらの汚れは弁孔と丸く面取りさ
れたピストン縁との間に固着し、これによって弁孔と弁
ピストンとの間における摩耗がさらに高められ、ひいて
は間隙高さ及び漏れが増大させられる。また、このよう
な面取り部は、弁孔内における弁ピストンの変位もしく
は傾きひいては摩耗を促進するひっかかりを生ぜしめや
すくしてしまう。
【0010】このようなひっかかりの傾向は、確かに弁
ピストンを長く構成することによって低減させることが
可能な場合もあるが、しかしながらこのような解決策
は、そのために必要ではあるが得ることができない構造
スペースの点で、実際には不可能である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ゆえに本発明の課題
は、冒頭に述べた形式の容積流調整弁を、上述のような
欠点を排除すべく改良して、全使用時間にわたって抑制
制御ポイントを維持することができる容積流調整弁を提
供することである。本発明の課題はまた、抑制制御ポイ
ントの維持を可能にする方法を提供することでもある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明による容積流調整弁の構成では、弁孔内をばね
に抗して案内されて軸方向摺動可能な弁ピストンと、フ
ィードポンプの圧力側に接続された供給部と、弁ピスト
ンによって開口可能なオーバフロー流出部と、運転圧に
よって負荷される第1の弁ピストン面と、測定絞りにお
いて減じられた運転圧によって負荷される第2の弁ピス
トン面とを備えている形式の容積流調整弁において、オ
ーバフロー流出部と第2の弁ピストン面を受容するばね
室との間における漏れ流を減じる又は0にする装置が設
けられているようにした。
【0013】この請求項1記載の本発明による容積流調
整弁の有利な構成は、請求項2から請求項10に記載さ
れている。
【0014】また、前記課題を解決する本発明による方
法では、容積流調整弁の抑制制御ポイントの変化を回避
する方法において、弁のばね室とオーバフロー流出部と
の間における漏れ流を、ほぼ運転圧に相当する圧力をば
ね室と流出部との間における空間において形成すること
によって、回避するようにした。
【0015】
【発明の効果】本発明は以下に記載の認識に基づいてい
る。すなわちこの場合、抑制制御ポイントのずれもしく
はシフトの原因である漏れ流、つまり分岐部を介して容
積流調整弁の測定絞りの後ろでばね室にひいてはオーバ
フロー流出部内に達する漏れ流は、ばね室と流出部との
間における圧力レベルの上昇によって排除すること、又
は少なくとも、容積流調整弁の抑制制御ポイントをほぼ
一定に保つ程度に抑制される。それというのは、圧力レ
ベルを高めることによって、運転中に弁ピストンと弁孔
との間における間隙空間が増大したとしても、この間隙
空間を液圧的に閉鎖することができるからである。
【0016】高められた圧力レベルを得るためには、液
圧系内にいずれにせよ存在している運転圧又は系圧を利
用すると、有利である。
【0017】ゆえに本発明によれば、弁孔内をばねに抗
して案内されて軸方向摺動可能な弁ピストンと、フィー
ドポンプの圧力側に接続された供給部と、弁ピストンに
よって開口可能なオーバフロー流出部と、運転圧によっ
て負荷される第1の弁ピストン面と、測定絞りにおいて
減じられた運転圧によって負荷される第2の弁ピストン
面とを備えている容積流調整弁が、さらに、ばね室にお
ける減じられた運転圧とオーバフロー流出部における圧
力との間の圧力差を減じる又は0にする装置を有してい
る。
【0018】この装置は圧力導管を有しており、該圧力
導管を介して、ばね室に隣接していてばね室と弁ピスト
ン周面との間における空間に、ほぼ運転圧に相当する圧
力が生ぜしめられる。言い換えれば、弁孔と弁ピストン
の外周面との間には、この箇所における圧力レベルの上
昇によって、液圧式のシールが達成される。
【0019】本発明による容積流調整弁の別の構成によ
れば、シール領域に、つまり高められた圧力レベルを形
成したい箇所に、運転圧下にあるハイドロリック液(例
えば油圧オイル)が、弁ピストンに形成された孔を介し
て供給される。
【0020】この構成とは択一的に又はこの構成に付加
的に、圧力下にある液体が、弁孔の内周面に配置された
溝を介して供給されるようになっていてもよい。
【0021】液体によって圧力クッションを形成するた
めに、本発明の別の構成では、圧力導管が、弁ピストン
周面又は弁孔内面に形成されたリング溝に開口してい
る。つまり言い換えれば、弁ピストンの周面にか又は弁
孔の内面にもリング溝が設けられ、このリング溝に圧力
導管を介して圧力液体が導入される。
【0022】本発明による得られた容積流調整弁は、特
にCTV伝動装置、つまり変速比を連続的に変えること
ができる伝動装置において使用するために設けられてい
る。
【0023】上に述べた容積流調整弁の他に本発明は、
容積流調整弁の抑制制御ポイントの変化を回避する方法
をも提供しており、この方法は、弁のばね室とオーバフ
ロー流出部との間における漏れ流を、ほぼ運転圧に相当
する圧力レベルをばね室と流出部との間における空間に
おいて形成することによって、回避することを特徴とす
る。
【0024】本発明はさらに、請求項14の上位概念部
に記載された、前制御圧によって制御される制御弁の、
場合によっては温度に関連して生じる制御圧変化のよう
な圧力変化を補償する方法及び装置にも関している。本
発明はさらにまた、請求項15の上位概念部に記載の制
御弁にも関する。
【0025】例えば段階的オートマチック伝動装置、C
TV伝動装置、自動化されたクラッチなどにおいて使用
される液圧式の制御装置では、一般に、制御スプール
は、例えば電磁石によって調節される前制御圧によって
負荷され、かつこれによって、設計上所定された条件に
相応して一般的に高い制御圧が制御され、この制御圧に
よって例えばクラッチが負荷されるようになっている。
スプールを緩衝するために、種々異なったオイル供給部
には単数又は複数の絞り開口が設けられる。
【0026】本発明の課題は、上述のような制御圧の、
温度に関連した上昇を回避することができる方法を提供
することである。本発明の別の課題は、温度上昇に連れ
て制御圧が上述のように上昇することのない制御弁を提
供することである。
【0027】本発明の課題の、方法に関する部分は、請
求項14の特徴部に記載の構成によって解決される。
【0028】また、本発明の課題の、制御弁に関する部
分は、請求項15の特徴部に記載の構成によって解決さ
れる。
【0029】本発明による制御弁の別の有利な構成は、
請求項16に記載されている。
【0030】
【発明の実施の形態】次に図面につき本発明の実施の形
態を説明する。
【0031】図1には、本発明の1実施例による容積流
調整弁1の基本的な構造が示されている。
【0032】弁ケーシング(図示せず)の弁孔2内に
は、弁ピストン3がばね4又は蓄力器の力に抗して軸方
向摺動可能に受容されて設けられており、この場合弁ピ
ストン3は、以下においてピストン面5と呼ばれる第1
のピストン端面と、第2のピストン面6とを有してい
る。単に略示された供給部7を介して、ハイドロリック
液例えば油圧オイルが、図示されていないフィードポン
プ又はその他の手段、例えば前置された弁又はアキュム
レータのようなその他の手段を介して、系圧又は運転圧
で容積流調整弁1に供給される。
【0033】圧力下で供給される油圧オイルのようなハ
イドロリック液は、容積流調整弁1を貫流し、さらに分
岐部8に達し、そこから導管9を介して系圧で容積流調
整弁1の室10に導入され、これによって、室10にお
ける圧力に基づいて第1のピストン面5が負荷される。
測定絞り11において、規定の圧力損失が生ぜしめら
れ、その結果分岐部12と導管13とを介してばね室1
4のような室においては、減じられた運転圧が生ぜしめ
られ、このばね室14における運転圧は第2のピストン
面6を負荷する。導管13内には有利には別の絞り11
aが配置されていてもよく、この絞り11aは貫流時に
領域13aにおける圧力低下を生ぜしめる。両方の分岐
部8,12の間における圧力差は、測定絞り11を介し
て容積流に関連して生ぜしめられる。分岐部12と領域
13aとの間における圧力差は、測定絞り11aを介し
て容積流に関連して生ぜしめられる。容積流調整弁1
は、両方のピストン面に作用する圧力が異なった大きさ
であり、かつばね4によって生ぜしめられるプレロード
(Vorspannkraft)を圧力差が上回った場合に、抑制制
御(abregeln)を開始する。
【0034】抑制制御というのは次のような制御動作を
意味する。すなわち抑制制御時には、フィードポンプに
よって圧送されかつ液圧式の消費機(図示せず)によっ
て必要とされない容積流が、余剰吐出流としてタンク1
5にもしくはフィードポンプの吸込み側に導かれるか、
又は他の消費機に又は冷却のようなその他の目的のため
にさらに導かれる。
【0035】上において既に述べたように、そして後で
線図を参照しながら詳しく述べるように、使用に応じて
液圧系においては例えば、容積流調整弁1の多くの調整
動作もしくは制御動作を生ぜしめる可変の容積流におい
て100バール(107 Pa)までの高い運転圧の生じ
ることがある。観察によって分かったように、長い使用
時間の後では弁ピストン3の周面と弁孔2との間におい
て第2のピストン面6の領域に、摩耗現象が発生し、こ
のような摩耗現象によって当該箇所においては間隙高さ
が増大してしまう。
【0036】タンク15のための流出部16とばね室1
4との間の領域は、公知の容積流調整弁では実質的に無
圧であるので、ばね室14における圧力と周囲つまり流
出部16もしくはタンク15との間においては、大きな
圧力差が生じる。
【0037】主として弁孔2の内壁とピストン面6のピ
ストンシール縁とにおいて観察される摩耗は、運転経過
中に増大し、これは圧力差に基づいて、ばね室14から
流出部16に向かっての漏れ流の増大を惹起する。図1
に示された概略図では、弁ピストン3は、供給部7を起
点としてばね室14に向かって弁ピストン3の長手方向
に延びる孔17を有しており、この孔17を介してハイ
ドロリック液は運転圧でリング溝18に導入されること
ができる。これによってリング溝18内においては、わ
ずかな圧力損失を無視すれば、運転圧に相当する圧力レ
ベルが形成される。公知の弁において生じる、ばね室1
4と流出部16との間における圧力差は、本発明による
容積流調整弁1ではもはや存在せず、液圧式の消費機に
供給される容積流は、ばね室14からの漏れ流によって
減じられない。容積流調整弁1の抑制制御ポイントにお
ける容積流は、もはや漏れ流の分だけ減じられず、した
がって抑制制御ポイントはもはやシフトされない。
【0038】したがって、容積流調整弁1の抑制制御ポ
イントのシフトに基づいて生ぜしめられる作業特性の変
化、つまり容積流によって負荷される液圧式の消費機に
おける作業特性の変化は、本発明による容積流調整弁1
によって持続的に阻止することができる。
【0039】図2には、容積流調整弁1を備えた圧力媒
体装置の本発明による別の構成が示されている。図1の
実施例とは異なり、図2ではパイロット弁100が接続
路13bを介して圧力媒体接続路13a,13cと接続
されており、この場合接続路13cはばね室14と接続
されている。
【0040】パイロット弁100は、ケーシング101
内において蓄力器102の戻し力に抗して軸方向シフト
可能なスプール又はピストン103を有している。入口
側における圧力が低い場合における状態では、ピストン
103はシール面で、蓄力器102によってもたらされ
る力に基づいて弁100の入口を閉鎖している。ピスト
ンのこのシール面は有利には円錐形に形成されている
が、しかしながら別の実施例においては別の形で形成さ
れていてもよい。入口側に弁100は絞り104を有し
ており、この絞り104は貫流時に圧力を減じる。
【0041】弁100において入口側の圧力が有効な面
積を乗じられて、ばね102の力によって与えられる所
定可能な値を超えて、上昇すると、ピストン103は軸
方向に摺動して、弁100の開口を少なくとも部分的に
開放する。これによって容積流は弁を貫いて導管13か
ら導管13a,13bを介して流出部115に流れる。
この容積流によって領域13a,13b,105におけ
る圧力は、絞り11a,104によって減じられる。こ
れによって室14における圧力も低下し、容積流調整弁
1のピストン3は軸方向に摺動し、供給部7から流出部
16への接続路がピストン3の軸方向位置に関連して開
放され、分岐部8に向かっての流れの抑制制御が規定さ
れる。容積流調整弁1の他の作用形式は、図1に対する
説明に記載した通りである。
【0042】図3のAには、本発明の第1実施例による
容積流調整弁1が閉鎖位置で示されたおり、この容積流
調整弁1の弁ピストン3は、弁孔2内において圧縮ばね
4の力に抗して軸方向摺動可能である。閉鎖位置におい
ては供給部7と流出部16との間における接続部は存在
していない。リングシール部材19を備えた栓体20に
よって閉鎖された孔21を介して、弁ピストン3は弁孔
2内に挿入されることができる。
【0043】弁ピストン3は第1のピストン面5におい
て、導管9を介してもたらされるハイドロリック液例え
ば油圧オイルによって負荷され、これによって図平面に
おいて右に向かったばね4の力に抗して軸方向摺動さ
れ、この摺動は、弁ピストン3が図3のBに示された開
放位置を占めるまで続く。図示されていない測定絞りの
後ろで、導管13を介して油圧オイルは減じられた圧力
でばね室14内にもたらされ、その結果第2のピストン
面6において作用する力が、ばね力に加算され、ピスト
ン面5に対する負荷に基づく力とバランスされる。
【0044】弁ピストン3内を斜めに延びている孔17
を介して、油圧オイルは供給部7からリング溝18内に
導入され、その結果そこに圧力クッションが形成され、
この圧力クッションはばね室14から流出部16への漏
れ流を阻止する。リング溝18とピストン面6の外側領
域との間の領域において、ピストン3の外周面と弁孔2
との間に生じる間隙空間は、これによってリング溝18
における圧力とばね室14における圧力ひいては間隙空
間における圧力との間の力バランス又は圧力バランスを
生ぜしめる。したがって、もはや漏れ流が生じることは
なくなる。
【0045】図3のBには、図3のAに示された容積流
調整弁1が開放位置で示されており、この開放位置にお
いては、供給部7を介してもたらされた余剰の吐出流が
流出部16を介して流出される。開放位置においては、
円錐台形状のセンタリング付加部22はばね室14の底
部23に接触している。
【0046】図4には本発明による容積流調整弁の第2
実施例が示されており、この第2実施例が第1実施例と
異なっている点は、圧力クッションを形成するための圧
力導管24が、図3のAに示された孔17の形で設けら
れているのではなく、容積流調整弁1のケーシング体又
は弁孔2に溝24が延在していることである。この溝2
4は図4では、ハイドロリック液の流れ方向を示す矢印
を付けられた破線によって示されており、供給部7と、
ピストン面6に隣接する室におけるリング溝25との間
の接続路を形成している。
【0047】第2実施例による容積流調整弁1の機能
は、第1実施例による容積流調整弁1の機能に相当して
いる。図4に示された容積流調整弁1はしかしながら安
価に製造することができる。それというのは、この容積
流調整弁1は、弁ピストン3内に孔17を設ける必要が
ないからである。
【0048】次に図5〜図10に示された特性線につい
て述べる。各線図に示された特性線は、低いもしくは高
い運転圧pをもつ容積流調整弁におけるものであり、こ
の場合フィードポンプとしては、内燃機関によって駆動
されるポンプを使用することができ、このようなポンプ
は、横軸にとられた機関回転数に関連して、約100l
/minまでの又は有利には約60l/minまでの吐
出容積流を準備する。
【0049】容積流調整弁は、無段階式に調節可能な伝
動装置(CTV)において液圧式の力発生ユニットを制
御するために使用することができ、この場合CTV伝動
装置は、約6バール(6×105 Pa)〜100バール
(107 Pa)の間の運転圧レベルにおいて、約5l/
min〜30l/minの間の容積流Qを必要とする。
このことは、フィードポンプによって吐出される過剰な
容積流が容積流調整弁によって抑制制御されねばならな
い、ということを意味する。
【0050】図5は、低い運転圧pにおける公知の容積
流調整弁の、機関回転数に関する容積流Qの特性線経過
を示す線図である。容積流調整弁はこの場合、完全に閉
鎖された状態から完全に開放された状態に、次いでこの
状態から再び完全に閉鎖された状態へと操作され、それ
によって、各線図に示された容積流Qの特性線経過はヒ
ステリシスをもって生ぜしめられる。この場合図5に示
された特性線経過は、なお新しい容積流調整弁によって
得られたものであり、つまりこの容積流調整弁はまだ使
用されていない新品であり、したがってまだ摩耗してい
ないものである。特性線経過は、特徴的な容積流Qk以
降は、所望の経過を示しており、つまりそれ後では容積
流調整弁が液圧式の消費機にほぼ一定の容積流を供給す
る折れポイントを示しており、すなわちこの折れポイン
トから容積流調整弁は抑制制御を始める。
【0051】図6は、まだ長時間運転されておらず、し
たがって弁孔がまだ摩耗されていない公知の容積流調整
弁における、高い運転圧p時における機関回転数に関す
る容積流Qの特性線経過を示す線図である。この場合に
おいても容積流調整弁は、特徴的な容積流Qk以降にお
いて容積流を抑制制御する。
【0052】公知の容積流調整弁が長い時間にわたって
持続的に使用されると、これによって運転に基づく摩耗
が生ぜしめられ、このような摩耗は弁孔及びピストンシ
ール縁において確認され、つまり弁孔と弁ピストンとの
間における間隙空間を増大させる。
【0053】図7には、低い運転圧時における摩耗した
公知の容積流調整弁の特性線経過が示されており、この
特性線経過は、図5に示された特性線経過に似ている。
【0054】低い運転圧時における特性線経過が図7に
示されている摩耗した容積流調整弁が、高い運転圧によ
って負荷されると、機関回転数に関して容積流は図8に
示されたような経過を生ぜしめる。この図8からよく分
かるように、この場合においても確かに抑制制御ポイン
ト(Abregelpunkt)は存在しているが、しかしながらこ
の抑制制御ポイントは、数l/min例えば3l/mi
nずらされており、つまり液圧式の消費機には極めてわ
ずかな容積流しか供給されず、その作業特性は変化し、
液圧系の特性は変化している。
【0055】このような抑制制御ポイントのずれもしく
はシフトは、ばね室内における高い運転圧下のハイドロ
リック液と容積流調整弁の流出部との間における漏れ
流、つまり両者の間の大きな圧力差と摩耗による間隙空
間とに基づく漏れ流によって、生ぜしめられる。この場
合漏れ流は観察時には、上に述べた約3l/minの値
であった。
【0056】図9及び図10には、図3に示された本発
明による容積流調整弁1の、孔及びリング溝を備えた弁
ピストン3が、公知の容積流調整弁の既に摩耗した弁孔
内に挿入された場合における、低いもしくは高い運転圧
時の機関回転数に関する容積流の特性線経過が示されて
いる。弁ピストン3はアルミニウム合金から成ってお
り、かつ硬質酸化被覆層(Hartoxidbeschichtung)を有
している。
【0057】図9及び図10から容易に分かるように、
弁孔が既に摩耗している場合でも本発明による容積流調
整弁の抑制制御ポイントは、低い運転圧においても高い
運転圧においても変わらずに容積流Qkの特徴的な値の
ところに位置している。このことは、容積流調整弁のリ
ング溝における圧力レベルの発生によって、既に摩耗し
た弁孔であっても、また高い運転圧時においても、漏れ
流はもはや確認され得ない、ということを意味してお
り、つまり本発明による容積流調整弁は、長時間にわた
る使用の後で場合によっては弁孔が摩耗した場合でも、
その抑制制御ポイントを変化させることはない。図9及
び図10に示された全体的に幾分高い容積流は、実験に
おいて使用された配置形式における幾分異なるばねプレ
ロードに基づいて生ぜしめられた。しかしながら、本発
明による容積流調整弁の抑制制御ポイントが摩耗した弁
孔において高い運転圧時においても、漏れによる変化を
生ぜしめなかったということは、大きな意味がある。し
たがって本発明による容積流調整弁は、その全使用時間
にわたって、油圧系のための入力特性値として使用され
る抑制制御ポイントを維持することができる。
【0058】上に述べたことから明らかなように、本発
明による弁装置の構成は漏れに基づく系の誤特性を減じ
る又は阻止する。この誤特性、つまり例えば圧力依存に
基づく弁装置の抑制制御ポイントのずれもしくはシフト
は、他の原因によっても生じることがある。本発明によ
る解決策はこのような問題を排除する又は減じる。さら
に、先行技術における弁では、油圧オイルのようなハイ
ドロリック液の温度変化によって、抑制制御ポイントを
変化させることがある。それというのはこの場合、温度
変化によって液体の粘性が変化し、それによって漏れ箇
所における貫流率が高まるからである。この高められた
貫流率によって、絞り箇所においては圧力低下も増大せ
しめられる。本発明による弁装置では、このような効果
も同様に減じることができる。
【0059】上においては個々に詳しく述べなかった本
発明の特徴に関しては、請求の範囲及び図面に開示され
ている。
【0060】容積流調整弁は、弁孔内においてばねに抗
して案内されて軸方向摺動可能な弁ピストンと、フィー
ドポンプの圧力側に接続された供給部と、弁ピストンに
よって開放可能なオーバフロー流出部と、運転圧によっ
て負荷される第1の弁ピストン面と、測定絞りにおいて
減じられた運転圧によって負荷される第2の弁ピストン
面とを有しており、しかも容積流調整弁は、オーバフロ
ー流出部と第2の弁ピストン面を受容するばね室との間
における漏れ流を減少又は防止もしくは0にする装置を
有している。
【0061】公知の制御弁の1実施例が図11に部分的
に示されている。
【0062】この制御弁は、段付けされた長手方向孔を
備えたケーシング110を有しており、長手方向孔内に
おいては制御スプール112が可能である。
【0063】制御スプール112は前制御面114を有
しており、この前制御面114は前制御圧導管116を
介して前制御圧によって負荷されている。さらに制御ス
プール112は、段部に形成されたリング面を有してお
り、このリング面は、前制御面114に対して逆方向に
作用する制御面118を形成しており、この制御面11
8は、制御導管120に接続された接続導管122を介
して、制御導管120における制御圧によって負荷され
ている。
【0064】制御スプール112に形成されたリング溝
124は、制御導管120を、制御スプール112の位
置に応じて、圧力接続部126か又は戻し接続部128
に接続する。
【0065】自体公知の制御弁の機能は次の通りであ
る。すなわち制御導管120には制御圧が次のように、
すなわち前制御圧によって前制御面114に対して加え
られる、図面で見て右に向かって作用する力が、制御圧
によって制御面118に対して加えられる、左に向かっ
て作用する力と、まったく同じ大きさであるように、生
ぜしめられる。相応に制御圧と前制御圧との比は、前制
御面114の大きさと制御面118との比とほぼ等し
い。一般的に制御圧は前制御圧よりも大きい。しかしな
がらまた、制御圧が前制御圧よりも小さな使用例もまた
可能である。
【0066】圧力変動及びそれによって生ぜしめられる
制御導管120内における高い圧力変化に基づく、制御
スプール112の脈動を回避するために、前制御圧導管
116内には前制御絞り開口130が設けられている。
接続導管122には制御絞り開口132が設けられてい
る。これらの絞り開口の横断面は先行技術では次のよう
に、すなわち、制御弁の圧力の増圧が大きければ大きい
ほど、前制御絞り開口130と制御絞り開口132との
直径比は大きくなるように、設計されている。つまり特
に、高い圧力で負荷される制御絞り開口132は、小さ
な圧力によって負荷される前制御絞り開口130よりも
小さい。
【0067】実際にはこれは、典型的な制御弁では図1
2に示された特性を生ぜしめる。
【0068】仮に数値を特定するならば、前制御面は1
cm2であり、制御面は0.38cm 2であり、幾何学的
な増大もしくは圧力比はつまり約2.6である。制御絞
りの直径は0.8mmであり、前制御絞り開口130の
直径は1.3mmである。
【0069】図12には横軸に、電磁弁として形成され
た図示されていない前制御弁、つまり前制御圧導管11
6における前制御圧を調節する前制御弁の電流が示され
ている。最大電流は1Aである。この電流において最大
の前制御圧が得られる。縦軸には制御導管120におけ
る圧力が示され、この圧力は、制御導管120が例えば
自動化されたクラッチに接続されていることに基づい
て、クラッチ圧と呼ばれる。
【0070】曲線aは設計上の目標曲線であり、この目
標曲線によれば、完全なもしくは最大の前制御圧時に、
約12バールの制御圧が得られるようになっている。曲
線aは、通常温度時でかつ特に許容誤差のない構成つま
り制御スプールとケーシングとの間における漏れ間隙が
最小な場合における制御弁の特性線に相当している。曲
線bは、150°Cの最大運転温度時ひいては流動性の
大きな油圧媒体における制御弁のための制御圧曲線であ
る。この場合制御スプール112とケーシング110と
の間における遊びが考慮されている。制御スプール11
2及びケーシングをアルミニウムから製造することによ
って、間隙が温度と共に著しく変化することは回避する
ことができる。線図から分かるように、最大制御圧は6
0バールを超える値であり、このことは機能を損なうの
みならず、制御弁によって制御される構成部材例えば伝
動装置を破壊するおそれもある。
【0071】次に本発明を、既に述べた図11及び図1
3に示された線図を参照しながら述べる。図13に示さ
れた線図は、図12に示された線図に相当しているが、
しかしながら制御弁の本発明による設計に関連してい
る。
【0072】図12に示された、制御弁の温度に条件付
けられた上昇の理由は、以下の通りである:漏れに基づ
いて、前制御圧導管116から制御弁を貫いて漏れ流が
発生し、その結果前制御絞り開口130の、制御弁から
離れている側における前制御圧は、前制御絞り開口13
0の貫流時に漏れ流が被る圧力降下に基づいて、前制御
面114において作用する小さな有効前制御圧に低下す
る。同様に、制御絞り開口132を通る漏れ流に基づい
て、制御圧導管120における制御圧も圧力降下を被
り、小さな有効制御圧として制御面118において作用
する。
【0073】上に述べた公知の基本設計では、高温時に
小さな制御絞り開口132における相応に高い間隙漏れ
と共に発生する圧力損失は、低圧下にある大きな前制御
絞り開口130における圧力損失に比べて、著しく大き
い。制御スプール112は制御圧を、力のバランスが得
られるまで調整するので、制御圧は相応に、設計上の値
よりも高いレベルに上昇する。
【0074】制御絞り開口132が前制御絞り開口13
0よりも大きく選択される場合(前制御圧が制御圧より
も小さい場合)、制御面118における圧力はあまり強
く低下しないので、前制御絞り開口130における圧力
損失と制御絞り開口132における圧力損失とは互いに
ほぼバランスしており、そして前制御面114と制御面
118との大きさの比によって与えられる設計上の圧力
の増圧比は、少なくともほぼ維持される。漏れ損失の増
大に連れて有効な増圧が幾分増大する場合には、このこ
とは、最大に得られる制御圧に関連して不都合ではな
い。それというのは、最大の有効前制御圧は前制御絞り
開口130における圧力損失によって低下するからであ
る。
【0075】量的な評価に対しては次のことが言える:
設計上は、 pST=pVST×V (I) であり、この場合 pST=制御圧、 pVST=前制御圧、 V=前制御面/制御面 である。
【0076】実際には、 pST−ΔpST=V(pVST−ΔpVST) (II) であり、この場合 ΔpVST=前制御絞り開口130における圧力降下、 ΔpST=制御絞り開口132における圧力降下 である。
【0077】式IIから分かるように、ΔpSTがV×Δ
VSTよりも大きい場合、pVSTが与えられていると、制
御圧は上昇する。
【0078】上に述べたことから分かるように、全体と
しては、前制御絞り開口130と制御絞り開口132と
の直径比を、前制御面114と制御面118との比に関
連して及び/又は前制御絞り開口130を通る漏れ容積
流と制御絞り開口132を通る漏れ容積流との比に関連
して、選択すると有利である。この場合、V+QVST
STが1よりも大きい場合、Kは有利には1よりも大で
ある。正確な数学的な分析によれば、下記の式に基づく
寸法設定を選択すると、有利である: K=V1/4・(QVST/QST1/2 であり、この場合 K=前制御絞り開口の直径/制御絞り開口の直径、 V=前制御面/制御面、 QVST=前制御絞り開口を通る漏れ容積流、 QST=制御絞り開口を通る漏れ容積流 である。
【0079】本発明によれば、図11に示された制御弁
に通じる供給導管、つまり前制御絞り開口130の直径
が約1.3mmであり、制御絞り開口132の直径が0.
8mmであった供給導管において、次のような構成の変
更が行われた。すなわち本発明によれば、前制御絞り開
口130の直径は1.2mmであり、制御絞り開口13
2の直径は2.0mmである。つまり制御開口132の
直径は前制御絞り開口130の直径よりも著しく大き
い。
【0080】このような制御弁によって図13に示され
た曲線が得られる。なおこの図13における符号は図1
2における符号に相当する。図13から分かるように、
すべての曲線は狭い帯域に位置しており、特に、極めて
高い150°Cの温度において規定された曲線bは、も
はや高い制御圧には上昇せず、設計上の最大制御圧つま
り12バールの制御圧を幾分上回っているに過ぎない。
【0081】本発明は、前制御圧によって制御される制
御弁の、温度に関連した制御圧変化を補償する方法であ
って、この場合制御弁が、ケーシング110内において
摺動可能な制御スプール112を有していて、該制御ス
プールが、前制御圧導管116を介して前制御圧によっ
て負荷される前制御面114と、該前制御面とは逆方向
に、制御圧導管120に接続された接続導管122を介
して制御圧によって負荷される制御面118と、制御導
管を選択的に圧力接続部126か又は戻し接続部128
に接続する切欠き124とを有しており、その結果制御
圧と前制御圧との比が、前制御面と制御面との比にほぼ
等しくなっており、しかも前制御導管に前制御絞り開口
130が配置され、かつ接続導管に制御絞り開口132
が配置されている形式の制御弁の、温度に関連した制御
圧変化を補償する方法において、絞り開口130,13
2の横断面を次のように、すなわち制御スプール112
における漏れに基づいて絞り開口において生じる圧力損
失が、制御圧に対するその作用に関連してほぼ相殺され
るつまり0になるように、選択することを特徴とする。
【0082】なお、本発明は図示の実施例に制限される
ものではなく、本発明の枠内において種々様々な変化実
施例が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による容積流調整弁を概略的に示す部分
縦断面図である。
【図2】本発明による弁装置を概略的に示す図である。
【図3】容積流調整弁の第1実施例を示す断面図であっ
て、Aは閉鎖位置を示す図であり、Bは開放位置を示す
図である。
【図4】容積流調整弁の第2実施例を閉鎖位置において
示す断面図である。
【図5】低い運転圧時における、公知の容積流調整弁の
抑制制御ポイントを示す特性線経過の描かれた線図であ
る。
【図6】高い運転圧時における、公知の容積流調整弁の
抑制制御ポイントを示す特性線経過の描かれた線図であ
る。
【図7】長時間運転後における低い運転圧時の公知の容
積流調整弁の状態を示す、図5に相当する線図である。
【図8】長時間運転後における高い運転圧時の公知の容
積流調整弁の状態を示す、図6に相当する線図である。
【図9】本発明による容積流調整弁、つまりデモンスト
レーションのために孔及びリング溝を備えた弁ピストン
を、長時間運転後に既に摩耗した弁孔内に挿入した場合
における、本発明による容積流調整弁のための、低い運
転圧時における特性線経過を示す線図である。
【図10】本発明による容積流調整弁のための、高い運
転圧時における特性線経過を示す、図9に相当する線図
である。
【図11】弁装置を示す図である。
【図12】典型的な制御弁の特性を示す線図である。
【図13】本発明による制御弁の特性を示す線図であ
る。
【符号の説明】
1 容積流調整弁、 2 弁孔、 3 弁ピストン、
4 ばね、 5,6ピストン面、 7 供給部、 8
分岐部、 9 導管、 10 室、 11,11a 測
定絞り、 12 分岐部、 13 導管、 13a 領
域、 14ばね室、 15 タンク、 16 流出部、
17 孔、 18 リング溝、19 リングシール部
材、 20 栓体、 21 孔、 22 センタリング
付加部、 23 底部、 24 溝、 25 リング
溝、 100 パイロット弁、 101 ケーシング、
102 蓄力器、 103 ピストン、 104絞
り、 110 ケーシング、 112 制御スプール、
114 前制御面、115 流出部、 116 前制
御圧導管、 118 制御面、 120 制御導管、
122 接続導管、 124 リング溝、 126 圧
力接続部、128 戻し接続部、 130 前制御絞り
開口、 132 制御絞り開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベンヤミン ケムナー ドイツ連邦共和国 バーデン−バーデン シュールシュトラーセ 10 (72)発明者 ギュンター エービンガー ドイツ連邦共和国 ラインミュンスター イム エルレングルント 9 (72)発明者 ウルバン パンター ドイツ連邦共和国 ゼールバッハ ローゼ ンヴェーク 1 (72)発明者 マンフレート ホム ドイツ連邦共和国 ビュール−ノイザッツ プレラート−ブロンマー−シュトラーセ 15

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容積流調整弁であって、弁孔内をばねに
    抗して案内されて軸方向摺動可能な弁ピストンと、フィ
    ードポンプの圧力側に接続された供給部と、弁ピストン
    によって開口可能なオーバフロー流出部と、運転圧によ
    って負荷される第1の弁ピストン面と、測定絞りにおい
    て減じられた運転圧によって負荷される第2の弁ピスト
    ン面とを備えている形式のものにおいて、オーバフロー
    流出部と第2の弁ピストン面を受容するばね室との間に
    おける漏れ流を減じる又は0にする装置が設けられてい
    ることを特徴とする容積流調整弁。
  2. 【請求項2】 前記装置が、ばね室における減じられた
    運転圧とオーバフロー流出部における圧力との間の圧力
    差を減じる又は0にする、請求項1記載の容積流調整
    弁。
  3. 【請求項3】 装置が圧力導管を有しており、該圧力導
    管を介して、ばね室に隣接していてばね室と弁ピストン
    周面との間における空間に、ほぼ運転圧に相当する圧力
    が生ぜしめられる、請求項1又は2記載の容積流調整
    弁。
  4. 【請求項4】 圧力導管が、弁ピストン内に形成された
    孔によって形成されている、請求項1から3までのいず
    れか1項記載の容積流調整弁。
  5. 【請求項5】 孔が弁ピストン長手方向軸線に対して角
    度を成して延びている、請求項1から4までのいずれか
    1項記載の容積流調整弁。
  6. 【請求項6】 圧力導管が、弁孔の内周面に配置された
    溝によって形成されている、請求項1から3までのいず
    れか1項記載の容積流調整弁。
  7. 【請求項7】 溝が、弁孔の長手方向軸線の方向に延び
    ている、請求項6記載の容積流調整弁。
  8. 【請求項8】 圧力導管が、弁ピストン周面又は弁孔内
    面に形成されたリング溝に開口している、請求項1から
    7までのいずれか1項記載の容積流調整弁。
  9. 【請求項9】 弁ピストンが第2のピストン面に、ばね
    のためのセンタリング面を有している、請求項1から8
    までのいずれか1項記載の容積流調整弁。
  10. 【請求項10】 容積流調整弁が、連続的に調節可能な
    伝動装置における容積流調整のために使用される、請求
    項1から9までのいずれか1項記載の容積流調整弁。
  11. 【請求項11】 容積流調整弁の抑制制御ポイントの変
    化を回避する方法であって、弁のばね室とオーバフロー
    流出部との間における漏れ流を、ほぼ運転圧に相当する
    圧力レベルをばね室と流出部との間における空間におい
    て形成することによって、回避することを特徴とする、
    容積流調整弁の抑制制御ポイントの変化を回避する方
    法。
  12. 【請求項12】 圧力レベルを形成するために、ばね室
    と流出部との間の領域におけるリング溝に、運転圧下に
    おける非圧縮性の液体を送入する、請求項11記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 容積流調整弁であって、弁孔内におい
    て戻し力に抗して案内されて軸方向摺動可能な弁ピスト
    ンと、フィードポンプの圧力側に接続された供給部とを
    備えている形式のものにおいて、本明細書に記載の特別
    な構成及び作用形式を特徴とする容積流調整弁。
  14. 【請求項14】 前制御圧によって制御される制御弁
    の、温度に関連した制御圧変化を補償する方法であっ
    て、この場合制御弁が、ケーシング内において摺動可能
    な制御スプールを有していて、該制御スプールが、前制
    御圧導管を介して前制御圧によって負荷される前制御面
    と、該前制御面とは逆方向に、制御圧導管に接続された
    接続導管を介して制御圧によって負荷される制御面と、
    制御導管を選択的に圧力接続部か又は戻し接続部に接続
    する切欠きとを有しており、その結果制御圧と前制御圧
    との比が、前制御面と制御面との比にほぼ等しくなって
    おり、しかも前制御導管に前制御絞り開口が配置され、
    かつ接続導管に制御絞り開口が配置されている形式の制
    御弁の、温度に関連した制御圧変化を補償する方法にお
    いて、絞り開口の横断面を次のように、すなわち制御ス
    プールにおける漏れに基づいて絞り開口において生じる
    圧力損失が、制御圧に対するその作用に関連してほぼ相
    殺されるつまり0になるように、選択することを特徴と
    する、前制御圧によって制御される制御弁の、温度に関
    連した制御圧変化を補償する方法。
  15. 【請求項15】 ケーシング内において摺動可能な制御
    スプールを備えた制御弁であって、制御スプールが、前
    制御圧導管を介して前制御圧によって負荷される前制御
    面と、該前制御面とは逆方向に、制御圧導管に接続され
    た接続導管を介して制御圧によって負荷される制御面
    と、制御導管を選択的に圧力接続部か又は戻し接続部に
    接続する切欠きとを有しており、その結果制御圧と前制
    御圧との比が、前制御面と制御面との比にほぼ等しくな
    っており、しかも前制御導管に前制御絞り開口が配置さ
    れ、かつ接続導管に制御絞り開口が配置されている形式
    のものにおいて、前制御絞り開口と制御絞り開口との直
    径比Kが、前制御面と制御面との比Vと、前制御絞り開
    口と制御絞り開口とを通る漏れ容積流の比QVST/Q
    STとから成る因数に相当しており、この場合V+Q>1
    の場合に、K>1であることを特徴とする制御弁。
  16. 【請求項16】 K=V1/4・(QVST/QST1/2であ
    り、この場合 K=前制御絞り開口の直径/制御絞り開口の直径、 V=前制御面/制御面、 QVST=前制御絞り開口を通る漏れ容積流、 QST=制御絞り開口を通る漏れ容積流 である、請求項15記載の制御弁。
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