JP2000081706A - 露光装置 - Google Patents

露光装置

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JP2000081706A
JP2000081706A JP10263891A JP26389198A JP2000081706A JP 2000081706 A JP2000081706 A JP 2000081706A JP 10263891 A JP10263891 A JP 10263891A JP 26389198 A JP26389198 A JP 26389198A JP 2000081706 A JP2000081706 A JP 2000081706A
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JP
Japan
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temperature
platen
exposure
fluid
channel
Prior art date
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Application number
JP10263891A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Imai
井 洋 之 今
Atsushi Kobayashi
林 淳 小
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Adtec Engineering Co Ltd
Original Assignee
Adtec Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Adtec Engineering Co Ltd filed Critical Adtec Engineering Co Ltd
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラテンの温度上昇のない露光装置を提供す
る。 【解決手段】 プラテン1に流路21を設け、流体循環
/温度調整装置20により流路21内に所定温度の流体
を循環させ、プラテン1の温度を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、露光装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】プリント基板等の製造に際して、プリン
ト基板に感光性レジストや液状感光性樹脂レジストを塗
布しておき、露光装置によりパターンを焼き付け、現像
或いはエッチングする手法が従来より広く行われてい
る。露光装置は、通常XYZ及びθ方向に移動制御可能
なプラテンを有し、この上に露光対象物であるプリント
基板等を載置し、アートワークマスク取付枠に装着され
たアートワークマスクとの間の位置合わせを行い、両者
を密着或いは近接させて光を照射して露光を行うように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この露光装置における
露光は連続的に行われるため、前記プラテンやアートワ
ークマスクの温度が上昇する問題がある。特に液状感光
性樹脂レジストを塗布したプリント基板の場合、液状感
光性樹脂レジストは半硬化の状態であり粘着性を持って
いるため、上記温度上昇により更に粘着性が増す。その
ため、該粘着性によりプリント基板と接している部材と
分離しなくなる不具合が発生したり、或いは液状感光性
樹脂レジストが部材に転写、付着し、その後露光するプ
リント基板の露光不良の原因となる等の問題があった。
この欠点を解決するために、従来はプラテンとアートワ
ークマスク上を冷風により冷却していたが、露光中はプ
ラテンとプリント基板及びアートワークマスクは互いに
接触しているため、十分な冷却ができず、上記問題点を
解決することは難しかった。本発明は上記従来技術の欠
点を改善することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は露光対象物を載置するプラテンを備えた露
光装置において、前記プラテンの温度を所定温度に制御
するための温度調整装置を備えた、ことを特徴とする。
該露光対象物としては、液状感光樹脂レジストを塗布さ
れている回路基板等が典型的である。好適な実施形態に
おいて、該温度調整装置はプラテン内部に設けられた流
体流路と、該流路に温度制御された流体を供給するため
の流体供給装置とを有する。流体としては、気体、液体
等を使用可能である。また単に通気孔を設けて空気を流
通させ、自然冷却を行うようにすることも可能である。
更に露光室の室温を所定の温度に制御するための室温調
整装置を備えるようにしても良い。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1において、プラテン1はプラテ
ン駆動装置10によりXYZ及びθ方向に移動可能であ
り、アートワークマスク取付枠3に対して相対的に移動
できるようになっている。アートワークマスク取付枠3
側を移動可能としても良く、またプラテン1とアートワ
ークマスク取付枠3の両方を移動可能としても良い。
【0006】プラテン1上には露光対象物である回路基
板等の液状感光樹脂レジストが塗布されたワークWが載
置されるようになっている。アートワークマスク取付枠
3は露光波長透過性の物質から構成され、アートワーク
マスク30をワークWに対向して装着し、露光光源6か
らの露光によりアートワークマスク取付枠3に描かれた
パターンをワークW上に焼き付けるようになっている。
【0007】アートワークマスク30とワークW上には
アライメントマークが設けられており、CCDカメラ
5、5により該マークを基準としてアートワークマスク
取付枠3とプラテン1のアライメントを行うようになっ
ている。このアライメントはコンピュータを用いた画像
処理によりプラテン1とアートワークマスク取付枠3の
位置の合致を判断して行うようになっているが、目視に
よって行っても良い。
【0008】アートワークマスク取付枠3側にシールパ
ッキン2が設けられており、プラテン1とアートワーク
マスク取付枠3の間をシールして、該間隙を真空に引い
て、ワークWとアートワークマスク30を真空密着さ
せ、この状態で露光させるようになっている。
【0009】図1及び図2に示すようにプラテン1には
内部に流路21が形成され、この流路21に連通して流
体循環/温度調整装置20が設けられている。流体循環
/温度調整装置20においては、流路21に流す流体を
強制的に循環させる循環装置と、該流体の温度を制御す
る温度調整装置が備えられており、所定温度の流体を流
路21に循環させるように構成されている。
【0010】またこの装置全体は、露光室25内に納め
られており、室温調整装置26により室温が所定温度に
調整されている。
【0011】以上の構成において、CCDカメラ5、5
により撮像した画像データに基づいて所定の画像処理を
行い、ワークWとアートワークマスク30のアライメン
トを行い、最適の位置にワークWを設定してアライメン
トを行う。そして、プラテン1とアートワークマスク取
付枠3の間隙を真空に引いて、ワークWとアートワーク
マスク30を真空密着させ、露光を実行する。この間プ
ラテン1は流路21を循環する流体により所定温度に維
持されるため、露光を繰り返しても温度が上昇すること
がなく、ワークW上の液状感光樹脂レジストの粘着性が
増すことがなく、他の部材への付着や転写等を未然に防
止できる。また、露光室25内部も所定温度に維持され
るため、更に上記効果が増大する。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明の露光装置に
よれば、露光を繰り返すことによるプラテンの温度上昇
がなく、良好な露光を連続的に行うことができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す概略図。
【図2】本発明の一実施形態におけるプラテン1の構造
を示す平面図。
【符号の説明】
1:プラテン、2:シールパッキン、3:アートワーク
マスク取付枠、5:CCDカメラ、6:露光光源、1
0:プラテン駆動装置、20:流体循環/温度調整装
置、21:流路、25:露光室、26:室温調整装置、
30:アートワークマスク。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光対象物を載置するプラテンを備えた
    露光装置において、 前記プラテンの温度を所定温度に制御するための温度調
    整装置を備えた、 ことを特徴とする露光装置。
  2. 【請求項2】 前記温度調整装置が、 プラテン内部に設けられた流体流路と、 該流路に温度制御された流体を供給するための流体供給
    装置と、 を有する請求項1に記載の露光装置。
  3. 【請求項3】 露光対象物を載置するプラテンと、露光
    パターンを描いたマスクと、少なくとも前記プラテンと
    マスクとを内包する露光室とを備えた露光装置におい
    て、 前記プラテンの温度を所定温度に維持するための温度調
    整装置と、 前記露光室の室温を所定の温度に制御するための室温調
    整装置と、 を備えたことを特徴とする露光装置。
  4. 【請求項4】 前記露光対象物が、液状感光性樹脂レジ
    ストを塗布されている、 請求項1又は2又は3に記載の露光装置。
JP10263891A 1998-09-03 1998-09-03 露光装置 Pending JP2000081706A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011002567A (ja) * 2009-06-17 2011-01-06 Hitachi High-Technologies Corp プロキシミティ露光装置、プロキシミティ露光装置の基板温度制御方法、及び表示用パネル基板の製造方法

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