JP2000081419A - 探傷検査用コイル素子および探傷検査用コイル - Google Patents
探傷検査用コイル素子および探傷検査用コイルInfo
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Abstract
ル素子を提供する。 【解決手段】 複数本の配線21からなる配線パターン
20と、複数本の配線の両端にそれぞれ接続された接続
端子31とを設けた可撓性基板10から探傷検査用コイ
ル素子を構成した。
Description
検査用コイルに関する。さらに詳細には、本発明は、配
管の腐食、傷等を検査する場合に適した探傷検査用コイ
ル素子およびこのコイル素子を用いた探傷検査用コイル
に関する。
コイルを配管に巻きつけた状態で配管の長手方向に走査
して磁気を用いて検査する探傷方法がある。このような
検査においては、生きたままの配管のようにとぎれた部
分がない配管では、巻き上げたコイルの中に配管を挿入
することができない。その解決方法として、軸(長手)
方向に二つに分割できるボビンを準備し、このボビンを
配管に取付け、ボビンに設けたコイルを巻くための周方
向に設けた溝に検査現場でコイルを巻きつける手法が開
発されている。この手法は、線径が0.2mm、巻き数
が100巻き前後のコイルを、5〜10mm程度の間隔
をおいて一つのボビンに二つ製作し、渦流探傷法で検査
を行っている。
平6−148142号公報に示されるように、配管を切
断することなくコイルボビンを配管に取付け、探傷検査
用コイルを現場で巻くので、磁束の発生に弱い部分がな
く検査精度の向上を図ることができるが、コイルを巻く
ためのある程度の作業空間を確保しなければならず、例
えば、マンションなどの給湯配管などの検査を考える
と、狭いスペースに配管を引き回している場合も多く、
配管にコイルを巻く作業空間を確保できない場合も多
い。また、コイル製作中になんらかの弾みでコイルが切
れたり、絡まってうまく巻けなくなる場合もあり、作業
には熟練を要し簡単なものではない。さらに、二つのコ
イルを均一に作成できないときには、正確な検査ができ
ないなどの問題がある。
鑑み、現場での巻線作業をなくした渦流探傷検査用コイ
ル素子およびこのコイル素子を用いた渦流探傷検査用コ
イルを提供することを目的とする。
に、本発明は、複数本の配線からなる配線パターンと、
複数本の配線の両端にそれぞれ接続された接続端子とを
設けた可撓性基板を用いて探傷検査用コイル素子を構成
した。
子において、配線パターンを設けた可撓性基板を複数層
積層し、各層の配線の両端にそれぞれ接続された接続端
子を設けた。
いて、可撓性基板の両端部に硬い基板部分を設け、この
基板部分上に接続端子を設けた。
いた探傷検査用コイルにおいて、配線パターンの一端に
接続された接続端子群と配線パターンの他端に接続され
た接続端子群とを接続する接続具を用いて配線パターン
を接続し、複数回巻回されたコイルを形成した。
て、一対の接続具を基板の端子部に電気的および機械的
に接続し、それぞれの接続具を互いに接続した。
て、配線パターンの一端に接続された接続端子群と配線
パターンの他端に接続された接続端子群とは、一つの配
線の一端に接続された端子とこの配線以外の配線の他端
に接続された端子とを接続する接続具によって接続す
る。
配管に嵌め、この上に探傷検査用コイルを形成した。
線パターンと第2の配線パターンを二個以上設け、互い
の配線パターンが平行とならないように配置した可撓性
基板を用いて探傷検査用コイル素子を構成した。
ーンと、複数本の配線の両端にそれぞれ接続された接続
端子とを設けた可撓性基板からなる探傷検査用コイル素
子において、可撓性基板の両端部をY字状に分割して配
線パターンを分岐した可撓性基板に分割配置して探傷検
査用コイル素子を構成した。
いて、取付部分を有する固い基板上に可撓性基板からは
なれる方向に複数の接続端子群を設けた。
た接続端子群と配線パターンの他端に接続された接続端
子群とを有し、上記探傷検査用コイル素子と接続するよ
うにして延長用コイル素子を構成した。
は探傷検査用コイルにおける探傷検査を、渦流探傷検査
によって行うとしたが、磁粉探傷検査において試験材を
磁化するためのコイルや漏洩磁束を検出するコイルとし
てなど、その他の磁気を用いた探傷方法にも用いること
が可能である。
査用コイル素子およびこのコイル素子を用いた渦流探傷
検査用コイルの構成を説明する。
板の構成と該可撓性基板を用いて渦流探傷検査用コイル
素子1を形成する方法について説明する。図1に、可撓
性基板上に設けた配線と接続端子からなる渦流探傷検査
用コイル素子の構成を模式的に示す。渦流探傷検査用コ
イル素子1は、可撓性を有する絶縁性基板(以下可撓性
基板という)10と、該可撓性基板10の表面にプリン
ト配線基板製造技術を用いて形成した複数本の配線から
なる配線パターン20と、この配線パターン20に接続
された接続端子部30とから構成される。
のポリイミド樹脂、ポリエステル樹脂などの可撓性を有
する薄膜(フィルム)で構成される。可撓性基板10と
しては、上記材質のほかに、ポリアミド紙基材エポキシ
樹脂、ガラス布基材エポキシ樹脂、ガラス布基材BTレ
ジンなどを用いることができる
に厚さ18〜70μmの銅箔を接着剤を用いて貼り付
け、この銅箔をフォトエッチング法などのプリント配線
基板製造技術によって処理して、所定のパターンの複数
の配線21および接続線22を形成する。配線パターン
20を形成する配線21は、例えば、絶縁基板10上に
幅120μmの配線を120μmの間隔をあけて30本
形成して構成される。図1に示した例では配線21の本
数は、簡略化して20本示している。自己比較型の渦流
探傷方式に用いる場合には、二つの配線パターン20−
1,20−2が、同一の可撓性基板10上に所定の間隔
をおいて形成される。以下、一方の配線パターン20−
1を例にして説明を続ける。
1はそれぞれ独立しており、一端が接続線22を介して
一方の端子接続部30−11の端子31に、他端が接続
線22を介して他方の端子接続部30−12の端子31
に接続されている。
10を測定対象となる配管に巻きつけたときに隣接する
可撓性基板10の両端部に設けられ、配線21の数に対
応した端子31が設けられている。
可撓性基板10を複数枚、例えば4枚を接着剤を介して
積層することによって、所望の巻き数例えば30本×4
=120本の巻線からなるコイルを二個持つ渦流探傷検
査用コイル素子1を形成することができる。同様の手法
で、検査の形態に応じて、任意の個数、巻数のコイル素
子を形成することができる。
は、各層の配線21の端部を例えばバイアホールを介し
て積層体の一面に引き出し、この面に形成された引出線
21および端子31に接続する。渦流探傷検査用コイル
素子1の表面に保護膜を設けることによって、湿気や空
気、摩擦による損傷などから保護される。
基板10の端部に設けたが、端子部30を接続具40に
差す場合に、端子部30が設けられた可撓性基板10を
直接挿入するのは強度的に弱く探傷中に基板10に力が
かかるとその部分が探傷ノイズに大きく影響するおそれ
がある。このような問題を解決するために、可撓性基板
の両端部に可撓性を減じた硬い部分を設け、この部分に
接続端子部30を設けることによって、探傷中に端子部
に加わる力に基づくノイズの発生を防ぐことができる。
子部30を接続し、渦流探傷検査用コイル5を形成する
接続具40の構成を、模式図である図2を用いて説明す
る。接続具40は、可撓性基板10に設けた雄型の接続
端子部30−11を受ける雌型の端子部40−11と、
可撓性基板10に設けた雄型の接続端子部30−12を
受ける雌型の端子部40−12とを有しており、それぞ
れの端子部40−11,40−12に設けた端子41を
互いに接続する接続線42で接続して構成される。接続
具40は、硬い基板の上に構成することができ、また接
続線42部分を可撓性の基板上に構成することもでき
る。
線21の一端と、隣接する配線21の他端が接続される
ように、端子部40−11の端子41と端子部40−1
2の端子41を接続している。端子部40−11と端子
部40−12の端子のそれぞれ一つは、隣接する接続具
40間を接続したり、コイルから信号を取り出したりコ
イルに電力を供給したりする端子43に接続される。
て、配管を探傷検査する検査方法を図3を用いて説明す
る。探傷の対象となる配管90の表面に渦流探傷検査コ
イル素子1を、図(A)のように巻きつける。ついで、
コイル素子1に設けた端子部30に、探傷器に接続した
接続具40を接続し、渦流探傷検査用コイル5を組み立
てる。渦流探傷検査用コイル5の組立は、配管に1巻き
弱巻きつけた可撓性基板をコネクタを用いて接続するだ
けでよいので、作業空間を取らず正確に組み立てること
ができる。
に接触させながら配管の長手方向に移動させることによ
って、配管内壁に発生した傷の有無を検査する。この方
法によれば、ボビンを介してコイルを配管に対向させる
従来の方法に比較して、コイルを直接配管に接触させる
ことができるので、探傷能力を向上させることができ
る。
かる渦流探傷検査用コイル素子の構成を説明する。図4
は、この実施の形態にかかる渦流探傷検査用コイルの形
状の概要を示すもので図4(A)は上面図を(B)は側
面図を示しており、配線21は可撓性基板10の最上面
の配線のみを概略的に示しており、下層の配線を接続端
子部へ接続する結線は省略して示している。この渦流探
傷検査用コイルは、可撓性基板10に接続具60を実装
した点に特徴を有している。すなわち、可撓性基板10
の面上には複数本の配線21からなる複数の配線パター
ン20−1,20−2が形成されている。
て可撓性基板の端部に設けた図示を省略した接続端子部
に接続されている。該接続端子部にはそれぞれ配線の数
および外部接続線の数分の電極パッドが設けられてい
る。一方の接続端子部には雌型の接続具60−1が電気
的および機械的に接続され、他方の接続端子部には雄型
の接続具60−2が電気的および機械的に接続されてい
る。
に設けた電極パッドに接続される雌型の端子61と雄型
の接続具の突条64に嵌合する溝63が設けられてお
り、接続具60−1を基板10の接続する際に前記電極
パッドと端子61が電気的に接続される。
に設けた電極パッドに接続される雄型の端子62と雌型
の接続具の溝63に嵌合する突条64が設けられてお
り、接続具60−2を基板10の接続する際に前記電極
パッドと端子62が電気的に接続される。
て雄型の接続具60−2の一つの端子62−1に接続さ
れ、この配線21の他端は、接続線22を介して端子6
2−1に隣接する端子62−2に嵌合する雌型の接続具
60−1の端子61−2に接続される。
素子の接続具60−1,60−2を接続することによっ
て、可撓性基板10上に形成された配線21はそれぞれ
隣接する配線21に接続され、直列に多数回巻回された
コイルを形成することができる。
管の検査をする状態を図5を用いて説明する。図5は配
管にコイル素子を巻きつけた状態を示す配管の長手方向
に直角な面での断面図であり、図5(A)は管径が太い
場合を、図5(B)は管径が細い場合を示している。図
に示すように、配管90の径が太い場合はコイル素子を
束ねる締め具65を接続具60側で締めることによっ
て、配管90の略全周にコイル素子を巻きつけることが
できる。一方、配管90の径が細い場合は締め具65を
接続具60から離れた配管側で締めることによって、配
管90の略全周にコイル素子を巻きつけることができ
る。このように、コイル素子を束ねる締め具65を用い
ることによって、一つの渦流探傷検査用コイル素子を用
いて太い配管から細い配管まで様々な異なる径の配管に
対して検査することができる。
形態を図6を用いて説明する。上記の説明では、渦流探
傷検査用コイル素子1を配管90に直接接触させて移動
させる方法を説明したが、このような方法では、移動に
際してコイル部分ががたつくおそれや、可撓性基板10
が配管にひっかかって捩じれたり、曲がったりするおそ
れがある。コイル部分のがたつき(リフトオフ)は、信
号処理によって影響を減少させることができるが、可撓
性基板のねじれや曲がりは、探傷精度に大きな影響を与
える。この実施形態は、可撓性基板10自体に力がかか
らない構造を取るもので、渦流探傷検査用コイル素子1
を巻きつける溝を有するボビンを探傷対象となる配管に
嵌め、上記溝にコイル素子1を巻きつけることによっ
て、該ボビンが配管をトレースし、探傷時にコイル素子
1に外力が加わらないようにした。
示す斜視図であり。図6(B)はボビンの溝部分を径方
向に切断した断面図である。図6に示すように、ボビン
50は、分割面52を有し軸方向に2分割できるように
構成され、配管90を挾むように構成されている。ま
た、ボビン50は、渦流探傷検査用コイル素子1を巻き
つける肉薄に構成された溝部分51を有している。この
溝部分51にはコイルを形成するための接続具40を取
り付ける接続具取付台53が設けられている。
素子1を配管90に直接接触させることはできなくなる
が、検査時に、コイル素子1が捩じれたり曲がったりす
ることをなくすことができ、正確な探傷を行うことがで
きるとともに、コイル素子1が配管に接触して摺動する
ことがなくなるので、その寿命を伸ばすことが可能とな
る。
向の位置を検出することができるが、この軸方向の位置
における管の円周上の位置を判別することはできない。
以下、本発明の第3の実施形態について図7を用いて説
明する。この実施の形態は、管の内壁に存在する傷の位
置を管の軸方向の位置だけでなく円周上の位置をも判別
できるようにした渦流探傷検査用コイルに関する。本実
施の形態では、可撓性基板10の表面に設ける配線パタ
ーンを第1の配線パターンと第2の配線パターンの二個
設けるとともに互いの配線パターンが平行とならないよ
うに配置した点に特徴を有している。
1は、柔軟性を有する可撓性基板10と、該可撓性基板
10の表面にプリント配線基板製造技術を用いて形成し
た複数本の配線からなる二組の配線パターン20−1,
20−2と、それぞれの配線パターン20に接続された
接続端子部30と、可撓性基板10の両端部を固定する
変形しにくい材料からなる固定基板70とを有してい
る。
施の形態にかかる渦流探傷検査用コイル1に用いる可撓
性基板と同様のものを用いることができる。
部は、通常のプリント基板の材料から形成された固定基
板70に接着等によって固定されている。
ーン20は、第1の実施の形態と同様の方法によって形
成され、所定のパターンの複数の配線21、および配線
21を端子,32に接続する接続線22を有している。
配線パターン20を形成する配線21は、例えば、絶縁
基板10上に幅120μmの配線を120μmの間隔を
あけて30本形成して構成される。図7に示した例では
配線21の本数は、簡略化して6本示している。
ン20は二組設けられ、図示のように一方の配線パター
ン20−1は、可撓性基板10の一方の端部側から他方
の端部側に向けて斜めに設けられ、他方の配線パターン
20−2は一方の配線パターン20−1と平行とならな
いように配置されている。したがって、この渦流探傷検
査用コイル素子1を配管に巻きつけたときには、形成さ
れるコイルのパターンは、一方は1巻の螺旋を形成し、
他方は配管の長手方向に直角な方向の円を形成する。
配線21はそれぞれ独立しており、一端が接続線22を
介して一方の接続端子部(コネクタ)30の端子に、他
端が接続線22を介して他方の端子接続部(コネクタ)
30の端子に接続されている。
に固定され、配線21の数と信号引出線の数に対応した
端子が設けられている。
可撓性基板10を複数枚、例えば4枚を接着剤を介して
積層することによって、所望の巻き数例えば30本×4
=120本の巻線からなるコイルを二組み持つ渦流探傷
検査用コイル素子1を形成することができる。
は、各層の配線21の端部を例えばバイアホールを介し
て積層体の一面に引き出し、この面に形成された引出線
21および端子に接続する。渦流探傷検査用コイル素子
1の表面に保護膜を設けることによって、湿気や空気、
摩擦による損傷などから保護される。
可撓性を減じた材料からなる固定基板70を設け、この
部分にコネクタ30を設けることによって、探傷中に端
子部に加わる力に基づくノイズの発生を防ぐことができ
る。
20は、図示のように可撓性基板10の一方の端部側か
ら他方の端部側に向けて斜めに設けられた第1の配線パ
ターン20−1と、この配線パターンと平行とならない
ように形成された第2の配線パターン20−2とからな
る。
巻きつけたときには、第1の配線パターン20−1によ
って構成されるコイル5−1は配管の軸方向にずれた形
態、すなわち1重の螺旋を形成して巻きつけられ、第2
の配線パターン20−2のよって構成されるコイル5−
2は配管の軸方向の直角な円を形成する。
と同様に傾斜させることができるが、この場合も第1の
配線パターン20−1と第2の配線パターン20−2が
平行とならないように配置しなければならない。
用コイル素子1を用いて、配管の内壁に存在する傷を検
出する原理を図8を用いて説明する。この例では、第1
の渦流探傷検査用コイル5−1の先端と第2の渦流探傷
検査用コイル5−2は、第1の渦流探傷検査用コイル5
−1の螺旋の1/4ピッチ分離れて配置されている。配
管90の内壁に存在する傷Aは、第2のコイル5−2が
配置された場所から3/4ピッチ離れた個所に、傷Bは
第2のコイル5−2が配置された場所から2ピッチ離れ
た個所にあるものとする。また、傷Aは配管90の上か
ら270°時計回りに回転した個所に、傷Bは90°回
転した個所にあるものとする。
子1を第2のコイル5−2が位置している基準点Sから
右方向へ移動させると、第2のコイル5−2は3/4ピ
ッチ移動した点で傷Aを検出した信号を出力する。さら
にコイル素子1を右方向に移動させると1ピッチ移動し
た点で第1のコイル5−1が傷Aを検出した信号を出力
する。この結果、傷Aは、基準点Sから3/4ピッチ右
の円周上の3/4ピッチ(1−1/4ピッチ=270
°)時計方向に回転した点にあることがわかる。
2のコイル5−2が位置している基準点Sから右方向へ
移動させると、第2のコイル5−2は2ピッチ移動した
点で傷Bを検出した信号を出力する。さらにコイル素子
1を右方向に移動させると1/2ピッチ移動した点で第
1のコイル5−1が傷Bを検出した信号を出力する。こ
の結果、傷Bは、基準点Sから2ピッチ右の円周上の1
/4ピッチ(1/2−1/4ピッチ=90°)時計方向
に回転した点にあることがわかる。
る。第4の実施の形態は、配管90に渦流探傷検査用コ
イル素子1を巻きつけたときにコネクタ近傍に生じる不
感帯を解消することを目的としている。この実施の形態
にかかる渦流探傷検査用コイル素子1の形状を図9を用
いて説明する。
イル素子1は、可撓性基板10の両端部をY字状に分割
して基板10上に設けたコイル部分が配管を完全に一周
するようにして不感帯をなくしたコイルを形成する。渦
流探傷検査用コイル素子1を形成する可撓性基板10の
一方の端部はY字状に分割して形成される。可撓性基板
10上に形成された第1の検知コイルと第2の検知コイ
ルの一方の端部は、それぞれ可撓性基板10の分枝した
端部に分かれて設置され、雄型コネクタ30−1を搭載
した2個の固定基板70にそれぞれ接続されている。一
方、可撓性基板10の他方の端部も同様にY字状に分割
され、2個の雌型コネクタ30−2を搭載した1個の固
定基板70に接続されている。
ル素子1を検査用ボビン50に巻きつけた状態を図10
に、コイルの交差部の状況を斜め上から見た斜視図を図
11に示す。図10は、肉薄部51に渦流探傷検査用コ
イル素子1を巻きつけたボビンを配管90に取り付けた
状態を示す配管90の軸方向に直角な面での断面図であ
る。図に示すように、固定基板70が2個に分割された
一方のY字状部の分岐部の根元の上に、1個の固定基板
70を有する他方のY字状部の根元を配置して、この重
なった部分をボビンの肉薄部51の表面に粘着テープ6
6などを用いて貼り付け固定する。可撓性基板10に設
けた配線21は、両端部間に間隙を生じないようにボビ
ンの肉薄部51に巻きつけられるので不感帯は生じな
い。固定基板70に固定されたコネクタ30−1をコネ
クタ30−2に接続して、一連のコイルを形成する。
をなくした渦流探傷検査用コイル素子を得ることができ
る。この実施の形態では、2個のコイルを平行に配置し
た例で説明したが、第3の実施例のように二個のコイル
を互いに平行とならないように配置して、配管の軸方向
の位置だけでなく配管の円周方向の位置を知るようにす
ることもできる。
5の実施の形態を説明する。この実施の形態は、渦流探
傷検査用コイル素子1をボビン50に取り付ける方法に
関する。
イル素子1は、図12に示すように可撓性基板10の両
端部が固定される固定基板70の形状に特徴を有してい
る。可撓性基板10は、図12の輪郭線に示されるよう
な略十字の形状を有しており、励磁用コイルの配線21
−1と、第1の検出用コイルの配線21−2と、第2の
検出用コイルの配線21−3を有している。
固定基板70−1が固定され、他方の端部には略十字形
状の固定基板70−2が固定される。一方の固定基板7
0−1には、コイル形成用雄型コネクタ30−1が固定
され、コネクタの端子には、配線21が接続線22を介
して接続されている。他方の固定基板70−2にはコイ
ル形成用雌型コネクタ30−2が固定され、コネクタの
端子には、配線21が接続線22を介して接続されてい
る。
頂きに頂部72を有する略+型とされている。固定基板
70−2の両翼部72には、縦長の取付け穴73がそれ
ぞれ2個づつ設けられている。固定基板70−2の頂部
72には、外部から参照用電源を供給したり信号を外部
に引き出したりする電源/信号用コネクタ35が設けら
れている。
使用する態様を図13を用いて説明する。渦流探傷検査
用コイル素子1がボビン50に取り付けられる。ボビン
50は、合成樹脂などの非導電性材料から形成され、管
状の肉薄部51と、その両側端部に設けた肉厚で幅広の
フランジ部57と、フランジ部および肉薄部を貫通する
開口54と、分割面52を有している。
ジ部の分割面52の一部を肉薄に残して設けられ、ボビ
ン50の2分割された部分を繋ぐとともに、開閉できる
ようにしている。
げない範囲でその内壁を配管90の外周に極めて近付け
る大きさとする。また、肉薄部51の厚みは、ボビン5
0の強度を保つ範囲で薄くする。このことによって、渦
流探傷検査用コイル5を配管90の外周に近付けること
ができ、感度を上げることができる。
向する個所には、取付部材80を固定する取付部53が
形成されている。取付け部材80は、取付け部53の少
なくとも一方にねじ等を用いて固定される。
の外側を挾み込んだボビン50に固定した2個の取付部
材80に、固定基板70−2の両翼部71をそれぞれね
じ留めすることによって取り付けられる。ねじ穴73を
縦方向に長い形状とすることによって、取付部材80へ
の取付位置を調節することができるので、一つの渦流探
傷検査用コイル素子1を用いて異なる径の配管を検査す
ることができる。
たボビン50の開口54内に配管90を位置させ、取付
部材80が固定されていない取付部53を取付部材80
が固定された取付部53に固定して、ボビン50を配管
90の外側に移動できるように配置する。次いで、可撓
性基板10をボビン50に巻きつけて他端(固定基板7
0−1)を取付部材80に固定された固定基板70−2
に固定する。この固定基板70−1と固定基板70−2
の固定は、コネクタ30−1,30−2を繋ぎ合わせる
ことによって固定しても、着脱可能な固着手段を用いて
固定してもよい。
号処理装置をからのケーブルを接続した後、ボビン50
を配管90の外側で軸方向に移動させて探傷検査を行
う。
をなくした渦流探傷検査装置を提供することができる。
イル素子には、平行に配置された励磁用コイルと検出用
コイルとを有する一組の渦流探傷検査用コイルを用いた
が、第3の実施例に示すように、上記渦流探傷検査用コ
イルを互いに平行とならないように二組配置して用いて
もよい。
いて説明する。この実施の形態は一つの渦流探傷検査用
コイル素子1を関係のことなる複数の配管に用いること
ができるようにしている。図14に示すように、この渦
流探傷検査用コイル素子1は、固定基板70−2に複数
(4個)のコネクタ30−2−1〜30−2−4を設け
た点に特徴有している。その他の点は第4の実施例に示
した素子1と変更した点はなく、同じ個所は同じ符号を
付している。
長さを有している。固定基板70−2には、4個のコネ
クタ30−2−1〜30−2−4がそれぞれの引出線2
2に接続されている。コネクタ30−2−1は30mm
の管径の、コネクタ30−2−2は25mmの管径の、
コネクタ30−2−3は20mmの管径の、コネクタ3
0−2−4は15mmの管径の配管に対応して、配置さ
れている。
図13に示した実施の形態5の場合と同様にボビン50
に取り付ける。配管の管径に対応した開口54を有する
4種類のボビン50を準備する。例えば、管径が30m
mの場合、固定基板70−1のコネクタ30−1を固定
基板70−2のコネクタ30−2−1と組み合わせる。
管径が25mmの場合、固定基板70−1のコネクタ3
0−1を固定基板70−2のコネクタ30−2−2と組
み合わせる。管径が20mmの場合、固定基板70−1
のコネクタ30−1を固定基板70−2のコネクタ30
−2−3と組み合わせる。管径が15mmの場合、固定
基板70−1のコネクタ30−1を固定基板70−2の
コネクタ30−2−4と組み合わせる。
の渦流探傷検査用コイル素子1を用いて、15mm〜3
0mmまでの4種類の管径の配管を検査することができ
る。この場合、可撓性基板10をボビン50の肉薄部5
1の略全周に巻き付け、この部分を粘着テープ等によっ
て固定できるので不感帯を小さくして感度を上げること
ができるとともに、信号の取出部はボビン50に取り付
けた取付部80に固定されているので、ノイズの発生を
防ぐことができる。
用コイル素子には、平行に配置された一組の渦流探傷検
査用コイルを用いたが、第3の実施例に示すように、上
記渦流探傷検査用コイルを互いに平行とならないように
二組配置して用いてもよい。
を説明する。この渦流探傷検査用コイル素子1は、測定
できる管の管径の範囲を大きくすることを目的としてい
る。そのため、この実施の形態は、渦流探傷用コイル素
子の延長用コイル素子を設けたことを特徴としている。
ル素子1は、第4の実施の形態に示した素子1と略同様
な構成を有している。延長用コイル素子8は、可撓性基
板10の両端部が固定される固定基板70−3,70−
4を有している。延長用コイル素子8の可撓性基板10
は、励磁用コイルの配線21−1と、検出用コイルの配
線21−2と、参照用コイルの配線21−3を有してい
る。
コネクタ30−3が固定され、コネクタの端子には、配
線21が接続線22を介して接続されている。他方の固
定基板70−4にはコイル形成用雄型コネクタ30−4
が固定され、コネクタの端子には、配線21が接続線2
2を介して接続されている。
0−3は、渦流探傷検査用コイル素子1のコネクタ30
−1と組み合わされる。固定基板70−4に固定された
コネクタ30−4は、渦流探傷検査用コイル素子1のコ
ネクタ30−2と組み合わされる。
えることによって、渦流探傷検査用コイル素子1が中径
管用であっても、延長用コイル素子8を接続することに
よってより大径の管にも対応して探傷検査することがで
きる。この場合、渦流探傷検査用コイル素子1と延長用
コイル素子8との接続個所が不感帯となるが、この場合
は、ボビンを配置する角度を代えて複数回測定を繰り返
すことによって、不感帯により生じる不都合を取り除い
て探傷することができる。
て説明する。この実施の形態は、可撓性基板10を2枚
重ねて使用するようにした点に特徴を有している。図1
6(A)はこの実施例の斜視図を、図16(B)は図1
6(A)のA−A線での断面図を示している。図中図1
3と同じ符号は同じ対象を表している。
イル素子1は、第1の可撓性基板10Aと第2の可撓性
基板10Bとをボビン50に取り付けた取付部材80に
取り付けて構成される。第1の可撓性基板10Aは、ボ
ビン50の肉薄部51に巻きつけられてコイルを形成す
る。第2の可撓性基板10Bは、第1の可撓性基板10
Aの上に巻きつけられてコイルを形成する。第1の可撓
性基板10Aより第2の可撓性基板10Bの方が長く形
成されている。それぞれの可撓性基板10は、両端部に
接続端子部30−1,30−2を有しており、それぞれ
の接続端子部30−1,30−2は、取付部材80の梁
部81に設けた接続端子部33−1,33−2に接続さ
れる
固定基板70−1が固定され、他方の端部には略矩形の
固定基板70−2が固定される。一方の固定基板70−
1には、コイル形成用コネクタ30−1が固定され、コ
ネクタの端子には、配線が接続線を介して接続されてい
る。他方の固定基板70−2にはコイル形成用コネクタ
30−2が固定され、コネクタの端子には、配線が接続
線を介して接続されている。
ランジ部57に取り付けられ、梁部81で接続されてい
る。取付部材80の梁部81の表裏の各面には、可撓性
基板10に取り付けたコイル形成用コネクタ3−1,3
−2に対応するコネクタ33−1,33−2が設けられ
ている。取付部材80の梁部81に設けるコネクタ33
−1,33−2は、第1の可撓性基板10Aに対応した
コネクタ33−1−A,33−2−Aと、第2の可撓性
基板10Bに対応したコネクタ33−1−B,33−2
−Bが設けられている。取付部材80の梁部81には、
図示を省略した、外部から電力を供給したり信号を外部
に引き出したりする電源/信号用コネクタが設けられて
いる。
使用する態様を図16(A)を用いて説明する。まず、
ボビン50を配管90に取り付けた後、取付部材80を
ボビン50の取付部53に取り付ける。次いで、第1の
可撓性基板10Aをボビン50の肉薄部51に巻きつ
け、コネクタ30−1Aを梁部81に設けたコネクタ3
3−1−Aに、コネクタ30−2−Aを梁部81に設け
たコネクタ33−2−Aにそれぞれ接続する。第2の可
撓性基板10Bをボビン50の肉薄部51に第1の可撓
性基板10Aの上から巻きつけ、コネクタ30−1Bを
梁部81に設けたコネクタ33−1−Bに、コネクタ3
0−2−Bを梁部81に設けたコネクタ33−2−Bに
それぞれ接続する。
A,10Bを積層した検査用コイル素子を、配管90の
外側に取り付けることができる。
理装置をからのケーブルを接続した後、ボビン50を配
管90の外側で軸方向に移動させて探傷検査を行う。
た検査用コイルを提供することができる。
態で説明した可撓性基板10は、一枚の可撓性基板10
の一面にのみ配線を設けてもよく、両面に設けてもよ
い、さらに、配線を施した可撓性基板を複数枚重ねて多
重配線構造としてもよい。この場合、目的に応じて横に
並べて配置したコイルを重ねて配置するようにしても良
い。このような構成とする場合には、可撓性基板の幅を
広くすることなく第3の実施の形態で説明した二組の渦
流探傷検査用コイル素子を設けることができる。
コイルを例に取って説明したが、探傷検査用コイルとし
ては、磁粉探傷検査において試験材を磁化するためのコ
イルや漏洩磁束を検出するコイルとしてなど、磁気を用
いたその他の探傷検査用コイルとしても用いることがで
きる。この場合、渦流探傷検査用コイルとしては、複数
のコイルを備えたが、単一のコイルで良い場合もある。
場でコイルを巻くことが必要なくなり、検査できる空間
が多くなるとともに、コイルを巻くための熟練を必要と
せず、かつ精度の高い探傷をすることできる。
傷の位置だけでなく配管の円周方向の位置を精度高く探
傷することができる。本発明によれば、信号引出部分を
ボビンに固定するようにしたので、信号引出用ケーブル
が振動しても探傷コイルに振動が伝わらずノイズの少な
い探傷を行うことができる。
査用コイル素子の構成を説明する図。
の構成を説明する図。
する図。
査用コイル素子の構成を説明する図。
する図。
用方法を説明する図。
査用コイル素子の構成を説明する図。
する図。
査用コイル素子の構成を説明する図。
を説明する断面図。
を説明する斜め上方からの斜視図。
検査用コイルの構成を説明する図。
様を説明する斜視図。
検査用コイルの構成を説明する図。
検査用コイルの構成を説明する図。
検査用コイルの構成を説明する図。
Claims (13)
- 【請求項1】 複数本の配線からなる配線パターンと、
複数本の配線の両端にそれぞれ接続された接続端子とを
設けた可撓性基板からなることを特徴とする探傷検査用
コイル素子。 - 【請求項2】 配線パターンを設けた可撓性基板を複数
層積層し、各層の配線の両端にそれぞれ接続された接続
端子を設けたことを特徴とする請求項1に記載の探傷検
査用コイル素子。 - 【請求項3】 可撓性基板の両端部に硬い基板部分を設
け、この基板部分上に接続端子を設けたことを特徴とす
る請求項1または請求項2に記載の探傷検査用コイル素
子。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
記載の探傷検査用コイル素子を用いた探傷検査用コイル
において、配線パターンの一端に接続された接続端子群
と配線パターンの他端に接続された接続端子群とを接続
する接続具を用いて配線パターンを接続し、複数回巻回
されたコイルを形成することを特徴とする探傷検査用コ
イル。 - 【請求項5】 一対の接続具を基板の端子部に電気的お
よび機械的に接続し、一対の接続具を互いに接続して複
数回巻回されたコイルを形成することを特徴とする請求
項4記載の探傷検査用コイル。 - 【請求項6】 配線パターンの一端に接続された接続端
子群と配線パターンの他端に接続された接続端子群と
は、一つの配線の一端に接続された端子とこの配線以外
の配線の他端に接続された端子とを接続する接続具によ
って接続されることを特徴とする請求項4または請求項
5に記載の探傷検査用コイル。 - 【請求項7】 軸方向に分割されるボビンを配管に嵌
め、この上に探傷検査用コイルを形成することを特徴と
する請求項5または請求項6に記載の探傷検査用コイ
ル。 - 【請求項8】 複数本の配線からなる第1の配線パター
ンと複数本の配線からなる第2の配線パターンを二個以
上設け、互いの配線パターンが平行とならないように配
置した可撓性基板からなることを特徴とする探傷検査用
コイル素子。 - 【請求項9】 複数本の配線からなる配線パターンと、
複数本の配線の両端にそれぞれ接続された接続端子とを
設けた可撓性基板からなる探傷検査用コイル素子におい
て、可撓性基板の両端部をY字状に分割して配線パター
ンを分岐した可撓性基板に分割配置したことを特徴とす
る探傷検査用コイル素子。 - 【請求項10】 取付部分を有する固い基板上に可撓性
基板からはなれる方向に複数の接続端子群を設けたこと
を特徴とする請求項4に記載の探傷検査用コイル。 - 【請求項11】 配線パターンの一端に接続された接続
端子群と配線パターンの他端に接続された接続端子群と
を有し、請求項1ないし請求項10のいずれかの1項に
記載された探傷検査用コイル素子と接続される延長用コ
イル素子。 - 【請求項12】 探傷検査が渦流探傷検査である請求項
1ないし請求項4または請求項8または請求項9もしく
は請求項11のいずれか1項に記載の探傷検査用コイル
素子。 - 【請求項13】 探傷検査が渦流探傷検査である請求項
5ないし請求項7または請求項10のいずれか1項に記
載の探傷検査用コイル。
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