JP2000080390A - アルミニウム等の条用圧延油組成物 - Google Patents

アルミニウム等の条用圧延油組成物

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 本発明のアルミニウム等の条用圧延油組
成物は、40℃における動粘度が2〜6mm2/sであ
り、かつ芳香族分が10%以下の鉱油を基油とし、40
℃における動粘度が1〜60mm2/sのアルキルベン
ゼンを組成物全量基準で0.1〜50質量%、油性剤を
2〜7質量%それぞれ含有してなる。 【効果】 チャタリングが発生することなく高圧下率で
の圧延が可能であり、かつマイルドな条件下でもスリッ
プが生じず、摩耗粉発生量が少なく、表面傷を生じず表
面光沢が良い製品を得ることができ、また臭気による作
業環境悪化の懸念の無いアルミニウム等の条用圧延油組
成物が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、アルミニウム又は
アルミニウム合金(以下、この両者を総称して「アルミ
ニウム等」という。)条を冷間圧延加工する際に用いら
れるアルミニウム等の条用圧延油組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】アルミ
ニウム等の冷間圧延では生産性を向上させるため、より
高速度で、かつより高い圧下率でアルミニウム等を加工
することが必要とされている。高速・高圧下率で圧延を
行なう際には圧延油のミストが発生しやすくなる。従来
から用いられている圧延油を用いた場合、このミスト中
に発ガン性等が懸念される多環芳香族が含まれるため、
また圧延は通常開放系で行われることから、作業環境を
考慮するならば低芳香族の基油を用いることが望まれて
いる。しかしながら、このような低芳香族化された基油
を用いると、チャタリングと呼ばれる圧延材の表面損傷
が発生しやすくなることが明らかとなった。特に、圧下
率45%以上(〜55%)の高圧下時に頻発することが
分かった。チャタリングとは、圧延機の振動が原因と考
えられており、ある特定の潤滑状態になったときに、そ
の振動が圧延材表面に圧延方向に対して直角に光沢むら
を生じるものである。チャタリングを防止するために
は、一般に潤滑性をより向上させるかまたは低下させれ
ば良いと考えられている。そして、潤滑性を変える最も
簡単な手段として油性剤の添加量を増減させることが考
えられる。しかしながら、潤滑性を向上させるために油
性剤を増量したところ、低圧下率での圧延に当該圧延油
を用いた場合にスリップが生じ易くなってしまった。ス
リップが発生した場合の問題点としては、摩耗粉の発生
量が多くなる、圧延後の圧延材に傷が付き表面光沢が低
下する、スリップが著しい場合には圧延不能となるなど
が挙げられる。また、添加剤を増量させた潤滑油(高添
加油)では、圧延後の圧延材表面に圧延油成分が残存し
てしまい、焼鈍後のステインや腐食の原因となる可能性
が高くなる。一方、油性剤を減らした場合、圧下率等の
圧延条件が厳しくなると油膜や添加剤による吸着層膜が
破断して、金属同士の直接接触が起こり潤滑不足となっ
て、へリングボーンなどの焼き付き損傷なしに圧延でき
る最大の圧下率、すなわち限界圧下率が低くなってしま
う。また、通常アルミニウム等の圧延油には、油性剤と
してアルコール、脂肪酸エステル、脂肪酸などの臭気の
強いものが用いられているが、低芳香族化された基油を
用いた場合、油性剤の臭気がさらに強まって感じられ作
業環境の悪化が懸念されるようになった。臭気を低減さ
せるためには、油性剤を減量する方法が考えられるが、
上記と同様限界圧下率の低下を招いてしまう。そこで、
本発明は、このような実状に鑑みなされたものであり、
その目的は、チャタリングが発生することなく高圧下率
での圧延が可能であり、かつマイルドな条件下でもスリ
ップが生じず、摩耗粉発生量が少なく、表面傷を生じず
表面光沢が良い製品を得ることができ、また臭気による
作業環境悪化の懸念の無いアルミニウム等の条用圧延油
を提供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、特定の基
油にアルキルベンゼンおよび油性剤を特定量含有するこ
とにより、チャタリングが発生することなく高圧下率で
の圧延が可能であり、かつマイルドな条件下でもスリッ
プが生じず、摩耗粉発生量が少なく、表面傷を生じず表
面光沢が良い製品を得ることができ、また臭気による作
業環境悪化の懸念の無いことを見出し本発明を完成する
に至ったのである。すなわち、本発明のアルミニウム等
の条用圧延油組成物は、40℃における動粘度が2〜6
mm2/sであり、かつ芳香族分が10%以下の鉱油を
基油とし、40℃における動粘度が1〜60mm2/s
のアルキルベンゼンを組成物全量基準で0.1〜50質
量%、油性剤を2〜7質量%含有してなるものである。
【0004】
【発明の実施の形態】以下、本発明の内容をさらに詳細
に説明する。本発明の圧延油組成物の基油は、40℃に
おける動粘度が2〜6mm2/sであり、かつ芳香族分
が10%以下の鉱油である。基油の動粘度(40℃)が
低すぎる場合には、引火による火災等の危険性が増すこ
とから、2mm2/s以上、好ましくは2.2mm2/s
以上、より好ましくは2.3mm2/s以上、さらによ
り好ましくは2.4mm2/s以上であることが必要で
ある。一方、高すぎる場合には、圧延材表面にオイルピ
ットと呼ばれる表面損傷が発生し表面光沢が悪くなる恐
れがある、過潤滑によるスリップが生じ、摩耗粉の発生
量が多くなる、圧延材表面に傷を付ける、スリップが著
しい場合には圧延不能となるなどのことから、6mm2
/s以下、好ましくは5.8mm2/s以下、より好ま
しくは5.2mm2/s以下であることが必要である。
また、動粘度が高すぎると、焼鈍後にステインと呼ばれ
る潤滑油成分の焼き付きが生じ易くなる恐れがある。ま
た、作業環境の点から、本発明の圧延油組成物の基油と
しては、芳香族分が10%以下、好ましくは8%以下、
より好ましくは6%以下、さらにより好ましくは4%以
下、最も好ましくは2%以下であることが必要である。
ここでいう芳香族分とは、JIS K 2536「石油
製品−炭化水素タイプ試験方法」の蛍光指示薬吸着法を
準用して測定された値を表すものを意味している。
【0005】本発明の圧延油組成物の基油としては、ナ
フテン分に制限はないが、10%以上、好ましくは15
%以上、より好ましくは20%以上であることが望まし
い。さらに、アルキルベンゼンによる油性剤の圧延性向
上効果の増大傾向がより増すことから、30%以上が好
ましく、40%以上がより好ましく、50%以上である
ことがさらにより好ましい。また、90%以下、好まし
くは85%以下、より好ましくは80%以下であること
が望ましい。本発明の圧延油組成物の基油としては、パ
ラフィン分に制限はないが、10%以上、好ましくは1
5%以上、より好ましくは20%以上であることが望ま
しい。また、90%以下、好ましくは85%以下、より
好ましくは80%以下であることが望ましい。さらに、
アルキルベンゼンによる油性剤の圧延性向上効果の増大
傾向がより増すことから、70%以下が好ましく、60
%以下がより好ましく、50%以下であることがさらに
より好ましい。本発明においてナフテン分、パラフィン
分とは、FIイオン化(ガラスリザーバ使用)による質
量分析法により得られた分子イオン強度をもって、これ
らの割合を決定するものである。以下にその測定法を具
体的に示す。 径18mm,長さ980mmの溶出クロマト用吸着
管に、約175℃、3時間の乾燥により活性化された呼
び径74〜149μmシリカゲル(富士デビソン化学
(株)製grade923)120gを充填する。 n−ペンタン75mlを注入し、シリカゲルを予め
湿す。 試料約2gを精秤し、等容量のn−ペンタンで希釈
し、得られた試料溶液を注入する。 試料溶液の液面がシリカゲル上端に達したとき、飽
和炭化水素成分を分離するためにn−ペンタン140m
lを注入し、吸着管の下端より溶出液を回収する。 の溶出液をロータリーエバポレーターにより溶媒
を留去し、飽和炭化水素成分を得る。 で得られた飽和炭化水素成分を質量分析計でタイ
プ分析を行う。質量分析におけるイオン化方法として
は、ガラスリザーバを使用したFIイオン化法が用いら
れ、質量分析計は日本電子(株)製JMS−AX505
Hを使用する。測定条件を以下に示す。 加速電圧 :3.0kV カソード電圧 :−5〜−6kV 分解能 :約500 エミッター :カーボン エミッター電流:5mA 測定範囲 :質量数35〜700 Sub Oven温度 :300℃ セパレータ温度:300℃ Main Oven 温度:350℃ 試料注入量 :1μl の質量分析法によって得られた分子イオンは、同
位体補正後、その質量数からパラフィン類(Cn2n+2)
とナフテン類(Cn2n、Cn2n-2、Cn2n-4・・・)
の2タイプに分類・整理し、それぞれのイオン強度の分
率を求め、飽和炭化水素成分全体に対する各タイプの含
有量を定める。次いで、で得られた飽和炭化水素成分
の含有量をもとに、試料全体に対するパラフィン分、ナ
フテン分の各含有量を求める。なお、FI法質量分析の
タイプ分析法によるデータ処理の詳細は、「日石レビュ
ー」第33巻第4号135〜142頁の特に「2.2.
3 データ処理」の項に記載されている。
【0006】本発明で使用可能な鉱油系基油を例示すれ
ば、原油を常圧蒸留および減圧蒸留して得られた潤滑油
留分に対して、溶剤脱れき、溶剤抽出、水素化分解、溶
剤脱ろう、接触脱ろう、水素化精製、硫酸洗浄、白土処
理等の1種もしくは2種以上の精製手段を適宜組み合わ
せて適用して得られるパラフィン系またはナフテン系の
鉱油を挙げることができる。
【0007】本発明で用いられるアルキルベンゼンの4
0℃における動粘度は1〜60mm 2/sであることが
必要である。40℃における動粘度が1mm2/s未満
の場合には、圧延性の向上効果が期待できず高い圧下率
での圧延が不可能となる恐れがある。また、40℃にお
ける動粘度が60mm2/sを超える場合には、ステイ
ンやスリップ発生の原因となる可能性があり、好ましく
は40mm2/s以下、より好ましくは20mm2/s以
下である。また、本発明のアルキルベンゼンのベンゼン
環に結合するアルキル基としては直鎖状であっても、分
枝状であっても良く、また、炭素数についても特に限定
されるものではないが、炭素数1〜40のアルキル基が
好ましい。炭素数1〜40のアルキル基としては、具体
的には例えば、メチル基、エチル基、直鎖状または分岐
状のプロピル基、直鎖状または分岐状のブチル基、直鎖
状または分岐状のペンチル基、直鎖状または分岐状のヘ
キシル基、直鎖状または分岐状のヘプチル基、直鎖状ま
たは分岐状のオクチル基、直鎖状または分岐状のノニル
基、直鎖状または分岐状のデシル基、直鎖状または分岐
状のウンデシル基、直鎖状または分岐状のドデシル基、
直鎖状または分岐状のトリデシル基、直鎖状または分岐
状のテトラデシル基、直鎖状または分岐状のペンタデシ
ル基、直鎖状または分岐状のヘキサデシル基、直鎖状ま
たは分岐状のヘプタデシル基、直鎖状または分岐状のオ
クタデシル基、直鎖状または分岐状のノナデシル基、直
鎖状または分岐状のイコシル基、直鎖状または分岐状の
ヘンイコシル基、直鎖状または分岐状のドコシル基、直
鎖状または分岐状のトリコシル基、直鎖状または分岐状
のテトラコシル基、直鎖状または分岐状のペンタコシル
基、直鎖状または分岐状のヘキサコシル基、直鎖状また
は分岐状のヘプタコシル基、直鎖状または分岐状のオク
タコシル基、直鎖状または分岐状のノナコシル基、直鎖
状または分岐状のトリアコンチル基、直鎖状または分岐
状のヘントリアコンチル基、直鎖状または分岐状のドト
リアコンチル基、直鎖状または分岐状のトリトリアコン
チル基、直鎖状または分岐状のテトラトリアコンチル
基、直鎖状または分岐状のペンタトリアコンチル基、直
鎖状または分岐状のヘキサトリアコンチル基、直鎖状ま
たは分岐状のヘプタトリアコンチル基、直鎖状または分
岐状のオクタトリアコンチル基、直鎖状または分岐状の
ノナトリアコンチル基、直鎖状または分岐状のテトラコ
ンチル基などが挙げられる。アルキルベンゼン中のアル
キル基の個数は通常1〜4個であるが、安定性、入手可
能性の点から1個または2個のアルキル基を有するアル
キルベンゼン、すなわちモノアルキルベンゼン、ジアル
キルベンゼン、またはこれらの混合物が最も好ましく用
いられる。また、アルキルベンゼンとしては、もちろ
ん、単一の構造のアルキルベンゼンだけでなく、異なる
構造を有するアルキルベンゼンの混合物であっても良
い。本発明のアルキルベンゼンの数平均分子量について
は、なんら制限はないが、圧延性の向上効果の点から、
100以上が好ましく、130以上がより好ましい。ま
た、ステインやスリップの発生を増大させる可能性が大
きくなることから、数平均分子量の上限は340以下が
好ましく、320以下がより好ましい。
【0008】上記アルキルベンゼンの製造方法は任意の
従来の方法を適用することができ、何ら限定されるもの
でないが、例えば以下に示す物質を用いてアルキル化合
成法等によって製造することができる。原料となる芳香
族化合物としては、具体的には例えば、ベンゼン、トル
エン、キシレン、エチルベンゼン、メチルエチルベンゼ
ン、ジエチルベンゼン、およびこれらの混合物などが用
いられる。またアルキル化剤としては、具体的には例え
ば、エチレン、プロピレン、ブテン、イソブチレンなど
の低級モノオレフィン、好ましくはプロピレンの重合に
よって得られる炭素数6〜40の直鎖状または分枝状の
オレフィン;ワックス、重質油、石油留分、ポリエチレ
ン、ポリプロピレンなどの熱分解によって得られる炭素
数6〜40の直鎖状または分枝状のオレフィン;灯油、
軽油などの石油留分からn−パラフィンを分離し、これ
を触媒によりオレフィン化することによって得られる炭
素数9〜40の直鎖状オレフィン;およびこれらの混合
物などが使用できる。またアルキル化の際のアルキル化
触媒としては、塩化アルミニウム、塩化亜鉛などのフリ
ーデルクラフツ型触媒;硫酸、リン酸、ケイタングステ
ン酸、フッ化水素酸、活性白土などの酸性触媒;など、
公知の触媒が用いられる。本発明のアルキルベンゼンは
40℃における動粘度が1〜60mm2/sであるか
ら、例えば上記に例示したような方法によって得られる
アルキルベンゼン混合物や市販されているアルキルベン
ゼン混合物を蒸留やクロマトによって分離し、動粘度が
1〜60mm2/sであるアルキルベンゼン留分を得る
ことが実用上便利である。
【0009】本発明の圧延油組成物は、上記したアルキ
ルベンゼンを組成物全量基準で、0.1〜50質量%含
有するものである。含有量の下限値は、圧延性の向上効
果の点から、0.1質量%以上であることが必要であ
り、好ましくは0.5質量%以上、より好ましくは1質
量%以上である。また、上限値はステインやスリップの
発生を増大させる可能性が大きくなることから、50質
量%以下であることが必要であり、好ましくは40質量
%以下、より好ましくは30質量%以下である。
【0010】また、上記したアルキルベンゼンは油性剤
による圧延性の向上効果の増大にも寄与する。本発明の
圧延油組成物において使用される油性剤としては、通常
圧延油の油性剤として用いられている種々のものが使用
可能であるが、より圧延性の向上効果に優れる点から、
下記の中から選ばれる1種又は2種以上の油性剤を配合
することが望ましい。 (1)エステル (2)アルコール (3)カルボン酸 上記(1)エステルとしては、構成するアルコールが1
価アルコールでも多価アルコールでも良く、またカルボ
ン酸が一塩基酸でも多塩基酸であっても良いものであ
る。1価アルコールとしては、通常炭素数1〜24のも
のが用いられ、このようなアルコールとしては直鎖のも
のでも分岐のものでもよい。炭素数1〜24のアルコー
ルとしては、具体的には例えば、メタノール、エタノー
ル、直鎖状または分岐状のプロパノール、直鎖状または
分岐状のブタノール、直鎖状または分岐状のオクタノー
ル、直鎖状または分岐状のノナノール、直鎖状または分
岐状のデカノール、直鎖状または分岐状のウンデカノー
ル、直鎖状または分岐状のドデカノール、直鎖状または
分岐状のトリデカノール、直鎖状または分岐状のテトラ
デカノール、直鎖状または分岐状のペンタデカノール、
直鎖状または分岐状のヘキサデカノール、直鎖状または
分岐状のヘプタデカノール、直鎖状または分岐状のオク
タデカノール、直鎖状または分岐状のノナデカノール、
直鎖状または分岐状のエイコサノール、直鎖状または分
岐状のヘンエイコサノール、直鎖状または分岐状のトリ
コサノール、直鎖状または分岐状のテトラコサノールお
よびこれらの混合物等が挙げられる。多価アルコールと
しては、通常2〜10価、好ましくは2〜6価のものが
用いられる。2〜10価多価アルコールとしては、具体
的には例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコ
ール、ポリエチレングリコール(エチレングリコールの
3〜15量体)、プロピレングリコール、ジプロピレン
グリコール、ポリプロピレングリコール(プロピレング
リコールの3〜15量体)、1,3−プロパンジオー
ル、1,2−プロパンジオール、1,3−ブタンジオー
ル、1,4−ブタンジオール、2−メチル−1,2−プ
ロパンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジオー
ル、1,2−ペンタンジオール、1,3−ペンタンジオ
ール、1,4−ペンタンジオール、1,5−ペンタンジ
オール、ネオペンチルグリコール等の2価アルコール;
グリセリン、ポリグリセリン(グリセリンの2〜8量
体、例えばジグリセリン、トリグリセリン、テトラグリ
セリンなど)、トリメチロールアルカン(トリメチロー
ルエタン、トリメチロールプロパン、トリメチロールブ
タンなど)およびこれらの2〜8量体、ペンタエリスリ
トールおよびこれらの2〜4量体、1,2,4−ブタン
トリオール、1,3,5−ペンタントリオール、1,
2,6−ヘキサントリオール、1,2,3,4−ブタン
テトロール、ソルビトール、ソルビタン、ソルビトール
グリセリン縮合物、アドニトール、アラビトール、キシ
リトール、マンニトールなどの多価アルコール;キシロ
ース、アラビノース、リボース、ラムノース、グルコー
ス、フルクトース、ガラクトース、マンノース、ソルボ
ース、セロビオース、マルトース、イソマルトース、ト
レハロース、スクロースなどの糖類、およびこれらの混
合物等が挙げられる。これらの中でも特に、エチレング
リコール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコ
ール(エチレングリコールの3〜10量体)、プロピレ
ングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール(プロピレングリコールの3〜10量
体)、1,3−プロパンジオール、2−メチル−1,2
−プロパンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジ
オール、ネオペンチルグリコール、グリセリン、ジグリ
セリン、トリグリセリン、トリメチロールアルカン(ト
リメチロールエタン、トリメチロールプロパン、トリメ
チロールブタンなど)およびこれらの2〜4量体、ペン
タエリスリトール、ジペンタエリスリトール1,2,4
−ブタントリオール、1,3,5−ペンタントリオー
ル、1,2,6−ヘキサントリオール、1,2,3,4
−ブタンテトロール、ソルビトール、ソルビタン、ソル
ビトールグリセリン縮合物、アドニトール、アラビトー
ル、キシリトール、マンニトールなどの2〜6価の多価
アルコールおよびこれらの混合物等がより好ましい。さ
らに好ましくは、エチレングリコール、プロピレングリ
コール、ネオペンチルグリコール、グリセリン、トリメ
チロールエタン、トリメチロールプロパン、ペンタエリ
スリトール、ソルビタン、およびこれらの混合物等であ
る。
【0011】一塩基酸としては、通常炭素数6〜24の
脂肪酸で、直鎖のものでも分岐のものでも良く、また飽
和のものでも不飽和のものでも良い。具体的には例え
ば、直鎖状または分岐状のヘキサン酸、直鎖状または分
岐状のオクタン酸、直鎖状または分岐状のノナン酸、直
鎖状または分岐状のデカン酸、直鎖状または分岐状のウ
ンデカン酸、直鎖状または分岐状のドデカン酸、直鎖状
または分岐状のトリデカン酸、直鎖状または分岐状のテ
トラデカン酸、直鎖状または分岐状のペンタデカン酸、
直鎖状または分岐状のヘキサデカン酸、直鎖状または分
岐状のオクタデカン酸、直鎖状または分岐状のヒドロキ
シオクタデカン酸、直鎖状または分岐状のノナデカン
酸、直鎖状または分岐状のエイコサン酸、直鎖状または
分岐状のヘンエイコサン酸、直鎖状または分岐状のドコ
サン酸、直鎖状または分岐状のトリコサン酸、直鎖状ま
たは分岐状のテトラコサン酸などの飽和脂肪酸、直鎖状
または分岐状のヘキセン酸、直鎖状または分岐状のヘプ
テン酸、直鎖状または分岐状のオクテン酸、直鎖状また
は分岐状のノネン酸、直鎖状または分岐状のデセン酸、
直鎖状または分岐状のウンデセン酸、直鎖状または分岐
状のドデセン酸、直鎖状または分岐状のトリデセン酸、
直鎖状または分岐状のテトラデセン酸、直鎖状または分
岐状のペンタデセン酸、直鎖状または分岐状のヘキサデ
セン酸、直鎖状または分岐状のオクタデセン酸、直鎖状
または分岐状のヒドロキシオクタデセン酸、直鎖状また
は分岐状のノナデセン酸、直鎖状または分岐状のエイコ
セン酸、直鎖状または分岐状のヘンエイコセン酸、直鎖
状または分岐状のドコセン酸、直鎖状または分岐状のト
リコセン酸、直鎖状または分岐状のテトラコセン酸など
の不飽和脂肪酸、およびこれらの混合物が挙げられる。
これらの中でも、特に炭素数8〜20の飽和脂肪酸、ま
たは炭素数8〜20の不飽和脂肪酸、およびこれらの混
合物が好ましい。多塩基酸としては炭素数2〜16の二
塩基酸およびトリメリト酸等が挙げられる。炭素数2〜
16の二塩基酸としては、直鎖のものでも分岐のもので
も良く、また飽和のものでも不飽和のものでも良い。具
体的には例えば、エタン二酸、プロパン二酸、直鎖状ま
たは分岐状のブタン二酸、直鎖状または分岐状のペンタ
ン二酸、直鎖状または分岐状のヘキサン二酸、直鎖状ま
たは分岐状のオクタン二酸、直鎖状または分岐状のノナ
ン二酸、直鎖状または分岐状のデカン二酸、直鎖状また
は分岐状のウンデカン二酸、直鎖状または分岐状のドデ
カン二酸、直鎖状または分岐状のトリデカン二酸、直鎖
状または分岐状のテトラデカン二酸、直鎖状または分岐
状のヘプタデカン二酸、直鎖状または分岐状のヘキサデ
カン二酸、直鎖状または分岐状のヘキセン二酸、直鎖状
または分岐状のオクテン二酸、直鎖状または分岐状のノ
ネン二酸、直鎖状または分岐状のデセン二酸、直鎖状ま
たは分岐状のウンデセン二酸、直鎖状または分岐状のド
デセン二酸、直鎖状または分岐状のトリデセン二酸、直
鎖状または分岐状のテトラデセン二酸、直鎖状または分
岐状のヘプタデセン二酸、直鎖状または分岐状のヘキサ
デセン二酸およびこれらの混合物が挙げられる。
【0012】また、アルコールとカルボン酸との組み合
わせは、 一価アルコールと一塩基酸とのエステル 多価アルコールと一塩基酸とのエステル 一価アルコールと多塩基酸とのエステル 多価アルコールと多塩基酸とのエステル 一価アルコール、多価アルコールとの混合物と多塩基
酸との混合エステル 多価アルコールと一塩基酸、多塩基酸との混合物との
混合エステル 一価アルコール、多価アルコールとの混合物と一塩基
酸、多塩基酸との混合エステル など、任意の組み合わせが可能であり、特に限定される
ものではない。なお、アルコール成分として多価アルコ
ールを用いた場合、多価アルコール中の水酸基全てがエ
ステル化された完全エステルでも良く、水酸基の一部が
エステル化されず水酸基のままで残っている部分エステ
ルでも良い。また、カルボン酸成分として多塩基酸を用
いた場合、多塩基酸中のカルボキシル基全てがエステル
化された完全エステルでも良く、カルボキシル基の一部
がエステル化されずカルボキシル基のままで残っている
部分エステルであっても良い。本発明で用いられるエス
テルとしては、上記した何れのもの使用可能であるが、
この中でもより圧延性の向上効果に優れる点から、一
価アルコールと一塩基酸とのエステル、が好ましい。本
発明において油性剤として用いられるエステルの合計炭
素数には特に制限はないが、圧延性の向上効果に優れる
点から合計炭素数が7以上のエステルが好ましく、9以
上のエステルがより好ましく、11以上のエステルが最
も好ましい。また、ステインやスリップの発生を増大さ
せる恐れが大きくなる、またチャタリングの発生を増大
させる恐れが大きくなることから、合計炭素数が26以
下のエステルが好ましく、24以下のエステルがより好
ましく、22以下のエステルが最も好ましい。
【0013】上記(2)アルコールとしては、1価アル
コールでも多価アルコールでも良い。具体的には例え
ば、上記(1)エステルを構成するアルコールとして列
挙した化合物などが挙げられる。これらの中でも、より
圧延性の向上効果に優れる点から1価のアルコールが好
ましい。また、より圧延性の向上効果に優れる点から、
炭素数6以上のアルコールが好ましく、炭素数8以上の
アルコールがより好ましく、炭素数10以上のアルコー
ルが最も好ましい。また、ステインやスリップの発生を
増大させる可能性が大きくなることから、またチャタリ
ングの発生を増大させる恐れが大きくなることから、炭
素数20以下のアルコールが好ましく、炭素数18以下
のアルコールがより好ましく、炭素数16以下のアルコ
ールが最も好ましい。上記(3)カルボン酸としては、
1塩基酸でも多塩基酸でも良い。具体的には例えば、上
記(1)エステルを構成するカルボン酸として列挙した
化合物などが挙げられる。これらの中でも、より圧延性
の向上効果に優れる点から1価のカルボン酸が好まし
い。また、より圧延性の向上効果に優れる点から、炭素
数6以上のカルボン酸が好ましく、炭素数8以上のカル
ボン酸がより好ましく、炭素数10以上のカルボン酸が
最も好ましい。また、ステインやスリップの発生を増大
させる可能性が大きくなることから、またチャタリング
の発生を増大させる恐れが大きくなることから、炭素数
20以下のカルボン酸が好ましく、炭素数18以下のカ
ルボン酸がより好ましく、炭素数16以下のカルボン酸
が最も好ましい。
【0014】本発明の圧延油組成物の油性剤としては、
上述したように上記各種油性剤の中から選ばれる1種の
みを用いても良く、また2種以上の混合物を用いても良
いが、より圧延性を向上できることから、(1)1価ア
ルコールと1塩基酸とから得られる総炭素数7〜26の
エステル、(2)炭素数6〜20の1価アルコール、
(3)炭素数6〜20の1塩基酸、またはこれらの混合
物が好ましい。さらに、これらに2価アルコールを併用
して用いることによって、より圧延性を向上することが
できる。上記油性剤の含有量(合計量)は、組成物全量
基準で2〜7質量%であることが必要である。添加量が
少なすぎると添加効果が期待できないこと、チャタリン
グの発生を増大させる恐れが大きくなることなどから、
2質量%以上、好ましくは3質量%以上、より好ましく
は3.5質量%以上であることが必要である。また、多
すぎるとステインやスリップの発生を増大させる恐れが
ある、チャタリングの発生を増大させる恐れが大きくな
る、臭気が強くなり作業環境を悪化させる恐れがあるこ
となどから、7質量%以下、好ましくは6質量%以下、
より好ましくは5質量%以下であることが必要である。
【0015】本発明の圧延油組成物の優れた効果を向上
させるため、さらに必要に応じて、極圧添加剤、酸化防
止剤、さび止め剤、腐食防止剤、消泡剤などを更に、単
独でまたは2種以上組み合わせて添加してもよい。上記
極圧添加剤としては、トリクレジルフォスフェート等の
りん系化合物、およびジアルキルジチオリン酸亜鉛等の
有機金属化合物などが例示できる。酸化防止剤として
は、2,6−ジターシャリーブチル−p−クレゾール
(DBPC)等のフェノール系化合物、フェニル−α−
ナフチルアミンなどの芳香族アミン、およびジアルキル
ジチオリン酸亜鉛等の有機金属化合物が例示できる。さ
び止め剤としては、オレイン酸などの脂肪酸の塩、ジノ
ニルナフタレンスルホネートなどのスルホン酸塩、ソル
ビタンモノオレエートなどの多価アルコールの部分エス
テル、アミンおよびその誘導体、リン酸エステルおよび
その誘導体などが例示できる。腐食防止剤としては、ベ
ンゾトリアゾールなどが挙げられる。消泡剤としては、
シリコン系のものなどが挙げられる。これらの添加剤の
含有量は、通常15質量%以下、好ましくは10質量%
以下(いずれも組成物全量基準;合計量)であることが
望ましい。
【0016】本発明の圧延油組成物は、その粘度に格別
の限定はないが、一般的には、40℃における動粘度が
2〜6mm2/sの範囲にあるものが好ましく、2.2
〜6mm2/sの範囲にあるものがより好ましく、2.
3〜5.8mm2/sの範囲にあるものがさらにより好
ましく、2.4〜5.2mm2/sの範囲にあるものが
さらに最も好ましい。本発明の圧延油組成物は、アルミ
ニウム等の条の圧延に用いられるものである。本発明で
いう条とは、厚さが0.2mm以上の材料のことを意味
する。
【0017】
【実施例】以下、実施例および比較例により本発明の内
容をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらに何ら
限定されるものではない。
【0018】実施例1〜10、参考例1〜5、比較例1
〜10 表1および表2の各例に示すような組成を有する各種組
成物を調製し、これら組成物について、下記に示す方法
により各種試験を行った。なお、使用した基油、アルキ
ルベンゼン及び油性剤は以下の通りである。基油 1:40度℃粘度2.68mm2/s、パラフィン21.6%、ナ
フテン78.1%、芳香族0.3% 2:40度℃粘度2.62mm2/s、パラフィン61.8%、ナ
フテン27.9%、芳香族0.3% 3:40度℃粘度2.71mm2/s、パラフィン22.3%、ナ
フテン64.7%、芳香族13%アルキルベンゼン 1:40度℃粘度4.3mm2/s、数平均分子量 242油性剤 1:n-ト゛テ゛カノール 2:ステアリン酸フ゛チル 3:オレイン酸圧延性試験I 下記の条件により試験圧延を行い、圧下率を徐々に上げ
ていき、焼き付きやへリングボーンが発生して圧延不能
になる前の圧下率(限界圧下率)を測定した。結果を表
1および表2に併記した。 圧延材:A−1050(0.5mm厚) 圧下率:20%〜 圧延速度:50m/min圧延性試験II 下記の条件により実生産ミルを用いて圧延を行い、圧下
率を10%から焼き付きもしくはヘリングポーンが発生
するまで上げ、その間チャタリングおよびスリップが発
生したかどうかを観察した。チャタリングの有無は目視
により観察し、スリップの有無は先進率(%;100×
(出側板速度/ワークロール周速))がマイナス5%以
下になった場合に発生有りと判断した。 圧延材:A−1050(2mm厚) 圧下率:20%〜 圧延速度:500m/minステイン発生度試験 J.Inst.Metals.88(1959)481
記載のCan Testに準拠して、アルミニウム製の
カップに試料油を0.1ml滴下し、150分かけて室
温から350℃に昇温し、さらに60分間350℃に保
った後に取り出してステインの発生具合を目視により評
価した。ステインが発生しないものを○、若干発生する
ものを△、全面に発生するものを×とした。結果を表1
および表2に併記した。臭気試験 油性剤の有無を添加した場合と添加していない場合の臭
気について、10名のパネラーにより、官能検査による
比較試験を行なった。官能試験は、金属製の無臭箱を用
い、参考例1の組成物とその他の組成物の臭気を比較
し、「参考例1に比べ臭気が弱い」場合を3、「参考例
1と変わらない」場合を2、「参考例1に比べ臭気が強
い」場合を1として10名のパネラーの平均値として評
価した。結果を表3に記載した。また同様の方法によ
り、参考例2の組成物とその他の組成物の臭気を比較し
た。結果を表4に記載した。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】
【表3】
【表4】
【0022】これらの結果から明らかな通り、本発明に
係る組成物(実施例1〜10)は、芳香族分の多い基油
を用いた従来品である参考例1および参考例2と比較し
て、遜色ない結果が得られた。また、ナフテン分の多い
基油を用いた場合(実施例1〜7)には、ナフテン分の
多い基油を用いた場合(実施例8〜10)に比べ、より
油性剤の添加効果に優れていることが分かる。これに対
して、従来品である参考例1および参考例2の基油を低
芳香族化した場合(比較例1および2)には、チャタリ
ングが発生した。また、臭気が強くなり、作業環境へ悪
影響を及ぼす可能性があった。また、比較例1および比
較例2の油性剤の添加量を増量した場合(比較例3およ
び4)には、チャタリングの発生は無かったものの、ス
リップが発生した。また、比較例1および比較例2の油
性剤の添加量を減量した場合(比較例5および6)に
は、チャタリングの発生は無かったものの、限界圧下率
が低くなってしまった。また、油性剤の含有量が規定値
を超える場合(比較例7および8)では、スリップが発
生した。また、油性剤を添加しない場合(比較例9およ
び10)では、限界圧下率が低くなってしまった。
【0023】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、チャタリ
ングが発生することなく高圧下率での圧延が可能であ
り、かつマイルドな条件下でもスリップが生じず、摩耗
粉発生量が少なく、表面傷を生じず表面光沢が良い製品
を得ることができ、また臭気による作業環境悪化の懸念
の無いアルミニウム等の条用圧延油組成物が得られる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 40℃における動粘度が2〜6mm2
    sであり、かつ芳香族分が10%以下の鉱油を基油と
    し、40℃における動粘度が1〜60mm2/sのアル
    キルベンゼンを組成物全量基準で0.1〜50質量%、
    油性剤を2〜7質量%含有してなるアルミニウム等の条
    用圧延油組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003096481A (ja) * 2001-09-21 2003-04-03 Nippon Oil Corp アルミニウム加工用潤滑油組成物
JP2003165993A (ja) * 2001-09-21 2003-06-10 Nippon Oil Corp アルミニウム加工用潤滑油組成物
JP2003336088A (ja) * 2002-05-22 2003-11-28 Idemitsu Kosan Co Ltd 冷間圧延油組成物
WO2004092311A1 (ja) * 2003-04-16 2004-10-28 Nippon Oil Corporation アルミニウム加工用潤滑油
CN113956909A (zh) * 2020-07-21 2022-01-21 嘉斐科技(武汉)股份有限公司 一种紫铜轧制油及其制备方法

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